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雑穀アマランサス入りのローメン 学校給食で提供
学校給食用に開発された、雑穀アマランサス入りのローメンが、6日、伊那市の春富中学校の給食で提供されました。
この日は、伊那地域アマランサス研究会のメンバーが春富中学校を訪れ、生徒と一緒にアマランサス入りのローメンを味わいました。
アマランサス・ローメンは、タンパク質、カルシウムなどを多く含むとされるアマランサスの実を粉にしたものが、麺に練りこまれています。
研究会のメンバーで、開発、製造を行った、伊那市高遠町の製麺業、(株)木曽屋社長の熊谷和寛さんによりますと、蒸し麺の香ばしさをそのまま残すために、普通の倍以上時間をかけて蒸し、歯ごたえのある食感に仕上げたという事です。
アマランサス・ローメンは、5日と6日の2日間で市内7つの小中学校の給食で提供されました。
研究会では、伊那の名物ローメンと、新しい地域食材のアマランサスを子供達に知ってもいらい、地域おこしにつなげていきたいとしています。 -
大学ラグビー東西の強豪校が激突
第16回伊那市大学ラグビー招待試合、 関東学院大学対同志社大学の一戦が3日、伊那市陸上競技場で行われました。
関東学院大学ラグビー部は1960年創部で、これまでに大学選手権で6回優勝。一方、同志社大学ラグビー部は、1911年創部で、大学選手権で4回優勝と、東西を代表するチームの対戦となりました。
両校とも、新体制となったばかりで、これから、秋のシーズンに向け戦術面などチームを作っていく段階と関係者は話していましが、スタンドに集まったおよそ1400人の観衆は、選手たちが見せる激しいタックルや、ボール回しなど、トップレベルのプレーを楽しんでいました。
試合は、両チームとも、ボールをテンポ良く回すラグビーを行い、互角の戦いを見せていました。
試合の結果関東学院大学が、31対29で勝利しました。 -
伊那まつりTシャツデザイン決まる
8月に行われる伊那まつりのTシャツとうちわのデザインが5日、決まりました。
5日は、伊那浄水管理センターで審査会が開かれました。
Tシャツのデザインは、33人から38点、うちわのデザインは、29人から32点が寄せられました。
審査の結果Tシャツのデザインは、伊那市の等々力心太朗さんの作品に決まりました。
デザインの工夫や祭りの楽しさが表現されていることなどが評価されました。 -
沖さんが鼻煙壺を寄贈
株式会社ファミリーマート代表取締役などを務めた東京都の沖正一郎さんが4日、嗅ぎタバコを保管する容器、鼻煙壺を伊那市に寄贈しました。
4日は、沖さんと友人で井上井月顕彰会会長の堀内功さんらが伊那市役所を訪れ、鼻煙壺100点を伊那市に寄贈しました。
沖さんが鼻煙壺を公共施設に寄贈したい希望があり友人の堀内さんを介して、伊那市への申し出がありました。
鼻煙壺は、嗅ぎタバコを保管する容器です。
嗅ぎタバコは鼻から吸う粉末状のタバコで、17世紀から18世紀にヨーロッパの貴族を中心に流行したということです。
素材にはガラス、陶器、金属などが使われていて、高度な工芸技術と多様な材料によって作られています。
沖さんが初めて鼻煙壺を手にしたのは25年ほど前に出張で出向いた上海のアーケードでした。
寄贈された作品は信州高遠美術館で保管し、展示会を行う計画です。 -
バラ祭り9日から
今月9日から伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでバラ祭りが始まります。
ガーデンでは、色とりどりのバラが咲きはじめ訪れた人たちの目を早くも楽しませています。
しんわの丘ローズガーデンは平成19年の6月にオープンしました。
8千平方メートルの敷地内におよそ130種類2600本のバラが植えられていて咲くタイミングや色など、様々なバラが楽しめます。
祭りがスタートする今週末を待たずに、ここ数日の暖かさで次々と花が咲き始めています。
現在は、葉に、ふが入っているのが特徴の紅。
咲き始めから先終わりまで花が色あせないソリドール。
イギリスのダイアナ妃にちなんで品種開発されたダイアナプリンセス オブ ウェールズなどが楽しめます。
5日は、訪れた人たちが、バラを写真に収めたり、香りを楽しんでいました。
しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りは今週末の9日から7月の8日まで行われることになって
いて、5日は、伊那市振興公社の職員が祭りに向けて準備をしていました。
期間中はバラの苗木の販売やコンサートなどを計画していて、伊那市では多くの来場を呼び掛けています。 -
チョウゲンボウのひな換気扇の中で育つ
伊那市在住で松本大学地域総合研究センター研究員の建石繁明さんは、ビルの換気扇で、ふ化したチョウゲンボウのひなの観察を続けています。
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上伊那歯科医師会が無料健診
4日から始まる歯の衛生週間にあわせ、上伊那歯科医師会は、3日に伊那市保健センターで無料歯科健診を行いました。
伊那市保健センターには、親子で歯科検診を受ける人の姿が目立ちました。
上伊那歯科医師会が、歯や口の健康の大切さを多くの人たちにわかってもらおうという新たな取り組みです。
3日は、約50人が会場を訪れ、歯科医師に診察してもらい、アドバイスも受けていました。
上伊那歯科医師会では、「歯はすべての健康に通じることを知ってもらいたい」と歯の大切さを訴えています。 -
蒸し麺の語呂合わせ ローメンの日
6月4日は蒸した面の語呂に合わせたローメンの日。
4日は、それに合わせた割引サービスのほか、新キャラクターの投票が行われました。
日本記念日協会にも登録されているローメンの日。
今日は伊那ローメンズクラブ加盟店で並盛が400円で提供され、お昼時には多くのローメンファンが訪れていました。
蒸した麺を羊の肉やキャベツとともに煮込み、仕上げは、酢や七味、ソースなど自分好みの味つけをして食べる、伊那の名物。
ご当地グルメの祭典。B1グランプリにも出場しました。
伊那ローメンズクラブ会長の、正木金内衛さん。
ローメン一筋60年の大ベテランです。
4日は、ローメンをPRするための新キャラクターの投票も行われ、訪れた人たちが6つの候補の中から気にいったものを選んでいました。
ローメンの新キャラクターは8月の伊那まつりで、お披露目されることになっています。 -
市議会開会 9議案提出
伊那市議会6月定例会が4日開会し一般会計補正予算案など9議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、歳入歳出にそれぞれ4900万円を追加し、総額を295億8,000万円としています。
歳出の主なものは、災害時に情報収集などにあたるオフロードバイク隊の整備に150万円、給水車整備に1,100万円などとなっています。
6月定例会は22日までの19日間で12日から14日まで一般質問が行われます。
一般質問は、議会改革の一環として、会議時間の延長を抑えることなどを目的に通常より時間を30分繰り上げ、午前9時半から始めることにしています。 -
中病ボランティアに中央行政組合が感謝状
伊那市の伊那中央病院でボランティアを行っている個人や団体に伊那中央行政組合から感謝状が4日、贈られました。
感謝状は、病院でボランティアを行っている個人や団体に贈られるもので、今回が初めてです。
3年以上活動を続けている5人と3つの団体に川合博院長から感謝状が手渡されました。
伊那中央病院では、現在の場所に移転した平成15年からボランティアを募っていて、4日現在101人が登録しています。
子どもが恐がらないよう点滴をとめるテープに絵を描く人や、花壇の整備を行う団体など内容は様々です。
川合院長は「職員だけではまかなえないことも多く、大変助かっている。患者さんが気持よく利用できるよう、今後も力を貸していただきたい」と感謝しました。 -
伊那市で土砂災害想定し実践的訓練
3日は、土砂災害を想定した全国統一の訓練が行われました。
伊那市は、長野県の代表市として、西箕輪地区を中心に実践的な訓練を行いました。
梅雨前線の影響により西箕輪地域で土砂災害が発生したとの想定です。
伊那市は、災害対策本部を設置。
9時15分に避難勧告、10時25分に避難指示を出し、羽広区全域を警戒区域に指定しました。
西箕輪南部保育園では、避難準備情報を受け、西箕輪小学校に避難をし、保護者に受け渡す訓練が行われました。
避難場所に指定されている公民館では、発災対応型訓練が行われました。
発災対応型訓練は、地域内で発生した災害に対し、住民が主体的に対処する訓練です。
羽広公民館では、崩れた土砂を取り除き、生き埋めになった人を救助する訓練が行われました。
伊那市では、「実践的な訓練の結果、情報伝達などの部分で課題も見えた。今回の反省を活かして、市の防災計画などにも反映させていきたい」としています。 -
オペラ春香 64年ぶり上演
伊那市の名誉市民、故・ス木東六さんが作曲したオペラ春香が64年ぶりに、3日、伊那文化会館で上演されました。
オペラ春香は、「韓国版、ロミオとジュリエット」ともいわれる純愛物語で、韓国の古典文学「春香伝」をもとに、・ス木さんが昭和22年(1947年)に疎開していた伊那で作曲した作品です。
物語は、ヒロインの春香が貴族の男性と身分を超え恋に落ちますが、春香を見初めた役人によって2人の仲は引き裂れてしまうというストーリーです。
春香は、昭和22年から23年にかけ東京や大阪で上演されましたが、朝鮮半島の南北国家分裂などの影響もあり、オリジナル作品はそれ以降は上演されていませんでした。
2008年に小坂樫男前伊那市長が、韓国大統領就任式に出席した事がきっかけとなり、春香の舞台となっている韓国の南原市との民間交流が始まりました。
より文化的な交流につながればと、市民有志がオペラ春香実行委員会を組織し、3年をかけ上演の準備を進めてきました。
舞台では、上伊那を中心とした音楽愛好家、およそ200人が出演し演奏や歌声を披露していました。
実行委員会の北沢理光事務局長は「64年間上演されていなかった物を形にするのは大変だったが、実現できうれしく思う」と話していました。
また、・ス木東六さんの長女の・ス木緑さんは「春香が生まれた伊那市で、伊那の人たちにより、再び演じられることに大きな意味がある。」と話していました。 -
伊那青年会議所45周年記念式典
社団法人伊那青年会議所の創立45周年記念式典が3日伊那市で行われました。
記念式典には、伊那青年会議所の会員や県内各地の青年会議所の代表者など130人が出席し、45周年の節目を祝いました。
向山賢悟第45代理事長は、「若い世代の力を結集し、街づくり運動を行っていきたい。郷土愛を持ち続け、仲間を大切にして、地域の賛同、共感を得ながらムーブメントを起こしていきたい。」とあいさつしました。
伊那青年会議所は、伊那市を中心に若手経営者ら32人の会員がいて、今年度は、「地域から必要とされ、頼られそして、期待される伊那JCに向けて」をスローガンに活動しています。 -
伊那バラまちフェスタ始まる
バラが咲き始めた伊那市の中心市街地で、3日からバラまちフェスタが始まりました。
伊那市山寺から西町までのおよそ1キロの中心市街地には、1,000鉢200種類のバラが並べられていて、現在3分咲きです。
見ごろは、遅咲きのものが咲きそろう来週以降になりそうです。
伊那バラまちフェスタは、伊那まちの再生やるじゃん会が花と音楽のまちづくりの一環で行っていて、今年で2年目です。
通りでは、買い物客らが足を止め、花をながめたり、写真を撮ったりしていました。
イベントの期間は、30日までで、初日の3日は、シャンソンコンサートや記念講演会などが開かれました。
午前中は、歌手の浜砂伴海さんがバラにちなんだシャンソンを歌いました。。
セントラルパークには、多くの人が訪れ、バラとシャンソンの共演を楽しんでいました。 -
伊那市次世代育成支援推進協委嘱
少子化など子ども達の育つ環境が変化する中で、市民の意見を施策に反映させるための、伊那市次世代育成支援推進協議会の1回目の会議が、30日夜、市役所で開かれました。
30日夜は、1回目の会合が開かれ、酒井茂副市長から、新しい委員17人に委嘱状が手渡されました。
協議会は、伊那市の子育て事業で更に推進すべき点などについて市民から意見を聞こうと設置されているものです。
会長には、読み聞かせなどの活動を行なっている子育て支援グループ代表の金丸 恵美子さんが選ばれました。
金丸さんは、「子どもは地域で育てるという考え方をそれぞれが持たないと、子どもは健全に育っていかない。市全体の子どもが健やかに育つ事を願って任期を勤めたい」と挨拶しました。
酒井副市長は、「社会・経済の情勢は、複雑・多様化している。みんなの力で、子どもを健やかに育てるために議論をお願いしたい」と挨拶しました。
委員の任期は2年となっています。 -
伊那市創造館2周年記念フォーラム
旧上伊那図書館を改修した伊那市創造館の開館2周年記念フォーラム「片倉館 その歴史と建築を探る」が2日、創造館で開かれました。
記念フォーラムでは、旧上伊那図書館の基本設計者の森山(もりやま)松之助(まつのすけ)が設計した諏訪市の片倉館について、講演とパネルディスカッションが行われました。
片倉館は昭和3年に諏訪市周辺で製糸業を営んでいた片倉家が、公共の福利厚生施設として建設した温泉施設で、国の重要文化財に指定されています。
諏訪市博物館の五味裕史館長が片倉館の歴史や建築について講演しました。
五味さんはビデオを交えながら、「片倉館をこれからも子供たちに受けついでいきたい」と話していました。
パネルディスカッションでは近代建築史研究家の古田智久さんと伊那市創造館の捧剛太館長を交え、近代建築について話しました。
古田さんは片倉館の屋根に着目し、「屋根一つとっても、片倉館には優れた建築技術を見ることができる」と話していました。
捧館長は、「建築を深く見ていくのはとても楽しいことで、近代建築の魅力をたくさんの人に知ってほしい。」と話していました。 -
夏山シーズン到来
6月に入り夏山シーズンが到来しました。
伊那市と富士見町境にある入笠山が2日、山開きとなり、多くの登山者が頂上を目指して山を登りました。
この日は入笠山登山口で山開きの式典が行われ、伊那市や富士見町の関係者、一般登山者など150人が参加しました。
白鳥孝伊那市長や一般登山者らが、神事で登山の安全を祈願しました。
入笠山は、標高1955メートル。登山口から頂上まで30分ほどと比較的登り易い山で、毎年多くの登山者が訪れています。
この日も県内外から多くの登山者が訪れ、頂上を目指して登って行きました。
静岡県から訪れた男性は「自分が生まれた年と標高が同じ数字だったので去年から登り始めている。短時間で誰でも気軽に登れるところが良い」と話していました。
入笠山観光連絡協議会会長の小林一彦富士見町長は「伊那市と連携しながら登山者が楽しめるようにおもてなしをしていきたい」と話していました。
入笠山は、これから秋にかけ、様々な花を楽しめるということです。 -
荒井区少年少女球技大会
伊那市荒井区の少年少女球技大会が2日、伊那小学校のグラウンドで開かれ、子ども達がキックベースで地域の絆を深めました。
この日は、荒井区の11常会から9チーム、189人が参加し、キックベースをしました。
これは、学年の枠を越えて地域の絆を深めてもらおうと毎年開かれている荒井区の恒例行事で、今年で35回目になります。
参加した全員が楽しめるようにと、1・2年生はボールをホームベースの上に置いて蹴っていました。
荒井区の小松朝雄区長は子ども達の健全育成とともに、地域を中心に学校を盛り立てていきたい」と話していました。
大会の結果、室町Bチームが優勝しています。 -
消防広域化研究会事務局長に三井さん
伊那市は、上伊那消防広域化研究会設置に伴う6月8日付の人事異動を1日内示しました。
部長級の伊那消防組合派遣、上伊那消防広域化研究会事務局長には、消防次長の三井栄二さん(54)が昇格します。
消防広域化研究会設置に伴う、消防本部、伊那消防署の異動総数は、三井さんも含め10人となつています。 -
衣替え 夏の装いで登校
6月に入り衣替えのシーズンとなりました。
各地の学校などでは、生徒が装いを夏服に変えて登校していました。
このうち、伊那市の伊那西高校では、チェックのスカートと白い半袖のシャツの夏の制服をきて登校していました。
今朝7時頃の伊那地域の気温は15.3度でしたが、カーディガンを羽織っている生徒の姿が多く見られました。 -
第34回プロドライバー事故防止コンクール表彰伝達式
第34回プロドライバー事故防止コンクールの表彰伝達式が31日伊那市の伊那警察署で行われました。
第34回プロドライバー事故防止コンクールでは、伊那市の株式会社丸登運送伊那営業所と伊那市高遠町の高遠観光タクシー有限会社が優良賞を受賞しました。
プロドライバー事故防止コンクールは、交通事故の防止を目的に、長野県交通安全協会などが昭和53年から行っています。
伊那警察署の田中泰史署長は、「プロのドライバーが模範となって、市民へいい影響を与えてほしい」と話していました。
このほか、これまでに3回最優秀賞を受賞した伊那バス株式会社が特別賞を、伊那タクシー株式会社と有限会社白川タクシーが最優秀賞を受賞しています。 -
バラまちフェスタ前にバラのスイーツを販売
6月3日から、伊那市の中心市街地で「伊那バラまちフェスタ」が開かれます。
これに合わせ、市内の菓子店ではバラをモチーフにしたスイーツを、1日から販売しています。
バラのスイーツを販売しているのは、坂下の和菓子店菊花堂と、荒井の和洋菓子店菓子庵石川です。
1日は、タウンステーション伊那まちで商品の説明会が開かれました。
バラまちフェスタを盛り上げようと、伊那まちの再生やるじゃん会が企画を持ちかけました。
菊花堂が販売するのは、バラの形をあしらった「練切菓子」と「落雁」、紅白の生地にバラの烙印を押した「饅頭」の3品です。
どの商品にも原料にバラは使われておらず、見た目でバラの形をとりいれたということです。
菓子庵石川が販売するのは、バラの香りを混ぜたメレンゲの焼き菓子とゼリーです。
焼き菓子は、中のバタークリームに濃縮ペーストをラズベリー味のゼリーにはバラの香りを取り入れているということです。
商品は、バラまちフェスタ期間中の30日土曜日までの期間限定で、それぞれの店頭で販売されています。
伊那まちの再生やるじゃん会では、市街地の活性化の起爆剤になればうれしいと話していました。 -
伊那市松くい虫対策 樹種転換事業に本格的に取り組む
伊那市は今年度松くい虫対策として、被害が発生したアカマツを伐採し別の種類の木を育てる樹種転換事業に本格的に取り組みます。
1日は、松くい虫対策協議会の会議が伊那市役所で開かれ、今後の対策や被害状況などを確認しました。
伊那市内では、マツノザイセンチュウによる松くい虫の被害が平成18年に確認されて以来年々増えていて、昨年度はおよそ2,100立方メートル確認されています。
樹種転換は、被害が確認されたアカマツ林の70%以上を伐採し、広葉樹などアカマツ以外を植え被害の拡大を防ぎます。
市では森林の所有者に対し樹種転換を指導する計画で、事業費の7割は、県の補助で賄う他、今年度に限り市が2割負担します。
市の負担分については、国の補助を充てるということです。
伊那市では、区長会への説明や回覧などで周知を徹底し、事業の促進を図りたい考えです。 -
信州書芸会展示会 274点ずらり
長野県内の書の愛好家でつくる信州書芸会の展示会が1日から、伊那文化会館で開かれています。
会場には、1年以内の近作274点が展示されています。
漢字だけのものや平仮名を取り入れた調和体と呼ばれるものなど様々です。
展示会は毎年、県内6地区が持ち回りで開いていて、伊那市では6年ぶりです。
信州書芸会では、審査を設けないため初心者からベテランまで会員なら誰でも出品できることが特徴ということです。
会員によると、これまでは漢詩の作品が多かったということですが、ここ数年は調和体の作品が増えているということです。
展示会は、3日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 -
伊那市事業所・社員親睦ソフトボール大会
事業所対抗のソフトボール大会が、27日、伊那市営球場などで開かれ、スポーツを通して、社員同士が交流を深めました。
伊那商工会議所と伊那市が主催する、「伊那市事業所・社員親睦ソフトボール大会」は、社員同士の親睦を深め職場の能率アップを図ろうと毎年開かれていて、今年で44回目となります。
今年の大会には、10事業所から12チームが参加しました。
1チーム25人以内で、2人以上女性を含む事を条件とし、トーナメント戦で優勝を決めます。
ベンチでは、参加者が、バッターボックスに立った仲間の社員を応援していました。
大会の結果、優勝は、日本濾過器伊那工場の「ニチロフィルターズ」となっています。 -
県公衆衛生専門学校 学生が保育実習
歯科衛生士を目指して学んでいる県公衆衛生専門学校の学生は、30日から3日間、伊那市内の保育園で保育実習を行っています。
伊那市の竜東保育園では、3人の学生が実習を行っています。
伊那市荒井にある公衆衛生専門学校は、2年制から3年制になったことに伴い、2年生を対象にした保育実習を昨年度から行っていています。
この日は、年少クラスで実習を行い、昼食のあとのブラッシング指導を行いました。
学生は、細かくブラシを動かす事、奥の歯から磨いていく事などを園児たちに教えていました。
公衆衛生専門学校では、保育実習を通して幼児の生活や発達状況を理解し、今後の、子供への歯科指導につなげてもらいたいとしています。 -
伊那市土地開発公社のあり方検討
伊那市は、地価の下落などにより26億円の負債を抱える市土地開発公社の存続・解散を含めたあり方を検討する委員会を31日、設置しました。
31日は、市役所で、1回目の会合が開かれ、酒井茂副市長から、4人に委嘱状が渡されました。
酒井茂副市長は、「企業誘致のため進めてきた土地の先行取得も売却も、社会経済情勢の変化により思うように進まない。公社の存続・解散、両面からの検討をお願いしたい」と挨拶しました。
委嘱されたのは、不動産鑑定士や税理士、司法書士、金融機関の4人です。
伊那市土地開発公社は、平成21年度末で、面積にして27万平方メートル、簿価総額34億円の土地を保有し、借入金はおよそ26億円です。
土地の先行取得の事業が減少しているほか、更に地価が下落すれば借入金の返済も見込めないなどの課題を抱えています。
平成26年度以降に公社が破綻した場合、市が公社の借入金を返済する事が難しくなり、これ以上この問題を先送りできないとして、市土地開発公社は、去年9月、市に対し、公社の必要性について検討する外部組織の設置を要望していました。
委員長に選ばれた、不動産鑑定士で、都市開発研究所伊那支社社長の平澤春樹さんは、「不良債権処理や再生への手立てはできるだけ早く取り組むほうがいいが、慎重に意見をまとめたい」と話していました。
委員会は、8月下旬を目途に、検討内容をまとめる予定です。 -
ローメン新キャラ 6点発表
伊那ローメンズクラブは、新しいイメージキャラクターを募集しています。
寄せられた77作品から、1次選考を通過した6作品が発表されました。
伊那ローメンズクラブが創立15周年にあわせて、新しいイメージキャラクターを作ろうとデザインを募集していました。
ローメンズクラブの役員などで選考を行い市内外から寄せられた77作品の中から6点が選ばれました。
応募方法は、6月4日のローメンの日に、加盟店でローメンを食べ、用紙にシールを貼って投票します。
結果は、8月4日の伊那まつりで発表する予定です。 -
油絵70点 大森祥吾展
辰野町出身の洋画家、大森祥吾さんの展示会が伊那市旭町のはら美術で31日から始まりました。
会場では風景画を中心とした油絵70点ほどが展示されています。
この作品は、夕焼けに映える南アルプスの仙丈ケ岳を描いたもので、大森さんの代表作の一つです。
今回の展示では半数ほどが信州の風景を描いた作品です。
大森さんは辰野町出身で高校と大学で油絵を学びました。
はら美術での展示は4年おきに開いていて、今回で4回目です。
大森祥吾展は6月5日まで伊那市のはら美術で開かれています。 -
春富中生徒と保育園児が交流
伊那市東春近の春富中学校の生徒が家庭科の授業の一環で、31日に近くの東春近中央保育園を訪れ、園児と交流しました。
31日は春富中学校の2年生34人が東春近中央保育園の年長園児36人と交流しました。
春富中学校では実際に園児とふれあうことで子供とどう接すればいいのか学ぼうと、毎年家庭科の授業で保育園を訪れています。
中学生と園児はペアになり、お揃いの名札をつけて砂場やボールで遊びました。
参加したある中学生は、「最初はどう接していいかわからず不安だったが、一緒に遊んでいるうちに仲良くなれてよかった」と話していました。