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ポレポレの丘でそり遊び
伊那市高遠町東高遠のポレポレの丘で10日子どもたちがそり遊びを楽しみました。
10日は、親子100人ほどが参加し、雪が残っている北側斜面で思い思いにそり遊びをしました。
イベントを計画した信州高遠花摘み倶楽部では、これからも定期的に親子で参加できる催しを計画していきたいと話していました。 -
伊那市高遠町に人形飾り設置
11日のだるま市に訪れた人たちを出迎える人形飾りが、伊那市高遠町に設置されました。
商店街の商店主でつくる霜町実業団は、今年の大河ドラマ「八重の桜」をテーマに制作しました。
展示されているのはドラマの主役、山本八重と、保科家の家紋の鉢巻を付けた会津藩の家老、西郷頼母です。
城の絵などもあり、会津がある福島への応援の想いをこめたということです。
今年初参加の春日医院には、ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授と看護師が展示されています。
制作したスタッフは、「初めてだったが形になってよかった。これからも続けていきたい」と話していました。
八十二銀行高遠支店に飾られているのは、アルプス中央信用金庫高遠支店と合同制作の、ハローキティなどキャラクター3体です。
総合福祉センターやますそ前では伊那市長谷で案山子を制作している中島みね子さんの作品も飾られています。
去年からだるま市で展示していて、今年は「保育園児と先生」がテーマです。
だるま市は、11日午前7時から午後5時まで開かれます。 -
11日のだるま市にむけ大だるま設置
五穀豊穣や家内安全を祈願する伊那市高遠町伝統のだるま市が11日に開かれます。
機運を盛り上げようと、高遠町商店街に大だるまが設置されました。
8日は、大だるまが保管されている多町から、1キロほど先の中心市街地まで、軽トラックで引っ張って運びました。
設置しているのは、商店主らでつくる本町実業団のメンバーです。
だるま市は、400年近く続くといわれる鉾持神社の伝統行事で、伊那谷唯一の市として毎年多くの人で賑わいます。
本町実業団では、毎年、市を盛り上げようと大だるまを設置しています。
高遠町のだるま市は、11日(月)午前7時縲恁゚後5時まで開かれます。
本町実業団は、大だるまのそばで、300人分のお汁粉を振舞うほか、桜だるまを販売する予定です。 -
高遠町地域自治区継続要望へ
高遠町地域自治区地域協議会は、設置期間が合併から10年間とされている、地域自治区について、平成28年4月以降も存続させる事を求める建議書の内容をまとめました。
5日は、高遠さくらホテルで高遠町地域協議会が開かれ建議書の最終案が了承されました。
高遠町地域協議会では、去年の8月から、地域自治区や総合支所の在り方について協議を進めてきました。
地域自治区の事務を全般的に行う総合支所については、地域住民の利便性などを考え、継続する必要があるとしています。
支所の職員数については、住民サービスの維持や、安心安全確保のための必要人数として、仕事内容を数値化し検討してきました。
結果、平成28年度以降の職員数は、平成23年度の52人と比べ、6人少ない46人が適正としています。
また、地域自治協議会の設置については地域住民の声を市へ届ける代表組織として維持することを求めています。
高遠町地域自治区地域協議会の小松晃会長は「地域自治区のありかたについて、一定の方向性を示すことができた」と話していました。
高遠町地域協議会では、同じく地域自治区の在り方について検討をした長谷地域協議会とともに、3月に市長に建議書を渡すことにしています。 -
高遠さくらホテル 期間限定スイーツバイキング開催
伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、来月、地元産の食材を使ったケーキなどを提供するバレンタイン特別企画、スイーツバイキングを行います。高遠町勝間で収穫されたブルーベリーを使ったヨーグルトケーキ。同じく勝間産のリンゴを使ったタルトです。
これらは、高遠さくらホテルのスイーツバイキングで提供されるケーキの一部です。
洋食料理長の望月則和さんによると、「訪れた人により多くの種類のケーキ食べてもらおうと、一口サイズにした」という事です。
バイキングでは、毎日10種類のケーキが用意され、日替わりのメニューもあるという事です。
料金は、一時間、ドリンク付きで大人2千円。バイキング利用した人は、ホテルの温泉の入浴料が、半額となります。
スイーツバイキングは、来月4日から14日まで、時間は午後1時から4時までです。 -
春を告げる花 福寿草咲き始める
4日の伊那地域の最高気温は10度まで上がりと3月中旬並みとなりました。
伊那市高遠町の弘妙寺では春を告げる花、福寿草が咲き始めています。
弘妙寺は標高およそ1,000メートルにあり、本堂前の斜面には、福寿草が花を咲かせ春の訪れを感じさせています。
長野地方気象台では今週は平年より気温は高い日が続きますが、来週以降は平年並みに戻ると予想しています。 -
伊那市商工会 優良従業を員表彰
伊那市商工会による優良従業員表彰が28日、高遠町の高遠さくらホテルで行われました。
表彰は、商工会に加盟する事業所に長年勤めている人を対象に行っているものです。
今年は、勤続年数25年が1人、20年が3人、15年が4人、10年が24人、5年が12人のあわせて44人が表彰されました。
伊那市商工会の森本光洋会長は「みなさんの日頃の支援と理解協力に感謝している。商工会としてこれからも地域の活性化に取り組んでいきたい」とあいさつしました。
受賞者は「がんばってやってきてよかった。これを励みにこれからも精進したい」と話していました。 -
若い感性 芸術フェスティバル
高遠高校芸術コースの生徒による芸術フェスティバルが27日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。
芸術フェスティバルは美術や書道、音楽を専攻している生徒が、これまでの学習の成果を披露しようと開いたものです。
美術と書道の卒業制作展ではおよそ20点の作品が並べられています。
このうち絵画は50号以上の大作が多く、若い感性が感じられる作品となっています。
書道は卒業生3人が共同制作した卒業に関する思いを書いた作品が出品されています。
また音楽専攻の生徒による演奏会も開かれました。
生徒たちは、楽器演奏のほか息のあった歌声を披露していました。
会場には保護者らが訪れ演奏に聞き入っていました。 -
旧馬島家住宅で防災訓練
26日は、第59回文化財防火デーです。
これに合わせ、県宝に指定されている伊那市高遠町の旧馬島家住宅で25日、防災訓練が行われました。
訓練は、土手焼きの火が風にあおられ、旧馬島家住宅と隣接する高遠なつかし館に燃え移る危険があるという想定で行われました。
火元を確認した北原紀孝館長が、高遠消防署と高遠町・長谷の総合支所に通報するよう職員に指示。
通報した職員は、来場者を避難させていました。
文化財防火デーは、昭和24年1月26日に奈良県の法隆寺で火災が起きたことを受け、文化財を火災や震災から守るために制定されました。
旧馬島家住宅は、江戸時代後期に診療所として建てられた木造住宅で、県宝に指定されています。
伊那市では、毎年文化財防火デーに合わせ訓練を行っていて、旧馬島家住宅では初めてです。
高遠消防署の木下広志署長はなつかし館の職員に「有事の際は正確な情報を掌握し隊員に伝えてほしい。避難誘導、初期消火など優先順位と分担を決めるなどの対策を」と呼びかけていました。 -
伊那市議会が継続審査案件を協議
伊那市議会総務委員会は、12月定例市議会で継続審査とした高遠町と長谷地区の地域協議会の委員の任期を4年から3年にする件について21日に協議しました。
3月定例市議会前の協議会で再度方向性を確認する方針です。
高遠・長谷両地区の地域自治区長や地域協議会の会長から意見を聞きました。
高遠町と長谷の地域協議会は、平成18年の合併に伴い、合併特例法に基づいて平成28年までの10年間の設置が決められました。
委員の任期も議会議員に準じて4年と定められています。
ただ、高遠町からは、去年6月に、長谷地区からは平成22年12月に委員の負担軽減などを目的に委員の任期を4年から3年に短縮するよう建議書が提出されていて、市側が去年の12月定例市議会に条例改正案を提出しました。
これに対し議会側は、地域協議会のあり方も含め包括的な議論が必要として継続審査にしました。
今日市役所で開かれた市議会総務委員会協議会で、高遠・長谷両地区からは、アンケート結果などから改めて任期を3年にする妥当性が示されたほか、平成28年以降も地域協議会を継続するよう要望が出されました。
飯島進総務委員会委員長は、「任期に関してはそれ自体で純粋に考えるべき。平成28年以降の地域協議会のあり方は、これから検討が必要。」と話しました。
伊藤泰雄市議会議長も、「地域協議会のあり方を検討しなければならない良いきっかけになった」と話しています。
総務委員会では、3月定例市議会を前に再度協議会を開いて条例改正案に対する方向性を確認する考えです。 -
寒ざらしそば復活へ大寒仕込み
江戸時代に高遠藩が将軍家に献上したとされる寒ざらしそばを復活させようと高遠そば組合は、猪鹿沢に玄そば45キロを沈めました。
寒ざらしそばは、1月20日の大寒に水につけ、2月3日の節分に引き上げます。
その後、天日干しにして乾燥させるとアクが抜け、甘みがあるまろやかな味になるということです。
昔ながらの保存方法で、夏場でも美味しいそばを味わうことができることから殿様や一部のそば通のみが口にできたということです。
20日は、高遠そば組合のメンバーが、小原の高遠そば加工施設で玄そば45キロを水に浸すことができるようビニールのネットに入れました。
猪鹿沢は、水道水源にもなっている清流です。
メンバーたちがロープで川に下ろしました。
高遠の寒ざらしそばは、一度復活しましたが、途絶えてしまい今回約10年ぶりの復活です。
この日水に浸した玄そばは、節分に引き上げ、乾燥させ製粉しその出来を調べることにしていて、うまくいけば、6月頃に食べることができそうです。 -
地区の伝統 引持の獅子舞
伊那市高遠町上山田引持に伝わる獅子舞が13日、引持生活改善センターであり、集まった地区住民に披露されました。
引持の獅子舞は朝まで飲み明かし地区の安泰を願う、
お日待ちの行事のなかで行われていたと伝えられています。
引持ではこの獅子舞を守り伝えようと、平成19年に保存会を結成しました。
それ以降毎年、地区住民に披露していてこの日はおよそ60人が集まりました。
舞では獅子が鈴と五平を持ち、家内安全や、無病息災を願いました。
また、獅子がひょっとこについたノミを食べるユニークな仕草もありました。
保存会では集落に伝わる伝統文化の継承に取り組んでいきたい。」と話していました。 -
高遠そば講座修了 自作のそば味わう
高遠そばのそば打ち講座が18日で修了し、受講者たちが自ら打ったそばを味わいました。
受講者たちは、地元産のそば粉で自分が打った打ちたて、茹でたての高遠そばを辛味大根と焼き味噌のつゆで味わいました。
伊那市高遠町公民館の高遠そばのそば打ち講座は、平成17年度から始まり、今回で8回目の人気講座です。
今回も高遠町地区を中心に20人ほどが去年12月からの5回の講座で学びました。
参加者は、初心者から旅館経営者まで様々で、そば打ち技術に磨きをかけようと継続して受講する人やそば店を出す人もいるということです。
こちらは、去年オープンした農家食堂こかげの藤沢さん。
そばが食べたいという要望が多く、そば打ちに挑戦です。
この日は、そば打ち4段の腕前の西春近に住む原れい子さんを特別講師に迎え、手ほどきを受けました。
そば打ちは、こね鉢3年、のし3月、きり3日と言われるほど水まわしやこねがポイントとされます。
受講者は、原さんに質問しながら技の習得に汗を流していました。
高遠町公民館は、来年度もこのそば打ち講座を計画しています。 -
南木曽町に伝わる防寒着「ねこ」づくり
木曽郡南木曽町に伝わる防寒着「ねこ」の手作り教室が16日伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれました。
教室は高遠町公民館が開いたもので、およそ20人が参加しました。
16日は高遠町で洋裁教室を開いている大石皐月さんが指導しました。
ねこは南木曽町に伝わる防寒着で、袖が無いため動きやすく冷える背中だけを暖められるということです。
ある参加者は、「今年はねこを着て暖かく過ごせそうです」と話していました。 -
受験生応援 さくら咲け
受験シーズンを前に伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、合格祈願のお守りを、あすから、限定販売します。
限定販売されるのは、組子細工の携帯ストラップ「さくら咲く守り」です。
1つひとつ手づくりで、材料には県内の桜の木などが使われています。
合格祈願を中心に、交通安全や子宝祈願などもあります。
あすからの販売を前に、高遠町の弘妙寺で11日、祈祷式が行われました。
制作したのは、飯田市出身の組子工芸作家塩沢正信さんです。
組子は、ふすまなどの建具として使われるものです。
1.5ミリほどの薄さに削った木片に、切り込みを入れて曲線を作り花びらの形にしていきます。
1つ作るのに1時間ほどかかるということで、今回は限定100個での販売となります。
「さくら咲く守り」は、あすから高遠さくらホテルで販売されます。
1つ800円から2,500円となっています。 -
太鼓で新成人の門出を祝う
伊那市高遠町地区の成人式が2日、高遠さくらホテルで開かれました。
式では、高遠太鼓による祝い太鼓が演奏され、新成人の新たな門出を祝いました。
高遠地区で今年成人を迎えたのは男性41人、女性30人の合わせて71人で、この日はそのうちの63人が出席しました。
太鼓の演奏では、高遠太鼓出身の新成人が太鼓を披露しました。
式辞で高遠公民館の原和男館長は「二十歳のみなさんの夢は無限大。厳しいこともあるだろうが、苦労をいとわず、ふるさと高遠に大きな夢のアーチをかけてもらいたい」とあいさつしました。
新成人を代表して赤羽佳二さんは「信頼される人間になれるよう、また郷土発展に貢献できるようがんばりたい」と謝辞を述べました。 -
石川三峰さん刻字展
伊那市高遠町の書道家、石川三峰さんの刻字展が高遠さくらホテルで開かれています。
会場には石川さんの作品およそ20点が展示されています。
石川さんは30年ほど前から刻字を始め、伊那市の宮澤梅径さんに師事しました。
石川さんは、「作品を見てもらうことで、刻字を作る仲間が増えてほしい」と話していました。
石川三峰 刻字展は30日まで高遠さくらホテルで開かれています。 -
高遠焼名品展
江戸時代後期から明治時代にかけてつくられた高遠焼の名品展が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には陶磁器、およそ20点が展示されています。
信州高遠美術館は、毎年この時期に高遠焼の展示を行っています。
幕末に作られた口つき徳利など、江戸後期から明治にかけての日用品が並んでいます。
高遠焼は職人が土管を焼く合間に陶磁器を焼いて藩に献上したことが始まりだといわれています。
信州高遠美術館は、「今も続く高遠焼の歴史を感じてほしい」と話していました。
高遠焼名品展は来年1月17日まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は一般が500円、小中学生が150円です。 -
地名の由来 調査へ
伊那市の白鳥孝市長は、地域で昔から伝えられている地名の由来の調査を、今後していきたいと、22日に開かれた伊那市歴史シンポジウムで話しました。
この日は伊那市役所でシンポジウムが開かれ、およそ90人が参加しました。
パネルディスカッションにパネリストとして参加した白鳥市長が地名の由来を調査していきたいと話しました。
伊那市生涯学習課によりますと、調査は年明けから各地区の公民館単位で行う計画で、地域住民などで調査グループを作り、資料集めや聞き取り調査を行っていくということです。
現在、生涯学習課文化財係で元学校教諭の竹松享さんが、すでに西箕輪地区と東春近地区の資料集めを始めているということです。
白鳥市長は「地域の歴史を知るだけでなく、調査を通じて地域コミュニティのつながりの強化にもなっていけばうれしい」と話していました。
生涯学習課では、調査結果の活用法について、今後検討していくということです。
シンポジウムではこのほか、専門家による講演も行われ、参加した人たちが地名の由来などについて知識を深めていました。 -
高遠北小児童が高遠辛味大根の試食
伊那市の高遠北小学校の3年生は、自分たちが収穫した辛味大根で高遠そばを19日試食しました。
19日は3年生10人が伊那市職員から指導を受けてそばを打ちました。
高遠北小3年生は、地域の特産品や農業を学ぼうと社会科や総合学習の時間に辛味大根の収穫などを行ってきました。
高遠そばは、辛味大根、焼き味噌をあわせたからつゆに麺を付けて食べるのが特徴です。
19日は、めんつゆにすりおろした辛味大根を入れて味わっていました。
そば打ちを指導した伊那市の職員は、「これをきっかけに子ども達が地元のそばや辛味大根に興味を持ち、次の世代に受け継いでいってほしい」と話していました。 -
高校で次のステップに
上伊那の中学生が活躍する硬式野球チーム伊那ファイターズの第32期生の卒団式が16日箕輪町で行われました。
今回卒団するのは、東部中、伊那中、南箕輪中、西箕輪中、春富中の3年生12人です。
保護者などが見守る中、一人一人名前が呼ばれ、卒団生が入場しました。
三澤良男会長は、「伊那ファイターズで学んだことは、自信になる。次のステップで活躍してください」とあいさつ。
登内英夫代表は、「野球を通じて勝負の世界を実践してきた。人生の中で一番大事なことを学んだ」と激励しました。
この後、登内代表から1人1人に修了証書が手渡されました。
伊那ファイターズ32期生は、長野日報杯で準優勝するなどの活躍を見せました。
卒団生を代表して松崎優太君は、「団結力や感動、喜びを学ぶことができた。それぞれの高校で野球を続け夢に向かって走り続けていきたい」と話しました。
伊那ファイターズは、3年生が抜け、2年生が11人、1年生は16人の27人が所属していて、新入団員を随時募集しています。 -
新酒「やまむろ」13日販売
伊那市高遠町の山室地区で採れた酒米・ひとごこちを使い、高遠町の酒蔵が作った酒・やまむろの、今年の新酒が13日から発売されています。
やまむろは、高遠町の酒販店で作る旨い酒研究会が、地域活性化を目指して、平成18年から毎年作っています。
13日は、高遠町の鉾持(ほこぢ)神社の境内にある、酒の神様「松尾神社」の前に関係者が集まり、神事をして新酒の完成を祝いました。
酒米のひとごこちは、農事組合法人山室が委託を受け生産していて、今年は、3.2ヘクタールの田んぼで、1.8トン収穫できました。
その米をつかって、高遠町の酒蔵・仙醸が醸造し、新酒を作り上げます。
今年は、粒が大きく収量も多く、米のできはよく、酒は、辛口でキレのある上品な味に仕上がったということです。
新酒やまむろは、720ミリリットル入り1,260円で、旨い酒研究会に加盟する高遠町内8店舗で購入することができます。 -
来年度から「地域の科学」導入へ
高遠高校将来像検討委員会の専門部会が7日に開かれ、来年度から地域を教材として活用する「地域の科学」を授業に取り入れることが報告されました。
この日は高遠高校で2回目の専門部会が開かれ、高校の関係者や校外の有識者などおよそ30人が出席しました。
高遠高校将来像検討委員会は、定員割れが続いている高遠高校が、県が策定する第2期高校再編計画の廃止対象になる可能性が高いことから、学校の存続を目的に設置されました。
専門部会では、今すぐに始められることとして、PR活動や文理進学コースの充実など8項目について意見を出し合いました。
その中で「文理進学コース」の充実については「進学を目指す生徒と就職を目指す生徒が混在している。それぞれの希望にあった指導ができる環境が必要」といった意見などが出されていました。
また、地域の教材化・地域との連携について石城正志校長から、ジオパークなど地域の自然を活用した「地域の科学」という授業を来年度から始めることが報告されました。
石城校長は「実際に現場に出向き実地で学ぶことができる授業。高遠高校の新たな魅力として発信できれば」と話していました。
来年1月には、石城校長が上伊那郡内の中学校に出向き、学校のPRをすることも計画されているということです。 -
高遠美術館に響く生の音楽堪能
伊那市のサン工業(株)の社員教育の一環で二胡&ポップスコンサートが8日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。
サン工業では社員教育の一環として、生の音楽を聴こうと毎年コンサートを開いています。
出演したのは、歌手で元H2Oの赤塩正樹さんです。
赤塩さんは駒ヶ根市在住で、サン工業が行っている英語教育の講師をしていることが縁で今回出演することになりました。
赤塩さんはジャズやクリスマスソングなどを歌ったほか、H2Oのヒット曲も披露しました。
会場には社員や地域住民などおよそ140人が訪れ、美術館に響くプロの歌声を堪能していました。 -
早大ソフトボール部の吉村監督が指導
早稲田大学ソフトボール部の吉村正監督によるピッチング教室が2日、伊那市高遠町の総合運動場で開かれました。
吉村監督は、ソフトボールの指導者として多くの選手を育て、今年は早稲田大学を大学選手権優勝に導きました。
また早稲田大学のソフトボール部からプロ野球日本ハムファイターズに入団した大嶋匠選手に、プロ野球入りを勧めた監督としても知られています。
ピッチング教室は小中高校生のレベルアップとともに指導者にも吉村監督のソフトボール理論を学んでもらおうと長野県ソフトボール協会が開いたものです。
教室には、県内チームの監督と選手およそ200人が集まりました。
吉村監督は速いボールの投げる方について見本をみせながら説明していました。
また早稲田大学の男子と女子それぞれのソフトボール部レギュラー選手もそのピッチングを披露していました。
協会ではソフトボール界の第一人者である吉村監督からの指導を今後につなげていきたい。」と話していました。 -
伊那市消防団 3方面隊編成を示す
実働団員の不足や新入団員の減少などが問題となっている伊那市消防団は、市内を3つに分ける方面隊編成とする計画案を示しました。
30日は、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで防災研修会が開かれ、消防団再編計画案についての説明がありました。
現在の消防団組織は、平成18年の市町村合併時にそれぞれの旧体制を引き継いだもので、分団数や団員数、守備エリアの見直しなどが課題となっていました。
計画案では、伊那市を3つの方面隊編成とするとしています。
旧伊那市の竜西地区を西部方面隊に、竜東地区を中部方面隊に、旧高遠町長谷村地区を東部方面隊とします。
3つの方面隊の中には、それぞれ2つから3つの分団が配置され、各分団の中には3つの部が編成されます。
団員1人が受け持つ管轄内人口比のばらつきを解消するために各分団の定数を見直し、市全体の団員数についても条例で定める人数を1,156人から880人に減らす考えです。
三澤俊明団長は「3方面隊を取り入れ守備エリアを広げることで、人数を減らしても現在の組織体制とそん色ない対応が取れると思う」と話していました。
今後は、地区説明会を開いて住民の声を計画に反映させ、平成27年度中の実施を目指すということです。 -
手作り講座で荒神箒づくり
囲炉裏の灰を集めるときなどに使われた箒、荒神箒を作る手作り体験講座が21日伊那市高遠町の旧馬島家住宅で行われました。
手作り体験講座は、高遠町公民館と高遠町民族資料館が行っているもので、21日は8人が参加しました。
荒神箒は、囲炉裏の灰を集めるときなどに使う手箒で、かまどを守る火の神、荒神さまが由来だといわれています。
参加者は、稲わらを束ねて針金で縛り、きれいな形になるように調節していました。
ある参加者は、「作ってみて昔の人の器用さがわかった。難しくて思うように作れないけれど面白い」と話していました。 -
高遠北小3年生が高遠辛味大根の収穫
高遠北小学校3年生の児童が高遠特産品の「高遠辛味大根」の収穫作業を行いました。
19日は高遠町藤沢の伊藤正樹さんの畑5アールに植えられた高遠辛味大根およそ400本を収穫しました。
収穫は地元の特産品や農業に興味を持ってもらおうと行われたもので、高遠北小3年生は9月に間引き作業にも取り組みました。
高遠辛味大根は、保科正之が高遠そばの薬味として食べていたといわれています。
児童は収穫した大根を抱え、大きさごとに仕分けていました。
収穫した辛味大根は12月に学校で行われる高遠そばの試食で使われる他、地域のそば店や、直売所に出荷されます。 -
第3回日本画院高遠展
第3回日本画院高遠展竏注。に生きる日本の心竏窒ェ28日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。
会場には日本画院の会員や一般の作品66点が展示されています。
全国の日本画家らでつくる一般社団法人日本画院は、現在約190人の会員がいます。
日本画院は地方で活動を見てもらい、日本画の普及につなげようと信州高遠美術館で展示会を開催していて、今年で3回目です。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは4作品が出品されています。
日本画院は、「日本画は自然とのふれあいや日常の中で気づいた美しさを表現している。身近なものから受ける情感を味わってほしい」と話していました。
日本画院高遠展竏注。に生きる日本の心竏窒ヘ来月16日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。
入館料は一般が500円、小中学生が150円です。 -
高遠ダムに発電所設置へ
長野県は、平成28年度を目途に伊那市高遠町の高遠ダムに新たに発電所を設置することが、27日わかりました。
これは27日県庁で開かれた県議会一般質問で県が明らかにしたものです。
新しい発電所は国の再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用するため設置するものです。
毎秒0.96トンの流水を利用して発電するもので事業費はおよそ3億円を見込んでいます。
県では平成27年度に事業着手し、28年度には発電を開始する計画です。
県では制度活用による売上を年間5千万円、経費などを差し引いた利益は3千万円を見込んでいます