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トンボの楽園で自然観察会
伊那市富県のトンボの楽園で、20日、自然観察会が開かれた。
観察会は、信州野鳥の会が、楽園一帯の多様な自然を知ってもらおうと企画し、県内各地から、親子連れなど、約20人が参加した。
参加した人達は、トンボなどを見つけると、写真を撮ったり、双眼鏡で観察したりしていた。
諏訪市から孫と参加したある男性は、「ハッチョウトンボを孫に見せたくて参加した。こういった自然は残していってもらいたい」と話していた。 -
芸大生が器楽講習会
伊那市内の中学校や高校の吹奏楽部の部員を対象に、東京芸術大学の学生が演奏指導する講習会が20日、伊那市のいなっせで開かれた。
器楽講習会は、10月に開かれる第24回伊澤修二記念音楽祭の事業の一環として開かれ、東京芸術大学音楽学部の学生30人が講師を務めた。
今年から講習会は、子供たちがより充実した指導を受けられるよう、時間はこれまでの半日から一日になった。
市内の中学や高校に通う生徒約240人が参加し、楽器ごとに分かれ指導を受けた。
このうちチューバ練習では、生徒から「思うような音が出ない」との質問に対し、芸大生は「ピアノなどで正確な音を聞き、イメージする事が大切」とアドバイスしてい
た。
またパーカッションの指導では、「姿勢を大切にして、力でたたくのでは無く、腕全体を使い肩からしならせるようにすると常に安定した音が出るようになる」と話していた。
東京芸術大学と伊那市は、旧高遠町出身の伊澤修二が芸大の初代学長を務めたことが縁で交流がある。 -
婚活イベント
婚活イベント、サッカー日本代表応援観戦会が、19日伊那市のいなっせ北側多目的広場で開かれた。
イベントは、サッカー日本代表の試合観戦が、男女の出会いの場になればと、いなし出会いサポートセンターが企画した。
伊那市では、4年前、中心市街地の活性化を目的に応援観戦会が開かれた。
この時多くの若者が集まったことから、サポートセンターでは出会いの場づくりとして、イベントを企画した。
時折雨が降る天候となったが、400人以上の人が集まり、モニターに映し出される、試合を観戦した。
集まった人達は、テレビを見て、熱い声援を送り、盛り上がっていた。
試合後、会場では、共に日本代表を応援した若者が、連絡先を交換する姿も見られた。 -
梅雨の中休み 各地でイベント
梅雨の中休みと日曜日が
重なった20日、各地でイベントが開かれ親子連れなどで賑わった。
JR伊那北駅前では第1回ちびっこチャンバラ選手権が開かれた。
このイベントは山寺活性化協議会が開いたもので、小学生約40人が参加した。
子どもたちは風船のついた面をかぶり、竹刀がわりの新聞紙でチャンバラを楽しんだ。
チャンバラ選手権では剣道を習っている伊那剣心館のメンバーが審判をつとめるなどイベントに協力した。
JR伊那北駅前はチャンバラに参加した子どもやその保護者の歓声で賑わいをみせていた。 -
参院選ポスター掲示板設置
6月24日公示、7月11日投開票の参議院選挙のポスター掲示板の設置作業が19日、伊那市内の市役所付近で行われた。
参院選長野選挙区では、定数2に対し6人が立候補を予定していて、掲示板には10区画が用意されている。
設置作業は22日まで行われ、伊那市全体では297箇所に掲示板が設置されることになっている。 -
山荘ミルクのバラ見ごろ
伊那市横山の山荘ミルクのバラが見ごろを迎えている。
山荘ミルクでは、5年ほど前からバラを中心に季節の花を楽しむことができる庭づくりをしている。
約5千坪の庭園には、450本のバラと千種類以上の草花が植えられている。
山荘ミルクの向山美絵子さんは「季節の草花が競って咲いて、バラの良さをさらに引き立たせている。バラだけでなくいろいろな花を楽しんでもらいたい」と話している。
バラの見頃はここ2週間ほどだという。 -
宮ノ花八幡社で幟建て実演
伊那市富県の宮ノ花八幡社の氏子総代会は19日、大きな幟を少ない人数で安全に建てることができる「幟建て補竿」の実演を現地で行った。
実演には、地元の氏子や祭事の係、他地域などから30人程が参加した。
「幟建て補竿」は、昨年幟を建てる際、車で引っ張っていたロープが切れ、幟が倒れたということがあり、より安全な方法として伊那市富県の織井常和さんが考案した。
補竿は、長さ4メートル、12センチ角の柱で、先端部分にロープを通す溝と90度に開けられた2カ所の穴がある。
この柱を幟を立てる石柱にくくり付け、ロープを結んだ幟を下から起こしながら、ロープの反対側を幟が起きた分だけ引いていくという仕組みになっている。
この「幟建て補竿」は、秋に行われる宮ノ花八幡社の例大祭で使用するという。 -
ローズガーデンで結婚式
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで見頃になったバラに囲まれての人前結婚式が18日行なわれた。
式を挙げたのは、竹下俊夫さん、裕子さん夫妻。
東京出身の新郎の俊夫さんが、社会人となり初めての赴任先となった伊那市で高遠在住の新婦裕子さんと知り合い今年3月に入籍した。
俊夫さんの新しい赴任先は和歌山市で、4月の転勤に伴う引越しなどがひと段落し、式を挙げたいと思っていたところ、さくらホテルの募集を知り応募。裕子さんの地元、高遠での挙式が実現した。
高遠さくらホテルが、企画しているローズガーデンウェディングで挙式したカップルは、今回で3組目です。
竹下さん夫妻は、見頃となったバラの中、親族や見物客に見守られながら、永遠の愛を誓っていた。 -
「やっぱりい~な2010」26日に開催
伊那商工会議所青年部は、古き良き通り町の賑わいを再現しようという初のイベント「やっぱりい縲怩ネ2010」を今月26日に開催する。
26日土曜日は、いなっせ南からセントラルパークまでを歩行者天国にして、伊那のローメンやソースカツ丼、シロコロホルモンなどご当地グルメが味わえる屋台が出たり、ご当地ヒーローショーが行われる。
比較的イベントが少ない6月に計画した。
青年部では、通り町の賑わいを知っているお年寄りにも訪れてもらおうと、無料休憩所や煎茶のお手前が披露される高齢者向けのイベントも計画していて、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に来てもらいたいと呼びかけている。 -
ドロカップ チーム募集始まる
伊那商工会議所青年部は、18日からどろんこサッカー全国大会どろカップの参加チームの募集を始めた。
今年のどろカップは伊那市東春近の休耕田で8月28日に行われる。
募集するのは、得点を競う18歳以上のガチンコリーグ24チームと仮装してプレイするエンジョイリーグ16チームで、今年は会場の安全が確認されたことなどから年齢制限を18歳から10歳まで引き下げた。
申し込みは、7月20日まで。
今年は忍者気分で自作のみずぐもでどれだけ泥の中を歩けるかを競うみずぐもコンテストも計画されていて、青年部では、サッカーをしない人もチャレンジして欲しいと多くの参加を呼びかけている。
参加費は、無料だが、事前の申し込みが必要。
忍者の水蜘蛛の術にイメージが近いかなどで審査され、賞金も用意されている。
どろカップなどに関するお問い合わせ先は、伊那商工会議所 電話72-7000。 -
みはらしの湯来館者300万人達成
伊那市の日帰り温泉施設「みはらしの湯」では、開館から訪れた人の数が300万人となり、18日、記念セレモニーが行われた。
午前10時半ころ、300万人目の入浴客がみはらしの湯を訪れ、記念セレモニーが行われた。
300万人目となったのは駒ヶ根市から訪れた小田原ゆり子さん。
小田原さんは、友人と一緒にみはらしの湯を訪れた。
北原 幹人支配人は、「今後も皆様に来ていただけるよう、サービスを工夫するなどしていきたい」と話していた。
みはらしの湯は平成9年の10月にオープン、開館から12年8カ月で、来館者数300万人となった。 -
道路クリーン作戦
長野県建設業協会伊那支部などは15日、県や市町村が管理している道路のゴミを拾う道路クリーン作戦をした。
道路クリーン作戦は、長野県建設業協会伊那支部が地域貢献の一環として昭和56年から毎年行っている。
この日は建設業関連団体などの約400人が参加し道路に落ちている空き缶やタバコの吸い殻などを拾っていた。
清掃した道路は上伊那管内の国道や県道など42路線、総延長約291キロで、参加者は袋を手に路肩を歩きながら作業にあたった。
伊那建設事務所によると、今回の清掃活動で空き缶56袋、ビン18袋、可燃ゴミ103袋、不燃ごみ168袋のゴミが回収されたという。 -
伊那市の春日さん宅 和風庭園のバラ見ごろ
伊那市西春近に暮らす、アルプスバラ会代表の春日千定さん宅のバラが見ごろを迎えている。
春日さんは、バラの育て方などを学ぶローズガーデン・スクールを開いていて、敷地内にスクールのための建物「薔薇空間」がある。
春日さんは、「和風庭園に似合うバラ」をテーマにしていて、庭には、松などの木々や庭石などの中にさまざまなバラが植えられている。
バラの木は敷地内のほか畑にもあり、今が盛りのもののほか、これから開花し楽しめる種類もあるという。 -
伊那市民プール オープン前にプール清掃
7月3日のオープンを前に伊那市民プールで17日、プール清掃が行われた。
真夏を思わせる晴天の中、市のスポーツ振興課の職員らがプール清掃をした。
オフシーズンでたまった泥や落ち葉を、デッキブラシやスポンジを使って取り除いていった。
市の職員によると、施設内にあるプールやスライダーなど全てをきれいにするには5日間かかるという。
昨年の市民プールの利用者数は、天候不順などの影響で例年より5千人ほど少ない約1万5千人だった。
市では、「夏らしい日が続いて、多くのお客さんに利用してもらいたい」と話していた。
伊那市民プールのオープンは7月3日で、初日は無料開放される。今シーズンの営業は8月29日までの予定。 -
海外の研修員が農村女性の活動視察
農村での女性の活動を学ぶため、海外からの研修員が16日、伊那市のみはらしファームを訪れた。
訪れたのは、アフガニスタンやインド、ナイジェリア、イエメンなどの研修員7人。
研修員は、農村女性の支援を担当している国や地方公共団体の職員で、農村での女性による食文化の伝承や起業活動を学ぶために日本を訪れている。
この日は、地元産の米を使っておやきや五平もちを作り販売している西箕輪米加工グループが活動を紹介した。
溝上かつ子会長は、グループの歴史や生産品を紹介し、地元の郷土食を伝えたくて会を結成したこと、最初は公民館での小さな活動から始まったこと、現在は米の粉をつかったケーキなどさまざまな加工品を作っていることなどを説明した。
一行は、18日までまで長野県の施設を見学することになっている。 -
竜西保育園児せせらぎ水路で水遊び
真夏日となった17日、伊那市の竜西保育園の園児が、市役所南側のせせらぎ水路で水遊びを楽しんだ。
同日の伊那地域は日中の最高気温が30・6度まで上がり、今年最高となった。
ショウブの花が見頃を迎えたせせらぎ水路には、竜西保育園の年長園児40人ほどが訪れた。
子どもたちは歓声をあげて、冷たい水の感触を楽しんでいた。
竜西保育園では、毎年この時期、年長児がせせらぎ水路に訪れて、花と水遊びを楽しんでいる。
子どもたちは水路で、虫を探したり水車で遊んだりしていた。
せせらぎ水路にはおよそ2千株のショウブが植えられていて、7月上旬頃まで楽しめるという。 -
西春近南小でプール開き
伊那市の西春近南小学校で17日、プール開きが行われた。
全校児童151人がプールの回りに集まり、プール開きの式があった。
同日は式のみで、実際にプールには入らなかった。
式では、各学年の代表が今年の目標を発表した。
竹内実校長は、天気が悪いときも一生懸命授業に取り組む、水の中で練習することも遊ぶこともがんばる、事故の無いように安全に注意するという3つの約束を守るよう、子どもたちに呼びかけていた。
最後に子どもたちが、プールに向かってシーズン中の無事をお願いした。
西春近南小学校では、天候などを見ながら来週から水泳の授業を行う予定。 -
がん患者を医療用かつらでサポート
伊那市西町のヘアーサロンオオネダでは、抗がん剤治療による脱毛に悩む患者を、医療用かつらでサポートする取り組みを行っている。
医療用かつらを取り扱っているヘアーサロンオオネダの大根田裕一さんは、脱毛に悩むがん患者をかつらを通してサポートしているNPO法人日本ヘアエピテーゼ協会に、県内で唯一参加している。
エピテーゼとは、義足や義手など体の表面に取り付ける医療器具のこと。
大根田さんが、東京や神奈川で理容や美容について勉強していたころ、一緒に勉強していた女性が乳がんにかかり治療による脱毛に悩んでいたことから、仲間達により活動が始まり2006年にこのNPOが発足した。
一般的なかつらは、伸縮性がなく、ネットをかぶった後にマジックテープやピンで固定するため、地肌への負担が多く、夏は蒸れて暑くなる。
一方、医療用かつらは、伸縮性があり頭にフィットする。また人工皮膚が付けられていて、見た目にもかつらであることが分かりにくくなっている。
おしゃれを目的とするかつらと違い、治療を行う前と同じようなスタイルにカットし、脱毛前の状態を再現することを目的としている。
大根田さんは、「がん患者の皆さんに独りじゃないんですよということを伝えたい。かつらを通してサポートしていきたい」と話す。
ヘアーサロンオオネダでは、患者の治療が終わり髪が伸び、普段の生活にもどるまでの後押しをしていきたいとしている。 -
しんわの丘ローズガーデン見頃
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラが見ごろを迎えている。
ローズガーデンでは現在、80種類のバラが見頃を迎えている。
16日は多くの観光客が訪れ花を写真に納めたりしていた。
バラは6月いっぱい楽しめそうだ。 -
出張子育て支援センター
親と子が楽しく遊び、ふれあいを深める子育て支援センターの出張所が15日、伊那市西箕輪公民館で開かれ、15組の親子が訪れた。
現在伊那市内には4カ所、子育て支援センターがあるが、センターから遠い西箕輪地区と西春近地区の親が来やすいようにと、市が本年度から2つの地区で月に2回程度、出張子育て支援センターを始めた。
この日は、西箕輪公民館に子ども達が遊べるように沢山のおもちゃが並べられた。
その後、センターの職員の指導で、親子で楽しめる体操や、家でもできる簡単な手遊びなどが行われた。
伊那市では、「これまで利用したことのない親子にも気軽に利用してほしい」と話していた。 -
伊那弥生高マンドリン 全日本フェス出場へ
伊那弥生ケ丘高校器楽クラブは、7月に開かれる全国ギターマンドリンフェスティバルに向け練習に熱が入っている。
同校器楽クラブは、長野県のギターマンドリンフェスティバルで入賞し、全国フェスティバル出場を決めた。
フェスティバルは全日本高校ギターマンドリン音楽振興会が開いていて今年で40回目となる。
マンドリンのほか、ギターやコントラバスによる演奏技術を競うもので、伊那弥生ヶ丘高校は平成2年から毎年出場しているという。
過去、全国でも優秀賞を受賞したことがあるということで、生徒らは今回も上位入賞を目指し練習に励んでいる。
全国フェスティバルは7月24、25日に大阪で開かれる。 -
インターフェア3年ぶり優勝
伊那ナイターソフトボール春季トーナメントの決勝戦が14日行われ、インターフェアが3年ぶりの優勝を果たした。
伊那ナイター春季トーナメント戦は4月に開幕し、14チームが熱戦を繰り広げてきた。
決勝は、青色のユニフォーム「ラッキーズ」対白色のユニフォーム「インターフェア」が戦った。
2回の裏、インターフェアの攻撃。7番の網野さんが内野安打で出塁。続く平沢さんもヒットで1塁2塁とする。
2アウトで打順はトップバッターの酒井さん。酒井さんの打球は右中間に落ち、3ベースヒットで2点を先制する。
一方、ラッキーズ打線もランナーを出すが得点には結びつかず、インターフェアのピッチャー松永さんの好投で、インターフェアが2対0で3年ぶりの優勝を果たした。 -
県児童福祉施設大会開催
児童養護施設が果たすべき役割や機能について意見発表する長野県児童福祉施設大会が16日、伊那市の県伊那文化会館で開かれた。県内の施設で働く職員ら約650人が集まった。
大会では財団法人長野県児童福祉施設連盟の山岡基志会長が、県内の施設の課題や果たすべき役割などについて話をした。
山岡会長は、「児童養護施設では、少ない職員で多くの子どもをみていることが、施設内でのさまざまな問題を引き起こしている。子どもたちの権利を守る最後の砦として現状を県や国に訴えていかなければならない」と話していた。
大会ではほかに伊那市の児童養護施設たかずやの里の主任保育士、小木曽法さんが意見発表した。
小木曽さんは「親の愛情を得られない子どもは強い孤独感を持っている。近くにいる大人が逃げずに向き合い、一緒に悩み、葛藤することで少しづつ先が見えてくるはず」と話していた。 -
ごみ処理方式検討の専門委設置
上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会は、新しいごみ中間処理施設の処理方式について検討する下部組織として専門委員会の設置を計画している。
16日、伊那市のいなっせで任期満了に伴う再任を含めた新しい委員による第1回の委員会が開かれた。
委員となったのは各市町村の衛生自治会代表ら23人で、委員長には伊那市の小澤陽一さんが再任された。
同日は上伊那広域連合から委員会の下部組織となる専門委員会の設置など今後のスケジュールが示された。
専門委員会は9月に設置予定で、外部からの専門家を含め、新しいごみ中間処理施設の処理方式や施設の配置、構造など整備に必要な事柄について検討していく。
委員会ではほかに新しいごみ中間処理施設から出た灰について、セメント原料など再資源化についても検討する。
小澤委員長は施設の処理方式について、委員会として方向性をつけていきたい竏窒ニ話している。 -
青年海外協力隊 伊那市の大村さんタンザニアへ
伊那市美原の大村雄一郎さんは、来月から2年間、青年海外協力隊員として中央アフリカの国タンザニアに派遣される。
16日、大村さんが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に出発のあいさつをした。
大村さんは、伊那市美原出身の31歳。
11年間伊那市内の自動車販売会社で自動車整備士として積んできた経験を別の場所で試してみたいと、青年海外協力隊での活動を希望した。
派遣先のタンザニアでは、職業訓練校で車の電子制御システムに関する技術指導やメンテナンスプログラムの提案などを行う。
大村さんは、来週日本を出発し、2年後の6月に帰国する予定。 -
伊那フィルシンボルマーク決定
今年で創立25周年を迎える伊那フィルハーモニー交響楽団のシンボルマークが決定した。
採用されたのは、京都府に住む居関孝男さんの作品。
居関さんによると、シンボルマークはオーケストラの音の広がりのほか、南アルプスや中央アルプス、また天竜川の流れる様子を表しているという。
伊那フィルハーモニー交響楽団は、創立25周年を記念して4月から2カ月間、デザインの募集をしていた。
応募は県内外から27点あり、団員68人の投票により決定した。
伊那フィルハーモニー交響楽団の北澤理光団長は、「伊那が的確に表現されていて、市民オーケストラにとてもふさわしいと思う」と話していた。
このシンボルマークは、発足した年の「1985」をいれて、定期演奏会のポスターや冊子などで使用していくという。 -
上伊那青少年支援センター(仮称)設立へ
プロジェクト会議発足上伊那の不登校や引きこもりの子どもたちを地域で支える青少年自立支援センターの設立を目指すプロジェクト会議が14日夜、発足した。
伊那市のいなっせでプロジェクト会議が発足し、講演会が開かれた。
プロジェクト会議は、上伊那農業高校定時制同窓会と、不登校の子ども支援などをしている上伊那子どもサポートセンターで組織している。
上農高校定時制が本年度で閉校になるため、跡地の一画を利用して、上伊那の不登校や引きこもりの青少年を支援するセンターを創りたいと、昨年度から検討を重ねてきた。
プロジェクト会議の発足により、今後は現状把握の調査、視察などを行う計画で、跡地利用については県教育委員会と話し合いをしていくという。
プロジェクト会議会長で、定時制同窓会会長の赤沼利光さんは、「地域の子どもたちが社会的に自立していくために、いかに地域で支えるか、知恵を出し合っていきたい」と話していた。
講演会も開かれ、長年、不登校や引きこもりの子どもたちを支援している東京国際学園学園長の荒井裕司さんが話した。
荒井さんは、「子どもの状況に合わせた支援が大事」とし、プロジェクト会議が設立を目指す支援センターには、「地域や国際社会とかかわり、開かれた学校のようになってほしい」と話していた。 -
南アルプス林道バス全線開通
夏山シーズン本番を迎え伊那市営南アルプス林道バスは、15日から北沢峠までの全線が開通となった。
仙流荘バス停を午前10時5分発のバスには長谷保育園の園児ら約40人がバスに乗車した。
これまで林道の歌宿までだったバスの運行は、15日から出発点の戸台口から標高2032メートルの北沢峠まで延長22・6キロを結ぶ。
林道バスは1980年、昭和55年の運行開始以来30年間無事故を継続していて去年は期間中、約4万5000人の利用があった。
バスに乗って1時間で北沢峠に到着した。
長衛荘前で、全線開通セレモニーが行われ、園児達が歌を歌った。
料金は、仙流荘から北沢峠までが1100円で子どもはその半額。
南アルプス林道バスの運行は、シーズンが終わる11月初旬までとなっている。 -
山岸書道教室作品展
伊那市の美篶の書道教室「山岸書道教室」の作品展が16日まで、伊那市高遠町のガーデンテラス四季の杜で開かれている。
会場には、書道教室に通っている30人の作品52点が並んでいる。
「筆を使って書きたい言葉」を書いた毛筆作品と、鉛筆など、筆以外の物を使って書いた硬筆の手紙などが展示されている。
作品展は、普段展示する機会がない硬筆の作品もみてもらおうと開いた。
テーマは「想いを書く」。両親や友達への感謝の気持ちを手紙にしたり、ペットに宛てた手紙など様々な作品が並んでいる。
指導者の山岸美峰さんは「字を書くことが少なくなった現代で、それぞれの想いを書いて作品にすることの楽しさを知ってもらいたい」と話していた。 -
伊那市下水道使用料未請求額確定
伊那市の下水道使用料未請求問題で、最終確定した未請求金額が2082万円になることが分かった。
14日開かれた伊那市議会全員協議会で報告された。
最終確定した下水道使用料未請求金額は2082万円。このうち5年の時効が成立していない下水道使用料は約1500万円、時効が成立している使用料は約580万円。
未請求の件数は131件となっている。
時効が成立している使用料については理事者や下水道業務にかかわった市の職員に寄付を募っている。
6月10日現在、寄付者は26人で、寄付金は80万7千円。
伊那市では、未請求の下水道使用料について、引き続き戸別訪問などにより、使用者の理解を求めていくという。