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伊那市の東春近柔道教室 新柔道場開場式
伊那市の東春近公民館、東春近柔道教室は12日、同教室が本年から練習の拠点として使う新柔道場(旧東春近支所)の開場式を現地で開いた=写真。小中学生の所属生徒や保護者ら約40人が出席し、新たな決意を胸に柔道に励むことを誓った。
同教室は、東春近田原にあるJA上伊那東春近支所の倉庫を柔道場として使い、1987(昭和62)年から活動。しかし、同倉庫は老朽化が進んでいるため、同市の協力を得て、旧東春近支所事務室を柔道場として使えることになった。
神事の後、久保村清一公民館長が「地元で続けたいとの保護者の熱い想いが叶った。ここで心身ともに立派な子どもが育つことを期待する」とあいさつ。伊藤信一保護者会長は「寒くて、おっくうになる季節だが、子どもたちが練習に参加できるよう送り迎えなどの協力を」と呼びかけた。
決意表明では、教室の生徒代表として伊藤航平君が「素晴らしい柔道場ができてうれしい。これからも一生懸命練習して強くなりたいと思う」と意気込みを語った。 -
公正な入札を実現する伊那市民の会、住民訴訟提訴へ
伊那市の土地開発公社の入札方法の不当性と、土地開発公社に、公金を支出する市の責任を問う住民監査請求を求めた「公正な入札を実現する伊那市民の会」(若林敏明代表)は11日夜、緊急総会を開いた=写真。集まった25人の請求人に対し、若林代表が2件の住民監査請求が却下されたことを報告。今後の方針について検討した結果、今回の却下を不服として伊那市長である小坂樫男氏を相手取って住民訴訟を提訴し、損害賠償などを求めていく方針を固めた。伊那市で住民訴訟が行われるのは初めて。若林代表は「改めて身の引き締まる思い。訴訟の必要性もみんなで確認できた。訴訟によって事実が解明されることが公正な入札制度が実現される一歩」と語った。
提訴は伊那市に対して求めた住民監査請求に絞る方針で、今後は、市に対する監査請求で請求人となった149人全員に訴訟に参加してもらうことを目指す。18日までに委任状を集め、予定では22日に訴訟を提出する。
この日、若林代表は「残念な報告をしなければならない」として、2件の請求が却下となったことを報告。「見積もり入札とは何なのか、依然して不透明のまま。公正で適正な入札のためには、過去もうやむやにせず、正していくことが必要ではないか」と訴えた。また、同会の代理人である松村文夫弁護士は「公社はともかく、市の違法、不当については監査もせず、門前で却下するのはひどい。裁判は公判廷で行われるため、今度は相手も言い分を出さなければならなくなる。正々堂々と訴訟をやるべき」とした。 -
伊那市農業者協議会 勉強会「夜なべ塾」
伊那市内の認定農業者で組織する市農業者協議会(白鳥廣明会長・185人)は10日夜、同市狐島のJA上伊那本所で、今後の農業のあり方を考えるための勉強会「夜なべ塾」を開いた。会員約20人が集まり、元国際協力機構農業専門家、井口尚樹さん=同市野底=を講師に話を聞いた。
井口さんはアジア、中近東、アフリカなどで30年以上、農業指導をしてきた。現在は、年間100日をフィリピンで過ごし、農業アドバイザーを務めている。勉強会ではこれらの経験を生かし、「海外農業の見聞」と題し、外から見た日本の農業の現状を語った。
井口さんは、農水省の資料をもとに、「国民1人1年当たりの米の消費量が1970年代から減ってきている」とし、日本人の食の欧米化が進み、米の需要が減っている現状を説明。「これからは行政を当てにせず、自分たちで自分たちを守るしかない」などと訴えた。
また、近年の急激な気候の変化についても、「フィリピンではエルニーニョ現象などの影響を受け、乾季と雨季の境がなくなっている。海水温が高くなれば日本だってただではすまされない。今後は台風が強くなると予想されているので対策を考えていかなくては」とした。
「海外農業の見聞」と題して講演する井口さん -
伊那西小スケート教室はじまる
伊那市の伊那西小学校(臼井和夫校長・71人)の3学期の恒例行事で、全校を対象としたスケート教室が11日、18日までの5日間の日程で始まった。子どもたちは午前7時過ぎからスケート場に集まり、約1時間半のスケートを満喫、天然リンクの感触を確かめた。
滑走しても安全な厚さの氷が全体に張らないためスケート場の一般開放はまだだが、児童たちは滑走可能な南側部分で初滑り。1月末を予定する市民体育祭で、それぞれが自己ベスト更新を目指すため技術向上に励んだ。
何度も尻もちをつく場面もあったが、子どもたちは寒さにめげず、はしゃぎながらスケートを楽しんだ。1年生の小林佑輔君(7)は「靴ずれになったがするする滑れて楽しかった。足が痛いけどこれからもいっぱい滑りたい」と目を輝かせた。
伊那西小のスケート教室が始まり、児童たちは初滑りを楽しんだ -
110番の日PR イーナちゃんや勘太郎も登場
1月10日は語路合わせで「110番の日」竏秩B伊那署などは10日、管内3カ所の大型店で、110番の正しい利用方法をPRするため、街頭広報活動を行った。署員や伊那防犯協会員ら計約30人が街頭に立ち、買い物客らに広報チラシを手渡した。
伊那市のアピタ伊那店南側出入り口付近では、関係者15人が参加。市のイメージキャラクター「イーナちゃん」のきぐるみと、「伊那の勘太郎」の衣装を着た警察官も登場し、買い物客らの注目を集めた。
広報チラシは、「110番は事件・事故の緊急電話です」とし、緊急でない場合は伊那署(TEL72・0110)に、相談ごとは県警本部警察安全相談室(026・233・9110)に連絡するなど、正しい利用方法を解説。110番通報の仕組みなども記した。
同署によると07年、県警本部通信指令室で受けた110番通報件数は9万7698件(前年比4913件減)で、このうち7万7552件(同3114件減)が事件・事故などの緊急的な通報。約1万2千件がいたずら電話や無応答などの電話だった。
「イーナちゃん」や「伊那の勘太郎」にふんしてPR活動する署員ら -
西春近南小で「ぞうきんがけリレー」熱戦交流
掃除の意識付けと交流を目的とした、「ぞうきんがけリレー」が10日朝、伊那市の西春近南小学校(唐沢武彦校長・163人)であった。全校を学年、性別に関係なく10班に分けて熱戦を展開。朝の冷気が立ち込めた体育館は、児童たちの熱気に包まれた。
競技は同校清掃委員会による、ここ数年続く企画で、児童総会でも実施の要望が集まる人気行事。体育館の壁から壁を折り返す、一人約50メートルのコースを使い、各班16人で、たすき(ぞうきん)渡しのスピードを競い合った。
足元を滑らせたり、コースを蛇行したりと、うまく前進できないチームメートには、仲間から声援が送られた。2組に分かれて行ったレースの1組目で優勝した1班の班長、平栗吾朗君(12)は「声も出ていてまとまりがあった。1位になれてびっくり」と笑顔を見せた。
チームの団結力を信じてぞうきんをつなぐ児童たち -
伊那西スケート場 ちびっこスケート教室開講
今シーズン限りで廃止を検討している伊那市ますみヶ丘の伊那西スケート場で7日夜、5日間の日程で市内の小学生を対象とした恒例の「ちびっこスケート教室」が始まった。スケート場の一般開放はまだだが、受講生たちは約10センチの厚さの氷が張った、滑走可能な南側部分で一足早いスケートを満喫した。
市教育委員会の主催で今季は、保育園児や中学生を含む42人が受講。子どもたちは初心者、中級者、上級者の3グループに分かれ、市体育協会スケート部から学んだ。初心者はいすを補助器具として使い、何度も尻もちをつきながら滑る感覚を味わった。
去年の夏、宮崎県から引っ越してきた伊那東小3年の中原綾子さん(9)は初参加。母親の晴美さん(40)によると「伊那に来たのだから冬のスポーツに挑戦しよう」と受講した。綾子さんは「まさかスケートに挑戦できるとは思わなかった。これからいっぱい滑りたい」と天然リンクの感触を楽しんだ。
一足早い天然リンクの感触を味わう子どもたち -
東春近小3学期始業式 伊那三曲協会18回目の演奏
伊那市の東春近小学校(中塚経子校長・373人)で9日、3学期の始業式に合わせ恒例の慶祝音楽鑑賞があった。伊那三曲協会のメンバー9人が訪れ、箏(こと)と尺八で新年を祝う2曲を演奏。児童たちは、しっとりとした音色に耳を傾け、気持ちを新たに新学期のスタートを切った。
音楽鑑賞は、日本古来の音楽に触れる機会とし、新年の新たな気持ちを音楽で感じてもらえればと始まった。18回目を数え、毎年、伊那三曲協会に依頼している。曲目は「希望の光」「ふじ山」で、「ふじ山」は児童たちが演奏に合わせて一緒に歌った。
中塚校長が「新年らしさ、日本らしさを楽しみましょう」とあいさつ。同協会指導普及委員長の福沢雅志世(靖子)さんは代表者として、「18年間、演奏が続けられ私たちも幸せ。この幸せを音楽に乗せたい」と曲を披露した。
5年生の春日瑠介君(11)は「毎回、よい演奏が聞けるので楽しみ。音楽で気持ちも落ち着き、これから3学期に向けて頑張りたい」と話していた。
東春近小で3学期の始業式に合わせて伊那三曲協会が演奏 -
みはらしいちご園でハウス用ペレット暖房機の試験運転開始
重油、灯油などの燃料価格が高騰する中、伊那市西箕輪の「みはらしいちご園」は9日、ペレットを燃料とするハウス暖房機の試験運転を開始した=写真。みはらしいちご園の泉沢勝人組合長は「原油燃料に代わるものとしてペレットには期待している。試験の結果を見て、ペレットの方が良いということになれば前向きに検討したい」と語った。
原油の高騰は、重油などを燃料とする暖房機器を使うハウス栽培農家などの大きな負担となっている。その対策として、同園でもハウスの二重張りなど、さまざまな対策を講じてきたが、県や関係機関を通じて今回のペレット暖房機のことを知り、試験運転に協力する中で、今後、新たな暖房機として導入できないかを検討することとに決めた。試験運転は3月まで行う予定。
このペレット暖房機は農業用機械、ペレットストーブなどを製造する山本製作所(本社・山形県、山本丈実社長)が開発を進めているもので、昨年から一部で試験運転を実施。同園で試験運転するものは、さらに改良したもので、最大出力は約4万キロカロリー。1棟当たり330平方メートルから500平方メートルのハウスを温められる(今回は約120平方メートルのハウスで試験運転を行う)。最大出力で運転した場合、一時間当たり必要とするペレットの量は12キロとなる。
単純なカロリーベースで見ると、ハウス暖房用などに用いるA重油の発熱量は1キロ当たり約1万キロカロリー。上伊那農業改良普及センターによると、現在重油は契約単価で売買されているため、平均価格が分からない状況にあるが、全農の平均単価で比較すると、04年12月末には1リットル当たり52円だったものが、昨年11月初めには83円まで値上がりしているという。
一方ペレットは、上伊那森林組合の生産しているもので1キロ当たり42円。キロ当たりの発熱量は4600キロカロリー。 -
「まほらいな市民大学」 高遠よもやま
伊那市の「まほらいな市民大学」は10日、同市駅前ビルいなっせで、今年度8回目の講座を開いた。学生約100人が出席。伊東義人市高遠町地域自治区長が「高遠よもやま」と題し、桜の名所である高遠城址(し)公園など、高遠町の文化と人物について話した。
講演で伊東自治区長は、高遠町の4大祭りとして、4月に同公園である「さくら祭り」や2月に鉾持神社参道である「だるま市」などを紹介。さくら祭りは毎年、県内外から35万人が訪れ、来年度には累計700万人に達する見込みだという。
また、2代将軍徳川秀忠と大奥女中お静(志津)との間に生まれた、高遠藩主保科正光公の養子、正之公についても解説。4代将軍家綱の後見人として、玉川上水道の開設、飢饉に備えた備蓄米による共済制度を創設するなど、幕政を成功させた功労者とした。
まほらいな市民大学講座で講演する伊東高遠町地域自治区長 -
伊那市消防団音楽隊
伊那市消防団の一つの分団として位置づけられる音楽隊(小林明彦隊長、35人)。上伊那で音楽隊があるのは伊那だけ。演奏を通し、地域住民の防火や防災意識を高める広報活動に取り組んでいる。
隊員は市内を中心に、近隣市町村の20縲・0代で構成される。初心者もいるが、ほとんどが吹奏楽の経験を持つ。
練習日は毎週月曜日の夜。年間を通し、伊那市民会館で2時間ほど練習している。
レパートリーは行進曲をはじめ、クラシック、ジャズ、ポップス、演歌、アニメソング、吹奏楽のための曲など幅広い。消防団出初め式や春季訓練、「伊那まつり」「ふるさと祭り」などで演奏を披露。福祉施設などから依頼があれば出張もする。
2月10日には「スーパーファミリーコンサート」(午後1時半開演、伊那市生涯学習センター)を初めて開く。無料。「地域住民にまず見てもらうことで、音楽隊の目的達成につなげたい」と独自のコンサートを企画。選曲から始まり、企画、運営など隊員自身が当たっている。
演奏曲目はアニメソング(「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」…)、テレビ番組のテーマソング(「きょうの料理」「笑点」…)、服部良一メドレーなど十数曲で、子どもからお年寄りまでが楽しめる内容。
当日は消防団ラッパ隊も出演する。
隊員は6日にあった消防団出初め式の演奏と合わせ、昨年の秋ごろから練習に入った。本番まで、あと1カ月となり、練習にも熱が入っている。
「コンサートというと敷居が高いイメージがあるが、気軽に足を運んでほしい。タイトルにある『スーパー』は、子どもが飛び回っても、泣いても気にしないで聞いてほしいという思いを込めた。にぎやかに楽しくやりたい」と隊員。
来年以降も続けたいと考えている。
活動する上での悩みは、隊員の確保と打楽器の不足。「仕事を持ちながらだと、どうしても演奏会に出られないときがある。パートがごそっと抜けてしまうと、曲目も限られてしまう」。そのため、地域住民に演奏を楽しんでもらうと同時に、音楽隊の活動をPRする。(湯沢康江) -
伊那市山小屋のあり方検討委員会「西駒山荘必要」が大半
老朽化が進む、中央アルプス駒ケ岳にある市営の山小屋「西駒山荘」の今後のあり方や、中ア、南アを含む山岳観光の方向性などを検討する第1回伊那市山小屋のあり方検討委員会(委員長・中村寛志信州大学教授)が8日、市役所であった。山岳グループや観光関係者など10人を委員に委嘱。傷みが激しい西駒山荘については、08年度始めころに方向を示す。初日となったこの日は「西駒山荘が設置された経緯や安全性の面から考えるとあの位置に何らかの山小屋は必要」とする声が大半を占めた。
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ルビコン仕事始め勝山社長訓示
厳しい状況の中での年明けとなった。価格競争は昨年来から厳しくなっており、そこへもってきて原油高がきている。相場の上がり下がりに伴い、世の中の景気も上がり下がりしてきたが、資源が有限であることを考えれば、今後、相場の上下だけに期待してはならない時代になってきている。
我々の製品を売る先の市場がどうなっているのかという視点を忘れてはならない。電気製品の市場は日本だけでなく、中国など、さまざまな国が関与しており、有限性に配慮した資材を使った商品開発、または環境に対応した商品の開発なども考えていかなければならない。こうしたことから、仕事をしていく上でも世界と直結しており、グローバルな視点、今年のスローガンである新たな発想が必要となってくる。
世の中では昨年、政治の品格、経営の品格などが問われた年だったと思う。経営の品格は、その企業の業務に取り組む姿勢が問われている。非常に厳しい年だが、厳しい年こそ問題点がはっきりしてくる。その点では今年はベストイヤーだと思う。
今年を最良の年にすべく、一緒に頑張って行きましょう。 -
伊那市、箕輪町の出初め式
伊那市、箕輪町で6日、各消防団の出初め式があった。市中行進や式典などがあり、団員は気持ちを新たに、消防団活動への結束を固めた。
伊那市は市民会館で式典を開き、団員ら約千人が出席。
田畑安彦団長は「住民の身体・生命・財産を守るため、予防活動を強化している。火災件数は前年を下回り、火災報知器を普及することができた」と振り返り、勤務者が多く、団員確保が難しい現状に「地域の安全を守る奉仕者として、引き継ぐことが大切。自信と誇りを持ち、団員一丸となって取り組むことを期待する」と訓辞した。
そのあと、交通安全宣言をし、県消防協会功績章などを表彰。
市中行進(市民会館縲廱R伊那市駅)は団員のほか、赤十字奉仕団員、少年少女消防クラブ員らが加わり、各分団のポンプ車など53台も連なった。伊那橋での観閲で、小坂市長や田畑団長らが堂々とした行進を見守った。
例年、天竜川で一斉放水をしているが、一昨年の豪雨災害の影響で河川工事をしていることから本年は中止した。
箕輪町消防団の出初め式では、町消防団長表彰で消防活動に協力したとしてKOA(箕輪町、向山孝一社長)などが表彰された。 -
伊那市坂下区でどんど焼き
上伊那の各地で6日、どんど焼きがあった。正月飾りを積み上げて燃やし、1年間の無病息災を願った。
伊那市坂下区は、小学生28人が区内300戸余を分担して回り、丸山公園にしめ飾りや門松、だるまなどを集めた。
高さ2・5メートルの正月飾りに点火すると、勢いよく火が燃え上がり、時折、竹のはぜる音が響いた。
おきになってから、参加者はそれぞれ持ち寄ったもちを焼いて食べた。
昨年は雪降りだったが、本年は雪もなく暖かな天候で、参加者は穏やかな1年になればと祈っていた。 -
安全の地域づくり決意 伊那市美篶で祈願祭
伊那市美篶の区長会、交通安全協会などでつくる美篶各種団体協議会(春日純雄会長)は8日、美篶公民館で恒例の地区安全祈願祭を開いた。40年以上続く市内で唯一の安全祈願祭。地区内の消防団や青少年育成会などの関係者約70人が集まり、交通安全や防犯などの予防を祈願した。
神事の後、同協議会の春日会長が「私たちは命の尊さなどを次代へ伝える使命がある。美篶の里が安心安全であるよう一人ひとりがいたわり、助け合いの気持ちで、秩序ある生活を徹底することが必要となる」と祭文を読み上げた。
美篶交通安全協会の松浦源治会長は、昨年、地区内で発生した高齢者の交通死亡事故に触れ、「このような事故が二度と起きないようにしたい。それぞれの立場で今後も尽力してほしい。力は合わせることで自然と出てくるものだと信じている」と主催者を代表してあいさつした。
関係者70人が集まり地域の安全を祈願 -
兼業農家の主婦として、義母や夫との暮らし、つながり、感じた思いをつづったエッセイを集めた『人生どっこいしょ』を出版
伊那市手良
小松利江さん(70)後に続くお嫁さんたちの少しでも手助けになればと思ったの竏秩B
伊那市手良地区が毎月発刊している地域のコミュニティーペーパー「手良民報」で、8年間にわたり書き続けてきたエッセー。その8年分のエッセーをまとめた著書『人生どっこいしょ』をこのほど出版した。
その中にある「嫁と姑(しゅうとめ)」では、90歳にして突然痴呆症になった義母と、それに動転しつつも日々悩みながらやり取りをしてきた自身の思いと、この地に嫁いでから“嫁と姑”として、母、夫、家族とともに過ごしてきた半生を振り返っている。
話に聞いてはいたが、いざ身内の痴呆と向き合うのは難しかった。大きな声を出したり、怒ったりすると、かえって相手の感情を高めたり、プライドを傷つけてしまう。そこで夫は「干渉しない、ご飯をセーブしてはいけない、大きな声で怒ってはいけない」という3カ条を決めた。
「でも、人間だからなかなかそうも言ってられなかった。そのはけ口として、書くことを始めたの」と話す。
その後、手良民報から執筆依頼があり、「後から続くお嫁さんの手助けになれば」と、それまでに書きためたものを整理しながらエッセーにした。
◇ ◇
下伊那の天龍村出身。花嫁衣装をまとって列車に乗り込み、この手良に嫁いできたのは22歳の時だった。それから、夫の祖母、母、兄弟2人、自分たち夫婦の6人暮らしが始まる。
嫁はまず、その家のご飯炊きのやり方などを一から覚えなくてはならない。また、兼業農家だったため、畑仕事や蚕の世話もしなければならなかった。それは当時の農村では当たり前のこと。しかし当時は、もっと気楽に暮らしたい竏窒ニ、夫婦二人で暮らす人たちがうらやましかった。
母は正直な人だった。違う環境で育ってきた人間同士が一つ屋根の下で暮らすのだから、当然思いの行き違いや衝突もある。そんな日々に葛藤(かっとう)し、隠れて涙することもあったが、孫嫁である自分を可愛がってくれた祖母は「嫁と姑がうまくいくと『鍋かまが割れる』という。それが普通なんだよ」と励ましてくれた。
「でも、母はいろんな面で私を人間に育ててくれた。我慢すること、近所との付き合い方竏秩Bそういう意味で、母にはすごく感謝しているの」と語る。
月日のたつのはあっという間だった。40年をともに暮らした母は痴呆となり、半年で他界した。母がいなくなった家には、何ともいえない寂しさが漂った。葛藤の一方、長い年月の中で“家族”という絆(きずな)を結んできた姑の存在を、あらためて実感した。 -
「チビッコらっこルーム」もちつき大会
「チビッコらっこルーム」もちつき大会
伊那市の伊那公民館の子育て講座「チビッコらっこルーム」は5日、もちつき大会を同館で開いた。地域の親子19組が参加して、自分たちでついたもちを味わった。
「チビッコらっこルーム」は月1回、1縲・歳児とその保護者を対象にした「おやつ作り」や「応急手当」「キッズビクス」などの講座を開いている。通常は第1月曜日に講座を開いているが、もちつき大会は父親も参加しやすいように土曜日の開催となった。
まずは父親たちが交代できねを振るった。「けっこう大変だね」と言いながら、笑顔の子どもたちの「よいしょ、よいしょ」の掛け声に励まされ、ぺったんぺったん、もちをつく。
そのあとは、子どもたちが父母に助けられながらもちをついた。大きなきねを持ち上げて、振り下ろす。ぺたんと臼の中のもちがつぶれて、満足そうな子どもたち。
つきたてのもちは、きな粉とあんこ、ゴマをつけて、みんなでほおばった。
##写真(たてよこ) -
小坂樫男伊那市長 「後継者を腹の中で決めている」
伊那市の小坂樫男市長の後援会「やまなみ会」(笠松保会長)の新年祝賀会が5日、同市狐島のJA上伊那本所であった。小坂市長が、集まった支援者ら約550人を前に新年の意気込みを述べた。
昨年を振り返り、小坂市長は副市長2人制について、「必要かどうかとの議論もあったが、それぞれ得意な面を発揮し、いろいろと成果が上がった」と強調。産業立地では11社の誘致が決まり、手応えを口にした。
また、市が昨年秋から始めた、北海道犬を活用した野生動物の追い払い事業に対し、「成功すれば有効な手段となる。人間と動物の共生ができる」と期待した。
最後に小坂市長は「ぼつぼつ後継者を腹の中では決めている。最後の任期をまっとうしたい。しっかりやりたいと思うので支援を」とも話した。
笠松会長は「新生伊那市が誕生して2年が過ぎ、自立した地方都市を目指して着実に一歩一歩進めていると確信する。新生伊那市は3年目を迎えるが、みなさんの応援を得ながら小坂市長には、長野県一の町をつくるために頑張ってもらいたい」と激励した。 -
伊那市 親子スキー教室で親子シュプール描く
伊那市教育委員会は5日、同市西春近の中央道伊那スキーリゾートで、小学生と保護者を対象とした恒例のスキー教室を開いた。市内から8家族18人が参加し、積雪70センチのゲレンデで、雪の感触を味わいながら技術習得を目指した。
参加者は昨年と比べて3家族4人の増員。初心者から経験者までをレベルに応じ、2グループに分けて市体育協会スキー部員2人が一人ひとりをじっくりと指導した。初めてスキーを習った児童も、滑り方のコツをつかむと繰り返しシュプールを描いて楽しんだ。
小学校1年生の息子、出海(いずみ)君(7)の影響で受講した同市山寺の井上綾子さんは「スキーをするのは15年ぶりだったが子どもと一緒に滑ることができておもしろかった」。出海君も「楽しかった」と笑顔で話した。
板をハの字にして滑るプルークボーゲンを学ぶ参加した親子ら -
仕事始め式
上伊那の官公庁で4日、仕事始め式があった。新年を迎え、首長が職員を集めてそれぞれ訓示。厳しい財政状況の中、英知の結集や発想の転換などを求め、住民の立場に立った行政運営に一層の奮起を促した。
職員は気持ちを新たに、1年の業務をスタートさせた。
企業の多くは7日から仕事始めとなる。
◆伊那市・小坂市長
合併3年目を迎えた。新伊那市を構築していく上で、職員には住民に対し「優しさ」をモットーに仕事をしていただきたい。
原油高騰に伴い、生活弱者への福祉灯油券の発行や、住民異動で忙しくなる時期の休日出勤など職員の中から自発的に上がってきたことをうれしく、頼もしく思った。
政策として「子育て支援」「産業振興」「教育」の3つを約束し、保育料の値下げなどサービスの向上、数社の企業誘致、教育を考える懇談会の開催などに取り組んだ。引き続き、充実を図りたい。
合併して一体感を醸成している面もあれば、水道料金が上がったという声もある。合併メリットをどう生かしていくのかが課題。財政的に厳しい年で、行政改革を進めていかなければならない。効率的な予算の運用をお願いしたい。
ハードな仕事もあるが、健康が第一。良い年になるように願う。
◆箕輪町・平沢豊満町長
町民の幸せにつながる仕事をしていきたい。今年も最小コストで最高品質、スピード、チェンジ、サービスの気持ちを忘れずにお願いしたい。アウトソーシングを進め、町民益追求のため我々がする仕事に集中してやりたい。全庁的な横断的組織でする仕事が増えてくる。広い守備範囲を自分で設定して頑張ってほしい。課の方針を含め、夢を持ち、夢の実現に努めていただきたい。皆さんの仕事は町民と直接つながり、効果も見える、自己実現できる仕事。活気あふれるまちづくりに一緒に頑張っていきたい。健康な身体には健全な精神が宿る。積極的に健康づくりをしながら、腕を組んで新しい箕輪町づくりにまい進したい。
◆南箕輪村・唐木一直村長
新年度の予算編成の時期を迎え、引き続き財政的には厳しい運営が予想されている。村民生活重視、安全安心を基本に、少しでも住民サービスが向上するよう、また活力が生まれるような予算案にしてもらいたい。第4次総合計画の策定が終わった。それに沿い、計画実現に向け努力していきたい。新たな村づくり委員会をスタートさせる計画となっている。課題となっている地域コミュニティーの充実、行政と住民との役割分担の検討など論議をしていただく予定。住民のみなさんとの協働での村づくりが少しでも前進するよう期待している。3月下旬、信濃グランセローズのキャンプを大芝高原でしていただけることになっている。今年も村の活力と元気を大芝高原から発信できるのではないかと期待している。村民生活重視、安全安心を基本に、引き続き子育て福祉教育の充実と活力と元気をはぐくむ村づくりのため、より一層の努力をお願いしたい。県下一若い村にふさわしい、若さを前面に出し仕事にとりくんでもらいたい。 -
JA上伊那で正月だるま貯金
上伊那農業協同組合(JA上伊那)は4日、本所、支所の窓口やATMを訪れた預金者に、福だるまをプレゼントした=写真。
JA上伊那の「正月だるま貯金」は正月の恒例イベント。毎年窓口営業を開始する1月4日に窓口やATMで預金した人に対し、家内安全などの願いを込めて縁起物である“福だるま”を贈っている。
今年は約1万個の福だるまを用意。そのうち伊那市狐島の本所には、約550個の福だるまがずらりと並び、店内を正月の華やかなムードに演出。福だるま目当てで訪れた多くの客でにぎわった。
そのほかにも、子ども名義の通帳に預金をした場合には「子どもお年玉貯金」として、今年の干支(えと)ねずみのオリジナル貯金箱をプレゼントしており、この日預金した一人は「孫が楽しみにしているんで」と笑顔で話しながら、だるまと貯金箱を受け取っていた。 -
はら美術で日本画・洋画・版画ご奉仕会
伊那市旭町のはら美術で14日まで、「お年玉特価 日本画・洋画・版画ご奉仕会」が開かれている。郷土で活躍する地元作家から、横山大観、小杉放庵、東山魁夷などといった名だたる作家の額絵や掛け軸など約120点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
これまでは新年には地元作家の個展を開催してきたが、ほかにはない特価で、さまざまな作家の作品を楽しんでもらおう竏窒ニ、新春の奉仕会を企画した。
会場には、過去に東京国立近代美術館に所蔵されていた横山大観の日本画掛け軸「竹」や、黄色く色付いた稲穂と、その穂にとまるとんぼ姿をとらえた中村岳陵の日本画「豊穣」をはじめとするさまざまな作品があり、地元作家の作品も多数並んでいる。
主催者は「バラエティーに富んだ作品展。正月に良い絵を見て、豊かな気持ちになっていただければ」と話していた。
入場無料。午前11時縲恁゚後6時。 -
元旦配達へ 年賀状仕分けピーク
上伊那地方の日本郵便各支店では、年賀状の仕分け作業のピークを迎えている。伊那市坂下区の同伊那支店(曽田吉郎支店長)は、元旦の年賀配達に備え、職員やアルバイトら総出で作業に追われている。
28日現在、同支店分の年賀はがきの配達枚数は約25万枚。元旦は50万枚を配布する見込みだ。関係者によると、年賀の引き受けのペースは昨年より早いが、年賀の仕分け作業は例年同様30日をピークに31日夜まで続くという。
戦力となる学生アルバイトは、仕分け作業に携わる女子高校生を中心とした51人のほか、年賀状を配達する外務作業の地元高校野球部員ら38人の計89人。高校が休みとなった27日ごろから、アルバイトを本格的に導入した。
3年目という市内御園の女子高校生(18)は「裏方作業なので、やってみるまで知らなかったことばかりでおもしろい。でも、いい加減な仕事はできないので責任は重大」と作業を慎重に進めていた。 -
個店の「売り」を消費者にアピール
伊那市の通り町商店街振興組合(竹田一麿理事長)は、魅力ある個店づくりを目指し、独自のサービスや商品を提供する「1店逸品運動」に取り組み始めた。各店の「売り」を紹介した初売り用のチラシを作り、消費者にアピールする。
これまで初売りに合わせ、お神酒や豚汁を振る舞ったり、福引きを企画したりしたが、消費者が大型店に流れる傾向。イベントは取りやめ、個店ごとの対応とした。その代わり、どこにも負けない自分の店の逸品を売り込もうとチラシを作った。
加盟店は衣料品、飲食、薬局、菓子など約30店。チラシには、個店ごとに店主らの似顔絵入りで「安心・安全・健康な体にやさしい食品を提供」「半天手作りいたします」「鉢花の育て方の知識」などを記した。
組合の内田吉郎副理事長は「『売りがない』という店主もいたが、自分の店の特色は何かを考える機会になった」と話し、消費者の反応を楽しみにしている。
来年1月1日の折り込みチラシで、市内の各家庭に配られる。
年度内には、各店の逸品をまとめたマップを作成する計画。
伊那商工会議所は本年度、商店街の「1店逸品運動」支援事業を盛っている。10月には勉強会を開き、商店主が先進地の事例を学んだ。 -
夜警活動に励む団員を激励
伊那市消防団の消防防犯夜警が始まり、27日夜、市、消防署、警察などの関係者が市内の各分団の夜警拠点を巡視し始めた。初日は、宮下市蔵長谷地域自治区長、蟹沢昭二高遠消防署長ら9人が長谷分団の各屯所を訪れ、夜間の警戒を続ける団員を激励した。28日は高遠町地区、30日は伊那地区を関係者が巡視する。
非持の屯所前には、これから夜警活動に出発する非持山、非持の団員8人が集合した。宮下長谷地域自治区長は「住民が新しい年を迎えられるよう、地域で火災や犯罪が起きないよう見守ってほしい」。蟹沢署長は「05年12月以来、長谷地区が無火災なのは、みなさんの予防消防の努力のたま物。引き続き警戒をお願いする」とあいさつした。
夜警は、火災や犯罪が起きやすいこの時期、市民の生活と安全を守るためのパトロール。年末から年始にかけ、各分団ごとの計画に沿って進めている。
夜警活動に励む団員らを激励する -
大みそかを前にみはらしファームで〆の子2008本を飾り付け
みんなの願いを天に届けよう竏秩B大みそか前に伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで28日、2008年に合わせて2008本の〆の子を連ねた総延長1・2キロの「〆の子飾り」を園内各所に飾り付けた=写真。
大みそかに“年神様”が宿るとされる〆の子。大みそかから新年にかけて飾り、翌年小正月のどんど焼きで焚き上げ、年神様を再び天へと送るのが伝統行事だが、同ファームでは「その時にみんなの願いも天へ届けてもらおう」と、例年12月初旬から一般の人にも協力してもらいながら〆の子作りを始め、そこにそれぞれの願い事を添えてもらう。
約500本を一般の人が作成した今年は「健康で生活できますように」「家族みんなが元気で長生きできますように」などといった願いが添えられた。残る約1500本は同施設のスタッフがこの日に間に合うように作成している。
飾り付けにはファーム内各施設のスタッフ約40人が参加。「寒いね」と笑顔を見せつつ、2008本の〆の子と松の葉を交互に挟まんだ縄を、協力し合いながらファーム内に張り巡らせた。
どんど焼きは、来年1月20日に行う。 -
伊那市立図書館の利用者カードのデザイン求む
伊那市立図書館は来年3月2日まで、図書館利用カードの新デザインを募集している。伊那、高遠町図書館、各分館を連携させる「図書館システム」の導入をきっかけに、カードのデザインを一新する。4月から新しいカードの発行が始まる予定だ。
市立図書館全体の約36万冊の本や情報資料を活用するため9月、図書や利用者情報を一元化する新システムを導入した。これを契機に、これまで伊那、高遠町図書館で異なったデザインの利用者カードを発行してきたが、統一の利用者カードを作ることになった。
デザインの応募は、資格、年齢、居住地などは問わず、広く一般から募る。作品は、カードの表面に使用する写真や絵などで、規格はA4サイズ以下。データでの応募は、写真や絵が350dpi以上のjpg形式ファイル、デザイン画などはイラストレーターver8.0、pdf形式ファイルに限る。
応募作品の中から2点を図書館利用カードのデザイン素材として採用。3月4縲・3日、伊那図書館ギャラリーで作品展示し、来場者の投票による結果から市教育委員会が選定する。
これまで使ってきた伊那、高遠町図書館の利用者カードのデザインは、いずれも職員による図案でそれぞれ1994年、91年から使用を始めた。新カードは新規発行、再発行(有料=100円)用で制作後も両利用者カードは使用できる。
平賀研也館長は「自然、文化、人情などをつないだようなデザインを期待する。2点を選ぶ予定で、世代や地域性など違うパターンにする。今後も定期的にカードのデザインを変えていきたい」と話している。
問い合わせは、市立伊那図書館(TEL73・2222)へ。
伊那図書館(左)、高遠町図書館で発行してきた利用者カード -
八十二銀行伊那市駅前支店で水彩画展
伊那市の八十二銀行伊那市駅前支店(伊那市駅前ビル「いなっせ」2階)のロビーで、同市西春近のさんの水彩画展が開かれている。08年1月25日まで。
花や国内外の風景を描いた作品12点が展示してあり、訪れた人の目を楽しませていた。
10年ほど前に趣味で水彩画を始めたという西村さん。夫の雄さんが書道をやっていることもあり、夫婦で展示会を開くこともある。
今回、特に力を入れているのは、「旅情桂林(けいりん)の四季」と題した5点の風景画。「おととし中国の桂林に旅行に行った時、風景が美しくて、ぜひ描きたいと思った」とのこと。
午前9時縲恁゚後3時。土日祝日ほか29日縲・8年1月3日休み。 -
伊那市の交通死亡事故 再発防止検討会
伊那市美篶の市道で発生した交通死亡事故の再発防止検討会が26日、現地などであった。市や伊那署、市交通安全協会連合会、市交通安全指導員、地元区長ら約30人が集まり、悲惨な事故を再発させないための対策について協議した。
同署によると、15日午後6時ごろ、国道361号方面から手良方面に向け、街灯のない直進道路を進行中の普通乗用車が道路左側を歩行していた女性(80)を後方からはねた。この事故で女性が死亡した。
美篶支所であった検討会では、再発防止のため、道路両側に50センチずつの外測線を設ける竏窒ネどの提案があった。このほか、昨年、地元の安協が地域の65歳以上の高齢者に対して配布した「反射リストバンド」の活用を住民に対し、呼びかけていくことを確認した。
交通死亡事故の現地診断を行う参加者(伊那市美篶)