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中川図書館が文部科学大臣表彰
中川村図書館(杉沢かおり館長)は子どもの読書活動の実践で文部科学大臣表彰を受賞。9日、役場で曽我村長に報告した。
杉沢館長は「村の図書館としてコミュケーションを大切に、地道な活動が認めらてうれしい。お話会など積極的に協力していただいているボランティアのみなさんのお陰」と笑顔。
同館は乳幼児、児童への読書啓発活動として、団体・個人のボランティアによるお話会やリズム。ブックスタート事業(乳幼児読書事業)、小・中学校、保育園へのコンテナによる図書のまとめ貸出などのほか、公民館と共催し、幅広い参加を願い、組織の枠を外した「元気っこ講座」など特色ある活動が認められた。
受賞式は先月26日、代々木オリンピックセンターで、「子ども読書フォーラム」に合わせ行われ、図書館、小・中学校、障害児学級の5部門で各県1館(校)ずつ選ばれた。 -
花祭・延寿院
お釈迦様の誕生を祝う月遅れの花まつりが8日、中川村葛島の延寿院(伊佐栄豊住職)であった。
この日は例月の祈とう日に当り、県内外から信者が多数訪れ、熱心にお参りした。
信者らは、キクやボタン、フジなど季節の花で飾られた花御堂に安置された、右手で天を指し、左手で大地をさした10数センチの釈迦誕生像に、甘茶をかけて、合掌し、お釈迦様の誕生日を祝った。
引き続き、不動堂で、伊佐住職による祈とうが行われ、護摩を焚いて、厄災を払い、家内安全や交通安全、所願成就を祈った。 -
早起き野球が開幕
中川村早起き野球連盟(新井正文会長)は7日早朝、リーグ戦開幕に当り、06年度の開会式を、雨のため、会場をサンアリーナに変更して開いた。
登録7チームの選手、役員ら約60人を前に、新井会長は「早起き野球シーズンが到来した。長丁場になるが、けがのないように戦って」と呼び掛け、来賓の曽我村長は「試合前は十分ストレッチし、すばらしいプレーを」と激励した。
1番くじを引いたジャガーズの北原博文選手が「早起き野球の目的や趣旨に沿い、けがのないようにプレーします」と選手宣誓した。
開幕第1試合は13日午前6時から村民グランドで。毎週土・日曜日で試合を消化し、リーグ戦終了後は、村長杯と中日旗争奪トーナメントを予定する。 -
第24回中川ウォークマラソン大会
中川村の第24回中川ウォーク・マラソン大会は「こどもの日」の5日、まなびの里牧ケ原文化公園内のサンアリーナを発着点に行われ、村内外から幅広い年齢層のランナー350人が参加、健脚を競った。
マラソンは10キロ54人、5キロ85人、3キロ130人、ペア(3キロ)41組56人、5キロのウォーク25人が参加。最高齢者は3キロに参加した中島君男さん(92、飯田市)。
参加者は白いリンゴの花や、様々な緑重なる里山、残雪の中央アルプスの峰々を眺めながら、それぞれのペースを守って、完走を目指した。
結果は次の通り(敬称略)
【男子の部】▽10キロ・優勝=原武司(40分26秒、豊丘村)(2)奈川善人(飯田市)(3)熊沢昭(駒ケ根市)▽5キロ・優勝=尾花良輔(17分39秒、豊丘村)(2)関島武蔵(豊丘村)(3)中嶋康晴(中川村)▽3キロ・優勝=矢沢健吾(松川町)(2)小池翔太(松川町)(3)諏合一眞(松川町)▽ペア3キロ・優勝=青木光雄・若菜(12分46秒、長野市)(2)浅岡幸生・直杜(阿南町)(3)酒井浩文・ひかる(豊丘村)
【女子の部】▽10キロ・優勝=酒井悦子(40分00秒、飯田市)(2)五味ゆかり(諏訪市)(3)岡部悦子(飯田市)▽5キロ・優勝=平沢水喜(23分00秒、中川村)(2)木下雅子(飯田市)(3)白沢美雪(中川村)▽3キロ・優勝=亀山聖香(松川町)(2)中島栄梨香(松川町)(3)片桐和佳奈(中川村) -
中川西小学校 気賀澤厚典校長(57)
「西小学校は99年以来7年ぶり2度目の勤務、児童数が減り、ちょっと寂しい。大規模校の箕輪中部小学校から転任したので、体育館に並んだ時、こじんまりしていると感じた」と第1印象を。
新学期が始まり「子どもたちは大きな声であいさつができ、しっかりと話を聞くこともできる。校内は落ち着いた雰囲気」。
49年駒ケ根市市場割生まれ。尋常小学校の教諭だった父親の影響も多少あり、信大教育学部に進学し、教師のの道に。初任は須坂市高甫小学校2年生を受け持った。「子どもたちはやんちゃでなかなか言うことを聞いてくれず、困ったが、土、日曜日には教員住宅に遊びに来てくれた。山や川に出掛け、一緒に楽しく遊んだ」と振りかえる。
上伊那では辰野西小、伊那東小、飯島小、美篶小、中川西小に勤務。中川西小には93年から6年間勤め、最後に1年生を受け持った。「鶏をテーマに、絵を描いたり、歌を作ったり、餌代を稼ぐために、草木染めのハンカチを福祉広場で販売したこともあった。穏やかな地域でのどかに暮らせた。保護者は教育熱心で、親子レクレーションはおおいに盛り上がった」とか。
管理職に昇任したのは、長谷中教頭から「直接的な子どもとの関わりが無くなり、少し寂しかった」。
前任校の箕輪中部小では、「子どもは都会的で明るく活発。声掛けなど、不審者問題が多く緊張した3年間だった。子どもの安全確保に向け、見守り隊を結成し、組織的に活動してくれて、とてもあり難かった」と話す。
中川西小校長の内示を受け「以前、赴任していた学校だったので、びっくりした。地域もある程度分かるし、知人もいるので、安心して着任した」。
校長としての抱負は「弱い立場、課題のある子どもをはじき出さず、中心に据えて、一緒に活動できるようにしたい。子どもたちには、元気なあいさつ、仲良く、いじめのない学校にしようと呼び掛けた」。
地域や保護者に向け「人数が少ない分、負担もかかると思うが、明るく、一緒に活動できればありがたい。小規模校の良さを生かして、少しでも元気な学校になるように協力を」と希望する。
妻と二女、長男の3人暮らし -
ひな供養祭
中川村のショッピングセンター「チャオ」で29日、ひな供養を行い、人形の持ち主の親子ら約50人が参列、持ち込まれた350体余の人形を思い出重ね、心をこめて供養した。
利用者サービスの一環で今年で14回目。ひな人形や五月人形、日本人形など古くなったり、壊れたものなどが持ち込まれた。
ほら貝の響く中、導師の延寿院の伊佐栄豊住職ら3人が読経し、魂安かれと願い、ごま壇に点火。火は勢いよく燃え上がり、火勢が納まったところで、参列者ひとり一人、大切にしていた人形に別れを告げ、火の中に投げ入れ、焼香し、人形に感謝し、思い出をかみしめた。
焼香のあと、持ち主らは身代わり札を持ち帰った。 -
シバザクラのジュウタンが満開
中川村葛島柳沢の富永宏克さんの自宅前の幅5メートル、延長20メートルの土手に植えられたシバサクラが満開。ピンクやラベンダー、紫、白の4色がコブラン織のような模様を作り、道いく人々の目を楽しませている。
シバザクラは宏克さんのお母さん、けさみさんが5年前、さし芽で増やし、千株余を植え付けた。
家人は「昨夏の干ばつで、株が枯れ、少し寂しい」と話していた。 -
中川村、緑化木の無料頒布会
「みどりの日」の29日、中川村はチャオ駐車場で緑化木の頒布会を行った。
開始前には80人余が長蛇の列をつくり、用意した長さ40センチ、2年生のイロハモミジ100本はたちまち、村民に引き取られた。
1番乗りした松村玲子さん(中組)は「今年は限定百本なので、早めに来た。5、6年前にもらったツツジが毎年花を咲かせている」と話していた。
また、会場では上伊那森林組合によるチェンソーによるベンチづくり実演や駒打ち体験もあり、来場者は原木にドリルで穴を開け、シイタケやヒラタケの駒を打ち込んでいた。 -
中川東小で不審者侵入対応、防犯教室
不審者侵入に対応する防犯教室が27日、中川村の中川東小学校であった。児童らは整然と体育館に避難し、全教諭が不審者に相対し、緊迫した訓練を行い、有事に備えた。
訓練には駒ケ根署から生活安全刑事課の前島昭文生活安全係長と不審者役で高見沢貴史刑事が参加した。
午前10時50分、日本刀を持った不審者が怒鳴りながら、テラスから5年生の教室に侵入。担任の小林久雄教諭はいすで防ぎながら、児童らを急ぎ避難させた。
日本刀を振り上げ「殺すぞ!」と威かくする不審者に対し、小林教諭はバットで応戦、ほどなく、声や物音で教諭らがさすまを持って駈け付け、日本刀を振り回して抵抗する不審者を、机でバリケードを作り、教室の隅に押しこめ、動きを封じ、訓練は終了した。
小林教諭は「訓練と分かっていても、凶器を見ると、怖くて声も出なかった」と感想を。
前島係長は「犯人をいすや机でバリケードを作り、行動を抑制したやり方は良かった。バットを持った先生は犯人の背後に回り、凶器を叩き落すといい」とアドバイスした。
また、全体会では、児童たちに「逃げる時は自分勝手な行動を取らない。先生の指示に従って行動するように」と呼び掛けた。 -
初夏の味覚、タケノコ、タラの芽並ぶ
中川村は山菜の宝庫-。上伊那農協たじまファームでは、中川村産の朝掘りタケノコやタラの芽、山ウドなど新鮮な山菜が店頭に並び始めた。
山菜はこのほか、ワラビやコゴミ、木の芽、コシアブラなど多彩。
4月下旬になり、ファームにはキュウリやグリーンアスパラ、ウグイス菜、ミズナ、セリ、クレソンなど中川産野菜の種類も増えてきた。 -
母の日に向け、カラー出荷始まる
中川村葛島の富永園芸(富永宏克代表)は、「母の日(5月14日)」に向け、贈答用の鉢花「カラー」の出荷が4月下旬から始まった。最盛期は5月7日前後で、黄色とピンク約1万鉢が関東、中部に向け出荷されている。
同園はカリフォルニア産の球根を年末に、4-5号鉢に1、2球植付け、2-3輪咲いた鉢を選び、透明紙を巻いて出荷している。
カラー栽培10数年目という富永さんは「カラーは花持ちも良く、高級感もあり、母の日ギフトに最適」と話していた。 -
中川村で鉢花カラー出荷始まる
中川村葛島の富永園芸(富永宏克代表)は「母の日」(5月14日)に向け、贈答用の鉢花「カラー」の出荷を始めた。最盛期は5月7日前後で、黄色とピンク約1万鉢を関東、中部へ出荷している。
同園はカリフォルニア産の球根を年末に、4縲・号鉢に1、2球植付け、2縲・輪咲いた鉢を選び、透明紙を巻いて出荷する。
カラー栽培10数年目という富永さんは「カラーは花持ちもよく、高級感もあり、母の日ギフトに最適」と話している。 -
整体師 木下直美さん(45) 中川村大草
高校卒業後、バスガイドをしていたが、83年、結婚を機に中川村へ移り住んだ。子育てが一段落してから、中川村有線放送に勤務。12年間、アナウンサーとして地域の話題を拾い、村民に届けた。05年2月、ケーブルテレビの開局で、有線放送が解散した。
これから先を考えたとき、以前から興味を持っていた整体師が浮かんだ。バレーボールに取り組んでいたため「整体に行って筋肉をほぐしてもらうと、楽になる。感謝されて、やりがいのある仕事だろうなと思った」。しかし、それが自分にできるのかという不安もあった。新聞で見つけた松本市の西日本整体学院から資料を取り寄せ、見学にも行き、整体師の道へ進むことを決めた。
3月から半年間、週4縲・日、松本市まで通い、筋肉をほぐし、骨盤や骨格を調整する療術などを身につけた。
「先生の言うこと、やることを一つ残らず落とさないようにした。『やれ』と言われた勉強とは違うね。こんなに貪欲に勉強したのは初めてかもしれない」と笑う。
資格を取得し「整体屋・なおみ」の看板を掲げ、自宅の一部屋で営業を始めた。肩こりや腰痛で悩む人が多く、幅広い年齢層が利用する。自分の手で利用者の筋肉がほぐれていく感触を確かめることができ、やりがいを感じている。
耳つぼで車酔いにならなかった女性から「いつもバスの中でぐったりしているのに、歌まで歌ってきちゃったわよ。こんなに楽しい旅行は初めて」、四十肩で腕が上がらなかった利用者からは「楽になった」。そんな利用者から喜ばれることが何よりうれしい。
辰野総合射撃場(予約制)や依頼を受けて精密関連企業に出向いている。「整体師」の職業は浸透するまでに時間がかかるといわれ、気長に取り組んでいく。
鍼灸(しんきゅう)を勉強中の長男と一緒に、治療院ができたらと夢を描く。
◇ ◇
「人生いろいろ。今まで、やりたいと思ったことは挑戦してきた」そうで、趣味は多彩。「小さなパーツが形になっていく楽しさがある」パッチワーク、夏に村内で開く「どろんこバレー」の呼びかけ人で、仲間と一緒にトリムバレーも楽しむ。中川村猟友会メンバーでもあり、04年の狩猟射撃大会レディース部門で優勝した実績を持つ。
「何かを始めるとき、失敗すると思っていたら何もできないじゃない。楽しまなきゃ」と常に前向きだ。
長谷村(現伊那市)出身。 -
1年生を迎える会
中川村の中川西小学校児童会は20日、体育館で「1年生を迎える会」を開き、学年毎の発表やゲームで1年生らを楽しませ、西小の新しい仲間を歓迎した。
1年生は上級生の拍手の中、6年生と手をつないで入場。
まず、4年生は実演を交えた「武勇伝バージョン」で「教室では『だるまさん転んだ』『こま回し』をします」「校庭にはねずみわたりやブランコがあります」と学校紹介。次いで、2年生は教科の説明。ピアニカで「チャルメロ」を演奏するサービスもした。3年生は寸劇仕立てで給食の楽しさ、マナーを伝えた。
各委員会を担う最高学年の6年生は、委員会の役割や規則を優しく教えた。
この後、なじみのゲーム「じゃんけん電車」で会は盛り上がった。 -
西丸尾のしだれ桜満開に
中川村大草西丸尾の小松家のしだれ桜が満開になり、県内外から観桜客やアマチュアカメラマンが訪れている。
樹齢400年余の古木。緑の里山をバックに、伸び伸びと枝を伸ばし、樹形はすこぶるいい。
薄紅色の桜とレンギョウの黄色、桃紫色のミツバツツジがのどかな里の春景色をつくっている。 -
中川村少年剣道発会式
中川村少年剣道クラブの発会式が15日夜、中川村武道館で行われた。村内や駒ケ根市の小学4年から高校生まで10人が参加、少年剣士ら新な目標に向って気合を入れた。
開式で代表指導者の湯沢精司さんは「新部員2人を迎え、けがのにないようにしっかり、けい古をしよう」と呼び掛け、指導員の米山弘さんは「剣道の基本を大切に、上の級や段を目指して、頑張ろう」と話した。
この後、部員らは「初段を目標に頑張りたい」「大きな声を出し、試合に勝ちたい」「相手を見極め、確実に1本取りたい」と、1年間の目標を発表した。
また、指導者や高校生部員による模擬けい古もあった。 -
ちゃりんこゴーゴー探検隊などの活動を展示
中川村のキャンパースヴィレッジ自然学校は大草城址公園管理棟に、04年度4月から始まった地域こども教室で行なってきた「ちゃりんこゴーゴー探検隊」」「チャレランクラブ」「きちきちバンバン山族隊」など2年間の活動の記録を展示した=写真。
また、ユーラシア大陸を自転車横断を目的に、昨年3月、中川村を出発した島崎敏一さんの旅の様子も紹介している。島崎さんは博多から船で韓国に渡り、中国、ベトナム、パキスタンを経て、現在トルコを走行中、6月にはワールドカップ開催のドイツに到着する予定。
開場は22日午前9時-正午まで、入場無料 詳細はキャンパーズヴィレッジ(TEL88・2695) -
片桐地区ナイターソフト開幕
中川村の片桐地区ナイターソフトボールリーグ(片桐久司会長)は16日夜、リーグ戦開幕に当り、06年度の開会式を村民グランドで行った。
登録10チームの選手約40人を前に、小林会長は「片桐地区のリーグ戦は今季限り、来シーズンは中川リーグと統合される。各チームとも親ぼくを図りながら、思い切ったプレーを」とあいさつした。
横前南チームの宮崎政彦主将が「けがのないように、年齢相応のプレーをします」と選手宣誓した。
この後、横前南チーム対横前北チームで開幕試合が行われた。 -
中川ナイターソフト開幕
中川村の中川ナイターソフトボールリーグ(小林好彦会長)は16日夜、リーグ戦開幕に当り、06年度の開会式を村民グランドで行った。
登録10チームの選手約60人を前に、小林会長は「けがの無いようにプレーを楽しみ、慰労会の後、飲酒運転をしないように」とあいさつした。
ベンチャーズチームの新井昌宏主将が健闘を誓って選手宣誓した。
この後、曽我村長がピッチャーを務め、北村教育長がバッターボックスに立って、始球式、引き続き、ベンチャーズ対アゴターズの開幕第1試合に移った。 -
桜まつり・山の音&手って市にぎやかに
中川村の望岳荘芝生広場で16日、第2回桜まつり・山の音&手って市(アルプスコンサート)があった。村民有志でつくる実行委員会主催。
第1回桜まつりコンテスト入賞作品の発表や蟹沢かつひろさんのフォーク弾き語り、「彦音-Hikone」のオカニナ演奏に耳を澄まし、満開のソメイヨシノを見上げ、陽春の一時をのどかに過ごした。
また、会場では手作りパンや菓子、中川焼き、手織りの袋物、紙細工、鉢花などクラフトマーケットやフリーマーケット、野点、喫茶などが催され、来場者でにぎわった。
この日は午後になって、雨が上がり、青空が広がったため、途中から会場を望岳荘館内から、芝生に移動した。 -
中川村消防団が春季訓練・観閲式
中川村消防団は16日、サンアリーナで、団員157人、11機関が出動し、春季訓練と観閲式が行われた。
午前中は制服姿がまだ板についていない新入団員を交えて、停止間や行進間など小隊訓練、中隊訓練、ラッパ訓練、救護訓練などを行い、観閲式に備えた。
式では、村や上伊那消防協会、村議会、駐在所、日赤奉仕団ら来賓25人を前に、機関点検、小隊編成訓練、中隊編成訓練、中継送水訓練、ラッパ訓練などを披露した。
また、表彰もあり、前団長をはじめ前部長まで退職者11人に感謝状が贈られた。
表彰者は次のみなさん(敬称略)
▽松村等、米山喜明、上村郁夫、北島正俊、大場澄雄、北島正明、藤川邦俊、細田裕、中川健、大木島明、小笠原和典 -
交通安全教室、
中川村の中川西小学校で春の交通安全運動期間中の13日、全校で交通安全教室を開いた。
視聴覚室で開いた全体会で、ビデオ「タダシ君と自動車せんにん」を見て、「信号が青になっても、すぐに飛び出さない」「車の後、塀のかげなど、見えない角にも気をつける」-など歩き方、横断の仕方を学習した。
この後、実習に移り、児童らは集団下校の班に分かれ、6年生の班長を先頭に、1年生から学年順に並んで、学校周辺の通学路を歩き、安全歩行を身につけた。
班長は1年生や低学年の児童を気遣い、桜の花咲く、通学道をゆっくりと歩いていた。 -
特別純米酒「おたまじゃくし」が21日から発売開始
中川村大草の米沢酒造(米沢博文社長)は21日、飯沼棚田産の酒米「美山錦」を使った特別純米酒「今錦おたまじゃくし」を新発売する。
米生産者と地元酒造会社が協力し、地域活性化を目指す「今錦おたまじゃくし」シリーズは、1月発売、即完売したおり酒、生原酒に続く、第3弾。
今回発売する特別純米酒は、3カ月間、蔵の中でじっくり熟成させ、香り高く、コクのある酒にし上がったという。
販売数は720ミリ600-700本、1・8リットル300本。価格は720ミリリットル1386円、1・8リットル2730円(税込)。中川村・飯島町を中心に上伊那の酒店で販売、予約受付中。 -
JA伊南地区杯マレット
第49回JA上伊那伊南地区杯マレットゴルフ大会が12日、宮田村マレットゴルフ場で開かれた。伊南各地区から108人が出場。シーズン初めの大会で腕を競った。
今季のオープンをしたばかりの同マレットゴルフ場で、出場者はプレーを満喫。新緑に包まれた久しぶりの競技会に、自慢の腕も鳴った。
地元宮田村の唐沢治男さんが2位に2打差をつけて優勝。今季開幕の主要大会を制した。
上位の結果は次の通り。
【総合優勝】唐沢治男(宮田村)109
【男子】(1)斉藤昭二(中川村)111(2)倉田東亜(宮田村)112(3)森田孝司(同)113
【女子】(1)山口ひで子(駒ヶ根市)112(2)山本かね子(同)112(3)小田切宏子(宮田村)115
【混合】(8)下島一男(飯島町)114(9)宮崎忠雄(中川村)115(10)村井敏雄(駒ヶ根市)115
【ホールインワン】倉田東亜、宮崎勝司、尾形正 -
桜満開でカメラマンどっと
中川村の大草城址公園や坂戸橋など桜の名所や1本桜の名木が見ごろを迎え、県内外から多くのカメラマンが訪れ、花の下に三脚を据え、ファインダーをのぞき、次々とシャッターを切っている。
数10本のソメイヨシノが桜のトンネルを作る坂戸橋には、大阪のカメラ教室のグループが樹間に流れる天竜川、山のりょう線をバックに、構図に工夫を凝らす。
樹齢百年余の下平のしだれ桜も満開。道路いっぱいに枝を伸ばし、花天井の下をドライバーはゆっくりと通り抜ける -
中川村バスロケーションシステム、本格運行
中川村は村内巡回バスの現在位置や「複雑でわかりにくい」と言われる路線、ダイヤなどをCATV画面で見やすく表示するバス情報システム「中川村バスロケーションシステム」を構築、4月から本格運用している。
同システムは▽村内全世帯の住民が自宅のテレビ画面で情報が見られる▽携帯電話とインターネット網による安価なシステム▽バス位置情報に留まらず、路線、乗り換え、次発便の情報、文字情報など総合的バス情報をシステムとして一体化する-など全国的にも類を見ない画期的なシステム。
モニターが設置されているショッピングセンターやみなかた診療所では、バスの利用者がモニターを見て、バスの現在地やルート、近くの停留所の発着時刻を確認している。
同村のバスロケーションシステムは、昨年11月、国交省や県、村、交通事業者など交通利用者代表による検討委員会を立ち上げ、3月末まで2回の検討会、試行運行、利用者アンケートなどを行い、調整、修正を加え、本格運行にこぎつけた。 -
中川西小の百年桜満開
中川村片桐の中川西小学校駐車場のエドヒガン桜が満開になった。
樹齢百数10年、咲き始めから、度々雨にあいながらも花の色は鮮やか。花数多く、重なり合って咲く様はまさに豊満。
数年前に樹勢が衰えたため、周りを囲い保護した。
隣接の片桐保育園の園児らも花見に訪れ、ピンクの花天井を見上げ「きれいだね」とうっとり。 -
記者室
##(見出し(1))
記者室大口春
##(見出し(2))
枯れ木ばかりの段丘林の中に、ポッと明りが点ったような黄色の固まりが見える。「ダンコウバイかな、アブラチャン、それともキフジかな」と眺める。「白いのは白梅、濃いピンクは紅梅、淡いピンクは早咲きの桜かも」と山里の景色に目を凝らす。足元のスイセン、タンポポと、小さな春を発見、春の喜びがこみ上げる▼もう1週間もすれば、里山は緑や黄緑と新緑に包まれ、里は桜やモモ、レンギョウと咲き競う百花りょう乱の季節▼陽春の一歩手前の今の季節が1番好き。春爛漫の中では春の喜びが薄れる。人生も同じ、幸福の絶頂期は幸せはわからない。少し不幸の時は幸せは見える。世の中万事、少し足らない位が丁度いい。2分咲きの桜を見上げ、ふと考えた(大口記者) -
1年生の給食始まる
入学式から1週間、中川村の中川東小学校で11日、1年生(杉山祐子、16人)の給食が始まった。
白衣、白の帽子、マスクと身支度を整え、給食室からご飯やおかずが入った平缶、汁ものの缶、牛乳びんの入ったカゴなどを持ち、隊列を組んで、慎重に教室まで運んだ。
牛乳びんやはしを配る人、ご飯やおかずを盛り付ける人、配る人など手分けで、配膳を進めた。
この日の献立は、麦ご飯、ニラスープ、おから入りミートボール、牛乳。
配膳が済むと、杉山教諭は「ご飯は多すぎる人は減らしてあげます。全部食べられそうですか」と声を掛けると、児童らは「食べれます」と答えた。
当番の児童が「そろいましたか」と声を掛け、料理を確認。「では、ごいっしょ」を合図に、手を合わせて「いただきます」で一斉に食べ始めた。
1年生は「ミートボール大好き」「ご飯がおいしい」と、おう盛な食欲を見せて、料理を平らげていた。 -
大草城址公園桜まつり
一部のサクラが見ごろを迎えた中川村の大草城址公園で9日、第12回の桜まつりが開かれた。うららかな陽気に誘われるように多くの見物客が訪れ、よそのサクラ名所より一足早い花見を楽しんだ。青い空に映えるピンクのサクラの下で中川村名物の陣馬太鼓の演奏や獅子舞などが披露され、花見の浮き浮きした雰囲気をさらに盛り上げた=写真。会場では琴、尺八などの演奏やビンゴゲーム、もち投げなども行われたほか、焼きイカやフランクフルト、酒などの屋台が軒を並べ、訪れた家族連れなどの花見客でにぎわった。
公園横に今年新しく完成した駐車場もたちまち車でいっぱいとなる盛況に、整理に当たった担当者は「うれしいが、せっかく来てくれた人にいっぱいで止められない竏窒ニ断るのが心苦しくて…」と話していた。