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伊那市観光(株)宿泊施設キャンセル853人に
伊那市観光株式会社が運営する4つの宿泊施設は、東日本大震災後、予約のキャンセルが853人となっている事が、28日、取締役会で報告されました。
報告によりますと、地震発生後の3月16日現在の3月と4月の予約とキャンセル状況は次の通りです。
●羽広荘 予約1526人のうちキャンセルが572人
●高遠さくらホテル 984人のうちキャンセルが154人
●仙流荘 予約311人のうちキャンセルが60人
●入野谷 予約261人のうちキャンセルが112人
これらは、春の高校伊那駅伝の中止を受け、高校生の合宿や報道関係者のキャンセルが相次いだ事が大きいという事です。
また、震災後、旅行を自粛する傾向にあり、伊那市観光では、今後もキャンセルが発生すると見ています。 -
伊那中央病院 2台目のMRI稼働
伊那市の伊那中央病院は、病院で2台目となるMRI検査装置の稼働を28日から始めました。
これにより、予約待ちの期間は、これまでの1か月から10日程に短縮されます。
新たに導入されたMIR検査装置は、従来型よりも高画質の画像を得る事ができるなど、最先端の能力を持ちます。
伊那中央病院に現在導入済みの物と比べ、最大で約2倍の解像度で撮影する事ができます。
また、2台体制となる事で1日28件程度の検査を行え、予約待ちを、これまでの1か月から10日程度に短縮したいとしています。
伊那中央病院の川合博院長は「新たなMRIは、より微細な映像を撮影でき、脳やあらゆる内臓などの診断、治療に役立てる事ができる。研鑽をつみ、医療の向上に努めていきたい」と話していました。
MRI室増築とMRI検査機器導入の事業費は、合わせて、およそ3億7千万円で、地域再生医療基金などを活用し行われました。 -
小沢花の会 シバザクラ飾る
小沢花の会は23日、東日本大震災で中止となった春の高校伊那駅伝の会場に飾る予定だったシバザクラを、伊那中央病院や広域農道などに飾りました。
この日は小沢花の会のメンバーが、花を育てている小沢のハウスからトラックでシバザクラを運び、伊那中央病院や、広域農道沿いに並べました。
小沢花の会では、3月20日の伊那駅伝に合わせて300のプランターでシバザクラを育ててきました。
大会が中止となったことから、せっかく育てた花を多くの人に楽しんでもらおうと、伊那中央病院や農道沿いに並べる事にしました。
この日飾られたシバザクラは、5月末まで楽しめるという事です。 -
野口氏ミニ集会~伊那市区~
長野県議会議員選挙伊那市区に立候補を表明している新人の野口俊邦さんの陣営は27日、伊那市西箕輪でミニ集会を開きました。
伊那市区には定数2に対し現職2人、新人2人が立候補を表明しています。
このうち新人の野口俊邦さんの陣営は伊那市西箕輪でミニ集会を開きました。
会場には支援者など13人が集まりました。
野口さんは、災害に強い地域づくりや原子力発電に頼らない、太陽光などのエネルギー政策を進めるほか、子どもの医療費の窓口無料化、TPP参加の反対などを訴えました。 -
貝付沢に諏訪形区民が植樹
H18年の豪雨災害で沢が氾濫し、床下浸水や農道への土砂の流入など、西春近に大きな被害をもたらした貝付沢に27日、地元住民がどんぐりを植樹しました。
この日は、「諏訪形区を災害から守る委員会」など区民23人が、貝付沢の周辺にどんぐり約300本を植樹しました。
委員会では、植樹のために拾い集めたどんぐりの実を約3年かけて苗木にしたという事です。
貝付沢は、普段はほとんど水のない小さな沢ですが、豪雨災害で氾濫し、土砂が農道まで流れ込みました。
以降、県による防災工事が進められていて、今回初めて住民による植樹が行われました。
貝付沢周辺は、砂のようなサラサラとした土で崩れやすいため、どんぐりのような、根を深くはる広葉樹を植樹する必要があるという事です。
諏訪形区では、今後も下流域での植樹を行っていくという事です。 -
新体操チャリティ演技会
東日本大震災の被災地を応援しようと27日、伊那市で新体操のチャリティ演技会がひらかれました。
演技会は、伊那西高校が出場予定だった全国高校選抜大会が震災の影響で中止となったため、新体操を通して被災地を応援しようと開かれたものです。
この日は、大会への出場を予定していた県内外の高校や、地元の新体操教室のメンバーなどが演技を披露しました。
また、会場には、募金箱が置かれたほか、練習着などを持ち寄りバザーも行われました。
募金と売上金、選手の参加料は、東日本大震災の義援金としておくるという事です。 -
東京木目込人形作品展
木目込人形の作品展が27日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
これは中南信地域で木目込人形を学んでいる東京木目込人形師範会の暁朋会が開いています。
2年に1度の作品展で、会員119人が手作りした人形およそ400体が並んでいます。
会では、「作り手によって異なる人形の雰囲気を楽しんでほしい」と話しています。
この作品展は27日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
井上井月を偲ぶ句会 句を表彰
伊那市手良中坪の有志でつくる井上井月を偲ぶ句会は20日、年に1度の句会を開き、募集した俳句の中から上位3作品を表彰しました。
句会は今年12回目で、手良区民から21句が集まりました。
選定の結果、1位の天位賞には、小松利江さんの句「春泥を残して帰る午後の客」が選ばれました。
句の選者を務めた伊那市美篶の春日愚良子さんは、「春泥は春の季語。いかにも田舎の光景を表していて、春泥が効いている」と講評していました。
2位の地位賞には酒井要子さん、3位の人位賞には高橋忠さんの句が選ばれました。
井上井月を偲ぶ句会は、年1回の句会のほか、吟行、手良地区の祭りに合わせた句の募集などの活動をしています。
会では、「今後は若い人にも気楽に句を作ってもらえるように呼び掛けていきたい」と話していました。 -
上伊那総合卓球選手権大会
上伊那総合卓球選手権大会が21日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれました。
大会には、上伊那から男子シングルス、女子シングが出場しました。
この大会は、昭和29年から始まり、今回で54回目となるルスに147人、男子ダブルスと女子ダブルスに62組、上伊那では最も歴史のある大会です。
また、上伊那卓球連盟が主催する今年度最後の大会で、今回で、上伊那の個人ランキングが決定する大会でもあります。
大会では、小学生から一般まで年代の枠を超えて対戦し優勝目指して熱戦を繰り広げました。
大会の結果優勝は、男子シングルスが下平晋也選手、女子シングルスが中村誌穂選手、男子ダブルスが下平晋也選手、太田誠選手ペア、女子ダブルスが下平咲選手、瀧脇みなみ選手ペアとなっています。 -
伊那公園でぼんぼり取付け
伊那市の桜の名所のひとつ伊那公園で26日、桜まつりに向けてぼんぼりの取り付け作業が行われました。
この日は早朝から伊那公園桜愛護会のメンバーおよそ30人が、公園内に電球やぼんぼりを取り付けました。
伊那公園桜愛護会では、毎年地域の住民や企業から協賛を受けて桜まつりを運営していて、協賛のあった個人や企業の名前の入ったぼんぼりを公園内に取り付けています。
今年は40の企業と280人から協賛がよせられました。
桜愛護会の伊藤一男会長は「震災で気持ちが沈んでいるが、花見で地域から元気にしていきたい」と話していました。
伊那公園では、つぼみが色づき始めた桜もあり、開花は来月8日頃になりそうだということです。
桜の開花予想は、高遠城址公園が来月9日頃、春日城址公園が10日頃となっています。 -
西箕輪保育園 竣工式
伊那市西箕輪の大萱保育園と西箕輪北部保育園の統合により新たに建設された西箕輪保育園の竣工式が、26日に行われました。
この日は関係者などおよそ50人が出席し、園舎の完成を祝いました。
白鳥孝市長は「地元の木を使った素晴らしい園舎が完成した。小学校も近いので、保育園、小学校の連携のモデルとして期待している」と話していました。
西箕輪保育園は、平成13年に策定された伊那市保育園整備計画に基づき、大萱保育園と西箕輪北部保育園を統合し新たに建設されました。
園舎は、敷地面積8200平方メートル、延べ床面積1600平方メートルの木造平屋建てで、建設前にこの場所にあったスギやヒノキなどが使われています。
広い園舎の中には未満児専用のリズム室も設けられています。
また、園のすぐ横に西箕輪小学校があり、小学生と交流しやすい環境になっています。
西箕輪新保育園建設検討委員会の赤沼利光委員長は「西箕輪で育った子ども達が西箕輪の良い環境の中で大きくなっていってくれたらうれしい」と話していました。
下平緑園長は「以前からお互い交流していて、みんな新しい保育園を使うのを楽しみにしている。保護者、地域が子ども達を育てていく新たなスタートになれば」と話していました。
西箕輪保育園は、4月4日に開園することになっていて、園児数は現時点で174人を見込んでいます。 -
伊那市中央の未来通り沿いにあるロトウザクラが綻び始める
伊那市中央の未来通り沿いにあるロトウザクラが綻び始めました。
ロトウザクラは桃の一種で、ソメイヨシノよりも2週間から1か月ほど早く開花し、春を告げる桜と言われています。 -
地下鉄サリン事件から16年
16年前の地下鉄サリン事件発生日となる3月20日に合わせ、伊那警察署はオウム真理教の特別手配中の犯人検挙に向け、情報提供を呼び掛けました。
20日は、伊那市内の大型店前で、伊那警察署の署員が啓発ビラを配りました。
地下鉄サリン事件が発生したのは、16年前の1995年3月20日です。
署員は、買い物客に犯人の顔写真などを載せたビラを渡し、情報提供を呼び掛けていました。
伊那署では、「依然として犯人は捕まっていない。事件を風化させないためにも、市民の皆さんの協力をお願いします」と話していました。 -
西箕輪北部保育園と大萱保育園で閉園式
伊那市の保育園整備計画により統合される西箕輪の西箕輪北部保育園と大萱保育園で25日閉園式が行なわれました。
西箕輪北部保育園と大萱保育園は、園児数の減少や施設の老朽化により統合され、今年度限りで閉園し、新年度からは、新築された西箕輪保育園での保育運営が始まります。
27日に行なわれた西箕輪北部保育園の閉園式では、園児の歌にあわせ、プロジェクターに1年間の思い出が映し出されました。
西箕輪北部保育園は、1954年昭和29年から57年間に699人が巣立っています。
閉園式の後、城田妙子園長らによって、園の名前が書かれた看板が外されました。
最後に園児たちが書いた手紙を風船につけて飛ばし、57年間の歴史に幕を閉じました。
閉園後の園舎は、取り壊さずに後利用を検討していくことになっています。 -
伊那市 新宿区に飲料水など届ける
伊那市は、24日に引き続き、給水支援の要請があった友好都市の東京都新宿区に25日、飲料水などを届けました。
1トンの給水タンクと20リットル入りのポリタンク40個を新宿区役所に職員4人が届けました。
25日朝、職員たちが、市役所の備蓄倉庫近くにある消火栓から1トンタンクや20リットル入りのポリタンクに水をつめ準備をしました。
水2リットル入りのペットボトル780本も用意しました。
ペットボトルの水は、乳児のミルク用として、1トンタンクやポリタンクの水は、洗浄用などに使われるということです。
伊那市が新宿区に水を届けるのは、24日に続き2日目です。
市役所で行なわれた出発式で、白鳥孝市長は、「昨日中山新宿区長から感謝してもしきれないというお礼の電話をいただいた。新宿の皆さんが待ち望んでいる水なのでお役にたてるようしっかり運んでもらいたい」と4人を激励しました。
25日は、17日から22日までの間に市民から寄せられた救援物資が自衛隊松本駐屯地に届けられました。
自衛隊の輸送ルートで、岩手県を中心に被災地に届けられます。
市民から寄せられたのは、毛布や粉ミルク、紙おむつなどで、トラック2台分、約6トンになりました。
特に毛布は、59枚、幼児向け、高齢者向けの紙おむつは、合わせて221パックにのぼりました。 -
西箕輪中生徒 義援金市に届ける
伊那市の西箕輪中の生徒代表が、25日、市役所に全校生徒から募った義援金を届けました。
生徒会長の木下楓平君ら正副会長3人が、現金19万円を届けました。
震災後の14日に全校生徒158人に協力を呼びかけ、各クラスごと募金箱を置いて集めたということです。
生徒たちからは、17万1,971円が集り、教師も協力して19万円にしました。
木下君は、「被災地のみなさんにはあきらめずがんばっていただいて、より強い絆を深め、地域の復興にあたっていただきたい」と話しています。
生徒会顧問の新井いずみ教諭は、「義援金集めは、お年玉を被災地に届けたいという一人の生徒から自発的に生まれた活動。人権宣言を採択している中学校として、人の大切さを考え、人の為に行動するというこうした気持ちを新一年生にも広げていきたい」と話しています。
24日現在までに伊那市に寄せられた義援金は、2,823万4,704円にのぼっています。 -
県議選伊那市区ポスター掲示場設置
4月1日告示、10日投票の県議会議員選挙伊那市区のポスター掲示場の設置作業が、25日から始まりました。
市役所前では、6区画分用意されたベニヤ製の掲示場を委託業者が設置していました。
25日から3日間かけて、市内297箇所に設置する予定です。
県議選伊那市区には、定数2に対し、これまでに現職2人、新人2人が立候補することを表明しています。
長野県議会議員選挙は、4月1日告示、10日投票が行われ即日開票されます。 -
剣心館 跳躍素振り記録会
上伊那の子供達が通う、剣道教室「伊那剣心館」は、19日、日頃の稽古の成果を披露する跳躍素振り記録会を開きました。
記録会は、太鼓の音に合わせて何回素振りを続けられるか競うもので、一年間の練習の成果を試す場として毎年、年度末に行われています。
この日は、伊那市を中心に小中学生19人の子供達が参加し記録更新を目指ました。
初めのうちは全員、力強く竹刀を振っていましたが、2千回を超えると疲れも見え7人ほどが脱落しました。
剣心館師範の矢野昌史さんは、「跳躍素振りをやり続けるには、我慢と粘りが必要。子ども達には、稽古を通して精神力の強い人間になってほしい」と話していました。
記録会の結果、今年は、記録4千回で、8人が優勝しました。 -
伊那市から宮城県に給水車派遣
伊那市は、東日本大震災の被災地・宮城県塩釜市に向けて、24日、給水車と職員を派遣しました。
今回、派遣されるのは、水道部の職員4人と、2トン給水車1台などです。
日本水道協会長野県支部の要請を受けて行われるもので、県内からは、3番目の派遣になります。
宮城県塩釜市の浄水場で補給して、塩釜市内の各給水所で給水にあたり、現地の復旧状況によっては、宮城県内のほかの地区の応援に回ります。
派遣期間は、3月31日までの1週間となっています。
24日朝7時に行われた出発式で、白鳥孝市長は、「長丁場になるので、体調をくずさないよう気をつけてください」と激励しました。
伊那市では、現在避難所の運営支援で福島県会津若松市に派遣されている職員の交代要員として、24日、職員5人を派遣しました。
そのほか、東京都の水道水から乳児に対して基準を超えた放射性物質が検出された問題で、友好提携している新宿区から要請を受け、2リットルペットボトル750本の水、1.5トンを送ったということです。 -
ニシザワが150万円義援金
(株)ニシザワは、店頭などで募った東日本大震災被災者への義援金150万円を、24日、伊那市に届けました。
24日は、中谷雅行常務など3人が、市役所を訪れ、義援金を届けました。
ニシザワでは、13日から、18の店舗で義援金を募ったところ、21日までにおよそ100万円が集まりました。
そのほか、従業員やニシザワからの義援金を合わせて、24日、150万円を寄付しました。
ニシザワでは、4月30日まで、義援金を募るということですが、一刻も早く義援金を届けたいということから、ある程度まとまった額になり次第、順次、伊那市に届けたいとしています。
その他、ニシザワでは、保温下着・紙おむつ・マスクなど、4200点余りを、21日に被災地に送ったということです。 -
南原住宅団地焼却灰処分費用9千万円可決
24日開かれた伊那中央行政組合議会で、南箕輪村の南原住宅団地に埋め立てられていた焼却灰の処分費用9000万円などを盛り込んだ来年度の一般会計予算案が可決されました。
南原住宅団地内の焼却灰は伊那中央清掃センターから搬入されたもので、1800トンあります。
処分は土が混入するため、全体の処分量は2500トンと推定しています。
処分費用は9000万円で、伊那中央行政組合議会を構成する3市町村で分担します。
焼却灰の掘り起こしと処分作業は来年度実施されます。
議会ではまた、医療体制の充実を求める意見書が議員から提出され、可決されました。
意見書では▽上伊那地域に医師を優先して配置する▽県による3機目のドクターヘリの配備を進める▽上伊那地域でのドクターヘリの運航に格別な配慮をする竏窒ニいう3点を挙げています。
意見書は県と県議会に提出するということです。 -
保育園卒園式 富県保で記念植樹
伊那市と箕輪町の保育園で24日、卒園式が行われました。
伊那市の富県保育園では、新しい園舎で保育園生活最後の1年を過ごした園児22人が卒園しました。
式では、山崎富子園長が卒園証書を一人ひとりに手渡しました。
山崎園長は、「おはようと、ありがとうを心を込めて言える元気な小学1年生になってください」とあいさつしました。
卒園児は、保育園生活を振り返って呼び掛けをし、歌を歌いました。
式のあと、卒園の記念に、保護者と園児が、古い園舎にあったナツメの木を植樹しました。
園児が実をとるなどした思い出の木で、今回、現在の園舎に移植しました。
保護者会では、「このナツメの木で遊び、季節を感じて、自然に溶け込める子どもになってほしい」と話していました。
25日は、伊那市の大萱保育園と西箕輪北部保育園、南箕輪村の全保育園で卒園式が行われます。 -
伊那公民館 野草講演会
県植物研究会会員の柄山祐希さんの野草講演会が15日、伊那公民館で開かれました。
伊那公民館の野草講座は昭和59年から開かれていて今年で26年目です。
この講座の開始当初から講師を務めている柄山祐希さんが南アルプス入野谷の植物と題し講演しました。
柄山さんは「長谷の三峰川流域の地域には日本でも数少ない植物が見られる。入野谷は植物の名所だと思う」と話していました。
会場には市内などから80人が訪れ柄山さんの話に耳を傾けていました。
伊那公民館で開かれている柄山さんの講座は毎年人気で、新年度は7月からスタートするという事です。 -
寄せられた義援金2,000万円超える
これまでに伊那市に届けられた震災による義援金は2千万円を超えたことがわかりました。
伊那市に届けられた東日本大震災の義援金は、今月13日から、昨日22日までの10日間で21,749,650円となっています。
また被災者の受け入れ可能となっている住宅と人数は、22日現在で89戸145人、そのうち、4戸18人が入居しています。 -
「美篶の歌」マップとDVDできる
伊那市の「美篶の歴史を学ぶ会」は、地区の史跡や歴史などを歌った「美篶の歌」に出てくる史跡などを紹介する地図と、歌詞にあわせ映像をつづったDVDを制作しました。
16日は、美篶の歴史を学ぶ会の橋爪 英峯(ひでたか)会長など3人が伊那市役所を訪れ、地図とDVDの完成を報告しました。
県の地域発元気づくり支援金から27万2千円の補助を受け、地図2000部、DVD100枚を制作しました。
美篶の歴史を学ぶ会では、平成21年から、美篶の歌を元にして地区の歴史について学んできました。
16日は、制作したDVDも上映されました。
美篶の歌は、12番まであり、地区の歴史や文化、史跡などが紹介されています。
白鳥市長は、「地域のことが全て盛り込まれていておもしろい。地域の歴史が形として残りますね」と話していました。
地図とDVDは今月25日に美篶公民館で開かれる講座で公開されます。
美篶の歴史を学ぶ会では、地図を使っての史跡巡りを計画しているほか、小中学校や公民館などへDVDを配布したいとしています。 -
富県小学校6年生 タイムカプセルを預ける
伊那市の富県小学校6年生は14日、近くの寺にタイムカプセルを預けました。
タイムカプセルを預けたのは、富県小6年生22人です。
小学校の思い出を残そうと、学校のそばにある金鳳寺に、今年初めてタイムカプセルを預けました。
14日は、集合写真や1人ひとりの手形、将来の夢を書いた作文などが詰められた箱を、児童が運び、寺の建物に預けました。
学級長の鹿野香沙さんは「8年後の成人式の日にとりに来るので、預かってください」と金鳳寺の山・ス智性副住職に挨拶しました。 -
伊那市の宮原徹也さんが青年海外協力隊でドミニカ国へ
伊那市の宮原徹也さんが、JICAの青年海外協力隊として3月28日にドミニカ国に出発します。
15日は、宮原さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に出発の挨拶をしました。
宮原さんが行く中南米のドミニカ国は、カリブ海に面した国で、人口、面積とも伊那市と同じ規模の国です。
ドミニカ国は、水産資源が豊富な国ですが、漁業資源の組織的な管理がされておらず、現状把握や状況分析が十分に行われていません。
宮原さんは、統計を専門としていて現地ではデータの管理や、管理についての指導などを行います。
宮原さんの滞在期間は平成25年までの2年間を予定しています。
伊那市からの派遣は、37人目となります。 -
福島県会津若松市に伊那市職員を派遣
伊那市は、福島第一原子力発電所の事故で避難者を受け入れている福島県会津若松市に21日、職員5人を派遣しました。
この日は、伊那市役所で出発式が行われました。
伊那市は親善交流を結ぶ会津若松市からの要請を受け、避難所の運営を支援する職員5人を派遣しました。
現在、会津若松市は、福島第一現原発の事故により近隣市町村の避難者を4か所の避難所で受け入れています。
白鳥孝伊那市長は、「現地の様子を報告する事、現場の指示に従って安全に留意しながら支援にあたる事をお願いしたい」と激励しました。
5人は、24日(木)まで、会津若松市の総合体育館で避難所の運営を支援することになっていて、伊那市では、今後も継続して職員の派遣を行う予定です。 -
救援物資受付 合庁、市役所で一時中止
東日本大震災の救援物資について長野県は、23日から受付を一時中止すると発表しました。これにより、伊那合同庁舎と伊那市でおこなっている受付が一時中止となります。
県の発表によりますと、支援先自治体から、現在新たな物資の受け入れが困難であるとの連絡があり、当分の間、救援物資の受付を中止するという事です。
これにより、伊那合同庁舎と、伊那市役所での受付が、23日から一時中止となります。
なお、義援金は引き続き受付を行っています。伊那合庁舎では、18日の時点で28万3,480円、伊那市では、21日までに1,932万1,081円寄せられているという事です。
また、箕輪町と南箕輪村では、救援物資、義援金ともに引き続き受付を行うという事です。 -
伊那商工会議所 被災者と商工会議所に対して支援
伊那商工会議所は、東日本大震災と長野県北部地震の被災者と商工会議所に対して支援をおこなっていきます。
これは、22日開かれた伊那商工会議所常議員会で決定されました。
17日に開かれた日本商工会議所会員総会では、全国の514商工会議所が団結して被災地の支援を行っていくことが決議されていました。
伊那商工会議所では、今後具体的な義援金額などを決めていくとしています。
また、伊那商工会館2階では、企業向けの緊急特別経営相談窓口がこの日から設置されました。
震災で経営に影響が出ている企業などに対し、融資や返済期間の延長などの経営相談を行っていくとしています。