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いなテレスマホ イベント3日まで
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」のキャンペーンイベントが3日まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
いなテレスマホは、伊那ケーブルテレビが2016年から提供している格安スマートフォンのサービスです。
イベントでは、スマートフォンやタブレット端末を台数限定で大幅値下げし販売しています。
イベント期間中、いなテレスマホの新規申し込みをした人を対象に、最大5千円分の商品券が当たるくじ引きも実施しています。
また会場では、ケーブルテレビ、インターネット等、各種サービスのキャンペーン価格での申し込みも受け付けています。
イベントは3日までで、時間は午前10時から午後5時、ベルシャイン1階の時計台広場で開かれています。
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伊那市内で果樹の盗難 注意を
伊那市内で1日、果樹の盗難が発生しました。
伊那市では、農作物の被害に遭わないよう注意を呼び掛けています。
伊那市によりますと、31日に市内の果樹園1か所でぶどうおよそ50房が盗まれていると関係者から連絡がありました。
伊那市では、見回りやネット、柵などを設置し侵入しにくい環境を作るなど農作物の盗難被害に遭わないよう注意を呼び掛けています。
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総文祭入賞の内藤さん 朗読会
全国高校総合文化祭の朗読部門で入賞した伊那北高校3年生の内藤真香さんによる朗読会が17日伊那市の春富ふくじゅ園で開かれました。
内藤さんは春富ふくじゅ園の利用者約30人を前に伊那市に伝わる民話を朗読しました。
今月3日と4日に鹿児島県で行われた全国総文祭朗読部門で入賞したほか高校2年生のときに出場したTSB杯長野県高校新人放送コンテスト朗読部門で優秀賞を受賞しています。
内藤さんは「これから勉強も忙しいシーズンに入るので朗読からはいったん離れますが、ひと段落ついたら、また施設訪問に挑戦し多くの方に朗読の世界を楽しんでもらいたいです。」と話していました。
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野口輝雄さんが西村彗星の撮影に成功
伊那市西箕輪のアマチュア天文家 野口輝雄さんは8月13日に日本人が発見した新彗星「西村彗星C/2023 P1」の撮影に30日成功しました。
こちらが撮影に成功した「西村彗星C/2023 P1」です。
静岡県の天体捜索者 西村栄男さんが8月13日に発見した新しい彗星です。
野口さんはインターネットの記事を見て彗星のことを知り、望遠鏡で撮影を行いました。
彗星の明るさは肉眼では確認が難しい7等級で東の空で観測することができるということです。
パソコンで位置を計算して、30日の午前4時21分に撮影に成功しました。
野口さんは、彗星は9月12日頃最接近し、その頃肉眼でも観測できる明るさになるのではないかとしています。
野口さんによりますと、彗星は太陽に近づくと見えなくなるため最接近の時期を逃すと今後はいつ観測できるかわからないということです。
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伊那市の事業83項目のうち38項目が順調
伊那市地方創生総合戦略審議会が市役所で31日に開かれ、令和4年度の事業の実績が報告されました。
83項目のうち、38項目が順調、24項目が概ね順調、努力を要するがおよそ20項目となっています。
審議会には市議会や各種団体からおよそ20人が出席しました。
伊那市が行う事業を83項目に分け達成度を表す重要業績評価指標の報告が行われました。
順調と区分された項目のうち、年間10人の目標を設定している「事業を通じた結婚者数」の令和4年度の実績は14人でした。
新型コロナの影響もありイベントの制限があったものの、感染防止対策をして積極的な引き合わせを行い、交際・成婚につながったということです。
伊那市が運営する結婚相談所には延べ3,645件の問い合わせがあり、34歳までの男性の割合が多いということです。
ほかに、「市が所有する施設における二酸化炭素排出量」では、年間の排出目標値を8,432トンに設定しています。
令和4年度の実績は9,090トンで目標値に近づいているということです。
小中学校へのペレットストーブ導入や照明のLED化を実施したことが排出量の抑制につながったということです。
また努力を要すると区分された項目として、「農家民泊を伴う教育旅行の来校数」では年間50校を設定しています。
令和4年度の実績は8校でした。
新型コロナで一時、受け入れを行っていなかったということです。
順調の区分を令和3年度と比較すると7項目多い38項目となっています。
伊那市では新型コロナが落ちついたことで、事業が通常通りに戻ってきているとしています。
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伊那養護学校生徒 大芝の湯に手づくりの和紙を贈呈
伊那市の伊那養護学校中学部の生徒は南箕輪村の大芝の湯に手づくりの和紙を30日に贈呈しました。
贈呈式では伊那養護学校の生徒3人が大芝の湯の職員に手づくりの和紙70枚を手渡しました。
和紙は中学部の生徒13人が紙パックに好きな色の紙を混ぜて作ったもので、すべて違う仕上がりになっているということです。
和紙は大芝の湯で販売されているおもてなしプリンの掛け紙に使われます。
生徒は「紙をすくのが難しかった。プリンをたくさん買ってもらえたら嬉しい」と話していました。
和紙がついたおもてなしプリンは大芝の湯で9月1日金曜日から一日に10個程度を70個の数量限定で販売するということです。
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伸和コントロールズ㈱が支援する高校 ロボット競技世界4位
伊那市内に工場があり精密温度制御装置などを製造する伸和コントロールズ株式会社が支援をしている、和歌山県の向陽高校物理部のチームが、ロボット競技の世界大会で4位になりました。
29日は、向陽高校物理部の生徒3人と顧問が伸和コントロールズ株式会社アルプス伊那工場を訪れ入賞を報告しました。
伸和コントロールズでは、このチームへ資金的な支援を今年度から行っています。
山本拓司社長が向陽高校出身であることが縁になったということです。
向陽高校物理部のチームは、7月にフランスで開かれた自律移動型ロボットの世界大会で28チーム中4位になりました。
この日はほかに、生徒と若手技術者の交流会も開かれました。
生徒たちはロボット製作の技術についてや、将来に関する質問をしていました。
伸和コントロールズでは、今後も若い技術者の育成に貢献したいとしています。
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伊駒アルプスロード中心杭打ち式
国道153号伊駒アルプスロード整備事業本格化を見据えた中心杭打ち式が17日伊那市のいなっせで開かれました。
中心杭打ち式は一般国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会と飯田国道事務所が開いたもので国や県などの関係者約50人が出席しました。
同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「道路開通は国道153号の混雑解消や円滑で安全な交通の確保につながる」とあいさつしました。
伊駒アルプスロードは駒ケ根市赤穂と伊那市美篶を結ぶもので延長11.6キロ、2車線を計画していて総事業費は620億円です。着工時期は未定で工期は着工開始から10年以上だということです。
飯田国道事務所によりますと開通により国道153号の混雑緩和や中央道が通行止めになったときの代替路として、またリニア中央新幹線開業後の観光活性化が期待できるとしています。 -
井月さんまつり 9月9日開催
幕末から明治時代に伊那谷を放浪した俳人井上井月の功績を顕彰する「千両千両井月さんまつり」が伊那市のいなっせで9月9日に行われます。
29日はオンラインで記者発表がありました。
今年の井月さんまつりは研究者や顕彰会のメンバーら9人が放浪・乞食というこれまでの井月像を見直す研究成果や井月の句の世界観について発表します。
また発表者によるシンポジウムも予定されています。
井上井月顕彰会理事の矢島信之さんです。
矢島さんは「今年は伊那谷出身者の発表も多い。ぜひ井月を知ってもらいたい」と話していました。
「第11回千両千両井月さんまつり・新しい井月像と俳句の世界」は9月9日土曜日にニシザワいなっせホールで開かれます。
入場は無料で申し込みは必要ありません。
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シニア向け!伊那チャレ面接会 初開催
就職を希望している概ね55歳以上の人と企業とを繋ぐ「シニア向け!伊那チャレ面接会」が、伊那市の伊那市役所で28日に初めて開かれました。
面接会には、伊那市を中心に上伊那地域に住む55歳以上の男女およそ90人が訪れました。
訪れた人は、参加した12の企業や団体から仕事内容について説明を受けていました。
ハローワーク伊那では、月に1回5~6社の企業を集めて「伊那チャレ面接会」を開いています。
土日や夕方に働くことができるシニア世代の求人が増えていることから、今回は概ね55歳以上の人を対象に、伊那市との共催で初めて面接会を開きました。
ハローワーク伊那では、「今後はシニア向けの他に、子育て世代向けなど特定の範囲に絞った説明会を企画していきたい」と話していました。 -
総合学習の成果を披露 「伊那小フェス」初開催
伊那市の伊那小学校の児童が、総合学習や総合活動で学んでいることを活かして様々なブースを出店する「伊那小フェス」が、26日に校内で行われました。
26日は、16の学級が総合的な学習の時間に学んでいることを活かして、手作り製品や飲食のブースを出店しました。
伊那小学校PTAでは、家庭で不要になったものを集めて販売する「PTAバザー」を、40年以上前から毎年この時期に行ってきました。
新型コロナの影響で直近3年間は中止となっていましたが、今年は子ども達の取り組みを保護者や他のクラスの児童に紹介する内容に改め「伊那小フェス」として初めて行われました。
6年忠組は、手作りしたおよそ30種類のラーメンとうどんを提供していました。
木工製品の製作に取り組んでいる6年孝組は文具入れなどのクラフト工房の店を、星の勉強をしている6年明組は、綿やスパンコールなどで作った「ギャラクシーボトル」を販売していました。
また、家庭で余っている食材を募って子ども食堂などに寄付をする「フードドライブ」をPTAが実施した他、地域の飲食店も出店し会場を盛り上げました。
伊那小フェス実行委員会では、「趣向を凝らした商品が多く並び、取り組みを広く知ってもらえる機会になったと思います。今後の活動の励みになればうれしいです」と話していました。 -
南福地御柱祭 山出し準備
7年に1度伊那市富県南福地で行われる御柱祭の山出しの準備として、柱を引くためのめど穴があけられました。
27日は、南福地御柱祭の祭典実行委員会のメンバーおよそ30人が集まり、めど穴開けが行われました。
一の柱に杣係のメンバーが、チェーンソーで穴をあけていきます。
南福地の御柱祭は、諏訪大社に敬意を払うためなどの理由から、1年遅く行っています。
柱の長さは7年ごとに3センチずつ伸ばしていて、今回の一の柱は全長6メートル83センチ、直径49センチです。
両側を削り、1時間ほどで貫通しました。
この穴に縄を通して山出しを行います。
きょうは他に、柱の皮むきも行われました。
南福地の御柱祭は来月9日に山出し、24日に里曳きが行われ、御柱が諏訪神社に建てられます。
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ポレポレの丘 ナツズイセン
25日の伊那地域の最高気温は33.3度まで上がり真夏日となりました。
伊那市高遠町の自然公園ポレポレの丘では、ナツズイセンが涼しげに咲いています。
ナツズイセンは、およそ10年前から栽培されていて、現在は、10万株が植えられています。
ポレポレの丘は、遊休農地だった場所を開墾して整備された自然公園で、およそ2.5ヘクタールあります。
地元住民らでつくる信州高遠花摘み倶楽部のメンバーが、草取りや花の手入れを行っています。
ナツズイセンは今年、例年より1週間ほど遅く咲き始め、現在見ごろとなっています。
園内にあるポレポレカフェ近くにも多くのナツズイセンが咲いています。
カフェを運営する伊藤律子さんです。
この他にも、オイランソウやオミナエシなどこの時期に楽しめる花も咲いています。
ポレポレの丘では、春はスイセン、夏はナツズイセン、秋はヒガンバナと季節ごとに楽しめるようにしています。
ナツズイセンは、8月いっぱい楽しめるということです。
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移住者向け ソーセージ作り体験会
伊那市に移住を考えている人向けのソーセージ作り体験会が25日は伊那市の新山ふるさと体験館で開かれました。
この日は、伊那市に移住を考えている県外の3組6人を含む5組10人が参加しました。
元伊那市地域おこし協力隊で高遠町のソーセージ工房BUTCHER代表の酒井一優さんに教えてもらいながら、ソーセージを作っていました。
長野県産の豚肉とハーブを混ぜ合わせ、羊の腸に詰めていました。
詰め終わったソーセージは、15分程ボイルし、表面に焼き色を付けて味わいました。
この体験会は地域の人との交流を通して移住に繋げようと伊那市が開いたものです。
伊那市では「今後も様々な体験会を通して移住や定住に繋げていきたい」と話していました。
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伊那市議会9月定例会 開会
伊那市議会9月定例会がきょう開会し、新たに9億4千万円を追加する一般会計補正予算案など22議案が提出されました。
補正予算案に盛り込まれたのは新型コロナ対策として、子育て世帯に対しての臨時特別給付金や市民税非課税の75歳以上のこの冬の暖房費支援、飼料高騰緊急対策支援など3億8千万円、6月の大雨による災害復旧費に3億7千万円などとなっています。
市議会9月定例会は来月5日から7日に一般質問、15日に委員長報告と採決が行われ閉会する予定です。
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歴史学者 磯田さん講演会
歴史学者でNHK大河ドラマの監修も務めた磯田道史さんの講演会が8月12日に伊那市高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
講演は「日本史と地域史―古文書活用の未来―」と題し行われたもので、市内外のおよそ170人が訪れました。
講演では、古本屋で見つけた道中記の古文書が紹介されました。
高遠からおよそ200日間かけて全国を巡った記録で、磯田さんは「各地の食べ物や宿の様子など、当時の観光の発展についてわかる貴重な内容です」と話していました。
市は昨年度からデジタル技術を使った古文書資料活用事業をすすめていて、講演はその一環で企画されました。
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ゴンベエワールド バルーンアート公演
伊那市を拠点に活動する、風船遊劇団ゴンベエワールドの公演が11日、伊那市の伊那図書館で開かれました。
風船を使ったパフォーマンスで知られるゴンベエワールドこと、矢野正貴さんが竜やアニメのキャラクターを作り会場を盛り上げていました。
風船で刀などを作る体験コーナーでは親子が矢野さんに教わりながらバルーンアートに挑戦していました。
20年以上にわたり活動を続けてきた矢野さんは今年限りでの引退を決めていて「まだ実感は湧かないが最後まで精一杯がんばりたい。」と話していました。
公演は伊那図書館が夏休みに合わせて開いたもので、親子約40人が集まりました。
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手作りの服や帽子の展示販売会
手作りの服やカバンなどの展示販売会、「すず風はこぶ木染月展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には伊那市など県内の6人の出品者が持ち寄った作品、約500点が展示されています。
手作りの洋服は天然素材を使ったもので着心地の良さとデザインにこだわっているということです。
帽子は、かぶるだけで印象を変えるアイテムとして楽しんでもらいたいと作られたものです。
出品者は「手作りの良さは大量生産とは違い気持ちがこもっています。夏の終わりから秋にかけて日々を楽しく過ごせるような一品を見つけてほしい。」と話していました。
すず風はこぶ木染月展は28日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
原発の処理水を海洋放出で抗議活動
福島第一原発の処理水の海洋放出が24日に開始されたことを受け、伊那市内で反対を訴える抗議活動が行われました。
きょう午前7時半ごろから伊那市の平成大橋近くの国道153号でスタンディングが行われ、福島第一原発の処理水の海洋放出反対を訴えました。
参加者は反対を訴えるプラカードや横断幕を掲げて抗議していました。
スタンディングは福島原発トリチウム汚染水海洋放出に抗議する実行委員会が行ったもので、賛同する人たちおよそ20人が参加しました。
9月3日には、いなっせ北側広場で抗議集会とデモを行う予定です。
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林外務大臣が伊那市で意見交換
地方の魅力を世界に発信する「地方を世界へ」プロジェクトで林芳正外務大臣が長野県を24日に訪問しました。
林大臣は伊那市を訪れ、地元の関係者と意見交換を行いました。
伊那市高遠町の高遠さくらホテルには林大臣や各国の大使でつくる駐日外交団が訪れ、阿部守一知事や白鳥孝市長と意見を交換しました。
長野県への訪問は、外務大臣が駐日外交団と一緒に地方を訪れ、魅力を世界に発信する「地方を世界へ」プロジェクトの第5弾として実施されました。
対話を通じて理解を深めてもらうことで地域活性化を目指すものです。
林大臣は午前中に伊那市横山のカモシカシードル醸造所を視察しました。
カモシカシードルは地元のリンゴを使った果実酒などを醸造していて、施設の蒸留器などについて説明を受けていました。
林大臣らは伊那市のほかに諏訪市の諏訪大社や駒ヶ根市の青年海外協力隊訓練所を視察したということです。
なお林大臣は意見交換会の後駒ヶ根市で開かれた車座集会に参加し、駐日外交団は高遠町の建福寺を訪れ、高遠石工の石仏を見学しました。
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アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ 卒団者3人が活躍
伊那市の小学生女子ソフトボールクラブで共にプレーした3人の選手が現在プロのソフトボールチームで活躍しています。
3人が所属していたのは小学生女子ソフトボールクラブ「アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ」です。上伊那地域で活動する唯一の女子ソフトボールクラブです。
このクラブの卒団者3人がトップリーグ「ニトリJDリーグ」で活躍しています。
酒井愛香選手は2019年から滋賀県の日本精工ブレイブベアリーズに所属し、外野手を務めています。
池上桃花選手は2022年から愛知県の豊田自動織機シャイニングベガに所属しキャッチャーを務めています。
向山琴葉選手は今年から群馬県の太陽誘電ソルフィーユに所属しピッチャーなどを務めています。
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こどものみらい古本募金 あるしんに回収ボックス設置
伊那市のアルプス中央信用金庫は、各支店に「こどものみらい古本募金」の回収ボックスを設置しています。
こどものみらい古本募金は内閣府の「こどもの未来応援国民運動」の一環で行われているものであるしんでは、今年初めて実施しています。
回収した古本は業者が買い取り、貧困の状況にある子ども達を支援する団体に買い取り額を寄付します。
また、買い取り額に加えて信金中央金庫が1冊あたり50円を追加して寄付します。
回収対象は国際標準図書番号のISBNが入った本で、主に10年以内に出版されたものです。
期間は来月15日までで、あるしんの10か所の支店に回収ボックスが置いてあります。
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農家民泊受入れ家庭対象 救急救命講習会
伊那市と伊那市観光協会は、農家民泊の受け入れ家庭を対象にした救急救命講習会を伊那公民館で23日に開きました。
講習会には、教育旅行を受けいれている農家など20人が出席しました。
講師は上伊那広域消防署本部の井口哲弥さんが務め、子どもの異変への対処方法を説明しました。
井口さんは「子どもが肩で呼吸をし、顔色も悪く、ひや汗をかいている場合は、迷わず救急車を呼んで下さい」と話していました。
また、熱中症の場合は、40度から45度のお湯を霧吹きで胸やおなかに吹きかけ、うちわであおぐと体温を下げる効果があると説明していました。
新型コロナウイルスの5類引き下げを受け、今年度、伊那市で農家民泊をする人は、300人程になるという事です。
今回は、9月からの本格的な受入れを前に、もしもの時に備え、おちついて行動できるよう伊那市と伊那市観光協会が企画しました。
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二十四節気 処暑 柿が実をつける
23日は二十四節気の一つ処暑です。暑さが和らぎ、穀物が実り始める頃とされています。
伊那市西箕輪の臼田さん宅では柿が実をつけ秋の気配を感じさせています。
この日の伊那地域の最高気温は午後2時58分に33.2度を記録し、真夏日となりました。
伊那市西箕輪の臼田さん宅では、柿が実をつけ秋の訪れを感じさせていました。
長野地方気象台では、あす以降も最高気温が平年より2度から4度上回る日が続くと予想しています。
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中央区健康運動教室 来月50回
伊那市の中央区で2017年から月に一度開かれている健康運動教室が来月、50回目を迎えます。
20日は、中央区の50代から80代の区民およそ20人が伊那公園に集まり49回目の教室が開かれました。
2017年10月から区民の健康増進を目的に始まった教室には、月に1度開かれていてます。
この教室では、専用のポールを使って歩くノルディツクウォーキングや体操・ストレッチなどを行っています。
指導するのは、健康運動指導士で中央区の田口正彦さんです。
田口さんは第一回から指導しています。
田口さんは「意識して歩く幅を広くとること」などをアドバイスしていました。
教室の休憩時間は、住民同士の交流の場にもなっています。
一回目から継続して参加する人も多くいます。
50回を記念した教室は、来月17日に大芝高原で開かれることになっています。
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オリジナルのイラストを展示
伊那市を拠点にイラスト作家として活動している伊藤勉さんによる、かぜすず風作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には伊藤さんオリジナルキャラクターなどのイラスト約500点が展示されています。
伊藤さんは、「かぜすず風」というペンネームで活動していて動物や乗り物などを独自のタッチで描いています。
オリジナルキャラクターの「ま いか」はイカをモチーフにしたもので「まあいいか」という語呂とかけあわせています。
作品は日常のなかで感じたことをイラストと言葉で表現しています。
伊藤さんは「私の世界観や作品の雰囲気を楽しんでもらいたい。」と話していました。
かぜすず風作品展は23日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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横断歩道の事故撲滅へ 標語決まる
伊那警察署が管内の小学4年生を対象に募集した、横断歩道における事故撲滅を呼び掛ける標語が決定し、22日に表彰式が行われました。
この日は、伊那警察署で表彰式が行われ、小林雄二署長から入賞者5人に賞状が手渡されました。
最優秀賞に選ばれたのは、箕輪北小学校の伊東瑶成くんの「手を上げよう はずかしがらず 意思表示」と、
南箕輪小学校の笠原弥絵さんの「気づいてね まっすぐあがる 小さな手」です。
他に、西春近北小学校の中島優花さん、辰野東小学校の古村環くん、箕輪北小学校の渕井華望さんが優秀賞に選ばれました。
伊那警察署では、横断歩道における歩行者優先義務を定めた「道路交通法第38条」のルールを、歩行者と運転者に理解してもらい事故撲滅を図る「伊那谷38運動」を独自で行っています。
署では啓発活動を通年行うため、今回初めて標語を募集しました。
管内の小学4年生を対象に募集し、11校の児童から作品が寄せられたということです。
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竜西地域で雷雨 停電や交通障害
21日午後2時頃、伊那市の竜西地域で一時、雷雨により強い風が吹き、雹が降りました。
これにより、倒木などがあり、交通障害が発生しました。
伊那市内では、午後2時ごろ、雷を伴う激しい雨が降りました。
伊那の観測地点では午後2時7分に最大瞬間風速が24メートルの強い風が吹き、雹が降った地域もあるということです。
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リトグラフ作家久我通世さん クナ族描く作品展
東京都在住のリトグラフ作家久我通世さんの絵本の再販を記念した作品展が伊那市内で開かれています。
会場となった音楽スタジオArtistic Studio LaLaLa INAには、久我さんが制作した作品42点が展示されています。
展示されているのは、中米パナマのサンブラス諸島に暮らす「クナ族」の生活について描いた絵本「みんなまつりモラモラ」の原画などです。
今回、この絵本を再販したことを記念して作品展が開かれました。
久我さんは風景カメラマンの夫と世界90か国以上を旅し、版画の一種・リトグラフの作品を制作してきました。
会場には、制作のきっかけになったというクナ族の女性の民族衣装「モラ」も展示されています。
久我さんの作品展「MOLAから教わる世界展」は27日まで伊那市西春近の音楽スタジオArtistic Studio LaLaLa INAで開かれています。
絵本「みんなまつりモラモラ」は1冊1,000円で、会場で販売しています。
※月・火休み -
商工フェア4年ぶり通常開催
上伊那の自営業者が出店する第9回商工フェアが伊那市のいなっせ北側広場で20日開かれ、多くの家族連れで賑わいました。
商工フェアには、上伊那の飲食店や建築業、農家などが出店しおよそ40のブースが設けられました。
商工フェアは、自営業者の仕事を知ってもらい地域の活性化につなげようと上伊那民主商工会が開いたものです。
コロナ禍を経て4年振りに通常開催となりました。
昼時には、多くの家族連れが訪れ、商品を買い求めていました。
ステージでは、合唱や太鼓などの発表が行われました。
また、会場には体験コーナーも設けられました。
左官の仕事を体験コーナーでは、子どもたちがコツを教わりながら職人技に挑戦していました。
上伊那民主商工会では、「フェアを通じて子どもたちの知識や経験を増やし、職業への関心を高めていく機会になれば嬉しいです」と話していました。