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竜西保育園でひまわりが咲く
伊那市の竜西保育園には、交通事故が無くなるようにと植えられたひまわりが咲いています。
9日は、園児がひまわり畑で遊びました。
このひまわりは、2011年に交通事故で亡くなった京都府の4歳の男の子が大切に育てていたひまわりの種から育ちました。
ひまわり絆プロジェクトとして、全国各地に広がっていて、竜西保育園では、3年前から参加しています。
5月に年長の園児が種をまき、およそ800本が咲きました。
今年は迷路になるようにひまわりが植えられていました。
またきょうは、花が咲いたことを報告しようと伊那警察署の署員が畑に招かれました。
署員は「この活動を思い出して交通事故の無いように過ごしてください」と話していました。
竜西保育園では、今年の種を残し、来年もこのプロジェクトを続けていきたいとしています。
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西箕輪南部保育園 ひまわり迷路で遊ぶ
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は、保育園近くにあるひまわりの迷路で9日遊びました。
9日は西箕輪南部保育園の年長の園児がひまわり迷路で遊びました。
ひまわりの迷路はJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーが、子どもたちに農業に親しんでもらおうと、遊休農地を活用し8年前から育てているものです。
今年は、園児と一緒に種をまいたということです。
ひまわりの迷路は、誰でも自由に体験することができ、見ごろはお盆までだということです。
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伊那市河川治水砂防促進期成同盟会
伊那市河川治水促進期成同盟会の総会が7月19日に、市役所で開かれました。
伊那市河川治水促進期成同盟会は大沢川、小黒川、小沢川、棚沢川の4つの川の期成同盟会や土地改良区の関係者などで構成されています。
総会では、今年度の事業計画として、関係機関に対しての事業の促進要望や、地元組織に対する支援協力・事業促進要望箇所の現地調査を実施するなどが承認されました。
また、長野県伊那建設事務所の今年度の事業内容も報告されました。
主な内容として、小沢川を避難が必要な水位に達した時に住民に呼び掛ける、水位周知河川に指定するための工事が行われます。
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旧井澤家住宅で歌謡演奏会
伊那市伊那部宿の旧井澤家住宅で歌謡演奏会が、24日に開かれました。
この日は、バンド演奏や歌謡ショー、一般が参加してのカラオケが行われました。
バンド演奏をしたのは、上伊那の有志でつくる駒ヶ根ベンチャーズで、1960年代のグループサウンズなど12曲を演奏しました。
旧井澤家住宅は、宿場町として栄えた伊那部宿にあった造り酒屋です。
その屋敷を「伊那部宿を考える会」が管理・運営していて、展示会や今回の歌謡演奏会などを開いています。
新型コロナの影響で、旧井澤家住宅を活用してのイベントの開催は2年3か月振りとなりました。
松本市出身の民謡歌手 山本 泉さんの歌謡ショーも行われました。
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七夕行事「さんよりこより」
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で月遅れの七夕行事「さんよりこより」が7日に行われました。
美篶の上川手、下川手の境にある川手天伯社です。七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
天白社となりの広場では川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら歩きます。
合図で子どもたちは七夕飾りで鬼をめった打ちにしていました。
この行事は三峰川の氾濫を治め無病息災を祈るものです。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が大洪水で流されて桜井に着いた後、再び流されて対岸の川手に着いたといわれています。このことから双方に天伯社が祀られました。
天伯社に安置されているご神体が出されました。
ご神体を乗せた神輿を3回くぐると無病息災、安産のご利益があるといわれていて集まった子どもたちは、かがみながらくぐっていました。
いつもなら神輿に移し、氏子らがかついで桜井に向かいますが、密を防ぐため、リュックに入れ背負って桜井の天伯社まで運びました。
さんよりこよりは、三峰川を天の川に見立て七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞらえた奇祭として毎年行われています。
およそ1時間かけて富県の天伯社に到着し神事が行われました。
この後、富県の子どもたちがさんよりこよりをして地区住民の安全を願いました。
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保育園の園庭で羊と触れ合う
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園では園庭に1頭の羊を放しています。
園児たちは、羊との触れ合いに大喜びです。
高遠第2・第3保育園では、動物とのふれあいの場にしようと地域の人から羊を借りて園庭に12日から放しています。羊には、園庭の草を食べてもらいます。
羊はメスで、名前はP―ちゃんです。
この取り組みは、3年前から行われていて、地域住民でつくる「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」が、園庭に柵を張るなど飼育環境を整えたということです。
22日は、子どもたちが草をあげるなどして触れ合っていました。
羊は、およそ1か月間借りる予定で、園庭の草がなくなったら返すということです。
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みなまつり 市街地に賑わい
中止となった今年の伊那まつりの代替イベント「みなまつり」が6日伊那市内で開催されました。
新型コロナ対策として、昼の部は、中心市街地や西箕輪のみはらしファームなど市内5か所で分散して行われました。
このうち伊那市駅前ロータリーでは伊那商工会議所青年部が、「DRAGON横丁2022~水まつり」と題し、各種屋台による販売やステージ発表が行われました。
ステージ発表では、今年、横浜市で開かれた和太鼓コンテストで日本一となった、西春近北小5年の赤羽幸之助君が力強いバチさばきを見せていました。
また、緑ヶ丘敬愛幼稚園の鼓笛隊では、年中と年長園児、およそ60人がこの日の為に練習してきた曲を披露しました。
会場には、飲食やゲームなど様々な屋台が並び、訪れた人たちが祭りの雰囲気を楽しんでいました。
昼の部では他に、伊那ローメンズクラブや伊那青年会議所、みはらしファーム、菓匠Shimizuが事務局をつとめるNPO法人が市内各地でイベントを開催しました。
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広島原爆の日 核の無い世界へ
1945年(昭和20年)8月6日に広島に原爆が投下されてから6日で77年となりました。伊那市山寺の丸山公園では、核兵器廃絶を訴える平和のつどいが開かれました。
原爆投下時刻の午前8時15分にサイレンが鳴らされると、参列者が黙祷を捧げました。
集いは、「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が行ったもので、およそ40人が参加しました。
伊那市民の会は1987年に発足し、3年後の1990年に、この丸山公園に平和の塔が建立されました。
塔の上部には原爆の火が灯されています。
運営委員長の建石繁明さんは「核兵器を廃絶し、戦争のない平和な世界の実現をめざし、さらに活動を進めていきたい」と話していました。
参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。
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伊那まつり原画ポスター表彰式
新型コロナの影響で中止となった第65回伊那まつりの原画ポスターの表彰式が、市役所で5日に行われました。
この日は、受賞者7人に白鳥孝市長から表彰状が贈られました。
最優秀賞を受賞したのは、春富中学校2年生の北原千人君です。
北原君の作品は、伊那まつりの代替イベントとして、6日に市内5か所で行われる「みなまつり」のリーフレットの表紙になっています。
ポスターは、市内6つの中学校の2年生が描いたもので、学校審査を通過した75点が6月の審査会に出品されました。
最優秀賞のほかに、優秀賞には6人が選ばれました。
この日表彰された7人の作品を含め、審査会に出品された75点の作品は、12日から9月5日まで、伊那市役所1階の市民ホールに展示されるということです。
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東部中演劇部 井月俳句大会で劇披露へ
伊那市の東部中学校の演劇部は、9月11日にいなっせで開かれる「信州伊那井月俳句大会」で井月の物語を描いた劇を披露します。
5日は、演劇部が9月に開かれる信州伊那井月俳句大会のオープニングで披露する劇の稽古を行っていました。
俳句大会は、伊那谷を放浪しながら多くの名句を詠んだ漂泊の俳人、井上井月を偲び、毎年開かれているものです。
演劇部が、井月をテーマにした朗読劇を行っていたことから、劇を披露することになりました。
演劇部が披露するのは井月が地元の子供たちに書や遊びを教えている様子を描いた物語です。
演劇部は、去年も俳句大会に向けた稽古を行っていましたが、新型コロナの影響で中止となったため今回初めてこの舞台に立つということです。 -
社会人ソフト「ARG」が全国大会出場報告
伊那市の社会人ソフトボールクラブチーム、ARGは8月20日から福岡県で開かれる15歳以上が対象の全日本一般男子ソフトボール大会に出場します。
4日はソフトボールクラブチーム、ARGの有賀賢治監督と選手の3人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長から激励金を受け取りました。
チームは2021年、日本ソフトボール協会に登録しました。
チーム名の「ARG」は有賀監督の名前の頭文字から取りました。
5月に開かれた県大会に優勝し、チーム結成2年目で県代表として全国大会を決めました。
有賀監督は「試合では機動力を活かして点を確実に取っていきたい」と話していました。
全日本一般男子ソフトボール大会は8月20日から22日まで福岡県で開かれます。
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出征兵士と家族の肖像展
出征兵士と家族の肖像展が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で開かれています。
展示されているのは、第二次世界大戦で上伊那から出征した人たちの写真や、遺品などおよそ70点です。
主に伊那市民が寄せた、出征前に撮った家族写真が飾られています。
今回の展示では、南箕輪村郷土館所有の召集令状や、兵士を募集するポスターなどが初めて展示されました。
こちらは弾丸が当たった水筒です。
寄贈者の父親の遺品で、この水筒に水が入った状態で弾丸が当たり、弾の軌道が逸れたおかげで戦争から帰ってこられたということです。
高遠町歴史博物館では終戦記念日を迎えるこの時期に毎年展示を開いていて、今年で7年目になります。
博物館では「この地域の人も戦争に参加していたということを、知らない世代の人にも感じて欲しい」と話していました。
この展示は、来月21日まで開かれています。入館料は一般400円 高校生以下は無料です。 -
3市町村合同ファミリーサポート養成講座
有償で子育てを手伝う、ファミリーサポート協力会員の養成講座が6月9日に、南箕輪村こども館で開かれました。
養成講座は伊那市・箕輪町・南箕輪村が合同で開いているもので、13人が参加しました。
講師を務めた伊那市子育て支援課の保育士、原春美さんは「成長を支えながら子どもたちが笑顔になるような活動をしてほしい」と話していました。
ファミリーサポートセンターは、子どもを預かって欲しい人と、子どもを預かることができる人が会員となり、地域の中で子育ての助け合いを有償で行う子育て支援活動です。
子どもの預かりは、特別な資格は必要なく、養成講座を6回受講すれば保育が可能となります。
3市町村合同で行うのは今年度で5年目です。
昨年度子どもを預けた人は、
伊那市が延べ409人、箕輪町が84人、南箕輪村が70人の合わせて563人です。
子どもを預かることが出来る会員は、それぞれ120人・48人・34人の合わせて202人です。 -
伊那弥生ケ丘高校同窓会が全国大会出場クラブを激励
伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会は7月26日、全国大会に出場する器楽部と弓道部に激励金を贈りました。
7月26日は同窓会の下島典子会長が伊那弥生ケ丘高校を訪れ、全国大会に出場する器楽部と弓道部を激励しました。
器楽部を代表して2年生の鮎澤凛汰郎さんと弓道部の3年生で全国大会に出場する、飯島悠斗さんの代理で顧問の増澤駿教諭に激励金が贈られました。
器楽部は7月28日と29日に大阪府で開催する全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクールに32年連続で出場します。
弓道部の飯島さんは8月6日から9日に徳島県で開かれる全国高等学校総合体育大会の弓道競技大会男子個人に初出場します。
下島会長は「今までの練習の成果を出して楽しんできてください」と話していました。
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NPO法人森の座 アカマツの葉で「お茶」
伊那市のNPO法人森の座は、アカマツの葉で作った「お茶」の販売を行っています。
3日は南箕輪村南原の森林で森の座のメンバーがアカマツの伐採を行いました。
木が倒れると、枝を切り落とし、ハサミを使い松の葉の部分をコンテナに集めていました。
森の座は、伊那谷の森林を保護し、後世に伝えていこうと平成17年に設立されたNPO法人です。
森林整備や木材の搬出、伐採した木を利用し炭などにして販売しています。
森の座の理事長・西村智幸さんです。
これまで伐採した木は、材木やマキとして利用してきましたが、葉の部分は山に置いてきたということです。
数年前に仕事で知り合った人から、マツの葉には血圧を安定させるなどの効果があると聞き、商品化の検討を始め、令和2年にお茶の販売を始めました。
お茶は、粉末と粉砕の2種類あり、価格は100グラムで粉末は4千円、粉砕は2千円です。
葉の抜き取り作業は、伊那市社会福祉協議会に委託していて、お茶を作るには、洗浄、乾燥、抜き取り、加工の工程があるという事です。
3日はアカマツを1本伐採し、松の葉50キロほどを収穫しました。
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学童クラブでカレーを提供
夏休み中の学童クラブにキッチンカーが出向き、昼食にカレーを提供する「夏休み特別学童 カレーの日」が伊那市内12か所で行われています。
2日は東春近小学童クラブ近くにキッチンカーが出向き、カレー65食を提供しました。
学童クラブでは普段弁当を持参しています。
子どもたちは温かいカレーを受け取っていました。
これは「伊那市子どもの未来応援隊」事業の一環です。
応援隊には市内外96の個人や団体が登録していて、今回はカレーの調理と盛り付けは伊那市上牧のあすなろと高遠町の竹松旅館が、配膳はKOA株式会社の社員が協力しました。
カレーの提供は9日まで市内12の学童クラブで予定されていて、全部で525食を提供します。
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弥生器楽クラブ コンクールで全国3位に入賞
伊那市の伊那弥生ケ丘高校器楽クラブは、先月28日・29日に開かれた全国高等学校ギターマンドリン音楽コンクールで3位に相当する全国知事会賞を受賞しました。
コンクールには全国から60校が参加し、3位に相当する全国知事会賞を受賞しました。
伊那弥生ケ丘高校器楽クラブは1年生から3年生まで41人が所属しています。
今年2~3月には新型コロナの影響で集まることができませんでしたが、テレビ会議システムを使い練習を重ねてきたということです。
器楽クラブの全国コンクールでの入賞は6年ぶりで、前回も全国知事会賞を受賞しています。
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最高気温36.7度 猛暑日に
2日の伊那地域の最高気温は36.7度を記録し、猛暑日となりました。
2日の伊那地域は午後2時11分に今年最高の6月30日と同じ36.7度を記録し、猛暑日となりました。
気象庁は全県に熱中症警戒アラートを発令しました。
南箕輪村の上伊那農業高校では、生命探究科動物コースの生徒が刈った牧草を集める作業をしていました。
普段は50分ほど行う作業ですが、暑さのため20分ほどで終わりにしました。
長野地方気象台によりますと、この暑さは明日までで、あさっては雨が降り気温が下がるということです。
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自衛隊フェス@いな
自衛隊長野地方協力本部伊那地域事務所は、伊那市のきたっせで、自衛隊広報フェス@いなを7月23日に開きました。
会場には、実際に自衛隊で使用されているトラックや、パラシュートなどが並びました。
訪れた人は乗車体験をしたり、パネルで記念撮影をしたりしていました。
台風19号で被災した地域への支援活動を撮影した写真もありました。
このイベントは自衛隊長野地方協力本部伊那地域事務所が企画したもので、今年で3年目になります。
伊那地域事務所では「自衛隊の事を知ってもらいながら、写真などで防災意識を高めてもらいたい」と話していました。
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伊那図書館で生き物に触れるイベント
伊那市の伊那図書館で、ちょっと変わった生き物に触れることができるイベントが、7月31日に、開かれました。
こちらは、ウォーターパイソン。体長が2.2メートルもある蛇です。
ボールパイソンは、通常とアルビノの2匹がいます。
これらの生き物を育てているのは、今年4月に伊那図書館の館長になった埋橋俊道 さんです。
埋橋館長は、鷹匠でもあります。
会場にはハリスホークという種類の鷹がいて、埋橋館長が腕に乗せて紹介していました。
そのほか、会場には、埋橋さんが友人から借りてきたロシアリクガメ、ヤモリの仲間のヒョウモントカゲモドキもいました。
とてもおとなしくて飼いやすいというボールパイソンに、参加者が触れていました。
このイベントは、夏休みの特別企画として、初めて開かれたものです。
イベントは2日間行われ、のべ100人以上が参加しました。
爬虫類の活動が盛んになる夏にしか行えないということで、夏休み限定の企画だということです。
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伊那市「市街地デジタルタクシー」実証運行始まる
伊那市は、市街地に居住する高齢者などのタクシー料金を補助する「市街地デジタルタクシー」の実証運行を、1日から始めました。
市街地デジタルタクシーは、一般タクシーの利用運賃の一部を市が補助する移動支援策です。
1回の乗車にかかったタクシー代のうち、500円を超えた分を市が負担するものです。
乗降は、伊那中央病院を含む市街地のみとなっていて、タクシーを待機させて用事を済ませるような利用はできません。
対象は、ぐるっとタクシーの利用対象ではない地区に住む65歳以上の人、運転免許返納者、障害者手帳保持者などです。
運転免許返納者などは、250円の負担で乗車することができます。
サービスを利用するには登録が必要で、タクシーを降りる際に市から交付される「でかけま証」を提示すると割引となります。
市によりますと、7月29日現在347人が登録しているということです。
運行事業者は、伊那タクシーと白川タクシーの2社で、利用可能日時は平日の午前9時から午後3時までとなっています。
実証運行は今年度中を予定していて、市では来年度以降の本格運行に向けて乗客の情報や運行状況を管理するアプリの開発をしていきたいとしています。 -
東日本ソフトテニス選手権大会 伊那市で開催
北海道から北信越、東海地方までの選手が参加する「東日本ソフトテニス選手権大会」が、16日と17日の2日間、伊那市のセンターテニスコートで開かれました。
大会には、東京、北海道、20の県から224ペア448人が出場しました。
大会は、毎年持ち回りで開かれていて、今年は長野県内5つの会場で試合が行われました。
センターテニスコートでは、男子が45歳以上、女子が60歳以上の選手が参加し、年代別にトーナメント戦を行いました。
大会は今年で77回を数え、伊那市で開かれるのは初めてです。
センターテニスコートが2017年にリニューアルし、人工芝となったことから実現したものです。
伊那ソフトテニス協会は、「ハイレベルな大会をこの伊那の地で開くことができて感無量です」と話していました。 -
みはらしでブルーベリーフルーツピクルス限定販売
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームのブルーベリーを使った、ブルーベリーフルーツピクルスの販売が1日から限定50本で始まりました。
ブルーベリーフルーツピクルスは、伊那市地域おこし協力隊のメンバーとみはらしファームの商品開発部会が漬け物の新しい商品として開発したもので、1本200グラム、価格は1,000円です。
みはらしファームは年間を通してフルーツ狩りが楽しめることから、今が旬のブルーベリーを使ったピクルスを作りました。
ブルーベリーは、目に良いとされるアントシアニンが多く含まれています。
ブルーベリーを漬けているピクルス液にはリンゴ酢が入っていて酸味が抑えられ、そのままでも飲めるということです。
アイスやヨーグルトにかけても楽しむことができ、商品化するのに半年ほどかかったということです。
みはらしファームでは今後、ブドウやリンゴのピクルスの商品化も考えているということです。
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伊那まちBASEで工作教室
木の枝を使った工作教室が伊那市荒井の伊那まちBASEで1日に開かれました。
講師を務めたのは、伊那市ますみヶ丘の建築事務所、地球環境デザインMOCの渡部洋一さんです。
渡部さんは、住宅などの設計を行っていますが、木育活動としてイベントでは木を使った工作教室を開いています。
1日は庭のヤマザクラやカエデの木を切ったときの枝を再利用して、クマや車のおもちゃ作りました。
渡辺さんは「おもちゃ作りを通して、木や自然に触れる機会を増やしてもらいたい」と話していました。
伊那まちBASEでは夏休み期間中、「子ども夏休み特別プログラム」としておもちゃの病院や食育イベントが開かれるということです。
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伊那市地蜂愛好会 蜂追い大会
伊那市地蜂愛好会は、クロスズメバチ・地蜂を追って巣を探す蜂追い大会を31日伊那市のますみヶ丘平地林で開きました。
餌となるイカの切り身を、森の中に仕掛けておくと、地蜂とよばれるクロスズメバチが、においにつられてやってきます。
あらかじめ小さく切り分け、糸と目印をつけた餌を抱えさせます。
目印のついた餌を巣まで持ち帰る働きバチを追いかけるのが「蜂追い」別名「すがれ追い」と言います。
参加者たちは、大きな声を上げて、蜂の後を追っていました。
この蜂追い大会は、地蜂とのかかわりを大切に、マナーを守りながら伊那谷の食と文化を後世に伝えようと行われています。
31日は、地蜂愛好会の会員と一般およそ40人が参加しました。
蜂を追って走り回り、巣を見つけると、参加者は喜んでいました。
31日は3つの巣を見つけ働きバチが通っているかを確認し、煙幕をたいて蜂を気絶させてから巣を掘り出していました。
掘り出した巣は希望者に配られ、そのうちの一つを去年、地蜂愛好会に入会した箕輪町の青山真理恵さんが受け取りました。
青山さんは去年にひき続き今年も地蜂の巣コンテストに出品します。
掘り出した巣は、会員らが餌を与えて育てるということです。
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南福地ファームもち麦販売 8月1日から
伊那市富県の農業組合法人南福地ファームは、今年6月に収穫したもち麦の販売をあすから行います。
31日は、本格的な販売を前に、地域住民を対象にしたもち麦の特別販売が南福地ファーム事務所で行われました。
近隣住民が訪れ、組合員と話をしながら買い求めていました。
南福地ファームでは、もち麦の栽培を始めて2年目になります。
今年は6月に、去年より2倍近い1400キロを収穫しました。
精麦すると1000キロほどになります。
もち麦は、食物繊維が豊富で、コレステロールの低下や血糖値上昇の抑制などが期待できるということです。
もち麦は、8月1日から、JA上伊那のファーマーズあじ~なやAコープ伊那中央店などで販売が始まります。
価格は500グラム500円、1キロ950円です。
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馬の背ヒュッテ営業再開
南アルプス仙丈ヶ岳にある山小屋「馬の背ヒュッテ」の営業が29日から再開しました。
標高2630mに立つ馬の背ヒュッテは、民間所有の山小屋で令和2年から休業していました。
それを伊那市が購入し今年度、直営で営業を再開しました。
管理運営は、株式会社ファーストアッセント伊那支店に委託し、管理人は以前も女将をしていた斎藤しのぶさんが務めます。
新型コロナ感染対策も行われていて定員も従来の80人から45人となっています。
厨房ではスタッフが食事をつくり伊那の間伐材でできた経木の活用にも取り組みます。
この時期、仙丈ケ岳はゴゼンタチバナやヨツバシオガマなど様々な高山植物で彩られています。
また、タイミングがよければライチョウに出会う事ができます。
営業期間は10月10日までで、利用料金は1泊2食付き1万2000円から、定員は45人で完全予約制です。
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芳澤さん(伊那東小5年)空手全国大会へ
来月10日から東京都で開かれる空手の全国大会に伊那市の伊那東小学校5年生の芳澤 香乃子さんが出場します
28日は、大会を前に、芳澤さんと母親の史絵子さんが市役所を訪れ、伊藤 徹副市長や職員が見守る中、形を披露しました。
芳澤さんは、来月10日から東京都調布市で開かれる全日本少年少女空手道選手権大会で、形競技5年女子の部に出場します。
5月22日に佐久市で開かれた県大会で優勝し、全国大会出場を決めました。
芳澤さんは、3歳の時から空手を始め、小学1年生の時から、1回中止となってしまった大会を除き、毎年全国大会に出場していて、今回で4回目です。去年の大会では7位でした。
芳澤さんが出場する形競技5年女子の部には、全国の96人が出場する予定です。
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AKB48が伊那市で番組収録
アイドルグループAKB48のメンバーが出演するテレビ東京の番組収録が28日、伊那市高遠町で行われました。
収録では、AKB48の坂口渚沙さん、小栗有以さん、倉野尾成美さんが伊那市高遠町の建福寺を訪れ、高遠石工の石仏を見学しました。
高遠町歴史博物館の学芸員、福澤浩之さんが、石仏の説明をしていました。
この番組は、AKB48のメンバーが伊那市高遠町を中心に、歴史・文化・食などの魅力を体感する、特別番組です。
伊那市と株式会社テレビ東京ダイレクトが地域の魅力発信による地域活性化を目指す包括連携協定を締結していることが縁で、伊那市で収録されました。
今回収録された番組「AKB48の1泊追加!となり旅」は、8月13日の午後4時40分に、テレビ東京で放送予定です。
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フードバンクいな 野菜お試し提供
フードバンクいなを運営する伊那市社会福祉協議会は、伊那市役所と福祉まちづくりセンターに設置した「おすそわけコーナ」で、お試しとしてキュウリやトマトなど野菜の提供を行っています。
トマトやナス、キュウリなどが並んでいるのは、伊那市役所内に設置されたおすそわけコーナーです。
フードバンクいなでは、食品ロス削減の為、小中学校の夏休み期間にあわせ、フードバンクで集まった食料品を提供するおすそわけコーナーを設置しています。
今回は、コーナーを利用する人たちに、少しでも新鮮な野菜を口にしてもらおうとお試しでの提供を始めました。
こちらは、伊那市福祉まちづくりセンターに設置されたおすそわけコーナです。
27日はキャベツが並んでいました。
フードバンクで募集するのは、常温で長期保存ができるカップ麺やレトルト食品、缶詰などです。
野菜は、保存設備が無いため、普段は断っているという事です。
今回は、夏休み期間中の子ども食堂への野菜の分配もあり、おすそわけコーナーでお試しで提供を始めました。
伊那市社会福祉協議会では、フードバンクへ野菜を提供したい場合は、事前に連絡をしてほしいとしています。
電話:0265-73-2544