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東部中と高砂中が歌などで交流
伊那市の東部中学校はタカトオコヒガンザクラを通して交流している宮城県仙台市の高砂中学校と13日、交流しました。 13日は、高砂中学校の教諭と代表生徒合わせて45人が東部中を訪れました。 東部中学校は、震災で桜が枯れてしまった高砂中にタカトオコヒガンザクラの苗木を贈っていて「さくらプロジェクト」として交流が続いています。 13日は、1500本のタカトオコヒガンザクラがある高遠城址公園を訪れました。 桜守から桜の歴史や育て方などの話を聞きました。 13日は、全校生徒が体育館に集まり交流会も開かれました。 東部中の合唱部と吹奏楽部の生徒が歌や演奏で歓迎しました。 東部中生徒会長の橋爪竜生君は「両校が今後も受けついていけるよう、さくらプロジェクトのテーマソングを作りさらに交流を深めましょう」と話しました。 高砂中生徒会長の山本愛実さんは「これからもお互いの絆を深め交流していきたい」と挨拶しました。 両校の絆をさらに深めようと高砂中から桜や中央アルプスなどが描かれたオリジナルの大漁旗がプレゼントされました。 会の最後には両校の生徒会長が絆宣言をしました。 東部中と高砂中は定期的にインターネットを利用したテレビ会議などで交流していて、今後はテーマソングについて意見交換していくということです。
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KEESプロジェクトが間伐材利用のコンクールで入賞
組立式の木製キットづくりに取り組んでいる伊那市のキーズプロジェクトはその活動が認められ間伐材利用事業を表彰するコンクールで入賞しました。 伊那市の中心商店街の商店主らでつくるキーズプロジェクトは県の「信州の木活用モデル地域支援事業」で組立式の木製キットづくりに取り組んでいて、この木製キットで鉢カバーやイスなどを作ることができます。 コンクールは間伐推進中央協議会主催、林野庁が後援しているもので80件の応募がありました。 間伐材を有効活用することで地域活性化に取り組んでいることなどが評価されたもので上位3賞にあたる間伐推進中央協議会会長賞に選ばれました。 上位3賞には長野県内の取り組みが入賞していて14日東京で表彰式が行われることになっています。
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とみがたそば松茸祭り 開催
伊那市富県の住民有志は、松茸で地域をPRするイベント「とみがたそば松茸祭り」を11日、JA上伊那富県支所で行いました。 会場では、富県で採れた松茸を使ったごはんなどが振る舞われ、訪れた人が味わっていました。 祭りは、富県の住民有志でつくる「とみがたそば松茸祭り実行委員会」が松茸を通して地域の活性化に繋げようと、今回初めて行ったものです。 限定150食で提供した蕎麦と松茸ごはん、松茸酒は、開始1時間で用意した分がなくなったということです。 会場では他に、地元出身の歌手米倉颯音さんのリサイタルコンサートも開かれ、訪れた人は歌声に聴き入っていました。 富県地区では去年と比べて今年は松茸が豊作で、この日はおよそ300本分を振る舞ったということです。
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第32回南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷恒例の南アルプスふるさと祭りが11日、美和湖公園で行われました。 南アルプスふるさと祭りは、旧長谷村時代から行われていて今年で32回目です。 会場では、猪の肉を使った鍋の提供や、長谷小学校の児童がバザーを開くなど、地元の食や文化をPRするブースが並び多くの人で賑わいました。 実行委員会では「天候が心配だったが多くの人に地元の文化を知ってもらえる機会になり良かった」と話していました。 長谷中学校の生徒は、伝統の南アルプス太鼓を披露しました。
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フルーツ専門店の技術で農産物の魅力再発見
東京の老舗フルーツ専門店新宿高野による、果物の切り方や食べ方についての教室「新宿高野アルプスパーラー」が11日伊那市のファームレストラントマトの木で開かれました。 これは、新伊那市誕生10周年と、新宿高野創業130周年の記念イベントとして行われ市内外から40人が参加しました。 講師を務めたのは、高野フルーツパーラーでメニュー開発総責任者の森山登美男さんです。 森山さんは、「ナイフは短く持った方が、手がぶれずに切る事ができる」や「かきやリンゴは小分けのした後、皮をむくときれいに向ける」などと説明しながら、見本を見せていました。 新宿高野では、昨年度から伊那市の農産物をPRしようと、ブルーベリーフェアを開催しています。 この催しは、地域の人達に地元農産物の魅力を再発見してもらうと共に、専門店の技術に触れてもらおうと開かれました。 参加した人達は、森山さんの説明を聞いた後、伊那産のリンゴやナシを、飾りを入れながらカットしていました。
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高遠町の住民有志がカボチャのランタンづくり
伊那市高遠町の住民有志は、31日のハロウィンを前に、商店街に飾るカボチャのランタンを6日作りました。 6日は高遠町の商店街の有志7人がランタン作りをしました。 ランタン作りは東屋靴店の米山洋子さんの声掛けで行われました。 米山さんは去年友人とランタンを作ったことをきっかけに、取り組みを広げようと、今年は近くの商店に声をかけました。 カボチャは南箕輪村の農家から譲りうけたもので、大きなものは40センチほどあります。 初めて作る人も多く、1人一つずつ制作していました。 ランタンはそれぞれの店に飾られ、7日から2週間ほど点灯されます。
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暴力や犯罪のない平和な社会を実現へ 伊那市民大会
暴力や犯罪、交通事故のない平和な社会の実現に向けた「暴力追放・地域安全 伊那市民大会」が、10日、伊那市のいなっせで開かれました。 大会では、市中パレードが行われ、消防団や交通安全協会の会員など参加者およそ350人が暴力の追放や安全運転などを呼び掛けました。 大会は、平成2年に市内で発生した暴力団による発砲事件を契機に、地域の安全について考える機会にしようと始まりました。 日本最大規模の指定暴力団山口組の組織内の対立が表面化していて、飯田市では10月6日暴力団員による発砲事件が発生しています。 また長野県暴力追放県民センターによりますと、「みかじめ料を請求されている」「事業所に暴力団員が来て資金提供を迫られた」など、県内の飲食店などからの相談がこのところ急増しているということです。 式展で白鳥孝伊那市長は、「暴力団をはじめとする反社会的組織を排除するには、団結して資金源を断つことが重要」と話し、伊那警察署の内川政澄署長は、「暴力団を恐れない、金を出さない、利用しない」の3ない運動を呼び掛けていました。 大会では他に、プロの落語家川柳つくしさんによる防犯落語が行われ、1人暮らしのお年寄りが結婚詐欺にあいお金をだまし取られるという内容の噺をしました。 この他に、暴力追放や犯罪防止に努めるとする大会宣言が採択され、参加者が「がんばろう」を三唱して意識を高めていました。
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10月10日はソースかつ丼の日
10月10日は、ジュージューのごろ合わせでソースかつ丼の日です。 伊那ソースかつどん会の加盟店では、100円から200円の割引サービスが行われ、昼時には多くの人で賑わいました。 10日は、加盟店16店舗のうち15店舗で割引サービスが行われました。 このうち、伊那市西箕輪の青い塔では、待ち時間を少しでも短くしようと、出来上がりの早いヒレかつ丼が120円引きの1,000円で提供されました。 青い塔は、創業70年の老舗です。 かつを揚げるのは、2代目の平澤保夫さん。 次々と注文が入ります。 3連休初日の今日は、常連客や県外から訪れる観光客で賑わっていました。 伊那ソースかつ丼会では、「年に1度のこういった機会に県内外へ伊那のかつ丼を広めていきたい」と話していました。
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伊那北高校第37回生「三七轍会」が同窓会
昭和59年度に伊那北高校を卒業した第37回生でつくる「三七轍会」は、卒業30周年を記念した同窓会を、10日に母校で開きました。 クラスごと行われたホームルームには恩師も参加し、卒業後に進んだ道や家族の事など近況を、一人ひとり報告しました。 37回生は6クラス264人で、今日はそのうちの約150人が参加しました。 卒業30周年の記念式典で、実行委員長の神藤康隆さんは、「伊那北高校の自由な校風は時には厳しさにもなった。先生方の優しさに支えられて今の私がある。今日は昔を思い出し友好を深めましょう」と挨拶しました。 恩師も4人かけつけ、当時を振り返りながら「これからも元気で力いっぱい生きてください」と当時の生徒たちに呼びかけました。 第37回生は、今年度で49歳になります。 卒業30年で大々的に同窓会を開くのが伊那北高校の伝統となっていて、2008年に幹事会を立ち上げ準備を進めてきたということです。 この日は30周年を記念して、同窓会と高校にそれぞれ30万円を贈りました。
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伊那北高校第27回生「天真薫風会」が記念講演会
昭和49年度に伊那北高校を卒業した第27回生でつくる「天真薫風会」は、10日、卒業40周年の同窓会で記念講演会を開きました。 同窓会に合わせて開かれた記念講演会では、NHK解説委員の山﨑登さんが、「災害から命を守るために~東日本大震災から見えたもの」と題し講演しました。 山﨑さんは、阪神淡路大震災や新潟県中越地震など大規模災害の取材を専門に行っています。 2011年の東日本大震災では、東京で計画停電が行われた事や、スーパーから品物がなくなった事、ガソリンスタンドに長蛇の列ができた事を振り返り、「安心・安全な社会がすべての前提になる」と話しました。 講演会には、同窓生のほかに行政の防災担当者なども参加し、災害に対する知識を深めていました。
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大切な水 地域の水路を見学
郷土の偉人について学習している伊那市富県小学校4年生は、地域に水をもたらした伊東伝兵衛にちなんで、現在と昔の水路を9日見学しました。 4年生28人は、春富土地改良区の協力で、地域に農業用水を供給している水路を見学しました。 このうち、江戸時代末期に三峰川から東春近に水を引いていた昔の水路跡で、工事の難所だったという鞠ヶ鼻(まりがはな)隧道跡では、当時の人たちの苦労に思いをはせました。 この後、上流にのぼり三峰川からの取水口や水路跡を見学しました。 春富土地改良区の織井秀夫理事長は、「水を得るための昔の苦労を知って、水の大切さを学んでほしい」と話していました。 富県小では、毎年4年生が現地に出かけて、水路の学習をしています。
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年賀ハガキ到着
来年用の年賀ハガキが9日伊那郵便局に到着しました。 販売は、29日から始まります。 午前10時、伊那郵便局にトラックが到着し、局員が手分けで年賀ハガキが入った箱を下ろしていました。 今回伊那郵便局に到着したのは、辰野や箕輪の局の分も含む上伊那28局分で、179万枚です。 このうち伊那郵便局分は、71万8,000枚です。 去年と比べ、管内分で2万6,000枚減りましたが、伊那郵便局分は、9万6,000枚増えました。 図柄は、全国版と絵入りの長野県版があり、ほかにアニメキャラクターのものもあります。 伊那郵便局では、「人口減少やメールの普及で年賀はがきは年々減少傾向だが、1年で一番最初のお届け物として、手書きのはがき文化を残していきたい」と話しています。 年賀はがきの販売は、10月29日から始まります。
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西山神社で例祭 園児が幟を奉納
伊那市西箕輪の西山神社の例祭が9日行われ、西箕輪南部保育園の園児が幟を奉納しました。 西山神社では、毎年10月9日に例祭を行っています。 例祭は「幟祭」とも言われ、昭和30年代頃までは神社に続く190段の参道階段の両脇に願い事を書いた幟を立てました。 しかし、近年は幟を立てる人が少なくなっていることから神社では賑わいを復活させようと、去年から西箕輪南部保育園の園児に幟を配りました。 現在幟は200本程立てられていて、参拝者も10本100円で立てられるということです。 また例祭では、神主による榊舞、片扇の舞、両扇の舞、剣の舞の4つの舞が奉納されました。 伊藤光森宮司によりますと、西山神社は五穀豊穣と農民の安全を願い1405年に建てられました。 伊藤宮司は「西山神社は地域の人の宝物。大人になっても大切に守っていってください」と園児に話していました。
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伊澤修二記念音楽祭ポスター原画コンクール表彰式
伊那市が高校生を対象に行った伊澤修二記念音楽祭のポスター原画コンクールの表彰式が6日行われ、入賞者に表彰状が贈られました。 最優秀賞に選ばれたのは、伊那西高校2年の池上美(み)来(らい)さんの作品です。 色にメリハリがあることや、ピアノのななめの線があることで奥に引き込まれるデザインになっていると評価されました。 池上さんの作品はポスターとチラシ、チケットの原画に採用されました。 ポスター原画コンクールは高校生に音楽祭への関心を高めてもらおうと伊那市が行ったもので、市内の高校から14点の応募がありました。 伊澤修二記念音楽祭は31日に行われます。
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信州そば発祥の地伊那 そば振興会発足
信州そば発祥の地伊那をPRしようと、伊那市内のそば店やそば打ち愛好者、生産者の有志が、7日夜、そば振興会を発足させました。 この日は伊那市役所で設立総会が開かれ、そば店の店主や、愛好会の代表など18人が出席しました。 会長には、発起人の一人で高遠そばの会の飯島進さんが選ばれました。 飯島会長は「伊那に来てもらっておいしいそばを食べてもらいたいという気持ちは同じ。そば店、愛好会、生産者が一体となって盛り上げていく会にしていきたい」と挨拶しました。 総会ではほかに、会の名前を、「信州そば発祥の地 伊那 そば振興会」とすることや会則などが決まりました。 5週連続のそばイベントが市内で開催されるなど、官民挙げての取り組みがされる中、 振興会は、「信州そば発祥の地 伊那」のブランドイメージを確立させようと発足しました。 会ではそばの品質向上や、伊那固有の玄そば在来品種の復興などに取り組んでいきたいとしています。 会員からは、「地元産の原材料を確保するのが難しい。流通システムを確立してほしい」「駅前で観光客がそばを食べられるような店があるといい」などの意見が出されていました。 振興会には、そば店や愛好会など、26の店舗や団体が加盟することになっています。 また、総会では、今月18日から始まる5週連続のそばイベントのスタンプラリーについて報告されました。 スタンプを集めると、市内のそば店で飲食すると抽選で5000円分の食事券などが当たります。
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伊那市の魅力フォトコンテスト
伊那商工会議所商業部会で、伊那市の魅力をPRするため、名刺の台紙に掲載する写真を募集し、8日、応募作品の審査会が開かれました。 審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは、伊那市中央の黒宮 範明さんの作品「思い出がいっぱい」です。 春の伊那公園に訪れた園児が、記念撮影する様子を映し出しています。 そのほか優秀賞には、高遠町の蜷川靖子さんの作品「高遠町のしんわのバラ園」と、荒井の向山世男さんの作品「雪の南アルプス」が選ばれました。 フォトコンテストには8人から16点の応募がありました。 伊那商工会議所商業部会では、商工会議所の会員や役員の名刺で写真を活用し伊那市をPRしたいとしています。
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三峰川総合開発工事事務所が地元の子供を対象に交通安全教室
伊那市長谷の三峰川総合開発工事事務所は、8日、地元の子ども達を対象にした交通安全教室を開きました。 長谷保育園の園児と長谷小学校の児童を対象に開かれ、午前は長谷小の高学年の児童44人が参加しました。 長野県交通安全教育支援センターの指導員が講師を務め、ダンプカーの内輪差などを説明しました。 三峰川総合開発工事事務所では、美和ダムに溜まった土砂を排出するための施設の建設工事をこの秋から本格的に始める事になっています。 工事に伴い大型のダンプカーが頻繁に通行するため、子供たちに気をつけてもらおうと教室を開きました。 子供たちはダンプカーに乗せてもらい、ミラーを覗いて運転席から見えない死角を確認していました。 指導員は「運転席から見えない場所がたくさんある事を知って、トラックが近くを通る時は、お互いに気を付けようという気持ちで運転手と目を合わせて下さい」と子供たちに呼びかけていました。
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伊那市西町の旧井澤家住宅で押し花絵展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、9日から18日まで、押し花絵展が開かれます。 伊那公民館の女性教室押し花クラブのメンバー14人が46点を展示しています。 自宅の庭先などで摘んで乾燥させた草花を絵のように並べて作った作品です。 シリカゲルを使うと4日ほどで乾燥するため、草花本来の色がそのまま表現できるという事です。 教室には伊那市に住む60代から80代の女性が通っていて、同じ趣味を持つ仲間同士、仲良く楽しみながら作品作りをしているという事です。 講師をつとめる伊那市中央の野澤伊代子さんは「花本来の美しさや、制作した人の花に対する気持ちを感じてもらいたい」と話していました。 伊那公民館女性教室押し花クラブの作品展は、旧井澤家住宅で、10月9日から18日(日)まで開かれます。
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春富中学校吹奏楽部 初めての定期演奏会 今月11日に
伊那市の春富中学校吹奏楽部の初めての定期演奏会が、10月11日に伊那文化会館大ホールで開かれます。 初めての演奏会の見どころのひとつマーチングメドレーを中心に練習に励んでいます。 これまで10月の学校の文化祭で3年生が引退していましたが、今年は初めての挑戦として、文化祭後に定期演奏会を開く事にしました。 歩きながら演奏を行うマーチングも初めての挑戦です。 楽譜を覚え、歩幅や足の高さをそろえる練習に力を入れてきたということです。 定期演奏会では、マーチングメドレーの他に、コンクールで演奏した曲や日本のポップスなど16曲を披露します。 3年生はこの演奏会で引退となるため「今までお世話になった人に感謝の気持ちを伝えるステージにしたい」と話していました。 春富中学校吹奏楽部の第1回定期演奏会「LAST concERT」は、10月11日(日)午後1時半から、伊那文化会館大ホールで開かれます。
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子育て世代の意見交換の場に 店舗を活用
伊那市は、子育て中の保護者の情報交換の場として市内の店舗を活用する「まちじゅうママパパ交流会」を7日、初めて開催しました。 7日は、伊那市西春近の「アロマテラピーサロン マノ カルダ」で初めて交流会が開かれ5組13人の親子が参加しました。 子ども達は、市のファミリーサポートセンターに登録している協力会員が託児を行います。その間、母親たちは、アロマオイルを使ったハンドトリートメントを体験しました。 伊那市内には、未就園児が利用できる子育て支援センターが4か所ありますが、保護者からは「敷居が高い」「家から遠い」等の声が寄せられていました。 市ではこれを受け、子育て中の保護者が気軽に集まり、情報交換を行える場所として店舗を活用する、この事業を新たに始めました。 託児を行うファミリーサポートセンターの協力会員は市が手配し、今年度については市が託児料を負担します。 参加者は、店舗が提供するサービスについては実費負担となっています。 市では今後、交流会を企画運営する店舗の募集を行い、交流を活発化させていきたい考えです
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歌や踊りで交流 中坪演芸大会
地域住民が歌や踊りを披露する秋の恒例行事、伊那市手良中坪の演芸大会が3日中坪公民館で開かれました。 演芸大会は住民有志でつくる実行委員会が秋の例大祭の宵祭りとして開いているもので今年で15回目となります。 娯楽が少なかった昭和の中頃まで行われていた演芸大会もいつしか途絶えてしまいましたが、昔のように住民同士で楽しみたいと平成12年に復活し毎年続いています。 今年は子どもからお年寄りまで16の演目が披露されました。 実行委員会では「子ども達の思い出作りや地域住民の交流の機会として続けていきたい。」と話していました。
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西春近南保育園の園児が梨狩り
伊那市の西春近南保育園の園児は、近くの小林良幸さんの梨園で7日梨狩りをしました。 年少から年長までの園児およそ60人が梨狩りをしました。 果実に傷がつかないようよう袋がかぶせられた梨を1人2個ずつもぎました。 梨は、家に持ち帰って味ったということです。
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伊那公民館 新しい建物へ引っ越しはじまる
新しく建設された伊那市の伊那公民館で、引っ越し作業が始まっています。 伊那公民館では、1日から市の職員などが備品や書類を新しい建物に運ぶ作業が行われています。 伊那公民館は、去年9月から今の建物の隣に新しい公民館を建設していて、9月30日に工事がほぼ完了しました。 新しい建物は、広さおよそ1,800平方メートルの2階建てで、クラブや講座を行う部屋は11部屋あります。 2日は、4階にあったグランドピアノを業者が解体し運び出す作業も行われました。 11日には、公民館の利用者が一斉に道具などを運び出す作業が行われます。 21日に開館式が行われ、22日と23日に見学会が予定されています。
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伊那市地方創生総合戦略案 今月答申へ
伊那市地方創生総合戦略審議会は、総合戦略案をまとめ今月中に白鳥孝市長に答申する予定です。 7日は、6回目の審議会が市役所で開かれ、総合戦略の素案について協議を行いました。 素案では、人口減少と経済縮小化対策として、特に重点的・横断的に行う施策を戦略の柱となるリーディング・プロジェクトと位置付けています。 リーディング・プロジェクトは6項目あり、次世代を担う人材育成や、移住・定住・交流の促進に向けた拠点の整備などを挙げています。 委員からは「計画を確実に実施し、具体的な形にしてほしい」「過疎の現状は甘い物ではない、市には、しっかりと総合的な対策をとってもらいたい」などの意見が出されていました。 伊那市地方創生総合戦略案は、今月中に、白鳥市長に答申される予定です。
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信州カンパイフェス2015 地酒で一斉に乾杯!
時刻に合わせて信州の地酒で乾杯をするイベント「信州カンパイFES2015」が1日、県内の飲食店などで一斉に行われました。 イベントは、地元で造られた酒を多くの人で味わい盛り上げようと長野県小売酒販組合連合会などが行っています。 県内で造られた日本酒や焼酎のほかにワインやシードルなどでも良いとされています。 伊那市荒井の藤よしでは、7時の乾杯までに21人が集まり、上伊那を中心に造られた日本酒などで杯を交わしていました。 この日は262会場で、去年よりおよそ1,100人多い4,152人が7時の合図とともに乾杯をしたといことです。
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まほらいな市民大学・大学院入学式
まほらいな市民大学18期生と大学院2期生の入学式が6日、伊那市のいなっせで行われました。 生涯学習の場として伊那市が行っている市民大学には、今年度男性19人、女性57人の合わせて76人が入学しました。 市民大学の修了生を対象に開かれる大学院には男性6人女性9人の合わせて15人が入学しました。 式辞で、学長の白鳥孝伊那市長は「出会いと絆を大切に励んでいただきたい」と挨拶しました。 新入生を代表して高見さゆりさんは「新たな友情の輪を広げ、学んだことの中から地域社会にお返ししていきたい」と話しました。 I大学院入学生を代表して伊藤和義さんは「大学院生として誇りを持ち意欲的に学びたい」と挨拶しました。 市民大学は健康づくり、健康、文化など50の講座を2年間かけて受講します。 大学院はより専門的な知識を身に着けようと歴史コースと自然科学コースのどちらかのコースを受講することになっています。
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ワイン用ぶどう 出荷危機救われる
箕輪町の農家有志でつくる「もみじ湖夢クラブ」が栽培しているワイン用ぶどうの収穫が5日、箕輪町長岡の畑で行われました。 今年は天候不順で収量が少なく出荷が危ぶまれましたが伊那のワイン醸造所が「地元農家の役にたちたい」と引き受けることを決めました。 箕輪町長岡のぶどう畑およそ33アールにはワイン専用の品種が栽培されています。 ぶどうは町の農家有志が平成15年に地元産のオリジナルワインを作ろうと栽培をはじめ、「もみじ湖夢ワイン」として販売してきました。 しかし今年は盆明けに雨が続き日照時間が不足したことなどから契約している塩尻の醸造所と契約しているだけの収量が確保できませんでした。 また実ったものも収穫が遅れたことにより干しぶどうのように、しなびた状態となってしまいました。 農家は出荷をあきらめかけていましたが、その話を聞いた伊那の醸造所、伊那ワイン工房が「地元農家のために」と、ぶどうを引き受けることを決めました。 収穫したぶどうは早速伊那ワイン工房に持ち込まれました。 およそ470キロ持ち込まれたぶどうは発酵させ来年もみじ湖夢ワインとして出荷する計画です。
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伊那中学校吹奏楽部定期演奏会 10月12日に伊那文化会館で
伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会が10月12日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。 12日の定期演奏会に向け練習に励んでいます。 吹奏楽部は1年生16人、2年生13人、3年生14人の、合わせて43人です。 定期演奏会の前半は、日本のポップスなど聴きなじみのある曲が中心で、OB、OGによる演奏もあります。 後半は、コンクールの課題曲や自由曲などを演奏し全部で10曲を披露します。 この演奏会で引退となる3年生はカップを使ってリズムを奏でる曲を演奏する事になっています。 振り付けや歌に合わせての演奏もあり、会場全体で楽しめるステージを目指しているということです。 伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会は10月12日午後2時から伊那文化会館で開かれます。
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伊那東小学校5年柳組が伊那市社協に寄付
伊那東小学校5年柳組の児童は、9月のふれあい広場で手作り小物を販売した売上金を、5日、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。 伊那東小5年柳組の児童33人が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長に寄付金6,660円とお礼の手紙を手渡しました。 柳組は9月13日に行われた福祉のイベント「ふれあい広場」で、手作りのストラップやブローチを販売し、材料費を除いた売り上げを寄付する事にしました。 4年生の時から地域との交流をテーマに総合的な学習を行っていて、高齢者施設の訪問なども行っています。 市社協の伊藤会長は、「地域の皆さんが幸せになるように使わせて頂きます」と感謝していました。 柳組担任の佐々木由利教諭は「地域の人との交流を続けながら、福祉について学習を広げていきたい」と話していました。
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楠洲流聖楠会 吟道大会
上伊那の詩吟の愛好者でつくる楠洲流聖楠会の吟道大会が4日伊那市のいなっせで開かれました。 楠洲流聖楠会は、伊北、竜東、竜西、東部、伊南の5つの吟詠会があり、およそ400人の会員がいます。 練習の成果を披露する場として毎年大会を開いていて、今回で44回目です。 団体で吟じる合吟の部には、5つの吟詠会から15のグループが出演し、迫力のある声を響かせていました。 楠洲流聖楠会では、「日本の伝統文化である吟に親しみ、道を究めていってほしい」と