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手良小6年生が栄小学校と交流準備
長野県北部地震で被災した栄村の栄小学校と交流を続けている、伊那市の手良小学校の6年生は初めて栄村を訪問することになりました。 14日はその準備として、自分たちの地域を紹介するパンフレットを作りました。 手良小学校の6年生は、4年生の時に、自分たちで作った野菜を販売し、その収益を栄小学校に送る活動を行って以来、手紙で交流を続けています。 4年生から始めた文通は、これまでに、10回以上になるということです。 6年生になった今年、初めて栄村に行くことになり、今日はその準備として、自分たちの住む伊那市や手良を紹介するパンフレットを仕上げました。 児童たちは、これまでに、班ごとに分かれて、伊那市の事を調べてきました。 パンフレットには、ザザムシと蜂の子、イナゴが三大珍味として紹介されています。 震災から2年がたち、栄小学校にも普段通りの生活が戻ったことから手良小の6年生は、去年から野菜を販売した収益を貯金してきました。 児童たちは、そのお金を使って、17日(木)に栄小学校へ行くことになっています。
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ちびっこ駅伝大会
ちびっこが伊那市の中心市街地をかけぬけるちびっこ駅伝大会が13日行われました。 大会には市内の保育園と幼稚園から53チーム、506人が参加しました。 ちびっこ駅伝は、ぎおん祭り歩行者天国に合わせ、伊那まちの再生やるじゃん会が毎年開いているものです。 いなっせ前をスタートし、8区間先のゴールを目指します。 商店街には多くの保護者が応援に駆け付け、子どもたちに声援を送っていました。
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あんざんコンクール
算の速さと正確さを競う2014あんざんコンクールが12日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 コンクールには日本珠算連盟伊那支部に加盟している8つのそろばん教室から44人が参加しました。 大会では、かけ暗算、わり暗算、みとり暗算を制限時間内に解き、合計点を競います。 大会は、日本珠算連盟が暗算を通して子供の集中力や記憶力の向上につなげようと行っているものです。 小学校3年生の部から中高生の部まで、5つの部門があります。 各部門の1位は、小学校3年の部が、伊那北小学校の宮下尚也君、小学校4年生の部が南箕輪小学校の古屋敷伊織君、小学校5年生の部が箕輪中部小学校の備前ゆき恵さん、小学校6年生の部が箕輪中部小学校の小松良輔君、中高生・一般の部が西箕輪中学校3年の吉野桃由さんでした。 大会長の伊藤正伊那商工会議所専務理事は、「子どもの能力は、小さい頃からの鍛錬で無限に広がっていく。子供の能力を生かせるような地域社会を作っていきたい」と話していました。
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医療系バンドハートフルホスピタル コンサート
現役医師による医療系バンド「ハートフルホスピタル」のコンサートが12日、伊那市の老人保健施設はびろの里で開かれました。 ハートフルホスピタルは、中京圏を中心に活動している現役医師による4人組みの音楽グループです。 メンバーのうち3人は勤務があるということで、12日は、名古屋市の病院で内科医として働いている赤澤貴洋さんが、オリジナル曲を披露しました。 ハートフルホスピタルは、平成19年にデビュー。病院での出来事を歌にしていて、現在7枚のCDをリリースしています。 CDの売り上げは全て臓器移植ネットワークや骨髄移植推進財団に寄付している他、福祉施設などでのコンサートも全てボランティアです。 赤澤さんは「歌を通して医療や介護、福祉の現場で働くスタッフの思いを伝えていきたい。患者さんや利用者さんとの距離が近づくきっかけにもなればうれしい」と話していました。 赤澤さんは、演奏を終了した2時間半後に勤務があるということで、足早に会場を後にしていました。
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東部中学校 露頭の火山灰の実験・プレゼンテーション
伊那市の東部中学校の生徒は、デジタル教科書の作成に活かすため、学校近くの火山灰を調べる実験を11日行いました。 この日は、1年7組の生徒32人が、学校北側にある露頭から採取した火山灰と、周辺地域の山の鉱物を比較する実験を行いました。 これは、市内に務める教員やIT関係者などが東部中学校の露頭を教材にした、デジタル教科書の作成に活かそうと理科の授業の中で行われたものです。 この日は、上伊那の理科教員およそ50人が授業を見学しました。 学校の露頭の火山灰はどこから来たものかを探るため、県内の山から得た鉱物と比較しました。 比べたのは、佐久地域の浅間山、木曽地域の御嶽山、諏訪地域の八ヶ岳、松本地域の焼岳の鉱物です。 生徒達は、粒の大きさや形、色などを見比べてどの山に近いかグループ毎に結果をまとめ、プレゼンテーションしました。 実験の結果、全てのグループで「御嶽山」の鉱物と同じだという結論になりました。 次回は、火山灰が本当に御嶽山のものなのかについて、露頭に詳しい研究者を招き授業を行う予定です。
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県支援金 第2次募集分を選定
県が市町村や公共的団体の取り組みを支援する「地域発 元気づくり支援金」の第2次募集分の採択事業の選定が11日行われました。 採択事業は、上伊那地方事務所長が7月中旬をめどに公表します。 第2次募集は、約890万円の支援額に対し、上伊那の5つの市町村から16件、1,300万円余りの要望があります。 市町村別では、伊那市が8件776万円、駒ヶ根市が1件176万円、辰野町が2件95万円、中川村が3件235万円、宮田村が2件93万円となっています。 事業区分別では、産業振興・雇用拡大に6件539万円、教育・文化の振興に4件336万円、地域協働の推進に2件、224万円などとなっています。 11日は、7人の選定委員が採択事業を選定しました。 決定は、上伊那地方事務所長が行い、7月中旬をめどに公表される予定です。
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台風8号 農作物被害なし
台風8号は、10日深夜に長野県に最も接近しましたが、上伊那地域への影響はありませんでした。 県内有数のスイートコーンの生産地南箕輪村の農家もほっと一息です。 南箕輪村大泉の清水忠雄さん。 若干倒れたものもあるということですが、台風の影響は少なくひと安心です。 台風一過の11日、伊那地域の最高気温は、30.3度と真夏日となりました。 台風8号は、10日深夜、長野県に最も接近しましたが、雨や風の影響はありませんでした。 10日午後4時48分に上伊那地域に出された大雨洪水警報は、午後11時22分に解除されました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと、雨や風による被害はなかったということです。 10日午後6時から運休していた南アルプス林道バスは、11日午前8時から運行を再開しました。 JA上伊那によりますと、11日現在、辰野町から中川村までの上伊那管内で、被害の報告はないということです。
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「信州機能性食品開発研究会」が乳酸菌の機能を学ぶ
産学官の連携による機能性食品の開発を進める「信州機能性食品開発研究会」が11日に伊那市内で開かれ、乳酸菌の機能と活用をテーマにパネルディスカッションが行われました。 研究会は、機能性食品に関する信大農学部の研究を活用し、企業同士が情報交換をしながら新たな産業の創出を図ろうと平成20年に発足しました。 この日は「乳酸菌の機能とその利用」をテーマにパネルディスカッションが行われました。 今年度から新しく研究会の会長に就任した、箕輪町のニチノウ食品(株)社長の有賀哲哉さんは「植物性、動物性、生きたまま腸に届く、などいろいろな乳酸菌の種類があるが、食品業界としてどう活用すればいいのか」と質問を投げかけました。 これに対し信大農学部の大谷元教授は「腸の悪い菌を退治するには生きたままでなければならないが、免疫機能を高めるのは細胞の成分なので生きていなくてもいい。目的とする保健機能に応じて使い分けが必要」と話していました。 研究会では、今年度、会員を対象にした信大農学部による無料技術相談に力を入れていくということです。
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県社協が福祉の職業PR DVD制作
長野県社会福祉協議会は、未来を担う若者達に福祉の仕事について関心を持ってもらおうと、県内で福祉の仕事をしている人たちを取材したDVDを制作しました。 県の委託をうけて、県社会福祉協議会・県福祉人材センターが制作したのは、「笑顔を支えるプロになる」というDVDです。 中学生や高校生に、未来の職場として福祉事業に関心を持ってもらおうと制作しました。 伊那市社会福祉協議会の春日 優美さんも出演しています。 DVDには県内全体から17人の介護福祉士や、介護士などが出演しているほか、事業所や福祉の仕事全体についても紹介しています。 県社会福祉協議会では、このDVDを2,400枚作成し、県内の高校に配布したほか、介護の仕事に興味を持つ人向けのセミナーなどで活用していくということです。
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万引き防止尽力 アピタ伊那店表彰
長野県万引防止対策協議会連絡会は万引き防止活動に尽力したとして伊那市のアピタ伊那店を表彰しました。 9日は表彰の伝達が伊那警察署で行われ小山光彦署長からアピタ伊那店の長谷川守店長に賞状が渡されました。 アピタ伊那店では、従業員の声掛けや死角となる場所の巡回防犯カメラを増やすなどして万引防止につとめています。 長谷川店長は「人間は魔がさすことがあるので万引きができない環境づりををしていきたい」と話していました。
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中国から西箕輪保育園を視察
中国の海南島から伊那市を訪れている、教育旅行団が9日、伊那市の西箕輪保育園を視察しました。 視察に訪れたのは、中国の海南島の幼稚園の園長15人と関係者など、23人です。 歓迎セレモニーでは、西箕輪保育園の園児による、歌が披露され、訪れた人たちは元気のある歌に手拍子していました。 今日は、保育園の歯科指導の様子を見学しました。 訪れた人たちは、その様子をビデオカメラやタブレットで撮影していました。 海南島では、幼稚園が不足していて、十分な教育ができないまま小学校に入学する子どもがいるということです。 訪れた人たちは、日本の保育園で学んだ事を活かしていきたいと話していました。
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伊那西小の通学路にクマ避けの電気柵設置
伊那市のますみヶ丘に出没するクマの対策として、伊那西小学校関係者や地区住民、信州大学は、餌場となっているトウモロコシ畑に電気柵を9日、設置しました。 この日は、小学校の教諭やPTA、信州大学の関係者など30人が作業を行いました。 参加した人たちは、餌場となっている畑を囲むように支柱を打ち付け、そこに、ワイヤーを、固定していました。 地元の人によると、この付近ではおよそ10年前からクマによる食害が発生しているという事です。 人への被害も報告されている事から、伊那西小では、平成23年にクマに対する安全会議を設置し、県や市、信州大学と共に対策を検討してきました。 今回、信州大学が行動調査も行う為、部材代を負担し、通学路に面しているトウモロコシ畑に電気柵を設置しました。 作業は、午前中に行われ、5か所の畑に総延長1.5キロの柵を設置しました。 伊那西小によりますと、今年は熊の目撃情報は無いということです。
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井月の人物像を探る「井月の日記」出版
井上井月顕彰会幹事の伊那市手良の宮原達明さんは、「漂泊の俳人、井月の日記」を出版しました。 9日はタウンステーション伊那まちで記者会見が開かれました。 本を出版したのは、伊那市手良の宮原達明さんです。 宮原さんは、井月が30年もの間、なぜ人々の家で食べさせてもらったり、泊まったりできたのかを日記や逸話などから探り、1年間かけて書き上げたということです。 顕彰会の竹入弘元副会長は、「今まで日記の整理ができていなかったが、この本は全て時系列に沿っていて、人物像が表現できている」と話していました。 井上井月は、幕末から明治にかけての30年間ほどを伊那谷で放浪しながら過ごした俳人で、新潟県長岡市の生まれといわれています。 本は、1冊定価1,500円で20日頃から書店に並ぶということです。
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職人がボランティア作業
上伊那建設労働組合西春近分会のメンバーが6日、伊那市の西春近南小学校の学童クラブでボランティア作業を行いました。 西春近分会は、県の建労連住宅デーに合わせ組合の活動を知ってもらおうと、毎年技術を生かしたボランティア活動を行っています。 西春近分会では毎年、保育園や小学校の要望にこたえて活動しています。 今年は西春近南小学校の学童クラブに申し入れ、学童クラブが本棚の作成や網戸の張り替えなどを要望しました。 6日は、職人10人が分担して要望のあった場所の作業を行っていました。 小松正徳分会長は「子どもたちに、地元にも職人がいることを知ってもらえる機会になれば」と話していました。 西春近南小学校学童クラブでは「普段手がいきとどかない所まで作業してもらいありがたいです」と話していました。
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伊那市消防団 上伊那大会激励
13日に飯島町で開かれる消防団ポンプ操法、ラッパ吹奏の上伊那大会に出場する伊那市消防団の3チームの激励会が8日、市役所で開かれました 8日は、朝5時30分から伊那市役所駐車場で上伊那大会に出場する3チームが、白鳥孝市長らが見守る中、操法などを披露しました。 上伊那大会に出場するのは、自動車ポンプの部が竜東分団第一部。 小型ポンプの部が美篶分団第二部末広班。 ラッパ吹奏の部には、ラッパ隊で選抜された20人が出場します。 選手たちは、きびきびとした動作でそれぞれの種目を披露していました。 白鳥市長は「伊那市の代表として立派な成績を収めることを期待する」と激励していました。 それぞれの分団長は「県大会出場をめざしチーム一丸となって頑張りたい。上伊那大会では最高のパフォーマンスをしたい」と話していました。 上伊那大会は13日に飯島町の飯島運動場で開かれることになっています。
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新宿高野へ ブルーベリー出荷作業
伊那市は、JA上伊那と協力して東京都新宿区にあるフルーツの老舗専門店新宿高野でブルーベリーフェアを18日から開催します。 それを前にフェアで使用するブルーベリーの出荷作業が伊那市高遠町で始まっています。 新宿高野で商品として使用されるのは伊那市高遠町勝間のブルーベリーです。 特別養護老人ホームさくらの里近くにある30アールの畑に6種類およそ1000本のブルーベリーが植えられています。 地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」が桜以外の観光資源にしようと10年前から栽培しています。 大粒で味が良いことから今回、勝間のブルーベリーが選ばれました。 8日は、メンバーたちが朝早くからびくを腰に巻いて収穫作業をしていました。 新宿高野へ出荷するのは、酸味があるブルークロップと甘味が強いブルーレイの2種類です。 今年は、色づくまえに落ちてしまった実もあるということですが、甘味が強く出来は良いということです。 朝摘んだブルーベリーは篩で選別した後、パック詰めされます。 新宿高野への出荷は7日から始まっていて8日は、12キロを発送しました。 ブルーベリーフェアは今月18日から31日まで新宿高野で開かれます。 期間中は伊那産のブルーベリーを使ったパフェが提供される他生産者が品種の特徴や食べ方を教えるフルーツ教室も開かれる予定です。
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高遠第2第3保育園 七夕流し行事
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園で8日、七夕流しの行事が行われました。 高遠第2第3保育園では、きのうの七夕に合わせて6月中旬から保育園に飾り付けをした笹を飾っていました。 今日は、園児24人で七夕流しの行事として笹を燃やしました。 全員で「たなばたさま」を歌うと手を合わせて願いを込めていました。
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三ツ星受賞の「ときわの命水」人気
伊那市富県の有限会社いすゞが販売する天然水「ときわの命水」がこのほど国際味覚審査機構で最優秀賞にあたる三ツ星を受賞しました。 販売している、いすゞには連日この水を求める人たちが訪れています。 ときわの命水は地下水を汲み上げた天然水です。 会社は伊那市富県貝沼にあり評判を聞きつけた人たちがポリタンクを持参し訪れています。 行列ができるほどの人気で大量に買い込む人も珍しくないということです。 ときわの命水は6月に世界中の食品や飲み物の味を審査する国際味覚審査機構から最優秀賞にあたる三ツ星を受賞しています。 また生活製品の国際評価機関のモンド・セレクションでは去年と今年の2年連続で最高金賞を受賞しています。 この水はいすゞの織井常和社長が自宅の庭に井戸を掘り汲み上げたものです。 飲んだ人から「体の調子が良くなった。」など評判が評判を呼び国際機関から認められるほどになりました。 ときわの命水は伊那市富県のいすゞで購入できるほか、ペットボトルでの販売も行われています。
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第10回伊那経営フォーラム
地域のリーダー像について学ぶ伊那経営フォーラムが5日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 このフォーラムは伊那青年会議所などでつくる実行委員会が開いているもので、今年で10年目です。 これまでは大ホールで開催していましたが、参加者との距離を縮めようと今年は小ホールで開かれました。 パネルディスカッションでは株式会社織建の織井常昭社長など4人が「今、自分にできること」をテーマに話しました。 織井さんは、父親から経営を引き継いだときのことについて話していました。 質疑応答のコーナーでは、伊那食品工業株式会社の塚越寛会長らが参加者の質問に答えていました。 フォーラムにはおよそ400人が参加し、経営者の話に耳を傾けていました。
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ムシ採り名人がクワガタを贈る
地元でカブトムシやクワガタ採りの名人として知られる伊那市東春近の森登美男さんは7日東春近小学校の児童にクワガタをプレゼントしました。 森さんは現在75歳。 毎年孫が通う東春近の保育園や小学校に自分で捕まえたカブトムシやクワガタをプレゼントしています。 今年は6月におよそ200匹のノコギリクワガタを捕まえたということです。 森さんはクワガタを入れたケースを1、2年生の児童1人一人に配っていました。 受け取った児童らはうれしそうにのぞきこんだり、触ったりしていました。 森さんは天竜川や三峰川沿いの柳の木などたくさんいる場所を知っていて毎年この時期がくるのを楽しみにしているということです。 学校や保育園へのプレゼントは10年ほどになるということで、森さんは「子どもたちの笑顔を見るためまだまだ続けていきたい。」と話していました。
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伊那まつりの歴史学ぶ
今年の伊那まつり市民踊りに参加する伊那東小学校3年生の児童が7日、伊那まつりの歴史について学びました。 祭りの歴史を知ってもらおうと、伊那まつり実行委員会が開いたものです。 この日は、市民踊りに参加する3年生の児童96人が体育館に集まり、講師から話を聞きました。 講師は、元伊那市役所職員として伊那まつりの企画や運営に携わった柘植晃さんが務めました。 柘植さんは、昭和33年に始まった勘太郎まつりが伊那まつりの前身になると話していました。 また勘太郎祭りは昭和18年にヒットした映画「伊那の勘太郎」にちなんだ祭りだと説明していました。 最後は、ドラゴン踊りを全員で踊りました。 伊那東小学校では毎年3年生が伊那まつりの市民おどりに参加しています。 第42回伊那まつりは8月2日と3日に開かれます。
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高遠山すそコーラス演奏会
伊那市高遠町を中心に活動するコーラスグループ、山すそコーラスの演奏会が5日、信州高遠美術館で開かれました。 山すそコーラスは、上伊那の有志、33人でつくるグループです。 演奏会は、毎年開かれていて、今年で9回目になります。 会場には200人ほどが訪れ、混声合唱を中心に22曲を披露しました。 1曲ごと演奏が終わると大きな拍手がおくられていました。 また、今回の演奏会には初めて、伊那市と友好提携している、東京都新宿区の職員でつくる、新宿区職員コーラスが出演しました。 これは、山すそコーラスが、友好提携を結ぶ、新宿区に呼びかけたもので、親睦と交流を深めたいと願っていた両者の思いが今回実現したということです。 山すそコーラスの小林弘子会長は、「友情の輪を広げ、山すその町、高遠町に美しいハーモニーを響かせたい」と話していました。 新宿区職員コーラスの武井雅宏代表は、「呼んでいただけたことに感謝し、今後も交流を続けていきたい」と話していました。 最後は、出演者全員で、「夏の思い出」を合唱しました。
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音楽グループ「ネモ」コンサート
伊那市内を中心に活動する音楽グループ「ネモ」によるコンサートが6日、伊那図書館で開かれました。 市内の30代でつくる「ネモ」は、アートと音楽を融合させたイベントを開いている音楽チームです。 家族で楽しめる音楽をモットーに保育園や病院、祭りなど様々な場所でコンサートを開いていて伊那図書館では初めてです。 6日は、伊那図書館の1階ロービーでコンサートが開かれ、親子連れなどが音楽を楽しみました。 コンサートでは、子どもたちが知っているアニメソングなど6曲が披露され、訪れた子どもたちは音楽に合わせ手拍子をしたりしていました。 訪れていたある母親は「図書館で音楽を聞けるのは新鮮。子どもと楽しい時間を過ごせました」と話していました。 音楽グループ「ネモ」は、来週の13日にも伊那市新山のトンボの楽園でコンサートを開く予定です。
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一般向けのジオツアー
9月に伊那市で開かれる第5回日本ジオパーク全国大会を前に、一般向けのジオツアーが6日行われました。 これは、全国大会を前にジオパークについて市民にも関心をもってもらおうと南アルプスジオパークガイドの会が一般を対象にするものとしては初めて開きました。 南アルプスジオパーク中央構造線エリアは飯田市、伊那市、富士見町、大鹿村にまたがるエリアです。 9月の全国大会では、大会参加者向けに南アルプスジオパークエリア全体で8コースのジオツアーを実施する計画でその8コースのうち6日は市内で実施するコースのひとつを案内しました。 ジオパークツアーでは、中央構造線以外にもその地域にある旧跡なども巡ります。 6日は、市内から15人が参加し、北沢峠周辺を散策したり、国の重要文化財に指定されている熱田神社などを訪れました。 ジオパークは、地層や地形、断層などの地質現象を観察できる場所をいいます。 ツアーでは、ジオパークガイドの2人が参加者にわかりやすく解説しました。 このうち伊那市長谷の溝口露頭では総延長1000キロを超えると言われる中央構造線を見ることができます。 参加者たちは、ガイドの話に耳を傾け中央構造線の成り立ちなどについて理解を深めていました。 一般向けのジオツアーは20日と27日にも予定されていて、次回は、高遠城址公園や秋葉街道を巡るということです。
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前長50mの大流しそうめん大会
伊那市内で5日、全長50メートルの大流しそうめん大会が開かれ、訪れた親子連れで賑わいました。 合図ともに始まった大流しそうめん大会。 その長さは全長50メートル、用意したそうめんは100束25キログラムです。 これは、JA上伊那伊那支所の新築1周年を記念する夏まつりのメインイベントとして行われたもので、親子連れなどおよそ150人が訪れました。 JA上伊那伊那支所は、施設の老朽化により去年7月に建てかえられ、今年1周年を迎えます。 午前中雨が降っていた今日の伊那地域ですが昼前にはやみ、流しそうめんが始まる頃には日がさしていました。 子ども達は、流れてくるそうめんを上手に掴んで味わっていました。 それでも、50メートル先では掴み切れなかったそうめんでザルがいっぱいになっていました。 JA上伊那伊那支所では、10月18日に支所祭を予定していて、とれたて野菜の販売などを行うということです。
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伊那ローメンZUKUラブ発足
B―1グランプリへの継続的参加を目標に伊那市とローメンを市民主導でPRしていこうと、新たに伊那ローメンZUKUラブが4日発足しました。 4日は、新団体設立に関する記者会見が伊那商工会館で開かれました。 従来から活動している伊那ローメンズクラブは、伊那市内のローメン店でつくる団体で食を通じた町おこしに取り組んでいます。 平成23年からはご当地グルメによる町おこしの祭典「B―1グランプリ」に参加していて、全国にローメンの魅力を発信してきました。 しかし、B―1グランプリの主催者側から「伊那ローメンズクラブは店主の集まりであり出場資格の1つである市民主導の団体ではない」と判断され、B―1グランプリに出場できる本部加盟団体から参加資格のない支部加盟団体に今年の3月に降格しました。 この状況をなんとかしようと、ボランティア有志らが新団体発起人会を立ち上げ、市民主導の団体ローメンZUKUラブを発足させました。 会員集めは公募で行わず、スカウト制を基本とするとしています。 ZUKUラブでは、「来年のB―1グランプリへの参加を目指す」としています。
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西高祭 5日と6日の2日間
今年で30回目となる伊那西高校の文化祭「西高祭」が5日6日の2日間行われています。 今年のテーマは「Pure~西恋ガールズ★あふれる笑顔の宝石箱~」です。 純粋な心を大切にし、あふれるぐらいの輝く笑顔で素敵な時間を過ごしたい」との思いが込められています。 午後からは一般公開が行われ、家族や友人らで賑わいました。 2年1組の教室では、伊那西高校創立30周年の歴史について、写真や文章でまとめ展示しています。 3年4組は、修学旅行で北海道を訪れた際に撮影した写真を使ってモザイクアートをつくりました。 各クラスの展示の他に、クラブ活動の発表もあり、茶華道クラブはお点前を披露していました。 西高祭は6日も、午前9時30分から午後3時まで一般公開されます。
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ガールスカウト26団 英会話講座
伊那市と南箕輪村の子ども達が所属するガールスカウト26団の、英会話講座が5日伊那市の伊那公民館で開かれました。 ガールスカウト26団は、伊那市と南箕輪村に住む保育園児から高校生までの43人が所属しています。 この日は、このうち10人が参加しました。 英会話講座は、伊那ライオンズクラブの協力で毎年開かれています。 講師は、アメリカオレゴン州出身で市内を中心に英会話を教えているケイティーさんが務めました。 講座では、アルファベットのかるたや、歌に合わせて体を触る手遊びをしました。 英会話講座は月に2回開かれる予定で、歌やゲームを交えながら行っていくということです。
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伊那部宿を考える会 会員所蔵の書画展
伊那部宿を考える会の会員が所蔵している書画展が6日から、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれます。 会場には、伊那部宿を考える会の会員7人が所蔵している42点の作品が並んでいます。 一番多いのが掛軸で、中村不折や小坂芝田など、地元にゆかりのある作家の作品も展示されています。 また、インドネシアの代表的なおみやげの1つ、木彫りの置物などを見ることもできます。 展示会は今回で5回目で、毎年出したことのない作品を出品しているということです。 伊那部宿を考える会の会員所蔵の書画展はあすから、伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。 なお、入館料は大人200円、子ども100円となっています。
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優秀安全運転事業所表彰 伊那警察署管内2事業所が銀賞受賞
従業員の安全運転や違反・事故防止に努めたとして、伊那警察署管内の2つの事業所が優秀安全運転事業所表彰の銀賞を受賞しました。 表彰されたのは、伊那市西箕輪の佐川急便㈱伊那営業所と、南箕輪村大芝の㈱マシンエンジニアリングです。 優秀安全運転事業所表彰は、自動車安全運転センターと長野県警が行っているもので、従業員の安全運転や違反・事故防止に努めた事業所を表彰するものです。 佐川急便㈱伊那営業所の橋立貞夫所長は「事故で悲しむ人がいない環境づくりを1人1人意識を持ってこれからも取り組んでいきたい」と話しました。 ㈱マシンエンジニアリングの伊藤忠治代表取締役は「社員の意識向上のためにやってきたことは無駄ではなかった。引き続き全社員一丸となって取り組んでいきたい」と話しました。 表彰は年に3回行われていて、今回は県内の124事業所から申請があり、このうち18の事業所が表彰されました。