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年賀はがき販売始まる
来年のお年玉付き年賀ハガキの販売が1日から全国一斉に始まりました。
伊那市の伊那郵便局でも年賀はがきの販売が始まり、朝から多くの人が買い求めていました。
来年の干支がデザインされたものや色つきのものなど11種類が販売されています。
販売初日は、年賀ハガキを50枚以上購入した人に先着で地元産のリンゴなどがプレゼントされていました。
パソコンでオリジナルの年賀状が作れるインクジェットプリンター用や、色つきの年賀ハガキが人気だということです。
年賀状の受け付けは12月15日からで、伊那郵便局では「年賀状が元旦に届くよう、12月25日までに投函してほしい」と話していました。 -
上伊那医師会准看護学院戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で26日戴帽式が行われ、学生が看護の道への誓いを新たにしました。
1年生28人にナースキャップが与えられました。
戴帽式は、入学から半年間に基礎的な学習をし、今後の実習に適した学力や資質を身に着けてきた学生にナースキャップを与える節目の式です。
ナースキャップをかぶせてもらった学生は、ろうそくを手に、看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して下條村の清水達朗さんは、「今日の感動を胸に刻み、力が十分発揮できるように日々努力を重ねていきたい」と謝辞を述べました。
1年生は18歳から50歳までの男性4人、女性24人です。
今後さらに学習を進め、来年2月から伊那中央病院と昭和伊南総合病院で実習を行うことになっています。 -
新山小 地域公開参観
小規模特認校の指定を受けている伊那市の新山小学校で29日、地域公開参観が行われました。
この日は、祖父母参観に合わせて1時間目の授業が地域にも公開され、訪れた人たちが授業の様子を見学しました。
新山小学校は、児童数の減少などから平成21年度に市内のどこからでも通うことができる小規模特認校の指定を受けました。
地域公開参観は、小規模学校ならではの授業風景を見学してもらおうと開かれていて、この日は祖父母を中心におよそ50人が訪れました。
1年生のクラスでは、子ども達が自分で拾ってきたどんぐりを使って、コマやヤジロベーを作りました。
地域外から訪れた人もいて、各クラスの授業の様子を見て回っていました。
岩崎勝幸校長は「小規模ならではの特性を生かした地域との交流や自然学習など、様々な魅力がある。多くの人にそれを感じてもらいたい」と話していました。
現在、新山小学校は全校で31人の児童がいて、そのうち小規模特認校制度を利用して通っている児童が7人います。
新山小学校では「地域の子どもも少しずつ減ってきているので、新山小学校がどんな学校なのか大勢の人に知ってもらいたい」と話していました。 -
親子であそぼう・あそびの広場
親子で楽しく遊んでもらおうと、伊那市の保育園職員によるあそびの広場が30日、美篶きらめき館で開かれました。
あそびの広場には市内の親子およそ250人が訪れました。
この広場は、伊那市職員労働組合の保育園部会が開いたもので、今年で5年目です。
身近な自然と触れ合うコーナーでは、子どもたちが松ぼっくりを重石にしたパラシュートを投げて遊んでいました。
香り当てクイズでは、小さいケースの穴から香りをかぎ、何が中に入っているか当てていました。
正解を教えてもらうと、ケースの中に入っているものと同じ木の枝の香りを確認していました。
保育園部会では、「あそびの広場を、より良い保育のために地域や保護者と一緒に考えていくきっかけにしたい」と話していました。 -
阿部知事 リニア活性化策はビジョン必要
阿部知事は、31日午前に伊那合同庁舎で行なわれた地元記者との懇談会で、リニア新幹線は、南信地域活性化の起爆剤になるとの考えを示した上で、新しいビジョン作りが必要との認識を示しました。
阿部知事は、企業局の民営化計画に基づき中部電力への売却交渉が行なわれている伊那市東春近の県営春近発電所について、再度検証する考えも示しました。
福島第一原発事故を受け、電力に対する考え方も変わってきている中、企業局が担当する電力事業を見直そうというものです。
県営春近発電所は、4月に冠水事故があり、9月までに2機ある発電機の運転が再開されています。
企業局によりますと、春近発電所の発電量は、県全体の電力使用量の0.6パーセントにあたるということです。 -
救急隊員と医師 救急車同乗実習
伊那消防署の救急隊員と伊那中央病院地域救急医療センターの医師との救急車同乗実習が31日から、始まりました。
実習は、医師に救急現場について知ってもらい、救急隊員は医師から対応を学ぶことで今後に活かしていこうと、毎年行われているものです。
31日は、伊那中央病院地域救急医療センターの丹野翔五医師が実習をしました。
署内で行われた訓練では、救急車の中に装備されている機材を確認したり、動く車内での胸骨圧迫を体験しました。
丹野医師は、「足場が不安定で体重がかけにくく、現場の難しさを実感した」と話していました。
実習を開始して15分。
突然の救急要請が入り、救急車に同乗し現場へ向かいました。
実習は、医師3人が3日間ずつ、9日間に渡って行われます。 -
阿部知事 伊那市を訪問
阿部守一長野県知事は31日、伊那市を訪れ、上伊那8市町村長との意見交換や、教育現場を視察しました。
阿部知事は、4年間で50校を目標に県内の小中学校や高校を視察する事を公約に掲げていて、上伊那で初めてとなる今回は、長年総合学習に取り組んでいる伊那小学校を訪れました。
阿部知事は2年夏組と5年仁組の授業を見学。
夏組は、去年9月から豚を飼育しています。
阿部知事は「休みの日の飼育はどうしているんですか」などと児童に質問していました。
西天について学んでいる仁組の児童は「西天は命の水ということを伝えていきたい」「地産地消の心を忘れないようにしたい」などと発表しました。 -
イ~ナちゃんハイシニア 全国3位に
伊那市を会場に開かれた65歳以上のソフトボール、第6回全日本ハイシニア大会で、地元のイーナちゃんハイシニアは、3位入賞を果たしました。
30日の準決勝で愛知代表に6対1で破れ、決勝進出はなりませんでした。
長野代表のイーナちゃんハイシニアは、初戦山形を6対2、2回戦で滋賀を10対4、3回戦山口を5対2、4回戦富山を6対3で下し、準決勝に進みました。
決勝戦は、愛知の名古屋ハイシニア鯱対山梨のじょうほく物流クラブの対戦で、山梨が4対1で愛知を下し優勝を果たしました。
第6回全日本ハイシニア大会は、全国から46チームが参加して、28日から市内6会場で行なわれてきました。
来春には、全国から64チームが参加するハイシニアの大会も伊那を会場に予定されていて、伊那市ソフトボール協会では、ソフトボールを通じて地域活性化にもつなげていきたいとしています。 -
上牧で常会対抗駅伝大会
伊那市上牧区の文化祭が30日公民館で行なわれました。
恒例の常会対抗駅伝大会では、老若男女が区内をかけぬけました。
常会対抗駅伝大会は、今回が20回目の節目です。
上牧区の中部・北部・西部・清水町・東部の5つの常会が、区内8キロ、8区間のコースで健脚を競いました。
北に向かってスタートした選手たちは、タスキをつなぎ、折り返します。
公民館前の地下歩道を今度は南に向かい、再度地下歩道戻ってゴールとなります。
レースの結果、1位は、中部常会で、タイムは、16分56秒。
2位は、北部常会、3位は、西部常会でした。
文化祭の会場となつた公民館では、マグロと豚肉、大根、たまねぎを大がまで煮る伝統のにこぐりと呼ばれる煮物も会場を訪れた区民らにふるまわれていました。 -
ツルツル・ピチピチデー新そば祭り
伊那市西春近で、ツルツル・ピチピチデーと題した新そば祭りが30日に行なわれ、多くの区民らで賑わいました。
祭りを開いた区民有志でつくる西春近みんな元気会によりますと、ツルツルは、そばを、ピチピチは、鮮魚をイメージしているということです。
そばは、地元産の新そばを春近そばの会が手打ちで1,000食用意しました。
あじやさんま、サケなどの鮮魚は、会が市場から仕入れ、格安価格で販売しました。
このイベントは、旧Aコープ西春近店を活用し、にぎわいの場にしようと去年から行なわれています。
会場には、地域の人たちが大勢訪れ、新そばの味を堪能していました。
近くの伊那西高校の吹奏楽クラブもかけつけ、イベントに花を添えていました。
西春近みんな元気会では、「地域の人たちの交流の場、笑顔のあふれる場にしていきたい」
と話しています。 -
ますみヶ丘平地林で森を楽しむイベント
伊那市が市民の森として整備しているますみヶ丘平地林で、森を楽しむイベントが30日、開かれました。
イベント「いつもとちょっと違う森」は伊那市などが行っていて、今年で5年目です。
親子およそ100人が参加しました。
あいにくの雨模様となりましたが、参加者は間伐材を使った工作などを楽しみました。
木のおもちゃ作りのコーナーは、今年発足した、伊那市内の木工職人などでつくる組織、ウッドフォーラム伊那が開いたものです。
子どもたちは、のこぎりで間伐材を切ったり、木に開けた穴に紐を通してコマを作っていました。
会場では、平地林内で採れたキノコが入ったきのこ汁がふるまわれ、参加者が味わっていました。 -
伊那千秋会 菊花大展示会
伊那市と南箕輪村の菊の愛好会でつくる、伊那千秋会の大菊花展示会が、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で開かれています。
会場には、およそ450点の作品が並んでいます。
最高賞となる千秋会賞には、南箕輪村大芝区の松沢政文さんの菊が選ばれています。
千秋会の菊花大展示会は、11月3日まで大芝高原屋内運動場で開かれています。 -
伊那市荒井室町のタイムカプセル掘り起こし
10年前の県道の拡幅工事に合わせて伊那市荒井室町に埋められていたタイムカプセルが29日、掘り起こされました。
タイムカプセルの掘り起こし作業が行われたのは、10年前に造成された室町ミニパークの一角です。
ミニパークは、平成13年にJR伊那市駅から南箕輪村沢尻方面へ伸びる県道の拡幅工事に合わせて造成されました。
地域住民で作る「室町ミニパークを育てる会」が草取りや花壇の整備を行なっていて、この日は会のメンバーがタイムカプセルを掘り起こしました。
タイムカプセルには、当時の会のメンバーや地区の子ども達が、写真や自分で書いた絵、ビデオレターなど思い出の品を入れました。
穴の中からタイムカプセルが姿を現すと、メンバーが入っていた思い出の品を取り出し、中身を確認していました。
ある男性は自分の思い出の品を取り出し「孫が書いてくれた絵を入れました。当時小さかった孫も今では高校生。懐かしいこの絵をぜひ見せてあげたい」と話していました。
北原作男会長は「たまて箱を開けるような気持ちで掘り出した。今では普通に通っているこの道も10年前は細い道だったと思うと10年前というのは懐かしいものだと感じた」と話していました。
今回掘り出したタイムカプセルの中身は11月5日から開かれる地区の文化祭で展示するということです。 -
伊那市 一泊で避難所開設・運営管理初訓練
伊那市は、地震の発生を想定した避難所の開設と運営管理をする初めての訓練を、春富中学校体育館で28日夜から29日朝までの一泊の日程で行いました。
訓練には市職員と市民およそ50人が参加しました。
震度5の地震が発生し、停電と断水になっているとの想定で、28日夜、職員が春富中学校の体育館に集まり避難所を開設しました。
発電機により投光機で明かりを確保し、避難してくる住民を受け入れて、毛布を配ったり、非常食を用意するなどしていました。
市には避難所開設のマニュアルがありますが実践は初めてで、職員は役割分担をして訓練にあたっていました。
反省会では、住民から「受付で住所、氏名のほかに特技や職種などを書く欄があると避難所運営に役立つと思う」などの意見が出ていました。
夜は職員と住民あわせて21人が避難所に泊まり、朝を迎えました。
伊那市では、今回の訓練で明らかになった課題や住民の意見をマニュアルに反映させていくということです。 -
いなまちハッピーハロウィン
10月31日のハロウィンに合わせて伊那市の中心市街地を巡るイベント「いなまちハッピーハロウィン」が29日、伊那市内で行われました。
イベントを通じて多くの人に商店街に足を運んでもらおうと毎年開かれていましたが、この名称になったのは今回からです。
今回は、伊那まちの再生やるじゃん会が八幡町、坂下、入舟、荒井、西町の5地区共同でイベントを行いました。
初めて行われたパレードでは、仮装した子ども達が、伊那バスターミナルから伊那北駅までを練り歩きました。
2人の子どもと参加したある父親は「普段あまり歩くことのない道もこうして歩いてみるととても賑やかで楽しい街。また商店街に出かけてみたい」と話していました。
内山和夫会長は「去年よりも参加者がかなり増え、地域のイベントとして定着してきたと思う。さらに地域の人たちが足を運ぶようなイベント」
また、伊那北駅前を主会場にスタンプラリーやフェイスペインティングも行われ、会場は親子連れで賑わっていました。
ある商店主は「仮装した可愛い子ども達がたくさん街にあふれ、とても賑やかな雰囲気になった」と話していました。 -
TPP反対 伊那市・南箕輪村地区総決起集会
JA上伊那と上伊那農政対策委員会などは28日夜、環太平洋連携協定、TPPへの交渉参加に反対する伊那市、南箕輪村地区の総決起集会を伊那市のJA上伊那本所で開きました。
集会には、TPP交渉への参加に反対する市民およそ160人が集まりました。
総決起集会は、TPP参加について反対の意思を確認し、賛同者を増やすため、上伊那農政対策委員会などが各地区で開いています。
28日の夜は、JA上伊那と上伊那農政対策委員会が、白鳥孝伊那市長と加藤久樹南箕輪村副村長に、TPPへは参加しないことなどを盛り込んだ要請書を手渡しました。
また、伊那市と南箕輪村の議会議長には請願書をそれぞれ手渡しました。
参加者は、関税撤廃の例外措置を認めないTPPは農林水産を含む地域経済・社会の崩壊を招く恐れがあるとして、TPPへは参加しないことなどを決議し、「がんばろう」を三唱していました。 -
耕作放棄地で焼酎芋の収穫体験
伊那市東春近田原で22日、県外から訪れた人たちが焼酎芋の収穫作業を体験しました。
この日は、伊那市と交流のある東京都新宿区などからおよそ10人が参加しました。
これは、耕作放棄地を農業体験の場として活用していこうと、農事組合法人田原が新しく始めた取り組みです。
今年6月に苗植え作業が行われていて、再生を目指す耕作放棄地16ヘクタールのうち、2アールに300本の苗を植えました。
土を掘って芋が姿を現すと、周りからは「折らないように」と声があがり、慎重に掘り出していました。
新宿区から参加した参加者は「耕作放棄地でこんなに大きい芋が獲れると思わなかった。農業体験を通じてこれからも交流を深めていきたい」と話していました。
芋は焼酎に加工され、来年3月に参加者に送られる他、販売も実施する予定です。
焼酎には新宿区との交流の証として「友好」という名前が付けられることになっています。 -
まほらいな市民大学同窓会創立十周年記念式典
まほらいな市民大学を卒業した学生でつくる同窓会の創立10周年記念式典が24日、伊那市のいなっせで開かれました。
記念式典には、会員およそ100人が参加しました。
まほらいな市民大学は、市民の生涯学習の場として、伊那市が2年制で開いているもので、これまでにおよそ780人が卒業しています。
同窓会は、卒業生の交流の場として平成12年に発足し、以来300人以上の会員が趣味や健康づくりの活動を行っています。
久保村通男会長は「市民として地域の力になれるよう今後も精力的に活動していきたい」と話していました。
学長の白鳥孝伊那市長は「市民大学とは違った視点で生涯学習をし、地域の為に発揮してほしい」と激励しました。 -
第8回 秋の呑みあるき
辰野から飯田までの酒造メーカー12社が参加する第8回秋の呑みあるきが28日伊那市通り町商店街特設会場で行われました。
前売り1,000円で販売された道中手形を首からさげ、呑みあるきがスタート。
12蔵の日本酒やワイン、ビールなどの試飲が自由にできます。
午後4時を過ぎると各蔵のブースでは、訪れた人たちが美味しそうに味わっていました。
8種類の日本酒の銘柄を当てる銘柄当てコンテストでは、参加者がにわか利き酒師となって、お酒を吟味していました。
今回で8回目となる秋の呑みあるきは、地域の酒販店などでつくる実行委員会が毎年この時期に開いていて、秋の恒例イベントとして定着しています。
実行委員長では、「前売りも600枚売れ、秋の恒例イベントとして定着してきた。お酒がおいしい時期になったので、心ゆくまで味わってもらいたい」と話していました。 -
竜西保育園 手作りランタンにあかり
伊那市の竜西保育園で、庭に並べたランタンに火をともすイベントが28日行なわれ、園児と保護者が夕闇にともるあかりの風景を楽しみました。
午後4時半過ぎに園の庭に並べられた手作りのランタンに火がともされ、夕暮れにほのかなあかりが浮かびあがりました。
このイベントは、竜西保育園の収穫祭ハロウィンの一環として行なわれたもので、普段とはひと味違う夕暮れ時の園舎で行なわれました。
ランタンは、園児がペットボトルを使い手作りしたもので、100個が並びました。
子どもたちは、保護者と一緒にほのかにともるあかりを眺め、歓声を上げていました。 -
志事(しごと)甲子園が高遠高生対象に講演
上伊那在住の経営者や社会人で作る地域活性化と人材育成などを目指すグループ「志事甲子園」は、27日、伊那市の高遠高校の2年生を対象に講演会を開きました。
講演会は、高遠高校の進徳館講座の一環で開かれ、2年生100人ほどが、文化体育館に集まり、話を聞きました。
志す事と書いて「しごと」と読む「志事甲子園」は、若者に夢を持ってもらうことや、伊那谷の素晴らしさをPRしようと、今年8月に結成されたグループです。
会社経営者や自営業、会社員など、上伊那を中心に12人で構成されています。
会の結成のきっかけとなったのが、化粧品の輸入・製造などを行う東京の日本ロレアル(株)で教育本部長を務める戸谷 益三さんです。
この日の講演会でコーディネーターを務めた戸谷さんは、ペアを作るゲームを織り交ぜ、挨拶やうなずきの大切さを生徒に訴えていました。
また、「何を聞いたかではなく、聞いて今から何をするかが大切」と話していました。
講演会では、美容師や社会保険労務士など、20代から40代の5人が、自分の高校時代などの映像を見せながら自分が仕事に就くまでの経過などを紹介していました。
林業士をしている金井渓一郎さんは「若いときに旅に出て欲しい。ツアーではなく、自分で計画して、世界を旅行をすることで見えてくる世界がある」と高校生に呼びかけていました。
志事甲子園では、今後も、進路選択に悩む高校生を対象に講演会を開いていきたいとしています。 -
伊那小児童がカボチャ提灯づくり
伊那市の伊那小学校の児童は、29日に伊那北駅周辺などで行われるイベント、「伊那まちハッピーハロウィン」に向けて、27日カボチャの提灯作りを行いました。
27日は、伊那小学校のプールサイドで、カボチャ提灯づくりが行われました。
提灯作りを行ったのは、伊那小の3・4・6年の児童およそ120人です。
ハロウィンのイベントは、10年前から伊那市山寺八幡町の商店街が中心となり進めてきましたが、去年から、坂下・荒井・西町の商店街も参加しています。
今年は、イベントの名称を「伊那まちハッピーハロウィン」と変えて行うことになりました。
伊那小の子どもたちは、イベントが始まったときから、毎年提灯作りに参加しています。
子どもたちは、それぞれが考えたデザインにカボチャをくりぬいていました。
カボチャは400個用意され、そのうち、今日、児童が200個を提灯にしました。
伊那まちハッピーハロウィンは、29日午後2時から、伊那北駅北側広場で行なわれる予定です。
カボチャ提灯の点灯は、午後5時を予定しています。 -
伊那街道を歩こう会 明十橋たもとに道標の移設
江戸時代に活用され、50年にわたり、個人宅で保管されていた道標が、27日、伊那市坂下の明十橋のたもとに移設されました。
27日は、歴史の道 伊那街道を歩こう会の役員6人ほどが、コンクリートに穴をあけ、道標を立てる作業を行いました。
道標は、もともと、今回建てられた場所の道路の対角にありました。その後、道路の工事などの整備により打ち捨てられていた道標は、近くに住む福沢六朗さん宅で50年にわたり大切に保管されてきました。
今回、伊那市の地域づくり活動支援金事業の補助を受け、道標を、人目に着きやすい場所に、移設することになりました。
この辻は、昔、羽広道と伊那街道が交差する地点でした。江戸時代、文政8年、1825年に建立されたという道標には、右は江戸、左は善光寺とかかれています。
会員らは、道標が垂直になっているかどうかを確認しながら、コンクリートで底を固めるなどの作業をしていました。
伊那街道を歩こう会では、この道標の由緒を説明した看板を明日設置する予定です。 -
第2次伊那市男女共同参画計画諮問
伊那市の第2次男女共同参画計画策定のため、白鳥孝市長は25日、伊那市男女共同参画推進会議に計画の策定を諮問しました。
白鳥市長が推進会議の伊藤洋一会長に第2次男女共同参画計画の素案を手渡し、計画の策定を諮問しました。
第2次計画は、平成24年度から28年度までの5か年計画です。
素案では、施策の中に、仕事と生活の調和を意味するワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みの推進と、防災・災害対応体制の整備の2点を新たに加えています。
また、計画の推進状況を評価するための数値目標も新しく設定しました。
数値目標は、市民対象に行ったアンケート結果などを基に定めていて、ワーク・ライフ・バランスの認知度については現況15・3%のところ、平成28年度の目標を40%としています。
推進会議では、24人の委員が4つの分科会に分かれて素案を審議し、意見をまとめます。
市は答申を受け、今年度中に計画を策定したいとしています。 -
陶芸親子三人展
飯田市で陶芸をしている親子の三人展が26日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には日常使いの器などおよそ200点が展示されています。
展示をしているのは、飯田市の陶芸家、北沢正和さんと長男の耕作さん、二男の瑞樹さんの3人です。
北沢さん親子の作品は、身近な里山の動植物を描いた日常に使う食器と花器が中心です。
今回は、長男の耕作さんが作る異国情緒あるギリシャ風の壺も展示しています。
北沢さんは、「私達が住んでいる豊かな自然を日常の食器から感じてほしい」と話していました。
この陶芸親子三人展は31日(月)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
断水想定の災害応急給水訓練
上伊那地域に大型の地震が発生し断水したとの想定で26日、伊那市水道事業協同組合と伊那市の合同による災害応急給水訓練が行われました。
訓練では、伊那市から給水の要請を受けた組合加盟の企業が指定された配水池に集まりました。
これは、平成18年度に締結された「災害時における応急対策に関する協定」にもとづき初めて行われたものです。
協定では地震などによる断水時に組合に加盟している水道事業者が給水作業や水道の復旧にあたることなどが決められています。
26日は、組合に加盟している市内の水道事業社31社がエリア分けしている市内5か所の配水池などに集まり給水タンクに水を補給していました。
配水池には、災害時に水を運べるように500リットルの水が入る給水タンクが複数用意されています。
タンクに水を積んだ車は、給水場所として指定された、市役所駐車場に集まりポリタンクに水を移しかえていました。
訓練を終えた参加者からは、「地震の時などは、道路が通れないこともあるので配水池にたどりつくまで数本のルートを把握しておかなければならない」
「飲み水なのでタンクを常に清潔にしておく必要がある」といった声があがっていました。
市と組合では継続的に訓練を行い災害時に対応できる体制を整えたいとしています。 -
全日本ハイシニアソフトボール大会での健闘誓う
今月28日から伊那市で開催される全日本ハイシニアソフトボール大会に、伊那市の「イ縲怎iちゃんハイシニア」が出場します。
25日は、「イ縲怎iちゃんハイシニア」の伊藤易明監督ら3人が伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に大会出場のあいさつをしました。
ハイシニアソフトボール大会は、65歳以上のメンバーで構成するチームの大会です。
13チームが出場した県予選で「イ縲怎iちゃんハイシニア」は準優勝し、2位までに与えられる全国出場の切符を手にしました。
伊藤監督は、地元での開催なので上位に食い込み、大会を盛り上げたいと話していました。
大会は今月28日から3日間市内6つの球場で開かれることになっていて「イ縲怎iちゃんハイシニア」は初戦、美すずスポーツ公園運動場で山形県のチームと対戦することになっています。
期間中は、48チーム、およそ1500人が伊那市を訪れることから伊那市ソフトボール協会では、伊那市の魅力をPRする機会にしていきたいと話しています。 -
自動車整備の全国大会に向け練習
伊那市中央のトモエ自動車商会の整備士、西村雄二さんと北澤修治さんが11月に東京で開かれる、全日本自動車整備技能競技大会に出場します。
25日は、大会を前に県自動車整備振興会伊那支部で公開練習が行われました。
自動車整備技能競技大会は、整備士の技術向上などを目的に日本自動車整備振興会連合会が開いているものです。
西村さんと北澤さんは9月に松本市で開かれた自動車整備技能競技県大会で優勝し全国大会出場を決めました。
競技は、2人1組で行われ、あらかじめ用意された車の故障箇所を探しだし修理するもので、競技時間は90分となっています。
公開練習で2人は手際よく車の点検を行い故障箇所を探しだしていました。
全日本自動車整備技能競技大会は11月5日に東京ビックサイトで開かれることになっていて、全国から53組が出場します。
西村さんと北澤さんは、車の故障にかんする様々な原因を想定した練習を繰り返し行い大会に臨むということです。 -
日本共産党市議団 市に申し入れ
日本共産党伊那市議団は、市の職員が市議会のホームページのアンケートサイト上で、匿名の市民を装い事実無根の内容のメールを送ったとして、伊那市に事実確認することなどを25日、申し入れました。
25日は、共産党伊那市議団の飯島光豊議員と前沢啓子議員が、伊那市役所で記者会見を開きました。
それによりますと、9月27日午後4時40分と午後8時3分の2回に分け、40代女性と60代男性から共産党市議を誹謗・中傷する内容のメールが、伊那市議会のアンケートサイトに投稿されたというものです。
この件について、10月8日と13日にそれぞれ該当する議員がこの事を知り、翌14日にメールを送った市職員から謝罪を受けたということです。
日本共産党伊那市議団は25日、白鳥孝伊那市長と伊藤泰雄議長に対し、事実内容を確認することや再発防止策が講じられるまでアンケートサイトを一時停止すること、結果について市民に公表することなどを申し入れしました。
この件について白鳥市長は25日の定例記者会見で「まだ内容はみていない。必要があれば検討したい」と話しています。 -
救命救急センター指定へ中病視察
長野県救急医療機能評価委員会は、来年4月に、救命救急センターの指定を目指す、伊那中央病院のセンターとしての機能が十分備わっているかを、24日視察しました。
この日は、長野県救急医療機能評価委員会の委員6人が、伊那市の伊那中央病院を視察しました。
伊那中央病院では、9月26日に、センター指定への申請依頼を県に提出しました。
これを受け、機能評価委員会は、施設や設備などのハード面や、受け入れ体制などのソフト面が、センターとして十分な機能があるか現地調査を行いました。
委員らは、病院担当者から説明を受けた後、平成25年に運用を開始予定の、新しい救命救急センターの建設地などを視察しました。
視察した報告書は、11月下旬頃、県に提出される事になっているということです。