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伊那市 石川県へ職員派遣
伊那市は能登半島地震で被害を受けた石川県羽咋市に職員6人を派遣します。
12日は、派遣される職員6人のうち5人が出席し出発式が市役所で行われました。
市では今回、長野県を通じて石川県からの要請に応え職員を派遣します。
建設部の2人は下水道管やマンホールの調査を行う予定で、派遣期間は、14日から20日までです。
水道部と市民生活部の職員4人は避難所などの給水対応を行う予定で、派遣期間は16日~21日までです。
羽咋市は能登半島の中部にあり、11日現在2650戸が断水していているという事です。
市内の下水道管の総延長は176キロメートルあり、長野県や県内の各市町村が技術職員を派遣し調査を行っています。
白鳥孝市長は「健康管理に気を付け、被災地のみなさんの迷惑にならないよう、自己完結で乗り切って下さい」と訓示しました。
伊那市では他に、輪島市の避難所支援のため職員3人を19日から派遣する予定です。
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来年度予算編成 市長査定始まる
伊那市の来年度当初予算案の市長査定が12日から始まりました。
市長査定は冒頭のみ公開されました。
白鳥孝市長は「物価高騰など様々な社会の変化が押し寄せている。より良い予算編成ができるよう、細かいところまで踏み込みながら予算査定をしていきたい」とあいさつしました。
予算編成の基本方針として「社会の変容に対する先を見据えた取り組み」や「すべての福祉に漏れがない取り組み」などをあげています。
予算化を検討する主な事業は、伊那北駅周辺整備事業や低所得の妊婦の初回産科受診の支援、小型木質バイオマス発電設備整備、高遠さくらホテルの改修などとなっています。
市長査定は、2月上旬まで行う予定で、来年度当初予算案は2月中旬に発表されます。 -
高遠高校芸術コース卒業制作展 あすから
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展、芸術フェスティバルが13日から信州高遠美術館で開かれます。
会場には芸術コース書道専攻の3年生10人の作品と、美術専攻の3年生9人の作品が展示されます。
この展示は、芸術コースの学習成果の発表の場として毎年開かれています。
書道専攻は、県書道展に展示された作品や、石に文字を刻む篆刻などおよそ30点を展示します。
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霜町実業団 干支だるま予約受付
伊那市高遠町の商店主で作る霜町実業団は、2月11日のだるま市に合わせて今年の干支「辰」をモチーフにしただるまを販売します。
今年の干支「辰」にちなんだ白い龍のだるまです。
高さは14センチ、価格は税込み1,600円です。
予約は来月6日までで、電話とメールで受け付けています。
電話:080-9703-0245
メール:etodaruma@gmail.com
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日本酒の寒仕込み 最盛期
伊那市高遠町の酒蔵仙醸では、冬の寒さを利用して日本酒を仕込む寒仕込みがピークを迎えています。
午前8時半頃、酒蔵から米を蒸す蒸気が上がっていました。
11日は蔵人4人が、辛口の純米酒の仕込みを行っていました。
酒米が蒸しあがると、ベルトコンベアの上で冷ましていきます。
冷ました米はホースを通り、タンクの中に入れ、2~3週間発酵させます。
仙醸では10月から5月にかけて仕込みを行いますが、寒さの厳しい1月から2月がピークです。
今年は例年に比べ気温が高い日が続いていますが、酒造りには影響はないということです。
仙醸ではコロナ禍以降海外との取引が増えていて、今日仕込んだ辛口純米酒は国内に出荷されるほかヨーロッパに輸出されるということです。
寒仕込みのピークは来月まで続きます。
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第1回桜開花予想 高遠城址公園4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を、11日に発表しました。
高遠城址公園は4月1日となっています。
11日にの高遠城址公園です。
ウェザーニューズによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4月1日となっています。
今年は、2月から3月の気温は平年より高い見込みですが、開花直前は気温が安定せず、開花は去年より遅れる予想です。
なお、去年は観測史上最速の3月25日に開花、4月1日に満開を迎えています。
第2回の開花予想は2月上旬の予定です。 -
中村不折の油絵 伊那市に寄託
幼少期を伊那で過ごした書家で画家の中村不折の作品が、長野市の信濃教育博物館から4日に伊那市に寄託されました。
寄託されたのは、中村不折が描いた油絵「佐久間象山」です。
大正2年に公開された肖像画で、長野市の信濃教育博物館の収蔵庫で保管されていました。
この日は、博物館の武田育夫館長らが市役所を訪れ、絵の説明をしました。
中村不折は、明治から昭和にかけて絵画や書、俳句の分野で活躍した芸術家で、東京で生まれ、幼少期を高遠町で過ごしました。
作品は、20日から信州高遠美術館で開かれる「地域のお宝展」で展示されることになっています。
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新春ふれあい祭り 20日開催
伊那商工会議所女性会は20日土曜日に「新春ふれあい祭り」を伊那商工会館で開催します。
9日は新春ふれあい祭りについて伊那商工会館で記者発表が行われました。
伊那市内の店を中心に飲食やハンドメイド体験など21ブースが出店される他、ステージ発表も予定されています。
女性会のブースではおしるこ300杯を無料でふるまう他にお手玉体験や紙芝居が行われます。
伊那商工会議所女性会は23人で構成されていて、これまでに環境美化活動や紙芝居の披露など地域との交流を大切にした活動を行ってきました。 -
仲仙寺で神願様を祀る
伊那市西箕輪の仲仙寺の参道入り口に家内安全を願うワラで作った蛇の神「神願様」が3日に祀られました。
3日は午前8時に1年間祀られていた神願様が下ろされました。
この後、仲仙寺の広間で作業が行われ、稲わらを編んで全長およそ4メートルの新しい神願様を作りました。
2024年はうるう年で、胴体のたてがみの御幣は例年より1本多い13本が取り付けられました。
口は蛇の形をしていて頭に角があることから竜をかたどったものとも言われています。
50年近く作っている小池富治さんは「作り方や寸法など、後世に残せるようにまとめ伝えていきたい」と話していました。
完成すると、師田和香住職により入魂式が行われました。
作った神願様は、仲仙寺の参道入り口にあるサワラの木にかけました。
毎年1月3日に仲仙寺の門前に住む5軒が中心となり奉納しています。
江戸時代からおよそ300年続く伝統行事で、神願様は1年間祀られます。
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羽広の獅子舞 仲仙寺の奉納に向け稽古始まる
伊那市西箕輪羽広の住民でつくる羽広獅子舞保存会は、14日の仲仙寺での獅子舞の奉納に向けた稽古を9日に行いました。
9日は稽古の初日です。
羽広の獅子舞は家内安全や五穀豊穣を願うもので、およそ400年続く小正月の伝統行事です。
羽広区第6組公民館では雄獅子を担当する羽広地区の南側の地域が稽古をしていました。
獅子頭の担い手は年々少なくなっていて、今回は15年ほど前に一度経験している、青木優さん41歳が務める予定です。
羽広区第3組公民館では雌獅子を担当する羽広地区の北側の地域が稽古をしていました。
今回、雌獅子の獅子頭は白鳥敬さん53歳が務めます。
白鳥さんは18年ほど前に獅子頭を経験しているということです。
稽古では先輩たちから舞い方の指導を受けていました。
羽広の獅子舞は伊那市の無形民俗文化財に指定されています。
雄獅子と雌獅子の舞い合わせが特徴で、全国的にも珍しいということです。
14日に伊那市西箕輪羽広の仲仙寺で舞いが奉納されます。
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伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那少年剣道クラブの鏡開きと初稽古が8日、伊那市の伊那東小学校で行われました。
鏡開きには小学生から一般までクラブ員16人が参加しました。
指導にあたっている飯島浩さんは「去年は南信柔剣道大会の団体戦小学生低学年の部で優勝することができた。今年は伊那市内で開催されるので2連覇を目指そう。」と激励しました。
ほかに伊那少年剣道クラブで指導を始めてから35年の節目を迎える飯島さんに感謝状が贈られました。
またクラブを代表して児童2人が新年の誓いを発表しました。
初稽古では裸足となり、大きな声を出していました。
伊那少年剣道クラブでは当面、2月の昇級審査に向けて稽古に励んでいくということです。 -
新型コロナ週報 上伊那111人 全県1,110人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
10日発表の1日から7日までの届け出状況は、上伊那は111人で定点あたり13・88人、
全県は1,110人で定点あたり
12・61人でした。
上伊那が100人を超えるのは去年10月4日の発表以来、全県が1,000人を超えるのは去年9月20日の発表以来です。
10日発表となった1日から7日の保健所ごとの患者数は、
伊那保健所は111人、飯田保健所で143人、長野保健所で119人、上田保健所で117人、
諏訪保健所111人、佐久保健所で84人、松本保健所で82人、北信保健所で80人、
大町保健所で31人、木曽保健所で28人長野市で103人松本市で101人、
全県で1,110人でした。
上伊那が100人を超えるのは去年10月4日の発表以来、全県が1,000人を超えるのは去年9月20日の発表以来です。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の10.38人に対し13・88人で増加
全県は10.65人が12・61人で増加しています。
県内の9日午前0時時点の入院者数は409人でうち中等症は59人、重症は1人です。
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小中学校で始業式 3学期始まる
冬休みが終わり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の多くの小中学校で9日から3学期が始まりました。
伊那市の伊那東小学校3年梅組では、児童が冬休みの宿題の書初めなどを提出していました。
3学期の目標についてのプリントが配られ、一人ひとり考えていました。
体育館では全校児童約600人が集まり始業式が行われました。
田中智之校長は、「きょうから新たな気持ちで生活をしましょう。ぜひ、今年の自分の目標や意気込みを言葉にしてみてください」と話していました。
伊那東小学校の3学期は47日間で、スキー教室やスケート教室などが予定されています。
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伊那地域 今季最低-8.3度
9日の伊那地域の最低気温は午前7時25分に氷点下8.3度と、今季1番の冷え込みとなりました。
箕輪町の上古田スケート場には、部分的に氷が張っていました。
9日の伊那地域の最低気温は午前7時25分に氷点下8.3度を記録しました。
今季1番の冷え込みとなりましたが全体に氷は張らず、まだ水のところもありました。
箕輪町では13日のオープンを予定していますが、このまま凍らなければ今年は中止の可能性もあるということです。
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石川県に上伊那消防本部から16人が派遣
令和6年能登半島地震に対する長野県の緊急消防援助隊として、上伊那広域消防本部から16人が石川県珠洲市に派遣されます。
9日は、上伊那広域消防本部で結隊式が行われました。
派遣されるのは、上伊那の6つの消防署の16人です。
10日の午前0時に出発し、13日まで活動します。
現地では捜索や救出活動、緊急搬送などを行います。
結隊式で上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「被災された皆さんの気持ちに寄り添って働いてくれることを期待しています」と話していました。
長野県からは、161人が派遣されます。
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伊那市消防団出初式&消防フェスタ
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市・箕輪町・南箕輪村の消防団で、出初式が7日に行われました。
このうち伊那市出初式には、消防団や赤十字奉仕団など423人が参加しました。
春日公園第2駐車場を会場に分列行進が行われ、白鳥孝市長や日下部良也団長らの観閲を受けました。
日下部団長は、「消防団活動で得た知識や技術を、地域に伝える活動を行って欲しい」と訓示しました。
伊那市では去年1年間に前の年より4件少ない27件の火災が発生しています。
出初式に合わせて、会場では消防フェスタが行われました。
火災予防や防災意識の向上を図ることを目的に去年から行っているもので、はしご車の試乗体験などが行われました。 -
伊那市 親子スキー教室
伊那市が主催する親子スキー教室が、4日に伊那スキーリゾートで開かれました。
スキー教室には、22組50人の親子が参加しました。
初心者コースと初級コースに分かれ、中ア山麓スキー学校のインストラクターから指導を受けました。
初心者コースでは、初めに板の履き方などを教えてもらい、ゆるやかなコースを滑りました。
初級コースは、基礎を学んだあと、リフトに乗りコースを滑りました。
教室は伊那市が開いたもので、「親子で一緒にスキーを始め、長く続けるきっかけにしてほしい」と話していました。
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高遠町 二十歳のつどい 48人が出席
伊那市高遠町地区の二十歳のつどいが高遠町総合福祉センターやますそで2日に開かれ48人が出席しました。
高遠町地区二十歳のつどいは平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの58人が対象で、式には48人が出席しました。
北原秀樹教育長職務代理者が「これまで努力や苦労をした経験を将来役立ててほしい」と式辞を述べました。
中学時代の恩師の小林智教諭も出席し「立派に成長した姿を見ることができて嬉しい。自分の幸せを見つけてください」と話していました。
出席者を代表して神奈川県の大学に通う樋口晴斗さんは「これからも家族や先生方への感謝を忘れずに期待に応えられるよう努力していきたい」と決意を述べました。 -
小寒 伊那公園でシキザクラ咲く
6日は二十四節気の一つ、小寒です。これから寒さが厳しくなる頃とされています。
伊那市の伊那公園では、シキザクラが花を咲かせていました。
この日の伊那地域の最低気温は、午前6時10分に氷点下3.8度と2月下旬並みとなりました。
伊那公園では、春と冬に花を咲かせるシキザクラが咲いていました。
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高遠そば組合 寒晒作業
伊那市の高遠そば組合は、6日の小寒を前に、そばの実を川に浸す「寒ざらし」作業をきょう、行いました。
5日はは伊那市長谷の粟沢川で、高遠そば組合の6人が、そばの実を浸しました。
今年は地元高遠と東京都のそば店合わせて8店舗が参加し、およそ200キロ、1,200食分を用意しました。
そばの実を冷たい水に浸すと、アクが抜けて粘りが減り、甘味が増すということです。
高遠そば組合はおよそ20年前に古文書に基づいて寒ざらしそばを復活させ、試行錯誤を繰り返し2014年から高遠町のそば店で提供を行っています。
浸したそばの実は、立春に近い2月5日に引き上げる予定です。
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伊那市長谷地区二十歳のつどい
伊那市長谷地区の二十歳のつどいが1日、長谷公民館で開かれました。
平成15年4月2日から平成16年4月1日生まれの18人が対象で、式には16人が出席しました。
式で、笠原千俊教育長は「多くの人の愛情に支えられてきたことを忘れず、今後も地域、社会の一員として活躍してほしい」と式辞を述べました。
中学時代の恩師、堀口はるか教諭は「自分が納得できるものを選び、なりたい自分になってほしい」と話しました。
出席者を代表して、小松駿斗さんは「皆さんへの恩返しを胸に日々成長していきたい」と決意を述べました。
式のあと、出席者と恩師で当時の学級旗を囲み写真撮影をしていました。
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みはらしファーム 〆の子飾り付け
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、〆の子の飾り付けが28日行われました。
28日はみはらしファームの各施設のスタッフなどおよそ30人が〆の子を飾り付けました。
施設の周りに総延長380メートルの縄を張り巡らせ、〆の子720本を取り付けていました。
みはらしファームでは、新年が良い年になるよう願いを込め、毎年〆の子を飾り付けています。
とれたて市場前には〆の子作りを体験した来場者の願い事が飾られました。
28日は大しめ縄も飾り付けました。
大しめ縄は今年で3年目で、やってみらっしととれたて市場に取り付られました
みはらしファームでは新年の営業開始となる来年1月2日に福袋などを販売する「スタートまつり」を行います。
〆の子と大しめ縄は1月21日まで飾られるということです。
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地域の木材でできたおもちゃで遊ぶ
商品化を目指している、地域の木材でできたおもちゃで遊ぶイベントが23日、伊那市西箕輪のみはらしファーム内、ウッドクラフト木棲舎で開かれました。
こちらが木のおもちゃ「小さな木のおうち」です。ヒモで繋がれた2枚の板を開いて、家に見立てています。
木で作った小人や家具、車などを好きなように配置し遊びます。
きょうはこのおもちゃで遊ぶイベントが開かれました。
「小さな木のおうち」は木棲舎の店員などでつくる有志5人が地域の木材を使ったおもちゃの製作、販売を目指し考案したものです。
木棲舎では「自分で作ったオリジナルのキャラクターを仲間に入れるなどして遊んでもらいたい」と話していました。
「小さな木のおうち」は実際に遊んだ人の意見を参考に改良を加え、商品化を目指すとしています。 -
中学生女子バスケGOLDEN PHOENIX全国大会へ
伊那市で活動する中学生女子のバスケットボールチームGOLDEN PHOENIXは来月の全国大会を前に白鳥孝伊那市長を28日表敬訪問しました。
この日は選手5人とコーチの井上卓也さんが市役所を訪れました。
GOLDEN PHOENIXは9月に全国U15バスケットボール選手権大会の県予選会で優勝し、来年1月4日から東京都で開かれる全国大会に出場します。
去年に続いて2回目の出場です。
チームは伊那市を中心とする上伊那の中学生25人で活動していて、週に4回集まって練習をしています。
白鳥市長は「優勝目指して全国で活躍してきてください」と激励していました。
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演劇でコミュニケーション能力を育むWS
演劇を通して、コミュニケーション能力を育むワークショップが伊那市の伊那小学童クラブで27日開かれました。
27は、学童クラブに通う1年生~6年生の29人が参加しました。
最初に子ども達は2人一組になり「短くなった鉛筆」や「日向ぼっこをする猫」といったお題に合わせポーズを決めていました。
このワークショップは、伊那文化会館の自主事業の一環で開かれたもので、講師は伊那文化会館の職員で、日本大学芸術学部出身の清水康平さんが務めました。
伊那文化会館では、今後、南信地域の小学校でもワークショップを開催する予定です。
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ソフトボール第3種公認審判講習会
ソフトボールの第3種公認審判員認定講習会が17日に伊那市役所で開かれました。
この日は、南信地区の29人が受講しました。
第3種公認審判員は、公式戦の県大会までの試合の審判をすることが出来ます。
講師は長野県ソフトボール連盟の大友和彦審判委員長が務め、基本的なルールについて説明していました。
2028年に伊那市で開かれる国体のソフトボール競技に向け、県ソフトボール協会会長の白鳥孝市長も受講しました。
受講者には、2週間以内に結果が郵送されるということです。
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伊那市と下呂市が災害応援協定
伊那市は岐阜県下呂市と災害時の応援協定を27日に締結しました。
27日は伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と下呂市の山内登市長が協定書を取り交わしました。
協定により、災害時に被災者の救出や物資の提供などが行われます。
下呂市からの申し出で、一定の距離があるため同時に被災するリスクが低いことから協定を結びました。
また伊那市と下呂市は愛知県知立市とそれぞれが災害連携協定を結んでいて、3者の連携も考えていきたいということです。
伊那市が独自で自治体と災害応援協定を結ぶのは今回が3例目です。
白鳥市長は「災害時の支援をするだけでなく、お互いの防災・減災の取り組みを共有するなど交流も深めていきたい」と話していました。
下呂市の山内市長は「場所、交通の面でもお互い助け合えると判断した。締結できて心強い」と話していました。
27日は記念品の交換も行われ、伊那市からは桜の花びらを経木で作った置物、下呂市からは岐阜県のヒノキで作られたバットの形をした縁起物「かなう輪バット」をそれぞれ贈りました。
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伊那市社協に匿名で門松届く
伊那市社会福祉協議会に、匿名の贈り主から、正月用の縁起物飾り、門松が27日届きました。
今朝、出勤してきた職員が、門松が設置してあるのを見つけたということです。
大きさはおよそ1.5メートルです。
門松には「良い年をお迎え下さい!」と書かれた贈り主からのメッセージも添えられています。
門松は福祉まちづくりセンターの玄関に1月7日ごろまで設置されているということです。
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市社協 クリスマスプレゼント会開催
伊那市社会福祉協議会は市内の子どもとその家族を対象にクリスマスプレゼント会を26日エレコム・ロジテックアリーナで開きました。
プレゼント会は伊那市社協が市内の子どもとその家族を対象に行っていて今回で3年目です。
用意されたのは飲み物や缶詰など250世帯分です。
食料の他にお楽しみエリアでは菓子の配布や、ぬいぐるみが当たるくじ引きが行われました。
伊那市社協の他に5団体のブースが出展され、国立信州青少年自然の家の体験コーナーでは参加者が自分の描いたイラストを缶バッジにして楽しんでいました。
伊那ローメンズクラブは焼きそばやカツ丼を子どもに無料でふるまっていました。
クリスマスプレゼント会には市内から1,300人が訪れたということです。 -
「縄文大工」雨宮国広さん講演会
縄文時代の道具を使って家を建てる「縄文大工」の雨宮国広さんの講演会が伊那市の伊那図書館で10日に開かれました。
講演会では、雨宮さんが自作の紙芝居を使って自身の活動を紹介しました。
雨宮さんは、大量にものが使い捨てられる暮らしに疑問を持ち、ごみを出さない暮らしを体現しようと縄文大工としての活動を始めました。
樹齢250年の杉の木を使い、全国の子どもたちと石斧で丸木舟を作るプロジェクトを行い、今年7月に舟を完成させました。
2025年からは20年かけて丸木舟に乗り日本の沿岸を一周する計画です。
航海はごみを拾いながら行い、その姿を発信していくということです。
雨宮さんは「私の夢は地球をすべての生き物が仲良く暮らせるキラキラ星にすることです。一人一人がごみを生み出さない暮らしに向かって真剣になって取り組んでほしい」と話していました。