-
反核平和の火リレー上伊那を縦断
広島市平和記念公園で燃え続ける「平和の火」を手に、反戦・反核を訴えるリレーが、長野県を縦断しています。
18日は、伊那市から辰野町までをリレーでつなぎました。
南箕輪村役場からのランナーは、午後1時ごろ、箕輪町役場に到着しました。
この反核平和の火リレーは、長野県平和友好祭実行委員会が行っているもので、反核・反戦・平和を訴えて県内全市町村を走りつぎます。
上伊那地区平和友好祭実行委員長の大澤 光隆さんが、憲法9条の改悪反対、福島原発の被害者に対する援助などを求める要請書を、白鳥一利副町長に手渡しました。
白鳥副町長は、「核兵器や原発のない平和な社会を作ろうという思いが伝わる。壁を打ち破るのは若い人たちの力」と激励しました。
リレーは、17日、宮田村を出発し、18日、伊那市から辰野町までをつなぎました。
箕輪町からは、町職員労働組合青年部から10人ほどが参加し、火のついたトーチをタスキ代わりにして辰野町役場までを走りました。
このリレーは、8月9日に北信でゴールを迎えます。 -
災害時障害者の受け入れに関する協定締結
箕輪町の知的障害者就労支援施設などを運営する2つの団体が、箕輪町と災害時における障害者の受け入れに関する協定を17日箕輪町役場で締結しました。
箕輪町と協定を結んだのは、知的障害者就労支援施設のほっとワークス・みのわを運営する長野県社会福祉事業団と、知的障害者就労支援施設ふれんどわーく、老人福祉センターゆとり荘を運営する箕輪町社会福祉協議会の2団体です。
災害時には、ほっとワークス・みのわとふれんどわーくでは知的障害者を、ゆとり荘では精神障害者を受け入れます。
知的障害者や精神障害者は、避難所での集団生活が困難なため、その家族などから一般の避難者とは異なる対応を求める声があり、今回の締結となりました。
箕輪町には知的障害、精神障害などにより障害者手帳の交付を受けている人が230人ほどいます。
平澤豊満町長は、「知的障害や精神障害を持つ人も含め、災害時に町民全員が安心して避難できる街づくりをしていきたい」と話していました。 -
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 箕輪町がポンプ車操法の部で優勝
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が15日に開かれ、ポンプ車操法の部で箕輪町が優勝しました。
大会は、ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部、ラッパ吹奏の部の3部門が行われました。
各部門に、市町村大会で優勝した分団が出場し、この日は、23分団618人が出場しました。
大会を主催する上伊那消防協会の滝澤稔協会長は、「東日本大震災以降、消防団への住民の期待は大きくなっている。災害や火災の時に迷う事なく臨機応変に対応できるよう、日頃からの心構えを大事にしてもらいたい」と話していました。
大会の結果、ポンプ車操法の部で箕輪町、小型ポンプ操法の部で宮田村、ラッパ吹奏の部で辰野町が優勝しています。
優勝したチームは、29日(日)に上田市で開かれる県大会に出場します。 -
伝統の雨乞いの神事 鹿頭奉納
箕輪町の箕輪南宮神社の夏の例大祭本祭りが15日行われ、古くから伝わる雨乞いの神事、鹿頭踊りが奉納されました。
鹿頭奉納は、鹿の頭の形をした鹿頭をかぶった子供が境内に輪を作り、太鼓の音に合わせて3回まわる雨乞いの神事です。
およそ450年前、大干ばつがおこった際に、雨乞いが叶ったお礼に75頭の鹿を奉納したのが始まりとされています。
旧箕輪郷のうち、地名に「富・大・福」を含む地区が毎年交代で行っていて、今年は、天竜川より東の福与、福島が担当しました。
箕輪南宮神社総代会では、年々子どもの数が減ってきているが、伝統を、今後も伝えていきたいと話していました。 -
南箕輪村民プールオープン
南箕輪村の大芝高原にある村民プールが14日オープンしました。
14日は家族連れなどが訪れ、滑り台などで楽しんでいました。
南箕輪村民プールは8月26日まで営業します。 -
みのわ手筒会が練習を公開
みのわ祭りなどで手筒花火を披露しているみのわ手筒会は祭りを前に、13日夜、箕輪中学校のグラウンドで花火の公開練習を行いました。
この日は、松島保育園の園児やその保護者を招いて練習を行いました。
みのわ手筒会は、地域を元気にしようと11年前に地元住民などが結成しました。
県内で開かれる祭りを中心に、年に7回ほど手筒花火を披露しています。
この日は手筒花火21本、仕掛け花火8基、3号玉15発を打ち上げ、28日のみのわ祭りに向けて動きを確認していました。
手筒会の唐澤修一会長は「不況や災害の影響がある中だが、多くの人に見てもらい、元気になってほしい」と話していました。
みのわ手筒会による手筒花火は、28日土曜日のみのわ祭りに併せて、みのわ天竜公園で午後8時半から午後9時まで行われます -
さようなら 箕中体育館
取り壊しが決まっている箕輪中学校体育館のお別れ会が11日、箕輪中学校で開かれました。
お別れ会には、全校生徒、およそ750人が出席しました。
箕輪中学校体育館は、昭和31年に造られ、56年が経過しています。
生徒会長の上村昌博君は、「クラブ活動や授業など、50年以上、箕中生を支えてきてくれた、体育館への感謝の気持ちを忘れないでほしい」と話していました。
酒井秀樹校長は「先輩達の思いを、新しい体育館に繋ぎ、歴史を受け継いでいきたい」と話していました。
箕輪中学校の体育館は、今月17日から解体工事が行われ、同じ場所に大規模災害時に避難所としても使える新たな体育館が建設される事になっています。 -
人・農地プラン策定へ向け研修会
箕輪町の今後の農業を考える「人・農地プラン」検討委員会の研修会が9日、地域交流センターで開かれました。
研修会には、委員の他、農業に携わる人などおよそ60人が参加しました。
人・農地プランは、農業の担い手不足や耕作放棄地の増加など、地域の農業が抱える問題の解決にむけ、今後の展開を描こうというものです。
農林水産省の呼びかけに応じた市町村が作成するもので、町は、今年3月に検討委員会を発足させました。
9日は、信州大学農学部食料生産科学科の加藤光一教授が講師を務めました。
加藤さんは「農地を広げたい人、辞めたい人などと、地域の中で徹底した話し合いを行い、プランを組み立てていく必要がある」と話しました。
町では、農地所有者や耕作している4,700世帯を対象に、農業に関する意向調査を今年3月から行いました。
現在集計中ということですが、回答のあった4割のうち、半数が5年ないし10年以内に農業を辞める、または縮小することを考えていることがわかりました。
今後は、町内各地区からあげられたプランの原案を検討委員会で図り、来年3月を目処にプランを策定する考えです。 -
伊那地域の最高気温は30.4度 真夏日
4日の伊那地域の最高気温は30.4度の真夏日となり、この夏最高の暑さとなりました。
この日プール開きとなった箕輪町の松島保育園では、照りつける太陽のもとで、園児が水の感触を楽しんでいました。 -
介護マークカードの配布、各市町村でも順次スタート
長野県は、認知症などの介護をしている事がひと目でわかる、介護マークカードの普及を推進しています。
伊那市役所では、5日からカードの配布をスタートさせます。
長野県では、介護マークが描かれたカードを首から下げるホルダーに入れ、介護している人に無償で配布しています。
特に認知症の介護などは、まわりの人から介護している事がわかりにくい事から、県では、周囲からの思わぬ偏見や誤解をさけるための介護マークの普及に取り組んでいます。
4日、伊那市福祉まちづくりセンターで、家族を介護している男性同士の集いが開かれ、カードが配布されました。
認知症の介護では、男性介護者が女性用の下着を買う時や、公共の場でトイレに付き添う時などに周りの人の目が気になるとの声があるという事です。
介護マークカードは、伊那保健福祉事務所と南箕輪村役場での配布はすでに始まっていて、伊那市は5日から、箕輪町は6日から、役場窓口での配布を始める事にしています。 -
箕輪町防災行政無線のデジタル化
箕輪町は、防災行政無線のデジタル化工事を今年度中に完成させます。町では、スピーカーや戸別受信機を増やし、聞き取りにくい地域の解消を進める方針です。
4日に開かれた、箕輪町議会臨時会で、工事費を1億9,845万円とする請負契約についての議案が提出され、原案通り可決されました。
町の計画では、防災行政無線のデジタル化に伴い、スピーカーを現在の59か所から63か所に増やします。
集会施設や聞き取りにくい家庭に設置する戸別受信機は700個、うち50個は、聴覚障害者のために文字が表示できる受信機を導入します。
また、避難所となる公民館や小中学校と、町の本部との間で、双方向で通信ができる設備も設置するという事です。
町では、今年秋に工事にかかり、来年3月末までに完成させる計画です。
4日の臨時議会では他に、役場庁舎の耐震補強工事の設計業務委託料150万円も補正予算案として提出され、可決されました。
現在の庁舎は、大規模な地震が発生した際に、本部を設置するための耐震強度を満たしていない部分がありますが、工事が完成すれば、大規模地震の際も庁舎内に本部を設置できるようになるという事です。
町では、今年度中に工事にかかり完成させたいとしています。 -
箕輪写友会創立10周年記念写真展
箕輪町の写真愛好家で作る箕輪写友会の創立10周年記念写真展が町文化センターで開かれています。
会場には風景を中心に30点の写真が展示されています。
箕輪町の写真愛好家15人でつくる箕輪写友会は、今年で創立10年目を迎えました。
創立10周年にあわせて発行した記念写真集には、34点を掲載しました。
展示のサブタイトルとして代々使われている「四季彩々」をタイトルに、季節の順に並んだ写真を楽しむことができます。
箕輪写友会創立10周年記念写真展は、8日(日)まで開かれていて、写真集「四季彩々」は箕輪町図書館で見ることができます。 -
箕輪町消防団ポンプ操法大会
箕輪町消防団と南箕輪村消防団のポンプ操法大会が1日開かれ、各部門の優勝チームが決まりました。
箕輪町役場で開かれた大会には、町内6つの分団から245人が参加し日頃早朝から積んできた練習の成果を発揮していました。
自動車ポンプの部ではキビキビとした動作でホースを延長し決められた的をめがけて放水していました。
結果は、長岡、南小河内、北小河内を管轄する第6分団が優勝しました。
小型ポンプの部は木下の第4分団が優勝。
ラッパ吹奏の部では、下古田、上古田、富田、中曽根を管轄する第2分団が2連覇を果たしました。 -
観光客が農業体験でカカシ作りに挑戦
箕輪町が実施する、都市と農村の交流事業、グリーンツーリズムの一環で町を訪れている観光客が6月30日にカカシ作りを体験しました。
この日は、東京や愛知から訪れている9人が、地元農家から教わってカカシを作りました。
顔を取り付けた木の棒にワラを巻きつけ、それぞれ持ち寄った古着を着せるなどして思い思いのカカシを作っていました。 -
箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める箕輪町戦没者慰霊祭28日、箕輪町文化センターで行われました。
戦没者慰霊祭は箕輪町社会福祉協議会が毎年行っているもので、式には遺族などおよそ110人が出席し、戦没者に黙とうを捧げました。
箕輪町社会福祉協議会の伊藤皖之会長は、「英霊のため、戦争を語り継ぎ、町民一人ひとりが安心して過ごせる街に向けて前進していくことを誓います」と挨拶をしました。
また、参列者は602柱の戦没者に花を手向けていました。
箕輪町遺族会の千葉剛会長は、「祖国を憂い望郷の念を持ちながらも倒れていった602の御霊も安息していることと思います」と謝辞を述べました。 -
箕輪町図書館「聖職の碑」コーナー設置
箕輪町図書館では、中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳の遭難を題材にした小説「聖職の碑(いしぶみ)」の著者・新田次郎さんが、今年・生誕100年を迎える事から、特別展を企画しています。
箕輪町図書館の特別コーナーには、図書館が所蔵する新田次郎さんの作品40点が並べられています。
新田次郎さんは、現在の諏訪市で1912年に生まれました。
箕輪中学校の前身である中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳登山の遭難を題材にした小説「聖職の碑」の著者です。
聖職の碑は、1978年に映画化され、箕輪町でも撮影が行われました。
特別展では、新田さんの作品のほか、映画撮影中の写真、新田さんのサイン、映画のシナリオや、パンフレットも見る事ができます。
また、図書館では、映画聖職の碑の上映会も予定しています。
聖職の碑の映画上映は、7月8日(日)午後1時30分からを予定していて、参加は無料ですが申込みが必要となっています。 -
日本墨絵会 15回目の記念作品展
日本墨絵会の15回目の記念作品展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
日本墨絵会は、飯田、伊那、諏訪、甲府など6つの地域に教室があり、約100人が会員となっています。
作品展は、会員の技術向上を目的に毎年開かれていて、今年は、121点が展示されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内での主な受賞作品は、●無鑑査推薦に箕輪町の赤羽玉珠さんの作品「プルメリア ハワイの花」●日本墨絵会会長賞に伊那市の伊藤百合子さんの作品「凛然」●入選に南箕輪村の田中美穂子さんの作品「伊吹山」となっています。
墨絵は、紙の白と墨の黒を活かして、墨の濃淡やぼかしを使って描きます。
会では、「心に感じたものを表現した作品を見て欲しい」と話していました。
日本墨絵会の15回記念作品展は、来月1日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。 -
箕輪中学校生徒が松島保育園で交流
箕輪町の箕輪中学校の生徒は、家庭科の授業の一環として26日、近くの松島保育園を訪れ、園児と交流しました。
26日は、箕輪中学校の2年生38人が松島保育園を訪れ、4人ほどのグループに分かれ、年小から年長までの園児と交流しました。
箕輪中学校では、子供との接し方を学んでもらおうと、毎年家庭科の授業で保育園を訪れています。
生徒たちは、保育園児と一緒に運動遊びをしました。
一緒に準備体操をしたり、廊下で四つん這いなどのさまざまな歩き方をして遊びました。
参加したある生徒は、「友達と話すような言葉ではなく、わかりやすい言葉で接しないといけないので大変だった」と話していました。 -
都会の人たちがハーブの摘み取りを体験
都市と農村の交流事業として箕輪町が実施している、グリーンツーリズムの一環で23日、県外から訪れた観光客が、町内でハーブの摘み取りを体験しました。
この日は、東京や埼玉など県外から訪れた28人が、箕輪町中原でハーブや野菜を生産・出荷している農園「ナチュラルセンス」の圃場でハーブの摘み取りを体験しました。
箕輪町では、都市圏に住む人達に、「食・農・健康」をテーマに農村地域ならではの体験を企画し、足を運んでもらおうと、グリーンツーリズム事業を平成20年度から行なっています。
参加した人たちは、摘んだハーブをハーブティーで味わっていました。
ある参加者は「空気が美味しいしとても癒された」と話していました。
箕輪町のグリーンツーリズム事業は今年5年目で、箕輪町では「リピーターが増え、徐々に参加者も多くなってきた。事業をきっかけにして、箕輪町を多くの人に知ってもらいたい」と話していました。 -
箕輪町 読育ボランティア養成基礎講座
絵本の読み聞かせの基礎を学ぶ「読育ボランティア養成基礎講座」が、20日、箕輪町で開かれました。
講座は、箕輪町内のボランティアで組織する、読育ボランティアネットワークと箕輪町図書館が開いたものです。
初心者や、経験者に読み聞かせの基礎を学んでもらい、資質向上を図ることがねらいです。
講師は、飯田市の上郷図書館元館長の下沢洋子さんが努めました。
参加者は、それぞれ絵本を選び、持ち方やページのめくり方を教わりました。
下沢さんは、本が揺れると子供が話に集中できなくなるので、しっかり指で支える事、絵を隠さないようにページの下をつまんでめくる事などをアドバイスしていました。
下沢さんは、他に、「絵本を選ぶ時は、子供の人生に本当に必要な本なのかどうかを考えて欲しい」と話していました。
7月19日には、昔話を語る実践講座が開かれる予定です。 -
天体現象の写真展示会
5月21日の金環日食などを撮影した天文現象の写真展が箕輪町の箕輪町図書館で19日から始まりました。
写真は箕輪町図書館が住民から募集したもので、町内を中心に14点が集まりました。
金環日食でリング状になった太陽を撮影した作品や、箕輪南小学校で金環日食を観測した様子などが展示されています。
箕輪町図書館では、「幅広い年齢の方に見てもらい、少しでも科学や天文に関心を持ってもらいたい」と話していました。
天文現象の写真展は、箕輪町図書館で30日土曜日まで開かれています。 -
箕輪町商工会 サマープレミアム商品券限定販売
箕輪町商工会は、1万円で1万千円分の買い物ができる総額1,100万円分のサマープレミアム商品券を17日、限定販売し、40分で完売となりました。
午前9時の販売開始を前に、早い人で2時間前の午前7時に並ぶなど、箕輪町商工会館前には長い列ができていました。
プレミアム商品券は、夏と冬の年2回毎年販売されています。
価格は1セット1万円で、一般商店89店で使用することができる券が4枚、大型店でも使用可能な共通券が7枚入っています。
1人5セットまでの販売のため、家族で訪れたという人も多くいました。
商品券は1000セット限定の販売で、40分で完売しました。
町商工会では「町内で買い物してもらい潤いと活気がでればうれしい」と話していました。
次回は、10月に予定しています。 -
小平花木園でバラ見ごろ
箕輪町松島で植木などを販売している小平花木園でバラが見ごろを迎えています。
小平花木園には、鑑賞用として200株、150種ほどのバラが植えられています。
小平花木園の小平勝美さんは、販売用の植木などの他に、鑑賞用のバラも4年前から育てています。
小平さんは、「手はかかりますが、色や香りが華やかで楽しんで育てています」と話していました。 -
箕輪北小児童が浄水場を見学
箕輪北小学校の児童は、社会科の授業の一環として、長田にある箕輪浄水場を14日見学しました。
見学をしたのは、箕輪北小学校の4年生35人です。
箕輪北小学校では、毎年水道施設の見学を行っていて、14日は箕輪ダムと箕輪浄水場を見学しました。
汚れた水をきれいにする実験では、赤いチョークの粉が入ったビーカーに薬品を入れ、水の中の汚れを凝固させ、ろ過装置を使って水をろ過しました。
児童からは「きれい」「飲めそう」といった声が上がっていました。
実験の後、浄水場の施設を見学しました。
担任の伊藤達也教諭は、「いつも飲んでいる水がたくさんの人の苦労で家庭まで届いていることを実際に目で見ることができてよかった」と話していました。 -
松島区の親子 ポニーと触れあう
箕輪町松島の親子でつくる松島区スマイルクラブは11日、近くの牧場でポニーと触れあいました。
11日は、箕輪町一の宮のパカパカ塾に12組の親子が集まり乗馬体験や餌やりを行いました。
スマイルクラブは、未就園児を持つ松島区の親子の集まりで、月に2回いちご狩りやクリスマスなど季節に合わせた行事を行っています。
最初はポニーを恐がっていた子ども達も、慣れてくると進んで人参をあげていました。
ある母親は「餌やりや乗馬など、実際に動物に触れるのが初めての子が多く、いい経験になった」と話していました。 -
全国農業新聞の購読料の未徴収問題 今月中に支払いへ
箕輪町は、5月発覚した全国農業新聞の購読料の未徴収問題について、該当する各家庭に対しお詫びと購読料の納入をお願いし、今月中に全額を長野県支局に支払うとの考えを、11日、示しました。
これは11日に開かれた、箕輪町議会一般質問で、議員の質問に町が答えたものです。
この問題は、平成21年10月から今年3月まで、107人分の購読料165万3千円を、町から出向していた農業委員会の事務局職員が徴収していなかったものです。
町では「事務の在り方や、役場の仕事そのものに対し信頼を欠くことになったことを深くお詫びしたい。今後は信頼回復に努めていく」としています。 -
区の取り組み方が住民への浸透のポイントに
箕輪町が今年5月に認証取得した世界保健機関WHOのセーフコミュニティ。
この取り組みが、住民に浸透するためには今後の各区の取り組み方がポイントとなりそうです。
11日は箕輪町議会一般質問が箕輪町役場で開かれ、セーフコミュニティ認証後の今後の取り組みについての質問が出されました。
平澤豊満町長は、これからがスタートだとしたうえで、区の協力を呼びかけました。
箕輪町では、この件について区長会を開き、各区の理解と協力を求めたということです。
セーフコミュニティのモデル地区、北小河内のセーフコミュニティ推進協議会事務局長、藤森清治さんは、各区が取り組むにあたり大切なこととして、次のように話しています。
「自分の住む区をいかによくするか、今以上によくするかということ。それを次世代にどういうかたちで送っていくかが大事。まずプロジェクトを小さい単位でつくってあとはトップダウンとボトムアップの中でワークショップを重ねていく。このことは結果的に自分のためになりそれがだんだん世のため人のためになっていく。そう考えればあまり重荷にならずにまとまっていくと思う。ただ地道な努力はまず必要。」
モデル地区となった北小河内は平成18年7月豪雨で大きな被害があり、防災意識が高かったことなど地区がまとまる要素があったといいます。
町セーフティーコミュニティ推進室の向山静雄室長は、北小河内をモデルに各区の実情にあった取り組みに期待しています。
町ではセーフコミュニティの実践的な広がりには、各区の取り組みが欠かせないとして、セーフコミュニティ推進室を中心に協力していくとしています。 -
長松寺で落慶式
箕輪町長岡の長松寺で新しいお堂の完成にあわせ、9日落慶式が行われました。
落慶式では、花などでお堂を清めたあと、仏に魂を入れる儀式やお供えを行いました。
読経の中、54人の参加者らが一人ひとり焼香をして、お堂の完成を祝いました。
今回完成したのは、以前からあった十王堂を新築したものに、身寄りがない人などの供養を宗派を問わず受け付ける永代供養の納骨位牌堂が併設されたお堂です。
中には大きな数珠があり、子供に興味を持ってお参りをしてもらおうと設置しました。
山・ス義芳住職は、「地域の人たちがゆっくりお参りをして落ち着ける場所にしていきたい」と話していました。 -
進級目指して太鼓の講習会
全国各地の太鼓団体が加盟する日本太鼓財団は、進級試験に向けた講習会を9日、箕輪町文化センターで開きました。
日本太鼓財団は、レベルに応じて1級から5級まで区分けしていて、上の級に上がる際は進級試験を行っています。
講習会には県内外から21団体、76人が参加し、参加者のレベルごと5級から3級に分かれて指導が行われました。
講習会は、太鼓の技術向上と普及を目的に日本太鼓財団長野支部が開いたもので、1級の資格を持つ人たちが指導しました。
10歳以上が対象となっていて、講習会には小学生や中学生の姿も見られました。
初級者向けの5級の会場では、真上に上げた手を肘から落として太鼓を打つようにと叩き方の指導が行われていました。
ある小学生は「厳しくて大変だけどおもしろい。上達できるように頑張りたい」と話していました。
参加者の中には外国人の姿も見られました。
みのわ太鼓に所属するアメリカ人、ローレンさんは技術向上のために初めて参加しました。
ローレンさんは「細かく太鼓を叩く技術が難しくてまだできない。講師のみなさんが丁寧に教えてくれるので必ず上達したい」と話していました。
日本太鼓財団長野支部の三澤興宣理事長は「子どもの参加も多い。技術向上とともに交流も深めてもらい、それぞれの地域で太鼓を普及させてもらいたい」と話していました。
講習会は10日にも行われ、10日午後には進級試験が行われる予定です。 -
早寝早起き朝ごはん 大事だよ縲・
早寝早起き朝ごはん全国協議会のキャラバン隊は、8日箕輪町の長岡保育園で啓発活動を行いました。
みそしるちゃん、あさごはんまん、よふかしおになど、著名な漫画家がデザインしたキャラクターの着ぐるみが会場に入ってくると園児たちは、喜んだり怖がったりしていました。
この啓発活動は、PTAや企業、ボランティア団体などで組織する全国組織、早寝早起き朝ごはん全国協議会が行ったもので、上伊那地域では、去年から数えて3か所目になります。
協議会の事務局長をつとめている国立信州青少年自然の家の山本裕一所長は、「寝ている間に栄養が体の中をまわっているのできちんと寝て、朝ごはんをしっかり食べて大きくなりましょう」と園児たちに呼び掛けていました。
また、早寝早起きの大切さを伝える内容の紙芝居もあり、園児たちは、集中して見ていました。
会場には、保護者も集まり、きちんとした生活リズムの大切さをあらためて感じている様子でした。
キャラバン隊では、「早寝早起き朝ごはんの大切さを子どもたちはもちろんだが、保護者にも理解してもらえるよう活動していきたい」と話しています。