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伊那商工会議所 オンラインショップを新設する会員小売事業者対象に補助
伊那商工会議所は、コロナ禍での商品の販路開拓などを目的に新たにホームページ上に「オンラインショップ」を開設する小売業者を対象とした独自の補助制度を新設しました。
15日は、伊那市の伊那商工会館で補助制度新設に関する記者会見が開かれました。
伊那商工会議所のホームページでは、オンラインショップを開設している会員店舗22店を紹介しています。
オンラインショップは、インターネット上で商品やサービスの売買を行うウェブサイトです。
コロナ禍で商品の販路開拓と新規顧客の獲得を目指す会員小売業者を応援しようと、オンラインショップを開設する際にかかる費用の2/3上限10万円を補助します。
従業員数が概ね10人以下で、システムの構築を会員事業者に発注することなどが条件です。
申請期間は、2月15日から6月30日までとなっています。
連絡先 72-7000 伊那商工会議所 -
差別のない社会の実現を目指す人権尊重審議会
差別のない社会の実現を目指す人権尊重の明るい伊那市づくり審議会が4日伊那市役所で開かれました。
審議会では伊那市の人権事業に関する報告が行われました。
児童虐待に関する報告によりますと今年度は昨年12月までに80件の虐待の通告があったということです。
市では虐待を受けた児童への的確な対応のため通告から48時間以内に関係機関の協力のもと安否確認を行っているということです。
ほかに外国人支援策として相談窓口に通訳を常時1名配置したことが報告されました。
審議会ではほかに貧困対策について意見が交わされ委員からは「貧困状況を表に出せない家庭もあると思う。SNSを活用して相談する場を提供すればよいのではないか」といった意見が出されていました。
人権尊重の明るい伊那市づくり審議会は人権意識定着のための取り組みについて協議するもので人権擁護委員協議会や伊那市福祉団体連絡協議会など11団体で
構成されています。
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即興音楽の演奏会
型にはまらない即興音楽の演奏会が6日、伊那市荒井の「本と雑貨と音楽の店 黒猫」で開かれました。
演奏会では鍵盤ハーモニカとウッドベースの即興音楽が披露されました。
鍵盤ハーモニカを演奏しているのは東京生まれで現在は駒ケ根市に住む夏秋文彦さんです。
ウッドベースは埼玉県生まれで伊那市に住む水谷浩章さんです。
演奏会は黒猫経営者の田口史人さんが伊那地域に移住してきた演奏家の独創的な音楽を楽しんでもらおうと企画したもので店内には約15人が集まりました。
伊那谷を拠点に活動している2人は、「この地域で即興音楽を盛り上げていきたい。」と話していました。
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特殊詐欺被害防止で街頭啓発
伊那警察署は特殊詐欺被害防止を呼び掛けるための街頭啓発活動を15日に上伊那6か所で行いました。
伊那市の八十二銀行伊那支店では伊那警察署の署員が年金の支給日にあわせて特殊詐欺被害防止のため呼び掛けました。
伊那支店の前で来店客に啓発グッズを配布しました。
グッズには特殊詐欺被害防止を呼び掛ける携帯用消毒液入れやティッシュ、チラシが入っています。
伊那警察署管内では今年の特殊詐欺被害が昨日までに2件起きていて、被害総額が107万円です。去年は1年間で6件で被害総額は866万円でした。
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幼児教育支援プログラムで伊那市の保育園が奨励園
ソニー教育財団が主催する幼児教育支援プログラムで伊那市にある保育園3園が奨励園に選ばれました。
奨励園に選ばれた高遠保育園、西箕輪南部保育園、西春近北保育園の園長が1月22日に伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に報告を行いました。
テーマは「科学する心を育てる」でそれぞれの園が論文を提出しました。
高遠保育園は遊びの環境を工夫することで、子供に「面白がる」「不思議がる」意欲を持たせたということです。
西箕輪南部保育園は園で飼っているヘビの世話を子供たちがしている様子をまとめました。
西春近北保育園は子供が疑問に思うことを保育士が一緒に考え、手助けすることで達成感や満足感を共有したことをあげました。
ソニー教育財団は、子供たちが人や自然などに関わることで、豊かな感性と創造性を育む保育園を毎年表彰し助成を行っています。
今年度は全国から136園の応募があり、最優秀園2園、優秀園8園、優良園13園、奨励園47園が選ばれました。
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自衛隊伊那地域事務所 山寺に移転
自衛隊長野地方協力本部の伊那地域事務所が伊那市荒井から山寺に移転し、14日に現地で開所式が行われました。
式では、三笠展隆本部長から北爪孝幸伊那地域事務所長に看板が手渡されました。
事務所は、荒井のJR飯田線伊那市駅北側のビルから山寺の南信森林管理署1階に2月1日に移転しました。
上伊那地域での自衛官募集のための広報活動が主な業務で、昨年度は17人が入隊しています。
式で三笠本部長は、「地域の絆を醸成すべく一致団結して取り組んでいきたい」と挨拶し、北爪所長は「与えられた任務を遂行していきたい」と話していました。 -
伊那市民体育祭 スキー競技
第67回伊那市民体育祭のスキー競技が、伊那スキーリゾートで14日、開かれました。
スキー競技には、伊那市を中心に小学1年生から一般まで約60人が参加しました。
500メートルのコースを滑りタイムを競うもので、11本の旗の横を通ってゴールを目指します。
参加者は、スタートの合図とともに勢いをつけてコースを滑っていました。
主催した伊那市スポーツ協会では、「去年は雨で中止となったが今年は天候に恵まれて無事に開くことができた。競技を通してさらにスキーに親しんでもらいたい」と話していました。
小学生女子の部1位・・・北村美香さん(高遠小5年)
小学生男子の部1位・・・宮下朔人くん(美篶小6年)
中学生女子の部1位・・・宮下楓さん(東部中3年)
中学生男子の部1位・・・北村一歩くん(高遠中2年)
一般女子の部1位・・・福澤雅美さん
マスター女子の部1位・・・柴田妙子さん
マスター男子の部1位・・・宮原幸春さん
一般男子2部1位・・・西村栄さん
一般男子1部1位・・・橋本嶺さん
スノーボード小学生男子の部1位・・・丸山司くん(高遠小4年)
スノーボード中学生男子の部・・・鈴木廉人くん(箕輪中1年)オープン参加 -
気温16.2度 暖かい1日
14日の伊那地域の最高気温は午後3時に16.2度を記録し、4月上旬並みの暖かい1日となりました。
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ドライブスルーでテイクアウト料理を堪能
車に乗ったままドライブスルーで地元のテイクアウト料理を楽しむことができるイベントが、伊那市の伊那ハウジングセンター南の駐車場で14日、開かれました。
午前11時には、テイクアウト料理を購入しようと、多くの車が列をつくっていました。
出品しているのは、伊那ローメンズクラブに所属する8店舗で、ローメンや山賊焼き丼、焼き肉弁当などが並びました。
イベントは、市内の広告代理店アドコマーシャルが開いたもので、コロナ禍でも多くの人に地元飲食店の料理を楽しんでもらおうと、伊那ローメンズクラブの出展委員会が企画しました。
訪れた人は、メニュー表を見たり、クラブのスタッフに注文をして買い物を楽しんでいました。
イベントは、去年11月に続いて2回目で、この日は約200台の車が会場を訪れたということです。
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あまご放流
天竜川漁業協同組合は、渓流釣りシーズンを前に上伊那の主な川であまごの成魚を12日、放流しました。
放流されたのは全長が18センチから20センチで重さは80グラムほどのあまごです。
12日は、組合員がトラックで運んできたあまごをバケツに移し変え伊那市長谷の黒川など3か所に放流しました。
天竜川漁協では、8日から放流を行っています。
12日が最終日で、全体でおよそ400キロ分、5000匹を放流しました。
渓流釣りの解禁は16日の午前0時で遊漁料は年間券が6600円、日釣り券が1100円です。
12日の黒川の水温は2度で、天竜川漁協では、水温が10度ほどになる4月頃から釣果が期待できるのではないかと話していました。
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地域に笑顔を 園児が人形飾り
伊那市高遠町の高遠保育園と高遠第2・第3保育園の園児は、地域の人たちに喜んでもらおうとだるま市恒例の人形飾りを霜町商店街駐車場に10日飾り付けました。
10日は高遠保育園と高遠第2・第3保育園の園児が飾り付けを行い、記念写真を撮っていました。
毎年2月11日に行われている高遠だるま市は新型コロナの影響で中止となりました。
高遠と高遠第2・第3保育園では地域の人たちに喜んでもらおうと、商工会の協力もあり人形飾りを展示する事にしました。
高遠保育園は、年長がだるまのちぎり絵、年中が牛乳パックで作った牛の置物、年少が吊るし飾りを作りました。
1月から準備を進めてきたという事です。
高遠第2・第3保育園は保育園で世話をしていた羊の人形を段ボールと毛糸で作りました。
他に、園児一人ひとりの夢も飾られています。
園児が作った人形飾りは11日まで展示される予定です。
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弥生2年生課題探究発表会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の2年生は、総合的な探究の時間で1年間取り組んできたことについての発表会を4日、学校で開きました。
この日は、2年生約240人が、食品ロスや農業、福祉など13の分野で114のグループに分かれて発表しました。
来年度、課題探究の学習をすることになっている1年生のほか、学習の中でお世話になった外部講師らが学校を訪れ、発表を聞きました。
このうち、起業について学習してきたグループは、実際に水産養殖の分野で起業した人に仕事内容を聞き取って、必要な準備の内容や方法について発表していました。
そばの実の活用法について学習してきたグループは、新型コロナウイルスの影響で消費量が落ちたそばの実を、多くの人に食べてもらえるよう、そばを使ったピザやパフェなど、アイディアを出し合ったことを発表しました。
総合的な探究の時間は、去年から始まったもので、生徒が自主的にテーマを決めて地域の課題解決などに取り組むものです。 -
伊那食品工業従業員の作品展
伊那市の伊那食品工業の従業員による作品展「未来の明工展」が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、絵画や写真、手芸品など約200点が並んでいます。
伊那食品工業の従業員有志ら10人の趣味や特技を活かした作品展となっています。
コロナ禍で暗いニュースが続く中、訪れた人に楽しんでもらおうと今回初めて開かれました。
作品展は、13日(土)まで、かんてんぱぱホールで開かれていて、入場は無料です。
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保育園入園準備品 17日から販売
伊那市の障害者多機能型事業所輪っこはうす・コスモスの家では、保育園入園準備品の販売に向け、手提げかばんや弁当袋などの製作がピークを迎えています。
9日は、事業所の利用者がミシンを使って作業を行っていました。
制作しているものはすべて伊那市の公立保育園指定のサイズになっています。
男の子用と、女の子用の柄があり、どれも1点物となっています。
輪っこはうす・コスモスの家では、利用者の工賃アップのため5年ほど前から入園準備品の製作を行っています。
価格は、絵本袋と着替え袋が2,600円、パジャマ袋は2,400円です。
弁当袋は500円。
歯ブラシとコップを入れる袋は400円です。
すべてセットで買うと8,500円です。
手提げ紐の部分は色を変えているほか、表と裏で柄が異なるデザインになっています。
保育園入園準備品の販売は17日から19日の3日間、伊那市役所1階で行われることになっていて、時間はいずれも午前10時から午後1時までです。 -
伊那市の小学校の給食に経木を使用
伊那市が進める50年の森林ビジョンの一環で、市内の小学生の給食に、木を薄く削った「経木」を使う取り組みが始まりました。
伊那市長谷の長谷小学校の給食です。
9日の献立は長芋のコロッケとりんごのサラダ、豆腐の味噌汁で、コロッケの下に敷かれているのが経木です。
伊那市産のアカマツが使われています。
子どもたちは、匂いを嗅いだりしながら給食を味わっていました。
伊那市では50年の森林ビジョンの一環で、地域産材の有効活用に取り組もうと経木に着目しました。
子どもたちにも経木を知ってもらおうと、市内全ての小学校の5,6年生の給食に使われることになりました。
伊那市の職員は、「経木は昔、包装紙や皿の代わりに使われていました。水や油をよく吸うので包んだものを良い状態でキープでき、木を使っているので環境にやさしいです」と子どもたちに説明していました。
伊那市では他に、飲食店への経木の無料サンプルの配布や市主催の会議で弁当に利用するなどの取り組みを行っています。
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移住者向け「地域の教科書」リニューアル
伊那市は移住した人向けに配布している地域の情報誌「地域の教科書」をリニューアルしています。
伊那市は移住した人向けに地域の紹介や行事、区費などの情報をまとめた「地域の教科書」をリニューアルしています。
伊那地区は終了し、高遠町、長谷地区は3月末までに終了予定です。
地域の教科書は2015年度に初めて作成され現在、伊那市の135地区で配布されています。
掲載されている情報が古くなってきたことから、最寄りのスーパーや医療機関の情報、新たにゴミの収集日についても掲載しています。
「地域の教科書」は伊那市役所1階の市民ホールの専用棚に置かれているほか、今後は各地区で自治会に加入した人にも配布するということです。
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東春近小4年生 1/2成人式で節目祝う
伊那市の東春近小学校の4年生は、20歳の半分を祝う1/2成人式を、8日に行いました。
式では、4年生2クラス50人が、各クラス4グループずつに分かれて「自分たちの10年を知る」をテーマに発表しました。
東春近小では、10歳の節目を祝う1/2成人式を、およそ20年前から行っています。
今年は新型コロナの感染防止対策として、クラスごとに会場を分けて実施しました。
児童らは、この日のために自分たちの10年を知るためのアンケート調査を行っていて、その結果をもとにタブレットを使って表やグラフを作り発表していました。
他に、今がんばっていることや将来の夢について1人ひとり事前に撮影した動画が上映されました。
東春近小では、「今回の経験が今後の人生の活力になればうれしい」と話していました。 -
VC長野ホームで連敗
バレーボール男子Vリーグ1部のVC長野トライデンツは7日、伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで大分三好と対戦し6日に続き敗れました。
リーグ9位のVC長野は10位の大分三好と対戦しました。
VC長野のホームゲームの試合ということもあり会場には多くのファンが集まり声援を送っていました。
第2セットは32対30と大接戦をものにしました。
しかし試合はセットカウント1対3で敗れました。
VC長野は3勝19敗、順位は10チーム中9位。大分三好は2勝20敗で10位となっています。 -
医療従事者にローメンを無償で提供
伊那ローメンズクラブはコロナ禍で働く伊那中央病院の医療従事者やその家族に7日ローメンを無償で提供しました。
伊那中央病院の建物裏側にテントが張られクラブのメンバー約10人が手際よくローメンを作っていました。
中病の医療従事者やその家族が列を作り出来立てのローメンを受け取っていました。
コロナ禍で働く人やそれを支える家族に喜んでもらおうと行われたもので1,400食が用意されました。
白鳥孝伊那市長も応援に駆け付けパックに入ったローメンを手渡していました。
中病では患者への感染リスクを避けるため家族以外との会食が禁止されているということです。
提供されたローメンは出勤の人たちはお昼に食べ、休みの人たちは持ち帰り各家庭で味わったということです。
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高遠町歴史博物館 古文書講座
伊那市の高遠町歴史博物館が継続して開いている古文書講座が、6日、高遠町地域間交流施設で開かれました。
この日は、第1期生クラスの講座が開かれ、鉾持神社の祭礼についての古文書を読み解きました。
講師を務めているのは、高遠町歴史博物館学芸員の福澤浩之さんです。
受講生は、配布されたプリントの古文書を確認しながら、書かれた文字を読み解いていました。
講座は、平成31年度から始まり、第1期生40人は午前と午後の部に分かれて継続的に学習しています。
2期生のクラスもあり、現在3クラスに分かれて学習しています。
高遠町に残る資料を中心に、古文書を読み解いているということです。
この古文書講座は、来年度も開かれる予定で受講料は無料となっています。
(高遠町歴史博物館 電話94-4444)
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VC長野 大分三好に惜しくも敗れる
バレーボール男子Ⅴリーグ1部のVC長野トライデンツは、伊那市のエレコムロジテックアリーナで、大分三好ヴァイセアドラーと6日に対戦し、フルセットの末負けました。
試合は、序盤の第1セットから、互いに点を取り合う接戦となりました。
VC長野はサーブやスパイクで点を重ねますが、第1セットは23対25で大分三好が取りました。
しかし続く第2セット、戸嵜選手やリヴァン選手を中心に巧みに攻撃を重ね、このセットを25対18で、VC長野が取りました。
第3セットは22対25で大分三好が、続く第4セットは25対19でVC長野が取りました。
試合は最終第5セットまでもつれこみます。
15対10で大分三好がこのセットを取り、VC長野は敗れました。
この日は、地元ファン約300人が応援に駆け付けました。
7日もエレコムロジテックアリーナで大分三好と対戦することになっていて、伊那ケーブルテレビでは、122chで試合の模様を生中継します。 -
高遠中萌えキャラ決定
伊那市高遠町の高遠中学校は、公式の「萌えキャラ」を4日、発表しました。
4日は、午後4時過ぎに「萌えキャラ」が張り出されました。
4人組のキャラクターで「高遠さくら組」と名付けられました。
高遠中学校では、さくら祭り期間中に校庭を駐車場として開放したり、さくら茶を振る舞うなどのボランティア活動を行っています。
「萌えキャラ」は、観桜期などで学校のPRに活用しようと生徒から募集し4人の生徒から6作品が集まりました。
その中から投票で4作品を選びました。
今後は、学校のホームページで紹介される他、地元の店と協力してつくる菓子の包装に使われる予定です。
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VC長野6日7日伊那で試合
バレーボールのVリーグ男子1部のVC長野トライデンツは6日、7日と伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで大分三好ヴァイセアドラーと対戦します。
試合会場となる伊那市のエレコム・ロジテックアリーナでは、スタッフらが横断幕を張ったりコートの準備をしていました。
現在3勝17敗で10チーム中9位のVC長野トライデンツは、10位の大分三好ヴァイセアドラーと対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、6日・7日に行われるVC長野トライデンツ対大分三好ヴァイセアドラーの試合を午後1時50分から122chで生放送します。
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玄そば臼挽自動製粉システム導入
信州そば発祥の地を掲げる伊那市は、西箕輪のみはらしファーム内にある水車小屋を改修し玄そばを持ち込んで臼挽製粉できる自動製粉システムを導入しました。
5日は、玄そば製粉の開始式が現地で行われ白鳥孝市長やみはらしファームの関係者およそ10人が出席しました。
5日は、白鳥市長が製粉機の実演をしました。
蕎麦専用自動製粉機は、玄そば表面の汚れを磨いて落とし、混入している石や枝などを除去する他、最後は、臼挽でそば粉に製粉します。
水車小屋は、伊那市在住の男性から譲りうけ、平成11年にみはらしファーム内に移設・復元したものです。
しかし、老朽化にともない石臼による製粉が困難となったため
伊那市では、水車を修繕し電動の自動製粉システムを導入しました。
地方創生推進交付金を活用し事業費は、およそ1,060万円となっています。
玄そばを入れてからそば粉の仕上がりまで、玄そば2キロでおよそ16分で製粉できるということです。
製粉機は誰でも利用することができ利用料は玄そば1キロ当たり200円です。
管理は、羽広農業公園管理組合が行います。
完全予約制で、時間は午前9時から午後4時30分までです。
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ワクチン接種の体制構築本格化
伊那市は新型コロナウイルスのワクチン接種にかかる費用4,100万円を専決処分とし準備作業を本格化させます。
伊那市が4日発表したものでコールセンターの設営に1,320万円、医療従事者への先行接種委託料に910万円、仕切り板や血圧計、ガウンなど必要な備品の購入に620万円などワクチン接種の準備として総額4,100万円の補正予算を3日付けで専決処分としました。
伊那市ではワクチン接種の体制構築に向け1日付けで正規職員1人を含む2人を増員し準備を本格化させます。
市では「かつて経験したことのない大規模な予防接種が始まる。市民に安心を届けられるよう取り組んでいく」としています。
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80代の男性を助けた女性2人に感謝状
草もちをのどに詰まらせた80代の男性を助けたとして、伊那市荒井の小椋亜須可さんと、伊那市小沢の向山利ノ絵さんに、伊那消防署から4日に、感謝状が贈られました。
この日は、伊那市の上伊那広域消防本部で贈呈式が行われ、伊那消防署の佐藤心吾署長から小椋さんと、向山さんの2人に感謝状が手渡されました。
先月7日の午前11時30分ごろ、伊那市上牧の薪ストーブ販売店、株式会社ノースフィールドに80代の男性が訪れました。
ノースフィールドによりますと、日ごろから地域の高齢者などにショールームを開放し、自由に立ち寄ってもらっているということです。
先月7日にショールーム内で草もちをたべていた男性が、椅子に座ったまま苦しそうにしていたのを向山さんが見つけ、消防に通報しました。
同僚の小椋さんにも声をかけ、2人は消防通信指令員の指示に従い、応急手当をしたということです。
男性を床に寝かせ、何度か背中を強くたたいたり、声を掛け続けたところ、意識が戻ったということです。
男性は市内の病院に搬送されましたが、入院することなく帰宅したということです。
佐藤署長は、「2人の冷静で適切かつ献身的な行動が男性の命を救った」と感謝していました。
なお、男性は後日再び店舗を訪れ「一回死んだ命が助かった」とお礼の言葉を2人に伝えたということです。 -
来期の景況感 再び悪化予想
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向、中小企業レポートによりますと、上伊那の企業の今年の経営の見通しについて、約9割が悪い、または業況改善の見通しは立たないと回答し、先行きが見通しづらい状況となっています。
レポートによりますと、去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は16.2%、悪かったとする企業は55.7%で、業況判断指数はマイナス39.5と、7月から9月の前の期と比べ20.2ポイント上昇し、景況感は持ち直しの傾向がみられました。
しかし今年1月から3月の来期の見通しについては、良いと予想する企業は7.6%、悪いと予想する企業は59.2%で、業況判断指数はマイナス51.6ポイントと、再び悪化すると予想しています。
今年の経営の見通しについての特別調査では、業況の見通しが悪い、または、やや悪いとする企業が約7割を占めていて、約2割の企業が、業況改善の見通しは立たないと回答し、先行きが見通しづらい状況となっています。 -
立春朝搾りを出荷
3日は立春です。暦の上では春となりました。
日本酒「信濃錦」の蔵元伊那市荒井の宮島酒店では、春の始まりを祝う酒「立春朝搾り」の出荷作業が行われました。
午前3時、伊那市荒井の宮島酒店です。
酒の瓶詰作業が行われていました。
立春朝搾りは、早朝に搾りあがった生原酒をその日のうちに味わってもらおうというもので、宮島酒店では21年目です。
酒米には伊那市高遠町の減農薬の美山錦が使われています。
瓶詰作業が行われている部屋の外では、社員が瓶に1枚1枚ラベルを貼り付けていました。
例年、酒販店と協力し作業を行っていましたが、今年は新型コロナ感染防止のため社員のみで行いました。
今年は一升瓶を400本、720ミリリットル入りを1,500本を出荷します。
コロナ禍で飲食店での需要が減っているため例年より25%出荷量が減少したということです。
午前4時には荒井神社の神主による神事が行われました。
宮島敏社長が参列し、無病息災や商売繁盛、また、新型コロナの疫病退散を祈りました。
午前5時過ぎ、安曇野市の酒販店の店主が、早速酒の受け取りに訪れていました。
立春朝搾りは一升瓶が3,200円(税抜き)、720ミリリットル入りが1,600円でです。
伊那市内では、伊那市日影の酒文化いたやで販売されています。
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県内16人感染確認
長野県内で3日、新たに16人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認はありませんでした。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは、大町保健所管内で12人、佐久保健所管内と松本保健所管内でそれぞれ2人です。
3日の午後3時現在、県内で感染が確認されたのは2,314人で、入院しているのは102人、死亡したのは38人です。
また、県は全県に発出していた医療非常事態宣言を4日、解除することを決めました。
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水力発電所の活用考える
水力発電所の活用について考える長野県企業局電気事業天竜川上流地域連携協議会の初会合が1日、伊那市の南信発電管理事務所で開かれました。
協議会は伊那市、上伊那地域振興局、伊那建設事務所、長野県企業局で構成されています。
初会合では伊那市内で建設中の西天竜発電所のほか改修工事を行っている美和発電所、春近発電所、運転中の高遠発電所の4つの水力発電所を地域に親しまれる施設とするための方策などについて協議しました。
協議会議長で長野県企業局の小林透長野県公営企業管理者は「それぞれの発電所が連携し学び、研修の場などに活用できるよう検討していきたい。」とあいさつしました。
長野県企業局では災害に強い地域づくりを目指し水力発電所の建設・改修を進めていて発電所を地域に親しまれるような施設にしていきたいとしています。