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仲仙寺のフジがスギの木を覆う
あれは何の木!?竏秩B伊那市西箕輪羽広の仲仙寺(師田香雪住職)で、スギの巨木に巻きついたフジが満開の花を咲かせ、道行く人たちを驚かせている=写真。
スギの高さは25縲・0メートルほど。上の方はすき間がないほどに紫色の花が咲き並んでいるため、遠くからでも目を奪われる。
寺によると「例年花が咲くが、今年は花付きが良い気がする」とのこと。
スギの大木も今はひっそりと身を潜めつつ、フジの花が咲き誇る様子を見守っている。 -
伊那市が定率減税縮減に伴ない7月から保育料徴収基準額を改定
伊那市保育園運営協議会(前田久子会長)が29日夜、伊那市役所であり、定率減税縮減に伴なう保育料徴収基準額の変更などを了承した。
市では所得税の支払額に応じた21の階層区分で保育料を徴収しているが、本年7月からは定率減税縮減以降の支払額から保育料を算定することになるため、現在の基準額のままだと各階層区分の中で、従来より高い保育料を払わなければならない世帯が生じてしまうようになっていた。
そこで市は、各階層の所得税支払額区分を変更し、一部の世帯の保育料値上がりを防止する。
また、これまで市では旧伊那地区、高遠地区、長谷地区ごとの料金体系で保育料を徴収してきたが、合併に伴ない旧伊那地区の保育料を値下げした結果、高遠、長谷地区の一部の階層で旧伊那地区より保育料が高くなる現象が生じていた。そこで、これらの階層の保育料を旧伊那市の額に減額して調整する。これにより、高遠、長谷地区では対象となる77人の保育料が値下がり。年間影響額は146万1600円となる。 また、合併当初は5年を目途に3市町村の保育料体系を一本化する予定だったが、市は本年11月の見直しである程度一本化したいとしている。 -
伊那市の龍光寺全焼 男性の遺体発見
30日午前4時24分(消防覚知)、伊那市狐島の曹洞宗龍光寺から出火し、同寺本堂及び住宅の木造一部2階建てトタン葺き建物約200平方メートルを全焼するなどし、同5時50分に鎮火した。この火災で一人暮らしの住職木村誠治さん(58)の行方が分からず伊那署は、住宅部の台所から発見した男性の焼死体の身元を確認している。
調べによると、焼死体は、頭を南側へ向け、うつ伏せの状態で発見された。同署は、木村さんが火炎に巻き込まれたものとみて捜査している。
地域住民らによると、木村さんは北海道出身。同市内の曹洞宗常円寺の紹介で、昨年秋から同寺末寺である龍光寺の住職を務めていた。それまでは無住で十数年前までは尼寺だったという。
近くに住む第一発見者の男性によると、出火元は南側の住宅部から。「朝4時15分ころ、外がいつもより明るかったので気づいた。トタン屋根なので窓から火が噴き上がっていた」と降り返る。早朝とあって、この火災で目が覚めた住民も多く一時、周囲は騒然とした。 -
東春近小4年生 りんごの摘果作業を体験
伊那市の東春近小学校で恒例の4年生を対象とした「りんご体験学習」の2度目の授業が29日、同地区田原の伊藤一路さん(79)、豊子さん(75)夫婦のりんご園であった=写真。児童62人は、園内のりんごの木(品種=ふじ)47本の摘果作業を経験し、農家の人の苦労に触れた。
摘果は、一つの房にある「中心果」を除き、周りの実を全て摘む作業。実を摘むことで、中心の実に栄養を集中させ、蜜(みつ)が詰った、大きなりんごを実らせるためだという。
児童たちは、伊藤さんから摘果作業の手順を学ぶと早速、はさみを使って作業に取りかかった。最初は少しぎこちなさを見せていたものの楽しみながら約2時間の仕事を終わらせていった。作業中は、摘み取った小さな実を味見し「すっぱい」と叫ぶ児童もいた。
川上翔平君(9)は「まだまだ実が緑色だった。少しずつ赤くなって大きくなるのが楽しみ」と感想。本年は春先の霜(しも)の影響も少なく、11月中旬には見事に実ったりんごを児童たちが収穫する。 -
ねんりんピックソフトボール県大会
第20回全国健康福祉祭(ねんりんピック)のソフトボール競技県大会が26、27日、駒ケ根市の市営グラウンド、馬住ケ原グラウンドの2会場で行われた=写真。県ソフトボール協会主催。59歳以上の選手らで編成された県内各地の14チームが出場し、県代表の座をトーナメントで争った結果、伊那シニア(伊那市)が優勝。全国大会(11月、茨城県)への切符を手にした。
上位の結果は次の通り。
▼準決勝=上郷クラブ(飯田市)10竏・駒ケ根OBソフトクラブ(駒ケ根市)、伊那シニア(伊那市)7竏・安曇野グランパース(安曇野市)▼決勝=伊那シニア8竏・上郷クラブ -
不法滞在の中国人ら15人を摘発
伊那署と駒ヶ根署、県警察本部警備部は、東京入国管理局と合同で29日早朝、出入国管理及び難民認定法違反の疑いで、伊那、駒ヶ根市内のアパートなどに住む不法滞在外国人15人を摘発した。
調べによると、摘発人員は中国人8人(男2人、女6人)、フィリピン人5人(同2人、同3人)とインドネシア男性1人、マレーシア男性1人の計15人。年齢は23縲・3歳で、不法滞在期間は3カ月縲・年11カ月。いずれも同市内のアパートなど8カ所で摘発した。
住民から「不法滞在の外国人が伊那市や駒ヶ根市のアパートなどに住んでいる」との通報を受け、東京入国管理局と合同で摘発した。 -
東春近公民館「おっとこ塾」開講
中高年の男性の人づくり、物づくりの場「おっとこ塾」は25日、伊那市東春近の公民館「春近郷ふれ愛館」で始まった。同公民館の新規事業に地元の60歳竏・0歳代の男性10人がが参加。年間活動を通じ、交流を深めながら会員同士で生きがいを見つけていく。
団塊世代をはじめとする男性住民に公民館を利用してもらおう竏窒ニ計画した事業。この日は開講式の後、早速、料理実習があり、アジやイカなどを自分たちでさばき、刺身やたたきにして味わった。
会員の一人である、飲食店「鮮海」の内藤安彦さんの指導でアジを3枚に下す方法などを学んだ=写真。内藤さんの手本を見た後にそれぞれが挑戦するも「見るとやるとではえらい違い」の様子。四苦八苦しながらも出来上がった料理がテーブルに並ぶと笑みを見せていた。
講座は12月までの年間5回を計画。竹垣づくりや武田信玄が亡くなった場所と伝えられる園原の視察研修、そば打ち体験などの内容で今年度は活動する。
東春近公民館では、「おっとこ塾」の会員を募集している。問い合わせは(TEL72・3202)へ。 -
伊那交通安全協会 総会
伊那交通安全協会は23日、伊那市役所1階の多目的ホールで、第47回定期総会を開いた。交通事故防止の活動に長年携わった功労者、事業所、団体などの伝達表彰のほか、本年度事業計画などを決めた。
表彰は山崎喜美夫さん(72)=南箕輪村=に関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰を贈ったほか、県警察本部長・県交通安全協会長連名表彰などを伝達した。
本年度の事業計画によると、活動の重点推進事項は▽高齢者の交通事故防止対策の推進▽後部席を含むシートベルト・チャイルドシート着用の徹底▽飲酒運転の根絶・夜間の交通事故防止対策の推進竏窒ネどとした。
受賞者は次の皆さん。
▽関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰=山崎喜美夫(南箕輪村)
▽関東交通安全協会連合会長表彰=山崎雅子(南箕輪村)
▽県警察本部長・県交通安全協会長連名表彰=イトウ電産(伊那市)笠原シルバークラブ(同)沢保育園交通安全クラブ(箕輪町)大明化学工業(南箕輪村)
▽伊那警察署長・伊那交通安全協会長連名表彰=御園老人クラブ(伊那市)大萱保育園(同)上古田長寿クラブ(箕輪町)ジェルモ(南箕輪村)
関東管区警察局長などの表彰を受け取る山崎さん -
みはらしの湯に新メニュー登場
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設・みはらしの湯の食堂メニューに「コーヒーパフェ」が仲間入りした=写真。季節限定の・スみはらしパフェシリーズ・スの新商品。5月中旬から試作品として売り出していたが好評のため正式メニューに加わった。価格は450円で9月下旬までの販売。
苦味のあるエスプレッソアイスと、甘いバニラアイスが乗ったコーヒーゼリーのパフェ。これまであった夏場の商品「とうふパフェ」は傷みが早かったため、厨房チーフの高沢尚人さん(29)=辰野町=が代わりとなる新パフェを考案した。
暑い時期にはコーヒーゼリーが食べたい竏窒ニの女性スタッフの意見から生まれた、「大人の女性をターゲット」とした商品だ。高沢さんは「苦味がある分、ボリュームがあってもさっぱりと食べれる。くどくない」と評価する。
また、同施設初の入浴・食事のセットメニュー「星に願いをセット」を6月1日から販売する。そばや天ぷら、十五穀米などの5品に短冊を付けた・ス七夕・スに向けた限定メニュー。1日20食を平日のみ販売。価格は、入浴料込みの1400円。
休館は第1・3火曜日。入浴時間は午前10時縲恁゚後9時30分、食事時間は午前11時縲恁゚後7時。 -
伊那市職員労働組合現業評議会がごみ拾い
伊那市職員労働組合現業評議会(池上盛正議長)は26日、伊那市西箕輪の経ヶ岳植物園周辺でごみ拾いをした=写真。
ごみ拾いは地域貢献への取り組みと組合員同士の親ぼくを深める目的で毎年行っているもの。今回は市観光課にごみのある場所を聞き、経ヶ岳植物園周辺でごみ拾いをすることとなった。
この日の作業には約35人が参加。3班に分かれて経ヶ岳植物園に続く林道沿いや駐車場などのごみを収集。参加者は協力しながら約1時間半、美化活動に汗を流した。 -
伊那市小中学生陸上競技記録会
第12回伊那市小中学生陸上競技記録会が27日、伊那市陸上競技場であった。小学生333人、中学生80人が各種目に出場し、自己記録に挑んだ=写真。市教育委員会など主催。
大会は市内の小学4年生以上を対象に例年この時期に開催しているもの。小学生は千メートル走以外(100メートル、走幅跳、ボール投げ、400メートルリレー)を学年別に実施。中学生は5種目(100メートル、800メートル、走幅跳、砲丸投げ、400メートルリレー)すべてが学年共通となっている。
今大会では、小学4年生の女子100メートルに出場した向山加菜さん(伊那東)、松沢亜耶さん(伊那北)、鈴木麻琴さん(美篶)がこれまでの大会記録15秒71を超える新記録を樹立した。
結果は次の通り。
【小学生】
◇男子▼4年・100メートル(1)兼子周平(伊那北)15秒79(2)新井隼人(西春近南)16秒12(3)向山翔夢(伊那北)16秒22▼5年・100メートル(1)細田耕太(東春近)14秒88(2)湯沢佑(東春近)15秒39(3)松浦慶季(西春近南)15秒42▼6年・100メートル堀内悠樹(伊那)14秒31(2)伊藤友輝(同)15秒00(3)北林大地(西春近南)15秒00▼千メートル(1)中山裕樹(伊那東6)3分23秒37(2)佐々木哲也(伊那東5)3分27秒36(3)高嶋亮太(美篶6)3分29秒64▼4年・走幅跳(1)滝沢岬希(手良)3メートル13(2)小椋凱斗(伊那東)3メートル12(3)飯塚奏(西春近南)3メートル08▼5年・走幅跳(1)鹿野紘彰(富県)3メートル65(2)飯島裕貴(東春近)3メートル58(3)池上裕騎(高遠)3メートル22▼6年・走幅跳(1)橋爪彼方(富県)3メートル80(2)田中秀憲(伊那)3メートル72(3)伊藤成弥(東春近)3メートル64▼4年・ボール投げ(1)北沢仁志(西春近南)42メートル15(2)中斉芽我(伊那東)41メートル20(3)植田翔吾(伊那東)40メートル60▼5年・ボール投げ(1)名和竜矢(手良)49メートル81(2)中島大地(手良)48メートル09(3)伊藤魁世(西箕輪)46メートル66▼6年・ボール投げ(1)登内翔太(富県)55メートル50(2)酒井悠馬(同)53メートル13(3)武田達也(伊那西)49メートル89
◇女子▼4年・100メートル(1)向山加菜(伊那東)14秒93=大会新=(2)松沢亜耶(伊那北)15秒39=大会新=(3)鈴木麻琴(美篶)15秒64=大会新=▼5年・100メートル(1)田中優衣(東春近)15秒31(2)三沢絢湖(伊那北)15秒32(3)倉田さやか(伊那)15秒41▼6年・100メートル(1)大脇愛菜(東春近)14秒61(2)唐沢はるか(伊那北)14秒69(3)佐々木奈央(西春近南)15秒04▼千メートル(1)加納菜々子(西春近南5)3分41秒93(2)北原明香里(美篶4)3分47秒68(3)増沢里奈(高遠5)3分51秒73▼4年・走幅跳(1)武田菜奈(美篶)2メートル97(2)寺本聡美(西春近北)2メートル81(3)伊藤冴(美篶)2メートル80▼5年・走幅跳(1)小嶋沙季(伊那)3メートル26(2)清水涼香(西春近南)3メートル03(3)下平梨夏子(伊那北)2メートル95▼6年・走幅跳(1)成沢のぞみ(東春近)3メートル40(2)宮下静玲菜(西春近北)3メートル40(3)保科友希(西春近北)3メートル19▼4年・ボール投げ(1)石川遥香(西春近南)30メートル43(2)菊池美菜(西箕輪)29メートル56(3)春日祐香里(西春近南)15メートル71▼5年・ボール投げ(1)平沢瞳(西春近北)29メートル44(2)山口花音(西箕輪)29メートル30(3)田中彩(伊那北)27メートル52▼6年・ボール投げ(1)伊沢桃(富県)45メートル49(2)鈴木美菜(伊那)35メートル64(3)唐沢佳瑚(西箕輪)34メートル72
【中学生】
◇男子▼100メートル(1)原翔太(伊那3)11秒87(2)田畑勇貴(同)12秒09(3)蟹沢恭吾(東部3)12秒24▼1500メートル(1)原田遊(伊那3)4分41秒71(2)畑竜平(東部2)5分00秒23(3)小林賢人(東部3)5分00秒30▼走幅跳(1)竹松高彬(春富2)5メートル31(2)小田部宙(同)5メートル05(3)春日太陽(春富3)4メートル83▼砲丸投(1)吉岡真之介(東部3)7メートル78(2)フジウラアキオ(東部2)6メートル79(3)林佑季(東部3)6メートル39
◇女子▼100メートル(1)伊藤美智花(伊那3)14秒08(2)金子美穂(伊那2)14秒14(3)中原里奈(春富3)14秒22▼800メートル(1)鈴木麗央奈(東部3)2分41秒07(2)鹿野知世(春富2)2分42秒54(3)御子柴恵子(伊那3)2分44秒67▼走幅跳(1)春日智香(伊那3)4メートル48(2)有賀楓子(春富2)4メートル40(3)唐沢由実(春富3)4メートル30▼砲丸投(1)上野綾乃(春富1)8メートル30(2)森本若菜(伊那3)7メートル82(3)伊沢楓(春富2)7メートル46
【400メートルリレー】
◇男子▼4年(1)美篶(橋爪倫、高嶋俊介、伊沢翔、中村謙介)66秒41(2)手良(登内理哉、柴田拓美、那須野亨、滝沢岬希)67秒41(3)東春近(松本峻、二ツ木優太、小森翔矢、原一希)67秒09▼5年(1)東春近(北原史也、井上友広、小笠原渉、松沢勝治)61秒15(2)伊那東(荻原湧雅、伊藤俊平、梅垣亮介、守谷渉)62秒21(3)手良(渡辺天、宮原敦也、中島大地、入江奎介)64秒23▼6年(1)伊那(藤川孝太郎、田中秀憲、伊藤友輝、堀内悠樹)59秒57(2)手良(向山宣伯、登内惇平、酒井拓也、矢沢大典)64秒01(3)伊那東(中村麗央、草間一輝、唐沢拓也、春日拓磨)64秒39▼中学(1)伊那(林義隆、広田裕貴、田畑勇貴、原翔太)49秒48(2)東部B(中島和希、蟹沢恭吾、蟹沢勇斗、富田将平)50秒1(3)春富A(白鳥周作、春日太陽、竹松高彬、小田部宙)50秒71
【400メートルリレー】
◇女子▼4年(1)美篶(北原明香里、鈴木麻琴、武田菜奈、伊沢冴)68秒26(2)伊那北(唐沢希、水谷朋香、伊藤優美香、松沢亜耶)68秒63(3)伊那東(唐木玲菜、黒河内咲、高嶋亜美、畑桃香)69秒06▼5年(1)伊那東(中村美和、飯島栞、山岸佳代、小沢佳奈子)64秒02(2)伊那北(下平梨夏子、城倉亜衣、佐野聖佳、三沢絢湖)65秒05(3)手良(神林楓、蟹沢優衣、大槻あこ、登内彩香)66秒48▼6年(1)伊那東(矢沢夏美、掛川鈴月、徳武萌子、北原紗良)60秒04(2)西春近南(柳沢英子、尾沢理紗、春日小雪、佐々木奈央)62秒99(3)東春近(唐沢歩実、松岡加奈、酒井綾乃、成沢のぞみ)63秒71▼中学(1)伊那(伊藤楓、金子美穂、春日智香、伊藤美智花)55秒57(2)春富A(下島鈴花、有賀みづき、有賀楓子、中原里奈)55秒87(3)東部A(根橋優美子、馬場和香子、梅垣里沙、大久保萌花)56秒99 -
天竜川漁業協同組合3区支部のマス釣り大会
天竜川漁業協同組合3区支部(桐生善男支部長)は27日、「ます釣り大会」を伊那市内の天竜川と三峰川の合流点で開いた。親子連れなど約100人以上が集まり、マス釣りを楽しんだ=写真。
同大会は組合員や一般に楽しんでもらう目的で例年9月に開催してきたもの。今年は宮田村と飯島町にある養魚場が5月末に閉鎖となることを受けてこの時期に開催することとなった。
今回は約300キロのマスを放流。前々日の雨による増水が懸念されたが、水位も戻り、無事に大会を開くことができた。
参加者は開始の合図とともに一斉に釣り糸を川へ投入。早い人はものの数秒で1匹目を釣り上げ、周囲を驚かせていた。そのほかにも、小学生を対象としたマスのつかみ取りもあり、訪れた人を楽しませていた。
今後はほかの養魚場からマスを仕入れて大会を続けていきたいとしている。 -
伊那おやこ劇場のおやこまつり開催
伊那おやこ劇場による「おやこまつり」が27日、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館であった。家族連れなど100人以上が集まり、ウルトラマンにちなんだ工作や体験などを楽しんだ=写真。
取り組みは会員だけでなく、一般の人にも気軽に楽しんでもらおう竏窒ニ毎年母親らがアイディアを出し合いながら企画しているもの。今回は6月の低学年例会で観劇する舞台劇「おとうさんはウルトラマン」にちなみ、ウルトラマンをテーマとした。
子どもたちは、ウルトラマンの胸元にあるカラータイマーを手作りしたり、新聞で作った紙筒ロケットを使ってさまざまな怪獣の絵を貼り付けたペットボトルを倒すゲームなどに挑戦。また、市内のパン製造業者に製作してもらったウルトラマンやバルタン星人のパンも好評で訪れた親子を楽しませていた。
春日伸子代表は「『親子だけでも楽しいけど、みんなでやるともっと楽しい』と思える会を続けていきたい」と話していた。
また、劇団うりんこによる舞台劇「おとうさんはウルトラマン」は6月14日、伊那市の県伊那文化会館で上演する。
たろうのお父さんはみんなのヒーロー・ウルトラマン。怪獣との戦いで毎日忙しいウルトラマンに、たろうは「遊園地に連れて行ってほしい」とお願いする。しかし、約束当日に突然怪獣が現れた。ウルトラマンはたろうとの約束を守るのか、怪獣と戦いに行くのか竏秩B
開演は午後6時45分。観劇は会員制。前日までに入会金400円、月会費1100円を持って事務所で申し込むこと(当日入会の場合は3カ月分の会費が必要)。
問い合わせは伊那おやこ劇場(TEL72・7447)へ。 -
スーパートライアル/エンデューロ・イン天竜第20回記念大会開催
第21回スーパートライアル/エンデューロ・イン天竜が27日、伊那市の天竜川中洲広場特設会場であった。約200人のライダーが集まり、バイクの技と体力を競い合った=写真。
天竜川の親水などを目的として地元バイク店などでつくる実行委員会が始めたもので今回が20回目。競技には高低差のある場所や難所をクリアしながらレースを競うトライアルと2時間耐久のエンデューロがあり、その中でレベル別に参加できるようにクラス分けしている。今回はトライアルに30人、エンデューロに184人がエントリー。地元を中心に愛知、静岡、山梨などからの参加もあった。
レーサー車輌ではない一般的なバイクで競うファミリービジネスバイククラスは、普段はバイクレースに参加しないような一般の参加も多く、和やかなムードでレースを展開。一方スポーツバイククラスでは、腕に自身のあるレーサーが集い、迫力のある走りを見せていた。
中村昇実行委員長は「バイクの普及と安全運転につながれば」と話していた。 -
高遠美術館入館者45万人達成
今年10月で開館15年となる伊那市の信州高遠美術館は27日、入館者数45万人を達成した=写真。
高遠町出身の画家・原田政雄氏が近現代作家の作品を寄贈したことに伴ない建設された同美術館には、原田氏か譲り受けた作品のほか、中村不折、池上秀畝などといった高遠町にゆかりのある作家らの作品など約900点が収蔵されている。歓桜期を中心に年間で約3万人の入館者が訪れており、05年4月27日には入館者40万人を達成。入館者の中心は県外者だが、イベントや企画展の時には伊那市や駒ヶ根市などから訪れる人も多くなるという。
45万人目の入館者となった岡谷市の宮坂道さん(74)は「桜の名所として高遠城址に来ることはあったが、美術館は初めて。風林火山が話題となり、高遠城址もこれからもっと浮上してくると思う。それとともに美術館も発展するように願いたい」と話していた。
また、宮坂さんの孫で小学5年生の優希ちゃんが44万9999人目に、伊那市富県の池田明宏さんが45万1人目となり、それぞれ記念品を受け取った。 -
伊那市事業所・社員親ぼくソフトボール大会
伊那商工会議所、伊那市主催の第39回伊那市事業所・社員親ぼくソフトボール大会は27日、伊那市営球場など3会場で開いた。19チームがトーナメントで戦い、伊那バスグループが優勝した。
事業所に働く社員がスポーツを通じて仲間の親ぼくを深め、日常生活をより楽しく豊かにし職場の能率向上を図るねらい。
女性3人以上を含むチーム編成で、親ぼく大会ではあるがベンチから激も飛び、熱の入った試合を繰り広げた。
結果は次の通り(敬称略)。
(1)伊那バスグループ(2)ルビコンエンジニアリングB(3)ニチロフィルターズ、IJKドランカーズ
▽最優秀選手賞=佐々木華代(伊那バスグループ)▽敢闘賞=向山ひろみ(ルビコンエンジニアリングB) -
伊那青年会議所40周年記念式典
伊那青年会議所(斉藤明理事長)は27日、創立40周年記念式典を伊那市の県伊那文化会館で開き、節目を祝い今後の活動に決意を新たにした。記念事業で家田荘子の講演会もあった。
斉藤理事長は、「40周年の節目にもう一度原点に立ち、当初の志を再認識すると共に、先輩方が築いてきた歴史を振り返り、一人ひとりがそれを誇りに思い、今後のまちづくりのあるべき姿を考え、今後の運動につなげていく。この地が少しでも豊かになるよう変革の能動者として英知、勇気、情熱をもってチャレンジしていく」とあいさつした。
式典では歴代理事長の紹介、スポンサーJCへの感謝状贈呈などもあった。
今後の事業は経営フォーラム開催、「市民のプロ」化計画事業、実践!原点体感学習事業、伊那まつりへの参加、公開例会など。 -
まちづくりワークショップを企画している伊那北高校ペン祭地域スタッフが地元住民とともに伊那北駅前の池を清掃
地元の人とともに伊那北地域のまちづくりについて考えよう竏秩B6月24日にある伊那北高校の文化祭「第54回ペン祭」で「まちづくりワークショップ」を開くペン祭地域スタッフなど約25人が27日、地元住民らとともに伊那北駅前にある池の掃除に取り組んだ=写真。
地元の人たちにもペン祭に足を運んでもらうとともにまちづくりへの関心を高めてもらおう竏窒ニ今年同校では、ペン祭地域スタッフ(宮沢俊太郎スタッフ長)が発足。より地域に密着したテーマに取り組みながら、子どもからお年寄りまで参加してもらえるイベントを考えた。
その一つとして、伊那北駅前に再開発ビル「いなきたヒルズ」があると仮定してその駅ビルにどんな店があったらいいかを参加者に考えてもらうまちづくりワークショップを企画。また、現在伊那北駅前には維持費の問題で今後の利用方法が話し合われている池があることを知り、その池の利用アイディアを地域の人から募集し、利用方法を模索したいと考えた。
今回はそのイベントに先駆けて池掃除を実施。当日はこの池に何匹のコイがいるかを当ててもらうゲームも行うため、生徒たちはブラシで壁面をこすり、緑色の苔を丁寧に洗い流していた。
地域スタッフ長の宮沢君は「今年初めての取り組み。できるだけ多くの人に来ていただき、地域のことを一緒に考えてもらえれば」と参加を呼びかけている。
池の活用アイディアは6月に入ってから広く一般から募集し、ペン祭当日に発表する。 -
伊那市平沢で子熊を発見
28日午後2時ごろ、伊那市平沢の平沢運動公園東側付近で体長約50センチのツキノワグマ(子熊)を発見したと、近くを車で運転中の男性から伊那署に通報があった。同署は、下校中の児童らの安全を見守るなどの処置を実施。被害は今のところない。県、市などがクマの行方を探している。
県上伊那地方事務所林務課によると、クマの目撃情報は本年度に入って10件目(前年度は4月末で2件)。駒ヶ根市、飯島町の林内での情報はあるが、今回のような山里付近での発見は初めて。狩猟などで入山する人がいずれも子熊を見かけているという。
昨年度はツキノワグマの異常発生で上伊那管内では約80頭を捕獲。同課林務係の竹松清志主査は「昨年度に親熊を大量捕獲したので、親から離れた子熊が出没している可能性がある。山に入る時はラジオやスズなど複数の音の出るものを見につけて」と呼びかけている。
体長約50センチの子熊の姿を発見した平沢運動公園付近 -
ハッチョウトンボの羽化はじまる
伊那市富県新山の「トンボの楽園」で、日本一小さいトンボ、ハッチョウトンボの羽化が始まった。
開発により数が急減しているといわれているハッチョウトンボ。そのほかにも同湿地には絶滅危惧種を含む30種類以上のトンボが生息しており、地元住民と市では、木製遊歩道の整備を行いながら保護と観測の両立に努めてきた。
昨年観察会も開催。親子連れなどを中心に多くの人たちが小さいトンボの姿を一目見ようと訪れた。本年度も6月に観察会を実施する計画で、それに先立ち、27日には簡易トイレの設置、駐車場整備を行う。 -
ドリームクラブがネイチャープリントなど展示
伊那市の伊那公民館で活動するクラブ「ドリームクラブ」のネイチャープリント、レカンフラワー作品展は6月5日まで、同市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている。メンバー10人が一人1、2点ずつの計40点を展示している。
特殊な転写技術を用いるネイチャープリント作品は、押し花や写真を紙や布、金属やガラスなどの表面へ写したティッシュケースやペンダントなどを出品。植物は自宅の庭先などで採取したパンジーやモミジの葉などを使った。
講師の野沢伊代子さん=同市中央区=は「自由に作品が作れるのが楽しみ」とネイチャープリントについて語る。手軽に美しい作品がつくれる同転写技術の魅力を多くの来場者に知ってもらいたいと呼びかけている。
ドリームクラブは04年4月に発足したクラブ。40歳縲・0歳代の主婦や会社員ら女性会員で構成。毎月1回、第3土曜日の午前、伊那公民館に集まり、作品づくりを楽しんでいる。 -
「油絵二人展」 ベル伊那・29日まで
北安曇郡松川村にアトリエを構える洋画家の相島謙次郎さん(69)と妻のあいしまたかこさん(68)の「油絵二人展」は29日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
同ホールでの展示は隔年で5回目となる。作品は油彩、水彩画の新作48点を展示販売。「美しい信州」をテーマに、地元安曇野の風景を中心に、伊那市の仙丈ケ岳や高遠城址(じょうし)公園の桜の花など四季折々の自然を表現した。
2人は1990年から合同展示を始め、長野市や東京を中心に活動。謙次郎さんらは「ありのままの自然の美しさを表現した。自分の心、目を通して気持ちを込めて描いた」と話している。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
両角さんの写真展 中国元陽の棚田美しく
伊那市山寺区高尾町のアマチュアカメラマン両角巻男さん(69)の写真が並ぶ「中国元陽棚田写真展」は6月3日まで、同市荒井区の市立伊那図書館で開いている=写真。3月の中国初旅行で訪れた、雲南省南部の棚田を撮影した写真を中心に約40点を出品している。
写真は、中国画家の伊藤環雪さん(78)=同市日影=企画の中国旅行に参加した際の思い出。谷間から海抜2千メートルの山上に伸びている棚田のすばらしさを伝えようと、伊藤環雪後援会が支援して開催した。会場には伊藤さんの作品も並ぶ。
両角さんは棚田について「山の上から谷底まで全面田んぼの景色は圧巻だった。何千年も前に作った人間の力はすごいと感じた」と感想。夕日が水面に反射して輝く様子が絶景だったという。
そのほか、棚田で稲作をしている少数民俗「ハニ族」の写真も展示。水牛などの家畜とともに生活している様子を撮影している。
28、29日は休館日。午前10時縲恁゚後7時。 -
伊那市桜写真コンテスト2007で向山世男さんの作品が最優秀賞
伊那市内の桜のPRを目的として開催した「伊那市桜写真コンテスト2007」の審査会が24日、伊那商工会館であり、応募総数304点の中から向山世男さん(伊那市)の作品「南アルプスの遠望」が最優秀賞に選ばれた。
同コンテストは全国有数の桜の名所・高遠町が伊那市となったことを受けて伊那商工会議所が今年初めて企画。高遠町だけでなく、市内にある隠れた桜の名所を再発見・PRする目的で募集したところ、市内を中心に県内各地や愛知、大阪などからの応募もあった。
審査には商工会議所関係者、写真家、桜守など6人が参加。有名な桜の名所で撮影したものから、誰も知らないような穴場で撮影したものまでさまざまな作品が並んだが、桜の咲く春日公園の高台から望む残雪の南アルプスを写した向山さんの作品が最優秀賞となった。
審査員を務めた写真家の津野祐次さんは「質の高い写真が多かった。最優秀賞に選ばれた作品は『ここへ行ってみたいな』と思わせる」と話していた。
入賞作品は観光パンフレットなどで使用されることとなる。
入賞者は次のみなさん。
◇最優秀賞=向山世男(伊那市)
◇優秀賞=白鳥由利(伊那市)春日芳人(駒ヶ根市)
◇特選=鈴木修、唐木武徳、山口昭久、クラタヒデオ(以上伊那市)熊井好男(塩尻市)
◇入選=春日良治、平林守雄、野溝文武、蜷川靖子、板山誠、久保村由人、北原秀男、久保田昌宏、長田文夫、矢沢学、春日政人、穴沢辰幸、西村一樹、伊東扶、赤羽信一、酒井幸一、林平一郎、宮原良一、牛山理、竹平源次、田中美咲(以上伊那市)、宮原秀寿(辰野町)伊藤敏男、加藤平治(以上南箕輪村)酒井芳郎(箕輪町) -
単位高齢者クラブの休会相次ぐ
各地区における単位高齢者クラブの休会が相次いでいる。伊那市では市町村合併に伴ない各地区での単位クラブ育成などを目的とした伊那市高齢者連合会が昨年4月に発足。当初は49単位クラブが所属していたが、この1年間で7単位クラブが休会。一方、単位クラブ発足に至ったのは1地区のみだった。その背景には、会のまとめ役となる代表役員にかかるさまざまな役務が、高齢者にとっては大きな負担となっている実情がある。
昨年度から今年の4月までに休会を選択した単位クラブの数は旧伊那地区で4つ、高遠地区で2つ、長谷地区で1つ。その主な要因の一つが役員の引き受け手がいないということだった。
クラブを発足させた場合、必ず誰かが役員にならなければならず、役員となれば役員会や事前準備などに参加しなければならなくなる。また、市高連に入った場合、各単位クラブに補助金を出しているが、補助金事業で何らかの事業を行った場合は報告書の作成などといった役務も伴なうが、それが年をとった高齢者には負担になっているとも考えられるという。
また、遠隔地や交通の便の悪い地区に住む高齢者にとっては、市街地で開かれるこうした会合はさらに大きな負担となる一方、クラブに所属する人数も少ないため、より役員の選出が困難となる。今回休会したクラブの中には、前任の代表が引退した結果、役員の引き受け手がいなくなり、休会を選択した単位クラブもあった。
こうした背景から、地区によっては市高連に入らず自分たちの地区で活動しているクラブも出てきている。
市高連の本年度役員会の席でも、代表者がまったく参加していない地区の空席も目立った。 -
「伊那シニア」 2年連続出場
第21回全日本シニアソフトボール大会県大会(5月12竏・3日・松川町)で2年連続3回目の優勝を果した、伊那市のクラブ「伊那シニア」(小牧文敏監督、22人)が10月12竏・4日、三重県志摩市である全国大会の出場を獲得した。
同クラブは、県内22チームが出場する県大会の決勝戦で「シニア塩尻」(塩尻市)を6竏・の完封で破り、県代表権を手にした。全4試合の合計得点は36点、完封試合は3つの圧勝で勝ち上がった。「3月から週4日の練習の成果が出た」と伊藤易明主将(67)は喜ぶ。
昨年、神奈川県であった全国大会はベスト8で敗退。伊藤主将は「昨年は負けてしまったが今年はベスト4を目指し、県代表として頑張りたい」と意気込みを語る。
集合写真
メンバー表 -
伊那防火管理協会定期総会
伊那消防組合管内の事業所や危険物製造所などで組織する伊那防火管理協会の定期総会は23日、伊那市狐島のJA上伊那本所フラワーホールであった。会員約50人が出席し、役員改選案などを承認した。
任期(2年)満了に伴う役員改選は会長に唐沢可昭氏(伊那中央石油)を新任。副会長2人は小口宏氏(中部電力伊那営業所)、今福光雄氏(石川島汎用機械)を再任した。
同会は防火管理の向上と会員相互の親ぼくを図り、火災予防に努める目的で組織。本年度も危険物取扱者を対象とした保安義務講習会や会員による消化通報コンクールなどの事業を計画している。
総会では表彰もあった。
各表彰を受賞したのは次の皆さん。
【関東甲信越地区危険物安全協会連合会長表彰】
▽事業所=オリンパスイメージング辰野事業場
【県危険物安全協会長表彰】
▽事業所=キッツ伊那工場▽優良取扱者=赤坂昭典(扇屋石油)、丸田茂(伊那燃料)、伊藤秀次(ENEOSフロンティア長野Dr・Drive辰野店)、竹入修二(北山ラベス箕輪生産場)、山本和市(同)
【伊那防火管理協会長表彰】
▽優良者=征矢直人(上伊那農業協同組合)、春日保(同)、宮下修一(伊那市観光仙流荘)、伊藤政子(いたや伊藤燃料店)、河西良明(オリンパスイメージング辰野事業場)、熊谷暢宏(北山ラベス箕輪生産場) -
かんてんぱぱで生活を彩る工房展
伊那市西春近のかんてんぱぱホールで27日まで、「生活(くらし)を彩る工房展」が開かれている。木工、陶芸、籐(とう)工芸でつくられた生活用品など約200点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
自然素材のぬくもりを生かした暮らしの道具を集めた工房展で3回目。木工の小松稔さん、籐工芸の石田克成さんに加え、今回は陶芸の近藤しろうさんが参加。架空の生物やユニークな表情を模ったオブジェなどを出展している。また、籐工芸の石田さんはアケビのつるやヤマブドウの皮などを素材としたバッグを出展。小松さんの工房のスタッフである小川晶子さんが、女性の感性を生かした時計や壁掛けなど数点を出展しており、多彩な作品が会場を彩っている。
小松さんは「出展者の年齢はそれぞれ異なるが、年齢を超えたものづくりの楽しさを味わっていただければ」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後4時まで)。 -
西箕輪北部保育園で草もちづくり交流
おいしい郷土料理を地域のおばあちゃんたちに教えてもらおう竏窒ニ、伊那市の西箕輪北部保育園(唐木美代子園長)の園児たちが22日、草もちづくりに挑戦した。大泉新田地区に住む3人の女性が同園を訪れ、作り方を伝授。昔ながらの春の味覚を楽しんだ。
交流会は今年初めて企画。園児たちには地域の郷土料理を学びながらお年寄りの知恵や技に触れることを通じて目上の人に対する尊敬の気持ちを学ぶ機会に、一方地域の人には園の様子を知ってもらう機会にしてほしいと考え、秋には五平もち作り交流も計画している。
その第1回目となったこの日は、園児たちが保護者とともに摘んだヨモギを使った草もちづくりを企画。最初はビニール袋に入れたヨモギをすりこ木で叩きつぶす作業。筋が残らないよう丹念に潰したヨモギから春の香りが漂い、園児たちも「いいにおいがする」と歓声を挙げた。
ヨモギともちを混ぜる工程では、地元の女性たちが鮮やかな手際を披露。「もう時期だでね」と園児たちに語りかけながら鮮やかな緑色をしたもちをこねあげていた。 -
ぎゃらりー喫茶「花鳥四季彩」の井上治さん(57)
野鳥の写真撮影の趣味をきっかけにギャラリー喫茶を06年3月末、自宅の横にオープンした。自然の温かみを感じるロッジ風の室内には、香ばしいコーヒー豆の香りが漂う。この空間が展示作品とお客さんとの対話の時間を演出してくれるのだという。
「自分の作品に合ったギャラリーがほしかった。本格的なギャラリーは立って眺めるだけ。コーヒーを一杯飲みながらゆっくりと鑑賞するのが本来の形だと思う。自分なりに・ス良い・ス方に理解してつくったギャラリーなんです」
撮影でこだわっていることは「レンズを通して見る、その季節の中に生きている野鳥のきれいな姿」。自分の目で感動した瞬間と頭の中のイメージが一致した時、シャッターを切る。
そのために努力は惜しまない。野鳥が活動し始める早朝に出かけることは当然。鳥の種類や習性、季節の花が咲き始める時期と場所などの情報は頭の中に詰め込んだ。好きな鳥と風景を求め、北海道まで行ったことも2度あるという。