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伊那北高校ペン祭
伊那市の伊那北高校の文化祭、ペン祭の一般公開が、26日から始まった。
今年のテーマは「THIS IS IT 縲怩アれが、まさに伊那北だ縲怐v。 今、ここでしかできないことを実行し、全校生徒の集大成となるように竏窒ニいう思いが込められている。
坂本竜馬を題材に、全校生徒が折り紙を細かく切って作ったモザイク画が、生徒玄関前に展示されている。顔の部分が松山敏彦校長になっているユニークな作品だ。
クラス展では、日頃食べている弁当についてまとめたり、11月に予定している長崎研修旅行のための事前学習の成果を発表している。
また、伊那北高校創立90周年を記念して今年建てられた高志館が一般開放されている。
これまでの歴史を記録した写真や、ペン祭の歴代ポスターなどが展示されている。
一般公開を前に、伊那北高校OBでバンクーバーパラリンピック、アイススレッジホッケーで銀メダルに輝いた馬島誠さんの講演会も行われた。
馬島さんは「人生を歩む中で感謝の心を忘れなければ、必要な時に必要な人と出会うことが出来る」と話していた。
伊那北高校のペン祭一般公開は27日までで、27日は吹奏学部や音楽部による演奏会も予定されている。 -
アユの友釣り解禁
アユの習性を利用して釣りをする「友釣り」が26日、天竜川水系で解禁になった。
朝から多くの人が天竜川に入り、待ちに待ったアユの友釣りを楽しんでいた。
友釣りは、アユの縄張り争いの習性を利用して、糸につけたおとりアユを泳がせ、攻撃してきたアユを釣り上げるというもの。
天竜川漁業協同組合によると、水温が高めでアユのエサとなるコケが多い天竜川は、大物が釣れるため、県外からも多くの釣り客が訪れる人気のスポットだという。
漁業協同組合の上條純敬組合長は、「1年間天候に恵まれて、良い環境で良いアユをたくさん釣ってもらえたらうれしい」と話していた。
あいにくの雨模様だったが、多い人では40匹以上釣り上げたという。 -
小黒川キャンプ場 市民割引実施
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場は、伊那市民を対象に平日の利用料をおよそ3割安くする。
伊那市在住の利用者は、キャビンの利用が通常1万2千円のところ8千円、オートキャンプサイトの利用は3千円が2千円になる。
割引期間は、8月1日から16日を除く平日。
伊那市振興公社では、「利用者が少ない平日に、より多くの市民に安く利用してもらいたい」と話している。 -
弥生高文化祭「弥生祭」26日から一般公開
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、文化祭「弥生祭」が4日間の日程で行われている。
25日は、弥生祭の2日目で、午前中は各クラスがパフォーマンスを披露する「クラパフェ」が行われた。
生徒たちは、クラスごとステージに上がり、この日のために練習してきたダンスなどを披露し、教員が審査員となって点数を付けた。点数の分だけライトが点灯する仕組みになっていて、パフォーマンスを披露したクラスは、ランプの点灯する数を見て、声をあげていた。
26日、27日は、学校を開放し一般に公開する。
一般公開は、明日が午前10時から午後3時半まで、明後日が午前9時半から午後2時まで。公開中は、さまざまな出店も並ぶ予定。 -
伊那中病院ロゴマーク発表
伊那中央病院は、地域から愛され、より親しんでもらえる病院としてイメージアップを図ろうとロゴマークを作成し、25日発表した。
去年12月から今年2月までの間に全国から1,338件の応募があり、東京都千代田区の須賀裕明さんの作品が採用された。
ロゴマークは、若々しい生命の象徴である花をモチーフに伊那中央病院の英語表記、伊那・セントラル・ホスピタルの頭文字、ICHで桜の花びらを表現している。
白鳥孝市長は、「素敵なロゴマークを選んでいただいた。病院のシンボルとして大事にしていってもらいたい」と話していた。
このロゴマークは、病院の旗や名刺・封筒へ印刷するなどして活用していくという。
ロゴに採用された須賀さんは、9月の病院祭で表彰されることになっている。 -
美篶上大島の住民が花の苗植え
伊那市美篶上大島の地区住民が23日、三峰川河川敷に整備している公園に花の苗を植えた。
上大島環境部会の役員およそ20人が、サルビアの苗350本を植えた。
上大島地区では、10年前から三峰川河川敷の草刈りなどに取り組んでいて、昨年からは河川敷を多目的に利用できる公園にしようと整備している。
公園整備は、伊那市地域づくり活動支援金事業に採択されている。
花の苗植えは整備の一環で、役員がおよそ30センチ間隔に苗を植えていた。
本年度は、スポーツができる場所も整備する計画で、7月に上大島地区全戸が参加して草刈りと石拾いをするという。 -
伊那北保育園児がブロッコリー収穫
伊那北保育園の園児が25日、伊那市野底の畑でブロッコリーの収穫体験をした。
園児約100人が伊那市野底の農家、平沢正弘さんの畑でブロッコリーを収穫した。
平沢さんは地元の農家でつくる野底野菜の会会員で、伊那北保育園と野菜を通した交流を行っている。
収穫体験もその一環で、園児らは取ったブロッコリーを持ってきたビニール袋に詰め込んでいた。
野底野菜の会は12人で活動していて、旬の野菜を伊那北保育園に提供している。
園児らは、そのお礼に会員を招き野菜を使った食事会を開くなど交流している。
平沢さんは「子どもたちとのふれあいは楽しみで、野菜づくりの励みになります。栄養たっぷりの野菜をいっぱい食べて大きくなってもらいたいです」と話していた。
収穫したブロッコリーは、それぞれ家庭に持ち帰り、家族で味わうという。 -
入笠湿原 スズラン見ごろ
入笠山の入笠湿原のスズランが見ごろを迎えている。
入笠湿原一帯には80万株のスズランの群生を見ることができる。
24日は多くの登山客が訪れカメラに収めていた。
スズランは今月いっぱい楽しめそうだ。 -
園児が五平もち作りに挑戦
伊那市の美篶西部保育園の園児が24日、五平もち作りに挑戦した。
地域の人にも手伝ってもらい、園児が五平もちを作った。
五平もちは、保育園のおやつに出すと園児が喜んで食べ、人気があるという。
そこで食育の一環として、郷土料理を知るために、自分たちで手作りして食べようと、今回初めて五平もち作りが行われた。
園児は、炊きたてのご飯をすりこぎでつぶした後、ラップに包んで握り、丸い五平もちの形にした。
年長の園児は、握ったご飯をホットプレートで焼く体験もした。
ご飯が焼き上がると、ごま味噌を塗って、給食の時間に食べた。
五平もちのお代わりがあるか保育士に聞く園児もいて、手作りした五平もちを味わっていた。 -
西駒山荘へ荷上げ
夏山シーズンの到来。
伊那市観光(株)が経営する中央アルプスの西駒山荘へ、食料や燃料などをヘリコプターで輸送する荷上げが24日行われた。
伊那市横山の鳩吹公園から、中央アルプス将棊頭山の直下にある西駒山荘へ荷上げが行われた。
西駒山荘の管理人や伊那市観光の職員らが、山荘の営業で使う野菜や米、燃料などを、ヘリコプターで運びやすいように積み上げていた。
今年は、6合目から胸突きの頭までの登山道の改修を行うための木材も輸送した。
ヘリコプターは5往復し、1700キロほどの荷物を山荘へ運んだ。
伊那市観光(株)によると、去年は、前の年より64人多い446人が宿泊した。
去年は、天候には恵まれなかったが、西駒山荘管理人のオリジナルカレーが人気を集めている事や、全国的に女性登山者が増加している事などから、宿泊客が増えたのではないかという。
また、西箕輪の羽広荘と、西駒山荘がタイアップし、両方の施設で宿泊した場合は、2000円割引するサービスを去年から始めていて、その効果もあったのではないかとみている。
西駒山荘の営業は、7月10日(土)から体育の日の10月11日までとなっている。 -
伊那市長がコラム
伊那市の白鳥孝市長は、市報やHPで、自身の考えや思いをつづるコラムを始めた。
伊那市のHPには、「市長のコラムが始まりました」と書かれている。
クリックすると、市長のお薦めスポットが出てくる。
コラムの中で白鳥市長は、伊那スキーリゾートから見る三峰川の景観を、好きな河岸段丘の風景だと紹介している。
白鳥市長は、長野県の自然観察インストラクター・自然保護レンジャーとして活動してきた経験もあり、コラムでも、自然への思いが綴られている。
白鳥市長は、「身近な話題や季節の話題を伝えながら、自身の考えや伊那市への思いを掲載していきたい」としている。
このコラムは、市報いなと伊那市のHPで見る事ができ、毎月更新される予定。 -
助産師中田みよさん 日本助産師会長賞受賞
伊那市日影の助産師中田みよさんが、長年母子保健に貢献したとして、日本助産師会会長賞を受賞した。
中田さんが24日、市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告した。
中田さんは現在82歳。伊那市日影で中田助産院を開いている。
最も功績のあった人に贈られる日本助産師会会長賞を受賞したのは長野県内では中田さんのみ。
中田さんは飯田市の出身で、名古屋大学医学部付属の助産婦学校で学び、名古屋大学病院で助産師として勤務していた。
結婚を機に伊那市に移り住み、当時の伊那中央総合病院に勤務した後、昭和56(1981)年に中田助産院を開き分娩や母子保健指導をしてきた。
現在も現役で、母乳相談と育児相談をしている。
学生時代から平成18年に出産の扱いをやめるまでの58年間で、1万2千人の子どもを取り上げたという。
白鳥市長は、「生涯の仕事として、こんなに尊い仕事をしていることは素晴らしい」と、中田さんの受賞を祝福していた。 -
長谷の子育て学級でお話の会
伊那市の長谷公民館の子育て学級で23日、お話の会が開かれた。
子育て学級は、保育園入園の子どもとその親を対象に開かれているもので、月2回活動している。
お話の会のメンバーが公民館を訪れ、パネルや人形などを使ってお話や歌を披露した。
子どもたちは、人形に触れたり、歌に合わせて体を動かすなどして楽しんでいた。
お話の会の金丸恵美子さんは、「子どもたちに、お母さんの声でお話を読んであげてください」と母親らに呼び掛けていた。 -
建築等工事現場の巡視
上伊那地方事務所は23日、長野県違反建築物防止週間にあわせて、管内の建設中の建物などの工事現場を巡視した。
巡視には、上伊那地方事務所職員と長野県建築指導員の13人が参加した。
建築物の安全性の向上や建築基準法の内容の周知を目的に毎年5回巡視している。
巡視は、3つの班に分かれて行われた。
伊那市駅前に建設中の高齢者専用賃貸住宅の工事現場では、建物が適正な構造か、工事が当初の計画通り行われているかなどをチェックした。
今回は管内34カ所の巡視を行い、違法な工事はなかった。
上伊那地方事務所では、違反の建築物がないように、定期的に巡視を続けていくという。 -
信州DC100日前イベント
JRが長野県とタイアップして行う観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」の開催まで100日と迫った。
23日は、県内一斉にPRイベントが行われた。
伊那市内の大型店では、上伊那地方事務所や伊那市の職員など6人が、チラシを配ってキャンペーンをPRした。
伊那市のキャラクター・イーナちゃんもPRに参加し、人気を集めていた。
このPRイベントは、キャンペーンまで100日前となったことから、県内18カ所で行われた。
信州デスティネーションキャンペーンは今年の10月から3カ月間行われる。 -
山本町の教員住宅 市営住宅に
伊那市山寺山本町団地の教員住宅を、市営住宅として活用する条例改正案が、市議会経済建設委員会で可決された。
25日は、市役所で市議会経済建設委員会が開かれ、山本町団地の教員住宅を市営住宅とする条例改正案について可決した。
山本町団地の教員住宅は、1984年度に建設されたもので、8戸が入居できる。
時代の変化などにより、教員住宅に空きが増えるようになったことから、既存施設を活用していこうと市営住宅とする。
また、老朽化に伴い、4戸が入居できる西春近の市営住宅は廃止される方針。
教員住宅を市営住宅とするのは、合併以降、初となり、伊那市では今後も、教員住宅で活用できるものについては、順次市営住宅としていきたいとしている。
なお、山本町の教員住宅を追加、西春近の市営住宅を廃止すると、市内の市営住宅は、805戸となる。
また、市営住宅から暴力団を排除するための条例改正案も委員会で可決されている。 -
上の原脳いきいき講座と園児交流
伊那市上の原の脳いきいき講座に通うお年寄りと上の原保育園の園児が22日、交流した。
脳いきいき講座に通うお年寄り約10人と上の原保育園の年長園児23人が、手遊びなどで交流した。
これは、上の原保育園の「ふれあい保育の日」に合わせて行われた。
これまで、園児が脳いきいき教室に参加し、交流することはあったが、お年寄りが保育園を訪れての交流は今回が初めて。
地元のお年寄りに保育園のことを知ってもらおうと、保育園側から呼びかけた。
参加したお年寄りは、子どもたちとの交流を楽しんでいた。
交流会は秋にも開く予定。 -
伊那養護学校ですもう大会
伊那市の伊那養護学校の生徒は21日、木曽青峰高校の相撲部と交流した。
この交流は、伊那養護学校の寄宿舎の職員が当時の木曽山林高校、現在の木曽青峰高校の相撲部を指導していた事が縁で始まり、今年で7年目。
木曽青峰高校の相撲部の生徒6人が伊那養護学校を訪れ、中学部と高等部の生徒とすもうをとり交流した。
伊那養護学校の生徒はこの日を楽しみにしていたということで自分達よりひと回り大きな体にぶつかっていた。
生徒たちは約1時間、交流をしながら相撲を楽しんでいた。 -
保育士グループ関東ブロック前に練習
伊那市内の保育士でつくるグループが、来月新潟県で開かれる「保育研究大会」で発表するレポートの最終確認を、21日にした。
21日は、保育士らが集まり、発表練習と原稿の確認をした。
メンバーは、去年の10月に開かれた県の保育研究大会に出場し、「異なる年齢の子ども同士の関わり」をテーマにレポートを発表した。
そのレポートが評価され、今回、関東甲信越地区の保育園を対象とする大会に出場することになった。
発表者の浦野かづみさんは、異なる年齢の子供同士の関わり合いが、思いやりの心を育てることなどに触れ、各保育園で関わり作りのためにどのような取り組みをしているか、発表していた。
保育研究大会は来月6日、7日、新潟県で開かれる予定。 -
瑞雲墨志会会員展
下平瑞雲水墨画教室に通う生徒でつくる瑞雲墨志会の会員展が23日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、教室に通う上伊那地区会員の作品81点と、指導者の下平さんの作品23点の合わせて104点が展示されている。
下平さんは、駒ヶ根市出身の85歳。40年ほど前から書道を始め、水墨画も描くようになった。現在は、上伊那地域で9カ所、長野市で3カ所、水墨画教室を開いていて、生徒は約100人いる。
会員展は、水墨画教室に通っている会員同士の交流を図ると同時に、一般の人にも見てもらおうと行っている。
通い始めて4年未満の新人会員や、12年以上のベテラン会員らが、思い思いのテーマを水墨画や水彩画で表現している。
瑞雲墨志会会員展は27日まで。 -
上農定時制振興会総会
上伊那農業高校定時制が本年度をもって閉校となることに伴い、資金援助や生徒の教育支援を行ってきた定時制振興会も本年度で解散となる。
振興会の最後の総会が23日、開かれた。
定時制振興会は、伊那市や南箕輪村、同窓会などで構成され、定時制への資金援助や生徒の教育支援を行っている。
来年3月に解散することから、同日は最後の総会が開かれ、本年度の事業計画と予算が承認された。
本年度は、教材費などのほかに閉校に伴い学校誌を卒業生や教育関係者に配布するための資金10万円を援助していくという。
総会では、来年3月3日に定時制最後の卒業式と閉課程式、5日に同窓会主催の記念式典を行うことが学校から報告された。
上農定時制振興会は、昭和45年に発足した。副会長で南箕輪村の征矢鑑教育長は、「これまで定時制の振興に協力させて頂いて最後の総会の日を迎えた。今年度の卒業生が自分の希望する道に進めるよう最後まで見守りたい」と話していた。 -
西箕輪南部・富県保が麦収穫見学
伊那市の富県保育園と西箕輪南部保育園の園児が22日、麦の収穫を見学した。
22日は、富県保育園と西箕輪南部保育園の年長児42人が、伊那市東春近榛原の麦畑を訪れた。
JAの協力で年間を通して農業体験をしている富県保育園と、お団子作りをきっかけに麦について関心をもった西箕輪南部保育園の園児が、交流を兼ねて大麦の収穫を見学した。
子ども達は、コンバインで次々と刈られていく様子を楽しそうに見ていた。
今回協力したのは富県の麦生産者。子供達は生産者から茎を使ったシャボン玉遊びを教えてもらい、違う保育園の園児どうしでグループを作って遊んだ。
また、去年収穫した麦を使った麦茶もごちそうしてもらった。
富県保育園、西箕輪南部保育園では、麦がどう育ちどんな食べ物になるのか、麦わらで何が作れるのかなどを学び、自分の住んでいる地域を好きになってもらいたいと話していた。 -
伊那市体協 ゴルフチャリティー寄付
伊那市体育協会のゴルフ部は21日、市民体育祭ゴルフ競技のチャリティーで集まった9万6656円を伊那市に寄付した。
21日は、伊那市体育協会ゴルフ部の菅忠男部長ら役員2人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金を手渡した。
ゴルフ競技は20日、約230人が参加して信州伊那国際ゴルフクラブで行われた。
チャリティーは、6番ショートホールで、ワンオン出来なかった人に500円を募り、9万6656円が集まったという。
菅部長は、「伊那市のために有効に使ってほしい」と話した。
白鳥市長は、「スポーツ振興など全般に使わせていただく」と感謝していた。 -
伊駒流現代舞踊発表会
伊駒流舞踊会による伊駒流現代舞踊発表会が20日、伊那文化会館で開かれた。
発表会は日頃の稽古の成果を披露しようと行われたもので、73の演目が披露された。
このうち宗家家元の伊駒寿宜さんは男舞、任侠人生劇場を披露した。
伊駒流舞踊会は寿宜さんが伊那谷独自の流派としてはじめたもので、日本の伝統舞踊を基本に新しい創作舞踊を行っている。
寿宜さんは親の踊る姿を見て育ちその影響で舞踊を志したということで踊りの創作のほか、舞踊芝居も手掛けている。
20日の発表会では伊駒流舞踊会一同による伊駒音頭も披露された。
伊駒流舞踊会では踊りを通して健康づくりや人とのふれあいを広げていきたいと話している。 -
県消防救助技術大会で伊那消防署優勝
伊那消防署は、19日に長野市篠ノ井で開かれた県消防救助技術大会の引揚救助訓練で優勝し、7月に神奈川県で開かれる関東大会への出場が決まった。
引揚救助訓練には、県下9つの消防本部から9チームが出場し、伊那消防署が82.1秒のタイムで7年ぶり2回目の優勝を果たした。
このチームは、7月14日に神奈川県厚木市で開かれる関東大会に県代表として出場する。 -
伊那西小児童がアマランサス学ぶ
伊那市の伊那西小学校の4年生10人が18日、伊那地域アマランサス研究会のメンバーに教わりながら、雑穀「アマランサス」の種をまいた。
4年生は今年、食物がどうやって育つかを学ぼうと、アマランサスの栽培に挑戦することにした。
研究会のメンバーは、「アマランサスは栄養価が高い食べ物。育てるだけでなく、食べて元気になってほしい」と話していた。
アマランサスは約1週間で15センチほどになるということで、子どもたちは今後、間引き作業などを行う。 -
ローズガーデンで花苗の無料配布
バラが見ごろを迎えている伊那市高遠町の「しんわの丘ローズガーデン」で18日、花の苗の無料配布が行われた。
現在、しんわの丘ローズガーデンでは、さまざまなバラが見ごろを迎えている。
それに合わせて、ローズガーデンの駐車場で花の苗の無料配布が行われた。
これは、伊那市振興公社が緑化事業の一環として毎年行っている。
これまでは旧勤労者福祉センターの東側駐車場で行っていたが、見ごろのバラを楽しんでもらおうと、今年は最初の1日をしんわの丘で行うことにした。
訪れた人たちは、バラの花を楽しんだ後、花の苗を受け取っていた。 -
伊那市観光(株)施設利用減少
伊那市観光株式会社が経営する日帰り入浴施設と宿泊施設の平成21年度の利用は、入野谷の日帰り入浴を除いて、すべて前年度より減少したことが分かった。
21日開かれた伊那市議会一般質問で、21年度の利用者の見込み数が示された。
説明によりますと、日帰り入浴では、入野谷の利用者は約1万1千人で、前年度の8千人に比べ140・4%と増加した。
増加理由については、長谷のゼロ磁場を訪れた観光客が利用したのではないかとしている。
日帰り入浴施設は、みはらしの湯、さくらの湯、仙流荘、入野谷、高遠さくらホテルの5つある。
全体では、21年度は約34万4千人で、前年度の35万9千人と比べ95・6%と減少した。
また宿泊施設は、羽広荘、仙流荘、入野谷、高遠さくらホテルの4つあり、宿泊者数は、21年度はおよそ3万3千人で、前年度の3万8千人と比べ88・1%と減少した。
利用者が減少したことを受け白鳥孝市長は、「背景には不況もある。利用が下がっても利益が出る体質をつくり、しっかりやっていきたい」と答えた。 -
市長「合併について対話したい」
伊那市の白鳥孝市長は、6月定例議会終了後に、高遠町地域や長谷地域に出向いて、合併後の伊那市について住民と対話したい考えを21日に示した。
21日の、伊那市議会一般質問で、合併して4年の反省と今後について、議員の質問に答えた。
白鳥市長は、「合併から4年が過ぎたが、順調に進んでいると感じている。新しい地域として進化しているのではないか。高遠町地区、長谷地区に出向いて、住民と、合併後についての意見や、どのように変えていきたいかという夢などについて対話したい」との考えを示した。
住民との対話の時期については、6月定例市議会が閉会した後としている。
また、リニア中央新幹線については、「内陸の公共交通が不便なこの地域が、不便なまま切り捨てられてそれでよいのか。もっと地域で声を発するべきなのではないかと思う。地方と中央の格差を是正すると言っている国は、リニアで姿勢を見せてもらいたい」と述べた。 -
出水期を前に伊那市職員が土のう作り
出水期を前に伊那市役所で21日、職員が土のうの作り方を学んだ。
土のう作りには、市役所や支所の職員、合わせて40人程が参加した。
伊那市では毎年この時期に、土のうの整備と職員の研修を兼ねた講習会を開いている。
伊那消防署警防課の伊藤政史さんが講師を務めた。
市の職員達は、紐がほどけないよう結び方の指導を受けながら、新たな土のうを作ったり、古くなった袋の交換を行っていた。
伊那市では、平成18年に集中豪雨による大規模な土石流の発生があったり、平成20年にも高遠地区で土砂の流出による床下浸水の被害が出るなど、大量の土のうを必要とする災害が起きている。
今回の作業で350個の土のうを製作。土のうは、市役所以外に消防署や各支所でも備蓄されていて、災害の際に役立てられる。