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アンサンブル伊那10周年 アンサンブルマルシェ
知的障害者の就労支援などを行っているアンサンブル伊那は、開設10周年を記念して4日アンサンブルマルシェを開きました。 アンサンブル伊那の日頃の活動を地域住民に知ってもらおうと開かれました。 会場には利用者が作った製品や農作物が並び、訪れた人が買い求めていました。 社会福祉法人アンサンブル会が運営するアンサンブル伊那は、知的障害者の就労の場として平成17年5月に開設し、今年で10周年となりました。 現在利用者はおよそ90人で、カフェでの業務やクッキーの製造、木工製品の制作などを行っています。 4日はこのほかに、カフェの新メニュー牛すじカレーが特別価格で提供されました。 カフェの食事券などが当たる宝投げも行われ、訪れた人たちでにぎわいました。
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文化祭シーズン 東部中すず竹祭で高砂中と交流
上伊那の中学校では、文化祭シーズンを迎えています。 伊那市の東部中学校の文化祭「すず竹祭」では3日、東日本大震災の被災地、宮城県の高砂中とインターネット回線を使って交流しました。 東部中学校は、震災で桜が枯れてしまった高砂中にタカトオコヒガンザクラの苗木を贈っていて、「さくらプロジェクト」として交流が続いています。 午前は全校生徒が校庭に集まり、人文字の映像を撮影しました。 人文字は、今年の文化祭のテーマ「LINK」と、校内に植樹した桜の木の名前「虹(かけはし)」と「輝(ひかり)」を作りました。 映像は上空からドローンを使って撮影されました。 午後はインターネット回線を使って高砂中と交流しました。 スクリーンに人文字の映像が流れると、生徒からは歓声が上がっていました。 また、両校の生徒がエールの交歓をしました。 交流の後は、今後についてのディスカッションが行われ、「プロジェクトのテーマソング作成」について全校で話しあいました。 生徒からは、「曲を作ればさらに絆が深まる」「歌詞には桜の木の名前を入れたらよい」といった意見が出ました。 高砂中の生徒は今月13日に東部中を訪れ、その中でテーマソングの作成について話し合うということです。
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第15回水墨画県展
長野県水墨画協会による第15回水墨画県展が3日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、長野県水墨画協会の会員の作品およそ220点が展示されています。 長野県水墨画協会は、作品の発表の場として県内持ち回りで毎年展示会を開いていて、今年は伊那市が会場となりました。 箕輪町の日野源七さんの作品は、「着想がよく、人物のデッサンがよくできている」として、長野県文化振興事業団賞を受賞しました。 伊那市の高林千尋さんの作品は、「構成がよく、趣がある作品」だとして、伊那市長賞を受賞しました。 審査員によると、今年は画面構成や構図に工夫があり、完成度の高い力作がが多いということです。 第15回水墨画県展は、7日まで伊那文化会館で開かれています。
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三峰川まつり 外来植物を学ぶ
伊那市美篶の三峰川沿いで3日三峰川まつりが行われ、参加者たちが河原の外来植物について学びました。 三峰川であそぼう、楽しもう、学ぼうをテーマに毎年、三峰川みらい会議がまつりを行っていて今年で12回目です。 ここ数年、河川内の植物が変化してきていることから今年は、外来植物をテーマに開かれました。 3日は市内から15人が参加し講師には、長野県植物研究会会員の柄山祐希さんが務め、三峰川周辺で見られる外来植物について説明しました。 柄山さんは多くの外来種が増え生態型が変わってきていると話していました。 三峰川みらい会議では、「植物の現状を知ってもらい、外来植物の駆除につながれば」と話していました。
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長谷中学校くろゆり祭 伝統芸能を披露
伊那市の長谷中学校では第50回くろゆり祭が行われ、生徒たちが地域に伝わる伝統芸能を披露しました。 伝統芸能について披露したグループは、長谷地域に伝わるざんざ節ときんにょんにょを発表しました。 長谷中では地域に根差した学習を入野谷学習と呼んでいて学年の枠を超え3つの講座に分かれて体験学習を5月から行ってきました。 太鼓に三味線、唄に踊り全てを生徒達で行いました。 ざんざ節は江戸時代の流行歌で馬に荷物を乗せて運ぶ時に歌われたといわれています。 きんにょんにょは、長谷の入野谷で歌い踊られてきたものだということです。 生徒たちは、ざんざ節保存会のメンバーから指導を受け練習してきたということで、息の合った踊りを披露していました。 食文化について学習したグループは、郷土食のおやきや地域で栽培されている雑穀を使ったクッキーづくりの感想などを発表しました。 教室には学年ごと、授業で取り組んだ工作や書道作品が展示されていました。
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春日神社例大祭 子ども神輿
伊那市西町の春日神社の秋の例大祭の宵祭りが3日行われ、子供たちが神輿を担いで区内を練り歩きました。 春日神社の秋の例大祭は豊作や家内安全などを願い毎年この時期に行われています。 宵祭りの3日は、子ども神輿が行われました。 小学生140人ほどが集まり2つの班に分かれて西町を練り歩きました。 途中、家や商店の前で家庭の繁栄を願う練り回しが行われました。 また、澤長持ち保存会による長持ちが披露されました。 長持ちは、昭和52年から行われていて春日神社で奉納してから区内を回りました。 この後、地区内を練り歩き家内安全や商売繁盛を祈願していました。 あすは、本祭りが行われることになっていて地元の小学生による浦安の舞が披露されることになっています。
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伊那市高遠町が美しい村に
伊那市高遠町はNPO法人「日本で最も美しい村」連合への新規加盟が認定されました。 2日木曽町で連合の10周年記念大会が開かれ承認されました。 会長で北海道の美瑛町の浜田哲町長から伊那市高遠町廣瀬源司自治区長に認定証などが送られました。 連合は、2005年に7町村の自治体で発足し、現在は全国の53町村が加盟していて、伊那食品工業㈱の塚越寛会長が副会長を務めています。 自然環境に加え人の営みが生み出した美しさに価値を見いだし地域の強みに磨きをかけようという試みで、県内では伊那市高遠町の他、原村が認定されました。 高遠町は天下第一の桜として知られるタカトオコイガンザクラを貴重な財産として保護育成に住民が一丸となって取り組んでいる事や、高遠石工の作品がブランドとして価値を持ち現在でも各地区で大切にされている事などが評価されました。 日本で最も美しい村連合に加盟した伊那市高遠町では今後、さらに地域を上げて資源を守り、美しい街並みを後世に残していきたいとしています。
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森田芳夫さん ベランのパノラマ作品を伊那市に寄託
伊那市ふるさと大使の森田芳夫さんは、オーストリアの画家、ベランが描いたパノラマ作品126点を伊那市に寄託しました。 2日、伊那市創造館を訪れた森田さんに、白鳥孝市長が感謝状を贈りました。 森田さんが伊那市に寄託したのは、オーストリアの画家、ベランが描いたパノラマ作品126点です。 坂下出身の森田さんは、出版社で働いていた45年前からベランと親交がありました。 ベランは、地形図を立体的に表現するパノラマ作品を得意としていました。 今回寄託されたのは、海外の観光に関する団体や企業の出版物126点です。 白鳥市長は「世界中に憧れている人がいるベランの作品を多くの人に見てもらいたい」と話していました。 伊那市創造館では明日から11月15日まで特別展を開き、寄託された作品の一部を公開します。 また、来年春には、伊那図書館での展示も予定しているという事です。
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小中女子ソフト交流大会
小中学生の女子チームのソフトボールの交流大会・い~なちゃんチャレンジ in NAGANOが、21日と22日の2日間、伊那市の富士塚スポーツ公園などで開かれました。 大会には、県内の他、東京、岐阜、山梨、愛知の小中学校から31チームが参加しました。 これは、長野県ソフトボール協会などが主催しているもので、中学生の研修大会として開かれています。 これまで、春と夏に開催してきましたが、試合の機会を増やそうと秋にも始めました。 また、中学生のプレーを見てもらおうと小学生の大会も同時に開催しています。 中学生の部には、伊那市の東部中が参加しました。 実行委員会では、「小中学生のうちからソフトボールに親しむことで継続につながる。そうした中から世界大会やオリンピックの強化選手となる子どももいるので、全体で選手を育てていきたい。」と話していました。
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衣替え~伊那西高生徒が冬服で登校
衣替えの1日、伊那市の伊那西高校の生徒は、冬服に身を包んで登校していました。 長野地方気象台によりますと、今朝の最低気温は、平年並みの10.5度で、肌寒い一日となりました。 伊那西高校の生徒たちは、冬服に衣替えして登校していました。 登下校はブレザーを身につけますが、日中は、カーディガンに着替えるなどして調節するということです。
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伊那市災害危険か所パトロール
伊那市は、台風シーズンに備えて、東春近の災害危険か所のパトロールを1日行いました。 この日は、東春近の北の沢、保谷沢川など4つの沢の6か所を見て回りました。 参加したのは、市議会議員、市消防団や警察署、消防署、市の関係者など17人です。 災害危険か所パトロールは、毎年、雨の多くなる梅雨と台風のシーズンを前に、年に2回行っています。 参加者は、市の担当職員から説明を受け、既設のダムに砂がどの程度堆積しているか、崩落があるかなどをチェックしていました。 パトロール後の意見交換で、堰堤などの定期的な点検の必要性が挙げられたということで、東春近でも区長会で現状確認をしていくということです。 長野地方気象台によりますと、急速に発達する低気圧の影響で、2日の明け方にかけて、強い風が吹く見込みです。 また、2日未明から明け方にかけて寒冷前線が長野県を通過するため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。 南部では2日午前6時までの24時間に予想される降水量は多いところで150ミリとなるとしています。 気象台では、農作物や農業施設への被害の他、低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
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学童クラブ指導員 スキルアップ交流会
放課後に小学生をあずかる学童クラブの指導員を対象としたスキルアップ交流会が30日伊那市の創造館で開かれ、発達障害のある児童の支援について学びました。 スキルアップ交流会は、学童クラブ運営の参考にしてもらおうと伊那保健福祉事務所が毎年テーマを変えて開いているもので、30日は上伊那から80人が参加しました。 去年の交流会後のアンケートで「発達障害のある児童への指導法を知りたい」という要望が多く、今回はこのテーマとなりました。 長野県南信教育事務所特別支援教育推進員の柴田惇さんが話をしました。 柴田さんは、発達障害の特徴について説明し、「児童が何に困っているのかを理解し、一人一人の違いに応じた支援をすることが大事。できることが増えると自信につながり、主体性を持って取り組めるようになる」と話していました。 参加者が8つのグループに分かれ、情報交換をしました。 参加者は、「預かる前に保護者にアンケートをとることで事前に対応を考えられよかった」などと情報交換していました。
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マツタケ大豊作 バイキング販売盛況
今年はマツタケの当たり年です。 伊那市の産直市場グリーンファームでは客が好みの物を選んで購入する「バイキング形式」での販売が行われています。 グリーンファームの一画には今年もマツタケの販売コーナーが設置されました。今年は8月下旬から入荷が始まり、9月中旬からは、例年の2倍となる約200キロのマツタケが毎日、持ち込まれているという事です。 30日も上下伊那で採れたマツタケがたくさん持ち込まれていました。 通常は、数本ずつまとめ、数千円~2万円前後で販売をしています。 今年は持ち込まれる量が多く、品だしが追いつかない事から、量り売りのバイキング形式での対応となっています。 値段は、1キロあたり3万円から4万円と例年の半値から7割となっていて、訪れた客は手に取り品定めをしながら、気に入った物を選んでいました。 マツタケの入荷は、ここ数日気温が下がってきた事もありピークを過ぎましたが10月中旬まで続きそうだという事です。
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みはらしの湯 ポンプ故障長期化値引き営業へ
伊那市の日帰り入浴施設みはらしの湯は、源泉ポンプの故障が長期化することから、あすから当面の間、大人料金を600円から150円値引きし450円で営業します。 みはらしの湯では、源泉をくみあげるポンプが21日から故障しています。 これまでは、タンクに貯めた温泉に水道水を加え営業していましたが、30日までに全て無くなる見込みだという事です。 10月1日から源泉ポンプが復旧するまでの間は、水道水のみを加熱し営業する事にしました。これを受け、大人の入浴料を600円から150円値引きし、450円とします。大人用の回数券を利用する人については、1枚につき150円分の施設利用券をプレゼントします。 みはらしの湯では「お客様にご迷惑をかけ申し訳ない。一日も早い復旧を目指したい」とコメントしています。
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小林武さん宅のエンジェルトランペットの花見頃
伊那市西箕輪梨ノ木の小林武さん宅の畑で、エンジェルトランペットの花が見頃を迎えています。 小林さんの敷地内にある畑には、6本のエンジェルトランペットの木が植えられ、現在花が見頃を迎えています。 エンジェルトランペットはナス科の花で、春から秋にかけて4回花を咲かせます。 小林さんの花の木は6代目で植えて5年になりますが、ここまでたくさんの花を咲かせたのは初めてだということです。 花はあと3日ほど楽しめそうだということです。
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まほらいな市民大学・大学院修了証書授与式
まほらいな市民大学第16期生と大学院第1期生の修了証書授与式が29日、伊那市のいなっせで行われました。 市民大学は、県内在住の60歳以上の男女を対象に、高齢者の社会参加や生きがいづくりを図ろうと、県長寿社会開発センターが行っています。 今年度、まほらいな市民大学を卒業するのは56歳から86歳までの67人で、大学院を卒業するのは64歳から74歳までの11人です。 修了生を代表して福沢勉さんは「経験や経歴の違う人と学ぶことで今まで知ることのなかったことが知れて有意義な学生生活を送れた」と話しました。 大学院生を代表して小林智子さんは「今まで曖昧だった知識を改めて学ぶことができた。大学院で得た絆や知識を活かして地域の発展に努めたい」と話しました。 市民大学は、2年間で50単位取得を目標に地域の歴史や文化などを学びました。 大学院は昨年度初めて開講され、歴史コースと自然科学コースに分かれて月2回受講してきました。
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山紫 今年はワンランク上のプレミアムワインを
伊那市が信州大学農学部と連携して開発したやまぶどうワイン「山紫」。 今年は新たに、特別醸造によるワンランク上のプレミアムワインを作ります。 29日は、西春近の城倉友幸さんの20アールの圃場に、伊那ワイン工房代表の村田純さんが訪れ、ぶどうの糖度を図るなど生育状況を確認していました。 市では、平成18年からヤマブドウワインの生産に取り組み、平成26年に初めて販売しました。 去年9月には、市内で初となるワインの醸造施設「伊那ワイン工房」が美篶にオープンし、オール伊那産のワインとして売り出しています。 今年は新たに、醸造の工程を変えたプレミアムワインも販売する計画で、村田さんは「手間暇かけた分コストもかかるが、さらに上質なワインが期待できる」と話します。 収穫は10月上旬から行い、去年より300キロ多い900キロを予定しています。 ワインの完成は、来年6月末から7月上旬になるということです。
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いなご収穫量減少 つかはらでは1か月待ち
伊那谷の秋の珍味いなごは収穫量数が大幅に減少し、販売店では1か月待ちとなっています。 伊那市上新田のつかはら信州珍味です。 毎年稲刈りシーズンになると入口前には予約客用に販売する生きたいなごでいっぱいになりますが、今年はほとんど入荷していないということです。 生きたいなごが入ってこないため、今年は1日に60キロほど冷凍したものを山形県から仕入れて対応しているということです。 それでも、29日までにおよそ150キロの注文がはいっていて、現在は1か月待ちの状況ということです。 つかはらの塚原保治さんは、台風18号と長雨の影響ではないかとみています。 つかはらでは、11月中旬まで予約を受け付けていて、「毎年楽しみにしてくれている方が多いので期待に応えたい」と話していました。
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マツタケ大豊作 山の手入れ方法学ぶ
伊那市新山のマツタケ博士藤原儀兵衛さんから山の手入れ方法を学ぶマツタケ教室が、29日、開かれました。 藤原さんによると、今年は数十年ぶりの大豊作ということです。 伊那市新山の藤原さんが管理する山です。 斜面にはマツタケが群生していて、マツタケの香りが漂います。 29日は、山の手入れ方法を学ぶマツタケ教室が開かれ、近隣住民などおよそ40人が集まりました。 マツタケで生計をたてて半世紀という藤原さんは、自らの山の一部に人工的な「しろ」をつくっています。 「しろ」は、マツタケの菌糸とアカマツの根が一緒になった固まりです。 教室は、マツタケの生産技術向上と地域活性化を目的に年に2回開かれていますが、シーズン中の開催は初めてです。 参加者は、自分の握りこぶしと比べて大きさを確認したり、写真をとったりしていました。 藤原さんは、「荒れた山を整備してもらいやがては富県の山が大生産地になればうれしい」と話します。
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伊那節コンクール 最優秀賞に湯田さん
伊那節のうたごえを競う唄い手コンクールで伊那市山寺の会社員・湯田真琴さんが最優秀賞を受賞しました。 コンクールは長野県を代表する民謡のひとつ伊那節を次世代に歌いついでいこうと、上伊那の伝承芸能団体で組織する実行委員会が2年に1度開いています。 唄い手コンクールには20代から80代まで上伊那を中心に県内各地から30人が参加し発声や姿勢、歌の情緒が出ているかなどが審査されました。 歌詞は自由となっていて、参加した人達は地域に歌い継がれる歌詞を歌っていました。 最優秀賞には伊那市山寺の湯田さんが選ばれました。 湯田さんは、和楽器バンドの曲をきっかけに、三味線や民謡に興味をもつようになり、7月から本格的に民謡を習い始めたという事です。 コンクールの他に、第二部のふるさと芸能祭では、伊那市長谷のざんざ節保存会や、南箕輪村の御嶽山保存会などが、踊りを披露しました。
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新体操クラブ 全国優勝の演技披露
8月のインターハイで団体、個人ともに全国優勝した伊那西高校新体操クラブの優勝記念演技発表会が28日、伊那市民体育館メインアリーナで開かれました。 伊那西高校新体操クラブは8月に大阪で開かれたインターハイの女子団体で長野県勢として初優勝を果たしたほか女子個人でも3年生の猪又涼子さんが優勝しています。 クラブ長で優勝メンバーの河野夏苗さんは優勝について「よい結果が出たのは支えてくれた人たちのおかげです。緊張もありましたが踊れることへの嬉しさや楽しさを感じることができました。」と話していました。 個人優勝した猪又涼子さんは「練習は苦しいことや辛いこともありましたが本番は自信をもって演技することができました。」と話していました。 優勝記念演技発表会には伊那西高校の生徒や保護者が集まり新体操クラブの演技に拍手や声援を送っていました。 クラブのメンバーは「結果に満足するのではなく謙虚に受け止め次の目標に挑戦していきたい。」と話していました。
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防火ポスターコンクール 入選作品決まる
上伊那の小学生を対象に募集した防火ポスターの選考会が28日に開かれ、最優秀賞に箕輪中部小の中野ほのかさんの作品が選ばれました。 最優秀賞に選ばれたのは、箕輪中部小学校5年の中野ほのかさんの作品です。 優秀賞には、箕輪東小学校5年の三谷太陽くんの作品が選ばれました。 防火ポスターコンクールには、上伊那の小学校22校から400点の応募がありました。 これまで伊那と伊南の防火管理協会がそれぞれ行っていましたが、消防の広域化に伴い、今年から上伊那防火管理協会として実施する事になりました。 最優秀賞、優秀賞の他に入選作品14点が決まり、11月9日から始まる秋の全国火災予防運動に合わせて市内で展示される事になっています。
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長野県南部防災対策協議会 天竜川沿いのごみ拾い
南信地域の建設業者でつくる長野県南部防災対策協議会は、28日、天竜川や三峰川の環境美化活動としてごみ拾いを行いました。 飯田、駒ヶ根、伊那の3地区に分かれ環境美化活動が行われ、伊那地区には、15社から30人が参加しました。 長野県南部防災対策協議会では、毎年この時期に「ラブリバー天竜の日」と名付けた河川清掃を行っていて、今年で25回目となりました。 天竜川の殿島橋から新水神橋までと、三峰川の合流点から榛原河川公園までの川沿いを歩き、ごみを拾いました。 10年ほど前までは、家具や家電などの不法投棄が多かったという事ですが、近年はペットボトルや空き缶などのごみが目立っているという事です。 午前中いっぱい作業を行い、ごみ袋36袋分が集まったという事です。 協議会では、「ごみを捨てる人がいなくなるよう活動を続けていきたい」と話していました。
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伊那谷アウトドアフェス賑わう
山と自然を活用して地域活性化を目指すイベント「アルプス伊那谷アウトドアフェス」が27日、伊那市創造館で開かれました。 イベントは、南アルプス、中央アルプスの2つのアルプスに囲まれた伊那谷の、山と自然の魅力を発信し、地域振興につなげようと開かれたもので、今年で2年目です。 伊那市を中心とした20代から40代前半の若者でつくるアスタルプロジェクト実行委員会が企画したものです。 会場には、ロープを使わずに登るボルタリングやベルト状のラインを利用したスポーツスラッグラインを体験できるコーナーが設けられていました。 中でも、ロープを使い高さ6mまで登るツリークライミングは子供たちに人気でした。 この他、伊那市内の飲食店などのブースでは、地元の食材を使った料理が販売され昼時には多くの人で賑わっていました。 実行委員会によると今年は去年より13多い、36のブースが出展したということです。 実行委員会によりますと、去年よりおよそ1300人多い2500人が訪れたということで、今後も継続してイベントを計画していきたいとしています。
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富県の子供たちが蜂追い体験
伊那市富県の子ども達が伊那谷の秋の伝統文化「蜂追い」を今日、体験しました。 蜂追いを体験したのは富県公民館が開いている、いきもの探検隊の子ども達です。 子ども達に外で遊ぶ楽しさや伝統文化を伝えようと開かれました。 27日は伊那市地蜂愛好会のメンバーに協力してもらい、美篶笠原で地蜂の巣をとる蜂追いを体験しました。 地蜂と呼ばれるクロスズメバチを餌の生イカでおびき寄せ目印をつけて再び山に放ち後を追いかけます。 27日の、午前中は気温が低かったことから蜂の数が少なく思うようにはいきませんでした。 蜂追いを初めて1時間、地面の中に作られた巣の場所を探し出しました。 愛好会のメンバーが蜂を眠らせるため煙幕を入れて巣を取り出しました。 およそ、1.3キロの巣を取ることが出来ました。 取ってきた蜂の子は、甘露煮とご飯にして全員で味わいました。 子ども達からは美味しいと好評でした。 中には、なかなか箸が進まない子供の姿も見られました。 富県公民館では「取る楽しさ取ったものを食べた時の美味しさを知ってもらいたい」と話していました。
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十五夜にお供え「おからこ」づくり
伊那地域に伝わる十五夜のお供え餅「おからこ」づくりが27日伊那市の旧井澤家住宅で行われました。 伊那部宿を考える会では、地域の風習を伝えていこうと10年前から毎年十五夜に合わせ石臼と杵を使い、おからこづくりを行っています。 完成した団子は、近くの畑から取ってきた里いもの葉に乗せ、カボチャやネギ、クルミなど今年とれた野菜と共に縁側に並べました。 伊那部宿を考える会の中村國義会長は、「おからこを月に供え、収穫の喜びや感謝してきた先人の営みを若い人たちにも伝えていきたい」と話していた。 おからこは、一晩月に供えた後、28日に「おからこ汁」にして味わうという事です。
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古い地名調査 3グループが報告
伊那市が進めている古い地名調査の中間報告が26日行われ、代表グループが地名の由来などについて報告しました。 報告会では、伊那市日影、高遠町藤沢、長谷溝口の3つのグループが報告をしました。 調査は、古い地名を調べることで地域の歴史や先人たちの暮らしを後世に残していこうと伊那市が進めているものです。 長谷溝口の調査グループは、「溝口」という地名について「三峰川の入り口で中ごろに位置するため、溝の口から溝口になったなどという説があり、地形が由来の地名だと断言できる」と話していました。 また、美和湖左岸にある「こはくび」という地名については、「この地域にある「雨漏りを怖がる首の化け物」という言い伝えから、「怖がる首」となり、「こはくび」と呼ぶようになった」と話していました。 高遠町藤沢の調査グループは、「片倉地域の地名を調査する中で、明治7年に作られたとされる絵地図を発見した」と報告しました。 日影の調査グループは、「これまでに区内のお年寄りを招き、古地図などを見て聞き取り調査をした。今後は、地名を種類ごと分類し特徴を調べていきたい」と話していました。 地名調査は、市内81グループが取り組んでいます。 これまでに44の報告書が提出されていて、今後は報告書のデータベース化や図書館での閲覧も行っていきたいということです。
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南信工科短大開校前にシンポジウム
来年4月の県南信工科短期大学校の開校を前に、ものづくり産業の振興と魅力を発信するシンポジウムが、26日、伊那市のいなっせで開かれました。 シンポジウムは、未来を担う若い世代に科学技術やものづくりについて興味を持ってもらおうと、上下伊那の130以上の企業でつくる南信工科短大振興会が開いたものです。 元男子バレーボール日本代表監督の植田辰哉さんによる特別講演が行われ、結果を出すために大切なことなど自身の経験を交えながら話しをしました。 他に、ロボット技術を用いた電動車いすの制作や、宇宙研究など、南信地域の3つの工業系高校の生徒が研究の成果を発表しました。 このうち箕輪進修高校の生徒は、3Dプリンターを使った立体設計図の制作について話しました。 南信工科短大は、来年4月開校予定で、定員は機械生産と電気制御技術科のそれぞれ20人ずつとなっています。 推薦入学試験は、11月5日から始まります。
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信大の最新研究から異業種交流のヒント学ぶ
伊那商工会議所の伊那異業種交流研究会は、25日伊那市のいなっせで公開全体例会を開きました。 信州大学の最新研究を聞き、異業種交流の新たな可能性を探りました。 最初に、電気自動車に使用する次世代電池の材料などを研究している手嶋勝弥工学博士と、国際ファイバー工学研究所の所長で、医療分野に特化した繊維素材など様々な分野でのファイバーの可能性を研究している高寺政行工学博士が講演しました。 手嶋さんは、新時代を拓く環境・エネルギー材料科学をテーマに講演し「今までの研究で培った技術をオンリーワンに極めることで、様々な可能性が無限に広がる」と話していました。 パネルディスカッションでは、異業種交流研究会に3つあるグループの代表が加わり、「最先端領域の活用と異業種交流の可能性」をテーマに意見を交わしました。 会場にはおよそ80人が訪れ、研究機関と地元企業の関わり方などについて耳を傾けていました。
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10月から訪問看護事業
伊那中央病院は在宅医療の希望者増加にともない10月1日から訪問看護事業を始める計画です。 訪問看護では緊急時を考慮し24時間連絡対応体制が整えられます。 25日は伊那市役所で伊那中央行政組合議会が開かれ訪問看護事業に関する条例案が全会一致で可決されました。 訪問看護は退院してからも在宅医療が受けられるもので、リハビリテーションや緩和ケアのほか医師の指示による医療処置が行われます。 専属の看護師3人が看護にあたり1人当たり月に40件の訪問をすることを目標としています。 業務を行う地域は伊那中央行政組合構成市町村の伊那市、箕輪町、南箕輪村で当面は伊那中央病院を退院し在宅医療を希望する人を対象とします。 時間は午前8時30分から午後5時15分までで緊急時も考慮し24時間連絡対応体制を整えるとしています。 伊那中央病院ではこれまでに段階的に「みなし指定」として訪問看護事業を行っていて7月には114件を訪問したということです。 伊那中央病院ではほかに入院患者の寝たきり防止や家庭復帰を推進するための回復期リハビリテーション病棟をつくり、新たに24床を設置する計画です。 専任の医師のほか看護師を配置し開設は平成28年5月以降を予定しています。 伊那中央病院の平成26年度の決算はおよそ2億8000万円の黒字で6年連続の黒字となっています。 伊那中央病院では地域の中核病院として住民が24時間安心して最適な医療サービスを受けられる体制を整えたいとしています。