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歩いて撮って 田原の魅力探し
伊那市東春近田原地区全体をフィールドに、自然や歴史・文化などのチェックポイントで写真を撮りながら地区内を巡る「歩撮スタラリーが29日に行われ、参加者がラリーを楽しみました。
イベントには上伊那地域を中心に、諏訪市や飯田市などからおよそ100人が参加しました。
3時間の制限の中、3人ほどのチームで地区内に設けられたチェックポイントを探し、その場所の写真を撮って帰ります。
ポイントごとに点数が決められていて、その点数の合計で順位を競います。
チェックポイントのひとつ、畑の中にある祠は近くに住む酒井一族の祖先が祀ったものだということです。
山裾にある庚申塔は、60年に1度地域の無病息災などを祈願して建てられるもので、田原地区に5つある組の中の藤口組が建立したものだということです。
参加者は雨が降る中、およそ40か所あるチェックポイントを探しながら歩いていました。
ある参加者は「通ることはあるけれど寄ることはないので、知ることができておもしろかった」と話していました。
伊那商工会議所青年部商工業委員会の川口宗一委員長は「雨になってしまい残念だったが、参加した人たちが楽しんで田原のことを知ってもらえたならうれしい」と話していました。
発着点の田原公民館に戻ってきた参加者には地元の米や野菜で作ったおにぎりや豚汁が振る舞われました。
ポイント上位者には、地元産の新米やりんごジュースなどが贈られたということです。 -
第12回ふれあい広場
伊那市の福祉のお祭り、第12回ふれあい広場が、23日、市福祉まちづくりセンターで開かれました。
伊那市内の福祉施設やボランティアサークルなどのべ53団体が参加し、趣向を凝らしたブースを出店したり、ステージ発表をしました。
このうち、伊那市狐島にある知的障害者の共同生活援助を行うほっと上伊那はダンスを披露していました。
伊那養護学校は、ブースを出店し、手作り小物などを販売しました。クッキーは特に人気で、販売開始からすぐに売り切れそうになっていました。
伊那小学校6年仁組は、学習してきた点字についてのブースを出しました。4年生の時から学習をすすめ、この日のために準備を進めてきました。来場者は子どもたちが作った点字のクイズを表と照らし合わせながら解いていました。
ふれあい広場は、伊那市社会福祉協議会が開いている福祉のお祭りで、会場では、さまざまなブースを回りスタンプを集めると豪華賞品が当たるスタンプラリーなども行われていました。
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殿様もてなした献立再現
伊那市高遠町長藤の農家食堂「こかげ」は、江戸時代、高遠のお殿様をもてなした献立を再現しました。
弘化2年1845年、旧暦の8月29日の朝食は、エビにマツタケが豪華です。
ぶりは炒り酒で味付けされています。純米吟醸を沸騰させずに梅干しなどとともに煮詰めたもので、照り焼きがつややかです。
藤沢御堂垣外にある本陣跡です。
高遠藩主内藤 頼寧が、参勤交代で江戸から高遠城に帰る際、宿泊したということです。
こちらに伝わる御用書きの控えから再現しました。
再現したのは、御堂垣外の主婦が集まり経営する食堂こかげのメンバーです。
殿様が宿泊した旧暦の8月29日から9月2日までの間に提供された献立の中から再現できる13品を作りました。
旧暦のため、殿様が本陣に宿泊したのはちょうど今頃だということです。
本陣の先代当主の妻 藤澤 節子さんも再現を喜んでいました。
「こかげ」では、現在のところこの献立を提供する予定はありませんが、「せっかく再現できたので、活用していく方法を探りたい。お客様のおもてなしに生かしていきたい」と話していました。
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「地域に開かれたダム」全国連絡協議会
伊那市長谷の美和ダムは国の「地域に開かれたダム」に指定されています。
登録されたダムの関係自治体が集まる全国連絡協議会が、27日伊那市役所で開かれました。
会場には、岩手県や静岡県など7県から26の市町村が集まりました。
地域活性化に活用している「地域に開かれたダム」には全国46のダムが登録されていて、関係する28市町村が協議会に加盟しています。
今回の会を主催した白鳥孝伊那市長は、「ダムは生活にかかわる重要な役目を果たしている。ダムに守られていることを再認識したい」とあいさつしました。
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皇居へ献上の「アワ」収穫
11月に皇居で行われる新嘗祭で献上される雑穀「アワ」の収穫が28日伊那市長谷で行われました。
アワは、伊那市長谷のレストラン「野のもの」の吉田洋介さんが栽培したものです。
この日は吉田さんと長谷の地域おこし協力隊の牛山沙織さんが収穫を行いました。
新嘗祭は天皇陛下がその年の収穫を神に感謝するものです。
毎年47都道府県から、米一升とアワ5合が献上されていて、長野県から今年は吉田さんのアワが選ばれました。
農薬や化学肥料は使わずに育てていて、今年は献上することから特に草取りや鳥よけのネットを張るなど手間をかけてきたという事です。
粒の形や色、大きさなどを選別してそろえ、5合を箱に納め、10月に皇居へ献上することになっています。
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児童がマツタケ狩り体験
伊那市の新山小学校の児童は、マツタケ博士・藤原儀兵衛さんの山で28日マツタケ狩りを体験しました。
マツタケ狩り体験したのは新山小学校6年生10人です。
藤原さんは秋の味覚と収穫の喜びを知ってもらおうと子ども達を山へ招きました。
200メートルほど山を登ると、早速マツタケを見つけ、大事に収穫していました。
この日は92本、6・5キロほどを収穫しました。
採れたマツタケは来週給食の時間に味わうということです。
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サン工業 300万円寄付
伊那市西箕輪に本社を置くメッキ加工業、サン工業株式会社は、子どもたちの健全育成に役立ててもらおうと、300万円を28日に伊那市に寄付しました。
この日は、サン工業㈱の川上健夫社長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業では、次世代を担う子ども達の健全育成に役立ててもらおうと、2013年から毎年寄付を行っています。
今回は、来年2月で創業70周年を迎えることも記念して300万円を寄付しました。
川上社長は「子ども達の教育の一環に役立ててもらうとともに、郷土の良さを知ってもらうきっかけにもしてもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「地元製造業をけん引する存在の企業に寄付をいただけてありがたい。保育園や学校教育の場で有効に使っていきたい」と感謝していました。 -
被災地の布で作品づくり
東日本大震災で被災した呉服店の着物などを使って作品をつくる「ちくちくきものワークショップ」が、伊那市荒井のワイルドツリーで27日に開かれました。
このプロジェクトは、東日本大震で被災した宮城県石巻市の呉服店の着物などを使って、50cm四方の布の作品を作るものです。
伊那市荒井出身でクラリネット奏者の橋爪惠一さんは、震災後楽器を被災地に送る支援を行いました。
その後、妻のしおみえりこさんが被災した呉服店のことを知り、このプロジェクトを始めました。
取り組みは日本のみならず世界33か国に広がっていて、およそ2,300枚の作品が完成したということです。
作品づくりは、被災地の布が無くなるまで続きます。
10月12日に、橋爪さんのコンサートが伊那市のいなっせで開かれる予定で、会場にはおよそ300枚が展示されることになっています。
また、津波で流されてしまった石巻市の文化ホールの新しいホールが2020年に完成する予定で、プロジェクトではホールの緞帳に作品を使用してもらうよう呼び掛けているということです。
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旧井澤家住宅でおからこ作り
伊那市西町の旧井澤家住宅で十五夜に月に供えて五穀豊穣に感謝するおからこ作りが26日行われました。
伊那部宿を考える会では、地域の風習を伝えていこうと13年前から毎年、おからこ作りを行っています。
26日は、もち米で作ったおからこや地元で採れたカボチャ・ネギ、里芋などを縁側に並べました。
今夜、月に供え27日の夕方、おからこ汁にして味わうということです。
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伊那西小に水車が復活
昭和43年に設置された伊那西小学校の学校林にある水車がおよそ10年ぶりに動き出しました。
26日は、全校児童52人が集まり水車を回す会が開かれました。
学校林にある水車は昭和43年に当時の校長が貴重な文化遺産を後世に伝えていこうと平沢地区から譲り受けたものです。
伊那西小学校では、全校児童が集いプールから水を引いて水車を回す「林間水車を回す日」が平成5年まで行われていました。
しかし水車の老朽化に伴い、この行事は平成5年に終了となりました。
平成20年に当時の6年生とその保護者達が修復し一度は復活しましたが再び動かなくなりました。
今回、伊那西地域を盛り上げようと活動する地元有志が今月、修復作業にあたりました。
学校林で間伐したさくらの木を使って水車台などを直しました。
さくらの木は水に強く腐りにくいということです。
伊那西小学校では、学校の宝として郷土の暮らしや歴史を調べるなど学習に活用していくとしています。
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伊那市と三井住友海上 包括連携協定へ
伊那市は、東京に本社を置く三井住友海上火災保険㈱と地方創生に関する包括連携協定を来月1日に結びます。
県内の市町村では初めての締結となります。
これは、26日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が公表したものです。
連携事項は、観光資源のPRや現在、伊那市が進めているIoTやAIを地方創生に活用する取り組みの有効活用などだということです。
伊那市によりますと県内の市町村では初めてで、全国の市では14番目の締結になるということです。
三井住友海上火災保険㈱との包括連携協定の締結式は来月1日に市役所で行われることになっています。
また、連携協定締結のキックオフイベントとして元オリンピック選手で三井住友海上女子陸上競技部アドバイザーの土佐礼子さんの講演会が来月31日に市役所多目的ホールで予定されています。
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燈籠祭 山車・高遠囃子練り歩き
豊作に感謝し無病息災を祈る伊那市高遠町の鉾持神社の燈籠祭の本祭が、23日、高遠町商店街で行われました。
鉾持神社の参道には、本町と仲町の山車が並びます。
高遠囃子の練り歩きに続いて、山車が商店街を巡行しました。
2つの町の山車は、いずれも、江戸時代に作られたものだということです。
高遠の燈籠祭は、五穀豊穣や無病息災を祈る鉾持神社の秋の祭りです。
町内には稲穂に見立てた赤いほおずき提灯がずらりと飾り付けられています。
高遠囃子と山車は、提灯の間をぬうように町内を練り歩きます。
商店主からご祝儀が寄せられると、山車は動きを止めて、三三七拍子で商売繁盛を祈願していました。
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園児が美和ダムに「お絵かき」
現在再開発工事が行われている伊那市長谷の美和ダムの現場で、26日、地元の長谷保育園の園児が基礎部分となる壁に記念の絵をかきました。
長谷保育園の年少から年長までの園児25人が美和ダムの工事現場を訪れ、壁に絵を描きました。
地元の治水施設に関心を持ってもらおうと三峰川総合開発工事事務所が保育園に声をかけ行われました。
園児はクレヨンを使って好きな色で似顔絵などを描いていました。
美和ダムでは、「湖内堆砂対策施設」という、ダムの中に溜まってしまった土砂を一時的に集める場所を建設しています。
2020年度の完成を目標にしていて、園児が絵を描いた壁は基礎部分になり土の中に埋まります。
絵を描き終えると園児が描いた絵をバックにドローンを使って記念撮影が行われました。
園児が絵を描いた部分は今年中に土の中に埋められるという事です。
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入野谷在来そば 収穫
入野谷在来のそばの復活に取り組んでいる入野谷そば振興会などのメンバーは、伊那市長谷浦の圃場で実の刈り取り作業を、26日に行いました。
今年は数量限定で試験販売を行い一般の人むけに入野谷在来のそばが提供される予定です。
伊那市長谷浦にある12アールの圃場で刈り取り作業が行われました。他の品種と交配しないようここで育てた実は、主に入野谷在来のそばを増やすための来年用の種として使用されます。
今年は浦のほかに長谷杉島でも栽培を行っていて、全体で160キロほどの収量を見込んでいるという事です。
杉島の圃場での収穫は28日に行われる事になっています。
11月下旬頃には数量限定で試験販売を行う計画で、信州そば発祥の地伊那そば振興会加盟店の一部での提供を予定しています。
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伊那東小芳澤さん 全国3位を報告
伊那東小学校1年の芳澤香乃子(よしざわかのこ)さんは、先月5日に東京都で開かれた全日本少年少女空手道選手権大会で3位に入賞しました。
この日は芳澤さんと、兄の慶士郎君、母の史絵子(しえこ)さん、師範の荻澤充夫(おぎさわみちお)さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に結果を報告しました。
大会は先月5日に東京都で開かれ、基本に忠実に動いているかなどを競う「形の部」に長野県代表として出場しました。
86人が出場した1年生女子トーナメントで、準決勝で惜しくも破れたものの、3位入賞を果たしました。
週に2回塩尻市などの道場に通っているほか、自宅でも毎日練習をしているということです。
芳澤香乃子さんは「来年は優勝したい。これからの目標は全国大会優勝と、オリンピック出場・優勝です」と話していました。
白鳥市長は「オリンピックや国体優勝を目指して頑張ってください」と話していました。 -
読書楼の開かずの蔵 公開
江戸時代の中級武家屋敷跡で、明治時代には塾として使われていた、伊那市高遠町の「北原読書楼」にある蔵の開かずの扉が25日に開けられ、中の様子が公開されました。
高遠町西高遠にある北原読書楼は、旧高遠藩の藩校「進徳館」で師範代を務めた北原安定の家だったとされています。
敷地内にある蔵は、周辺の地盤沈下などで傾き、扉が開けられなくなっていました。
この日は、この蔵の中を確認しようと、屋敷の所有者で東京都在住の北原俊史さんが業者に作業を依頼しました。
北原さんは、安定の玄孫にあたります。
内扉の木を切断し、人一人が入れるぐらいの隙間があくと、内側から扉が開けられました。
蔵の1階にはほとんど何もありません。
2階に上がると、塾だった頃に使われていたとみられる教科書が出てきました。
北原さんは「私が所有しているものではあるが、地域の文化財産。調査をして必要があるものは伊那市に保管してもらいたい」と話していました。
伊那市教育委員会文化財係の大澤佳寿子さんは「いかにも教育者の方の家の蔵だな、というものがたくさん保管されている」と話していました。
明治5年、「進徳館」が閉校すると、町内ではいくつもの塾が開かれたとされています。
安定もこの自宅の一部を開放して塾を開いていたということです。
市教育委員会では今後、蔵の中にある資料の内容を確認し、記録を保存する予定です。 -
南ア林道バス利用者 150万人達成
伊那市営南アルプス林道バスは、昭和55年の開業以来の累計利用者が150万人を達成し、今日(24日)、セレモニーが行われました。
林道バス営業所前では、午前8時5分発のバスの利用者が到着を待っています。
伊那市の職員が150万人目の利用者に声をかけました。
150万人目となったのは、佐久市の中屋 智美さん一家です。家族4人で初めての南アルプス登山のため、林道バスを利用しました。
中屋さん一家と白鳥孝伊那市長が、くす玉を割って150万人達成を祝いました。
中屋さんには、仙流荘の宿泊券と林道バスの往復券、前後賞にはこもれび山荘の食事券とバスの往復券が贈られました。
南アルプス林道バスは、昭和55年から運行を始め、年間5万人程が利用しています。開業から39年間、無事故で運行しています。
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伊那西吹奏楽・合唱 定演
伊那市の伊那西高校吹奏楽クラブ・合唱クラブ合同の第15回定期演奏会が、伊那文化会館で23日に開かれました。
演奏会は、自分たちで創りあげたものを地域の人たちに伝え喜んでもらおうと開かれたもので、今年で15回目です。
吹奏楽クラブと合唱クラブそれぞれが発表したほか、合同演奏も行われました。 -
RUN伴(とも)IN上伊那
認知症についての理解を呼びかけながら全国をリレーでつなぐ「RUN伴」が、23日、上伊那を縦断しました。
オレンジ色のTシャツに風船。
RUN伴のイメージカラーです。伊那市駅前を出発し、伊那北駅までを、たすきでつなぎました。
上伊那のスタートを切るランナーは、伊那市の唐澤 幸一さん87歳です。
妻を8年前に亡くし、1人で生活していましたが、3年前から南箕輪村のサービス付き高齢者住宅・みなみみのわふれあいの里で暮らしています。
唐澤さんは、スタッフなどと一緒に商店主にチラシを渡すなどして認知症への理解を呼び掛けていました。
RUN伴は認知症になっても安心して暮らせる社会を目指して北海道から沖縄までを横断し、全国をタスキでつなぐ活動です。
上伊那が参加するのは今年で3年目です。
唐澤さんは、伊那市駅からセントラルパークまでを歩き、伊那市山寺のグループホーム愛の家の利用者、木村澄子さん(82歳)にたすきを渡しました。
そのあと一行は、伊那北駅まで歩き、電車に乗って岡谷のメンバーにたすきをつないだということです。
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燈籠祭 結婚の写真撮影
燈籠祭に合わせ伊那市高遠町の中心商店街にはほおずき提灯が飾られています。
21日は、提灯が灯る街並みの中で結婚の記念撮影が行われました。
南箕輪村の馬場悠介さんと真希さんです。
11月の挙式を前に撮影を行っていました。
新郎の悠介さんは伊那市出身で、風情のある街並みで思い出を残したいと撮影が行われました。
主催した高遠さくらホテルでは、新郎新婦の思い出作りと高遠町のPRにつなげようと観光名所で挙式や撮影を行う「ぬくもりウエディング・プロデュース」を行っていて、今回はその一環です。
燈籠祭は22日宵祭り、23日に本祭りが行われます。
総合福祉センターやますそ前には伊那市商工会商業部高遠支部による竹の行灯が今年初めて設置されました。
23日は子どもみこしや、高遠囃子の練り歩き、山車の巡行などが行われます。
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伊那中生 勘太郎テーマにフェス開催
伊那市の伊那中学校3年3組が「勘太郎」をテーマに伊那町の活性化を目指すイベント「伊那フェス」が今日行われました。
伊那フェスでは、シマダヤ、いなっせ北側広場、セントラルパークの3か所で、昭和18年の映画「伊那の勘太郎」の主人公に関する様々なイベントが行われました。
伊那市のシマダヤは展示ブースとなり、昔と今の商店街の写真の展示などが行われました。
生徒が考えたキャラクター「勘太郎くん」も展示されました。
傘には高遠の桜、口にはコシヒカリ、マントには南アルプスが描かれています。
いなっせ北側広場ではフリーマーケットの他、オリジナルグッズの販売が行われました。
勘太郎くんがプリントされたTシャツや、生徒が撮影した写真のカレンダーです。
セントラルパークでは、ダンスや歌、寸劇などが披露されました。
伊那中3年3組は、総合学習の一環で中心商店街の活性化に取り組んでいます。
今回は活動の集大成として、交流人口700人を目指してイベントを企画しました。
イベントでは、日舞の指導者で伊那市に住む池上龍子さんが、勘太郎月夜歌の踊り方を指導し、伊那中職員によるバンドの演奏にあわせ、踊りました。
なお祭りではシンポジウムも開かれ、中学生が伊那市に対し「勘太郎を伊那市のキャラクターとして起用すること」や「勘太郎に関する子供向けのイベントを行うこと」などを提案したということです。
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いなテレスマホ格安で販売
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが、23まで伊那市のアピタ伊那店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレットの特定端末を、台数限定で大幅値下げし販売しています。
このほか、イベント期間中に申し込みした人を対象に、くじ引きで最大5千円分の商品券をプレゼントしています。
いなテレスマホは伊那ケーブルテレビが2016年からサービスの提供を始めた格安スマートフォンで、音声通話コースの最も安いもので月額1,480円となっています。
イベントは23日までで時間は午前10時から午後5時、会場はアピタ伊那店の1階休憩スペースです。
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手良でヒガンバナ見ごろ
伊那市手良の竹内洋子さんが育てているヒガンバナとキバナコスモスが見ごろとなっています。
手良八ツ手にある竹内さん宅前の道沿いに、ヒガンバナと黄色い花をつけるキバナコスモスが植えられていて、現在見ごろとなっています。
10年ほど前から育てていて少しずつ増やしてきたという事です。
ヒガンバナとキバナコスモスが両方楽しめるのは、9月末までだという事です。
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県議選 向山氏立候補の意向
現職5期目で伊那市西町の県議会議員向山公人さんは来年春の県議選伊那市区に立候補する意向を固めました。
20日に開かれた後援会総会で後援会から出馬要請を受け向山さんは「皆さん方の意向に沿ってもうひと踏ん張りしなければいけないのかなという気持ちでいるのも事実です。最終的に妻と話をして自分の最終決断をしたいと思っています。」と答えました。
後援会総会で向山さんは「9年先にリニア中央新幹線が開通するときは県の南北格差を一気に解消できるチャンスだ」としたうえで「それを地域の活性化、発展につなげていきたい。」と話していました。
向山さんは現在76歳。
平成11年に初当選し党派は自民党県議団です。
平成28年3月から1年間県議会議長を務めました。
定数2の伊那市区県議選は前回無投票でした。
伊那市区で1期目の酒井茂さんは来年春の県議選について
「今は出る出ないを言える状況ではない」としています。
また日本共産党上伊那地区委員会は「候補擁立には至っていない」としています。
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上伊那花卉品評会
アルストロメリアやトルコギキョウなど県内有数の産地となっている上伊那の花を集めて審査する品評会が21日伊那市役所で開かれました。
市役所1階ロビーには30人が出品した8品目125点の花が並びました。
最高賞となる県知事賞には、飯島町の森谷芳弘さんのバラが選ばれました。
発色、バランス、全体の姿などが評価されたということです。
今年は夏場の猛暑で花の生育に影響が出たため、去年に比べ40点程少なくなりました。
品評会に出品された花は、審査後予約販売され、訪れた人がお気に入りを見つけては予約していました。
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高遠焼展示販売会22日から
伊那市西町の旧井澤家住宅で高遠焼の展示販売会が22日から開かれます。
展示販売会では高遠焼を伝承する浦野真吾さんの県展や現代工芸美術展への出品作品のほか茶碗、湯飲みなど日常で使う陶器300点が並べられます。
高遠焼は江戸時代、月蔵山から高遠城内に水を引くために作られた土管が始まりとされています。
会場には浦野さんの祖父、唐木米之助さんの作品も展示されています。
展示販売会は旧井澤家住宅を管理運営している伊那部宿を考える会が地域の歴史や文化を知ってもらおうと開くもので7回目となります。
入館料は大人200円高校生以下は無料で期間は22日から24日までとなっています。
また24日午後1時から野点の茶会も予定されています。
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秋の交通安全運動始まる
夕方から夜間にかけての歩行者や自転車の交通事故防止などを重点目標に掲げた秋の交通安全運動が21日から始まりました。
伊那市役所で行われた開始式には交通安全協会や警察の関係者などおよそ80人が参加しました。
出発式で伊那警察署の駒村公孝署長は「9月に入り伊那市では2件の死亡事故が発生している。これ以上事故が起きないよう、ドライバーに安全運転を呼び掛けていきたい」と話していました。
伊那警察署管内ではきのう現在で194件の人身事故が発生していて、負傷者は221人、亡くなったのは3人です。
出発式を終えると安協の会員ら30人は、伊那市のベルシャイン伊那店で街頭啓発を行いました。
11日に市内で自転車の女性がトラックと衝突する死亡事故が起きた事から、自転車の安全運転を呼び掛けるクリアファイルを配りました。
秋の交通安全運動は30日までで通学路や生活道路の安全確保と歩行者の保護を呼びかけます。
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新山小5年生 稲刈り
伊那市の新山小学校の5年生は、20日に学校近くの田んぼで稲刈りを体験しました。
5年生の児童7人と保護者が、学校近くの3アールの田んぼで稲刈りを行いました。
5月に苗植えをした白毛餅です。
新山小学校では毎年5年生が総合的な学習の時間に米作りを体験しています。
児童らは、ひと株ずつ握って土から2~3センチのところに鎌を入れて刈っていました。
収穫した稲は、1週間から10日ほど乾かし、10月21日に行われる新山まつりで販売するという事です。
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県議会議員向山氏進退表明へ
伊那市西町の県議会議員、向山公人さんは来年春の県議選を控えその進退を20日の夜表明する見通しです。
向山さんは定数2の伊那市区選出で現在5期目です。
平成11年に初当選し党派は自民党県議団です。
平成28年3月から1年間県議会議長を務めました。
20日夜伊那市のJA上伊那本所で開かれる後援会総会で進退を表明するということです。
伊那ケーブルテレビでは向山さんの進退について21日のニュースでお伝えします。
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伊那ロータリー杯 上伊那中学校野球大会
上伊那地域の中学校の野球部が出場する、第17回伊那ロータリー杯 上伊那中学校野球大会が17日から始まりました。
大会には、上伊那の12の中学校の野球部が出場し、トーナメントで競います。
この大会は、10月に行われる新人上伊那大会の予備選として伊那ロータリークラブが開いているもので、上位4チームは新人戦のシード権を獲得できます。
大会の結果、伊那市の東部中、春富中、南箕輪村の南箕輪中、駒ヶ根市の赤穂中の4校がシード権を獲得しました。
24日にはベスト4の4チームによる決勝と準決勝、3位決定戦が行われます。