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親子でマスつかみ
伊那市西町区の親子が18日、三峰川の榛原河川公園の河原でマスつかみを楽しみました。
これは、西町区青少年育成会と子ども会が計画したもので親子220人が参加しました。
マスつかみ大会は自然の中で魚を捕まえる楽しさを体験してもらおうと毎年行われています。
河原の一部をせき止め、体長20センチほどのマス500匹が放流されました。
水が濁って魚が見えないため子どもたちは手探りでマスを追いかけていました。
参加したある男の子は「たくさんマスを捕まえることが出来てうれしかった」と話していました。
捕まえたマスはこの後、塩焼きにして味わったということです -
西春近南小で体験教室
伊那市の西春近南小学校で16日、工作や運動などの体験教室が開かれました。
体験教室は年1回開かれていて、今年で5年目です。
地域の人を講師に招き、全校児童が11の講座に分かれてキッズビクスや手芸、工作などを体験しました。
手品では輪ゴムの瞬間移動や一枚の紙でサイコロの目を次々と見せる術などを教わり、練習していました。
ペットボトルロケットを飛ばす講座では、ペットボトルと牛乳パックなどを使ってロケットを作りました。
出来上がると、校庭で早速飛ばしました。
ロケットは、水を入れたペットボトルに空気を入れ、空気圧によって発射させる仕組みです。
子どもたちは水に濡れながら何度もロケットを飛ばして楽しんでいました。 -
雨乞いの行事 鹿頭踊り奉納
箕輪南宮神社に古くから伝わる雨乞いの行事、鹿頭踊りの奉納が17日に行われました。
鹿頭行列が神社に到着した事を役人頭が伝えると、鹿の頭の形をした鹿頭をかぶった子供達が境内に輪を作り、太鼓の音に合わせて3回まわり、踊りを奉納しました。
鹿頭踊りの奉納は、約450年前、雨乞いが叶ったことのお礼に鹿の頭を奉納したのが始まりとされています。
旧箕輪郷の天竜川をはさんで東の福与・福島、西の大泉・大泉新田・大萱・富田の東西が1年交代で行っていて、今年は西の地区が担当しました。
箕輪南宮神社総代会では、地域の伝統行事に誇りを持ち、伝えていきたいとしています。 -
伊那市美篶青島 千社参り
千枚の札を市内各地の神社などに貼って歩き地区の安全を祈る、伊那市美篶青島の千社参りが17日に行われました。
朝8時、青島の住民は、手に千社札を持って組ごとに集まり、伊那市内の神社へむかいました。
青島の千社参りは、いつから始まったものか定かではありませんが、江戸時代、三峰川の氾濫で田んぼが流されるなど災害に悩まされた住民が地域の安全を祈り行ったのが始まりとされています。
この日は、住民が手分けして、千枚の札を神社や道祖神、庚申塔などにひとつひとつ貼っていき、最後に手を合わせていました。
青島の千社参りは、2009年に伊那市の無形民俗文化財に指定され、毎年7月20日の土用の入り前後に行われています。 -
富県小で富小オリンピック
伊那市の富県小学校で児童会の夏祭り「富小オリンピック」が14日行われ、児童がゲームを楽しみました。
全校でジャンケンゲームをしたり、児童会が考えた6つのゲームに挑戦しました。
富小オリンピックは、1年生から6年生まで学年の枠を超えて仲良くなろうと計画されました。
あいさつカルタゲームでは、教室に隠されたカルタの絵を探しました。
探したカルタの枚数が得点になるため、制限時間の中で多く絵を見つけようと、教室内を探していました。
ゴミの○×ゲームでは、ごみの分別や掃除の仕方などについて問題が出されました。
児童は教室中央の紐を境に○と×に分かれて問題に答えていました。
児童はゲームの部屋を次々と移動して楽しんでいました。 -
夏休み子ども定期券利用開始
伊那市内の路線バスと路線タクシーが期間限定で乗り放題となる、小中学生対象の夏休み子ども定期券の利用が16日から始まりました。
夏休み子ども定期券は、公共交通の利用を促進しようと、伊那市地域公共交通協議会が販売しています。
小学生券は500円、中学生券は千円です。
16日から8月21日まで、市内のバスとタクシーの全17路線が乗り放題になります。
定期券は市役所や伊那バスターミナルなどで購入することができます。
また、路線バスと路線タクシーに乗車した小学校入学前の子どもには、「キッズパスポート」をプレゼントします。
パスポートのデザインは8種類あり、バスやタクシーから降りる際に希望者に渡すということです。 -
伊那地域 2日連続で猛暑日
16日の伊那地域は、最高気温35.3度を記録し、2日連続で猛暑日となりました。
この日は南箕輪村の大芝村民プールがオープンし、涼を求めて多くの人が訪れていました。
この日の伊那地域は、最高気温35.3度を記録し、猛暑日となりました。
この暑さで伊那消防署管内では、熱中症とみられる患者の搬送が16日午後4時現在で1件あったということです。
長野地方気象台では、この暑さは18日頃まで続き、それ以降は平年並みに戻ると予想していて、こまめに水分や塩分を摂る、日射を避けるなど熱中症対策を呼びかけています。 -
芝平山の絵図 虫干しで1年ぶりお目見え
伊那市高遠町に古くから伝わる「芝平山の絵図」の虫干し作業が16日に行われました。
この日は、芝平山の絵図を保有する高遠町長藤地区の6部落の代表などおよそ10人が見守る中、絵図の入った箱が1年ぶりに開封されました。
「芝平山の絵図」は宝永3年、1708年に、伊那市と諏訪市堺にある御堂垣外山の地権争いを治めるために、現在の裁判所にあたる江戸の評定所が作り、両地域に渡したとされています。
虫干しは6部落が持ち回りで担当していて、今年は栗田地区が担当しました。
箱から出された絵図が広げられると、現在の場所と位置関係を確認していました。
また、絵図の裏側にはお互いの領地を荒らさないよう注意書きが書かれています。
近所から絵図を見に来たある男性は「初めて実物を見たが、とても立派なもの。江戸時代から大事に保管されているというのはすごい」と話していました。
栗田地区の伊東修総代は「江戸時代のものが今もなお残っているのはすごいこと。これからも大切に保管していきたい」と話していました。 -
郷土研究会が保科家ゆかりの寺を清掃
伊那市高遠町の高遠郷土研究会は16日、保科正之ゆかりの寺、樹林寺の清掃作業をしました。
この日は、会員およそ40人が参加して境内の草取りや仏閣の掃除をしました。
樹林寺は、慶長6年、1601年に、保科正之の義理の父、保科正光によって建てられた寺で、現在住職はいません。
そのため、研究会では保科正之ゆかりの寺を残していこうと、毎年樹林寺の清掃作業をしています。
また研究会では、その歴史を後世に語り継ごうと、およそ30年前に石碑を建て、保科正之の功績を偲んでいます。
北原俊和会長は「この寺が保科正之公のゆかりの地であるということを後世に伝える手伝いが少しでもできればうれしい」と話していました。 -
下川手住民が交通安全学ぶ
伊那市美篶下川手のお年寄りが14日、交通安全について学びました。
下川手の社会福祉協議会と交通安全協会が開いた出前講座で、地域のお年寄りおよそ30人が参加しました。
長野県は今年、交通死亡事故が多発していて、伊那警察署管内では13日までに5人が死亡しています。
これを受け、交通事故をなくそうと出前講座が開かれ、美篶駐在所の宮下義史さんが話をしました。
宮下さんは、交通事故で死亡した人の半数以上が高齢者のため、道路の横断や自動車の運転に注意するよう呼びかけました。
注意点として、一時停止の交差点では必ず止まること、自動車 に乗ったらシートベルトを締めることなどを挙げていました。 -
ボランティア・地域活動応援センターに登録する市内の住民13人が被災地に出発
伊那市社会福祉協議会の「ボランティア・地域活動応援センター」に登録する市内の住民13人が、今朝、東日本大震災の被災地岩手県山田町に向け出発しました。
15日5時半に、出発式が福祉まちづくりセンターで行われ、家族や社協の職員などおよそ30人が見送りました。
被災地に派遣されるのは、一般公募で集まった10代から60代までの13人です。
派遣先の岩手県山田町は、太平洋に面した町で、沿岸部では津波による壊滅的な被害を受けました。
現在も、復興が進まず手つかずのままの場所もあり、派遣されるボランティアは、がれきの撤去作業などを行うということです。
伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長は「暑い中の作業となるので、自分の体に無理のないよう、復興の力となるよう頑張ってほしい」と激励しました。
作業は、16日、17日の2日間を予定しています。 -
最高気温35.3度 今年初めて35度を越える猛暑日
伊那地域の15日の最高気温は35.3度と、今年初めて35度を越える猛暑日となりました。
15日の伊那地域は、太平洋高気圧に覆われた影響で朝から強い日差しとなり、最高気温は平年より7.6度高い35.3度を記録しました。
これは、現在の場所で統計調査を開始した1993年平成5年以降3番目に高い気温です。
長野地方気象台では、▽こまめに水分や塩分を補給する▽カーテンで日差しを遮る▽冷房を適切に利用し、室温に留意するなど、熱中症に対して十分な対策をとるよう、呼び掛けています。
JA上伊那では、農作物の管理に注意するよう呼びかけています。
水稲では、高温障害を避けるため、出穂期における水の管理に注意するよう指導しています。
野菜などについては、干ばつ対策として、潅水や遮光資材を活用し、気温の低下に努めるとともに害虫の予防防除に努めるよう呼びかけています。
伊那地域は、7月8日から15日まで8日連続で最高気温30度以上の日が続いています。 -
伊那市中心市街地再生協議会 タウンステーションを設置
伊那市の商店主や住民などでつくる伊那市中心市街地再生協議会は、いなっせ前の空き店舗に街の拠点施設となるタウンステーションを設置します。
これは、14日開かれた協議会の下部組織、中心市街地再生プラン実行委員会の会議で報告されたものです。
実行委員会は、県の伊那市中心市街地再生事業に基づいて組織されたものです。
タウンステーションが設置されるのは、いなっせ前のおよそ100平方メートルの空き店舗です。
タウンステーションは、商店主同士の交流や、観光客に対する情報発信の場にしていきたいとしています。
オープンは8月上旬を予定し、月曜から金曜まで常時スタッフ2人を配置するということです。
また、実行委員会では、親しみやすい組織となるよう会の名称を「伊那まちの再生やるじゃん会」としました。
会では、今後も活力と賑わいのある街づくりに向け取り組んでいくということです。 -
竜西保育園 園庭のせせらぎ水路で水遊び
伊那市の竜西保育園の園児は、園庭をながれるせせらぎで、水遊びを楽しんでいます。
竜西保育園の近くには、艶三郎(つやさぶろう)の井(い)と呼ばれる、この地域一体を古くからうるおしてきた水路があります。
竜西保育園では、毎日この水を園内にあるせせらぎに引き込み、園児立ちが水遊びを楽しんでいます。
せせらぎには、水路から流れてきた水生生物などもいます。
竜西保育園では、毎週水曜日には、庭を開放しているという事で、親子連れが、せせらぎを楽しんでいるということです。 -
外国人の不安解消へ 原発講演会
NPO法人 伊那国際交流協会は多くの外国籍住民が震災や原発事故に対して不安を持っていることから、13日夜、伊那市の創造館で、講演会を開きました。
13日夜は、伊那国際交流協会の会員や、一般など20人ほどが参加しました。
伊那国際交流協会によると、東日本大震災後、原発事故の影響についてなどの問い合わせが数多くあったということです。
本国の家族から日本にいると危険なので帰国するようにと家族からいわれる外国籍住民もいるということで、協会では、不安を解消してもらおうと今回講演会を開きました。
講師を担当したのは、協会の会員で、チェルノブイリ原発事故への救援を25年間にわたり続けている伊那市富県の小牧崇さんです。
小牧さんは、「放射能は、風や雨によって運ばれる」と話しました。
チェルノブイリ事故で放射能に汚染された地域と日本地図を重ね合わせ、もし、浜岡原発で事故が起きたら、関東一体が汚染地域になる可能性があることを示しました。
また、チェルノブイリでは、車などが汚染地域から地域外に出るときは、水で洗浄されていた事を示し、日本の対応の遅れを指摘していました。
会場では、中国語とポルトガル語で、外国籍住民に対して通訳も行われていました。
国際交流協会では、講演会を通して、正しい知識を身につけ、少しでも安心してもらいたいと話していました。 -
King of King杯 大会実行委が義援金
伊那市の市民体育館で開かれたソフトバレーボールの大会、第7回キング・オブ・キング杯の大会実行委員会が10日、東日本大震災の義援金を送りました。
大会長の浜崎由紀子さんが、伊那市に義援金を託しました。
義援金は大会参加費の一部、3万円です。
大会には、県内外から92チームが参加し、熱戦を繰り広げました。 -
伊那市観光協会伊那支部 10年ぶりにポスターのデザインを一新
伊那市観光協会伊那支部は、旧伊那市の桜をPRしようと、10年ぶりにポスターのデザインを一新します。
ポスターに選ばれたのは、アドコマーシャル株式会社の作品です。
ポスターは、春日城址公園の桜を写したものです。
作品は、高遠の桜を見た後に旧伊那地区の桜も楽しんでもらいたいというテーマにもっともあっていることなどが評価されました。
ポスターは、来年2月上旬を目標におよそ200枚作成し、市内の観光施設やJRの駅などに掲示するということです。
なお、11日開かれた総会では、11月3日にJR東海、JR東日本と共同企画によるウォーキングイベントを今年も実施することや、米の道権兵衛峠を歩こうが廃止になったことから、峠を活用した新たな事業を検討することが確認されました。
また、11月に姫路で開催されるB竏・グランプリに今年初めて正会員として参加するローメンをどのように支援するか、伊那北駅の100周年も大きな観光の目玉の一つといった意見もありました。
伊那観光協会の向山公人伊那支部長は、「震災の影響もあり、経済的にも影響を受ける中、信州の涼しい風を受け、癒しの時間をすごしてもらうのも観光のあり方のひとつ。地域の良さを再認識して、取り組みを進めてもらいたい」と話していました。 -
元信州大学教授、山寺喜成さん貝付沢視察
平成18年7月豪雨災害から15日でちょうど5年になります。
貝付沢の氾濫で、土砂が民家や農地に流れ込むなどの被害がでた伊那市西春近諏訪形では13日、地域住民と専門家による現地の視察が行われました。
現地を訪れたのは、元信州大学教授で緑化工学専門の山寺喜成さんです。より詳しい調査をするため、山寺さんの研究チームから地質と水に関する専門家も同行しました。
案内したのは、貝付沢で植樹をするなど災害に強い山づくりをしようと活動している諏訪形区を災害から守る委員会のメンバーです。
山寺さんは、貝付沢は大雨などの災害に弱く非常に危険だと話します。
「風化している厚い土層の上の木は土層を固定していない。大雨が降るとそれが崩れやすい」
貝付沢周辺の土は花崗岩が崩れてできたもので、砂のようにサラサラしていて、水を含むと一気に流れおちる可能性があるという事です。
土砂の深さを計る土壌検査棒を差し込むと3.8mまで簡単に沈みました。
平成18年豪雨災害から5年が経過し、上伊那の災害に強い山づくりについて山寺さんは次のように話しています。
「私の目から見るとほとんど進んでいない。災害をもう忘れ去っている。緑があれば復旧したと思っている。弱い緑を作って満足してはだめ」
山寺さんは、今後も継続して貝付沢の調査を進め、災害に強い山づくりに何が必要か科学的に示していくという事です。
また委員会では、垂直方向に太い根をはる木を育てる「保育ブロック工法」を山寺さんから教わり、活動に活かしていく計画です -
自治体職員が放射線に関する知識深める
県や市町村職員が放射線に対する知識を深める連絡会議が13日、伊那市役所で開かれました。
連絡会議は、環境や、教育、上下水道などを担当する職員に放射線測定などへの対応について、理解してもらおうと県などが開いたものです。
会議では、財団法人放射線計測協会の中村力さんが様々な測定器を示しながら、放射線の基礎知識について説明していました。
参加者からの、空気中の放射線量の数値に問題がなければ芝生や土壌も安心できると考えてよいかという質問には、安心とはいえない、芝生や土壌もきちんと計るべきと答えていました。
また測定器は様々な機種が市販されているが、国家基準は保たれているのかとの質問には、必ずしも保たれているとは、言えないと答えていました。
県では、放射線問題は、過去に経験がなく、手探りの状況。
行政機関が連携して対応する必要があるとしています。 -
第93回全国高校野球長野大会 12日の結果
第93回全国高校野球長野大会。12日行われた上伊那勢の試合結果をお伝えします。
伊那弥生ヶ丘高校は、7対11で松本工業高校に敗れました。
13日は、辰野高校対松商学園高校、伊那北高校対小諸高校の試合が予定されています。 -
南大東島の子どもたちが今年も伊那に
伊那市と市民レベルの交流を続けている沖縄県南大東島の子どもたちが、今年も伊那にやってきます。
8月20日には、伊那文化会館で南大東島コンサートが開かれます。
9日、伊那市のいなっせでコンサートの実行委員会が開かれ、ポスターやチケットが委員に配られました。
青パパイヤがとりもつ縁で始まったコンサートは、2005年、平成17年に初めて開かれ、それ以来1年おきに開催されていて、今回で4回目となります。
今年は、おなじみの大東太鼓碧会とボロジノ娘に加え、北大東島から北曙会、久米島の登武那覇太鼓の子どもたちも出演し、本場のエイサーも披露される予定です。
伊那に来るのは、大人も含め60人で、8月18日から22日まで滞在します。
そのうち2日間は、ホームステイをする予定で、実行委員会では、受け入れ可能な市民の協力を呼びかけています。
コンサートは、前売り大人1,500円、子ども700円で、産直市場グリーンファームや伊那文化会館などでチケットを購入できます。
実行委員長の小林史麿さんは、「このコンサートの持つ意義は、大きい。英知を集結して、成功させたい」と話しています。 -
春の高校伊那駅伝 来年3月18日開催
来年2012年に行われる春の高校伊那駅伝は、3月18日に行われることが12日、決まりました。
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が伊那市内で開かれ、事業計画が承認されました。
2012年の男子第35回、女子第28回春の高校伊那駅伝は、3月18日に伊那市陸上競技場発着で行われます。
来年の大会では、これまで男女共に第1区のみ導入していた自動計測システムを全区間に導入します。
今年の大会は、東日本大震災を受け中止となりましたが、これにより出場できなかった選手の救済措置も検討します。
伊那駅伝は新人大会で1、2年生のみが出場するため、今年登録していた県内チームの現3年生に限り、出場について今後検討するということです。 -
第2次伊那市地域情報化計画を策定
情報通信技術を活用して地域の情報化を推進する伊那市地域情報化審議会が12日伊那市役所で開かれました。
伊那市では平成19年3月に第1次伊那市地域情報化計画を策定しました。
今回、第1次計画をもとに、第2次の計画を策定します。
12日は、第1回目の審議会が開かれ白鳥孝市長から委嘱書が手渡されました。
委員は、学識経験者や各種団体など8人で構成し、委員長は信州大学農学部教授の廣田満さんに決まりました。
審議会では、白鳥市長が廣田委員長に地域情報化計画について計画案を諮問しました。
それによりますと、「安心・便利で暮らしやすい活気のあるまちづくり」を基本理念に、市民サービスの向上、情報が身近にあるまちづくりなどを目標に情報技術を活用した取り組みを進めます。
今回、新たに災害時における情報伝達や収集ができる環境づくり、電子市役所の推進、地域防災計画との業務継続計画への対応などを盛り込みました。
審議会では、今年11月中旬を目途に計画を市長に答申することになっています。 -
ブルーベリー収穫最盛期
伊那市高遠町の勝間では、ブルーベリーの収穫作業が最盛期を迎えています。
今年は、糖度も高く出来が良いということです。
伊那市高遠町勝間のブルーべリー畑では、朝早くから収穫作業が行われています。
地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」が桜以外の観光資源にしようと7年前から栽培しています。
今年は、春先の寒さで1週間ほど収穫が遅れているということですが甘みが強く出来は上々ということです。
現在、さくらの里近くにある30Rの畑には6種類1000本のブルーベリーが植えられています。
12日は、組合のメンバー達がびくを腰に巻いて色づいたブルーベリーを収穫していました。
今年は、木の剪定方法を改善しました。
朝摘んだブルーベリーは、網目の篩で選別した後パック詰めされます。
今年は去年並みの400キロを出荷する予定です。
このブルーベリーは、高遠さくらホテルやさくらの湯などで販売されています。
価格は、400円から600円です。
また、午前中は摘み取り体験も行っていて500円で食べ放題となっています。 -
社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が9日、南箕輪村民センターで開かれ、飯島町西岸寺の平野泰成副住職が講演しました。
社会を明るくする地域づくり大会は、犯罪や非行の防止と、犯罪者の更生に理解を深めてもらおうと、社会を明るくする地域づくり実行委員会が開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
大会では、飯島町西岸寺の平野副住職が「東日本大震災被災地での救援活動に携わって」と題して講演しました。
平野さんは被災地の状況について「テレビでは見ていたが、実際に現場で見た惨状はそれ以上のものだった」と話していました。
平野さんは「被災してつらい思いをしている現地の人たちなのに、帰るときに多くの人が見送りに来てくれた。人の暖かさを感じた」と話していました。 -
伊那市防災訓練 避難所宿泊体験
伊那市は、9月に実施する市防災訓練で希望する市民に実際に避難所で宿泊してもらう、体験訓練を初めて実施します。
伊那市防災訓練は、春富中学校の体育館で、9月3日から1泊2日の日程で行われます。
3月の東日本大震災を受け、より実践に近い訓練として、伊那市では、今年度、市職員が運営する基幹避難所の開設と体験訓練を初めて実施します。
市職員は避難所の開設と運営を行い、市民の希望者が避難所生活を体験します。
避難所では、電気や水道等のライフラインが停止した状況を想定し発電機の設置や給水車での水の運搬などが行われます。
また、4日には、各地からの避難者受け入れを想定し、安否確認や、避難所での地域コミュニティづくり等の訓練も実施される計画です。
市では、これまでの概念にとらわれず、あらゆる事を想定し、いざという時の為に、備えていきたいとしています。 -
伊那市放射線測定 9月から実施
伊那市は、9月から放射線量の測定を実施します。
これは、11日開かれた、伊那市安全会議の中で報告されました。
市は、放射線量の測定を9月中旬から実施し、測定結果はホームページで公開します。
測定場所は、伊那市役所、高遠町総合支所、長谷総合支所の3カ所で実施され、それぞれの場所で週一回測定をする計画です。
白鳥孝市長は「今回の震災で、放射能の危険を身近にあると実感した。あらゆる面で備えていきたい」と話していました。
伊那市によりますと、長野県内には放射線に対する安全マニュアルは無いという事です。
市では、基準となる数値について、県と検討を進め、今後、放射線に対するマニュアルを作っていきたいとしています。
市では、空間放射線量の測定を行う事で、市民の不安を取り除き、安心感をもってもらいたいとしています。 -
上伊那消防広域化に向け検討する研究会 発足
上伊那消防広域化に向け検討する研究会が12日、発足しました。
12日は、伊那市役所で初めての会議が開かれ、伊那消防組合と伊南行政組合の関係者など15人が出席しました。
研究会では、現状の分析と課題の報告、広域化に向けた将来像などについて協議します。
12日の会議では、正副委員長が選任され、委員長には伊那消防組合の伊藤清消防長が、副委員長には、伊南行政組合の宮下孝消防長がそれぞれ選ばれました。
伊那消防組合の白鳥孝組合長は「消防の一本化と無線のデジタル化に向けよりよい方向に向かうよう、もれのない対応をとっていきたい」と話していました。
2回目の研究会は、8月上旬を予定しています。 -
理鏡坊が縁 旧吉良町から
赤穂浪士討ち入りで、吉良上野介の使用人でその後僧になった理鏡坊の縁で、10日旧吉良町、現在の西尾市の住民39人が、伊那市青島の円通院を訪れました。
旧吉良町にある花岳寺の座禅会の参加者39人が研修旅行で訪れました。
理鏡坊は、各地を行脚し伊那市の仲仙寺に長くとどまったあと、青島の観音堂で亡くなったとされています。
一行は、観音堂で手を合わせると、般若心経を全員で唱えていました。
出迎えたみすず青島の理鏡様を語る会は、理鏡坊の一生をわかりやすく語る手作りの紙芝居を披露し、大きな拍手を受けていました。 -
伊那市中心市街地でちびっこ駅伝
伊那市の中心市街地で開かれた「ぎおん祭歩行者天国」に合わせ10日、ちびっこ駅伝が行われ、園児が商店街を駆け抜けました。
ちびっこ駅伝には、伊那市内24保育園から57チーム538人の園児が出場しました。
これは、市街地の活性化を目的に毎年行われれている恒例行事で、沿道では多くの保護者が声援を送っていました。
子ども達は、8人でタスキをつなぎ、480メートル先の八幡町のゴールを目指していました。
また、歩行者天国ではこの他、いなっせ横の広場に上伊那建設労働組合伊那大工分会のブースが設けられ、被災地支援のチャリティ包丁研ぎや住宅工事の無料相談会などが行われました。
伊那大工分会では、集まったお金で東北の被災地に出向き、支援活動を行うということです。