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【カメラリポート】ライブイベントHOT ROCK復活
5年ぶりに南箕輪村で開かれるアマチュアバンドのライブイベント、信州ホットロック。
そこには音楽を通して、人と人との輪を広げたいというある夫婦の思いがこめられている。
伊那市西箕輪に住む、竹松学さん。
そして妻の美千代さん。
2人は学生の頃のバンド活動が縁で知り合い結婚。
今も共に音楽活動を続けている。
近所に迷惑をかけず練習ができるように自宅の地下にスタジオをつくった。 -
春の全国交通安全運動
春の全国交通安全運動が6日から始まった。
伊那市では、市役所前のナイスロードに交通指導所が設けられ、安全協会や、交通指導員など約80人が、ドライバーに安全運転を呼びかけた。
今回の交通安全運動は、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、シートベルトやチャイルドシートの着用の徹底、飲酒運転の根絶などを重点に掲げている。
伊那警察署によりますと管内の今年の交通事故は4月5日現在死亡事故は1件で、人身事故は111件で去年より3件増加、ケガ人は135人で3人の減となっている。
春の全国交通安全運動は15日まで。 -
伊那西高校 入学式
伊那市の伊那西高校で6日、入学式が行われ、新入生178人が真新しい制服を着て入場した。
式では、新入生代表の三石 芙由(ふゆ)さんが、「勉学に部活に励み、一日も無駄に過ごすことのないようにしたい。高校生としての本分を果たすことを誓います」と、宣誓した。
また、吉川 英人学校長は、「人として生活していく上で大切な心を学んでほしい。みなさんの夢が実現することを願っています」と式辞を述べた。
今年度の伊那西高校の新入生は昨年度より38人多い178人で、上伊那を中心に諏訪や下伊那からも入学している。
上伊那にある公立高校8校でも、5日から7日まで入学式が行われていて、入学式のピークは6日となっている。 -
伊那市長・市議選ポスター掲示板設置
今月18日告示、25日投票の伊那市長選挙・市議会議員選挙のポスター掲示板の設置作業が6日、行われた。
6日は、伊那市役所付近などで掲示板の設置作業が行われた。
設置された掲示板は、市長選挙が4区画、市議会議員選挙が27区画用意されている。
掲示板は、17日までに、伊那地区234ヶ所・高遠地区43ヶ所・長谷地区20ヶ所の合わせて297ヶ所に設置される予定。
業者によると、これから、高遠城址公園の花見客が増える事が見込まれる為、掲示板の設置は、高遠方面を優先して行われるという。
伊那市長選挙、市議会議員選挙は、今月18日告示、25日に投開票が行われる。 -
天竜川・三峰川合流点にスペース
伊那市役所南側の天竜川・三峰川合流点に、水辺に安全にアクセスできるオープンスペースが完成した。
国土交通省天竜川上流河川事務所が、国の治水事業として2億8,000万円をかけ、護岸工事を進めてきた。 このオープンスペース、広さは約5,500平方メートルで、自然石を積み上げた階段状の護岸となっていて、水
これは、河川がもっている景観や歴史、文化などの資源を活かしてまちづくりにつなげていこうというもの。
伊那市の計画が国に認められ、天竜川河川事務所が整備した。
辺への安全なアクセスを可能にしている。
伊那市では、これまで実施してきている三峰川沿線での事業に続く市民の交流の場として、具体的な活用方法を考えたいとしている。
このオープンスペースは、自由に使うことができるが、スペースを占有してのイベントなどでは、申請が必要になる。 -
伊那消防署 組合長らが点検
伊那消防署で、今年度初めての通常点検が6日行われ、伊那消防組合長の小坂樫男伊那市長が訓示した。
6日は、朝8時半に、伊那消防署と高遠消防署の署員あわせて35人が伊那消防署の屋上に集合し、点検を受けた。
通常点検は、毎月1回行われていて、服装の乱れは無いか、消防手帳を所持しているかをチェックする。
6日は、年度初めとして、組合長による点検が行われた。
今年度伊那消防署には、新たに1人の署員が加わり、59人体制で、高遠消防署は、19人体制でスタートしている。
小坂組合長は、「市民の皆さんの期待に応えられるよう、日々訓練に励んで欲しい」と訓示した。 -
第6回上伊那ゴルフ選手権
第6回上伊那ゴルフ選手権が3日、伊那市の信州伊那国際ゴルフクラブで開かれた。
大会は、アマチュアゴルファーに親睦を深めてもらおうと上伊那ゴルフ選手権事務局が毎年開いている。
大会には辰野町から飯島町まで、上伊那のアマチュアゴルファー約140人が出場した。
参加者が40組に分かれて、朝8時にスタートした。
大会の結果、一般の部では春日宏之さん、60歳以上の部では弓田次男さん、70歳以上の部では倉田賢次さん、レディスの部では綾野寿美枝さんが優勝した。 -
伊那市交通指導員委嘱式
交通安全の啓発活動に取り組む交通指導員の委嘱式が5
日、伊那市役所で行われた。小坂樫男伊那市長が、交通指導員に委嘱書を手渡した。
指導員は22人で、このうち半数の11人が新しく委嘱された。
交通指導員は、街頭や小学校の交通安全教室で指導するなどの活動をしている。
小坂市長は「高齢者や女性ドライバーへの対策を特にお願いしたい」と協力を求めた。
伊那市交通指導員会の内山壽会長は、「伊那市から痛ましい事故をなくすため、正しい交通ルールとマナーの実践を習慣づけることで交通事故防止を図っていく」と決意を述べた。
交通指導員は、6日から始まる春の全国交通安全運動で、街頭指導を行う予定。 -
趣味の会発表会
詩吟や日本舞踊など様々な団体が参加する趣味の会発表会が4日、伊那市の西春近公民館で開かれた。
発表会は、西春近公民館が毎年開いているもので、今年で30回を数える。
今年は地元で活動する16団体が参加した。
ステージでは、詩吟や日本舞踊など26演目が行われ、出演者達は日頃の練習の成果を発表していた。
発表会の第1回目から出演している人は、「30回目の節目ということで感慨深いものがある。これからも一生懸命頑張っていきたい」と話していた。 -
高遠城址公園 タカトオコヒガンザクラ開花
伊那市は5日、高遠城址公園のコヒガンザクラの開花を宣言した。
高遠城址公園の桜を管理している桜守2人が、開花の基準としている桜雲橋付近の桜が咲いているのを確認した。
天下第一の桜として知られる高遠城址公園の桜の開花は、昨年より1日早く、満開は11日頃と予想している。
今年の桜は、最近の15年の中でも、平成14年に次いで2番目に早い開花となっている。
桜守によると、今年は寒暖の差があり雪や雨が多かったため、つぼみが大きく、昨年以上の桜が楽しめそうだという。
同日はあいにくの雨模様となったが、公園内で早く咲く南ゲート付近では、訪れた人たちが花を写真に収めるなどして楽しんでいた。
今年の桜まつり期間中は、13日と14日に商工会女性部による桜茶のサービス、12日と15日には桜奏会による高遠ばやしの巡行、14日には保科正之公大河ドラマ化成就を祈願し江戸かっぽれが披露されるなど、ささまざまなイベントが行われることになっている。 -
伊那市内小中学校で入学式
伊那市内の小・中学校で5日、入学式が行われた。
このうち西春近南小学校では、男子12人、女子11人のあわせて23人が入学した。
1年生は、6年生に案内され入場した。
竹内実校長は、「冷たい冬を我慢すれば桜が咲くように、我慢をたくさんすれば、みなさんの心の中も桜でいっぱいになります。いっぱいになるよう一生懸命勉強しましょう」と式辞を述べた。
また児童会長の平澤健将君は、「分からないことがあったら、お兄さんお姉さんに聞いてください。仲良く過ごしましょう」と歓迎のあいさつをした。
式の中で1年生は元気に歌を歌った。
伊那市では同日、ほとんどの小・中学校で入学式が行われ、市内全体で小学生は686人、中学生は726人が新一年生となる。
箕輪町と南箕輪村では6日、全校で入学式が行われる予定で、箕輪町が小学生233人、中学生233人、南箕輪村では小学生147人、中学生159人が入学する。 -
野口俊邦さん事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選挙に出馬表明している信州大学名誉教授で、元農学部長の野口俊邦さんの事務所開きが4日夜、伊那文化会館で行われた。
野口さんの支援者約300人が出席し、親交のある信州大学の元学部長らが激励の言葉を送った。
今の市政に批判的な住民有志でつくる市民本位の市政をすすめるみんなの会の小林史麿会長は「伊那市の多くの市民は良心をもっている。勇気と良心で必ず新しい伊那市を作ってくれると確信している」とあいさつした。
最後に、会場全員で伊那市の歌を歌い、選挙戦に向けて結束力を深めていた。
伊那市長選挙には野口さんのほかに、伊那市の前副市長白鳥孝さんが立候補を表明している。
事務所開きに出席した民主党上伊那支部は、独自候補の擁立は難しいとして、3月30日の幹事会で自主投票にする事を決めたことを報告した。
伊那市長選挙は、4月18日告示、25日に投開票される。 -
北福地御柱祭の御柱祭 盛大に
今年は7年目ごと行われている諏訪大社の御柱祭の年。伊那市富県北福地では4日、地区に祭られている諏訪社の御柱祭があり里曳きと建て御柱が行われた。
富県北福地では、寅年と申年の7年目ごとに御柱祭を行っている。
昔は、神社の役員だけで御柱祭を行っていたということだが、平成4年から地区住民が参加している。
4日は朝7時に、地区住民が北福地集落センターに集まり、先月、高鳥谷山から切り出した長さ8メートル88センチの御神木を車に乗せて区内10ヶ所を巡回した。
この後、北和田集会所で、里曳きの出発式が行われた。
木やり唄やラッパ隊の合図で、4本の柱を氏子や子ども達が引いて、約1キロ先の諏訪社を目指した。
天候にも恵まれ、4日は地元住民約400人が参加し、区内には、威勢の良い掛け声が響いていた。
約1時間かけて無事に4本の柱が諏訪社に到着した。
午後2時頃からは、諏訪社の境内4ヶ所に柱をたてる建て御柱の儀式が行われた。
建てられた柱は、正面が地区の方向を向くように回され、砂や木の板を使い固定されていた。
次回、北福地諏訪社の御柱祭が行われるのは、平成28年になる。 -
はなまる地域探検隊 来年度の打ち合わせ
子供たちがさまざまな体験活動を行う伊那市の「はなまる地域探検隊」は29日、来年度の活動内容を話し合った。
伊那市のいなっせで企画会議が開かれ、推進委員として企画や運営をしている中学生と高校生10人が集まった。
はなまる地域探検隊は、体験活動を通して地域や学年の枠を超えたつながりをつくろうと8年前から活動している。
本年度からは、過去に、はなまるで活動をしてきた中学生や高校生が運営する立場として参加している。
会議では、来年度初めて行う書き初めのやり方などについて話し合った。
探検隊の隊長、伊藤元朗さんは、「推進委員の子供が一丸となって活動を進めようという姿勢がありがたい」と話していた。
来年度1回目の活動は、4月29日となっている。 -
山岳写真家中山秀幸さん 写真遺作展
昨年10月に脳腫瘍のため48歳で亡くなった山岳写真家中山秀幸さんの写真遺作展「山に愛された男がのこしたもの」が3日から、伊那市の県伊那文化会館で始まった。
遺作展は、中山さんのこれまでの活動を知ってもらおうと、友人や写真仲間などでつくる実行委員会が開いた。
会場には、地元南アルプスの写真のほか、南米アンデスの山やそこで暮らす人々を写した作品など55点が並べられている。
また中山さんが撮影のために使っていたカメラのほか、山で使っていたテントや登山靴なども展示されている。
中山さんは、伊那市美篶出身で、25歳の頃から山の魅力を写真で表現しようと創作活動を始めた。
1990(平成2)年に日本山岳写真協会に入会。その後活動に専念するため、勤めていた会社を退職してからは、数多くの山岳写真を発表し将来を期待されていた。
3日から始まった遺作展には、朝から多くの人が訪れ、中山さんの写真に見入っていた。
遺作展を企画した実行委員会の委員長で中山さんが師事した山岳写真家津野祐次さんは、「企画展が開催できたのは中山さんの人柄を慕う多くのファンのおかげだ」と話す。
中山秀幸写真遺作展は、入場無料で11日まで開かれている。 -
古道「黒沢道」復元へ
かつて使われていた道を復元しようと、伊那市手良地区の住民有志が3日、古道「黒沢道」の整備作業をした。
手良地区の有志8人が二手に分かれ、整備作業をした。
黒沢道は、伊那市の手良地区と高遠町長藤地区をつなぐ道で、今では使われることもなくなり、どこに道があるかも分からなくなっていた。
しかし、数十年前までは、この道を通じて手良地区と長藤地区の住民が交流していたという話を地区のお年寄りから聞き、この道を復活させようと考えた。
3月にルートの調査を行い、長藤まで抜ける道を確定した。
この日は復元作業の初日で、メンバーは邪魔になる木をチェーンソーで切り、道を通りやすくしていた。
25日にもう一度作業を行う予定で、道が復元した後は、かつて交流があった長藤地区との交流イベントなどを企画したい竏窒ニしている。 -
富県保育園 新園舎で初の入園式
新しく建て替えられた伊那市の富県保育園で3日、入園式が行われた。
新園舎で入園式が行われ、入園児が保護者に手をひかれて入場した。
富県保育園には今年、年少17人、未満児14人が新たに入園した。
新しい富県保育園は、富県北部保育園と南部保育園が2年前に統合したことに伴い、学校近くに建設された。
延べ床面積980平方メートルの木造平屋建てで、ペレットボイラーなど環境にやさしい熱源を利用したほか、地域との交流スペースが設けられた。
入園式では、保育士や在園児が歌を歌って入園を祝っていた。
山崎富子園長は「地域との交流、学校との連携、学年を越えた活動を柱として、心の通い合える保育園を目指したい」と話していた。 -
小原交流センター竣工式
伊那市高遠町小原地区の新しい交流センターが完成し3日、竣工式が行われた。
関係者約50人が参加し、テープカットなどで完成を祝った。
小原交流センターは、老朽化が進んだことや、地域住民が増え手狭になったため、昨年10月から建て替え工事が始まった。
延べ床面積305平方メートルの木造平屋建てで、城下町にふさわしいシックなデザインになっている。
木材の90%以上に県産材を使用していて、国から木造公共施設整備事業として、総事業費の半分となる約3千万円の補助を受けている。
今後、公民館活動や地区の会議などで交流センターを利用していくという。 -
横山光一さん作陶展
伊那市西春近在住の陶芸家、横山光一さんの作陶展が、伊那市のはら美術で開かれている。
会場には横山さんの作品約50点が並んでいる。
横山さんは西春近在住の79歳で、30年ほど前、公民館教室をきっかけに陶芸を始めた。
横山さんは土から釉薬まで自分で作り、自宅の窯で焼き上げている。
緑色を基調とした作品が多く並んでいるが、窯の状態を変化させるとまれにできるという赤い色の作品も何点か並んでいる。
横山さんの作陶展は6日まで。 -
伊那ビデオクラブDVD寄贈
伊那ビデオクラブは2日、上伊那8市町村の歌に合わせて風景などをまとめたDVDを、上伊那広域連合に寄贈した。
伊那ビデオクラブの飯島尚美会長ら3人が伊那市役所を訪れ、広域連合長の小坂樫男市長にDVDを手渡した。
DVDは、会員が1年間かけて撮影、編集したもので、93枚が贈られた。
上伊那8市町村それぞれの歌にあわせて、歌詞に唄われている風景や史跡などを紹介している。
飯島会長は「上伊那の今を知ることで10年後20年後の故郷の在り方を考えるきっかけにしてもらいたい」と話していた。
DVDは、各市町村役場や小中学校、図書館などに配布されることになっている。 -
伊那市 下水道使用料未請求で職員処分
伊那市の下水道使用料未請求問題で、小坂樫男市長と酒井茂副市長は、給料を減額する条例改正案を2日の臨時市議会に提出し、全会一致で可決された。
給料減額の条例改正案は、監督責任をとり提出したもの。
小坂市長は、給料月額の30パーセントにあたる27万8,400円を、酒井副市長は、20パーセントにあたる15万3,600円を4月の給料から減額する。
伊那市の下水道使用料の請求漏れは、平成5年からあり、未請求金額の合計は、2,300万円にのぼり、このうち900万円は、時効が成立している。
市では、時効が成立していない使用料1,400万円については、個別訪問などにより粘り強く納入を求めていくとしていて、時効が成立しているものについては、職員の寄付なども含め、補てんの方法などを検討したいとしている。
市は、情報の共有化、チェック体制の確保、指定工事店への指導などを再発防止策に掲げていて、平成5年度から21年度まで使用料関係に携わった管理職など18人を減給などの処分にした。
今回の市長と副市長の減給も職員の処分に伴う監督責任として行なわれる。 -
分杭峠で土砂崩れ
伊那市長谷の国道152号、分杭峠で、1日からの大雨と強風が原因と見られる土砂崩れが発生し、全面通行止めとなっている。
土砂崩れが発生したのは、伊那市長谷から大鹿村へ抜ける国道152号・分杭(ぶんぐい)峠の大曲(おおまがり)付近。2日午前7時50分頃、通行者から長谷総合支所に連絡があり、土砂崩れを確認し、その後、この道路を管理する伊那建設事務所が全面通行止めにした。
現在、伊那建設事務所では、土砂の撤去作業を行っているが、復旧の目途はたっていないという。 -
各地の消防団で任命式
伊那市消防団の平成22年度任命式が1日夜、伊那市民会館で開かれ、新入団員119人を含む357人に辞令が交付された。
伊那市消防団員は全体で1150人いて、式では、新入団員のほか再入団員や昇格者に辞令が交付された。
再入団で副団長に就任した三澤俊明さんらは、伊藤仁伊那市消防団長から辞令を受け取っていた。
伊藤団長は、「市民の安全を守る消防団の崇高な使命は、日々の訓練をつむことで初めて達せられる」と団員を激励。「今年度は、合併のメリットを活かして、分団や部などの組織の編成を見直したい」と訓示した。
また小坂樫男市長は、「市民は、消防団に大きな期待と信頼を寄せている。新入団員は、自らを律して訓練に励んでもらいたい」とあいさつした。 -
伊那公園ぼんぼり点灯
伊那公園のさくら祭りを前に1日夜、ぼんぼりの点灯式が行われた。
悪天候の中、花火の合図で公園内のぼんぼりが一斉に点灯した。
伊那公園では毎年個人や企業などに協力を得てぼんぼりを設置している。
今年は例年並みの396基のぼんぼりが集まった。
点灯式には、祭りを行っている伊那公園桜愛護会をはじめ伊那商工会議所など45人が出席した。
愛護会の伊藤一男会長は「今年も多くの人達のおかげで、ぼんぼりが灯された。たくさんの人達に公園に足を運んでほしい」と話していた。
伊那公園の桜は、現在ヒガンザクラが5分咲きとなっている。公園内にある桜は11日頃が見頃を迎えそうだ。
11日には、伊那公園で太鼓演奏やカラオケなどを楽しむさくら祭が予定されていて、今年は伊那節祭りと合同で行われる。
ぼんぼりは24日までの午後6時頃から午後10時まで点灯される。
なお春日公園も1日からぼんぼりが点灯されている。 -
伊那市新規採用職員辞令交付
新年度が始まった1日伊那市は新規職員辞令交付式をおこなった。
式では小坂樫男市長から新しく入った職員8人に、辞令が手渡された。
小坂市長は「地方自治体は大変な時代を迎えている。生き残りをかけ、市民の安全の確保・福祉の向上のため、解決すべき課題に取り組んで欲しい。活躍を期待する。」と訓示した。
市民生活部市民課に配属された福澤しのぶさんは「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行します。」と誓いの言葉を述べた。
今年度は男性6人、女性2人が採用された。
社会人枠から保育士が一人、また、旧上伊那図書館「創造館」の学芸員として一人採用されている。
伊那市によると、退職者も少なかったため今年度は、昨年度より5人少なく、伊那市が合併して以来最も少ない採用数だという。 -
伊那市年度納め式
年度終わりの31日、伊那市役所では職員が多目的ホールに集まり、年度納め式が行われた。
小坂樫男市長は訓示で「富県保育園の移転新築や小中学校の耐震化など今年度計画していた事業はすべて完了、または着手することができた」と話した。
また新ごみ中間処理施設の建設について「去年暮れ、地元区から環境アセス同意を得られ、一歩前進することができた」と訓示した。 -
阪大名誉教授小林昭雄さん講演会
大阪大学名誉教授で伊那市日影出身の小林昭雄さんの講演会が27日、日影公民館で開かれた。
会場には地区住民約50人が集まり、小林さんの講演に耳を傾けた。
小林さんは日影区出身の65歳で、現在大阪府に住んでいる。
小林さんは「緑の星の財産発見!」と題し、自然環境や自然への意識の変化について講演した。
小林さんは、伊那市で過ごした子ども時代を振り返り「私が子どもの頃は春になっても黄砂は飛んでこなかった。黄砂の発生源となっている中国では、温暖化により一面森だった場所が砂漠化してきている」と温暖化の進行を説明した。
また子ども達の遊び場が家の外から中に移っていることに触れ「自然は地球の生き証人。自然とふれあうことでいろんな発見をして、子ども達の五感が育っていく」と自然とのふれあいの大切さを訴えていた。
小林さんは「地球が存在することは宇宙の奇跡。私たちの生活に必要な空気や水を守るために自然環境を守っていかなければならない」と話していた。 -
伊那小夏組に感謝状
伊那北駅周辺の活性化に取り組み、この春卒業を迎えた伊那小学校6年夏組に29日、伊那商工会議所から感謝状が贈られた。
伊那小夏組の児童は、伊那北駅周辺の商店街の活性化に貢献したとして、伊那商工会議所から感謝状が贈られた。
また、活動に協力してきた山寺活性化協議会から全員にメダルがプレゼントされた。
夏組は、伊那北駅周辺を活性化させようと、地元商店主らと協力しながら朝市を行ったり、駅前広場の有効活用を考えてきた。
4年生の時から毎週1回欠かさず行ってきた駅の清掃も100回を超している。
夏組の広瀬愛さんは、「みなさんのおかげで大きな活動にすることができた。中学へ行っても伊那北駅を見守っていきたい」と話していた。 -
美篶コーラス第4回演奏会
伊那市の女性コーラスグループ「美篶コーラス」の7年ぶりの演奏会が27日、伊那文化会館で開かれた。
美篶コーラスのメンバー18人がステージに立ち、11曲を披露した。
美篶コーラスは、伊那市の美篶地区の女性を中心に活動していて、創立32年の歴史あるグループ。
今回は、7年ぶりの演奏会が実現した。
第3部では、オペラ「ミミー・みっつ」を公演した。
主人公の女の子・みつが、おもちゃやで見つけた怪我したツバメを介抱し、ツバメがそのお礼に、みつの3つの願い事をかなえてあげるという物語で、メンバーが熱演していた。 -
ニホンジカ捕獲82頭
昨年度の2倍以上の成果南信森林管理署は、本年度行ったワナによるニホンジカの捕獲数をまとめた。本年度は82頭を捕獲し、昨年度の2倍以上という成果を上げている。
伊那谷流域で南信森林管理署の職員が実施したワナによるニホンジカの捕獲実績は、本年度は82頭だった。これは昨年度実績35頭の2倍以上という結果となっている。
このうち伊那森林事務所では1頭、伊那里森林事務所で2頭、黒河内森林事務所で1頭を捕獲した。
捕獲は、昨年10月9日から今年3月31日まで行われた。
捕獲頭数が増えた理由として、ワナを昨年度より200個ほど増やしたこと、職員の習熟度が上がったことを挙げている。
南信森林管理署では、今後もワナの設置に取り組むほか、捕獲したニホンジカの有効利用を検討していきたいとしている。