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ちぎり絵作品展 24日まで
和紙を使ったちぎり絵教室、中村早恵子御園教室のちぎり絵作品展が、20日から伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。 会場には伊那市御園の教室に通う、10人の近作30点が展示されています。 ちぎり絵に使われる和紙は、何層にも重なっていて、ちぎったり、剥いだりして貼り合わせ作品を作ります。 これにより、色の濃淡や奥行のあるちぎり絵ができるということです。 中村さんは「作者それぞれの味わいを感じて欲しい」と、話していました。 中村早恵子御園教室の作品展は、24日(日)まで伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
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鹿嶺高原で南アの魅力を散策
伊那市観光協会は「ちょこっとお出かけ・い~な旅、鹿嶺高原でカレーパーティー」を20日、伊那市長谷の鹿嶺高原で行いました。 ちょこっとお出かけ・い~な旅は、市内の魅力を知ってもらおうと伊那市観光協会が5月から11月までに8回計画していて、今回が5回目です。 これまでに、入笠山や北沢峠などを訪れています。 今回は、南アルプスの魅力に触れてもらおうと、鹿嶺高原でカレーパーティーが開かれました。 伊那市を中心に、上伊那や遠くは東京都などから23人が参加しました。 参加者は、標高1800mの鹿嶺高原の1キロほどの遊歩道を散策していました。 この時期鹿嶺高原には、ニガナやノアザミ、マルバダケブキなどが咲いています。 展望台では、南アルプスの仙丈ヶ岳が綺麗に見えていました。 ある参加者は、「以前来た時はよく見えなかった。こんなに綺麗に山が見れて嬉しい。」と話していました。 1時間程の散策を終えた参加者は、雷鳥荘でカレーを食べました。 今回の旅は、鹿嶺高原にちなんでカレーを味わいました。 「ちょこっとお出かけ・い~な旅」は、9月が入野谷山のトレッキング、10月が紅葉の北沢峠のトレッキング、11月が長谷の歴史と紅葉などのイベントが計画されています。
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「芝平石灰岩採掘場跡」に案内看板設置
今年3月に「人と暮らしの伊那谷遺産」に登録された伊那市高遠町の「芝平石灰岩採掘場跡」に、このほど、案内看板が設置されました。 昭和50年代に芝平から移住した元住民でつくる芝平会のメンバーなどが、13日に看板の設置作業を行いました。 この地域では、かつて土壌改良のための肥料となる石灰岩が豊富に産出され、昭和20年頃まで芝平石灰岩採掘場で作業が行われていたということです。 芝平会などは、採掘場跡に多くの人に訪れてもらい当時の事を知ってもらおうと、今年5月には下草刈りなどの環境整備を行い、今回、案内看板を設置しました。 会では、「子ども達に来てもらい、地域の歴史を知ってもらいたい」と話していました。
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丸山公園で二十二夜尊大祭
安産や縁結びなどを願う二十二夜尊大祭が、旧暦の7月22日にあたる17日、伊那市の丸山公園で行われました。 二十二夜尊大祭は、坂下区の有志でつくる実行委員会が毎年行っているものです。 旧暦の7月22日は月の出が1年で最も遅いとされ、この日に願をかけると願いが叶うと伝えられています。 また、短くなったロウソクを持ちかえり、陣痛が始まったら火をつけるとロウソクが燃え尽きるまでに分娩が終わるとされています。 17日は、出産を控えた妊婦やその家族、友人などが訪れ、二十二夜尊の碑に安産や良縁を願っていました。 坂下区では「地域に伝わる伝統を次の世代に残していきたい」と話していました。
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ねんど職人+アイドル 「ねんドル」岡田さんのねんど教室
ねんど職人でアイドルの「ねんドル」岡田ひとみさんのねんど教室が17日、伊那市創造館で開かれました。 この教室は創造館の開館4周年記念として開かれたもので、ねんどでソフトクリームとたこ焼きを作りました。 伊那市を中心に、3歳から6年生までの50人が参加しました。 指導したのは、東京都在住のねんドル、岡田ひとみさんです。 岡田さんは、全国各地でねんど教室を開いているほか、NHKの教育番組にも出演しています。 岡田さんは、「ソフトクリームのコーンは円錐という形」「青と赤の絵具を混ぜると紫になる」などと子どもたちに指導していました。 ある子どもは、「ソフトクリームを巻くのが難しかった。自分の部屋にかざりたい」と話していました。 これまで創造館の開館記念イベントでは講演会などを開いていましたが、子ども達にもモノづくりの楽しさを感じてもらいたいとねんど教室を開いたということです。
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夏休み終わり2学期スタート
長い夏休みも終わり上伊那の多くの小中学校で2学期の始業式が行われ、新学期がスタートしました。 このうち伊那市の伊那北小学校の子どもたちは24日間の夏休みを終え、休み中の工作などを抱えて学校に登校していました。 日焼けした全校児童460人が体育館に集まり2学期の始業式が行われました。 式の中で、代表児童4人が2学期の目標を発表しました。 春日由紀夫校長は「2学期は運動会や音楽会などの行事があります。目標をもって頑張りましょう」と呼びかけました。 式の後、子どもたちはそれぞれの教室に戻り、休み中の工作を見せ合ったり思い出を発表しあったりしていました。 19日は伊那市内の小中学校合わせて8校と箕輪町、南箕輪村のすべての小中学校で始業式が行われました。
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伊那市中央古町で夏祭り
伊那市中央区の夏祭りが16日、旧市民会館駐車場で開かれ家族連れなどで賑わいました。 夏祭りは地元住民でつくる古町会が地区の人たちの親睦の場にしようと初めて行ったものです。 駐車場には、ローメンや焼きトウモロコシなどの屋台が並びました。 ステージでは、伊那市出身のソウルシンガー湯沢かよこさんのライブが行われました。 また、伊那節保存会が生演奏で伊那節を披露し訪れた人たちは輪に入って一緒に踊りを楽しんでいました。 祭りの最後はバナナのたたき売りが行われました。 地元の坂本洋さんが40房をさばきました。 小雨が降る中、訪れた人たちは楽しみながら値段交渉をして買い求めていました。 古町会の伊藤一男会長は「地区の人たちが久しぶりに再会したり思い出話をする場になって良かった」と話していました。
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伊那市お盆成人式 二十歳の節目祝う
お盆の帰省に合わせ、伊那市の伊那地区で15日お盆成人式が行われました。伊那市の成人式は高遠地区と長谷地区を除き、14日と15日の2日間、市内8つの公民館などで行われました。 このうち東春近地区の成人式には、新成人53人が出席しました。 新成人を代表して伊藤聖さんは「一日一日を大切にしながら社会貢献できるよう努力したい」と決意を述べました。 式の後、交流会が開かれ10歳の時に思い出の品や自分への手紙などを入れたタイムカプセルが開封され、新成人たちは、当時を振り返っていました 今年、伊那地区は、平成5年4月2日から平成6年4月1日までに生まれた男子351人、女子 361人の合わせて、712人が成人を迎えています。 成人式については開催方法について検討され、市ではこれまで通り地区公民館ごとに開催するとの方針を示しています。
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伊那名物ローメンの食べくらべ
伊那名物ローメンをPRしようと15日、伊那市のセントラルパークでローメン夏祭りが開かれ多くの人で賑わいました。 イベントは、お盆中に帰省している人や県外から伊那市に訪れた人たちに伊那の味を楽しんでもらおうと伊那ローメンズクラブが毎年開いているものです。 これまではクラブ全体で統一した味付けで提供していました。 今年は、クラブに加盟する店の味を楽しんでもらおうと10店が出店しました。 各店で出しているスープ風、焼きそば風のローメンが一杯300円で提供され、訪れた人たちは味比べをしていました。 ステージでは、伊那市のアイドルグループ、パラレルドリームのライブなども行われ会場は多くの人で賑わっていました。
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夢追縁日 田楽座と伊那谷のミュージシャンコラボ
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の創立50周年記念公演を前に、伊那谷で活動するミュージシャンや飲食店が集う夢追縁日が17日、行われました。 田楽座の稽古場「創造の館」ではコンサートが行われ、その周りには地元の飲食店や酒蔵など12の出店が並びました。 田楽座は、全国に伝わるふるさとの芸能を現在に伝える劇団として発足し、今年の10月で創立50周年を迎えます。 夢追縁日は、10月の創立50周年記念伊那公演を前に、地域の人たちに田楽座を知ってもらおうと、地元住民などでつくる田楽座を応援するってもんずらの会が行ったものです。 会員が知人や友人に声をかけ、出店者を募り、今回初めてこの企画を開きました。 コンサートでは、伊那谷で活動する3つの団体と個人が田楽座とコラボレーションしました。 会では、「このイベントをきっかけに地域の人たちとのつながりを広めていきたい」と話していました。 コンサートには100人ほどが訪れ、最後には全員で盆踊りを踊りました。 田楽座の創立50周年記念作品「まつり芸能楽 信濃」の伊那公演は、10月11日と12日に伊那文化会館で行われます。
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上牧区 先祖の霊を迎える「迎えまんど」
お盆の行事をお伝えします。 13日は、伊那市上牧区の住民による、先祖の霊を迎える迎えまんどが行われました。 この日は、上牧区の住民50人が集まりました。 上牧区では、毎年13日に集まり、小学生を中心にまんどを振り、先祖を迎えます。 高学年の児童から、手作りのまんどに火をつけ回していました。 上牧区では、「年々参加する児童が減ってきているが、地区の行事として伝統を残していきたい」ということです。
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自然エネルギー ガイドライン策定へ
伊那市環境審議会の今年初めての会合が18日、伊那市役所で開かれ、自然エネルギー施設などについて意見を交わしました。 審議会では、自然エネルギーに対しての現状と課題が報告され、伊那市でもガイドラインが必要か話し合われました。 審議会は、各種団体の代表など11人で組織されています。 伊那市には太陽光発電やバイオマス発電、風力発電施設などの自然エネルギーに対する条例や規則がありません。 上伊那の8市町村の内、4町村には、8月の時点でガイドラインが策定されていて、中には規則を定めたところもあります。 委員からは、「優良農地に太陽光パネルを設置したいとの話を聞くことがある」や、「ガイドラインを策定して、基本的理念を示すべき」などの意見が出ました。 審議会では、「太陽光発電の固定買取期間がすぎる20年後には、パネルの廃棄問題などが考えられる」などとしてルールは必要としています。 この他、環境基本計画についての中間報告があり、伊那市の総合計画との整合性を考え、後期計画の期間を当初の平成30年度から、31年度とする方針が示されました。
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子どもの権利条例について考える
子どもの権利条例について考える学習会が18日、伊那市の西箕輪ぬくもり館で開かれました。 学習会を開いた市民団体は今後行政に対し子どもの権利条例制定について働きかけていきたいとしています。 学習会は貧困やいじめ、不登校虐待などから子どもを守る活動をすすめる「子どもの育ちと保育・教育を考える会」が開いたもので会場には12人が集まりました。 講師を務めたのは諏訪市の弁護士で松本市子どもの権利養護委員の北川和彦さんです。 北川さんは去年、松本市で制定された子どもの権利条例を例えにあげながら、その内容や必要性などについて話をしました。 条例は子どもの権利を保障し社会全体で支えるまちづくりを進めようと制定されたもので県内で唯一です。 松本市ではこれにより相談窓口や支援委員会を設置するなどの取り組みを行っているということです。 考える会ではいじめや不登校、虐待など様々な問題があるなか子どもの権利を保障するため活動していきたいとしています。
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第5回 平和音楽会
音楽を通して原爆のない平和な世界を訴える「第5回平和音楽祭」が10日、伊那市のいなっせで開かれました。 平和音楽会は、上伊那を中心に活動している「うたごえサークルざざむし」が主催したもので、今年で5回目です。 第一部では、5つの団体と個人が発表しました。 第二部では、16歳の時に長崎の原爆で被爆した渡辺千恵子さんの体験談を、合唱と語りで構成する「平和の旅へ」が演奏されました。 主催したうたごえサークルざざむしは、 「平和に対する気持ちや平和に暮らせている時間の大切さを、様々なジャンルの音楽を通して伝えていきたい」としています。
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雨の中上農盆花市 賑わう
南箕輪村の上伊那農業高校伝統の盆花市が12日、伊那市内2か所で開かれました。 あいにくの雨の中、多くの人が花を買い求めていました。 いなっせ横の広場の会場には、販売開始の9時前から長い列が出来ていました。 上伊那農業高校では、毎年お盆前の12日に販売をしています。 12日は、いなっせと伊那北駅前の2か所で合わせておよそ400束が用意されました。 花は上農の畑で育てたものでアスターや菊などが1束500円と市価より安く物がよいことから毎年人気となっています。 あいにくの天気の中、訪れた人たちは傘をさしながら花を買い求めていました。 用意した400束の盆花は開始から1時間で完売したということです。
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洞泉寺で施食会法要
先祖の霊を供養する「施食会」の行事が11日、伊那市美篶の洞泉寺で行われました。 この日は、美篶区民などおよそ200人が集まりました。 施食会は、「お施餓鬼」とも呼ばれ、釈迦の弟子が餓えでの苦しみをお経を唱えて供養したのが始まりとされています。 横山凌雲住職は、「誰もが持つ“欲”がひどくなると自分自身も苦しくなる。全ての存在に対して供養し、善意を持つ心を忘れないでほしい」と話していました。
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伊那西新体操部 インターハイ成績報告
伊那市の伊那西高校新体操部は、東京都の国立代々木第一体育館で開かれた、インターハイに長野県の代表として出場し、個人総合2位。団体戦3位でメダルを獲得しました。 この日はインターハイでの成績を全校生徒に報告しました。 インターハイには全国から県大会を勝ち抜いた48校が参加しました。 個人総合はフープとボールで競われ、伊那西高校2年生の猪又涼子さんがフープで2位。ボールで3位。 県勢初となる総合2位に輝きました。 団体戦は5人一組でクラブを使った演技で競い、こちらも県勢初となる、3位に輝きました。 チームは唯一の3年生、桑澤笑未莉部長がチームをまとめました。 伊那西高校新体操部は個人総合の猪又さんが2年生、団体戦のメンバーは5人中、3人が1年生と若いチームです。 伊那西高校新体操部の橋爪みすず監督は「結果も大事にしながら、心の成長を目標にこれからも上を目指す」と話していました。
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全国大会出場の小中学生が健闘誓う
全国小学生陸上競技交流大会と全国中学校体育大会に出場する伊那市の小中学生が11日、白鳥孝伊那市長に大会出場のあいさつをしました。 11日は小学生2人と中学生2人が伊那市役所を訪れました。 伊那北小6年の大森才稀君は80メートルハードルで13秒69を記録し県大会で優勝。 手良小6年の池上実結さんはソフトボール投げで53メートル20を記録し県大会優勝。 伊那中3年の松澤幸祐君は水泳200メートル自由形で県中学校総合体育大会新記録となる1分58秒20を記録。 東部中2年の伊澤夢伽さんは新体操の北信越中学校総合体育大会で総合3位に入りました。 全国大会は8月下旬に開かれることになっていて4人は大会での健闘を誓っていました。
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入札不落で開園に遅れ
園舎の老朽化にともない建て替えが計画されている伊那北保育園の入札が不落となったことにともない開園が2か月ほど遅れることが11日わかりました。 これは11日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。 入札には4事業者が参加しいずれも予定価格を超えたことから不落となりました。 原因について市は設計価格積算時と入札見積もり時における価格変動にともない材料費や労務費に格差が生じたためと説明しています。 今後の対応として9月議会に建築工事費を増額する補正予算案を提出し9月下旬に再入札を実施したいとしています。 再入札の結果など今後の経過にもよりますが伊那市では保育園開園は2か月遅れの来年6月上旬を予定しています。
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台風11号でみはらしファームに被害
台風11号の影響で伊那市西箕輪のみはらしファームではりんごやぶどうが落果するなどの被害がありました。 みはらしファームによりますと台風11号の影響でりんごが1割落果し品質の低下も1割ほどみられたということです。 またぶどうも大粒が150個、小粒が200から300個ほど落果しました。 ほかにはスイートコーンが全て倒れてしまったということです。 JA上伊那によりますと11日現在それ以外の農作物へ被害は報告されていないということです。 長野地方気象台によりますと10日の伊那市の最大瞬間風速は1秒あたり22.3メートルを記録する強い風が吹きました。 また降り始めから11日午前9時までの総雨量は46.5ミリでした。 伊那市西町では倒木が電線にかかりおよそ70戸が停電となりました。 箕輪町と南箕輪村では被害の報告はなかったということです。 長野地方気象台では降雨のため地盤がゆるんでいるとして引き続き土砂災害に注意するよう呼びかけています。
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12日は上農恒例の盆花市
上伊那農業高校伝統の盆花市があす、伊那市のいなっせと伊那北駅の前で開かれます。 11日は盆花市を前に花束づくりが行われました。 上農高校農業委員会役員と生徒あわせておよそ100人が作業を行いました。 盆花に使われる花は菊やアスター、トルコギキョウ、オミナエシなど6種類ほどで、すべて校内で生徒が栽培しました。 花束は目標としている500束には及びませんでしたが400束が完成し、今年はアスターが3色揃ったということです。 盆花市は12日午前9時からいなっせと伊那北駅前の広場で開かれます。
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小黒川スマートIC整備へ
国土交通省はこのほど中央道伊那市の小黒川パーキングエリアのスマートインターチェンジ整備計画を採択しました。 11日は伊那市役所で小黒川スマートインターチェンジ連結許可書伝達式が行われました。 伝達式では国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所の柴山智和所長から白鳥孝伊那市長に連結許可書が手渡されました。 中央道の小黒川パーキングエリアに直接乗り入れが可能となる小黒川スマートインターチェンジは上り下りともに整備し事業費はおよそ14億8千万円、そのうち伊那市は3億4千万円ほどの負担を見込んでいます。 初年度の1日当たりの交通量は上下線合わせて1900台ほどを見込み、平成29年9月30日の供用開始を目指します。 県内の中央道ではほかに駒ケ岳サービスエリアへのスマートインターチェンジ整備も採択されているほかリニア開通を見据え飯田市の座光寺パーキングエリアでの整備も検討されているということです。
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でんがく寺子屋
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の伝統芸能講座、でんがく寺子屋が9日と10日の2日間開かれました。 10日は県内外から40人が参加し、3つのグループに別れ太鼓や舞の指導を受けました。 でんがく寺子屋は、楽しみながら伝統芸能に親しんでもらおうと田楽座が毎年行っているものです。 長野県栄村を支援しようと上演された芸能歌舞劇「イワト とびらをひらけ!!」で踊られた「うずめの舞」の指導も行われました。 参加者は、つま先まで意識を集中させながら踊っている様子でした。 ある参加者は、「全身を使った太鼓のたたき方が新鮮だった」と話していました。 でんがく寺子屋は、23日と24日にも開かれ、田楽座では参加を呼び掛けています。
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演劇の舞台技術を学ぶセミナー
地元の人達に舞台技術を学んでもらうセミナーが10日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 これは、地元の演劇に関わる人たちに舞台の技術を学んでもらい、演劇文化を広めようと伊那文化会館が毎年開いています。 講師は、伊那文化会館舞台課で音響担当の清水斉さんが務めました。 セミナーには、上伊那の高校の演劇部に所属する生徒などおよそ50人が参加しました。 参加者は、音の効果や機材の基本的な扱いについて学びました。 キャノンケーブルを八の字に巻く体験では、初めての巻き方に苦戦していました。 清水さんは、「今日感じた普段の練習している場所との違いを、演劇の演出に活かしてもらいたい」と話していました。
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セミの抜け殻から地域の自然や環境を学ぶ「自然ふれあい講座」
セミの抜け殻から地域の自然や環境を学ぶ「自然ふれあい講座」が7日、伊那市の鳩吹公園で開かれました。 講座は、地球温暖化対策などの取り組みを専門に行っている長野県環境保全研究所が開いたもので。伊那市を中心に6人が参加しました。 県内6会場で行っていて、伊那市で開かれるのは去年に続き2回目です。 セミは生息する場所の気温や標高によって種類が異なるため、抜け殻を採取 することで、地球温暖化による環境の変化を知る事ができるという事です。 研究所の職員は「身近な自然が今どういう状態か知り、変化に気づけるようになってほしい」と話していました。
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南アの成り立ち学ぶジオ教室
夏休み中の子どもたちが、南アルプスの化石を使って南アルプスの成り立ちを学ぶジオ体験教室が10日、伊那市の創造館で開かれました。 このイベントは、子どもたちに南アルプスの成り立ちや地質などについて知ってもらおうと創造館が開いたものです。 10日は、市内の親子合わせて30人が出席しました。 教室では、創造館の捧剛太館長らが化石のレプリカやアンモナイトストラップの作り方を子どもたちに教えました。 化石のレプリカづくりでは、モルタルの粉と水を混ぜ合わせたものを型に流し込みます。 45分待ってレプリカの完成です。 伊那市長谷で見つかったアンモナイトの化石で型をとるストラップづくりも行われました。 子どもたちは、樹脂ねんどをお湯で溶かし5ミリ位の厚さにしたもので化石の型をとっていました。 9月27日から日本ジオパーク全国大会が伊那市で開かれます。 創造館では期間中の28日に、ジオ体験教室を計画しています。
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台風11号 伊那市西町で倒木一部停電
台風11号の影響で10日の伊那地域は午後から雨となりました。 午後4時過ぎ、伊那市で倒れた木が電線にかかり西町の一部が停電となりました。 台風の影響で午後4時過ぎ伊那市西町で倒木がありました。 倒れた木が電線にかかり伊那市西町で一部で停電となりました。 長野地方気象台によりますと強い台風11号は、10日の昼過ぎから夕方にかけ最接近しました。 11日の正午までの24時間に予想される降水量は南部で250ミリとなっていて気象台では、土砂災害などに注意するよう呼びかけています。 午後4時現在、箕輪町、南箕輪村で被害は報告されていません。
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長藤の児童が板山露頭を見学
伊那市高遠町長藤の児童が、南アルプス中央構造線の板山露頭を9日見学しました。 9日は、長藤にある板山露頭に地元の小学生10人が訪れ見学しました。 講師はジオパークガイドの伊東基博さんが務めました。 これは、9月下旬に伊那市で開かれる日本ジオパーク南アルプス大会に向け、地元の露頭を学ぼうと、高遠北小学校PTAが夏休みの地区行事として行ったものです。 板山露頭では、色の違いで中央構造線をはっきり見ることができます。 伊東さんは、展望台で「道路に沿って中央構造線が通っていて、東側は柔らかい地質、西側は堅い地質でできている」と子どもたちに説明していました。
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災害ボランティアコーディネーター養成講座
伊那市社会福祉協議会は、災害時にボランティアと被災者を繋ぐ、災害ボランティアコーディネーターの養成研修を9日、福祉まちづくりセンターで開きました。 研修は毎年開かれているもので、10人が参加しました。 災害時に社協などが立ち上げる災害ボランティアセンターの仕組みを、体験を通して学びました。 ボランティアセンターは、災害時に、受け入れや派遣などボランティアに関する調整を行う機関です。 コーディネーターは、被災者からの要望を拾い上げ、センターへつなげる役割を担います。 センターの役割を理解することで、より的確な連携ができるようにというものです。 参加者は、ボランティアの受付や人の振り分け、資材の配分などを体験していました。 講師は、「災害が起きた時に、センターの運営がスムーズにいくよう、地域とセンターの調整役として活躍してほしい」と話していました。 研修は、伊那市の総合防災訓練にあわせて31日にも行われ、避難所で被災者の要望をきく研修を行うということです。 二日間の研修を修了すると、伊那市社協の災害ボランティアコーディネーターに登録されます。
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「伊那谷のたからものプリン」 9日発売
上伊那産の原材料を使用し「完全地産」を目指した「伊那谷のたからものプリン」が完成し、9日から販売が始まります。 「伊那谷のたからものプリン」です。「たまご」と「黒ごま」の2種類があります。 砂糖や生クリームなどを除いて「たまご」は地元の原材料を85%使い、「黒ごま」は100%地元産です。 伊那市通り町の菓子庵石川が開発し、製造業ご当地お土産プロジェクトチームの企業がパッケージを手掛けました。 菓子庵石川の石川信頼さんは、「伊那谷の自然が凝縮されたものができた。プリンを食べて伊那谷の素晴らしさを感じてもらえたらうれしい」と話していました。 伊那谷のたからものプリンは伊那市通り町の菓子庵石川と日影のベルシャイン伊那店で9日から販売されます。 価格は「たまご」が210円でカラメルソース付きが230円、「黒ごま」が250円となっています。