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ごみ焼却施設学習会
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設用地に伊那市富県の天伯水源付近が選定されたのを受け、建設予定地の住民有志などが新たに結成した「ゴミ焼却場を考える会」(井上清人会長)は20日「建設予定のゴミ焼却場の安全性を考える学習会」を伊那市の富県公民館で開いた。建設予定地を中心とした近隣の住民など約100人が参加。県廃棄物問題研究会会長も務めた元長野大講師の関口鉄夫さんの解説を聞いて、ごみの焼却とその影響などについて理解を深めた。
関口さんは建設予定地について「この近くには活断層があるはず。さらに背後に山があり、排出ガスが周辺に滞留する可能性が高い点からみて、適地ではない」と断じた。これまでの広域連合や市の説明については「自分たちに都合の良い部分だけしか説明しようとしない。環境への影響や健康被害の可能性など、もっと科学的なデータで示すべき」、導入が検討されている最新鋭の方式とされるガス化溶融炉についても「国や広域連合が示すデータはうそばかり。ダイオキシンも出るし、多くは稼動後の補修費などに毎年数億円かかるとんでもない代物」などと切って捨てた。
井上会長は「住民として正しい判断ができるよう、今後も学習会を継続的に開いていきたい」としている。 -
荒井区マレット大会
荒井区と同区分館は20日、第18回荒井区マレットゴルフ大会を同区の内の萱マレットゴルフ場で開いた。区民約80人が参加し、プレーを通じて親ぼくと交流を深めた。参加者は林間コース特有の傾斜に苦労しながら、歓声を上げてプレーを楽しんだ。
上位は次の皆さん。
▼団体戦(1)川北町(2)上荒井(3)東町▼個人戦男子(1)鷲山伊和男(川北町)(2)宮下収(同)(3)北原久嗣(元町)▼個人戦女子(1)北林志げ子(川北町)(2)武田みつ子(上荒井)(3)北原愛子(東町)▼特別賞(女子最高齢)=御子柴節子(上荒井) -
アートスクールが子どもワークショップ
さまざまな分野の美術に親しんでもらおうと伊那市高遠町の信州高遠美術館が主催するアートスクールは20日、08年度第4回講座「子どもワークショップ」を同町の地域間交流施設で開いた。市内の小学生16人と保護者が参加し、水墨画に挑戦した。
水墨画制作に先立ち、参加者らは屋外に出て、絵を描くのに使う竹の皮や、トウモロコシ、マツの枝、石などを採取。室内に戻ると、描きやすいように先を切ったり削ったりして筆代わりとなる素材を作った。
子どもたちは「何でも自由に描いていいよ」と指示を受けると、早速手造りのユニークな・ス筆・スに墨を含ませ、思い思いに木や虫などの絵を描いて楽しんだ。中には長さ約5センチの円筒形のコンクリート片を紙の上に転がして太い線を描く子どももいた。
指導に当たったのは東京芸術大大学院美術教育研究室の相原健作助手など4人。相原さんらは「発想が素晴らしい」「大胆な筆遣いだ」などと作品を褒めちぎっていた。 -
いなかと都会の絵手紙交流展
東京都中野区の愛好者らと絵手紙を通じた交流をしている「伊那谷絵手紙の会」(倉科照子会長)の作品展「いなかと都会の絵手紙交流展」が20日、伊那市西春近のかんてんぱぱ北丘工場のギャラリーで始まった。
日本絵手紙協会公認講師らでつくる「伊那谷絵手紙の会」会員の作品や会員が指導する講座生らの作品のほか、伊那市民から寄せられた作品など約450点と、中野区の愛好者の約160点を展示。ほのぼのとした優しい雰囲気の作品が並び、訪れた人の目を楽しませている。
作品展は5縲・月の1カ月間にわたり、中野ブロードウェイでも開かれた。同商店街の管理組合理事長で伊那市荒井出身の伊那市ふるさと大使、久保村昭衛さんとのつながりから実現の運びとなった。倉科会長は「今後もさらに交流を深めていければうれしい」と話している。
8月31日まで。午前9時30分縲恁゚後5時。。入場無料。体験教室(300円・7月27日、8月7、10、20日)もある。 -
ドリーム・ベースボール
プロ野球の往年の名選手が野球を通じて地域と交流する「宝くじスポーツフェア ドリーム・ベースボール」が20日、伊那市の県伊那総合運動公園野球場で開かれた。そうそうたる名選手が名を連ねる名球会とOBクラブの24人が訪れ、地元少年野球チームの選手を直接コーチしたほか、伊那市選抜チームとの試合や名球会会長の金田正一さんの講演会なども行われ、プロ野球好きにはたまらない一日となった。
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小・中学生が藤沢川などで水生生物や水質を調査
伊那市の第21回川シンポジウム「川再発見!せせらぎウォッチング」(実行委員会など主催)が21日、長谷の黒川などを会場にあった。小・中学生や保護者ら60人余が参加。水生生物などの調査結果から、藤沢川中流と黒川中流ともに「きれいな水」と判定した。
「せせらぎ竏秩vは、水生生物や水質調査などを通じて水の環境保全を考えるねらい。例年、三峰川で取り組んでいるが、川の水が濁っていたため、会場を変えた。
小学校教諭ら7人を講師に、子供たちは水素イオン濃度(pH)を調査したり、川に入って石を動かして網に川の生き物を採ったりと夢中になった。
藤沢川では、きれいな水にすむヒラタカゲロウ、ヘビトンボ、ヨシノボリを採集。黒川では、美しい声で鳴くカジカガエルも見つけたという。
手良小学校3年生の男の子(8つ)は「川の中にこんなに生き物がいるとは知らなかった。見ているとおもしろい」と驚いていた。
観察会に先立ち、市役所で天竜川や三峰川にすむ魚を学習。水槽に入ったイワナ、アマゴなど実物を見せながら、信州高遠少年自然の家環境未来センター講師・竹松俊幸さんが「カジカは自然のバロメーター。コンクリートで固められた川で、濁流にあうと生きていけない」「ヨシノボリはハゼの仲間で、胸に吸盤がある」など魚の特徴を解説した。 -
伊那市出身・斉藤浩明さん 世界ベテラン卓球で活躍
ニッパツ(本社・横浜市)に勤める斉藤浩明さん(46)=伊那市出身=がこのほど、ブラジルのリオデジャネイロで開催された「第14回世界ベテラン卓球選手権大会」に出場した。2004年に初出場した横浜大会から3大会連続の出場となった。
大会は5月24縲・0日、世界50カ国以上から約1400人が参加し、40歳以上の各男女年代別のシングルス、ダブルスで競った。出場したシングルスは予選リーグ(2勝1敗)を突破し、決勝トーナメント1回戦で敗退。ダブルスは日本テレビ系の番組「笑点」でおなじみ、山田隆夫さんとペアを組んで挑んだ。結果は予選リーグ敗退だったが、日本人を中心に多くの応援を得て、会場を盛り上げたという。
斉藤さんは96年3月までニッパツ駒ヶ根工場で勤務し、同4月から現在の勤務先である本社・横浜市へ異動。その後も、上伊那卓球連盟の会員として、地元上伊那の卓球愛好者との交流を続けている。
次回大会は2年後の中国・モンゴル自治区で開催。「次こそは山田さんとペアで初勝利を」と斉藤さん。「世界各国の人たちと交流できることはすばらしい。今後、上伊那の卓球愛好者と世界の愛好者との掛け橋になれれば」と話している。
山田隆夫さんとのペアで会場を盛り上げた斉藤さん(写真=本人提供) -
【NPO「トンボ谷の山育て村」会長 石原信行さん】
「人間は自然の力を借りて生きていることを自覚するべき。ここでは生きる上での基本が確認できる」
ずっと暮らしてきた名古屋市から今年4月に伊那市新山の山林に移り住み、都会の人や子どもたちとともに山の良さを実感できる場所にしようと「トンボ谷の山育て村」を立ち上げた。
名古屋市の職員だった2年前、KOA森林塾の通年コースを受講し、山についての基礎知識を学んだ。
「森林の素晴らしさを実感し、それまで漠然と考えていただけだった田舎暮らしに具体的で明確なビジョンが見えてきた。せっかく暮らすなら田んぼや畑の中ではなく、山林にしようと竏秩v
いくつかの候補地の中から、山の様子が気に入った新山に決め、約6600平方メートルの山林を購入した。昨年5月、山林内の一部を造成し、夢だったログハウスの建築に着手。専門業者の手を借りつつ、協力を買って出た友人らとともに家造りに汗を流した。
今年定年を3年余して57歳で退職。山での暮らしを始めた。
「住むならログハウスと思っていた。壁に木の地肌が見えている風情がいい。木材は飯田産の遠山杉を使っている。今年4月に住み始めたが、最高に快適。夏になっても涼しく、名古屋の暑さとは比べるべくもない。冬も暖かいというが、これは未経験だからまだ分かりませんね」
特に気に入っているのは、こだわって手造りしたという五右衛門風呂。
「下からゆっくりと温かみが伝わってきて何とも言えないほどいい気分です」
水は深さ40メートルの井戸からくみ上げている。家にはテレビもない。 「不便な生活に見えるかもしれないが、これこそ心豊かに生きる暮らしというものじゃないかな」
◇ ◇
「トンボ谷の山育て村」は山林での生活を楽しむ場だ。
「田舎での暮らしを通じて、何か社会に貢献できることがあるのではないかと考えた。機能性優先の都会に暮らす人たちに、もっと自然の良さを理解してもらい、自然の流れの中での生活リズムを体験してもらえたら竏秩Bそんな人たちが気軽に来られるスペースを提供したい」
訪れた人たちを泊めるゲストハウスはまだ建築中だが、年内には完成させたいという。
購入した山林は以前カラマツを植林した人工林だったが、伐採された後に広葉樹などが自生し、現在は自然の雑木林になりつつある。
「だが、このまま放っておくとボウボウの山になってしまう。日本の里山は、手を入れてつくる自然ともいうべき存在。ここはほんの小さなエリアではあるが、頑張ってそんな山にしていきたい」
(白鳥文男) -
おすすめ絵本リスト「絵本だいすき!」620冊配本
心豊かな育ち願い伊那市の保育園で読み聞かせ充実子どもたちに良い絵本と読み聞かせの楽しさを毎日味わってほしい-と願い、伊那市の保育士でつくる市保育園読み聞かせ推進委員会(小坂澄江委員長)は、初の取り組みで年齢別に選定したおすすめ絵本リスト「絵本だいすき!」の全620冊を購入し、巡回用の16キットに分けて園に配本する。18日、美篶公民館で開いた委員会で、第1回対象の16園にキットを配った。
委員会は充実した読み聞かせを研究するため06年秋に発足。市内保育園から各1人、26人の委員で構成する。
園ごとに購入する絵本の蔵書数は各園でばらつきがある。これまで明確な図書費の予算もなかったことなどから、委員会がおすすめ絵本の配本を検討。07年度の1年間かけて物語絵本、科学絵本、赤ちゃん絵本、ナンセンス絵本の4分野を意識し、絵や文の構成がしっかりして温かみがある、集団で見ることで楽しさが増す-などの基準で選んだ。
絵本や本棚など約80万円で市予算で購入。痛みを防ぐブックコートをし、年齢別の見分けシールも張った。
年齢別の40冊余を1キットとして16キットを1カ月ずつ配本。約2年間で全園に回す。毎日の読み聞かせに利用するほか、家庭にも広がるよう保護者に紹介する機会も設ける。
アドバイザーの春日由美子さんは、「ゲーム、テレビ世代で、耳で生の声を聞き理解することが少なくなっている。心の発達、コミュニケーション能力を育てるため、読み聞かせに力を入れ、子どもに本を楽しんでほしい」と話した。 -
アレチウリ駆除インストラクター養成講座
「三峰川みらい計画」の実現と、環境にやさしい地域づくりを目指して活動する市民団体「三峰川みらい会議」(織井秀夫代表)は18日、アレチウリ駆除インストラクター養成講座を伊那市で開いた。27日の県流域アレチウリ駆除一斉行動日に合わせ、同会議も参画して実施する「第10回アレチウリ駆除大作戦」の参加者に前もってアレチウリについての理解を深めてもらう狙い。
指導に当たったのは織井代表と、同会議クリーン作戦チーム代表の丸山宏一さん。伊那市浄水管理センターの室内でアレチウリの生態などについて講義した後、天竜川・三峰川合流点近くの河川敷で実地講習をした。丸山さんは「アレチウリは1本1本を根こそぎ抜き取る方法でしか駆除できない。人手がかかるので、たくさんの人の協力がぜひ必要」と参加者に訴えた。
織井代表は「講座は今年で10回目。その間の修了者は延べ百数十人になる。彼らがそれぞれの地域で駆除活動に当たってくれているおかげで、この辺のアレチウリはかなり減ってきた」と話した。
修了者には認定証と特製の「インストラクター」バッジが贈られた。 -
『伊那路』総目録発刊
郷土研究誌『伊那路』を発行する上伊那郷土研究会(伊藤一夫会長)は過去の掲載文などの検索に役立ててもらおうと18日、同誌の総目録第2巻を発刊した。月1回発行の『伊那路』の396縲・14号(90年1月縲・8年3月)に掲載されたすべての論文、紀行、短歌などの表題を「巻号別」「執筆者別」と、歴史、民俗、文学などの「分類別」に整理した。第1巻に比べ「分類別」の項目を44縲・9に増やすなど、検索のしやすさに配慮した。
『伊那路』は57年創刊。総目録第1巻は同誌の400号記念事業として91年に発刊されて好評を得ている。号が重なるにつれ、総目録の続編を希望する声が高まったことから、創刊50周年と600号発行の節目の年に当たる07年、記念事業として第2巻の発刊を決めた。12月に作業に取り掛かり、慎重に調査、編集作業を進めてようやく発刊にこぎつけた。
伊藤会長は「資料として使いやすくなるよう、神経を使った。苦労したが、分かりやすいものに仕上げることができた。さまざまな分野の研究に活用してもらえればうれしい」と話している。
B5判、189ページ。300部印刷し、会員や希望者に1冊3千円で販売する。問い合わせ、申し込みは伊藤会長(ファクス78・6719)へ。 -
旧井沢家住宅で伊那部宿にゆかりの俳句鑑賞と講演会
伊那市西町区の旧井沢家住宅(市有形文化財)を管理・運営する「伊那部宿を考える会」(田中三郎会長)などは18日から、「伊那部宿に集う近代の俳人たち」をテーマに、伊那部宿に関わりの深い俳諧結社の句集などを旧井沢家住宅で展示している。21日には講演会もある。
展示品は、狐島に生まれた馬場凌冬(1842縲・902年)が結成した俳諧結社の春日神社奉額原本。1902年に伊那市西町の春日神社に俳額奉納を計画し俳句を募集。上伊那全域、一部諏訪と飯田から3886句集まった中から選んだ句など388句の額の下書き原稿で西町区が所有している。
1902年に西町の俳人で結成した俳諧結社「観月社」の初代社長だった伊那部宿の根津半嶺(1846縲・939年)の俳句集や、観月社などの句集、春日神社境内にある根津半嶺の句碑の拓本などがある。
また、伊那部宿を考える会の会員、酒井昌好さんが伊那部宿を詠んだ俳句も展示した。
田中会長は、「明治から昭和にかけて伊那部宿や近隣で活躍した俳諧結社があり、多くの人が俳句を詠んでいたことを知ってほしい」と話している。
21日の講演は、横山みづほ(俳号)本名よね子さんが「父・花笑の思い出」、郷土史研究家の竹入弘元さんが「近代伊那部宿の文学熱について」を話す。午前10時から。
展示は21日まで。午前9時縲恁゚後5時(最終日午後3時)。21日のみ入場無料。 -
長野県A・コープが老人保健施設すずたけに車いす寄贈
長野県A・コープは18日、地域貢献キャンペーン企画「車いすを寄贈しよう」で、県下全35店に設置した募金箱に利用者から寄せらた善意で、伊那市美篶の富士見高原病院老人保健施設すずたけに車いす1台を贈った。今年の寄贈は車いす4台で県内の病院や老人ホームなど4施設に贈る。
A・コープは今年で12周年。車いす寄贈の活動は02年度からで7年目。07年度までに18台を寄贈している。
春の誕生祭で店舗のサービスカウンターなどに募金箱を設置。今年は3月7日から4月13日までの期間で募金額は21万4140円になった。例年寄贈は車いす3台だったが、今年は募金額が多く1台多い4台になった。
長野県A・コープ経営委員会委員の宮下勝義JA上伊那組合長は、「地域のために貢献できることを積極的にやりたい。皆様の生活、健康のお役に立てたらうれしい」と、長野県A・コープのロゴ入り車いすを贈った。
すずたけの上島麻紀子施設長は、「車いすは入所者にも通所者にも、いくつあっても非常に助かる。一般の方の小さな善意の固まりでいただいたことに感動している」と感謝した。 -
新・イーナちゃんお披露目
伊那市は18日、市のイメージキャラクター「イーナちゃん」が身にまとう花をツツジからサクラに替えた新バージョンの着ぐるみを市役所で報道関係者に公開した。
市町村合併後の07年12月に新・伊那市の花がサクラに決まったため、イーナちゃんも衣替えを図ることになった。花のほかにデザイン上の変更はない。着ぐるみは2体製作予定で、もう1体も7月中に完成する。
市は新・イーナちゃんを市の行事やイベントなどに積極的に登場させ、市のイメージアップに生かしていきたいとしている。ツツジバージョンのイーナちゃんも新・イーナちゃんの家族としてこれまで同様、活躍してもらうという。
イーナちゃんは伊那市の頭文字のIを水滴にたとえた・ス妖精・ス。水によって植物が生長するように、市が発展していってほしい竏窒ニの願いが込められている。
市民への初披露は20日のドリームベースボール(県営伊那球場)の抽選会の予定。 -
伊那ライオンズクラブ新体制発足
伊那ライオンズクラブは18日、第46代となる吉沢文男新会長(南信美装伊那社長)の下で7月1日に発足した08年度の新体制を発表した。会長スローガンは「原点を大切に未来につなげる奉仕」。吉沢会長は「仲間との連携を大切にし、クラブの原点を守って、50周年に向かって魅力ある運営に努め、地域社会に貢献したい」としている。
08年度事業として、フィリピンの貧困層への支援、知的障害者とのクリスマス会開催、ガールスカウトへの助成などの奉仕活動のほか、公開講演会などを行う。
主な役員は次の皆さん。
▽会長=吉沢文男▽直前会長=斉藤喜啓▽第1副会長=花輪康一▽第2副会長=川上健夫▽第3副会長=高沢勝▽幹事=宮原徹▽会計=竹村市衛▽ライオンテーマー=入戸修二▽テールツイスター=赤羽寛▽副幹事=鈴木雅夫▽副会計=天野正春▽副ライオンテーマー=原広典▽副テールツイスター=三沢秀一▽会員理事=宮下久▽監査委員=新井良顕、織井常和 -
甲斐駒ケ岳で男性滑落
18日午後1時30分すぎ、滋賀県長浜市の女性から、南アルプスの甲斐駒ケ岳の登山道で夫(56)が滑落したと伊那署に携帯電話で通報があった。南ア北部遭難対策協と同署が救助に向かった。
同署によると、現場はガスで視界が悪いが、助けを求める男性の声が確認できたという。 -
マザーグース・パッチワークキルト展
辰野町の村上光子さんが主宰するマザーグースパッチワークキルトスクールの第12回マザーグース・パッチワークキルト展が17日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まった。タペストリーなど大作を中心に約100点の個性豊かな作品を展示している。
2年に1度、松本市美術館で展示会をしているが、今回は南信地区の生徒約40人の作品展。生徒皆で取り組む「フレンドシップキルト」は、今回は「かるたあそび」をテーマに、50音を生徒が1人1音ずつ、かるたのように同じ大きさの布にアヒル、唐辛子、ヨットなどを作り上げた。
タペストリーなどは自由作品で、代表の村上さんは窓をイメージし愛情で心があふれている様を表現した。生徒作品は「ばばの野良着より」「ハワイアンローズ」など、それぞれの思いを込めて縫い上げた。
パッチワークキルトは、「縫っているときが心が落ち着き、幸せを感じる。作品や家族のことなど考えてこつこつと縫う。時間を楽しく使えるのがうれしい」と村上代表。「心のこもった手作りの作品を見ていただきたい」と話している。
21日まで。手作りの小物販売もある。午前10時縲恁゚後6時(最終日午後5時)。 -
西箕輪地区が県の景観育成特区に指定
伊那市西箕輪地区の住民が申請していた「西箕輪景観育成特定地区景観計画」に基づき、県は17日付で同地区を県内で初の景観育成特区とすることを決めた。計画は同日付で県の景観育成計画に追加され、8月29日までの縦覧を経て9月1日に効力を発揮する。
指定により、特区内に建築物などを建てる場合、景観育成基準に適合した設計、施工を行うことが必要になるほか、適合しない場合は変更を勧告、命令することができる。適用区域は、協定締結者間の所有地などに限られる住民協定と違い、特区内のすべてが対象となる。
対象範囲は伊那インター工業団地、大萱の市営、県営住宅団地を除く西箕輪地区の約2360ヘクタール。景観育成基準として▽建築物は高さ原則13メートル以下で周辺の自然景観と調和した色調▽屋外広告物は表示面積10平方メートル以下で落ち着いた色調竏窒ネどと定めている。
同計画は、権兵衛トンネル開通などによる乱開発防止を目的に活動してきた西箕輪の住民による「ふるさと景観住民協定者会」(小池知志会長)が昨年11月に作成。申請の条件となる地区内の3分の2以上の地権者の賛同署名とともに今年3月に県に提出した。
特区の申請を受けて県は5月に景観審議会、6月に都市計画審議会を開いて内容について審議する一方、4縲・月にホームページなどで計画案を公開して一般の意見を募集してきた。 -
はなクラフト(パンの花)ルナ・フローラ伊那川北教室主宰
伊那市
赤羽弘美さん「自分の好きな色に色づけできる。私好みのお花ができる。それが魅力です。作っているときも、すごく楽しい」
ジュンコ・フローラ・スクールの公認教室を自宅で開き、今年で20年を迎えた。パンの花、染の花、香りの花を教えている。
パンの花との出合いいは20歳のとき。静岡のデパートで目にした瞬間、「ビビッとくるものがあった。衝撃的な出合いでした」。ずっと頭の中にあったパンの花。2度目の出合いは今から25年前。名古屋のデパートで見て、「私もやりたい」という思いが心の中に大きく膨らんだ。
当時、長野県内で学べる教室は長野市にしかなかった。子どもが小さかったため、実家の母に子どもを見てもらい、伊那の自宅から急行に乗って片道3時間かけて通った。「とにかく早く資格を取って、私も教室を開きたい。その一心で頑張りました」。
5年間通って資格を取得し、念願の教室を開講。その後、次々と発表される新しい技術を身に付けるため、現在も東京に通って学び続けている。
「パンの花は、ほぼ半永久的。それも魅力です」。パステル調が好きで、淡く優しい色合いの作品が部屋に飾られている。昔は大作が多かったが、近年の作品の傾向は、小さくてもデザイン性のある、手軽にできる作品に変わってきたという。
陶器調に仕上がるラペリスフラワー、本物そっくりのリアルアート・フラワーなども手がけ、今は7月に開講したばかりの透明感のあるシースルー・フラワーを勉強中。「新しいものが学べるので本当にうれしい」と意欲的だ。
指導も熱心で、身に付けた技術は惜しげなく生徒に伝える。多くの人にパンの花などの魅力を知ってほしいと体験講習会も随時開いている。「お教えすることも好きですね。生徒さんから教わることもいっぱいあります。平凡な主婦だけで終わっていた人生が、すてきな方々と出会えて日々成長した。私にとってものすごく大きな財産になっています」。
07年3月、ジュンコ・フローラ・スクールが創立40周年で初の表彰を実施。特別奨励賞を贈られた。受賞の喜びとともに、これまで協力してくれた夫や家族への感謝の気持ちがより強くなった。
20周年を記念して8月21日から25日まで、「はなクラフト(パンの花)ルナ・フローラ20周年記念展」を伊那市のかんてんぱぱホールで開く。生徒作品も含め200点近くを展示する。「いろいろな作品が並ぶので、ぜひ皆さんに見ていただきたい」。バラの形の香りの花を毎日20個プレゼントする計画で、合計100個の花作りや展示作品の仕上げなど、今は記念展に向け忙しい日々を送っている。(村上裕子) -
遊休農地にヤマゴボウを栽培
増える一方の遊休農地を有効利用しよう竏窒ニ、伊那市西春近の小出島区集落営農組合(有賀芳雄組合長、120人)は、新たにヤマゴボウの栽培に取り組んでいる。
有賀さんが昨年、新たな作物を試してみたいと個人で栽培に挑戦し、ある程度の手ごたえをつかんだことから、今年は組合として初めて栽培することを決めた。
このほど、組合の役員など6人が出て、広さ約7アールの畑にヤマゴボウの種約1リットルをまいた。種をまいた後は水と除草剤を施し、板でたたいて土中のガスを抜き、土になじませた上で、表面に稲わらを薄く敷き詰めた。こうすることで水分の蒸発を抑え、発芽率を向上させるとともに、雑草の成長を防ぐ効果があるとされる。
土起こしや消毒、雑草除去など、種まき前後の作業は大変だが、その後はあまり手がかからず、順調なら11月ごろには約1300キロが収穫ができるという。種子が1リットル当たり約4万6縲・千円と高額なのが玉にきずだが、収穫した根はA級品なら1本300円で販売できると関係者は今後に期待を寄せている。
有賀さんは「今年の出来をみてもらい、各農家でもヤマゴボウの栽培に取り組んでほしい。集落営農組合は地域の手助けたのめの組織。荒廃する遊休農地の有効活用と、農業人口の増加に少しでもつながってくれればうれしい」と話す。
ヤマゴボウはキク科のモリアザミで、別名キクゴボウ、アザミゴボウなどと呼ばれる。独特の歯ごたえと風味があり、みそ漬などにされる。 -
街なかジャズライブと商店街セール9月に
ジャズのライブと商店街のセールをタイアップしたイベント「Swing Jazz In INA(スイング・ジャズ・イン・伊那)2008」が9月1縲・1日に伊那市の中心商店街を舞台に開かれる。通り町商店会、いなっせテナント会、入舟商栄会、ルネッサンス西町の会、八幡町ロマン通り商店会、旭町実業団、中溝の会、商店街活性化イベント委員会と市内外のジャズファンなどでつくる「元気な街なかイベント」実行委員会(池上直樹委員長)主催。生涯学習センターでの音楽イベントと商店街のセールを組み合わせた初めての試み。事務局は、商店街の活性化のため、来年以降も続けていきたい竏窒ニしている。
期間中、市内各店舗が参加する「まちじゅう花いっぱい」が開催され、投票によるコンテストも行われる(伊那商工会議所など主催)。21日にはいなっせ北側広場で「伊那ブランド広場」を開催。JA上伊那、伊那市みやげ品組合、伊那市振興公社、あすなろ、市内の酒造メーカーがそれぞれ野菜、五平もち、おやき、漬物、、ローメン、ソースかつ丼、地酒などを販売する。
ジャズライブは9月21日。鈴木直樹&Swing Ace(スイング・エース)、伊那市東春近出身のプロ・ソウルシンガー湯沢かよこ、伊那市のアマチュアジャズバンド「スターダスト」、伊那中学校吹奏楽部が出演する。「街なかライブ」として午前11時にセントラルパークで無料でライブを披露するほか、生涯学習センターホールでコンサートを行う。全席自由、大人千円、高校生500円。
チケットは生涯学習センター(TEL78・5801)、ダイ十呉服店(TEL72・3015)へ。 -
「ぺアーレ伊那」に代わる愛称とマスコットキャラクター募集
伊那市西町の伊那社会保険健康センター「ぺアーレ伊那」の業務を10月から引き継ぐ伊那市山寺の測量・設計コンサルタント会社「ワイド」(斎藤庸道社長)は「ペアーレ」に代わる愛称とマスコットキャラクターを募集する。締め切りは8月12日。
採用作品は各1点。マスコットキャラクターの特選には2万円、愛称の特選には1万円が贈られるほか、愛称の入選2点に各5千円が贈られる。1人で何点でも応募可。
応募は官製はがきかEメールで。「マスコットキャラクター、愛称応募」と明記の上、郵便番号、住所、氏名、ふりがな、職業、電話番号を記入。宛先は「伊那市伊那316 株式会社ワイド」。アドレスはr_ito@cc-wide.co.jp
問い合わせは同社(TEL78・7533)へ。 -
上伊那建設労連西箕輪支部青年部
大萱保育園でボランティア作業上伊那建設労連西箕輪支部の青年部(杉山哲夫部長)は13日、大萱保育園で約半日かけて踏み台作りなどのボランティア作業に精を出した。
西箕輪地区の保育園3園を毎年1園ずつ訪問。材料費は園が負担し、青年部員が無償で園の希望を聞いて作業している。
今年は大萱保育園で、段差があるため小さい園児が出入りしにくい入口に踏み台を作ったり、建具の調整や棚作りなど、青年部の13人が仕事の腕を生かして手際よく取り組んだ。杉山部長は、「地元の役に立てればうれしい」と話した。
山岸加代子園長は、「保育士だけでは手が入らないところを、専門の皆さんにやってもらえる。とてもうれしい」と感謝していた。 -
熊の胆密輸の組長に実刑判決
輸入が規制されている医薬品の熊の胆(くまのい)を密輸したとして関税法、薬事法違反などの罪に問われていた駒ケ根市赤穂、指定暴力団山口組系小林組組長の無職小林正治被告(65)の判決公判が17日、地裁伊那支部であった。藤井聖悟裁判官は、被告の供述は不自然で信用できない竏窒ニした上で、前刑の執行猶予期間中に犯行に及ぶなど一向に反省の気配もないことから再犯の恐れは極めて高く、刑責は重大で実刑は免れない竏窒ニ断じ、懲役4年4月、および罰金200万円(求刑懲役4年6月、罰金200万円)の実刑判決を言い渡した。同被告は銀行法違反、強要未遂の罪にも問われていた。一貫して無罪を主張してきた弁護側は判決を不服として控訴する方針を示している。
判決によると小林被告は05年7月と11月の2回にわたり、熊の胆計約4・8キロを密輸入し、販売目的で貯蔵していた。06年1月から10月にかけ、利息を支払う約束で延べ22人から現金計2750万円を集めたほか、06年12月、駒ケ根市内の施設の男性職員に対し、施設にいる女性に電話をするように言っておけ、電話がなければ施設に火をつけるぞ、などと脅した。 -
北新区で新ごみ中間処理施設懇談会
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設用地に伊那市富県の天伯水源付近(桜井区・北新区)が選定されたのを受けて14日夜、北新区(竹内秀作区長)は住民と市、広域連合との懇談会を同区の公民館で開いた。住民の「米が汚染されたら誰が補償してくれるのか」との質問に対し小坂樫男広域連合長は「被害は起こらないと思っているし、絶対に起こさないが、万一被害があったら当然、広域連合が補償する」と言明した。
91世帯から住民約50人が参加し、質問や意見をぶつけた。広域連合と市の担当者らは施設の安全性などについて「新しい施設は安全性の水準がが高く、被害は実害、風評ともに起きないものと自信を持っている」「建設の前に環境アセスメントを実施するし、完成後も観測や検査を行っていく」などと説明。
しかし住民からは「施設のせいで周辺が汚染されるのではないかと心配」「山すそに設備を造ったら地形上、排出ガスは必ず滞留する」など、不満や怒りの声が相次いだ。「そもそも決定までの経緯が納得できない。選定を初めからやり直すべき」などの意見も出た。「区として反対なら白紙に戻すつもりはあるか」との質問に対し酒井茂副市長は「何としても理解してもらうよう努力していきたい」と述べるにとどまった。
竹内区長は「懇談会は今後も必要に応じて開いていく。説明を聞いて理解した上で結論を出したい」としている。
次回の懇談会では▽候補地決定までの経緯▽施設の安全性▽地域の活性化策竏窒ネどについて説明、質疑が行われる見通し。期日は未定。 -
バスハイクで高遠城下町を探訪
伊那市民を対象にしたバスハイク「身近な魅力再発見」が15日、市内高遠町であった。第1弾は「高遠城下町探訪」で、市民22人が江戸時代の高遠藩主・保科正之公ゆかりの寺などを回った。伊那市観光協会伊那支部企画、伊那バス主催。
自分の住む地域の良さを知り、観光客に伝えてもらう竏窒ニNHK大河ドラマ化実現に向けて署名活動を展開している正之公(1611縲・2年)などを取り上げ、正之公の養父・正光公が建立した樹林寺、鉾持神社、東京音楽学校(現東京芸術大学)初代校長の伊沢修二生家など7カ所を回った。
ボランティアガイド「ふきのとう」会員らが案内に当たり、保科正光公の墓がある建福寺で正之公の生い立ちや4代将軍家綱の補佐役として江戸に詰め、飲用水のない江戸に玉川上水を開削するなど功績を紹介。「軍事力の政治から庶民の立場に立った政治へかじを取った」と説明した。
手良の春日敦子さん(67)は「近くてもなかなか来る機会がなかった。保科正之公がどんな人かあまり知らなかったので、説明を聞けてよかった」と話した。
本年度は11月まで5回の日程が組まれ、次回(8月)は長谷の仙水峠トレッキングを計画している。 -
三世代ゲートボール 美篶地区で熱戦
伊那市の美篶公民館などは13日、美篶小学校グラウンドで本年度の「三世代ゲートボール大会」を開いた。子どもからお年寄りまで180人以上が同じ地区でチームをつくり、交流を深めながらゲームを楽しんだ。
10年以上続く恒例行事で、市内の公民館でで実施しているのは美篶公民館だけ。60歳以上、高校生以上59歳未満、中学生以下の3世代がゲートボールを通じ、世代間のつながりを強める目的で開いている。
大会は同地区12地域から27チームが参戦。各世代5人以上でチームをつくり、7コートに分かれ、3試合ずつを戦い、勝ち点及び得失点差で各コートの優勝を決めた。コート内では、3世代が力を合わせて戦う、ほほえましい風景が広がった。
長男と孫とでチームを組んだ伊藤文彦さん(71)=南割=は「こういう機会がないと3世代がゲートボールを楽しむことはできない。初めて参加したが来年もみんなで楽しめれば」と話していた。
各コートで優勝したのは次のチーム。
▽第1コート=上原B▽第2コート=上川手A▽第3コート=下県A▽第4コート=横町A▽第5コート=横町C▽第6コート=上原A▽第7コート=中県B -
ソフトバレーボールの大会「キングオブキング杯」
ソフトバレーボールの大会「第4回King of King(キングオブキング)杯」は13日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館、サンビレッジ伊那など3会場で行った。上伊那地方を中心に石川、愛知県など県内外から92チームが集まり熱戦を繰り広げた。
伊那市のチーム「Bee King(ビーキング)」が中心となり企画する、愛好者のための交流戦を目的とした大会。本年は参加者の要望に答え、コート内に立つ男女各2人の年齢合計が160歳以上のチームが参加する「T竏・60の部」を新設し、「フリーの部」との2部門で行った。
大会はフリーの部64チーム、T竏・60の部28チームがそれぞれで4チームずつのリーグ戦を実施し、各リーグの同順位同士で決勝トーナメントを開いた。各チームともスパイクとブロックの激しい攻防を展開した。
結果は次の通り。
【フリーの部】▽1位トーナメント(1)キィアラ(東京)(2)OGS(伊那市)(3)Q竏巽ORCE(神奈川)▽2位トーナメント(1)JAMs(東京)(2)湘南石川(神奈川)(3)スクラッチ(愛知)▽3位トーナメント(1)澪(富士見町)▽4位トーナメント(1)アウトローB(佐久市)
【T竏・60の部】▽1位トーナメント(1)Team伽羅(東海地区ユニット)(2)黒らいでん(東御市)(3)アート・クルーズ政宗(松本市)▽2位トーナメント(1)湘南石川(神奈川)(2)すまいる(伊那市)(3)美女と野獣B(千葉)▽3位トーナメント(1)アンサンブル(岐阜)▽4位トーナメント(1)福わ家(三重) -
中心商店街歩行者天国 ちびっこ駅伝で熱戦
伊那市中心商店街の「ぎおん歩行者天国」のイベントの一環で13日、市内の25保育園の園児らが「ちびっこ駅伝」を展開した。52チーム514人が参加し、同商店街路を舞台とした8区間約640メートルのコースを園児たちが力走した。
商店街活性化を目指した恒例の歩行者天国のイベントの一つで13年目。参加者は、昨年より30人ほど多い人数だった。駅伝は市駅前ビルいなっせから山寺駐車場までのコースで行った。沿道には、集まった保護者らの「頑張れ」などの熱い声援が飛び交った。
イベントは、店主らでつくる市商店街活性化イベント委員会の主催。歩行者天国の交通規制中、街路では駅伝のほか「ザリガニ釣り」「輪投げ大会」「屋台横丁」などの催しを繰り広げた。
結果は次の通り(カッコないは保育園名)。
▽第1組(1)リス(西春近北)(2)ムクムク(竜東)(3)プリティー竜西(竜西)▽第2組(1)きんいろ(東春近中央)(2)スーパー竜西ティラノ(竜西)(3)とみがたわらしこA(富県)▽第3組(1)ライオン(西春近北)(2)れもんA(伊那東)(3)とみがたわらしこB▽第4組(1)カービー(手良)(2)伊那北くまとらA(伊那北)(3)れもんB(伊那東)▽第5組(1)手良チーター(手良)(2)ハムスター(東春近中央)(3)伊那北くまとらB(伊那北) -
伊那市有線放送が緊急地震速報サービス開始
伊那市有線放送農協(いなあいネット)は14日、緊急地震速報の放送サービスを開始した。有線放送が独自に行うサービスとしては県内で初。
気象庁から地震の情報が発信されると、放送室の一角に設置された専用設備が受信し、警報音とあらかじめ録音した音声を自動的に加入者宅の有線電話のスピーカーから流す。放送されるのは予想震度が3以上の場合で、まず警報音が流れ、続いて音声による警告メッセージが放送される。メッセージは震度「3」「4」「5以上」用の3種類があり、震度5以上の場合は「緊急地震速報。強い揺れの地震がくる恐れがあります。身の安全を確保してください」と音声が流れる。
サービスを受けられるのは、有線放送に加入する旧伊那市の約7300戸、南箕輪村の約1100戸、計8400戸。新たな利用料金負担などはない。設備導入などにかかった事業費は約250万円。
式典でスイッチを入れて設備を稼動させた野笹吉男組合長は「本年度最大の事業として準備を進めてきた。地震の前に放送が流れることで加入者に安心感を提供できると思う。作動しない方がよいのだが、もしもの時には威力を発揮してくれると期待している」と述べた。