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舜鳳会日本画展
伊那・箕輪・辰野の日本画愛好者のグループ舜鳳会の展示会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれている。
舜鳳会は、池上秀畝の流れを組む日本画のグループで、伊那・箕輪・辰野の教室が合同で毎年作品展を開いていて、35回目になる。
今回は、26人が近作1、2点を持ち寄り、35点が会場に並んでいる。
本来の日本画の良さを大切に作品作りをしているということで、花鳥風月や山水などがある。
会場には、水墨画や彩色画など様々なジャンルの日本画が並んでいた。
舜鳳会を指導している辰野町の三堀舜業さんは、「日本画古来のスタイルを守り、作品を表現している。興味のある人は、教室をのぞいてみてほしい」と話し、来場を呼びかけていた。
この作品展は13日(月)まで。
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手良で第1回鬼灯祭り
漂泊の俳人井上井月の碑が去年建立された伊那市手良で、井月や俳句に親しむ「鬼灯祭り」が5日、行われた。
手良の下手良公民館には、井月が詠んだ句が刻まれた句碑が、去年建立され。
井月が愛し、たびたび訪れたという手良地区で、俳句や井月に親しんでもらおうと初めてお祭りが企画された。
鬼灯祭りの名も、井月の詠んだ句にちなんでいる。
祭りにあわせ、区民から俳句を募集したところ、一般26人から46句、手良小学校の全校児童158人から234句が寄せられた。
祭りでは、入賞者へ賞状や賞品が贈られた。
一般の最優秀賞には、高橋正行さんの「ウォーキング 逆光線の秋桜」、小学生の部の最優秀賞には、てらさわまどかさんの「さくらんぼふたつつながりたのしいな」が選ばれた。
これらの作品は、手良公民館の談話室に24日まで展示されるという。
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高遠町高齢者慰安会
伊那市高遠町地区の高齢者慰安会が9日、高遠町文化体育館で開かれた。
高遠町地区の全地域から75歳以上のお年寄り370人が参加した。
この慰安会は、高齢者の長寿を祝い、高齢者同士の交流の場にしようと毎年行われている。
地区の合唱団や舞踊クラブ12団体が、歌や踊りを披露した。
高遠町オリジナルの健康体操を行っているグループ・いきいきサポーターの発表では、一緒に運動するお年寄りの姿が見られた。
また今年は、高遠町内3つの保育園の園児が、ダンスを発表した。
園児たちのダンスに、会場からはたくさんのおひねりが飛んでいた。
あるお年よりは、「本当にかわいらしい。自分達にもあんなころがあったと懐かしく感じる」と話していた。
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視聴覚教育功労者表彰 高遠町の長瀬康明さん
小中学生を対象とした映画上映会の開催など視聴覚教育に功績があったとして、伊那市高遠町の長瀬康明さんが功労者表彰を受けた。
この表彰は財団法人日本視聴覚教育協会が行っているもので8日、伊那市の伊那教育事務所で表彰状の伝達式があった。
長瀬さんは元教員で37年間にわたり県下各地の小学校で教育に関するビデオの上映などを行ってきた。
また教員退職後は上伊那視聴覚教育協議会の委員として学校や企業、地域に出向いて文化や、歴史に関する映画上映を行うなど視聴覚教育の振興に功績があったことが認められた。
長瀬さんは現在郷土史や考古学について研究していて、それらを映像で残し、地域の人たちに見てもらいたいと話している。
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環境基本計画策定上伊那懇談会
県の第2次長野県環境基本計画の骨子案について話し合う懇談会が8日、伊那市の合同庁舎で開かれた。
市町村関係者や環境保全活動に関わる団体の代表などおよそ30人が集まり、県の担当者から説明を受けた。
懇談会は、先月、県の環境審議会がまとめたこの計画の骨子案について地域の声を聞くため、県内10地区で開いている。
計画には今後の長野県の具体的な環境施策が盛り込まれており、行政、地域、事業者、個人などが、それぞれ自主的に環境保全活動に取り組むための指針を示している。
上伊那地区については、二つのアルプスを中心とする景観や森林、良質な水を守る取り組みが必要竏窒ニしている。
具体的には▽野生動物による食害を防ぐための防護柵の設置▽下水道整備の促進▽製造業分野で環境負荷を減らすための技術を向上させること竏窒ネどを挙げている。
説明を受けた参加者からは、「個々の取り組みには限界がある。エネルギー使用の抑制のため、規制をかけることはできないか」「最終的には一人ひとりの取り組みが肝心。個人が具体的にできることを示してほしい」などの意見が出された。
これに対し県は「規制をかけるのは難しいが、検討してみたい。一人ひとりの取り組みは、この計画の行動指針で触れていきたい」と話した。
県では、出された意見を参考に今年度中に計画をまとめる予定。
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伊那まつり実行委員会反省会
今年の伊那まつりを振り返る反省会が8日、伊那市役所で開かれた。実行委員会の各専門委員会の代表が集まり、それぞれ事業報告をした。
反省としては、今回のまつりではTシャツの売り上げが伸びたことで収入が増加したことから、「収入増になる仕組みづくりを考えていくべき」とする意見が出された。
また、「市民おどりは踊る場所を含め、まつりの方向性を考える時期」「ごみ処理の方法は検討が必要」との反省もあった。
一方、今年から始めた市役所と春日公園駐車場を結ぶ無料のシャトルバスについては「好評だったため来年も運行したい」とする意見が出た。
また、ローメン、酒蔵横丁は来年も同じ場所で実施する方針。
全体の決算見込み額は収入が1千500万円、支出が1千350万円で、差引残高は150万円となる見込み。
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誕生日会でマジックショー
伊那市の美篶西部保育園で8日、誕生日会にあわせてマジックショーが開かれた。
マジックショーは園児の思い出に残る誕生日会にしようと企画された。
伊那マジッククラブの伊藤権司会長が保育園を訪れ、ユーモアたっぷりにマジックを披露した。
伊藤さんは趣味でマジックを始めて20年近くなるということで、冗談を交えながら園児らに披露していた。
子どもたちは伊藤さんの楽しいマジックに手をたたいて喜び、楽しいひとときを過ごしていた。
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戸草ダム建設 伊那市長らが県に要望
小坂樫男伊那市長らが8日、長野県庁を訪れ村井仁知事に戸草ダム建設事業を促進させるよう要望した。
小坂市長をはじめ、戸草ダム水没者地権者組合の佐藤八十一組合長など関係者10人が県庁を訪れ、村井知事に地域の声を届けた。
要望書には▽戸草ダム建設事業計画を天竜川水系河川整備計画に加え治水対策を早期に図ること▽また地球温暖化対策として有効な水力発電事業を含めた戸草ダム計画とすること竏窒ネどの内容が盛り込まれている。
小坂市長は「国の戸草ダム建設見送りとする提案や、美和ダム上流域の具体的な防災対策を示さないことに対し地域住民は失望し不信感をつのらせている。三峰川の上流域には大規模な崩壊地や大量の堆積土砂があり、過去の経験からみても戸草ダム規模でないと地域、流域の安全は確保できない」と訴えた。
これを受け村井知事は、戸草ダム建設はあくまで国の事業とした上で、「地元が納得できるような対策を示すよう国に働きかけている」と答えた。
国土交通省天竜川上流河川事務所では、戸草ダムに替わる美和ダム上流域の土砂対策整備計画を10月中を目途に地元に説明していくという。
その後地元の合意を得たうえで知事に天竜川水系河川整備計画案についての意見を聞くという。
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七宝焼作家・向山伊保江さんが作品寄贈
岡谷市の七宝焼作家・向山伊保江さんが8日、伊那市に作品を寄贈した。伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に作品を贈った。
向山さんは大学生のころに七宝焼を始め、今年で30年目になる。
先月、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで、伊那谷では初めての個展を開いた記念に作品を寄贈することにした。
作品のタイトルは、「真夏の夜の夢物語」。縦横130センチの大作で、ドーム型の空間の中に、大地や月、空が描かれている。この作品は、去年の県展で60周年記念賞を受賞し、日展でも入選している。
向山さんの母は駒ケ根市出身、夫は高遠出身ということで、「縁のある伊那市に作品を飾って頂けるのでとてもうれしい。若い人にも、七宝の良さを知ってもらいたい」と話していた。
伊那市ではこの作品を庁舎1階のロビーに展示するという。
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高遠さくらホテルで松茸料理
地元伊那の松茸を使ったコース料理が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルに登場した。
松茸づくしのコースは、毎年この時期に企画しているが、今年は伊那で採れた松茸のみを使っていて、さくらホテルによると、質・量ともにグレードアップしたという。
コースは、江戸時代に高遠藩の松茸が幕府に献上されていたことにちなんで、高遠の殿様コースと、大名コースの2種類ある。
高遠の殿様コースでは、焼き松茸、しゃぶしゃぶのほか、釜めし、土瓶蒸しなど10品。
1つのコースには、松茸およそ150グラム、本数にすると2本から3本ほどが使われている。
このコースの提供はすでに始まっていて、予約も多いという。
提供は今月20日までの予定だが、松茸の採れ具合によって期間を延長する可能性もあるという。
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ザ・シワクチャーズ定期演奏会
60歳以上の女声合唱団ザ・シワクチャーズ伊那の第1回定期演奏会が7日、伊那市のいなっせで開かれ、会場に円熟した歌声が響いた。
ザ・シワクチャーズ伊那は、伊那市の名誉市民で作曲家の故・高木東六さんの遺志をついでいこうと結成されたもので、60歳になったら入団できるというユニークな合唱団。
団員は現在、辰野町から飯島町までの60人ほどで、最高齢は82歳。
高木東六さんが作曲した「伊那市の歌」など9曲を披露した。
シワクチャーズ伊那代表の北沢理光さんは、「演奏会は励みになるので、年1回のペースで開いていきたい」と話していた。
なお、シワクチャーズ伊那は、来年5月に韓国南原(ナムウォン)市で開催される「春香祭」に合わせ、シワクチャーズ横浜と共に韓国のコーラスグループと交流する予定だという。
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韓国南原市の職員がみはらしファーム見学
視察のため伊那市を訪れている韓国南原(ナムウォン)市の職員が7日、みはらしファームを見学した。
伊那市と南原市は、伊那市の名誉市民で作曲家の故高木東六さんの韓国を舞台にしたオペラ「春香」が縁で交流している。
今回の視察は、伊那市の農業施設や企業などを視察したいという南原市からの要請で、職員5人が6日から2泊3日の日程で訪れている。
一行は、施設全体の説明を聞き、「運営に行政の支援はあるのか」などの質問をしていた。
みはらしいちご園のハウスでは、泉沢勝人組合長からイチゴの品種や栽培方法などの説明を聞き、熱心に見学していた。
農業関係の仕事を担当しているという職員は、「棚が高いのでお客さんがイチゴを取りやすい工夫がされている。生産したあと、販売も同じ施設で出来るのでとてもいい」と関心を示していた。
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伊那市の人権擁護委員に委嘱状伝達
伊那市の人権擁護委員の委嘱状伝達式が7日、伊那市役所であり、10月1日付けで委嘱された4人のうち、伝達式に出席した3人に、法務大臣からの委嘱状を小坂樫男伊那市長が手渡した。
委員は、再任が長谷地区の市ノ羽茂則さん、高遠地区の安井かほるさん。新任は手良地区の竹中嘉文さん、西春近地区の橋爪トミ代さん。委員の任期は3年。
また、9月30日付けで退任した高遠地区の丸山勝己さんと守屋政治さんに感謝状を贈った。
小坂市長は、「人権擁護委員はボランティアで、個々の人権を守るのが役目。よろしくお願いしたい」とあいさつ。退任した委員には「長年の務めに感謝します」と話し、労をねぎらった。
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手良保育園児が稲の刈り取り体験
伊那市の手良保育園の園児が7日、春に植えた稲の刈り取りを体験した。
今年育てたのはコシヒカリで、年長・年中の園児50人ほどが、鎌を使って稲刈りに挑戦した。
稲刈りをしたのは、孫が手良保育園に通う池上ミドリさんの田んぼの一角。
子どもたちは、地域のお年寄りや保護者、農協の職員などの手を借りて一株ずつ刈り取り、「楽しかった」「食べるのが楽しみ」と話していた。
指導していたお年寄りも、「なかなか上手くなってきたね」と話していた。
刈り終わったものは保育園ではざかけして、11月にお世話になった地域の人などを招待して、おにぎりにして食べるという。
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イーナちゃん広場2008
健康や生活・環境などについて考えるイベントイーナちゃん広場2008が5日、伊那市民体育館などで開かれた。
イベントには、およそ60団体がブースを出展したほか、健康体操のステージも設けられ、タオルを使って体を動かす体操など13団体が体操を披露していた。
栄養士会のブースでは、遊びながら栄養のバランスを考える事ができる体験コーナーもあり、子ども達が朝食の大切さについてのアドバイスを受けていた。
また、高齢者福祉課のブースでは足の裏の形を複写して、体のバランスを確認することができるコーナーが設けられ、参加者が足元から自分の健康をチェックしていた。
会場は賑わいを見せ、伊那市によると4千人ほどが訪れたという。
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楠洲流青年部「フェスティバル吟と舞」
上伊那の詩吟愛好家グループ楠洲流青年部による発表会「フェスティバル吟と舞 イン いなっせ」が5日、伊那市のいなっせで開かれ、20組が吟や舞を披露した。
楠洲流青年部は、楠州流の中から60代以下の会員で組織するグループで、去年から独自に発表会を開いている。
発表会では、観客も巻き込んで一緒に吟を詠む演目も行われ、会場には詩を吟じる声が響いていた。
この演目を披露したのは、伊那市の介護福祉士の寺山 日幸さん。寺山さんは、普段介護の現場でも入院患者と一緒に詩吟を楽しんでいることから、その経験を生かして、このような発表をしているという。
青年本部長の唐木寿夫さんは、「詩吟は腹の底から声を出すので気持ちがいいし、体にも良い。多くの人に興味を持ってもらいたい」と話していた。
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「ぶぁんて・あん」オープン
伊那市の株式会社ワイドが経営する文化・運動施設「ぶぁんて・あん」が7日、オープンした。
伊那市西町にあるこの施設は、社会保険庁が運営していたが、改革に伴い、伊那市の測量設計コンサルタントワイドが経営を引き継いだ。
建物内の施設はこれまでのものを活かし、一部分を改修した。一階は、健康相談室が多目的ホールになったほか、ロッカールームが託児所になった。2階のプールは今後改修する計画。
講座は、これまでの物を継続し、英会話や社交ダンスなど80の講座がある。今回、チャイルド体操やミニアートスクールなど14の講座が新たに設けられた。
トレーニングルームは午前10時から午後11時まで利用できる。
入会金は5250円。
ぶぁんて・あんでは、「利用者の声を聞き、健やかな生活・充実した時間を提供していきたい」としている。
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秋の味覚ぞくぞくと
伊那市の産直市場グリーンファームでは、秋の味覚「松茸」や「蜂の子」が店頭に並び、買い物客を楽しませている。
松茸の入荷は、8月中旬ごろから始まり、6日は一日で伊那や木曽で採れた松茸10キロが入荷した。
大きさは10センチ前後の物が中心で、傘が開かず、形の整った物が並んでいる。
数本をパック詰めにした物が、4千円から1万円前後で売られていて、買い物客は立ち止って品定めをしていた。
また、伊那谷の名物、蜂の子も入荷が始まっている。
6日は、地蜂の巣が段ボール箱に11個と今シーズン一番の量が持ち込まれていた。
巣の大きさは、直径が10センチから大きいもので30センチほどあり、地元の男性がすがれ追いをして、採ってきという。
グリーンファーム代表の小林史麿さんは、「今年は、雨の量が少なく、松茸は不作気味。その反面、蜂の子は豊作になる見込み」と話していた。
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春日神社例大祭で浦安の舞い披露
伊那市西町の春日神社の例大祭が5日に行われ、伊那小学校5・6年生の女子児童九人による浦安の舞が奉納された。
春日神社ではこれまで、例大祭で舞を奉納していなかったが、去年から舞を奉納するようになった。
今年は衣装をそろえ、2週間ほど前から10数回にわたり練習を積んできた。
子供達は、扇や鈴を持って、平和を祈る踊りを厳かに披露した。
関係者は、「とてもきれいに踊ることができた。子ども達の一生の思い出になると思う」と話していた。
例大祭ではほかに、宝投げなどのイベントも行われた。
宝投げでは、餅やおもちゃが投げられ、子ども達が一生懸命に拾う姿が見られた。
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第4回信州伊那高遠の四季展
来年は9会場に来年8月に開かれる3年に一度の全国公募の絵画展「第4回信州伊那高遠の四季展」は、前回より大幅に展示会場を減らし、9会場で開催することが、6日に伊那市役所で開いた第2回実行委員会で決まった。
合併して名称を「信州伊那・高遠の四季展」と改め初めての開催となる今回は、第1回の委員会で、旧伊那地域の公共施設でも展示すること、前回の30会場から大幅に展示会場を減らし、一日で見て回れる会場数にすることが確認された。
メーンの信州高遠美術館の80点を含め高遠地域の4会場に230点が展示され、そのほかの会場は、伊那市西春近のかんてんぱぱホールに50点、いなっせに40点、伊那図書館に20点などとなっている。
第4回信州伊那高遠の四季展は、来年5月に作品の受付、6月に審査、8月1日にオープニングセレモニーが行われ、9月13日まで市内9会場で展示される。
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アルプス男声合唱団初の演奏会
伊那市で唯一、男性だけで構成する「アルプス男声合唱団」の初めての定期演奏会が4日、伊那市のいなっせで開かれ、これまで練習を積んで来た13曲を披露した。
アルプス男声合唱団は、去年9月に発足し、メンバーはサラリーマンや教員、医師など職業もさまざま。
ホールには、男性ならではの力強い低音が響いていた。
メンバーの次の目標は来月23日に伊那市で行われるコンサートだということで、プロの男声カルテット「ボニージャックス」との共演が計画されている。
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子ども森の秘密基地づくり
伊那市ますみヶ丘の平地林で秘密基地を作って楽しむイベントが5日に開かれ、南信地区か60人ほどが参加した。
企画したのは、木材を活用する事から森林保全を考えるグループ・NPO法人森のライフスタイル研究所。
ますみヶ丘の平地林は、安全性が確保でき、手軽に楽しめる森林であることから、子ども達が自ら考え、楽しめるイベント・秘密基地作りを企画した。
子どもたちは、森から木の枝を探したり、ロープを使ったりして、好きな形の基地を作り上げていた。
中には、木の枝からロープをつるしブランコを作るグループもあって、子どもたちの人気を集めていた。
森のライフスタイル研究所の竹垣英信代表理事所長は、「平地林でこれだけの面積が残る場所は少なく貴重。子どもたちに自然のものを使って考えながら作り出す体験をしてほしい」と話していた。
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韓国南原市の職員が伊那市視察
初日に市長訪問伊那市の名誉市民で作曲家の故高木東六さんの韓国を舞台にしたオペラ「春香」が縁で、韓国南原(ナムウォン)市の職員が、6日から伊那市を視察に訪れている。
初日は、南原市の係長級職員3人と交流や都市整備の担当職員2人が、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長を表敬訪問した。
今回の訪問は、伊那市の農業施設や企業などを視察したいとの南原市からの要請で行われた。
小坂樫男市長は、「伊那市は農業と工業のバランスが比較的とれている場所。南原市の参考にしていただき、今後は民間での交流も進めていきたい」と歓迎した。
また、南原市・企画室政策開発担当のイ・ソングンさんは、「南原市のチェ市長からも、伊那市でしっかり勉強してくるよう言われている。短い間だが友情を深めていきたい」と話していた。
伊那市と南原市は、今年4月に伊那市の女性団体連絡協議会のメンバーが南原市を訪問したほか、南原市の市長が伊那市を訪れ高遠城址公園の桜を見学している。
一行は7日、みはらしファームや、上の原の日本電産サンキョーなどを視察するほか、高木東六さんが横浜で立ち上げた合唱団の伊那版「しわくちゃーず伊那」のコンサートも見る計画で、8日に帰国することになっている。
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高遠美術館で竹村新太郎油絵展
伊那市山寺の竹村新太郎さんの油絵展が19日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
この作品展は、去年竹村さんが全国規模の芸術家団体「一水会」の会員になった記念に企画された。
今回は竹村さんが長年のテーマとしてきた御嶽山の作品など21点を展示した。
展示作品の一つ「御嶽雪霞」は、冬の御嶽に雪が降り始める直前の様子を描いたもので、昨年の一水会展で安井會太郎奨励賞を受けている。
また、普段は冬の御嶽を描くことが多い竹村さんだが、今回は冬だけでなく、四季の移ろいとともに姿を変える様子を描いている。
油絵展ではほかにも、地元の風景や家族などを描いた作品も展示している。
竹村さんは「作品を見た方々に、御嶽の神々しさを感じていただければ」と話していた。
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伊那地域アマランサス研究会が知事表彰
魅力あふれる地域の元気づくりに貢献したとして、伊那地域アマランサス研究会が4日、知事表彰を受けた。
長野県の地域発元気づくり支援金活用事業の表彰で、平成19年度の事業の中から、県内の10地域ごとに1事業ずつ選ばれた。
表彰は南箕輪村民センターで開いた地域づくりフォーラムの中で行われ、事例発表もあった。
研究会は平成19年度、アマランサスの栽培講習会やシンポジウムを開いたほか、給食メニューを提案したと説明。支援金で作成したアマランサスのPR用パンフレットも紹介していた。
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キノコ中毒防止展
秋の味覚、キノコ採りのシーズンを迎え、伊那市狐島のAコープ伊那中央店で5日まで、「きのこ中毒防止展」が開かれている。
この展示会は、伊那保健所や上伊那の食品を扱う業者らが、毒キノコを間違えて食べないように知識を深めてもらおうと毎年開いている。
会場では、伊那周辺で採れるキノコ約120種類を食用、食用に向かない物、毒きのこの3種類に分けて展示している。
訪れた人たちは、展示されたキノコを手に取ったり、匂いを嗅いだりしていた。
キノコを無料で鑑別するコーナーもあり、一般の人たちが山で採ったキノコを持ち込んでいた。
鑑別は、県が委嘱した「きのこ衛生指導員」が行い、色や形といった特徴や匂いを嗅ぎ、見分けていた。
3日に市内で採取したキノコを持ち込んだ伊那市美篶の小松みわこさんは、「食べる事ができるキノコと聞いて安心しました」と笑顔を浮かべていた。
きのこ衛生指導員の吉川進さんは「知らないキノコは食べない事」と話し注意を呼び掛けていた。
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全国障害者スポーツ大会出場
伊那市の山・ス喜和子さん全国障害者スポーツ大会に長野県代表として出場する伊那市の山・ス喜和子さんが2日、出場報告のため小坂樫男伊那市長を訪問し、意気込みや日ごろの練習について話した。
山・スさんは、去年開かれた長野県障害者スポーツ大会の卓球壮年の部で優勝し、11日から大分県で開かれる全国大会への出場を決めた。
日ごろからスポーツをすることが好きで、これまでにボウリングと立ち幅跳びでも全国大会に出場している。
山・スさんは、「落ち着いて自分の力を全て出し切って、できるところまでがんばりたい」と意気込みを話していた。
初戦は12日で、広島県代表選手との対戦が決まっている。
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坂下神社例大祭 子供みこし練り歩く
伊那市の坂下神社で秋の例大祭が4日から始まり、子供みこしが地区を練り歩いた。
子供みこしは、地元の坂下神社の例大祭を盛り上げようと、坂下子供育成会が毎年宵祭りに行っている。
小学生やその保護者およそ30人が参加。天狗に扮した子供を先頭に、太鼓と笛の音に合わせ、およそ4キロを回った。
坂下神社例大祭は、4日の宵祭りと5日の本祭りの2日間で、女子児童による浦安の舞いが奉納されるほか、有志によるみこしも繰り出される予定。
坂下子供育成会では、「市街地で子供が減っていく中、季節の行事を通して地域への愛着を深めてほしい」と話していた。
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ふれあい農園で稲刈り体験
伊那市高遠町山室にある都会の人たちのオーナー農園「ふれあい農園」で4日、稲刈り体験が行われた。東京都を中心に関東地方から訪れた家族連れなど、およそ80人が稲刈りを楽しんだ。
ふれあい農園は、体験を通して都市と農村の交流を深めようと行われている。都会からの参加者がオーナーとなっていて、田植えから稲刈りまでを体験し、収穫した米60キロを持ち帰る。
始めたばかりのころは7組の応募しかなかったが、リピーターが多く、現在では50組のオーナーがいるという。
参加者らは、農事組合法人山室のメンバーから刈り方を教わりながら、稲刈りを体験していた。
農園を管理している山室のメンバーは、「来てくれた人たちが喜んで体験をしてくれているのでやりがいがある」と話していた。
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アマランサスをコンバインで収穫
雑穀アマランサスのコンバインを使った収穫作業が4日、伊那市西春近諏訪形のほ場で行われた。
伊那地域アマランサス研究会のメンバーや地区住民など7人が作業した。
去年までは農作業機械販売業者の専用コンバインを使っていたが、今回は初めて市販のコンバインを使っての収穫作業となった。
作業は機械の微調整がうまくいかず実が機械からもれてしまい、悪戦苦闘していた。
作業にあたった人は、「これから何度も試行錯誤しなければうまくいかないと思う」と話し、コンバインを使った作業の難しさが浮き彫りになった。
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