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辻元武良さんの菊見ごろ
伊那市小沢の国道361号線沿いでは、今年も近くに住む辻元武良さんが育てた菊の花が見ごろを迎え、ドライバーの目を楽しませている。
辻元さんは、昨年まで田んぼの一角で菊を栽培していたが、今年は農業を止め、花畑を作った。
辻元さんは、毎朝4時に起き、草取りや茎を支える支柱づくりなど、昨年の秋から180株の菊の手入れをしてきた。
菊の花が咲き始めた先週、台風が接近した時は、心配で夜も眠れなかったと話し、畑には子供のころに見たおまじないをかけたという。
風雨により、一部の菊が倒れるなど被害はあったが、ほとんどの菊が無事でほっとしたいう。
今年の花を見て辻元さんは、「満足できる花が咲いた。体が動くうちは来年も作りたい」と意欲をみせていた。
辻元さんの菊は、11月上旬ころまで楽しめそうだ。 -
扇秀流扇秀会が発表会
日本舞踊、扇秀流扇秀会の発表会が11日、伊那市の西春近公民館で開かれた。
発表会は、会が発足して15周年を迎えたことを記念して行われた。
この日は会員35人が日頃の練習の成果を発表した。
扇秀流扇秀会は、上伊那に6つの教室があり週2回の練習をしているほか、市内の老人施設で発表をしたり、演歌コンサートの前座をするなど活躍している。
出演者たちはスポットライトを浴びながら、あでやかな着物姿で踊りを披露し、会場からは、おひねりが飛んだり、大きな拍手が送られていた。
家元の扇秀敏冴さんは、「地域や会員のみなさんに支えられ15周年を迎えることができた。これからも精一杯頑張っていきたい」と話していた。 -
リンゴの葉摘み作業
伊那市の東春近小学校4年生の児童は13日、リンゴの収穫前の葉摘み作業をした。
東春近小学校では毎年、4年生が総合学習の一環で、東春近田原の伊藤一路さんの果樹園でリンゴ学習をしている。
児童達は、これまでリンゴの花を摘む摘花作業などをしてきた。
この日は、リンゴの収穫前の大事な作業、葉摘み。
リンゴは太陽の光に当たることで赤く色づいていくため、リンゴの周りの葉を摘んで光があたるようにする。
児童達は、伊藤さんに教えてもらいながらハサミで不要な葉を切っていた。
11月には、リンゴの収穫体験が予定されていて、児童達は「はやく、赤く実ったリンゴを食べたい」と話していた。 -
青色防犯パトロール隊出発式
全国地域安全運動の一環で、青色防犯パトロール隊出発式が13日、南箕輪村役場で行われた。
全国地域安全運動期間中は、犯罪を減らすため、防犯ボランティアと警察が連携して啓発活動などに取り組む。
出発式で伊那警察署の依田公雄署長は、「犯罪が増えている。自分の財産は自分で守る意識を持ってほしい」とあいさつした。
式が終わると、青色回転灯を装着したパトロール車両やパトカーおよそ20台が役場駐車場を出発し、南箕輪村久保のパチンコミノワまでパレードして防犯を呼びかけた。
伊那警察署管内では今年、車上ねらいや自転車盗が増えている。特に南箕輪村では去年と比べ犯罪件数が3割増えているという。 -
子守唄フォーラム
親子のきずなを呼び戻すきっかけをつくろうと11日、子守唄フォーラムが伊那市で開かれた。
このフォーラムは、当時伊那保健所の所長だった小林美智子さんの呼びかけに賛同した市内の保健士などで集まる子守唄を地域に広める会実行委員会が開いた。
フォーラムでは日本子守唄協会理事長の西舘好子さんによる講演や「子育てと子守唄」をテーマにした対談などが行われ、会場となった「いなっせ」にはおよそ250人が訪れた。
この日はほかに、子守唄コンサートも行われ、歌唄いの川口京子さんが、全国各地の子守唄を歌って紹介した。
西舘さんは、「子守唄は、時に日常の悲哀や愚痴を、思い出の中で聞いた唄や心情を人知れず吐露することで歌う者の心を鎮め優しさを取り戻す役割を果たす」と話していた。
実行委員会では、年に1回このような企画をして子守唄を地域に広めていきたい竏窒ニしている。 -
伊那弥生ヶ丘高校強歩大会
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で15日、強歩大会が開かれた。
朝9時20分に男子が学校グラウンドをスタート。女子は10分後の9時半に出発した。
同校の強歩大会は、40年続く伝統行事で、現在は男子が30.1キロ、女子が22.7キロを走る。
この日は、1年生から3年生まで男女合わせて700人ほどが参加し、秋の伊那路を走った。
コースは、男女ともに西箕輪の羽広を通るコースで、生徒たちはそれぞれのペースで走っていた。
途中5カ所に給水所が設けられ、PTAも応援に駆けつけ、声援を送っていた。
大会の結果、男子は2時間12分21秒で、2年の池上陽祐君が1位に、女子は1時間53分36秒で、2年の鎌倉美月さんと唐澤純香さんが同時にゴールした。 -
水墨画県展
長野県水墨画協会が主催する第9回水墨画県展が15日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
これは、県内各地区持ち回りで開かれているもので、今年は伊那市が会場となった。
県全体の240人から1人1点ずつ作品が寄せられ、審査の結果入選した180点が展示されている。
審査の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の小松平さんが伊那市長賞、箕輪町の泉澤好子さんが中日新聞社長野支局賞を受賞した。
水彩画県展では、さまざまな流派の作品が一堂にそろい題材や描き方の違う水墨画が楽しめるという。
この水墨画展は18日まで。 -
はるちかコーロ・フェリーチェ
コンサートに向け練習伊那市東春近のコーラスグループ「はるちかコーロ・フェリーチェ」は、17日のコンサートに向け練習に熱が入っている。
13日夜は、コンサート前最後の練習が東春近の春近郷ふれ愛館で行われた。
コーロ・フェリーチェは、地区の主婦の会合で皆で歌を歌ったことをきっかけに結成されたグループで、今年結成20周年を迎えた。
それぞれ家事で忙しく、集まっての練習が週に1度しかできないため十分に練習をしてから発表しようと、毎回3年おきにコンサートを開いている。
3年ぶりのコンサートに向け、この日は披露する曲の最終確認をしていた。
演奏会は17日午後7時から伊那文化会館大ホールで開かれる。入場料は500円。
当日はミュージカルや映画でおなじみの曲など全22曲を披露する予定。 -
第14回書晋展
伊那市の書道家による第14回書晋展が15日から、かんてんぱぱホールで開かれている。
会場には多彩な書の作品約80点が並んでいる。
書晋展は、上伊那書道協会の委員を務める伊那市在住の書道家が毎年開いている。
今年は12人が出品していて、作品は漢字、かな、てん刻など書の全部門がそろっている。
このうち、書晋会会長の宮澤梅径さんの作品「窓」は、字を絵画的に表現したもので、黒いバックとの対比により窓の明るさを表しているという。
会では、「いろいろな書体があり充実しています。個性に富んだ作品を楽しんでほしい」と話していた。
書晋展は18日まで。 -
荒井神社で奉納相撲
伊那市荒井神社で11日、秋の例大祭に合わせて行われる奉納相撲があり、子供たちの元気な取り組みが訪れた人たちを沸かせた。
この奉納相撲は地区の安全や五穀豊穣を祈るもので、地区の小学生100人が参加した。
子ども達は東と西に分かれ、境内にある土俵で行司の掛け声とともに力いっぱい相手にぶつかり、元気の良い取り組みを見せていた。
土俵の周りには同級生や保護者などが訪れ大きな声援を送っていた。
この相撲大会は今年で28回目で、今では大人も子供も楽しみにしている秋の恒例イベントとなっている。 -
イーナちゃん駅伝カーニバル
伊那市内の地区対抗「イーナちゃん駅伝カーニバル2009」が12日、伊那市の鳩吹公園で行われた。
大会には、地区の部に13チーム、地区の子供の部に20チーム、オープン参加の部に6チームの合計39チーム345人が参加した。
競技では、公園の遊歩道やグラウンドを回り、たすきをつないでいく。
子どもの部では、保育園児がスタートを切り、順に小学校低学年、小学校高学年と5人にたすぎがつながれた。
グラウンドを懸命に走る子供たちには、会場から大きな声援が送られていた。
大会の結果、子供の部の優勝は富県、大人の部の優勝は西春近だった。 -
中尾歌舞伎 秋季公演に向け衣装で練習
伊那市長谷に伝わる伝統芸能、中尾歌舞伎の秋季公演を間近に控え、熱の入ったけい古が行われている。
12日夜は、中尾歌舞伎保存会のメンバーが、9月からけい古を重ねてきた演目を初めて衣装を着て演じた。
秋季公演で上演するのは「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」。
主人公の熊谷直実は、主君源義経から、「平敦盛の首をとれ」と命ぜられる。しかし直実は、敦盛の母に恩があることなどから、それが出来ず、変わりに息子の首を義経に差し出すという戦いの世の無情を描いた物語。
保存会のメンバーは公演にむけ週に2回けい古をしているということで、この日は、台詞の言い回しなど細かな点を確認していた。
中尾歌舞伎の秋季公演は、11月1日(日)午後1時半から長谷の中尾座で行われる。 -
上伊那スポーツフェス 女子ソフトボール大会
上伊那スポーツフェスティバル・ソフトボール女子競技の部の大会が12日、伊那市で開かれ、チーム同士交流を深めながら熱戦を繰り広げた。
上伊那の一般女子が5チームと、伊那中、伊那東部中のソフトボール部のあわせて7チームがトーナメント方式で試合を行った。
この大会は、上伊那のソフトボール愛好者と女子中学生が一緒に試合をすることで、交流を深め、技術の向上につなげていこうと毎年開かれていて、今年で5年目。
一般のチームは、ほとんどがソフトボール経験者で、中学生にとっては、上手な相手と対戦し、レベルアップを図る貴重な機会だという。
また、ソフトボール人口の底辺を拡大しようと、小学生対象の教室が開かれた。
伊那市ソフトボール協会のメンバーが指導にあたり、ピッチングやボールの拾い方など、基本的な動作を教わった。
参加した小学生は、指導通りに繰り返し練習していた。
上伊那の中学校で女子ソフトボール部があるのは、伊那中と伊那東部中の2校のみで、伊那市ソフトボール協会では、「多くの小学生にソフトボールを経験してもらい、中学校での部活を増やしていきたい」と話していた。
なお大会の結果、伊那サンフラワーズが優勝した。 -
伊澤修二先生記念音楽祭へ
芸大生が高校生に合唱指導24日に開かれる伊澤修二先生記念音楽祭を前に、高遠高校の生徒らが14日、東京芸術大学の学生から合唱の指導を受けた。
高遠高校や辰野高校の合唱部員ら約20人が集まり、東京芸術大学音楽部の大学院で指揮を学ぶ田中祐子さんから指導を受けた。
「伊澤修二先生記念音楽祭」は、高遠町出身の伊澤修二をたたえようと始まった。
伊澤修二が初代学長を務めた東京芸術大学の学生も学生オーケストラとして演奏を披露していて、一般市民などでつくる合唱団との合同演奏も行っている。
高遠高校の生徒は毎年この合唱に参加して、現在、音楽祭に向け練習を重ねている。
この日の指導で田中さんは、今回の合唱曲が十字架に張り付けられたキリストを見た聖母マリアの悲しみを歌ったものであることを説明した。
田中さんは、「合唱祭では若いみなさんが一番の戦力となると思うので頑張ってください」などと話していた。
音楽祭では地元の小中学生なども演奏する。
第23回伊澤修二先生記念音楽祭は、24日に伊那市の県伊那文化会館などで開かれる。 -
新型インフルエンザ 伊那小学校など4小中学校で学年・学級閉鎖
伊那市の伊那小学校、伊那東小学校、東部中学校、南箕輪村の南箕輪小学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる児童・生徒が規定数を超えたため、学級閉鎖などの措置がとられる。
学級閉鎖になるのは、伊那小学校の6年生4クラスのうち1クラス。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は32人中6人で、学級閉鎖期間は14日から16日まで。
伊那東小学校は、1年生4クラスが学年閉鎖となる。感染したとみられる児童数は127人中28人で、学年閉鎖期間は13日から15日まで。
東部中学校は、2年生7クラスのうち1クラス。感染したとみられる生徒数は40人中7人で、学級閉鎖期間は13日から16日まで。
南箕輪小学校は1年生4クラスのうち1クラス。感染したとみられる児童数は30人中4人で、学級閉鎖期間は13日から19日まで。 -
藤沢ウォーキング
地域の歴史を学びながら歩く第1回藤沢ウォーキングが11日、伊那市高遠町で開かれた。
11日は、地区住民80人が参加し秋空の下、藤沢御堂垣外地区を歩いた。
このイベントは、地域の歴史や文化をあらためて知ろうと高遠町公民館藤沢分館が今年初めて開いた。
去年までは秋の運動会を行っていたが、年々参加者が減少傾向にあるため今年、ウォーキングイベントを企画した。
参加者は朝9時に藤沢多目的集会施設を出発し約3キロ先の藤沢城址を目指した。
途中、江戸時代の宿泊所跡の門や「建御名方神」が祀られている諏訪社などを見学した。
藤沢分館の保科増昭分館長は、「予想以上に参加していただいた。来年も継続してこのイベントを行っていきたい」と話していた。 -
CATV杯ミニバス大会
ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が12日伊那市内で開かれ、男子は竜東が、女子は伊那ミニバスケットボール教室が優勝した。
今年7回目を迎えた大会には、上伊那のチームに加え県内外からも参加があり、男女23チームが熱戦を繰り広げた。
大会はトーナメント戦で行われ、男子の決勝戦は白いユニホームの竜東と、青いユニホームの安曇野の対戦となった。
試合は竜東が終始圧倒する展開となり、最終スコア82対32で圧勝し、見事初優勝した。
また女子の決勝は、白いユニホームの伊那ミニと紫のユニホームのアストラム伊那が対戦した。
序盤から試合を優勢に進めた伊那ミニが徐々に点差を広げ最終スコア29対17で勝利し、大会3連覇を決めた。 -
手良保育園の園児が稲刈り
伊那市の手良保育園の園児が13日、5月に植えた稲の刈り取りを体験した。
今年、保育園近くの田んぼで育てたのはコガネモチとコシヒカリで、この日は年長・年中の園児50人ほどが、鎌を使って稲刈りを体験した。
稲刈りは、子供たちに農業体験をしてもらおうとJA手良青壮年部が企画したもので、今年で2年目。
今年は、天候にも恵まれ粒も大きく例年より出来は良いという。
子どもたちは、地域のお年寄りや保護者などの手を借りて、一株ずつ刈り取っていた。
刈り終わった稲は、保育園前の畑ではざかけして、12月にお世話になった地域の人などを招き、餅つきをして味わうという。 -
地域医療再生事業 上伊那医療圏選定される
地域医療の課題を解決するため、県が策定する事業を実施する「地域医療再生事業」に、上伊那医療圏が選定された。
これは13日、長野県庁で開かれた県医療審議会で報告され、了承された。
県内で厳しい医療環境にある上伊那と上小の2医療圏が選ばれた。
審議会で示された計画によると、上伊那では伊那中央病院、昭和伊南総合病院、辰野総合病院の公立3病院で新たに「公立病院運営連携会議」を設立し、3病院の将来的な経営統合を見据えて、機能分担と連携のあり方を検討する。
伊那中央病院は、第3次救命救急センターを担う病院と位置づけ、現在ある「地域医療センター」を一部拡充するほか、5年のうちに救命救急センターへの指定を目指す。
昭和伊南総合病院は、「地域医療支援リハビリテーションセンター」を整備し、2次救急から回復期を担う病院に、辰野病院も2次救急から回復期を担う病院として体制を整備する方針。
機能再生を推進するため、電子カルテなどによる診療情報を共有する地域連携ネットワークも整備するとしている。
そのほか、伊那中央病院に「内視鏡トレーニングセンター」を整備し、全国からトレーニング医師を受け入れ、医師不足の解消につなげたい竏窒ニしている。
これらの事業は国から25億円の補助を受け、5ヶ年計画で実施される予定。 -
伊藤真一さん陶展
伊那市に陶芸窯を構える伊藤真一さんの陶展が、かんてんぱぱホールで開かれている。
会場には食器や花入れなど、日常使いの器およそ千点が並んでいる。
展示会を開いている伊藤真一さんは、伊那市御園に陶芸窯を持ち、作品づくりをしている。
今回の展示では、会場の壁に約100枚の皿を飾るなど工夫が凝らされている。
皿1枚1枚は、デザインや色合いが少しずつ異なっていて、観る人の視覚を刺激できるようにしたという。
また、一つ一つ趣の違う湯飲みなどの器も、一つのコーナーに集めて展示している。
伊藤さんは、「器の集合体の面白さを楽しんでほしい」と話していた。
この陶展は13日昼まで。 -
暴力追放交通安全大会
暴力や交通事故のない明るい社会の実現を目指す伊那市民安全大会が10日、伊那市民会館で開かれた。
大会アトラクションとして長野県警察音楽隊とカラーガード隊が、集まった約800人の前で演奏と旗の演技を披露した。
大会には、消防団員や交通安全協会のメンバー、各種団体の関係者などが参加し、暴力と交通事故のない安全な社会の実現を目指す大会宣言を採択した。
小坂樫男市長は、「平和で安全な社会を実現するためには、市民が一致団結して、暴力追放と交通安全に取り組んでいく必要がある」と話した。
また、伊那警察署の依田公雄署長は、「暴力団を追放するためには、市民の皆さんの協力が不可欠。交通事故は私たち一人ひとりが当事者になる可能性があるものだということを、改めて考えてほしい」と話した。 -
ノルディックウォーキング講習会
ストックを持って歩く「ノルディックウォーキング」の講習会が10日、伊那市の榛原河川敷公園で開かれた。
ノルディックウォーキングは、クロスカントリーの選手が夏場の体力強化のために行っていたトレーニングがもととなったスポーツ。
この日は地元を中心に約50人が集まった。
講習会は長野県スキー連盟が行っているもので、伊那市で開かれるのは今回が2回目。
今回は、クロスカントリーの選手としてリレハンメルや長野オリンピックなどに出場した堀米光男さんを講師に迎えた。
堀米さんは、「力を入れないで普通に歩くように歩くのがコツ」と話し、参加者と一緒に歩きながら指導していた。
ノルディックウォーキングは、普通のウォーキングより上半身を使うため、消費カロリーが多くなるほか、ひざや腰への負担も軽くなるという。 -
伊那総合物産展示会・商工祭 11日まで
地元の産業や技術、製品を紹介する第61回伊那総合物産展示会・商工祭が10日から、伊那商工会館で始まった。
物産展・商工祭は伊那商工会議所と伊那市が毎年開いているもので、今年は地元企業90社、131ブースが出展した。
今年は「イナエコフェア」をテーマに、ソーラーパネルや火を使わないIHコンロなど、環境や安全に配慮したエコ製品が数多く並んだ。
食のコーナーでは、伊那市の特産品を目指す雑穀アマランサスのブースが設けられ、日本に数台しかないというアマランサスをホップさせる機械が店頭で稼働し、訪れた人の目を引いていた。
またデジタル情報通信エリアには伊那ケーブルテレビも出展していて、デジタル放送の相談会や商談会、インターネット体験などが行われている。
伊那総合物産展示会・商工祭は11日まで。 -
10月10日は「ソースかつ丼の日」
10月10日はソースかつ丼の日。
伊那ソースかつ丼会加盟店は、かつ丼一杯100円引きのサービスを行った。
伊那ソースかつ丼会では、伊那で生まれたソースかつ丼をPRしようと活動していて、カツの揚がる音「ジュー、ジュー」をとって10月10日をソースかつ丼の日としている。
かつ丼会に加盟している伊那市坂下の飯島食堂でも100円引きで提供された。
昼時になると出前の注文も加わり厨房は大忙しだった。
訪れた人たちのほとんどがソースかつ丼を注文し、飯島食堂名物の肉が器からはみ出るかつ丼を味わっていた。
飯島食堂の主人、飯島敏道さんは「100円引きのサービスで伊那伝統の味をたくさんの人に食べてもらえて良かった」と話していた。 -
国際協力田の稲刈り作業
食糧難民への支援米を作っている伊那市美篶の国際協力田で10日、稲刈りが行われた。
これは食糧難に苦しむアフリカのマリ共和国に米を送ろうと、JA上伊那の職員でつくる労働組合が毎年田植えから稲刈りまでを行っている。
この日は労働組合のメンバーやその家族約70人が参加した。
ほ場は台風18号により多くの稲が倒れていて、参加者らは稲を起こしながら一束ずつ刈り取っていた。
マリ共和国は面積が日本のおよそ3倍、そのうちの7割が砂漠という過酷な環境で、食糧難に苦しむ人たちが数多くいるという。
ある参加者は「現地の人たちの自立を助けられるよう少しでも力になれたらうれしい」と話していた。
刈り取った稲は年明けに発送し、来年2月頃マリ共和国に到着するという。 -
いけばな小原流伊那支部作品展
いけばな小原流伊那支部の作品展が10日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
会場には秋をテーマにした生け花約170点が並んでいる。
いけばな小原流伊那支部は、今年で発足30年を迎え、今回はそれを記念して大きな会場を借りて展示を行った。
伊那支部では毎月講師を招いて研究会を開いている。
今回は会員それぞれが指定された花をメーンに使って、作品づくりをしたという。
また「秋粧(あきをよそおう)」をテーマに会員20人が協力して作った合作も展示されている。
いけばな小原流伊那支部の作品展は11日まで。時間は午前10時縲恁゚後5時、入場料は300円。 -
西山神社に伝統の舞を奉納
高い所が好きだといわれている神様を祭っている伊那市西箕輪の第六天西山神社で今日、4つの伝統の舞が奉納された。
第六天神社は、西箕輪上戸区の山の上にある。
9日は地元の西箕輪南部保育園の園児たちも、伝統の舞をみようと70段近くある階段を上り、神社を訪れた。
第六天西山神社は、西箕輪の上戸区、中条区、梨の木区の氏神様としておよそ600年前から祭られている。
毎年10月に五穀豊穣への感謝と無病息災を願い、祭りが行われていて、神事では扇の舞や剣の舞など、4つの舞が奉納された。
言い伝えによると、西山神社は、戦国時代に上戸の鈴木源三郎(げんざぶろう)が大阪夏の陣で拾った御幣を祭ったのが始まりだとされていて、最初は低い場所に祭ってあった。
しかしその年は大凶作になりかけたため、地元の人たちが困って巫女に相談したところ「高い所が好きな神様を低い所に祭ったためだ」と言われ、山の上に祭られるようになったという。 -
手良物産展 初開催
伊那市手良地区のものづくりを紹介する手良物産展が、9日から手良公民館談話室で始まった。
普段は、談話室として使われている一室が展示スペースとなっていて、農産物や花、果樹類のほか、企業や職人の製品が所せましと並べられている。
農家もふくめ、20社ほどが参加していて、伊那では、栽培している農家はめずらしいとされるハート型をしたミニトマト、トマトベリーや、下手良出身の漫画家向山知成さんの作品が掲載されている雑誌、少年マガジンも置かれている。
手良物産展は、生産者の心意気を感じてもらおうと今回初めて開催された。
たたみやセンス、パソコンモニターからねぎ、トルコギキョウ、なし、ぶどう、りんごが並ぶ手良物産展は、11日日曜まで開かれていて、展示品の格安販売も予定されている。 -
上伊那森林組合 木のアウトレット市
伊那市高遠町上山田の上伊那森林組合中部支所で10日、11日の2日間、木のアウトレット市が開かれる。
木のアウトレット市は、森林組合の整備作業で搬出した木材を格安で販売するもので、今年で5年目になる。
敷地内には、軽トラック1台5,000円のまき用の木材が200台分、テーブルやログベンチなど日曜大工で使える板材が400枚、オークションで一番高値をつけた人が購入できる丸太100本がところ狭しと並んでいる。
木のアウトレット市は、10日が午前10時から午後3時、11日が午前10時から午後2時までとなっている。
毎年関東や中京、関西方面から訪れる人もいるということで、森林組合では、1,000人の人出を見込んでいる。 -
新型インフルエンザ
伊那西高校と伊那小学校で学級閉鎖伊那市の伊那西高校と伊那小学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる生徒、児童が規定数を超えたため学級閉鎖の措置がとられる。
学級閉鎖になるのは、伊那西高校の1年生6クラス中2クラスと伊那小学校の3年生4クラス中1クラス。
新型インフルエンザに感染したとみられる生徒、児童数は、伊那西高校が4人、伊那小が3人。
学級閉鎖期間は、伊那西高校が8日から12日まで、伊那小が9日から13日まで。