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伊那中央病院 約4億6千万円の黒字の見込み
伊那中央病院の今年度の決算見込み額はおよそ4億6千万円の黒字であることが20日に開かれた伊那中央行政組合全員協議会で報告されました。
伊那中央病院の今年度の入院や外来などによる病院事業収益は、当初予算に対し6千万円多い100億5000万円を見込んでいます。
それに対し、給与や材料費などの病院事業費用は、当初予算に対し4億円少ない95億8千万を見込んでいます。
事業収益から事業費を差し引いた純利益は、4億6千万円の黒字となります。
伊那中央病院では患者数が増えたことや職員が経費削減に努めたことが黒字の要因とみています。 -
料補正予算 新保育園駐車場賃借削除
箕輪町がJA東箕輪支所西側に計画していた、新しい保育園の建設について、議会は、町が今議会に提出していた保育園駐車場の賃借料に関する補正予算71万7千円を削除する、修正案を提出し全会一致で可決しました。
19日は、箕輪町議会12月定例会が開かれ、委員長報告と採決が行われました。
町は、今議会に、新保育園の駐車場賃借料、71万7千円の補正予算案を提出していました。
新保育園の建設場所として町が示した、箕輪東小学校隣の、JA東箕輪支所西側での計画では、地元や保護者などから、安全面の問題等から計画の変更を求める要望書が提出されています。
平澤豊満町長は、反対を受け、計画を見直す考えを既に、示しています。
駐車場の補正予算について、審議を行った、福祉文教常任委員会では、この日、駐車場の賃借料を削除し、予備費に回す修正案を提出し、採決の結果、全会一致でこの修正案は可決されました。
町では、先週から、関係する南小河内、北小河内、長岡で、これまでの経過と町としての考えを伝える、地元説明会を開いて、関係区と協議を進め、建設予定地など、方向性を決めていきたいとしています。 -
箕輪町郷土博物館で凧作り体験会
箕輪町郷土博物館で18日、凧作り体験会が開かれ、手づくりの凧が空高く上がりました。
体験会には、親子や一般などおよそ20人が参加しました。
昔の遊びにふれながら、親子の触れ合いの場にしてもらおうと、町郷土博物館が開いたものです。
郷土博物館の協議委員を務める丸山平治さんが、作り方を教えました。
参加者は、縦50センチ、横30センチの和紙に、来年の干支の「竜」や、アニメのキャラクターなど、思い思いの絵を描きました。
絵具が乾いた後、凧の骨組みとなる4本の竹ヒゴを貼り付けます。
最後に、凧糸を結びつけて完成です。
箕輪町郷土博物館では、今後もひな人形作りや機織り体験などを行うということです。 -
8強目指し伊那地域からも応援団
サッカー天皇杯4回戦、松本山雅 対 横浜Fマリノスの試合を観戦しようと17日、伊那地域のサポーターがバスで富山県総合運動公園陸上競技場へと向かいました。
朝6時、南箕輪村の城泉閣駐車場にサポーターおよそ30人が集まり、バスに乗り込みました。
ツアーは、箕輪町の旅行会社「トラビスジャパン」が企画したものです。
8月に急逝した松田直樹選手が所属していたマリノスとの試合であること、県内初の天皇杯8強入りがかかっていることから、ツアーには県内各地から600人が参加し、バス15台が用意されました。
サポーターは、ユニフォームを身につけ、朝から応援をしていました。
トラビスジャパンの吉沢博文社長は「県内各地のサポーターがツアーに参加している。横浜戦だけに関心も高い」と話していました。
試合は午後1時から始まり、試合の結果4対0で松本山雅は横浜Fマリノスに敗れました。
トラビスジャパンでは、1月22日に神奈川県の日産スタジアムで行われる松田直樹選手のメモリアルゲームでもツアーを企画していて、参加者を募集しています -
箕輪町新しい保育園の建設予定地 平澤町長再検討の考え示す
箕輪町のおごち保育園と長岡保育園の統合により建てられる新しい保育園の建設予定地を、JA東箕輪支所とすることに反対する住民の署名を受け取った平澤豊満町長は14日夜、建設予定地を白紙に戻し再検討する考えを示しました。
この日新しい保育園の建設予定地に反対する住民15人が箕輪町役場を訪れ、平澤町長に1,245人分の署名を手渡しました。
新しい保育園の建設予定地は、箕輪東小学校東側で現在はJA東箕輪支所の敷地となっています。
町では、これまでワークショップや保護者会対象の説明会で、新保育園の建設計画を進めてきました。
この日署名を届けたのは、おごち保育園の保護者を中心に地域住民で組織する「JA跡地に建設することに反対する会」です。予定地は近くに県道があり、交通の面から危険だとして399世帯、1,245人分の反対署名を集めました。
平澤町長は、「これだけ多くの反対意見がよせられている。無理に説得して進めることはない」と話し、建設予定地について再検討する考えを示しました。
平澤町長は、今後、関係する北小河内、南小河内、長岡の3区長と懇談し、議会の意見を聞いて、町としてどう対応するか検討することにしています。 -
グレイスフル箕輪「社員の子育て応援宣言」の登録企業に
箕輪町の社会福祉法人サン・ビジョングレイスフル箕輪は、企業が従業員の仕事と子育ての両立を支援する県の「社員の子育て応援宣言」の登録企業となりました。
13日は、南信労政事務所の増田隆司署長が、グレイスフル箕輪と辰野の施設長3人に登録証を手渡しました。
社員の子育て応援宣言は、従業員の仕事と家庭の調和を図ることで安心して働ける職場の環境作りを進めていこうと、県が平成19年度から取り組んでいる事業です。
グレイスフル箕輪では、有給休暇取得率の目標を80%にしている他、育児休業を取りやすい環境づくりを進めています。
今回登録した企業9社を含む南信労政事務所管内の登録企業数は16社で、県全体では162社となります。 -
箕輪町北小河内のふれあいセンターの新設と公民館改修工事の完成祝賀会
箕輪町北小河内のふれあいセンターの新設と公民館改修工事の完成祝賀会が11日、現地で開かれました。
会場には、住民およそ80人が訪れ、完成を祝いました。
北小河内ふれあいセンターは、多くの人が集まることができる施設がほしいという住民の声をうけ今回新たに建てられたものです。
総事業費はおよそ4,200万円で、鉄骨造りの平屋建てです。
会議などに使える交流室2部屋と厨房、障がい者用のトイレなどが備えられています。
合わせて公民館の屋根の補修や壁紙の張り替えなど改修工事も行われました。
北小河内の久保田幸一区長は「地域の情報文化や福祉活動の拠点施設として愛される施設にしていきたい」と挨拶しました。
平澤豊満町長は「今後も北小河内が各区のリーダーとして、地域の活性化を進めてほしい」と話していました。 -
子ども達が昔の遊び楽しむ
お手玉やコマまわしなど昔懐かしい遊びの体験会が11日、箕輪町の木下公民館で開かれました。
体験会は、木下区青少年健全育成会が毎年開いているもので、今年で11年目です。
会場には、子どもからお年寄りまでおよそ100人が訪れ、お手玉やコマまわし、折り紙など11種類の遊びを楽しみました。
折り紙のコーナーでは、小学生が、大人に折り方を教えている姿もありました。
体験コーナーでは、やしょうま作りが行われ、子ども達は作り方を教わりながら形を整えていました。
木下区青少年健全育成会の木下実会長は「昔の遊びを後世に伝えていきたい」と話していました。 -
箕輪町人権啓発講演会
箕輪町人権啓発講演会が10日、箕輪町地域交流センターで開かれ、参加者が高齢者の人権について考えました。
これは、人権のありかたについて理解を深めてもらおうと箕輪町が開いたもので、会場にはおよそ50人が訪れました。
信濃毎日新聞社の論説委員、畑谷史代さんが講師を務め「生き方を受け止める」と題して講演しました。
畑谷さんは、介護現場の取材での体験談を中心に、高齢者の人権について話しました。
東日本大震災で被災した介護施設を取材した畑谷さんは「被災したのは避難できなかった災害弱者。災害弱者への理解を深め、地域でどう支えるかが大切だと感じた」と話していました。
認知症患者への差別については「認知症は恥ずかしいというのは偏見。家族も地域も認知症を正しく理解し、普通に接する必要がある」と話していました。
畑谷さんは「杓子定規でものごとを測ってはいけない。自分はどう老いるのか、身の回りの人権問題とつなげて考えてほしい」と話していました。 -
ニシザワ文芸コンクール表彰式
株式会社ニシザワが主催する文芸コンクールの表彰式が10日、伊那市創造館で行われました。
表彰式では、入賞者15人に、荒木康雄社長から表彰状が贈られました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、小学生の部最優秀賞に箕輪東小学校3年の立松利稀くん、中学生の部最優秀賞に伊那東部中学校1年の伊藤舜くんが選ばれています。
文芸コンクールは、読書を通じて考える力を養ってもらおうと(株)ニシザワが毎年行っているもので、今年で8回目になります。
7月から9月にかけて上伊那地域の小中学生を対象に読書感想文を募集し、今年は千230点の応募がありました。
荒木社長は「主人公や作者の気持ちになって書けている。本からいろんな感動を得て成長してほしい」と話していました。 -
2012みのわ祭り 7月28日開催
来年の「みのわ祭り」は、7月28日に開催する事が、5日開かれた、実行委員会で決定しました。
5日は、来年の祭りに向けた1回目のみのわ祭り実行委員会が役場で開催されました。
会議では、祭りの開催日を7月28日とし会場については、これまで通り、国道153号バイパスをメイン会場に関係機関と調整を進めていくことが、決まりました。
2012みのわ祭り実行委員会会長の平澤豊満町長は、「自粛した今年の分も含め、2年分の活力を持って実施していきたい」と挨拶しました。
また、実行委員長に就任した唐澤修一さんは「町民、企業、行政を巻き込み、祭りを通して、地域づくり、街づくりを実践していきたい」と話していました。 -
箕輪町議会12月定例会
箕輪町議会12月定例会が6日開会し、3,700万円を減額する一般会計補正予算案など17議案が提出されました。
補正予算案では、町内246基ある街灯のうち240基をLEDライトに取り替える為の工事費に980万円、箕輪北小学校の家庭科室改修工事に330万円、箕輪中学校の理科室増室工事に1,100万円などが盛り込まれています。
国の子ども手当の制度改正により、国の負担金9,200万円が減額されたことなどから、補正予算案では3,700万円の減額となっています。
箕輪町議会12月定例会は12日、13日に一般質問、19日に委員長報告、採決が行われ、閉会する予定です。 -
南宮神社宝刀手入れ初公開
箕輪町の箕輪南宮神社が所有する、宝物の刀や槍などの手入れが、4日、木下公民館で行われ、初めて一般に公開されました。
南宮神社では、古くは、室町時代末期に作られたと推測される、刀などを宝物として所蔵しています。
現在、神社所有の宝刀7点は、保管状況がより良い、箕輪町郷土博物館に預けられ、年2回、氏子総代など関係者の立会いのもと、手入れが行われいました。
見学会は、多くの地区住民に、宝刀を身近に感じてもらい、神社の歴史を理解してもらおうと初めて開かれました。
この日は、下諏訪町の研師、岩村茂孝さんが宝刀を箱から取り出し状態を確認しながら古くなった油をとり、新しい油を刀を塗っていました。
岩村さんは、手入れの途中、「竜の絵や、魔よけの文字が刃に刻まれている。これは、神事の舞などのときに使われたと推測される」、「昔は、使う人の体格に合わせ刀を短くした」などの解説を交え作業をしていました。 -
古田人形芝居定期公演 箕輪西小クラブ20周年記念
箕輪町の伝統芸能「古田人形芝居」の定期公演が3日、箕輪町文化センターで行われ、発足20周年を迎えた箕輪西小学校の古田人形クラブが公演しました。
毎年12月に行われる定期公演で、3日はおよそ250人が伝統の人形芝居を鑑賞しました。
今年は箕輪西小古田人形クラブ20周年記念として行われ、児童が「傾城阿波鳴門」縲恟・迚フの段縲怩笘Iしました。
クラブは平成4年に発足し、古田人形芝居保存会の会員が指導してきました。
今年のクラブ員は4年生から6年生までの20人で、毎週水曜日に練習をしています。
3日は、日頃の練習の成果を発揮し、人形を巧みに操っていました。
また、古田人形芝居保存会による「三番叟」なども上演され、訪れた人たちは舞台に見入っていました。 -
伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁が1日解禁となり、天竜川では愛好者が早速、漁を楽しみました。
箕輪町南小河内の天竜川では、解禁日を待ちわびていたという木下の小森一男さんが漁を楽しんでいました。
天竜川漁業共同組合から取得した「虫踏み許可証」をつけています。
ザザムシ漁は、川の石をひっくり返すためのカンジキを履き、四手網と呼ばれる手製の網を使って、川底に住むザザムシを取ります。
ザザムシは、「ザザ」と呼ばれる浅瀬に住むカワゲラやトビゲラなどの総称で、海のない伊那谷では、古くは貴重なタンパク源となっていました。
今年の感触は、虫の大きさや取れ具合から言ってまずまずだということです。
天竜川漁協によりますと、解禁日の1日までに、許可証を取得したのは10人ほどという事です。
ザザムシ漁は、来年2月末までで、水温が下がると身がしまり、味が良くなるということです。 -
北原達也くんフェンシング欧州大会へ
箕輪町中原に住む伊那北高校1年の北原達也くんは、来月フランスで開かれるフェンシングのヨーロッパ大会に日本代表選手として出場します。
伊那北高校のフェンシング部に所属する北原くんは、山本政典監督と29日に箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に大会出場の挨拶をしました。
北原くんは中学1年生からフェンシングを始めました。今年国内大会で日本ランキング7位になり、日本フェンシング協会の海外派遣選手に選ばれました。
北原くんが出場するのは14歳から17歳の選手が出場するヨーローッパ大会で、種目は胴体部分をつくと得点になるフルーレです。
北原くんが出場する第9回カデ・フルーレ・ワールドカップ欧州カデ・サーキットは来月10日と11日にフランスで開かれます。 -
箕輪町セーフコミュニティ 申請書完成
安全なまちづくりのためセーフコミュニティ認証取得を目指す箕輪町で、認証に必要な申請書が、29日完成しました。
2009年から2年間の活動の集大成となるもので、来月下旬にWHO関係機関に提出します。
箕輪町セーフコミュニティ推進協議会で決定した申請書は6章で構成され、箕輪町での事故、自殺件数などのデータ分析と、それに基づく5つの対策委員会の取組がまとめられています。
昨夜の5回目の推進協議会では、申請書の案が示され、承認されました。
箕輪町では2009年12月にセーフコミュニティの取組宣言をし、これまで2年間、安全なまちづくりのための交通安全対策や高齢者、子供の安全対策、自殺予防活動などに取り組んできました。
認証申請は活動開始から2年が経過している事を条件としているため、町では来月下旬にこの申請書を提出する事にしています。
認証に必要な現地審査は、来年1月30日から3日間行われる予定で、WHOセーフコミュニティ推進協同センターの3人の審査員が、申請書に基づいて箕輪町の取組について審査する事になっています。 -
西天の水路脇に水仙の球根植える
総合学習で西天竜幹線用水路について学習している伊那市の伊那小学校の児童が29日、箕輪町の水路沿いに水仙の球根を植えました。
西天竜幹線用水路について学習しているのは伊那小学校5年仁組の児童です。
仁組では、西天竜と深く関わりのある施設や当時の人々の思いなど西天の歴史について学んでいます。
学習する中で水路内にゴミが多く捨てられていたことから啓発を呼び掛けるポスターなども製作しました。
景観を整えることによりゴミを捨てる人が減るの啓発にと児童達が考え、水路脇に水仙の球根を植えることにしました。
球根は、仁組の活動を知った箕輪町福与の住民が提供してくれたものです。
児童達は水路と道路の間にスコップなどを使って穴を掘り水仙の球根を植えていきました。
仁組では、西天について知ってもらおうと一般向けの観察会を来年春に計画しています。 -
町太陽光発電システム設置の為の補助金20基分280万円を追加
箕輪町は、太陽光発電システム設置の為の補助金20基分280万円を、一般会計補正予算に追加します。
これは29日開かれた箕輪町11月臨時議会で可決されたものです。
補助金は、CO2削減と自然環境の改善を目的に町が進めているもので、太陽光発電システムを設置する家庭に対し上限14万円が支給されます。
9月補正予算までに60基分、840万円を計上していましたが、申請数が60機を上回った為、20基分280万円が追加されました。
平成21年度から始まったこの事業では、21年度は62件、22年度は104件の申請があったということです。
町では、「エネルギー問題に関する住民の感心が高まり問い合わせが増えている。今後についても様子を見て対応していきたい」と話しています。 -
木下ふれあいそば祭り 新そば味わう
箕輪町の木下公民館で27日、木下ふれあいそば祭りが行われ、訪れた人が新そばを味わいました。
そば祭りは、住民有志でつくる木下ふれあいそばの会が毎年行っているものです。
1杯250円で提供され、訪れた人は、今年とれたそば粉を使った新そばを、手づくりのそばつゆにつけて味わっていました。
向山功洋会長は「大勢の人に喜んでもらえてありがたい」と話していました。 -
NTN(株)会長が箕輪町に寄付
ベアリングメーカーのNTN(株)の会長が、障害のある子どものためにと、箕輪町に20万円を寄付しました。
24日は、NTN長野製作所の川島一貴所長らが箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に寄付金を手渡しました。
寄付は、大阪府に本社を置くNTN(株)の鈴木泰信会長が個人で行っているものです。
全国各地の経済団体や大学で経営などについて講演をしていて、その講演料を障害のある子どものためにと、NTNの事業所のある地域に届けています。
今回は、長野製作所が箕輪町にあることから町に送られました。
平澤町長は、「貴重なお金。有効に使わせていただきます」と感謝していました。
町では、母子通園訓練施設若草園で備品購入などに寄付金を使うということです。 -
縁起物づくりピーク
今年も残すところ1か月あまりとなり、新年を迎える準備が進んでいます。
箕輪町の信州縁起物製作所では正月用のしめ飾りづくりがピークを迎えています。
信州縁起物製作所では、9月から作業が始まり、今がピークを迎えています。
8月に稲を青刈りして乾燥させたものを使って、しめ飾り専用の機械で縄をない、小判やおたふくなどを飾り付けて完成です。
売れ筋は、1500円前後の玄関用のしめ飾りです。
今年は、例年並の3万個を作る予定で、しめ飾りは県内の大型店やスーパー、ホームセンターなどに出荷されるということです。
作業は、休みを返上して来月下旬頃まで続くということです -
プロレス征矢兄弟 地元で試合
全日本プロレスで活躍している箕輪町出身のプロレスラー征矢学選手と弟の征矢匠選手の試合が20日、箕輪町のながたドームで行われました。
征矢学選手は箕輪町出身の26歳で、高校まで箕輪町で過ごし、大学卒業後プロレスラーになりました。
現在全日本プロレスに所属し試合では、メインイベントをつとめ、地元の観衆を沸かせました。
20日は征矢学選手の弟、征矢匠選手24歳も出場しました。
会場には、ファンおよそ1200人が訪れ地元出身のプロレスラーに声援を送っていました。 -
箕輪町の農産品加工施設でりんごジャムづくり
先月箕輪町にオープンした農産物加工施設で、16日から地元産のりんごを使ったジャム作りが始まりました。
加工しているりんごジャムは、酸味の強い紅玉を使った赤いジャムです。
ジャム作りをしているのは、箕輪町振興公社が管理する農産物直売所「にこりこ」の戸田真理子店長です。
先月完成した農産物加工施設には、県内でも珍しいという最新の加工機器が導入され、これまで加工が難しかったカリンなどの農産物も加工できるようになりました。
今回この加工機器を使い、どのようなものが作れるか、試験的に地元産のりんごを使ったジャム作りに取り組むことになりました。
圧力をかけ真空状態でペースト状に加工するため、野菜の色がそのまま加工品に出るほか、皮も同時に加工できるため栄養価が高いものができるということです。
これまで以上に加工の幅が広がり、地元の農産物に付加価値をつけて販売できるため、戸田店長は販路拡大に期待しています。
戸田店長は「箕輪町の農産物を使った箕輪町オリジナルの特産品を作り、全国にも発信していきたい」と話してました。
ジャムは1瓶450円の予定で19日からの販売を目指すということです。 -
狩猟解禁でパトロール
野生鳥獣の狩猟が解禁となった15日、猟友会や、警察がパトロールを行い、事故防止を呼びかけました。
狩猟解禁の15日、箕輪町では町猟友会や、警察など7人が日の出とともにパトロールにあたりました。
パトロール中に出会ったハンターには、狩猟者登録証を確認し、事故に注意するよう、呼びかけていました。
他には銃がルール通りケースに入れられているか、猟具が適正な使われ方をしているかなどもチェックしていました。
上伊那地域の今年度の狩猟登録者は658人で昨年度の604人から54人の増となっています。
これは、免許が取りやすい、わな猟の資格を取得した人が増えたためで、昨年度の197人から77人増の274人。
一方、第一種の銃による猟の資格を持つ人は、昨年度の401人から26人減の375人となっています。
今シーズンの狩猟期間は来年2月15日まで、また、罠によるニホンジカとイノシシの捕獲については、来年3月15日までとなっています。
猟友会や、警察では、ハンターに対し法令やマナーを守るようにまた一般住民には、山に入る際はハンターが見つけやすいよう、目立つ色の服を着るなど事故にあわないよう呼びかけています。 -
第22回 ふれあい広場
箕輪町の福祉の集い「第22回ふれあい広場」が、13日、文化センターや地域交流センター一帯で開かれました。
人と人のふれあいや、交流を大切に、誰もが暮らしやすい福祉の町づくりについて考えようと毎年開かれています。
会場には、町内の福祉施設利用者のちぎり絵や、小物などの展示や販売、車椅子などの高齢者疑似体験など、様々なコーナーが設けられ多くの人でにぎわっていました。
このうち、手話などを教わる、福祉体験コーナーでは、訪れた人達が、自分の名前や簡単な挨拶を教わっていました。
指導者らは、「手だけでなく、口もいっしょに動かす事。相手の表情を見ながら手話をすると、より気持ちが通じ合えるようになります」と、アドバイスしていました。
手話を体験したある女性は、「手話を覚える事で、コミュニケーションのきっかけにしたい」と話していました。 -
イルミネーションフェスタ☆みのわ2011開幕
箕輪町の中心市街地を、色とりどりの電飾で飾る、イルミネーションフェスタ☆みのわ2011が、12日開幕しました。
このイベントは、町内の商店主らで作る、住民有志グループが、中心市街地の活性化を目的に7年前から毎年開いています。
今年は、天竜川伝説 伊那谷の春から初夏の風景をテーマに、生命が動き出す、活力をイメージしているということです。
主会場のセンターパークまつしまには、3匹のカエルがバイオリンやサックスなどを持ち、電飾の輝きと共にBGMも流れ、光と音を一体に楽しめる作品や高さ5メートルの滝もあります。
また、今年は、震災などがあった事から、集落に悪霊やはやり病が入らないと言われる、北信地方の、藁で作った道祖神をモチーフにしたものも飾られています。
町内から訪れたある家族連れは、「毎年来ているが、年々グレードアップしている。楽しんで帰りたいです。」と話していました
TMOネットワーク2004の竹腰公夫代表は「震災で自粛ムードもあったが、例年以上にこのイベントを盛り上げ、箕輪町から元気を発信していきたい。」と来場を呼びかけていました。
イルミネーションフェスタみのわ2011は、来年1月7日まで開かれ、電飾の点灯時間は、午後5時から午後10時までとなっています。 -
松島分館教室で郷土食おやき作り
箕輪町公民館の松島分館で、信州の郷土食おやき作りを体験する教室が12日開かれました。
これは、箕輪町公民館松島分館が郷土食の作り方を覚えてもらおうと計画したものです。
65歳以上の町民を対象にした町の元気はつらつ事業も同時開催され、子どもから高齢者まで35人ほどが参加しました。
おやきの皮は、北信では小麦粉、南信では米粉を使うなど長野県の中でも材料が異なっています。
参加者は、箕輪町食生活改善推進協議会の会員に材料の違いを教わり、南信の米粉を使ったおやきに挑戦しました。
今回は米粉に白玉粉を混ぜた皮を作り、カボチャとナスの2種類の具を包みました。
子どもたちは、大人に教わりながら具を包み、丸いおやきの形に仕上げていました。
松島分館では、世代を超えた交流をしながら、伝統に触れてほしいと話していました。 -
箕輪北小学校6年3組の風間央都君考案の献立 給食に
箕輪町の箕輪北小学校6年3組の風間央都君は、10月に箕輪町が開いたアイデア料理コンテストで最優秀賞に輝きました。
11日は、風間君が考えたメニューが給食に出されました。
風間君が考えた献立は、▽れんこんの混ぜご飯、▽シメジのかきたま汁、▽もやしと小松菜のナムルなどです。
コンテストは、箕輪町が食育推進事業の一環で開いているものです。
カロリーや栄養バランスなど学校給食に合うメニューを募集したところ、今年は町内の小中学校から248人の応募がありました。
風間君の献立は、季節感を感じることや栄養バランスがいい事などが評価され、見事最優秀賞に輝きました。
11日は、風間君のメニューが箕輪北小の給食で出され、全校で味わいました。
クラスメイトからは、味付けや香り、食感がいいなどと好評だったようです。
食べ始めて15分。おかわりの声が次々とあがり、容器は全て空となりました。 -
箕輪町木下北保育園 餅つき
箕輪町の木下北保育園で11日、餅つきが行われました。
11日は、年長園児と保護者の合わせて、31人で餅付きをしました。
木下北保育園では、毎年保護者会が主体となってもちつきをしています。
園児らは、交代しながら一人20回以上、大きな杵を振り下ろしていました。