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誓いを新たに 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で22日、戴帽式が行われ、今年4月に入学した1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。 この日は、今年4月に入学した1年生35人が戴帽式を迎えました。 戴帽式は、半年間、基礎的な学習を行ってきた学生を、看護学生としてふさわしい知識と技術、態度を身につけたと認めるためのものです。 式では、生徒一人ひとりにナースキャップがかぶせられ、火がともされたロウソクを受け取っていました。 全員がロウソクを受け取ると、看護の精神がうたわれた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。 この日戴帽式を向かえたのは、上伊那を中心とした18歳から50歳代までの、男性が9人、女性が26人となっています。 式を終えた学生は、今後、本格的な看護の学習を始めることになっていて、来年2月からは、伊那中央病院や昭和伊南病院などで実習を行う予定です。 戴帽生を代表して、篠田達也さんは、「63期生、35人全員でこれからの困難を乗り越え、みなさんの役に立てるようにしたい」と、誓いを新たにしていました。
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障がい者の就職・雇用相談
上伊那地域の障がい者を対象とした就職・雇用相談会が21日、伊那市のいなっせで開かれました。 これは、障がい者の雇用促進を図ろうとハローワーク伊那が毎年この時期に開いているものです。 今年参加した企業は、去年より4社少ない21社です。 相談会には91人が訪れ、人事担当者から説明を受けていました。 ハローワーク伊那管内の障害者の9月末の求職者数は471人となっています。 50人以上の従業員がいる企業の障がい者の法定雇用率は2%と定められていて、ハローワーク伊那では、企業に対し法定雇用率達成のための指導に努めていくとしています。
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なかなか転ばないコマ「タオレネード」
伊那市の製造業ご当地お土産プロジェクトチームが製品化した転ばないコマが今、注目を集めています。 先月、愛知県で開かれた全日本製造業コマ大戦。 コマ大戦は全国の中小製造業が自社で制作したコマを持ち寄り1対1で戦う大会です。 低重心が主流ということですが、それに勝てるコマを作ろうと伊那市の(有)スワニーが高重心のコマを開発しました。 コマ大戦でスワニーは、予選敗退となりましたが、参加していた製造業者などから注目を集めたということです。 その後、サクラコマなどを一緒に制作してきた製造業ご当地お土産プロジェクトチームの協力によりそのコマをともに10日間でタオレネードを製品化しました。 タオレネードは、今月11日からスワニーのオンラインショップで1個850円で販売されています。 高精度な精密加工技術から生まれた高重心バランスコマは、県内外から注目を集め、すでに100個が売れました。 現在、スワニーの社員が手作業で追加分を組み立てています。 今後は、工賃アップにつなげてもらおうと伊那市社会福祉協議会に組み立てを委託する考えです。 「タオレネード」は今後、市内の店舗などでも販売を予定しています。
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ごみ処理費用有料制度見直しでアンケート実施
上伊那広域連合は、排出量によって2段階となっているごみ処理費用有料制度見直しのため、アンケートを実施します。 21日は上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで開かれ、アンケートの素案が了承されました。 上伊那地域では有料制度が2段階になっています。 第一段階ではごみ処理費用としてごみ袋1枚当たり30円かかります。 ごみ排出量が規定量を超えると第2段階となり、1枚当たり180円となります。 上伊那広域連合は、3年ごとに有料制度の見直しを行っていて、今回は2段階の有料制度を継続するかどうかも含め根本的な見直しを行います。 アンケートは来月5日から17日まで上伊那地域の3,000世帯を対象に行われ、内容はごみ処理手数料の金額についてや、チケットのしくみを理解しているかなどです。 委員からは「二段階の制度はコストもかかり、行政窓口の負担にもなるので廃止を考えていいのではないか」という意見の一方、「二段階になっていることでごみ排出量抑止につながっている」という声が上がっていました。 上伊那広域連合ではアンケートの結果を分析し、来年2月の審議会で施策の方向付けをしたいとしています。
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中学生ロボットコンテスト 南信大会
中学生ロボットの南信1位を決める中学生ロボットコンテスト南信大会が12日、伊那市の創造館で開かれました。 大会は、中学生の創造力を高めようと開かれていて今年で11回目になります。 大会には、南信地区を中心に、6校、23チームが参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 ルールは、ガムテープの芯でできたアイテムを縦90センチ、横45センチのエリアに運び、その上に屋根となるCDを重ねると得点になります。 さらに、その上にアイテムなどを積み重ねると高得点になります。 決勝トーナメントには女子チームの姿もあり、上手にロボットを動かして、勝利をおさめ喜んでいました。 決勝戦では、伊那市の東部中の「宅急便」が、ロボットの操作で苦労する中、辰野中の「欅11号」は確実にアイテムを積み上げ、優勝しました。 11月には、千曲市で県大会が開催されることになっています。
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「地域包括ケアシステム」の構築に向け医療、介護関係者が研修
高齢になり介護が必要になっても住みなれた地域で暮らす事ができる「地域包括ケアシステム」の構築に向け、医療と介護の連携をはかるための研修会が18日、伊那市で開かれました。 研修会には、伊那市内の医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、ケアマネジャーなど90人余りが参加しました。 これは、介護が必要になった高齢者が住み慣れた地域で人生の最後まで暮らす事ができる「地域包括ケアシステム」を構築しようと伊那市と伊那市医師会が初めて開いたものです。 研修会では、在宅医療・介護連携の先進地、広島県尾道市の医師、高橋世行さんが講演しました。 尾道市では、主治医を核として行政やその他の機関が連携するケアシステムを構築しているという事です。 高橋さんは「主治医が核となるケアシステムを円滑に運営するには、それぞれの機関が書類だけではなく顔の見える情報交換をしていく事が必要」と話していました。 伊那市では、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、住まい、医療、介護、生活支援・介護予防が一体的に提供される仕組み作りを進めていく計画です。
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第37回伊那市民美術展
第37回伊那市民美術展が伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、会員75人のうち62人が1人1作品を出しています。 洋画が一番多く56作品、日本画と工芸は3作品ずつです。 伊那市民美術会は、技術の向上や会員同士の交流などを目的に研修会やデッサンの会など年間を通じて活動しています。 美術展は、年1回の恒例行事で、今回で37回を数えます。 1人でも多くの会員が参加しやすいようにとはじめから賞は設けられていません。 伊那市民美術展は、21日火曜日まで、いなっせの2階展示ギャラリーで開かれています。
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西駒山荘が荷下げと冬仕度
中央アルプス将棊頭山直下にある山小屋、西駒山荘の今シーズンの営業が終了し20日、山荘で使っていたシーツや毛布などの荷下げが行われました。 標高およそ2690メートルにある西駒山荘では管理人の宮下拓也さんらがシーズン中に使っていた生活用品などをまとめていました。 荷下げはヘリコプターを使って行われ山荘から伊那市横山の鳩吹公園の間を3往復し生活用品や発電機のバッテリーなどを下ろしました。 西駒山荘は伊那市観光株式会社が運営していて今シーズンは山荘が8月にリニューアルオープンしてから初めての営業となりました。 去年は建て替えのため営業は行わず一昨年は87日間でおよそ800人が利用しました。 今年は8月1日から今月13日までの74日間の営業期間中およそ550人の登山者が利用したということです。 荷下げが終わると宮下さんらは雨戸を閉めたり入口を戸板で覆うなど冬仕度を行っていました。 西駒山荘の営業は終了しましたが冬山登山に訪れた人のために避難小屋として石室は開放しておくということです。
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伊那市環境展2014 開催
環境や省エネについて考える伊那市環境展が12日、伊那勤労者福祉センターで開かれました。 環境展は、民間団体や、行政などが環境問題について考えようと開いたもので29のコーナーが設けられました。 今年登録された南アルプスのユネスコエコパークやジオパーク関連のコーナーでは、鹿による食害などが紹介されました。 南アルプスの戸台で発掘される、サンカクガイやアンモナイトの化石作りの体験コーナーも設けられました。 また、服のリユースコーナーが設置され、服を持って訪れた人たちが、カゴに入れていました。 持ち込まれた服は、東南アジアに運ばれ、95%が再利用されるということです。 訪れた人たちは、各コーナーをまわりながら環境問題や、省エネについて理解を深めている様子でした。
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商店街を木のショールームに
伊那市の中心商店街の活性化を図る組織「伊那まちの再生やるじゃん会」は商店街全体で県産材の魅力を発信する木のショールームプロジェクトに取り組みます。 20日は伊那市のタウンステーション伊那まちでプロジェクトの概要についての説明がありました。 これは県の「信州の木活用モデル地域支援事業」として実施されるもので総事業費260万円のうち250万円が補助されます。 県産材の有効活用が目的で会では鉢カバーを基本に組み立て方次第でイスやテーブルにもなる木製キットを商店街に設置する考えです。 商店街ではこれまでにバラによる景観づくりに取り組んできたことから木製の鉢カバーと融合させ街全体で県産材の魅力を発信したいとしています。 この木製キットを考案したのは南箕輪村の「こうあ木工舎」の中村博さんです。 木製キットはワンセット42ピース入りを150セットつくる予定で公共の場所に設置する計画です。 26日には伊那市のセントラルパークで木製キットを使ったワークショップが計画されていてミツロウワックスを塗るほか鉢やイス以外の組み立て方などについても考えるということです。
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第28回行者そば祭り
信州そば発祥の地をPRする4週連続の秋の新そばイベントが始まりました。 初回の19日は、行者そば祭りが伊那市荒井の内の萱スポーツ公園で行われました。 打ち立てのそばを味わおうと、昼時には100メートルほどの長い列ができていました。 行者そばは、今から1300年ほど前に修行で内の萱を訪れた行者が一握りのそばの種を置いていったことが始まりとされています。 昭和63年から現在のように区をあげて行うようになり、今年で28回目です。 去年は雨が降ったため来客数が少なかったということですが、今年は晴天が広がり予定の2,000食を超える2,500食ほどを用意したということです。 訪れた人達は、紅葉を楽しみながら打ち立てのそばを楽しんでいました。 4週連続新そばイベント、次回は信州伊那新そばまつりが25日土曜日と26日に日曜日にみはらしファームで行われます。
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地蜂の「巣」コンテスト 優勝は3.7キロ
地蜂と呼ばれるクロスズメバチの巣の重さを競うコンテストが19日に伊那市で開かれ、西箕輪の林鶴良さんが、3.7キロで優勝しました。 優勝したのは、伊那市西箕輪羽広の林鶴良さんで、巣の重さは3.7キロでした。 今年のコンテストには、市内外から21人のエントリーがありました。 持ち込まれた巣に煙幕をかけて蜂を気絶させ、重さを量ります。 地蜂の愛好家は、6月から7月にかけ、野山でみつけた蜂の巣を持ち帰り、鶏の肝臓や心臓をエサとし与え巣を大きくしてきました。 例年の優勝は4キロから5キロ台ですが今年は3キロ台で、2月の大雪などが影響し、蜂の発生が遅れたのが原因ではないかという事です。 今年は蜂の子料理の実演が行われ、訪れた人が試食していました。 伊那市地蜂愛好会では、伝統の蜂追いや昆虫食の文化をこれからも伝えていきたいと話していました。
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熱気球に乗って新山の景色眺める
熱気球に乗り上空から景色を楽しむイベントが19日、伊那市の新山小学校で行われました。 新山小のグラウンドには、全長25メートルの熱気球がお目見えしました。 これは、新山の自然の素晴らしさを再認識してもらおうと、新山まつりの30周年特別企画として行われたものです。 熱気球は、暖められた空気が浮力となり上昇します。 19日は、風の少ない時間帯では、35メートルほどの高さまで上がったということです。 訪れた人たちは、気球独特の浮遊感を味わいながら、普段見ることのできない上空からの景色を楽しんでいました。 会場ではほかに、地区の歴史を紹介する写真の展示や野菜の即売会などが開かれ、多くの人で賑わっていました。
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爆笑お笑いライブIN伊那来年1月25日開催
伊那商工会議所青年部は、テレビでお馴染みのお笑い芸人9組を招き「爆笑お笑いライブIN伊那」を、来年1月に開きます。 お笑いライブは、伊那商工会議所青年部が主催するものです。 青年部では、東日本大震災の被災地福島県浪江町と宮城県気仙沼市に義援金を送るなどの復興支援をしています。 お笑いライブもその一環として開かれるもので、入場料の一部が義援金となります。 お笑いライブは、来年1月25日日曜日、午前11時半からと午後2時半からの2回開かれます。 来月1日と2日には伊那商工会議所大ホールでチケットの先行販売が行われ、この2日間に購入した人に限り先着順で好きな席を選ぶことができます。 前売り券は、S席が4,000円、A席が3,500円となっています。
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火山灰について学び地域の成り立ちを学ぶ
伊那谷に降り注いだ火山灰について学び、地域の成り立ちについて考える講演会が、18日、伊那市の創造館で開かれました。 創造館では現在、大地の見どころについて学ぶ企画展を開いていて、講演会はその一環で開かれました。 企画展に展示されている標本やデータを提供した中川村在住の寺平宏さんが「伊那谷を覆い尽つくした火山灰」と題して話しました。 寺平さんは、40年近く火山の噴出物について調査・研究をしています。 伊那市内にある火山灰や軽石などが堆積してできたテフラ層とよばれる地層を例にあげ、話しをしました。 他に、手良や富県などを含む三峰川扇状地について「最初にできた扇状地が削られていくつかの段丘ができた。テフラをみればその年代がわかる」と話しました。 第二部では、顕微鏡を使わない拡大写真の撮影方法について説明しました。 創造館では「伊那谷の成り立ちは最近になってわかってきたことが多い。それは、寺平さんのような地道な研究のおかげであることを知り、大地の歴史について考えるきっかけになれば」と話していました。
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伊那北高校クロスペンアカデミー
伊那北高校の薫ヶ丘クロスペンアカデミーが18日開かれ、宇宙工学者の川口淳一郎さんが講演しました。 クロスペンアカデミーは、生徒に広く社会を知り将来について考えてもらおうと、同窓会やPTAが毎年開いているものです。 青森県出身の宇宙工学者で小惑星探査機はやぶさのプロジェクトマネージャーを務めた川口さんが、「やれる理由を見つける」と題し話しをしました。 川口さんは「日本人は新しいことへ挑戦することに躊躇してしまいがち。前例があることだけを追っていては決して新しい成果を得ることはできない」と話しました。 生徒らは、川口さんの話しにメモを取りながら耳を傾けていました。
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伊那谷遺産に選ばれて 芝平に記念碑建立
伊那市高遠町芝平石灰岩採掘場跡と芝平集落が、今年3月に「伊那谷遺産100選」に選ばれたことを受け、18日記念碑が芝平集落跡に建立されました。 18日は、かつて芝平で暮らしていた人たちでつくる全国芝平会のメンバー8人が碑の建立に立ち会いました。 芝平石灰岩採掘場跡と芝平集落は、今年3月に伊那谷遺産プロジェクト選定委員会により「伊那谷遺産100選」に選ばれました。 伊那谷遺産100選は、伊那谷地域の「土木」「暮らし」「自然」にまつわる先人たちの足跡を残すもので、98件が認定されています。 芝平地区は、50年程前までおよそ600人が暮らしていましたが、三六災害で住民は村を離れることを余儀なくされました。 全国芝平会では、集落の歴史を後世に伝えていきたいと話しています。
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伊那北小学校 親子で学ぶ講座
親子で協力して工作やスポーツを楽しむ講座が19日、伊那市の伊那北小学校で開かれました。 この日は、伊那北小学校の児童と保護者340人がスポーツや工作を楽しみました。 このうち、校庭ではサッカー講座が開かれ、児童と保護者がチームに分かれて試合をしました。 主催したPTAは「親子が1つのことを一緒に行うことにより、絆が深まる機会となった」と話していました。
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箕輪町でフェンシング全国大会
フェンシングの全国カデ・エペ選手権大会が18日と19日の2日間、箕輪町社会体育館で開かれています。 大会には、全国24都府県から13歳以上17歳未満の男子47人と女子42人が出場しています。 18日は、予選の総当たり戦が行われ、18日の結果を元に19日のトーナメントが組まれます。 大会は、2015年世界カデ選手権日本代表の選考基準のポイント対象大会となっています。 県内からは、伊那北高校、箕輪進修高校、箕輪中学校の生徒12人が出場しています。 ある選手は「2日間自分の力を精一杯発揮して地元で優勝できるように頑張りたい」と話していました。 なお、箕輪町町民体育館では、17歳以上20歳未満が出場する「全国ジュニア・エペ選手権大会」も開かれています。
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伊那東小学校伝統行事 すもう大会
伊那市の伊那東小学校の伝統行事、すもう大会が17日学校の校庭で行われました。 この日は、全校児童670人が学年の体格ごとにグループをわけて相撲をとりました。 大会では、子どもたちが怪我をしないよう押し出しだけで戦うというルールがあります。 伊那東小学校には、数十年前まで本物の土俵があり、児童が相撲をとっていました。 現在土俵は学校に設置されていませんが、毎年この時期に相撲大会を行っていて、伝統行事となっています。 運動会が終わってから校庭には40個の土俵が作られ、児童はおよそ2週間練習を重ねてきたといことです。 ある6年生の児童は「去年勝てなかった友達に勝てて嬉しかった。みんなで応援したのが思い出になった」と話していました。
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入笠牧場 牛が下牧
伊那市高遠町の入笠牧場で、ひと夏を過ごした牛たちが、それぞれの農家のもとへ17日帰っていきました。 今シーズンは、上下伊那19頭の牛が6月から標高1,500メートルの入笠牧場で過ごしました。 牛の放牧は、体調管理と農家の労働力の軽減などを目的に毎年JA上伊那が行っています。 17日は、体重測定や血液検査などを行い、それぞれの農家のもとへ帰っていきました。 体重は平均で50キロ増えたということです。 種牛がいないため以前より頭数が少なく、牧草は豊富にあり、牛たちは、よく食べ、運動をして引き締まった体になっているということです。 写真提供:JA上伊那
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あいこちゃん 目標額達成 心臓移植へ
諏訪市の小学1年生、小松愛子ちゃんのアメリカでの心臓移植をめざして活動しているあいこちゃんを救う会は17日、募金額が目標金額に達したことをホームページで報告しました。 この日までの募金額は、2億2,743万2,291円となり、目標である2億1,000万円を達成することができたということです。 救う会は、「記者会見後、1か月半というスピードで目標を達成できたのは、皆様方のご理解とご協力のおかげです。」とコメントしています。 救う会は今後も、あいこちゃんの未来に向けて、精一杯応援していきたいとしています。
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山寺区 長巻きずし作りに挑戦
伊那市の山寺区文化祭が13日に開かれ長さ12メートルの巻きずし作りに挑戦しました。 巻きずしづくりは12日と13日きったせで開かれた、山寺区文化祭のイベントの一環で行われました。 この日は、子供からお年寄りまで約40人が参加しました。 用意された材料は、米5升や、のり70枚、キュウリ30本などです。 参加した人たちは、最初は手前の酢飯や具を抑えると、掛け声に合わせて巻き上げていました。 イベントを企画した、山寺区公民館長の尾崎晃一さんは「文化祭で、それぞれの作品を発表してもらうと共に、イベントを通してさらに、顔の知れた交流に繋がれば」と話していました。 この日作った巻きずしは、20センチに切り分けられ、参加者に配られました。
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上の原保育園 田楽座の公演を楽しむ
伊那市の上の原保育園の園児は16日、富県の歌舞劇団田楽座の公演を楽しみました。 この日は、上の原保育園の全園児約170人が田楽座の公演を楽しみました。 プロによる本格的な郷土芸能などに幼いうちから触れてもらおうと、伊那市が市内の保育園を対象に行っているものです。 花笠音頭やお囃子など5つの演目が披露されました。 南京玉すだれは年長園児が体験しました。 獅子に噛んでもらうと頭がよくなると聞いた園児は手をあげて獅子を呼んでいました。 諏訪礼子園長は「生の音に触れる良い経験になった。お祭りのような気分で楽しめたと思う」と話していました。 市内の別の保育園では、岐阜県の劇団による公演も予定されています。
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長谷中学校 震災復興支援の募金届ける
伊那市の長谷中学校の生徒は、東日本大震災の被災地支援のために集めた募金を、16日、伊那市に届けました。 この日は、生徒会役員が長谷総合支所を訪れ、義援金2万2,247円を伊那市に届けました。 長谷中学校では、9月に行った文化祭「くろゆり祭」の音楽会で東日本大震災の被災地支援のためのチャリティーイベントを実施しました。 保護者や地域住民など100人以上が会場を訪れ、休憩時間に生徒会役員が募金を呼びかけたところ2万2,247円が寄せられました。 長谷中学校では、2011年から毎年、音楽会で募金を呼びかけています。 インターネットなどで被災地の様子を知らべ、「まだ震災は終わっていない」と感じ、今年も復興支援を行う事にしたということです。 義援金は日本赤十字社を通して被災地に届けられることになっています。
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太極拳・気功で国際大会金賞
伊那市体育協会の太極拳・気功部は、中国で開かれた国際大会に出場し、大会での結果を15日、白鳥孝伊那市長に報告しました。 この日は、伊那市体育協会の太極拳・気功部の三澤清美部長ら6人が市役所を訪れ、国際大会での結果を報告しました。 太極拳は、中国武術のひとつで、武術太極拳や、医療体操、健身術として行われています。 気功は、中国古来の自己鍛練法で、呼吸法と体操によって体内の血液の循環を良くし、病気予防・健康維持を図るとされています。 今回三澤さんは、愛知県に本部を持つ、NPO法人日本導引養生功連盟として出場しました。 去年中国で開かれた国際武術太極拳交流大会の50歳以上の団体競技では、簡化24式太極拳で1位の金賞に選ばれました。 また、今年3月の、国際健身気功交流大会の50歳以上の団体競技、導引養生功でも、1位の金賞に選ばれました。 三澤さんは、「最高齢は88歳、太極拳・気功は年をとっても続けられる。」と話していました。 白鳥市長は、「太極拳は健康づくりでもあるが、見た目が綺麗で見る楽しみもある」と話していました。 伊那市体育協会は健康のため、公民館などで講座を開いていて参加を呼びかけています。
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南ア 初冠雪
R南アルプスの仙丈ケ岳などで16日、去年より1日早い初冠雪が観測されました。初冠雪は平年並みとなっています。 北沢峠こもれび山荘のスタッフによりますと、南アルプスで今日、初冠雪が観測されました。 小仙丈下の樹林帯あたりから上で5センチの雪が積もったということです。 長野地方気象台では、台風が抜けて、北から寒気が入りやすくなっているということで、明日の朝も、今朝と同じくらい冷え込みそうだとしています。
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50年先見据えた森林のあり方検討へ
50年先を見据えた伊那市の森林の将来像や市民との関わり方などを検討する伊那市50年の森林(もり)ビジョン策定委員会が15日発足しました。 委員会では2016年3月までにビジョン策定を行い公表する予定です。 15日は、白鳥孝伊那市長が有識者や森林関係者など17人を委員に委嘱し、ビジョン策定について諮問しました。 委員会では、現在の森林の現状を把握すると共に、2015年度から50年間の山や森のあり方や市民との関わり方について検討を行います。 伊那市によりますと、伊那市の森林の面積は市全体の82%にあたる5万5千ヘクタールだということです。 近年では、木材の価格下落による森林の放置や、松くい虫被害、有害鳥獣による食害などが問題となっています。一方、ペレットや薪の利用促進や、防災の観点から森林整備の必要性がみなおされています。 委員からは、「落葉松などを伐採した後、土砂災害が起きないようどう守っていくか考える必要がある」「山への関心が年々薄くなっている。人と山を結びつける指導者の養成が必要」などの意見が出されていました。 白鳥市長は「山の持つ多面的な機能を見直し、健全な山づくりを伊那から発信していきたい」と話していました。 委員会は来年度までに5回開かれ、次回は課題の洗い出しと検討が行われる事になっています。
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伊那市ふるさと公使 岡部高明さん委嘱
また、伊那市の魅力をPRするとともに市政への助言や情報提供などを行う「伊那市ふるさと公使」に、高遠町出身で元テレビ信州取締役大阪支社長の岡部高明さんが委嘱されました。 10日は伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝伊那市長から岡部さんに委嘱状が手渡されました。 岡部さんは、伊那市高遠町西高遠出身の83歳です。 伊那北高校卒業後、東京大学文学部でマスコミ学を専攻し、卒業後は大阪府に本社をおく読売テレビに入社しました。 編集課長や人事部長などを経て、テレビ信州取締役大阪支社長を務めました。 また、合併前の旧高遠町でも10年間、ふるさと公使を務めました。 岡部さんは、「伊那市からの情報をしっかり受け止め、テレビ関係などの人脈を活かして伊那市の良さを発信していきたい」と話していました。 岡部さんは、旧郵政省の元職員大羽繁さんに次いで2人目のふるさと公使です。
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伊那市ふるさと大使 那須弘平さん委嘱
伊那市の魅力を発信する「伊那市ふるさと大使」に、富県出身で元最高裁判所判事の那須弘平さんが新たに委嘱されました。 9日は伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝伊那市長から那須さんに委嘱状が手渡されました。 那須さんは、伊那市富県北福地出身の72歳です。 伊那北高校を卒業後、東京大学法学部に入学し、昭和44年に弁護士登録をし ました。 平成18年から24年には、最高裁判所判事として多くの事件に携わってきました。 那須さんは「愛郷心は誰にも負けない。伊那の自然の良さや人々の温かさを全国や世界に発信していきたい」と話しました。 那須さんは、講演や本の出版などで伊那市の良さをPRしていきたいということです。 伊那市ふるさと大使は那須さんも含めて21人です。