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消防広域化研究会事務局長に三井さん
伊那市は、上伊那消防広域化研究会設置に伴う6月8日付の人事異動を1日内示しました。
部長級の伊那消防組合派遣、上伊那消防広域化研究会事務局長には、消防次長の三井栄二さん(54)が昇格します。
消防広域化研究会設置に伴う、消防本部、伊那消防署の異動総数は、三井さんも含め10人となつています。 -
衣替え 夏の装いで登校
6月に入り衣替えのシーズンとなりました。
各地の学校などでは、生徒が装いを夏服に変えて登校していました。
このうち、伊那市の伊那西高校では、チェックのスカートと白い半袖のシャツの夏の制服をきて登校していました。
今朝7時頃の伊那地域の気温は15.3度でしたが、カーディガンを羽織っている生徒の姿が多く見られました。 -
第34回プロドライバー事故防止コンクール表彰伝達式
第34回プロドライバー事故防止コンクールの表彰伝達式が31日伊那市の伊那警察署で行われました。
第34回プロドライバー事故防止コンクールでは、伊那市の株式会社丸登運送伊那営業所と伊那市高遠町の高遠観光タクシー有限会社が優良賞を受賞しました。
プロドライバー事故防止コンクールは、交通事故の防止を目的に、長野県交通安全協会などが昭和53年から行っています。
伊那警察署の田中泰史署長は、「プロのドライバーが模範となって、市民へいい影響を与えてほしい」と話していました。
このほか、これまでに3回最優秀賞を受賞した伊那バス株式会社が特別賞を、伊那タクシー株式会社と有限会社白川タクシーが最優秀賞を受賞しています。 -
バラまちフェスタ前にバラのスイーツを販売
6月3日から、伊那市の中心市街地で「伊那バラまちフェスタ」が開かれます。
これに合わせ、市内の菓子店ではバラをモチーフにしたスイーツを、1日から販売しています。
バラのスイーツを販売しているのは、坂下の和菓子店菊花堂と、荒井の和洋菓子店菓子庵石川です。
1日は、タウンステーション伊那まちで商品の説明会が開かれました。
バラまちフェスタを盛り上げようと、伊那まちの再生やるじゃん会が企画を持ちかけました。
菊花堂が販売するのは、バラの形をあしらった「練切菓子」と「落雁」、紅白の生地にバラの烙印を押した「饅頭」の3品です。
どの商品にも原料にバラは使われておらず、見た目でバラの形をとりいれたということです。
菓子庵石川が販売するのは、バラの香りを混ぜたメレンゲの焼き菓子とゼリーです。
焼き菓子は、中のバタークリームに濃縮ペーストをラズベリー味のゼリーにはバラの香りを取り入れているということです。
商品は、バラまちフェスタ期間中の30日土曜日までの期間限定で、それぞれの店頭で販売されています。
伊那まちの再生やるじゃん会では、市街地の活性化の起爆剤になればうれしいと話していました。 -
伊那市松くい虫対策 樹種転換事業に本格的に取り組む
伊那市は今年度松くい虫対策として、被害が発生したアカマツを伐採し別の種類の木を育てる樹種転換事業に本格的に取り組みます。
1日は、松くい虫対策協議会の会議が伊那市役所で開かれ、今後の対策や被害状況などを確認しました。
伊那市内では、マツノザイセンチュウによる松くい虫の被害が平成18年に確認されて以来年々増えていて、昨年度はおよそ2,100立方メートル確認されています。
樹種転換は、被害が確認されたアカマツ林の70%以上を伐採し、広葉樹などアカマツ以外を植え被害の拡大を防ぎます。
市では森林の所有者に対し樹種転換を指導する計画で、事業費の7割は、県の補助で賄う他、今年度に限り市が2割負担します。
市の負担分については、国の補助を充てるということです。
伊那市では、区長会への説明や回覧などで周知を徹底し、事業の促進を図りたい考えです。 -
信州書芸会展示会 274点ずらり
長野県内の書の愛好家でつくる信州書芸会の展示会が1日から、伊那文化会館で開かれています。
会場には、1年以内の近作274点が展示されています。
漢字だけのものや平仮名を取り入れた調和体と呼ばれるものなど様々です。
展示会は毎年、県内6地区が持ち回りで開いていて、伊那市では6年ぶりです。
信州書芸会では、審査を設けないため初心者からベテランまで会員なら誰でも出品できることが特徴ということです。
会員によると、これまでは漢詩の作品が多かったということですが、ここ数年は調和体の作品が増えているということです。
展示会は、3日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 -
伊那市事業所・社員親睦ソフトボール大会
事業所対抗のソフトボール大会が、27日、伊那市営球場などで開かれ、スポーツを通して、社員同士が交流を深めました。
伊那商工会議所と伊那市が主催する、「伊那市事業所・社員親睦ソフトボール大会」は、社員同士の親睦を深め職場の能率アップを図ろうと毎年開かれていて、今年で44回目となります。
今年の大会には、10事業所から12チームが参加しました。
1チーム25人以内で、2人以上女性を含む事を条件とし、トーナメント戦で優勝を決めます。
ベンチでは、参加者が、バッターボックスに立った仲間の社員を応援していました。
大会の結果、優勝は、日本濾過器伊那工場の「ニチロフィルターズ」となっています。 -
県公衆衛生専門学校 学生が保育実習
歯科衛生士を目指して学んでいる県公衆衛生専門学校の学生は、30日から3日間、伊那市内の保育園で保育実習を行っています。
伊那市の竜東保育園では、3人の学生が実習を行っています。
伊那市荒井にある公衆衛生専門学校は、2年制から3年制になったことに伴い、2年生を対象にした保育実習を昨年度から行っていています。
この日は、年少クラスで実習を行い、昼食のあとのブラッシング指導を行いました。
学生は、細かくブラシを動かす事、奥の歯から磨いていく事などを園児たちに教えていました。
公衆衛生専門学校では、保育実習を通して幼児の生活や発達状況を理解し、今後の、子供への歯科指導につなげてもらいたいとしています。 -
伊那市土地開発公社のあり方検討
伊那市は、地価の下落などにより26億円の負債を抱える市土地開発公社の存続・解散を含めたあり方を検討する委員会を31日、設置しました。
31日は、市役所で、1回目の会合が開かれ、酒井茂副市長から、4人に委嘱状が渡されました。
酒井茂副市長は、「企業誘致のため進めてきた土地の先行取得も売却も、社会経済情勢の変化により思うように進まない。公社の存続・解散、両面からの検討をお願いしたい」と挨拶しました。
委嘱されたのは、不動産鑑定士や税理士、司法書士、金融機関の4人です。
伊那市土地開発公社は、平成21年度末で、面積にして27万平方メートル、簿価総額34億円の土地を保有し、借入金はおよそ26億円です。
土地の先行取得の事業が減少しているほか、更に地価が下落すれば借入金の返済も見込めないなどの課題を抱えています。
平成26年度以降に公社が破綻した場合、市が公社の借入金を返済する事が難しくなり、これ以上この問題を先送りできないとして、市土地開発公社は、去年9月、市に対し、公社の必要性について検討する外部組織の設置を要望していました。
委員長に選ばれた、不動産鑑定士で、都市開発研究所伊那支社社長の平澤春樹さんは、「不良債権処理や再生への手立てはできるだけ早く取り組むほうがいいが、慎重に意見をまとめたい」と話していました。
委員会は、8月下旬を目途に、検討内容をまとめる予定です。 -
ローメン新キャラ 6点発表
伊那ローメンズクラブは、新しいイメージキャラクターを募集しています。
寄せられた77作品から、1次選考を通過した6作品が発表されました。
伊那ローメンズクラブが創立15周年にあわせて、新しいイメージキャラクターを作ろうとデザインを募集していました。
ローメンズクラブの役員などで選考を行い市内外から寄せられた77作品の中から6点が選ばれました。
応募方法は、6月4日のローメンの日に、加盟店でローメンを食べ、用紙にシールを貼って投票します。
結果は、8月4日の伊那まつりで発表する予定です。 -
油絵70点 大森祥吾展
辰野町出身の洋画家、大森祥吾さんの展示会が伊那市旭町のはら美術で31日から始まりました。
会場では風景画を中心とした油絵70点ほどが展示されています。
この作品は、夕焼けに映える南アルプスの仙丈ケ岳を描いたもので、大森さんの代表作の一つです。
今回の展示では半数ほどが信州の風景を描いた作品です。
大森さんは辰野町出身で高校と大学で油絵を学びました。
はら美術での展示は4年おきに開いていて、今回で4回目です。
大森祥吾展は6月5日まで伊那市のはら美術で開かれています。 -
春富中生徒と保育園児が交流
伊那市東春近の春富中学校の生徒が家庭科の授業の一環で、31日に近くの東春近中央保育園を訪れ、園児と交流しました。
31日は春富中学校の2年生34人が東春近中央保育園の年長園児36人と交流しました。
春富中学校では実際に園児とふれあうことで子供とどう接すればいいのか学ぼうと、毎年家庭科の授業で保育園を訪れています。
中学生と園児はペアになり、お揃いの名札をつけて砂場やボールで遊びました。
参加したある中学生は、「最初はどう接していいかわからず不安だったが、一緒に遊んでいるうちに仲良くなれてよかった」と話していました。 -
消防広域化へ 7月3日に協議会初会合
上伊那地域の消防広域化を具体的に検討する協議会が7月に発足し、7月3日に伊那市役所で初会合が開かれます。
31日は、伊那市役所で、伊那消防組合議会全員協議会が開かれ、協議会の組織体制や委員構成、協議事項等の案が報告され、了承されました。
協議会は、設立準備会議を経て伊那市役所で7月3日に初会合が開かれる予定で、平成27年度中に広域消防の新団体発足を目指しています。
説明によりますと、協議会は任意の協議会で名称は「上伊那消防広域化協議会」です。
協議会では、構成する伊那消防組合と、伊南行政組合の市町村長や議員、オブザーバーとして県消防課長と上伊那地方事務所長を加えた18人で協議を進める計画です。
協議会では「広域化の方式について」や「消防本部の位置について」、「消防救急無線のデジタル化」など51項目について検討を行っていきます。
この他に、伊那消防署の移転新築について、平成25年度に用地取得し、平成26年度中に竣工する計画が報告され、了承されました。 -
太極拳協会「越百」 設立5周年で特別講師
南信地域の太極拳教室でつくる太極拳協会「越百」の設立5周年に合わせて26日、全国で2千人の生徒を抱える小池義則さんが指導を行いました。
小池さんは、全国100教室が加盟するTFA太極拳友好協会の会長で、埼玉県を中心に指導をしています。
「越百」は、岡谷市から飯島町までの20の太極拳教室でつくる太極拳協会で、この日はおよそ50人が小池さんから指導を受けました。
太極拳は中国武術のひとつで、いくつもの型を組み合わせることで連動した動作になります。
小池さんは、一定のリズムで型が崩れないようにと指導していました。
この日は他に、小池さんの協会に加盟するジュニアチームが、全国大会の合宿を兼ねて会場を訪れ練習を行いました。
越百の石田素子会長は「楽しく仲良くやってこれたことで5年を迎えられた。教わったことを少しでも身につけ、自分の理想に近づけてもらいたい」と話していました。 -
小学校高学年対象 柔道の南信大会
小学校高学年を対象とした柔道大会の南信地区大会が、26日、伊那市武道館で開かれました。
大会は、長野県柔道整復師会南信支部が開いたものです。
この日は、南信地域の14の道場から15チームが出場しました。
大会は団体戦で行われ、トーナメント方式で優勝を決めます。
選手たちは、真剣なまなざしで、試合時間に臨んでいました。
南信支部では、「柔道は、礼儀と規律を重んじる日本古来の武道。大会を通して、子ども達の心身の健全な育成を図っていきたい」と話していました。
大会の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の創武館道場が優勝し、4位までに与えられる県大会出場の切符を手にしました。
県大会は、7月8日(日)に松本市で開かれます。 -
昨年度 ニホンジカ2,970頭駆除
伊那市有害鳥獣対策協議会が、昨年度市内で駆除したニホンジカの数は、目標の1,500頭の2倍近くとなる、2,970頭だったことがわかりました。
30日開かれた伊那市有害鳥獣対策協議会で、昨年度の駆除実績が報告されました。
それによりますと、昨年度、協議会で駆除したニホンジカは、2,970頭で前年度の970頭と比べ、2千頭多くなっています。
協議会によりますと、猟友会のくくり罠による捕獲が大幅に伸びたことが要因だという事です。
今年度は、2,500頭を駆除する計画で、内訳は、伊那地区700頭、高遠町地区900頭、長谷地区900頭となっています。
協議会では、これまで年1回のみの実施だった狩猟免許取得のための講習会を2回に増やし、6月には、罠のみの免許取得のための講習会を初めて開く計画です。 -
伊那広域シルバー人材 4年連続減収
公益社団法人・伊那広域シルバー人材センターの昨年度の契約金額は、前の年度より1400万円減のおよそ3億9800万円で、4年連続の減収となりました。
30日は、伊那市の伊那文化会館で総会が開かれました。
伊那広域シルバー人材センターは伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の会員で構成されていて、平成23年度末現在で675人が活動しています。
ピーク時の平成19年度には、およそ5億円を超える契約がありましたが、平成20年のリーマンショック以来、4年連続の減収となっています。
今回の総会では、任期満了に伴う理事の改選が行われ、互選で伊那市の伊藤裕偉さんが新理事長に選ばれました。伊藤さんは、「会員の減少、契約の減少を食い止める事がこれからの課題。先進地の例を参考に独自事業を考えていきたい」と話していました。 -
NEC長野 土地賃貸借料1/6に
伊那市土地開発公社は、NECライティングの工場用地として造成した美篶工業団地の一部を駐車場としてNEC長野に貸し出していますが、去年4月1日から賃貸面積・賃貸借料とも1/6に減ったことが29日開かれた理事役員会で示されました。
伊那市土地開発公社は、平成19年3月30日から、NEC長野に隣接する美篶工業団地の一部15,957平方メートルを駐車場として年間8,361,798円で貸していましたが、平成23年4月1日からは、その1/6の2,686平方メートルとなり賃貸借料も1,407,883円となっています。
美篶工業団地は、用地取得や造成費用として、6億4800万円を借り入れしていて、利息は、年間300万円にのぼります。
理事の一人は、「現在の賃貸借料では、利息分にも足りない。利息に見合うくらいは、借りてもらえないか。」という意見が上がっていました。
NEC長野では、賃貸部分の縮小は、「NECライティングの撤退による従業員数の減少によるもの」と話しています。 -
関東農政局伊那西部支所 事務所開き
老朽化に伴い、今年度から24億円をかけ施設改修が進められる伊那西部地区農業用水。
12月の工事着工を前に、国の出先機関となる農林水産業関東農政局伊那西部支所の事務所開きが、29日に伊那市内で行われました。
この日は、関係市町村や土地改良区連合の関係者などおよそ40人出席し事務所開きをしました。
事務所では、職員3人が常駐し工事の積算や発注、監督業務を行います。
伊那西部地区農業用水は、安定的な農地確保を目的に、昭和47年から昭和62年にかけてつくられました。
水は、南箕輪村から湧水などを取水し伊那市西箕輪までポンプで汲みあげ辰野町から伊那市の西天より上段にある、およそ2500ヘクタールの農地に水を供給しています。
しかし、完成から25年以上が過ぎ、機器の耐用年数が過ぎている事や配管からの漏水など、水の安定供給に支障をきたしてきた事から改修工事の実施が決まりました。
この日、いなっせで開かれた開所式で、関東農政局の狩俣茂雄次長は、「施設改修の事務所としてだけではなく、中央と地方を結ぶ農政の拠点となるよう活用してほしい」と話していました。
伊那西部土地改良区連合の福澤良一理事長は「大きな財産を次の世代へ繋げられるよう、円滑に事業を推進してほしい」と話していました
改修工事は10年の計画で進められ、総事業費は24億円で、このうち3分の2は国が負担、残りを県や地元自体、関係する土地改良区で負担することになっています。 -
上荒井友愛クラブ 園児と花の苗植え
伊那市荒井の65歳以上の住民でつくる「上荒井友愛クラブ」は28日、近くの保育園児と一緒に花の苗を植えました。
28日は、上荒井友愛クラブのメンバーと近くの竜西保育園の年長園児あわせておよそ50人が、プランターに花の苗を植えました。
クラブでは、地域の美化や奉仕活動を行っていて、今回は、保育園と一緒に行いました。
肥料とワラを混ぜた土をプランターに入れた後、アスターと百日草の苗190本を園児らが交代で植えていきました。
長田伊三男会長は「子ども達と一緒に作業することで元気をもらえる。今後も交流を深めていきたい」と話していました。
花は8月頃咲き始め、保育園の散歩コースなどに飾られるということです。 -
補助金返還規定を定めた条例案提出
伊那市は、NECライティングの伊那工場閉鎖に伴い補助金の返還を求めた民事調停を受け、6月市議会に明確な返還規定を定めた商工業振興条例改正案を提出します。
これは29日開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が明らかにしたものです。
伊那市はNECライティングが伊那工場を閉鎖したことに伴い補助金1億5,800万円余りの返還を求めていました。
調停で両者の間に債権債務がないことを条件にNECライティングが市に解決金1,000万円を支払うとする調停が先月成立しました。
こうしたことを受け、市側が明確な規定を定めた、商工業振興条例改正案を6月市議会に提出します。
新たに補助金の取り消しについて、市外へ移転した時や施設等に係る事業を中止又は、廃止したときなどの項目を追加しました。
補助金の返還については、該当する年度の前の年度に 交付した補助金の2分の1以内の額を返還させることができるとしています。
また新規企業が、操業開始から5年以内に、市内外へ移転などをした時、交付した補助金の総額10分の1以内、又は2分の1以内のいずれか多い額を返還させることができるとしています。
商工業振興条例改正案は6月4日に開会する6月定例会に提出されることになっています。 -
救急医療情報キット配布
伊那市は、希望する一人暮らしの高齢者などを対象に緊急時に医療情報などを入れた容器、救急医療情報キットを配布しています。
容器救急医療情報キッドには、救急隊員が必要とする医療情報が記入されているため、万が一の際に、適切な処置を速やかに行えます。
容器の中に、薬剤情報の写しや本人確認ができる写真などを入れて冷蔵庫に保管します。
市内の一人暮らし世帯や高齢者のみの世帯などで各地区の民政委員が配布しています。
伊那市では、キットが必要な人は、各地区の民生委員か市の高齢者福祉課に問い合わせて欲しいと呼び掛けています。 -
高山植物の回復効果を調査
ニホンジカの食害対策に取り組んでいる南アルプス食害対策協議会は、高山植物マルバダケブキの茎を刈り取り他の高山植物の回復促進にどのような効果があるか調査を行う計画です。
28日、伊那市役所で開かれた協議会総会で承認されました。
マルバダケブキが増え続けていることから設置したシカの防護柵内の高山植物が生えないのが現状です。
今年度は、マルバダケブキの茎を刈り取り地表付近に残っている他の高山植物の回復促進にどのような効果があるか検証します。
総会では他に、信州大学農学部に委託しているニホンジカの行動範囲などについての中間報告がありました。
信州大学農学部研究チームでは、去年7月から10月にかけて馬の背ヒュッテ周辺に赤外線センサーカメラ4台を設置し、撮影されたシカは延べ232頭が確認されました。
また、南アルプス林道沿いでの調査では、3か所にカメラを設置し、標高が低くなるほどシカの出没頻度が高くなっていることが報告されました。 -
伊那ナイターソフト ケーブルテレビ杯春季トーナメント アスター優勝
伊那ナイターソフトボールのケーブルテレビ杯をかけた春季トーナメント決勝戦が26日、伊那市営球場で行われ、アスターが3年ぶり3回目の優勝を果たしました。
15チームが参加した今年度の春季トーナメントは、3回目の優勝を狙うアスターと、初優勝を狙う信濃路クラブの対戦となりました。
初回に1点ずつを挙げ、1対1で迎えた3回表のアスターの攻撃。
1アウト2塁からライトへのタイムリーヒットで2対1とします。
なおも2アウト3塁とし、4番の山崎大志さんのホームランで2点を追加しリードを広げます。
追いかける信濃路クラブは4回の裏に1点を返しますが反撃もここまで。
5対2でアスターが勝ち、3年ぶり3回目の優勝を果たしました。 -
セーネンブ的伊那コンで街に賑わい
初めて会った人たちが伊那の街で食事やお酒を楽しむ催し、セーネンブ的伊那コンが27日、伊那市内で行われました。
この催しは、出会いの場づくりや、地域活性化などを目的に伊那商工会議所青年部が初めて企画したものです。
27日は、男性157人、女性108人、合わせて265人が参加し、受付会場のいなっせ北側広場では伊那の勘太郎にちなんで参加者の証明となる三度笠が配られました。
この企画は20歳以上なら未婚、既婚を問わず誰でも参加することができる街なかの合同コンパとして行われました。
伊那コンには、市内12店舗が加盟し集まった人たちは、グループに分かれ指定されたお店で会話や食事を楽しんでいました。
伊那コンは自由参加を含め三次会まで設定され、参加した人たちは、それぞれの店でお酒や料理を囲みながら会話を弾ませていました。 -
福島県飯舘村酪農家、長谷川健一さん講演会
福島第一原発事故により村内全域が計画的避難区域となっている飯舘村の酪農家、長谷川健一さんの講演会が、26日、伊那市のいなっせで開かれました。
講演会を開いたのは伊那市や箕輪町、南箕輪村に住む住民有志でつくる実行委員会です。
長谷川さんは、飯舘村の酪農家組合理事や区長などを務めていて、原発事故後、農家や住民の支援に奔走しました。
実行委員長で、長年チェルノブイリ原発事故の被災地で支援を行っている原富男さんは「福島の現状をもっと多くの人に知ってもらい、声をあげていきたい」と話していました。
委員会のメンバーは、今後、避難者の支援のほか、上伊那で栽培した野菜を福島の子どもたちに届けるなどの活動をしていきたいとしています。 -
伊那市消防団 出水期に備え水防訓練
梅雨や台風などの出水期に備え、伊那市消防団は、27日、伊那市高遠町の三峰川河川敷で水防訓練を行いました。
この日は、13分団の班長以上、227人が参加しました。
訓練は、長雨や台風などの河川の増水による堤防の決壊や氾濫を防ごうと、毎年この時期に行われています。
団員らは、班に分かれ、増水した際の対処方法を学びました。
このうち、「木流し工法」の実技では、木に重りの土のうをつける作業を行いました。
これは、葉の多い大きな木を川の中に投げ込むことで、急な流れで堤防が削られる事を防ぐものです。
また、鉄で編まれた筒の中に石をつめ、それを川の中に入れることで、水流を制御する蛇篭を作る実技も行われました。
また、この日は、消防団全員に、団員証が配られました。
これを提示すると、伊那市観光(株)の羽広荘や日帰り温泉施設で入浴料が100引きとなります。
伊那市では、優遇制度を設けることで、団員の意識高揚や団員確保へつなげていきたい考えです。 -
バイクの祭典 スーパーエンデューロ
オフロードバイクの2時間耐久レース「スーパーエンデューロ・イン天竜」が27日、伊那市の天竜川中州に設けられた特設会場で行われました。
レースには、県内をはじめ、千葉県、静岡県などから、およそ70組が出場しました。
27日は楽しみながら走るファミリービジネスクラスのほか、スピードとテクニックを競うスポーツオープンクラスなどが行われました。
レースは地元のバイク店有志でつくる実行委員会が毎年行っていて今年で26回目です。
1周2キロのコースを2時間で何周走れるかを競うもので、ライダーたちは、砂煙をあげながらコースを走りぬけていました。
中には、タイヤが砂にとられ転倒し悪戦苦闘するライダーもいました。
観戦に訪れた人たちは目の前を走り抜けるライダーに声援を送りながら、迫力あるレースを楽しんでいました。 -
鳩吹公園のツツジ見頃
鳩吹公園には11種類およそ3万本のツツジが植えられています。
現在見頃を迎えていて、白や赤、オレンジなどの花を見ることができます。 -
「上伊那の祭りと行事の映像記録」上映へ
映画「ほかいびと、伊那の井月」を手がけた北村皆雄監督制作の「上伊那の祭りと行事の映像記録」が11月に上映されます。
26日は伊那市で映像記録上映の記者発表が行われました。
上伊那の祭りと行事の撮影は文化庁から補助を受け、北村監督が所属する井上井月顕彰会が平成22年度から進めてきたものです。
伊那市山寺の、やきもち踊りや、箕輪町木下の鹿頭踊り、南箕輪村の盆正月など上伊那に伝わる30の祭りと行事が収録されています。
映像記録はDVDにまとめ中学校や高校、図書館などに配られるほかインターネットでの配信も計画されています。
また11月には伊那市高遠町の高遠さくらホテルで上映会と民族芸能専門家によるシンポジウムが予定されています。
顕彰会では、「30本もの民俗行事の映像記録がDVD化されネット配信されることは、全国的にみても類をみない、画期的なこと」だとして、地域文化の継承に
役立てたいとしています。