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「おからこ」でおもてなし
旧井澤家住宅を管理・運営する伊那部宿を考える会は、22日伊那地域で古くから、十五夜に合わせ食べられてきたおからこで、東京から訪れた人達をもてなしました。 おからこは、十五夜の時に月に供え食べられてきた物で、考える会では、後世に伝えていこうと毎年この時期に作っています。 この日も、会員15人あまりが、午前中から、もち米をすり潰し、作りました。 十五夜が、収穫期という事もあり、米の粉で手軽にできる餅として作られたと言われています。
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伊那文25周年事業 役者に花束渡すプレゼンター募集
12月1日に開館25周年を迎える伊那市西町の伊那文化会館は、25周年事業の一環として、当日上演されるミュージカル「クリスマス・キャロル」で役者に花束を贈呈するプレゼンター1人を募集します。 25日は伊那文化会館で記者会見が開かれ、下半期の25周年事業が発表されました。 開館記念日の12月1日に上演される「クリスマス・キャロル」で、主役を演じる劇団スイセイ・ミュージカルの草刈正雄さんに花束を渡すプレゼンターを募集します。 このほか、「伊那文とともに地域のがんばる人応援事業」をスタートさせ、地域で芸術活動にとりくんでいる人に表彰状などを贈ります。 第1回の受賞者は、上伊那書道協会会長の池上信子さんで、10月11日に受賞式が行われます。 他に、10月6日のプラハ国立歌劇場のオペラ、モーツァルトの「魔笛」では、伊那市内の小学生9人が出演します。 クリスマス・キャロルのプレゼンターの募集は10月2日から31日まで行われます。
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伊那中央病院4年連続黒字
伊那中央病院の平成24年度決算は純利益が7億4千万円と 4年連続で黒字となりました。 25日、伊那市役所で開かれた伊那中央行政組合議会で報告されました。 平成24年度は入院診療単価や外来患者数の増加などにより、約7億4千万円の純利益を確保し、累積赤字は11億円に縮減しています。 年間の延べ患者数は、入院が11万8千人で、23年度と比べ2800人の減少、外来が19万9千人で、23年度と比べ5800人増加しました。 伊那中央病院では、さらなる経営健全化に向け、経営改善に取りくんでいくとともに、今年度は中長期経営計画の見直しを行うことにしています。
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アンサンブル伊那 ヒノキ畳ベッド販売へ
知的障害者の就労支援をしている、伊那市西箕輪の「アンサンブル伊那」は、ヒノキの間伐材を使った畳ベッドの販売を始めます。 施設内にある木材加工の作業スペースの一角には、ベッドの試作品が置かれています。 社会福祉法人アンサンブル会では、伊那市と下伊那郡松川町で、知的障害者の就労支援施設を運営しています。 松川町の施設では、今月から、ヒノキの間伐材を使った畳の生産を開始しています。 ヒノキの畳は、稲わらの物と比べ、湿気に強く、防虫性に優れ、カビの発生やダニの繁殖を防ぐ効果があるという事です。 アンサンブル伊那では、この畳を使った新たな製品の開発を進めています。 試作された、ベッドの大きさは、縦2メートル、横1メートルで、今後は、松川の施設と連携し、ベッド専用の畳の開発や、組み立て方法の簡略化などについて検討を進めていくという事です。 アンサンブル伊那では、今年度中にベッドの販売を予定しています。 価格はおよそ10万円を予定しています。
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控訴審 住民側の請求退ける
25日、東京高裁で行われたNECライティング補助金返還問題の控訴審判決で下田文男裁判長は一審の長野地裁に続き住民側の請求を全面的に退けました。 住民訴訟は東京に本社を置くNECライティングの伊那工場閉鎖により伊那市が支払った補助金と用地整備費用が無駄になったとして市民らがその返還と損害賠償を市がNECライティング側に請求するよう求めていたものです。 これに対し市側は市に損害賠償を請求する権利はないなどと主張していました。 伊那市の顧問弁護士によりますと市側の主張が全面的に認められたということです。 判決について白鳥孝伊那市長は「判決は私どもの主張が全面的に認められたものであり大変評価しております。今後も企業誘致に努め地域経済の活性化を図っていきたいと考えております」とコメントしています。 一方、原告側市民代表の市川富士雄さんは「判決に期待していたが高裁の判断は国民の側に立っていない。全くもって残念だ。」と話し今後、最高裁で争うかどうかを検討するとしています。
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サン工業株式会社 南アルプス観光振興の為に寄付
伊那市西箕輪に本社がある金属表面処理加工業サン工業株式会社は、南アルプス山岳観光の振興と環境保護の為に100万円を、24日、伊那市に寄付しました。 24日は、サン工業株式会社の川上健夫社長ら4人が伊那市役所を訪れました。 寄付は、地域貢献を目的に行われたもので、去年は児童養護施設たかずやの里の整備費として100万円を寄付しています。 川上社長は「自然とうまく調和できる会社づくりを行っていきたい」と話していました。 南アルプスは、国立公園の指定を受けて50周年を迎える来年、ユネスコエコパークの認定審査や、日本ジオパークの全国大会の開催が予定されています。 白鳥市長は「一過性のものにならないよう、来年はスタートの年にしたい。南アルプスの玄関口として整備の為に使わせていただきます」と感謝していました。
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桜・山・食を柱に観光実施計画策定へ
平成26年度から平成28年度までの伊那市観光実施計画について協議、検討する委員会が24日、伊那市役所で開かれ桜・山・食を観光の柱とする計画案が示されました。 伊那市では、平成19年度に観光の基本的な方向性を定めた観光基本計画を策定し、この計画に沿って具体的な施策を示した観光実施計画を作成しました。 現在の計画期間が終了するため平成26年度から28年度の実施計画を策定します。 委員は、観光関係者事業者や商工団体など25人で構成され来年2月まで6回にわたって計画を検討します。 24日は、市側から実施計画やスケジュールの素案が示されました。 計画案では桜、山、食を柱として滞在型の観光誘客に取り組むとしています。 重点事業では、高遠城址公園の夜桜ツアーや南アルプス国立公園50周年記念事業、信州そば発祥の地やローメンの情報発信などをあげています。 実施計画では来年2月中旬までに策定する計画です。
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はつらつママさんバレーボールIN伊那
オリンピックやワールドカップで活躍したバレーボール選手と試合をする「はつらつママさんバレーボールIN伊那」が、22日、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。 22日は、市内のママさんバレーボールチーム3チームが、全日本で活躍した選手12人で作るドリームチームと対戦しました。 はつらつママさんバレーボールは、年間10回全国各地で開かれています。 今回は、伊那市民体育祭の60回記念事業として開かれました。 全日本の主将として活躍した吉原知子さんや、パワフルカナの異名を持つ大山加奈さんのスパイクが次々と決まります。 それでも、選抜チームも粘りを見せ、ドリームチームから得点を奪っていました。 22日は他に、バレーボール教室が開かれました。 教室には、17のバレーボールチームと市内4つの中学校からおよそ130人が参加し、憧れの選手からアドバイスを受けていました。 伊那市では、今回の経験が今後の活動の励みになればうれしい」と話していました。
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ローメンでギネス挑戦へリハーサル
ローメンでギネス認定を目指す伊那中学校は22日、リハーサルを行い28日の本番に向け手順などを確認しました。 22日は休日返上で生徒会を中心とした有志とギネス挑戦をサポートしている伊那ローメンズクラブのメンバーなどおよそ60人が伊那中学校に集まりました。 ギネス挑戦は100グラム以上の麺を器に盛り付け、器と器が接した状態で並べるものです。 麺であれば種類は問われず現在は福島県浪江町のなみえ焼きそばが1427皿でギネス記録に認定されています。 伊那中学校ではその記録を大きく上回る2000皿に挑戦する計画でこの日は盛り付けや計量、器の並べ方の手順を確認していました。 屋外でローメンを作り計量が終わると体育館に運びこまれます。 再度計量し100グラム以上が確認されると仕上げにキャベツとマトンがのせられます。 黒沢晋平生徒会長は「器を運ぶ時は慎重にし計量は難しいがスピーディーにしたい。」と話していました。 伊那中のギネス挑戦は文化祭のメーンイベントとして今月28日に行われます。
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千両千両井月さんまつり イベントいろいろ
漂白の俳人井上井月で地域活性化をはかろうという千両千両井月さんまつりが14日から一週間行われました。 最終日の21日は伊那市のいなっせでさまざまなイベントが行われました。 階ホールでは、「井月が現代に生きていたら」をテーマに、キャラクターファッションショーが開かれました。 ショーには4人が参加し、思い思いの井月像を表現しました。 井月の生涯を描いた映画「ほかいびと」で使われた衣装を着て登場した女性もいました。 千両千両井月さんまつりは、井上井月を広く知ってもらい中心市街地の活性化につなげようと実行委員会が初めて行ったものです。 第22回信州伊那井月俳句大会も今日開かれ、去年より312句多い、1,536句が全国から寄せられました。 大賞には、松本市の太谷米子さんの作品「ゐるはずもなき母のゐて夕桜」が選ばれました。 文学博士で俳文学者の復本一郎さんは「井月の内なる芭蕉」と題して講演しました。 井月は、江戸時代の俳人松尾芭蕉の句をもとに作ったとされる作品を残しています。 復本さんは、「井月は生き方のみならず句の作り方も芭蕉から学び、優れた俳人になった」と話していました。 北側広場では、路上パフォーマンスなども行われ、一週間にわたり開かれた井月さんまつりは今日幕を閉じました。
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救命救急センターと研修センター完成
伊那市の伊那中央病院の南側に建設が進められていた救命救急センターと研修センターが、完成しました。 救命救急センターは、10月1日から運用を開始します。 21日は、現地で竣工式が行われ、伊那中央行政組合の白鳥孝組合長ら関係者およそ70人が完成を祝いました。 南棟と名付けられた建物は、鉄筋コンクリート造り2階建ての免震構造で、延べ床面積は3,612平方メートルです。 総事業費は、およそ21億3,000万円で、うち6億7,000万円ほどを県の地域医療再生基金で賄っています。 1階は救命救急センターで、診察室が4部屋、救急患者用の病室が10床あります。 伊那中央病院は、去年4月に救命救急センターの指定を受けていてます。 緊急の手術を行う初療室と救急病棟が同じフロアになったことや、救急専用のCTスキャンとレントゲンが設置されたことで、処置にかかる時間がこれまでより短縮できるということです。 2階には、がん診療関連施設や研修センターが整備されました。 県内最大規模となるこの研修センターでは、内視鏡手術やカテーテル治療などおよそ30種類のシミュレーターが導入されるということで、南信地域の医療関係者の研修の場として活用されます。 建物内には他に、呼吸器外科や乳腺内分泌外科、歯科口腔外科などの外来診療室が設置されました。 救命救急センターと各種外科の治療は10月1日から、研修センターは来年4月1日からの稼働開始を予定しています。
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高遠ブックフェス開催
5年前から高遠町を本の町にしようと始まった、高遠ブックフェスティバル2013が21日から3日間、伊那市高遠町で開かれています。 今年は住民の発案で名物高遠饅頭に猫のデザインの焼印が押された饅頭、「ねこまん」の販売も行われています。 高遠町の中心商店街の店舗前には古本の本棚が置かれ、誰でも手に取って読んだり、買ったりすることができます。 みどりののぼり旗がたてられた参加店舗は、去年の14軒から35軒に増え、藤沢の農家食堂こかげ、茅野市境の峠の茶屋にも本が置かれました。 古本は、新聞などを通じて募ったところ、上伊那地区からおよそ6000冊が寄せられました。 ブックフェスティバルを運営している本の町プロジェクトの春日裕代表は「5年後、10年後に町に本があふれるようなイベントにしていけるよう頑張っていきたい」と話していました。 また、ねこまんは一日の分として200個限定で販売されましたが、1時間ほどで完売しました。 本の町プロジェクトでは、今回の売り上げの一部を東日本大震災の義援金として寄付するということです。
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伊那市の西野さん アフリカベナン共和国へ
青年海外協力隊員として西アフリカのベナン共和国に看護師として派遣される伊那市の西野自由理(しゅり)さんが20日に市役所を訪れ出発のあいさつをしました。 山口県出身の西野さんは、2009年から伊那市高遠町で助産師をしています。 幼少の頃からアフリカに住むことが夢だったという西野さん。 助産師の資格も大学院で取得ししました。 派遣先は、西アフリカのベナン共和国で、期間は、今年10月から2年間です。 現地の保健センターに配属され、妊産婦や乳幼児を持つ母親に対する育児指導への助言や啓発活動などにあたる予定です。 酒井茂副市長は、「西野さんなら大丈夫。帰った時は、アフリカで学んだことを伊那市に活かしてください」と激励していました。
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世界自然遺産登録で専任の部長級参事配置へ
伊那市は、10月1日付の人事異動を20日内示し、世界自然遺産登録に向け専任の部長級参事を配置します。 世界自然遺産登録推進担当の総務部参事兼教育委員会参事に教育委員会スポーツ振興課長兼長野県伊那勤労者福祉センター所長の田中章さんが昇格します。
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井月探求 新たな視点
漂泊の俳人・井上井月の人物像や経歴を、伊那市美篶出身で、井月と同時期に活躍した俳人北野五律(ごりつ)との関係から探るシンポジウム「井月探求 新たな視点」が、20日、伊那市創造館で開かれました。 北野五律は、伊那市美篶出身の俳人で、京都ではその道の第一人者に送られる称号・宗匠(そうしょう)と呼ばれていた人物です。 信州から中央に出て名を成した人物で、文久2年(1862年)に刊行された俳諧画像集でも大家の扱いを受けていて、井月より10歳ほど年上です。 今回のシンポジウムは、その五律と井月の関係性から、井月の人物像や、経歴を明らかにしようというものです。 五律の子孫である北野直衛さんは、「井月と五律は江戸で出会ったのではないか」と推論していました。 伊那市文化財審議委員長の竹入 弘元さんは、「井月と五律の関係を研究していくことが今後の課題」と話していました。 元日本経済新聞社論説委員の今泉 恂之助さんは、五律を訪ねて京都を訪れた頃の井月は、弟子が300~500人ほどいて、周りから尊敬される人物だったのではないかと考察しています。 会場には、60人ほどが足を運び、井月研究の新たな視点について理解を深めていました。
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伊那東小児童が稲刈り
手づくりの案山子が見守る中、伊那東小学校の5年生が20日、学校近くの田んぼで稲刈りをしました。 学校近くの3アールの田んぼの周りには、24体の案山子が立てられています。 案山子は、総合学習の一環で制作したもので、5年生4クラスが班毎に作りました。家庭から持ち寄った衣類や廃材を利用しています。 20日は、その案山子が見守る中、子ども達が稲刈りをしました。 鎌を使って次々に刈り取り、ワラを使って束ねていました。 今回育てたのは、白毛もちという品種のもち米です。背が高く伸びることが特徴で、採れたワラでしめ縄も作る計画です。 稲は、はざかけをして乾燥させ、11月にはもちつきをして、みんなで味わう予定です。
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イーナちゃん ゆるキャラグランプリにエントリー
伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんが今年のゆるキャラグランプリにエントリーしました。 イーナちゃんは、伊那市のごろにあわせ174位を狙います。 投票期間は、11月18日までで、ゆるキャラグランプリ2013のホームページで投票することができます。 ゆるキャラグランプリには、全国のご当地キャラなど1,000体以上がエントリーしていて、伊那市では、イーナちゃんへの投票を呼びかけています。 イーナちゃんがゆるキャラグランプリにエントリーするのは今回が初めてです。 ゆるキャラグランプリ ホームページ http://www.yurugp.jp/
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伊那市内最大級のメガソーラー
伊那市内最大級のメガソーラー発電所が20日から運転を開始しました。 現段階では県内でも有数の規模だということです。 20日は、メガソーラー施設がある伊那市西箕輪の伊那インター工業団地で始動式が行われました。 発電を行うのは、伊那市西箕輪のMINOエナジー株式会社です。 建材製品の製造販売を行っているミノ・ネットワークのグループ会社で、敷地を有効活用しようとメガソーラー発電事業に乗りだしました。 約3万3千平方メートルの敷地に1万4,000枚の太陽光パネルが並びます。 年間発電量は、一般家庭600世帯分の使用量にあたる200万キロワットを見込んでいます。 杉本伸二社長は、「自然エネルギーに少しでもたずさわれたことを誇りに思う」とあいさつしました。 式に出席した白鳥孝伊那市長は、「昔はびくをしょってきのこ採りをしていた場所が生まれ変わった」と祝辞を寄せました。 施設の総事業費は7億円。 発電した電力は、全て中部電力に売電する計画で、年間1億円程度の収入を見込んでいます。
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たかずやの里 着工
老朽化などにより伊那市の富県から東春近に移転新築される児童養護施設たかずやの里の建設工事が始まりました。 20日は、現地で安全祈願祭と起工式が行われました。 式には、たかずやの里を建設する社会福祉法人たかずや福祉会や支援する上伊那広域連合、地元東春近の関係者が参加し、神事などで施設の無事完成を祈りました。 現在富県にあるたかずやの里は、老朽化が進み耐震面で問題があるほか土砂災害防止法の計画区域になっているため、移転し新築されるものです。 新築される場所は、東春近の東原工業団地の一角で、伊那市が土地開発公社から取得した土地のうち6,000平方メートルを借ります。 施設建設の総事業費は、約4億円で、県の補助が2億2,470万円で、1億7,200万円を上限に上伊那8市町村が支援します。 なお、移転新築のために寄せられている寄付金は、今日現在630件、3千654万6,366円となっています。 起工式でたかずやの里の埋橋良和理事長は、「危険な場所、建物から明るく安全な東原に移転することができる」とあいさつし、「好意的に受け入れてくれた東春近地区や寄付していただいた方々、ボランティアの方々などに限りなく感謝したい」と話しました。 移転新築を支援する上伊那広域連合を代表し、連合長の白鳥孝伊那市長は、「子どもたちの健やかな姿を見守りながら支援をしていきたい」とあいさつしました。 たかずやの里は、来年4月1日に開所する予定です。 定員は40人で現在は31人が生活しています。
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南アルプスジオパークマップ刷新
南アルプスのジオパークの魅力を観光客にわかりやすく紹介するためのマップが刷新されました。 マップは南アルプスジオパーク協議会が作成しました。 南アルプスの雄大な山々と深い渓谷や伊那市と飯田市、富士見町、大鹿村の4市町村の動植物、文化、歴史などの写真も掲載されています。 高遠エリアでは、高遠城址公園、高遠温泉さくらの湯などの観光地が、長谷エリアでは、戸台の化石資料室やその学習会の様子などが紹介されています。 また、入笠山山頂からの眺めの他、鹿嶺高原から仙丈ヶ岳を望む写真なども掲載されました。 片面は南アルプスの地図に見所が記されています。 マップは伊那市創造館や長谷ビジターセンターなどに設置されています。
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田中 泯さん 井月の心踊る
今年初開催のイベント千両千両井月さんまつりは、22日までの8日間に渡りさまざまなイベントが行われています。 15日には映画「ほかいびと」で井月を演じた、ダンサーとして世界で活躍する田中泯さんの舞踊公演が、15日に伊那市のいなっせでおこなわれました。 田中さんは、自身が感じた井月の女性観を演じたということです。田中さんが、歌詞つきの曲で踊る事はほとんどないということですが、今回は例外的に、昭和の歌謡曲などにあわせて踊りを披露していました。 公演は入場できない人が出るほどの盛況で、会場は、田中さんが紡ぎだす独特の世界につつまれていました。
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日本山岳写真協会南信支部 第19回写真展「貌・季節の中で」
日本山岳写真協会南信支部の第19回写真展が、19日から伊那文化会館で始まりました。 会場には、南アルプスや中央アルプス、八ヶ岳などの写真56点が展示されています。 南信支部には14人の会員が所属していて、この数年で撮影した力作を出品しています。 北アルプスで撮影された山頂にかかる虹、八ヶ岳で撮影した、光の環や朝の雲海など、刻々と変化する山の表情をとらえています。 1995年に発足した南信支部は創立20周年を迎える来年、県内5か所を縦断する記念写真展や写真集の発行を予定しているということです。 日本山岳写真協会南信支部の第19回写真展「貌・季節の中で」は、23日(月)まで伊那文化会館で開かれていて、22日(日)午後2時から山岳写真の見方などを紹介するライブトークも予定されています。
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東京都新宿区の小学生が稲刈り体験
伊那市と友好都市提携をしている東京都新宿区の小学生が18日伊那市美篶の田んぼで稲刈りを体験しました。 稲刈りを体験したのは新宿区立江戸川小学校の6年生14人です。 江戸川小学校では社会科で学習した稲作について体験を通して理解を深めていこうと毎年伊那市を訪れています。 18日は7アールの田んぼで春に別の新宿区の小学生が植えた稲を刈り取りました。 児童はJAの職員からやり方を教わると、根元から刈って束ねていきました。 持田裕代校長は、「体験を通して農家の苦労やお米の大切さを学んでほしい」と話していました。 刈り取った稲は精米され、新宿区にある29の小学校の給食に使われるということです。
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「起業・創業ウィーク」展示
事業の立ち上げに関する資料が並ぶ起業・創業ウィークが、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場にはパンフレットや書籍、ポスターおよそ40点が展示されています。 展示は日本政策金融公庫伊那支店などが、起業についての取り組みを知ってもらおうと企画したもので、今年で2回目になります。 日本政策金融公庫では、去年全国で起業・創業のために1万9,469件の融資を行ったということで、このうち県内では162件、伊那支店では19件になっています。 起業・創業ウィークは22日(日)まで伊那図書館で開かれています。
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橋爪まんぷさん「川柳まんが展」
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの「川柳まんが展」が、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。 会場には、川柳に漫画を添えた作品、31点が並んでいます。 このイラストは川柳集「旬」の見開きに、およそ20年前から掲載しているものです。 橋爪まんぷさんの川柳まんが展は、10月31日木曜日まで、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。
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学童クラブ交流会
放課後に小学生をあずかる、学童クラブの指導員などを対象にしたスキルアップ交流会が18日、伊那合同庁舎で開かれ、伊那市の西春近南小学童クラブの事例発表が行なわれました。 スキルアップ交流会は指導員に、学童クラブ運営の参考にしてもらおうと伊那保健福祉事務所が毎年開いているもので、上伊那からおよそ50人が参加しました。 学童クラブは昼間保護者が家庭にいない小学生を、放課後や長期休暇中、あずかるものです。 交流会では伊那市の西春近南小学童クラブ指導員の村山武子さんが事例発表を行いました。 村山さんは、「入所申請書には何も書かれないケースがある、特に低学年の場合は、ただわがままに育ってきただけなのか、障害があるのか、判断が難しい」と話していました。 また、実践していかなくてはいけないこととして、「指導員としてできることと出来ない事を明確にする」ことをあげていました。 このほか、学校との連携や情報の共有方法などの意見交換が行われました。
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体力知ってロコモ予防
伊那市総合型地域スポーツクラブは、骨や関節などの機能低下を防いでもらおうと12日、伊那市の女性プラザでロコモ予防教室を開きました。 12日は伊那市内にある接骨院のロコモ予防指導士の4人が講師をつとめました。 参加者は、講師からロコモトレーニングの指導を受けて、体に負担のかからない程度にストレッチや簡単な筋力トレーニングなどで汗を流していました。 足腰の動きが衰えることを、ロコモティブシンドロームといい、略称がロコモです。 50歳以降に多く見られる症状で、悪化すると寝たきりなど介護が必要になる場合があるということです。 教室は毎月2回開かれていて参加者のデータを元に、無理のないプログラムでできるようになっています。
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台風18号 上伊那地域でも被害
大型の台風18号の通過により上伊那地域にも倒木や、停電、果樹被害などがありました。 17日は、果樹農家が台風で落ちた梨の片付けに追われていました。 台風18号は16日の午前9時から10時にかけて県南部を通過し上伊那地域も強い風と大雨をもたらしました。 伊那地域の、15日午前0時の降りはじめからの雨量は81ミリで、午前10時36分に最大瞬間風速10.4メートルを観測しました。 伊那市のまとめによりますと台風の影響で41か所で倒木があった他、電柱が倒れる被害がありました。 これにより若宮団地付近など5か所で通行止めになりました。 箕輪町によると町内では、倒木の被害が35か所、物置小屋の損壊などがありました。 南箕輪村によると住宅の一部損壊が2件、倒木が25か所となっています。 田畑区では住宅の屋根が飛び、隣の家の屋根の一部と物置を壊しました。 3市町村ともけが人はいませんでした。 倒木に伴う断線により広い範囲で停電となりました。 中部電力長野支店によりますと伊那市、箕輪町、南箕輪村で6770戸が停電となり16日の午後9時半すぎにすべて復旧したということです。 一夜あけ、17日は青空が広がりました。 南アルプス林道バスは17日の午前10時から運行を再開しました。 南箕輪村の久保では倒れた桜の木の枝の撤去作業が行われていました。 台風の影響で果樹の被害もありました。 伊那市西箕輪の果樹農家、笠松悟さんの梨園では、多くの梨が落ちました。 JA上伊那によりますと特に伊那市から辰野町にかけて梨の落下が多かったということです。 落ちた梨は加工品として取扱うということです。 長野県農政部では市町村を通じて農作物の被害状況を調べています。
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中央アルプスビジネスフェア 来年3月開催
上伊那のものづくりをPRする中央アルプスビジネスフェアが来年3月に伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれます。 実行委員会は企業数を増やし規模を拡大したい考えです。 17日は、伊那商工会議所副会頭で中央アルプスビジネスフェア実行委員会の川上健夫実行委員長らが記者会見を開き概要などを説明しました。 ビジネスフェアは上伊那の産業の情報発信や商談の場にしようと開かれていて今回で3回目です。 今年は、金属加工や電気、電子機器などの製造業を中心に115社が参加し2日間でおよそ1800人の来場者があったということです。 今回は規模をさらに拡大し150社の参加を目指します。 実行委員会では各企業が技術や情報を共有し生かすことでビジネスチャンスが広がるものと期待しています。 中央アルプスビジネスフェアは来年3月6日、7日の2日間伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれることになっています。
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高齢者訪問 肖像画贈る
敬老の日の16日、伊那市は高齢者訪問を行いました。 この日は、白鳥孝市長や伊那市出身で佐久市在住の画家 三浦輝峰さんが、伊那市長谷の池上きくのさん宅を訪れ、祝い金や肖像画を贈りました。 三浦さんは、平成18年から毎年、故郷のお年寄りに肖像画を贈っています。 肖像画を手にした池上さんは、96歳の時の写真を基に、描かれた事から、「これは若い」と感想を言うと周囲から笑いが起きていました。 池上さんは大正3年生まれの100歳。 若い頃に夫を亡くし、農業を営みながら、子供2人を養育し、93歳までは、畑仕事をするのが日課だったという事です。 今でも食事は3食残さず食べ、お風呂に入るのが楽しみだという事です。 伊那市の100歳以上のお年寄りは61人で、市内最高齢は西町の106の歳女性です。