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年越しアマランサスそばが登場
年の瀬となり、伊那市役所の食堂「アザレア」は22日から、アマランサス入りの年越しそばの提供を始めた。
訪れた職員たちが早速アマランサスそばを注文し、その味を楽しんだ。
アザレアでは、伊那市が特産品として売り出している「アマランサス」を練りこんだそばを、去年から期間限定で提供していて、年越しそばは今年で2年目。
アマランサスは鉄分やカルシウムが豊富なことに加え、今年は今の不景気を頑張って乗り切ってもらおうと、もちを入れた「力そば」にした。
年越しアマランサスそばは今日から1週間提供する予定で、価格は600円。1日に提供できる量に限りがあるため、なくなり次第終了となる。 -
グアテマラへ美篶小児童が手紙送る
伊那市の美篶小学校3年2組の児童は22日、アマランサスを通して交流している中米の国グアテマラの子どもたちへ手紙を送った。
3年2組の子どもたちは、学校近くにある美篶郵便局を訪れ、全員の手紙が入った封筒を郵便局員に手渡した。
3年2組では、給食でアマランサスが出たことをきっかけに、総合学習の一環でアマランサスについて学んでいる。
子どもたちはこれまでに、学校横の空き地を使い栽培をしたほか、原産国の一つグアテマラの子どもたちと、アマランサスを共通の話題にして手紙での交流をしている。
今回出す手紙には、種まきや花、収穫作業などの絵と一緒に思い出などを書いた文章が添えられた。
担任の千賀義博教諭は、「アマランサスからグアテマラという国に興味をもち、互いの文化を理解するきっかけになればうれしい」と話していた。
3年2組では今後、収穫したアマランサスで加工食品のを作るほか、グアテマラの子どもたちとテレビ電話を使い交流する計画。 -
アマランサス研究会 「地域発 元気づくり大賞」受賞
伊那市のアマランサス研究会は、県が行っている地域づくり支援金事業で優れた成果を上げたとして、第一回「地域発 元気づくり大賞」に選ばれた。
22日、長野市の長野県庁で贈呈式が行われ、村井仁長野県知事から賞状などが伊那地域アマランサス研究会会長の登内英夫さんに手渡された。
地域発元気づくり大賞は、県が初めて事業の中からすぐれた団体を選定したもので、平成19年度は県内の4団体が選ばれた。
県はアマランサス研究会を選んだ理由として、市内の保育園や小学校の給食に活用され、地産地消が進んでいること、アマランサスを活用した加工食品が年間を通してレストランや商店で提供される体制が整っていることなどから、取り組みの成果が地域に根付き、継続して効果を発揮することが期待できることを挙げている。
アマランサス研究会の登内会長は「地道にやってきた活動が大きな形で評価されうれしい。仲間と共にこの受賞を喜びたい」と話していた。 -
青空教室 今年度最後はそば打ち体験
伊那市美篶の子どもたちを対象とした「青空教室」の今年度最後の教室が20日開かれ、小学生がそば打ちを体験した。
青空教室は、02年からの学校週5日制をきっかけに地区の青少年育成会や公民館、JAが共同で開いているもので、今年で7年目となる。
毎月1回の教室では、農作業や地域の歴史学習などを行ってきた。
今年度最後の教室となったこの日は、美篶そばの会のメンバーからそば打ちを教わった。
そば粉は、今年8月みんなで種をまき、10月に収穫したもの。子どもたちは慣れない手つきだったが、そばの会のメンバーや保護者に教わりながら作業を進めていた。
美篶青少年育成会の畑房雄さんは「この1年、子どもたちはさまざまな体験を通してふるさとの良さや友人同士協力することの大切さを学ぶことができたと思う」と話していた。
今後、1年間の活動を作文にまとめ文集を作るという。 -
飲酒運転防止パトロール
飲酒運転を無くそうと19日夜、伊那市内で飲酒運転防止パトロールが行われた。
このパトロールは、交通安全運動期間に合わせ年2回行われ、この日は市が委嘱した交通安全指導員や伊那警察署の署員など20人が、飲酒運転根絶を呼びかけた。
メンバーは4グループに分かれ、市街地周辺の駐車場にある車両や、飲食店に対して飲酒運転防止を呼びかけるチラシを配布した。
伊那警察署によると、11月末までの管内での飲酒運転の検挙は19件で、去年に比べ29件減少しているという。
警察では「この時期、酒を飲む機会も増えるが、飲む予定なら車で出掛けない事。飲んだ人は、運転しないように周りも注意しほしい」と話していた。 -
手良の八幡山に東屋完成
伊那市手良野口区の住民は20日、公園化を進めている区内の八幡山に東屋を完成させた。
区民およそ20人が参加し、東屋の屋根張りや、ベンチ設置などの作業に汗を流した。
野口区では今年度、県が行なっている「地域発 元気づくり支援金」約150万円を受け、八幡山の公園化事業を進めている。
これまでに100本のツツジの植樹や、八幡神社へ続く遊歩道の切り開き作業をしてきた。
東屋の建設も公園化事業の一環。
東屋を造る木材は、この周辺を整備した時に出たヒノキを利用している。
区長の蟹澤豊治さんは「区民みんなの協力で完成した。八幡山からの眺望はすばらしいので、多くの人に利用してもらいたい」と話していた。 -
養殖したカワニナ放流
ホタルの舞う地域づくりのためカワニナを養殖している伊那東小学校教諭の野口輝雄さんは20日、伊那市高遠町の弘妙寺で、田中勲雄住職立会のもと、カワニナ400匹を境内の池などに放流した。
野口さんは、ホタルのエサとなるカワニナの養殖を4年ほど前から始めていて、今年は養殖ボランティアを募るなど活動の幅を広げている。
8月から野口さんや伊那東小学校、ボランティアが養殖してきたカワニナ1万2千匹を、上伊那14カ所に放流した。
弘妙寺では夏になると何匹かホタルが舞うということで、田中住職がもっとたくさん舞ってほしいと願い、今回放流を依頼した。
カワニナは冬を越し、春から夏にかけて水温が15度以上ないと交尾をしないということで、野口さんは、標高が千メートル以上ある弘妙寺での結果を今後の活動に生かしたい竏窒ニいう。 -
ひき逃げ 男性死亡
20日未明、伊那市山寺の市道で、ひき逃げ事件があり、被害者の男性は、市内の病院に運ばれましたが、午前7時頃死亡した。
伊那警察署の発表によると、死亡したのは、伊那中央病院の外科医 飯島智さん46歳。飯島さんは、搬送先の病院で治療を受けていたが、午前7時頃、死亡した。
警察によると、20日、午前4時頃、車で通りかかった通行人から「道路に男性が倒れている」と通報があり警察が現場へ向かった。現場は、伊那北駅から上伊那農業高校方面へ続く市道で、見通しの良い、緩やかな坂道。
警察では、ヘリコプターを使い、逃走車両等の目撃情報について広く市民に提供を呼びかけた。また、この事件の捜査本部を設置し、交通指導課や鑑識等の応援を得て、70人態勢で捜査を進めている。 -
災害教訓伝承
伊那小授業で体験を聞く過去の災害における教訓を後世に伝えていこうと19日、伊那小学校で災害を体験した人から話を聞く授業が行われた。
授業は5年秋組であり、過去の災害の体験を、前伊那市高遠町総合支所長の伊東義人さんと、三峰川みらい会議代表の織井秀夫さんが話した。
これは、国土交通省天竜川上流河川事務所が災害の教訓を後世に的確に伝える手法をまとめようと組織している検討会の実験的な取組みで、3回の授業で子どもたちの意識がどのように変わるかを検証する。
授業ではアンケートをとり、学習前と後でどのような変化があったかを調べる。
始めに36災害や平成18年豪雨災害の説明があり、その後伊東さんと織井さんが過去の災害の体験談や、三峰川の歴史などについて話した。
児童たちからは、「豪雨災害で水位はどの位上がったのか」「伝統的な河川工法の中聖牛はどうして牛なのか」などといった質問が次々と投げかけられていた。
天竜川上流河川事務所では、年度末までに効果的な伝承手法をまとめ、関係機関などに提案していきたいとしている。 -
伊那市営の山小屋業務委託へ
伊那市は、市営の南アルプス仙丈小屋や中央アルプスの西駒山荘などの山小屋を民間事業者に指定管理者制度で業務委託していく考えを19日開かれた市議会全員協議会で示した。
唐木好美産業振興部長は、議会全員協議会で、「指定管理者制度で業務委託するよう準備を進めていく予定。サービスの向上などの点で民間経営が本来の姿」と報告した。
民間への業務委託については、山小屋のあり方検討委員会が先月市長にその旨を答申している。
現在市営の山小屋は、仙丈小屋、西駒山荘、長衛荘、塩見荘の4つの施設で、公募にするのか指名にするのかも含め検討を進め、今年度内には指定管理者を決定する方針。 -
09年度の米の生産目標決まる
上伊那水田農業推進協議会が19日、伊那合同庁舎で開かれ、上伊那8市町村で来年度生産する米の生産目標を決定した。
協議会は、来年度の市町村別の米の生産目標などを決めるために開かれたもので、この日は各市町村や農業関係団体などおよそ30人が集まった。
来年度米の生産目標は、伊那市が1万3274トン、箕輪町が2714トン、南箕輪村が1767トンで、上伊那全体では3万1770トンとなっている。
県の協議会では、上伊那で来年度生産できる米の配分を上伊那の目標値より1032トン少ない3万738トンとしている。
しかし、上伊那では優良農地の保全などを目的に前年よりも生産量を減らさないよう取り組んでいて、県の配分枠を超える1032トン分は、生産調整の対象とならない加工用の米を栽培したり、上伊那以外の地域と配分枠の調整を行い、対応する方針。 -
元気づくり支援金説明会
地域づくりを支援する長野県の「元気づくり支援金」の説明会が19日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
この日は来年度、支援金を活用しようと考えている団体や市町村関係者などおよそ70人が集まった。
元気づくり支援金は、各地域が独自で取り組む自主的な地域づくり事業に、県が事業費の一部を補助するもので、地域の活性化などを目的としている。
今年度上伊那では74事業が採択され、すでに実施された事業分も含め総額で約9600万円が支給される予定になっている。
全体的な傾向として、民間の団体などが行う活動への支給が増えているという。
来年度、上伊那では、行政と住民などが協働で取り組む事業や子育て少子化対策に向けた事業など5項目に関する事業を優先的に採択する方針。
募集期間は来年1月5日(月)から2月4日(水)まで。
来年度元気づくり支援金の予算枠などは、来年2月の長野県議会2月定例会で正式決定する予定。 -
イエメンに旅立つ青年海外協力隊員の村田愛美さん表敬訪問
来年1月に中東のイエメンへ青年海外協力隊の体育指導員として派遣される伊那市出身の村田愛美さんが15日、伊那市の小坂樫男市長を表敬訪問した。
村田さんが派遣されるイエメンでは、宗教上の理由から女性への体育教育が十分に行われてこなかった。
そのため、村田さんは現地で女性への体育教育普及に取り組む。
村田さんは、「ずっとバスケットボールをしてきたので、イエメンでもバスケットボールをしたい。文化の違いなどもあると思うが、いろいろな経験を積んで、それを帰国してからの活動に反映させていきたい」と話していた。
村田さんは来年1月5日にイエメンへと出発し、2年間、現地で活動する予定。 -
伊那まつりやる気会議廃止へ
来年の伊那まつりの第1回企画会議が17日夜、伊那市役所であり、市民サイドからさまざまな提言をしてきた「伊那まつりやる気会議」を廃止することを決めた。
この日は、伊那市が声をかけた各種団体の代表など30人が集まり、来年の伊那まつりをどのような祭りにしていくかを検討。その中で、これまで企画会議のメンバーと公募の市民により組織してきたやる気会議の存続についても話し合った。
やる気会議はこれまで、ローメン横丁や手作りあんどんの設置、打ち水大作戦などを提案、実現してきた。
しかし、公募のメンバーが集まらなくなったことや、マンネリ化していることなどから廃止することになった。
会では「やる気会議は一定の役割を果した」「必要があればまた同じような組織を立ち上げればよい」といった意見が出た。
伊那まつり企画会議では、次回、来年の祭りのテーマやキャッチフレーズなどについて話し合う。なお伊那まつりは、来年8月1日、2日に実施される予定。 -
家庭でできる西洋料理教室
伊那市生涯学習センター主催の家庭でも作れる西洋料理教室が18日、伊那市のいなっせで開かれた。伊那市などから18人が参加し、子牛のカツレツ、赤カブを使ったスープなどクリスマスを意識したメニューに挑戦した。
この日講師を務めた伊那市高遠町の高遠さくらホテルの総料理長、丸山拓さんは「カツレツには、薄力粉ではなく強力粉を使ったほうが生地がべたつかずきれいに仕上がる」などとアドバイスした。
サラダは、キュウリを薄く切り、舟形にして、中に野菜を盛り付けた。
丸山さんは「難しいと思われがちな西洋料理だが、挑戦すれば誰でも作れると思う」と話していた。
ある参加者は「料理教室にはあれこれ参加してきたが、今回の教室は本格的だと思う。さっそく作って孫を驚かせたい」と話していた。
この教室は連続講座で、来年1月まで計3回開かれる予定。 -
伊那市幹線道路網整備計検討委員会発足
国・県・市と関係団体が伊那市の道路網について検討する伊那市幹線道路網整備計画検討委員会が18日、発足した。国土交通省や長野県建設部、市内の各種団体の代表など15人が集まり、小坂樫男市長を委員長に選任した。
小坂市長は「天竜川を挟んだ東西の交通をどう進めて
いくかが重要。権兵衛トンネルを抜けて大型トラックが市街地を通り、すれ違いもできない状況が発生していて早急に検討しなければならない」と語った。
委員会では、伊那市役所内のプロジェクトチームが独自にまとめた整備計画案のたたき台が示された。
たたき台では、20年以上前からある伊那市の内側と外側を循環する道路「環状網構想」や、高遠町、長谷地区とつなぐ「新市一体構想」、他市町村と結ぶ「広域連絡道路網」の3つを軸とする案が示された。
環状網構想については、国道361号の迂回路としての重要性も高まっていることから、市街地を通らず主要幹線へとつなぐ意味で、概ね5年以内での整備が必要としている。
今回のたたき台には、5年、10年、10年以上と、優先順位が付けられていて、こうした目標が示されたのは今回が初めて。地元からは「東西をつなぐ道路はなんとしても必要だ」として、アクセス道路からの環状北線を竜東線までつなぐ道路や、ナイスロードから広域農道方面へ抜ける環状南線の早期実現の必要性が挙げられている。
国や県からは「道路財源が非常に厳しい中、集中と選択が必要」として、「最優先すべき道路を話し合うことが大切」とする意見が出された。
今後は、委員会の下部組織である幹事会で詳細について検討し、委員会で方針を決めていく。
伊那市では、平成21年中に意見をまとめ、平成22年度からの伊那市の都市整備計画審議会に提出したいとしている。 -
伊那LCがたかずやの里にDVD寄贈
伊那ライオンズクラブが、児童養護施設たかずやの里にDVDレコーダー2台を寄贈した。
奉仕活動の一環で、16日に伊那市内で開かれた交流合同クリスマス会の中で、吉澤文男会長が白鳥始施設長にDVDレコーダーを渡した。
福祉施設への寄贈は毎年行われている。
今年は、たかずやの里の子どもたちのために、DVDレコーダーを贈り、クリスマス会の食事にも招待した。
白鳥施設長は、「たかずやの里に目を向けてくれたことに本当に感謝しています」と喜んでいた。 -
クリスマスリースづくり
伊那市の伊那図書館で14日、クリスマス用のリース作りが行われ、大人から子どもまで20人ほどが参加した。
この講座は、伊那図書館にある大きなツリーを飾るときに切った枝を有効利用しようと企画された。
講師は、伊那図書館の平賀研也館長が務めた。
参加者は、枝を丸い形にしたあと、リボンや松ぼっくり、また家から持ってきた飾りなどを使い、思い思いにリースをデザインしていた。
ある参加者は、「初めてリース作りに挑戦しました。なかなか思うようにできないけれど、とても楽しかったです」と話していた。 -
留学生との交流パーティー
日本に来ている留学生と交流を深めるパーティーが、14日、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で開かれた。
会場には、留学生を受け入れている家庭や、学校の生徒など100人ほどが集まった。
交流会は、高校生の交換留学を支援しているAFS南信支部が開いたもので、フィリピンやスウェーデンなどから17人の留学生が参加した。
交流会では、留学生による自己紹介のあと、音楽などの発表があった。
タイ出身のボングコット・スィリニランドさんは、客を歓迎するタイの踊りを披露した。
参加者は、珍しい踊りや衣装に見入っていました。 -
留学生との交流パーティー
日本に来ている留学生と交流を深めるパーティーが14日、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館であった。留学生を受け入れている家庭や、学校の生徒など100人ほどが集まり、交流を深めた。
交流会は、高校生の交換留学を支援しているAFS(エイエフエス)南信支部が開いたもので、フィリピンやスウェーデンなどから17人の留学生が参加した。
留学生による自己紹介のあと、音楽などの発表があり、タイ出身のボングコット・スィリニランドさんは、お客様を歓迎するタイの踊りを披露した。
参加者は、珍しい踊りや衣装に見入っていた。 -
伊那図書館でクリスマスリースづくり
伊那市の伊那図書館で14日、大人から子どもまで20人ほどが参加し、クリスマス用のリース作りが行われた。
この講座は、伊那図書館にある大きなツリーを飾るときに切った枝を有効利用しようと企画。講師は、伊那図書館の平賀研也館長が務めた。
参加者は、枝を丸い形にしたあと、リボンや松ぼっくり、また、家から持ってきた飾りなどを使い、思い思いにリースをデザインした。
ある参加者は「初めてリース作りに挑戦しました。なかなか思うようにできないけれど、とても楽しかったです。」と話していた。 -
漆戸醸造で女子大生が研修
伊那市の漆戸醸造で、東京農業大学の学生が酒づくりについて学んでいる。
酒づくりを学んでいるのは、東京農業大学応用生物科学部、醸造科学科3年の渡辺瞳さんと松本早央里さんの2人。この日は2人は米と麹、水をまぜる、仕込み作業をお行った。
実習は酒づくりの現場を知ることで、実情を学び今後の学習に役立てようと東京農業大学が全国の醸造所でおこなっているもの。漆戸醸造の正彦社長は東京農大の卒業生ということで、研修生の受け入れをしている。
酒づくりは今が最盛期ということで力のいる作業に汗を流していた。
実習は26日までで、その間学生らは酒づくりについての工程を学ぶほか、製品の袋づめ、販売なども予定している。 -
国道県道夜間特別パトロール
道路に取り付けられている照明設備などを点検する夜間特別パトロールが16日、伊那市で行われた。
年末年始に向け交通量の増加が予想されることから、交通事故防止などを目的に伊那建設事務所が実施した。
この日は職員18人が3つのグループにわかれて、管内の国道153号など29路線、944カ所を点検した。
パトロールでは道路沿いの照明が切れていないか、また道路標識、反射板などの設置状況などを確認していた。
今回のパトロールで82個の照明が切れていることが確認されたため、伊那建設事務所では年内に電球の交換や修理を行うことにしている。 -
青島地域交流センター安全祈願祭
伊那市美篶の青島公民館の老朽化に伴い建て替え工事の安全祈願祭と起工式が16日、現地で行われた。
青島公民館は、43年前の昭和40年に建てられ地区の憩いの場などとして利用されてきた。
老朽化に伴い、国の補助を受け、これまであった青島公民館の敷地に建設される。
この日は、地元の関係者をはじめ建設業者など20人が集まり工事の安全などを祈願した。
新しい建物は、木造カラー鉄板葺き平屋建てで、延べ床面積はおよそ285平方メートル。総事業費は約5千万円となっていて、今年度中の完成を目指す。
柱やこし板などに使われる木材は青島の区有林のヒノキが使用される。
式の中で小坂樫男伊那市長は、「祖先が植えた木が、また青島地区の公民館としてよみがえる。これを機に青島地区のさらなる団結と発展を願いたい」とあいさつした。 -
こどもたちのクリスマス会
入園前の小さな子どもを対象にしたクリスマス会が16日、伊那市のいなっせで開かれた。
クリスマス会は、子育て支援グループ・子どもネットいなが開いたもので、300人ほどの親子が歌やパネルシアターなどを楽しんだ。
最後にサンタクロースが登場すると、子どもたちは不思議そうにじっと見つめていた。
サンタさんと子どもたちは、クリスマスの歌を一緒に歌っていた。
帰りには、一人一人プレゼントをもらい、一足早いクリスマスを楽しんでいた。 -
母親対象の再就職準備セミナー
再就職を希望する母親を対象にした「再就職準備セミナー」が16日、伊那市役所で開かれた。
就職を希望している母親は、さまざまな不安や悩みを抱えているとして、この講座は、それを少しでも解消してもらおうと、県内各地で開かれている。
講師は、松本市の再就職支援などを行う会社の社長を務める伊藤かおるさん。
伊藤さんは、子育てと仕事の両立について自身の経験を交えて話し、時間の使い方と頑張りすぎないことをポイントとして挙げた。
時間については、「自分の時間」「家事の時間」「子どもとの時間」と、気持ちも一緒に切り替え、後悔しないように使うことが大事だと説明した。
また、「育児や仕事など、なんでも完璧に頑張ると苦しくなるだけだ」として、「周りの人に手伝ってもらったり、時には諦めることも必要」と話していた。
再就職を考える参加者に伊藤さんは、「社会に置いて行かれないよう、情報にアンテナを張っていてください」と呼びかけた。 -
ごんべえ号 来年3月末で廃止へ
伊那と木曽を結ぶ連絡バス、ごんべえ号の運行が来年3月いっぱいをもって廃止となることが、16日伊那市役所で開かれた伊那市地域公共交通会議で決まった。
ごんべえ号は、伊那・木曽地域の交流を活発化させようと、今年4月から試験的に運行が始まった。
平日・休日ともに1日あたり8便4往復していて、今年4月から9月までの乗車人数は累計で2977人、1便あたり2人。ダイヤ改正後の7月から10月までの乗車人数は累計で2308人で、1便あたり2・4人だった。
運行状況は、ダイヤ改正により利用増加を図ったが、低調な状況が続いた。また、およそ3割の利用者は伊那中央病院やみはらしファームなど、市内の利用だったという。
会議では、これらの状況から、ごんべえ号の運行廃止を決めた。
委員からは、「予想以上に厳しい状況。このような状況ではやむを得ない」「期待の割に利用に結びつかなかった。自家用車で移動する人の割合が多い」などの意見が出された。
一方、「利用客が少ないから廃止するのではなく利用者を増やしていく方法を考えるべき」「もう1年料金を下げて1日2往復ぐらい運行してみては」など、存続を希望する声もあった。
事務局では、「バスの運行に年間2600万円の費用がかかる。そのお金を地域の交通機関に優先した方がよいのではないか」と話している。
小坂樫男伊那市長は、「一番あてにしたのは観光客と病院だったが意外に伸びなかった。アンケートでは乗ってくれるのではという感じだったが、残念」と話した。 -
県倫理法人会 総合役員会
企業の経営者が参加する、県倫理法人会の総合役員会が14日、伊那市の伊那商工会館で開かれた。県内各地の役員など約120人が参加した。
総合役員会は月1回松本で開かれているが、伊那で開かれるのは今回初めて。早起きを実践し自己意識を変えようと、この会のセミナーは早朝から行われており、この日も朝5時半に集まり、職場の朝礼について考える委員会などから活動報告があった。
県倫理法人会の安江高治会長は、「これからも、1人1人が倫理について考えを深めていってほしい」と総括した。 -
しめ縄作りを楽しむ会
伊那市荒井区民対象のしめ縄教室が14日、開かれた。区民を中心に40人が参加。悪戦苦闘しながらしめ縄を作り上げた。
教室は毎年開かれており、楽しみにしている人も多いという。
荒井区の伊藤忠一さんが指導し、一人一つずつ玄関飾りを作成。ワラを上手になうには慣れが必要で、年1回の作業に悪戦苦闘する姿が見られた。
初めて参加したという女性は「家に飾るものくらいは、作ってみようと参加した。なうのに力がいるので、手が痛くなった。」と話していた。 -
い~な音楽祭2008
伊那市内の合唱団が一堂に集うい縲怩ネ音楽祭2008が14日、伊那市の県伊那文化会館で開かれた。市内や木曽地域の22団体が参加し、歌を披露した。
伊那市民音楽祭から独立し、合唱だけの音楽祭として始まったい縲怩ネ音楽祭は今年で8年目。
権兵衛トンネルの開通を記念して、2005年から、木曽地域の合唱団も招待し、交流するようになっている。
このうち、伊那女性コーラスと、伊那西高校の合唱部は、合同で歌を披露。また、主婦などで作る伊那白雪(はくせつ)合唱団は、振りつきの趣向を凝らした演目を披露し、会場を沸かせていた。