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西箕輪南部保でサンセットウォッチ
伊那市の西箕輪南部保育園の園児や保護者が5日、園の庭で夏の夕暮れを楽しむ「サンセットウォッチ」を行った。
5日は午後6時から7時半にかけ園児と保護者が日が沈む様子を観察した。
園児達が牛乳パックなどで作ったランプシェードや、ペットボトルでつくったオブジェなどが飾られ、幻想的な世界を作り上げていた。 -
原爆の日「平和のつどい」
年、昭和20年の8月6日、ヒロシマに原爆が投下されてから65年。伊那市坂下の丸山公園では、市民らが平和への誓いをあらたにした。
原爆が投下された午前8時15分、防災無線のサイレンに合わせて市民らが黙とうをささげた。
平和のつどいは、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が毎年8月6日に開いている。
原爆の火がともされている丸山公園の平和の塔の前には、市民50人ほどが集まった。
参加者の中には、被爆者の遺族もいて、式が終わると平和の塔に全員で花を手向けた。
つどいでは、被爆し亡くなった初代運営委員長の川本浩一さんにまつわるエピソードも紹介され、恒久平和・核廃絶を誓っていた。 -
大萱保園児がトウモロコシ収穫体験
伊那市西箕輪の大萱保育園の園児達が6日、保育園の近くの畑でトウモロコシの収穫体験をした。
6日は、年少児から年長児までの80人と、区長など地域住民7人が参加した。
収穫体験は、大萱保育園が西箕輪北部保育園と統合されるため、現園舎での子ども達の思い出作りと地域の人との交流を目的に行われた。
トウモロコシは、5月下旬に地域の人が、園児の為に植えた。
園児達は、もぎ取り方を教わると上手に収穫していた。
園に戻ると子ども達は、自分たちでトウモロコシの皮をむき、15分ほど茹でて、地域の人達と一緒に味わった。
大萱保育園は来年4月、西箕輪北部保育園と統合し新しい保育園となる。 -
上伊那景観育成住民協定パンフ作成
上伊那地域で景観育成住民協定を結んでいる協定地区の連絡協議会は、会の活動を紹介するパンフレットを作成する。
景観育成住民協定は、次世代に残すべき景観を守り育てるために、地域住民が自ら建物などの基準を定め協定を結ぶ。
5日は、伊那市のいなっせで協定地区の会合が開かれ、パンフレットの案が示された。
パンフレットには、上伊那地域の住民協定全28カ所について、目的、特徴、基準、主な活動、写真を掲載する計画。
県の地域発・元気づくり支援金24万9千円の交付を受け、1500部作成する。完成は11月の予定。
協議会では、協定で建築物の高さなどの基準を定めていることから、完成したパンフレットの配布を兼ねて建築士会や建設業協会などと懇談会を開くという。 -
反核・反戦・平和のつどい
恒久平和を願う、平和のつどいが6日伊那文化会館で開かれ、戦争体験者らが反戦を訴えた。
反核、反戦を訴える平和のつどいは、戦争の悲惨さを後世に伝えていこうと県教職員組合上伊那支部などが開いたもので、会場には約80人が集まった。
平和のつどいでは、まず、授業で平和学習に取り組んでいる南箕輪中学校の生徒が学習の成果を披露した。
伊那市にある旧陸軍飛行場などを調べた生徒らは、「すぐ近くに戦争の跡があることを知らなかった。戦争は国のためというが、やはりおかしいし、自分たちにはできない。」と発表していた。
また「今の若者に伝えたいこと」をテーマにパネルディスカッションが行われた。
このうち満蒙開拓団関係者で当時教諭だった三澤豊さんが、教え子を満蒙開拓青少年義勇軍として送りだしたという後悔の念を話した。
また日中戦争従軍経験者の長田伊三男さんが悲惨だった戦争体験を振り返った。
他に戦争体験者の証言をまとめた番組を手掛ける伊那ケーブルテレビジョンの伊藤秀男放送部長が、取材を通じて感じたことについて話した。
平和のつどいでは、核も戦争もない平和な21世紀を願い平和運動を強力に進めていくことを誓うとのアピールが採択され、集まった人たちは、恒久平和を願っていた。 -
12人の手づくり作品展
長野県内で活躍する創作作家12人の手づくり作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、木工・家具・陶芸・染め織りなど850点が並んでいる。
大町市や松本市在住の作家が中心で、30代の若手から、60代のベテランまで12人が作品を出品している。
工芸展などで知り合った仲間同士であつまり、今回初めて、12人で作品展を開いた。
会場には、手仕事で丁寧に作られた作品が並んでいる。
関係者は、「出品者それぞれの確かな手仕事をみてもらえるとありがたい」と話していた。
この、12人の手仕事展は、17日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。 -
14日と15日に劇団「南信協同」が公演
伊那市の伊那文化会館の附属劇団「南信協同」は、今月14日初日の公演に向けて、練習に熱が入っている。
4日は、本番を行う伊那文化会館の小ホールで、稽古が行われた。
今回、南信協同が公演を行うのは、井上ひさしさん作の「花よりタンゴ」という作品。
時代は、戦後、昭和22年。戦争で取り残された4人姉妹が、わずかな全財産を元に、銀座でダンスホールを開業する。
戦後の時代を、歌と踊りを通して、明るく生きぬいてきた女性たちを描いた作品。
南信協同は、今回の舞台で初めて、歌とダンスに挑戦する。
歌とダンスは今回の舞台に向けて、専門家から指導を受けた。
4日の稽古でも、歌と踊りのシーンを中心に稽古していた。
この南信協同の「花よりタンゴ」の公演は、8月14日と15日の2日間。
入場料は、前売りで、一般1000円。 -
中心商店街再生へ検討はじまる
県の支援事業の採択を受けた、伊那市の山寺から西町までの中心商店街の再生事業について、具体的なプランを検討する委員会の初会合が5日いなっせで開かれた。
伊那市中心市街地再生プラン策定委員会は、7月に発足した中心市街地再生協議会の下部組織として、具体的な計画を検討する。
委員会は、商店街の代表や、関係する区の代表、商工団体など24人で構成されている。
委員長には伊那商工会議所副会頭で(株)ニシザワ社長の荒木康雄さんが選ばれた。
荒木さんは、「観光の街をめざす伊那市の入り口である中心市街地が、現在のままでよいのかというのは課題だ。まちづくりは人づくり。地域を作る人がどのような行動をとるかで、地域がきまっていく」と挨拶した。
また、委員会ではそれぞれが、中心市街地の再生に向けた思いや、考えを話した。
県の支援事業は、平成24年度までの3年計画で、今年度中に、再生プランをまとめ、来年度からプランに基づいて、再生事業が実施される。
委員会では、ワークショップや、セミナーの開催、空き店舗調査などを行いながら、今年度中に再生プランをまとめる計画。 -
西早稲田中生徒が高遠町で農業体験
東京都新宿区の西早稲田中学校の生徒が4日、伊那市高遠町で農業体験をした。
西早稲田中学校では、給食で高遠の野菜を使っている事から、毎年夏休みを利用して農業体験に訪れている。
生徒は班ごとに分かれて作業を行い、このうち小原にあるハウスでは、生徒4人がトルゴギキョウの切り取り作業を体験した。
生徒たちは、花の数を数え丁寧に切りとっていた。 -
中学生の夏休み租税教室
夏休み期間中の中学生を対象にした租税教室が2日、伊那税務署で開かれた。
租税教室には、市内の中学校から希望者19人が参加した。
教室は、伊那税務署が中学生に税金のことについて知ってもらおうと毎年開いているもので、今年で21回目。
2日は、「もしも税金がない世界だったら」という中学生にもわかりやすい内容のビデオを見ました。
他には、宝くじの当選金には税金がかかるどうかや、国の収入のうち税金の占める割合はどのくらいか、などの税金に関してのクイズがだされた。
伊那税務署の清澤 清署長は「これからの日本を背負っていくみなさんが、税金について興味を持って理解してもらえたらうれしい」と話していた。 -
NECグループに伊那市長が雇用要請へ
伊那市美篶のNECライティング株式会社伊那工場の閉鎖を受け、白鳥孝伊那市長は4日、NECグループの本体に対し雇用の確保などを求めていくとの考えを示した。
同日伊那市役所で開かれた伊那市議会全員協議会で明らかにした。
NECライティング伊那工場は平成17年から稼働を始め、伊那工場には140人が働いていた。
しかし世界同時不況の影響などで先月、工場の閉鎖を発表した。
伊那市では工場設置などで、4年間で約1億5千万円の補助をしている経緯があることなどから、白鳥市長はNECグループの本体に対し、雇用の確保や現在の施設を使った事業展開などを求めていくとしている。
伊那市によると、NECライティングからの税収は合計で6800万円だったという。
議員からは「市として残念という程度ではなく強く求めていくべき」という意見が出されていた。 -
天竜川で水生生物水質調査
天竜川やその支流の水を調べる水生生物による水質調査が4日、伊那市役所近くの天竜川で行われ、きれいな水と判定された。
この調査は住民に川への関心を高めてもらおうと、天竜川上流河川事務所が行った。
調査は1984(昭和59)年から続いていて、この日は伊那市などから3家族8人が参加した。
調査では参加者が川に入り、網などを使って川の中の生き物を捕まえていた。
きれいな川に住むとされているトビケラやヒラタカゲロウなど10種類ほどの生き物が見つかった。
天竜川上流河川事務所によると、天竜川は下水道の整備や諏訪湖の水質が少しずつ改善されていることなどから、ここ10年ほどはきれいな水になっているという。
調査は日をかえて飯田市から辰野町までの天竜川沿岸12カ所で計画されていて、結果は冊子にしてまとめ、参加者などに配られることになっている。 -
伊那小夏組の卒業生 伊那北駅前の池の水抜き作業に参加
伊那市が今年度事業で改修工事を予定している伊那北駅前の池の水を抜く作業を4日、今年の春卒業した伊那小学校夏組の子供達が行った。
卒業した夏組の12人が集まり、地元の山寺活性化協議会のメンバーと水を抜く作業をした。
夏組は4年生の時から、駅周辺の活性化のための活動に取り組んでいて、池の掃除にも関わってきた。
卒業を前に、伊那市に駅周辺の整備について提案したところ、市では、古くなった池を改修し土を入れて、子供達から提案があった日時計を置くことにした。
池には鯉や金魚がいて、子供達は池の中に入り、網ですくいあげていた。
ある夏組の卒業生は、「卒業してから池の事が気になっていた。日時計ができる事はうれしい」と話していた。 -
ごみ減量化資源化委員会
広域的協議会設置を提言へ伊那市ごみ減量化資源化推進委員会は4日開かれ、ごみの排出量を減らすための広域的な協議会を設置するよう伊那市に提言する事を決めた。
市役所でごみ減量化資源推進委員会が開かれ、前回グループごとに検討したごみの排出抑制や再利用について、伊那市への提言内容をまとめた。
まとめによると、ごみの排出抑制については、事業者や消費者、行政が一緒になり、上伊那広域で検討する協議会を設置し、レジ袋の削減方法やマイバッグの推進について検討する事、再利用については古着などを販売できるフリーマーケット開催への会場の提供や広報など、市によるバックアップを求めている。
リサイクルについては、その方法について調査が必要として、提言内容の検討は次回に見送られた。
委員会では、あと3回検討をし、11月に白鳥孝市長に提言することになっている。 -
小学生が市の施設を見学
夏休み中の小学生と保護者を対象にした、伊那市の公共施設の見学会が4日開かれ、子供達が自分達の住む地域について理解を深めた。
「わがまち探検ぐるりん号」と題したこの見学会は、市政に関心を持ってもらおうと伊那市が毎年行っている。
このうち、市役所市長室では、白鳥孝市長と話をしたり、市長のイスに座らせてもらって記念写真を撮った。
また議場では、議会の役割を学んだ。
この他、消防署や長谷の化石資料館、創造館などを見学した。伊那市では、公共施設を見てもらう事で、子どもたちに市政対する関心を持ってもらいたいと話していた。 -
伊那消防署が水難救助訓練
水の事故に備えて、伊那消防署の署員らが3日、水難救助訓練を実施した。
3日は、伊那消防署の署員11人が、うきわやロープを使っての救助訓練や、ライフジャケットを着用して、溺れている人を救助する訓練を行った。
伊那消防署では、水に入る機会が増えるこの時期、水難救助訓練を毎年実施している。
これまで、ダム湖などでボートを使った訓練などを行っていたが、今年は流れのある水の中で、救助する時は、どんなことに気をつける必要があるかを知るため、流水プールでの訓練を実施した。
署員たちは、救助の時、溺れている人の楽な体制を確保する方法や、流れのゆるい場所に引き込む方法を確認しながら、訓練に励んでいた。
伊那消防署管内では、ここ数年、水難事故は発生していないという。 -
三峰川連合 上伊那広域連合長に公開質問状
伊那市富県の天伯水源付近への新しいごみ処理場建設に反対している市民グループ「三峰川連合」が、3日、上伊那広域連合長の白鳥孝市伊那市長あてに公開質問状を提出した。
3日は、三峰川連合のメンバー2人が市役所に質問状を提出した後、記者会見を開いた。
今回提出した公開質問状の質問項目は4つで、●現在、建設候補地の地元を富県の、北新区・桜井区の2区に限定しているが、その根拠は何か●新しいごみ処理場の建設候補地となっている天伯水源付近は、環境面からみて、適切な候補地なのかどうかなどについて、回答を求めている。
三峰川連合では、4月に新しく就任した白鳥市長に、新ごみ中間処理施設に関しての考えを問うため、今回、公開質問状を提出した。
三峰川連合では、今月20日までに回答するよう求めている。 -
伊那まつりポスターなど表彰
伊那まつりまであと5日と迫った2日、伊那まつりをPRするポスターコンクールの入賞者と、公式Tシャツデザイン採用者の表彰式が、伊那市役所で行われた。
今年の伊那まつりポスターコンクールの最優秀賞は、西箕輪中学校2年の高橋透君の作品。
高橋君の作品は、全体の色使いや、楽しそうな祭りのイメージが表現されていることなどが評価された。
高橋君は、「ポスター原画に選ばれとてもうれしいです、祭りでは花火が楽しみ」と話していた。
また、公式Tシャツデザインに採用されたのは、市内の広告代理店に勤務する菅原一英さんの作品。
菅原さんのデザインは、何色もの線で表現した天竜川や、天に登っていく白い竜が、これまでにない新しいデザインと評価された。
菅原さんは、「Tシャツを多くの人に着してもらい、皆が一体となり、祭りを盛り上げてもらいたい」と、話していた。
2日は、この他に、ポスターコンクール優秀賞受賞者の表彰も行われ、酒井茂副市長から一人一人に、賞状と記念品等が手渡された。
ポスターは、市内の公共施設や事業所に張り出されていて、公式Tシャツは、祭り当日踊り参加者等が着用している。
伊那まつりは、7日に市民踊り、8日に花火大会が開催される予定。 -
三洋グラビア家族感謝祭
包装用フィルムパッケージの企画・製造・販売をしている伊那市西箕輪の三洋グラビアは、7月31日に本社工場で家族感謝祭を開いた。
家族感謝祭は、従業員の家族に職場を知ってもらい、交流を深めてもらおうと、社員が実行委員会を組織して開いている。
この日は、社員の家族やOB、来春入社を予定している内定者など250人が西箕輪にある本社を訪れ、生産工程を見学した。
髪の毛やほこりを工場ないに入れないよう、専用の帽子をかぶり、エアシャワーをあびた後、工場内に。小さな子どもは、興味深そうに印刷物に触れていた。
正面玄関前の庭では、スイカ割りも行われ、従業員の子どもが楽しんでいた。
また、手づくりの各種露店も立ち並び、訪れた人たちを接待していた。
この家族感謝祭は、今年で3年目で、原敬明社長は、「社員が自ら考えもてなすことで、モチベーションも年々上がってきている」と手ごたえを感じているようだった。 -
創造館で開館記念フォーラム
伊那市創造館で、1日南箕輪村の神子柴遺跡について考えるフォーラムが開かれた。
フォーラムは、伊那市創造館が開館記念フォーラムとして企画した。
創造館では、国の重要文化財である神子柴遺跡から出土した石器などを多数所蔵している。
そのため、今回神子柴遺跡についてのフォーラムを企画し、パネリストに、専門家3人を迎えた。
フォーラムでは、神子柴遺跡から発掘されたものや、発掘時の状態から、この場所がどういう場所だったのかについて話された。
明治大学黒曜石研究センターセンター長の小野昭さんは、「神子柴遺跡から出てきた石器をみるととてもきれいな石器ではあるが、生活するのに不足しないだけのものがそろっている」と話した。
国立歴史民族博物館名誉教授の春成 秀爾さんは、専門家の間では、お墓ではないかと当初から言われていると紹介した上で、神子柴遺跡から男性が身に着けていたとされる石斧が6つ見つかっていることから、ここでは6人の男性が生活していたのではないかとする説を話した。 -
弥生ヶ丘高校男子ソフトボール部インターハイ出場
伊那弥生ヶ丘高校の男子ソフトボール部は、8月から沖縄県で開かれるインターハイソフトボール競技大会に出場する。
27日、ソフトボール部のメンバーが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長にインターハイ出場のあいさつをした。
男子ソフトボール部がインターハイに出場するのは7年連続26回目となる。
6月に開かれた北信越大会で準優勝しインターハイ出場を決めた。
今年のチームは、足が速い選手が多く、外野の守備が堅いことが特徴だという。
伊那弥生ヶ丘高校男子ソフトボール部が出場するインターハイソフトボール競技大会は、8月6日から沖縄県で開かれ、初戦は兵庫県と岡山県の勝者と対戦することになっている。 -
NHKラジオ体操 伊那市で公開放送
NHKラジオ体操の公開放送が30日、伊那市陸上競技場で行われた。
ラジオ体操の公開放送には、伊那市内の子どもからお年寄りまで、約2500人が参加した。
公開放送は、7月20日から8月31日までの毎朝全国各地で行われていて、伊那市で開かれるのは3回目。
直前まで降っていた雨もやみ、集まった人達は元気に体を動かした。
伊那市出身でNHKテレビ体操インストラクターの有賀 暁子さんは「大勢の方が笑顔で体操していたのが印象的でした。元気を世界に発信できたと思う」と話していた。
また、30日参加した人のラジオ体操出席カードには、イーナちゃんスタンプがおされた。
市では、「これを機会にラジオ体操に興味をもってもらい、健康維持と早寝早起きを心がけてほしい」と話していた。 -
K-kidsが全国大会優勝
伊那市を拠点に活動しているダンススクール「K-kids」(ケー・キッズ)は、7月10日・11日に神奈川県で開かれた全国大会で見事優勝した。
29日、K-kidsのメンバーが市役所を訪れ、酒井茂副市長ら職員に華麗なダンスを披露し、大会での活躍を報告した。
大会は、全国こどもチャレンジカップ第5回全国大会で、ケー・キッズの小学4年・5年8人の選抜チーム「ファッシネイト」は、団体のフリースタイル部門で30チーム中、見事優勝を果たした。
29日は、ファッシネイトのメンバーたちがそろいの衣装で登場し、大会と同じ踊りを披露した。
また、小学2・3年生のチーム「フリスク」も3位に入り、K-kidsが団体のフリースタイル部門で1位と3位を占めるという活躍ぶりだった。
「フリスク」のメンバーも同じ踊りを披露し、市の職員から拍手をあびていた。
代表の春日絵理加さんは、「上伊那のこどもたちが頑張っているということを発信できてうれしい」と話していた。
演技を見た酒井茂副市長は、「あいさつ、笑顔、元気が良く感動した。」と話し、子どもたちの健闘をたたえていた。 -
中病新院長に川合博さん(現・県立こども病院副院長)
伊那中央病院の小川秋實院長が8月末に退任し、新しい院長に、現在長野県立こども病院副院長の川合 博さんが就任することが30日わかった。
河合さんは現在62歳、信州大学医学部卒業後、市立甲府病院小児科医長などを経て平成14年から長野県立こども病院の副院長を務めている。
電話取材に対し、川合さんは「伊那中央病院は上伊那の基幹病院なので地域に良質な医療を提供できるよう、がんばりたい。」とコメントした。
この件について記者会見を開いた白鳥孝伊那中央行政組合長は、小川院長の退任理由について、「自分を中病の院長に指名した小坂樫男前市長が退任したことが大きい、と申し出があった。」と説明、また、河合さん選任の理由については、「地域医療にとって信州大学との連携が必要であり信大から推薦を受けた。」と説明した。
河合新院長は9月1日に着任する予定。 -
伊那ファイターズが全国へ
中学生の硬式野球チーム伊那ファイターズは、8月2日から東京都で開かれる全国大会に出場する。
27日、伊那ファイターズのメンバーが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に全国大会出場のあいさつをした。
伊那ファイターズは、伊那市と南箕輪村、辰野町の中学生39人が所属している。
6月19日から開かれた信越大会で準優勝し、16年ぶり2回目の全国大会出場を決めた。
伊那ファイターズが出場するリトルシニア第38回日本選手権大会は、8月2日から東京都の神宮球場を主会場に開かれる。 -
はせっこサマースクール始まる
伊那市長谷公民館が主催する夏休み中の子どもたちを対象にしたサマースクールが、29日から始まり、公民館で子ども達が昼食を作った。
はせっこサマースクールと名付けられたこの教室は、今年で3年目。
今年は、33人の小学生が参加し、中学生がボランティアでサポートにあたる。
サマースクールは、4日間の日程で、午前は近くの寺で座禅と夏休みの宿題に取り組み、午後は体験学習を行う。 -
文化財パトロールで管理状況など確認
国の重要文化財や史跡などの管理状況や保存状態を確認する「文化財パトロール」が27日、伊那市で行われた。
県の文化財保護指導員が伊那市高遠町、長谷地区を回った。
このうち高遠町の遠照寺では、国の重要文化財に指定されている釈迦堂と、その中にある多宝塔の管理状況を確認した。
多宝塔は、室町時代の1502年に造られ、長野県にある多宝塔としては、一番古いものとされている。
指導員は、色落ちがないか、虫くいはないか、壁に蜂の巣などはないかなど、保存状態を確認していた。
この文化財パトロールは、秋にも行われる事になっている。 -
怪談語る「富県のコワイ夜II」
伊那市の富県ふるさと館で28日夜、怪談を語るイベント「富県のコワイ夜II」が行われた。
このイベントは、夏休み中の子どもの居場所づくり事業「富県こどもおいで塾」の一環で行われた。
去年に続いての開催で、子どもや保護者およそ100人が参加した。
ろうそくの明かりが灯された部屋の中で、富県ふるさと館図書室の読み聞かせボランティアらが、日本や外国に伝わる怪談を披露した。
集まった子どもたちは、怪談に聞き入り、夏の夜を楽しんでいた。 -
生涯学習施策の基本構想検討へ
伊那市の生涯学習施策の指針となる基本構想について検討する審議会が、29日発足した。
教育関係者や関係団体の代表など15人が、白鳥孝市長から委員に委嘱された。
生涯学習基本構想は、合併前の3市町村でそれぞれ策定されていたが、時間がたち実態にそぐわなくなっていることなどから、新しい伊那市として、基本構想を策定する。
生涯学習は、スポーツや文化活動など、自主的な学習活動を意味していて、基本構想では、生涯学習が活発な地域を目指すための理念や計画が盛り込まれる。
白鳥市長は、「シンプルで、使い勝手がよく、小回りのきく構想をお願いしたい。伊那市民の生涯学習の中で息づいていくような意見を出して欲しい」と話し、審議会に諮問した。
審議会会長に選ばれた兼子文徳さんは、「人間関係の希薄化、地域の教育力の減少を感じている。市民が生き生きと生きられる基本構想ができるよう精一杯がんばりたい」と挨拶した。
審議会は、年内に白鳥市長に答申する予定。 -
伊那市保健委員連合会エコキャップ届ける
伊那市保健委員連合会は29日、市民から集まったエコキャップを伊那市の介護センター花岡に届けた。
連合会の役員が、エコキャップ回収の窓口になっている介護センター花岡にペットボトルのキャップおよそ2万4千個を届けた。
これは、発展途上国の子どものためのワクチン30人分の購入に充てられる。
連合会では去年からエコキャップ運動に取り組んでいて、去年1年間で、ワクチン191人分に相当するエコキャップを集めたという。
店長の武田英敏さんは、「連合会の取り組みで、エコキャップ運動のすそ野が広がり、いいきっかけを作っていただいた」と感謝していた。
連合会は今後も活動を続け、10月に開かれる健康まつりでは、エコキャップ回収コーナーを設けて市民に協力を呼び掛けるという。