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下駄スケート体験会 開催
昭和30年代頃まで使われていた、下駄スケートの体験会が27日、箕輪町の上古田スケート場で開かれました。
体験会は、かつての冬の代表的な遊び「下駄スケート」で実際に滑ってもらおうと、箕輪町郷土博物館が企画しました。
この日は、博物館が所蔵する、下駄スケート11足を無料で貸し出し、子供たちが氷の感触を楽しんでいました。
博物館によりますと、下駄スケートは、明治時代に諏訪地方の飾り職人が、外国製のスケートを参考にして作ったのが始まりと言う事です。
下駄スケートの登場により、冬の遊びとしてスケートが広まり、昭和30年代まで使われたという事です。
博物館のスタッフや地元の人が講師を務め、履き方や滑り方のコツを子供たちに教えていました。
箕輪町郷土博物館では、希望があれば、下駄スケートの貸し出ていて、「興味ある人は体験してもらいたい」と話していました。 -
平澤町長「JR伊那松島駅は箕輪の顔」
箕輪町の平澤豊満町長は、JR東海が4月1日から無人化する飯田線の伊那松島駅について、「伊那松島は町の顔」とした上で、「町独自で人を配置する有人化の方向で準備を進めたい」との考え方を25日議会に示しました。
平澤町長は、無人化か有人にするかのJR東海への回答期限となっている2月中旬までに議会や商工会、区長会にはかりながら有人駅としての方向づけをしていきたいとしました。
その上で駅に配置する人については、経験者が望ましいとするJR側の意向を受け、OBも視野に人選する考えを示しました。
平澤町長は、駅舎は単なる発券業務だけでなく、駐車スペースも含めこれまで以上に存在感のある場所として存続させていく意向も示しました。 -
箕輪町の議長に下原氏
箕輪町議会の新しい議長に町議2期目で副議長だった下原甲子人さん72歳が選ばれました。
今回の議長選挙は、前議長の藤田英文さんが体調不良により議長を辞職したいとする届出を受け申し合わせ任期の2年を待たず行われました。
これまで副議長だった下原さん以外に立候補者はなく、指名推薦により下原さんが当選しました。
松島に住む自営業の下原さんは、72歳で町議は2期目です。
任期は、今日から平成27年4月29日までの2年3か月となります。
副議長には、同じく2期目で長岡の武村俊身さん71歳が選ばれました。 -
千葉耕風さん 書作展
箕輪町在住の書家、千葉耕風(こうふう)さんの書作展が箕輪町文化センターで開かれています。
会場には掛け軸や額装などおよそ30点がが展示されていて、千葉さんが得意とする書体「隷書体(れいしょたい)」の作品が多く飾られています。
千葉さんは現在78歳。
伊那市や箕輪町で書道教室を開いています。
10代のころから書道を始め、国内外の展覧会に出品してきたということです。
耕風書作展は、27日 日曜日まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
箕輪北小学校 大縄大会
箕輪町の箕輪北小学校で大縄跳びを飛んだ回数を競う大縄大会が21日開かれました。
21日は1年生と2先生が縄跳びをしました。
1年生は2クラス、2年生は3クラスで三分間に跳んだ回数を競います。
大縄大会は冬場の児童の体力作りにつなげようと3年ぶりに開催されました。
児童たちはみんなで数を数えるなどしながら元気よく飛んでいました。
結果、1年生は1組の73回、2年生は3組の168回が学年1位になりました。
3,4年生は明日、5,6年生は明後日行われます。 -
箕輪町漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内の漆戸常会。
辺りが明るくなり始めた午前7時。
住民20人ほどが続々と集まり、大文字下ろしが始まりました。
漆戸常会では大文字(だいもんじ)と呼ばれていて、1年間の無病息災を願いおよそ260年前から行われている伝統行事です。
柱が降ろされると訪れた人は、飾られていた花飾りを選んで持ち帰っていました。
大文字が建てられていた辻の向かいに住む漆戸薫さん。
持ちかえった花飾りを早速玄関に飾ります。
花飾りは、漆戸常会35戸全てに配られるということです。 -
箕輪町沢で住宅一部焼く火事
19日午後0時半ごろ、箕輪町沢で住宅の一部を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、箕輪町沢の大槻 あつ子さんの住宅です。
火は10分ほどで消し止められましたが、木造平屋建て住宅の脱衣場の壁や天井など一部を焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
出火原因については伊那署で調べを進めています。 -
箕輪南小恒例の百人一首大会
箕輪南小恒例の百人一首大会が18日開かれ、熱戦が繰り広げられました。
箕輪南小の百人一首大会は、1対1で競い合う対戦方法です。
20枚の札を読み上げ、とった枚数の多いほうが勝ち進みます。
3年生以上は、学年の枠を超えての対戦です。
毎年この時期の恒例行事となっていて、中には休み時間に上級生と対戦して腕を磨いたという児童もいました。
勝ち進んでいる児童同士の対戦では、上の句が読まれただけで素早く札をとっていました。
箕輪南小では「正月の伝統的な遊びを楽しむと同時に、古典にふれ集中して聞く力を養ってほしい」と話していました。 -
箕輪西小学校 間伐材で鳥の巣箱づくり
箕輪町の箕輪西小学校の児童は、17日、上伊那で出た間伐材を使って鳥の巣箱を作りました。
材料は、上伊那で間伐した、樹齢50年以上のアカマツです。
箕輪西小の4年生は、森に親しみ環境への理解を深めるみどりの少年団の活動をしていて、この日もその一環です。
これまで植樹や間伐など山の手入れを行っていて、巣箱作りは、切り出した木材がどのように使われるのか理解してもらおうと初めて行われました。
子供たちは、活動をサポートしている地元の山林所有者や森林組合などのメンバーから作り方を教わりながら、丁寧に釘を打っていました。
巣箱は、スズメやシジュウカラ、セキレイなどが入ることができる直径3センチの穴が開いています。
この日作った巣箱は、春先に学校周辺の山林などに全員で設置するということです。 -
箕輪町の小林紀玄さん、伊那市の堀内四郎さんに交通栄誉章
長年にわたり交通安全活動に尽力したとして、箕輪町の小林紀玄さんと伊那市の堀内四郎さんに交通栄誉章が贈られました。
17日、小林さんと妻の昭子さん、堀内さんと妻の和子さんが伊那警察署を訪れ、田中泰史署長に受章を報告しました。
緑十字金章を受章した小林さんは、現在83歳。昭和48年に箕輪町交通安全協会理事、56年に会長に就任しました。61年には箕輪北小学校を「交通安全子供自転車大会」全国優勝に導いたほか、町内5つの小学校で「交通少年団」を結成しました。
長年、会社経営もしている小林さんは、受章を励みに企業の交通安全も進めたいと話します。
緑十字銀章を受章した堀内四郎さんは、現在78歳です。昭和60年に伊那市安協下新田区会長、平成22年に伊那安協会長に就任。
信州伊那スマートドライバーの発足、伊那交通安全緑十字会の市町村組織設立による高齢者の事故防止などを進めてきました。
小林さんが受章した緑十字金章・交通安全功労者は県内で2人、堀内さんが受章した緑十字銀章・交通安全功労者は県内で6人が受章しています。 -
小河内神社でお筒粥の神事
箕輪町小河内地区の小河内神社に伝わる小正月の伝統行事「お筒粥の神事」が15日の早朝に行われました。
占いの結果今年の世の中は去年と同じ「六分八厘」となりました。
15日は、朝5時から小河内神社の氏子ら釜を炊いていました。
釜の中には、水稲や大根、など17品目、20種類の農作物の出来を占う20本の筒と世の中の世相を占う1本の筒、合わせて21本が入れられました。
お筒粥は100年以上続く小河内神社の伝統行事で、毎年小正月の1月15日に行われています。
今年1年の農作物の五穀豊穣を祈願するもので、筒に入った粥の量で農作物の出来を占います。
あたりが明るくなり始めた午前7時過ぎ、2人の神職が鍋から筒を取り出し神殿へと運びました。
占いの結果は水稲の早生が下、中生が中の上、晩生が極上、野菜では大根、ごぼうが極上、白菜が上、果樹ではナシが上、リンゴが中の下で、世の中の世相は、去年と同じ6分8厘という結果が出ました。
粥は縁起物として地域住民などに配られました。 -
伊那市と箕輪町で大文字建ての行事
大文字と呼ばれる柱を建て、今年1年の厄払いや家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事が伊那市と箕輪町で13日と14日行われました。
伊那市西箕輪上戸では、14日の朝4時半、小学生により太鼓が打ち鳴らされると、大文字が始まります。
14日はあいにくの雪の中、男衆60人が巾着や飾り箱などを長さ12メートルほどの柱に取り付け午前5時半、三ツ辻に建てました。
無事大文字建てが終わると、近くの小屋でストーブを囲み御神酒を酌み交わしていました。
上戸の大文字は20日に下されることになっています。 -
ほんだれ様・木花飾りづくり
箕輪町長岡の住民で作る山に親しむ会の会員が五穀豊穣を願うほんだれ様などの飾り付けを13日長岡公民館で行いました。
13日は山に親しむ会の会員20人ほどが集まり、ほんだれ様を飾りました。
ほんだれ様は一年の五穀豊穣などを願い小正月に飾られるもので、米粉の繭玉や、アワやヒエの棒、お菓子が枝に付けられました。
ほんだれ様は20日まで飾られます。
このほか、岐阜県などに伝わる五穀豊穣を願う縁起物、「木花飾り」を作りました。
ナラ木の枝に色とりどりの米粉の餅を飾ります。
完成したものは家に持ち帰り、縁起物として飾るということです。 -
御筒粥神事で世の中七分四厘
今年の世相や作物の作況を占う御筒粥の神事が12日箕輪町の南宮神社で行われました。
今年の世相は七分四厘で去年を一厘上回りました。
御筒粥の神事は1年の無事を祈念して行われる初祭りの神事です。
世の中のほか稲や野菜、果物の作況などを占うもので、占う数と同じ37本のヨシの束を、米を入れた釜で2時間ほど煮た後、神前に捧げます。
ヨシの筒に入った粥の量で吉凶を占うもので、世の中は去年より一厘上がり七分四厘となりました。
農作物のうち、茄子、梨などが極上、稲は早生が下、中生が上々、晩生が中、気候は春と夏が中秋が上々、冬が中の下となっています。
唐沢克忠宮司は「もっと良い世の中になってもらいたい。平穏無事な1年であることを祈ります。」と話していました。 -
老後の安心を提供
「終の棲家」として老後をゆっくり過ごすことができる、サービス付き高齢者向け住宅が箕輪町沢に完成し、12日に内覧会が開かれました。
「ゆうちゃん家」と名付けられたこの施設は、辰野町の特定非営利法人たつの介護センターが、老後を安心して過ごしてもらおうと建設したものです。
木造2階建て、延床面積はおよそ1200平方メートルで、施設内には1人部屋25室、2人部屋4室が設けられています。
安否確認や3食分の食事のサービスが受けられる他、デイサービス施設も併設されています。
また、寝たまま入浴することができる浴槽も設置されていて、入浴介助も行います。
たつの介護センターの斉木雄一理事長は「老後でも安心して過ごせる場所。地域のみなさんに安心を提供できたら」と話していました。
サービス付き高齢者向け住宅「ゆうちゃん家」は21日開所の予定です。 -
箕輪町 特別職の報酬について白紙諮問
箕輪町の平澤豊満町長は11日、来年度の特別職の報酬などについて審議会に白紙諮問しました。
平澤町長は、「沢山の意見をもらい予算に反映させていきたい」と話し、審議会に白紙諮問しました。
平成24年度の町長の給料は条例で定められた額を10%減額した74万7千円、副町長は、同じく10%減の60万3千円、教育長は5%減の53万3,900円となっています。
議員報酬は条例通りの額で、議長が31万7千円、副議長が25万3千円、委員長が24万3千円、議員が22万7千円となっています。
審議会は次回29日に開かれ、2月中に町長に答申する予定です。 -
北小河内漆戸常会「大文字」花作り
箕輪町北小河内の漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、「大文字(でえもんじ)」に飾る花作りが昨夜、漆戸集会所で行われました。
9日夜は、漆戸常会の住民が集まり、作業を行っていました。
はさみで切り込みを入れた3種類の大きさの色紙(いろがみ)を組み合わせて花を作るのは女性の仕事です。
慣れた手つきで、次々に色紙を切っていきます。
花を組み合わせるこよりや御幣づくり、笹竹に出来上がった花を飾り付けていくのは男性の仕事です。
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる「大文字」は、今から260年ほど前に、漆戸地域で天竜川が氾濫し大きな水害が発生したことから始まったとされています。
平成10年に町の無形民俗文化財に指定されました。
五穀豊穣や家内安全を祈るまつりとして常会の35世帯が守り伝えています。
大文字建ては、13日の午前7時から、大文字おろしは、20日午前7時から予定されています。
花飾りは、大文字おろしが終わったあと、それぞれが家に持ち帰り、縁起ものとして1年間玄関に飾るということです。 -
小正月伝統 ホンダレ様
箕輪町中曽根の地区住民有志は、公民館に8日、五穀豊穣を願う「ホンダレ様」を飾り付けました。
ホンダレ様は、米やアワ、ヒエなどの穀物や、繭の豊作を願い、小正月に農家で飾られていました。
中曽根でも、昭和30年代までは、多くの家庭で飾られていたという事です。
4年前から地区住民有志が「ホンダレ様」を後世に伝えていこうと毎年、公民館前に飾りつけています。
この日は、12人が地区の山からでたヒノキを切り、束ねて土台を作ると、そこに、サクラとタマツバキを差し固定しました。
高さ、およそ2メートルのサクラの木に、稲穂に見立て半分だけ皮を削ったクルミの木を飾り付けていきます。
かつては養蚕が盛んだった地区という事もあり、米粉で作った繭玉を飾るのが、中曽根の特徴だという事です。
代表の大槻和雄さんは「多くの人に見てもらい、小正月の伝統を後世に伝えていきたい」と話していました。
ホンダレ様は、中曽根公民館に13日まで飾られるということです。 -
箕輪町消防団 出初式
新春恒例 消防の出初め式が6日、上伊那各地で行われました。このうち、箕輪町消防団の出初め式では、団員が防火や防災への決意を新たにしていました。
箕輪町消防団の団員236人は、出初め式に先立ち、木下の箕輪南宮神社に参拝し今年一年の無火災・無災害を祈願しました。
参拝を済ますと、法被姿の団員達は、ラッパ隊の演奏に合わせ、神社から役場までのおよそ2キロを行進しました。
地域交流広場の前では、平澤豊満町長と小松孝寿団長の観閲を受けました。
出初め式で、平澤町長は、「団員確保など厳しい状況であるが、消防団は、地域の安心・安全の確保には欠かせない存在。地域防災の要として貢献してほしい」と団員を激励しました。
小松団長は「無火災という大きな目標に向かい、全団員が一致団結すると共に、地域に貢献する消防団として活躍できるよう日々の訓練に励んでほしい」と訓示しました。
去年、箕輪町では7件の火災が発生し、被害額はおよそ2千9百万円となっています。 -
年始の話題 萱野高原 初日の出に願いを
新年の幕明けを初日の出とともに迎えようと1日、箕輪町の萱野高原では、初日の出を見る催しが行われました。
この日は、早朝からおよそ100人が萱野高原に集まり、日の出を待ちました。また、初日の出に合格祈願をしようと、箕輪町内の学習塾に通う、中学3年生およそ50人も、イベントに参加しました。
午前7時15分頃、山頂から光が差し、太陽が昇り始めると、一斉に手を合わせていました。 -
上古田スケート場オープン
箕輪町の天然スケート場、上古田スケート場が5日オープンしました。
5日は午前7時のオープンとともに家族連れが初すべりを楽しんでいました。
上古田スケート場のコースは一周230メートルほどで、今年は氷の表面が滑らかでいい状態だということです。
子どもたちは、保護者と手をつないだり、椅子を使うなどしてすべる練習をしていました。
上古田スケート場は、入場無料で、スケート靴を無料で借りることができます。
平日は午前7時から7時40分、土日は午前7時から10時15分までで、期間は2月3日日曜日までの予定です。 -
箱根駅伝 地元から駒大・千葉選手にエール
2日と3日に行われた第89回箱根駅伝に、箕輪町出身の千葉健太選手が出場しました。
地元では、テレビ観戦で千葉選手を応援しようと関係者が集まり、エールを送りました。
午前8時。
箕輪町の箕輪閣には、およそ20人が集まり、千葉選手の健闘を全員で祈りました。
千葉選手は駒沢大学の4年生。
1年生の時から任されている復路のスタート6区を走ります。
駒沢大学は、トップの日体大から6分57秒後の9位でスタート。
6区は、20.8キロの下り坂です。
千葉選手は、2年生の時に区間新記録を作るなど、これまでに2回区間賞をとっています。
レースは終盤17キロ付近で動きます。
千葉選手は、前を走る選手を2人抜きます。
その様子がスクリーンに映し出されると会場から歓声があがりました。
千葉選手は、自身の持つ区間記録には4秒届かなかったものの、3つ順位をあげ6位で中継地点へ。
見事区間賞に輝きました。
応援する会では、実業団駅伝やマラソンなど、今後千葉選手の出場するレースを応援していきたいと話していました。 -
信州みのわ花街道 年間活動賞
箕輪町西部地域の住民有志や各種団体でつくる、信州みのわ花街道推進協議会は、日本風景街道の中部ブロックで年間優秀活動賞に選ばれました。
26日は、箕輪町役場で表彰式が行われ、協議会の唐沢荘介会長が、飯田国道事務所の花木道治所長から賞状を受け取りました。
協議会は、県道与地辰野線沿線の住民団体や学校、企業など12団体で構成され、平成19年に発足し、町内のおよそ8キロの区間にハナモモや杏などを育てています。
年間優秀活動賞は各団体の活動の励みとなり、他地域の模範となる取り組みを紹介しようと今年度、風景街道中部地域協議会が創設しました。
日本風景街道に中部では、22ルートが登録されていて、今回5ルートが年間優秀活動賞に選ばれています。
賞状を手にした唐沢会長は、「来年は活動を始めて10年の節目を迎える。これからも、メンバーといいアイデアを出しながら、地域振興をはかっていきたい」と話していました -
重大ニュース(4) ごみ施設アセス準備書公告
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設の建設に係る、環境影響評価・環境アセスメント準備書が10月4日に公告されました。
アセス準備書の総合評価では、施設の建設と稼動が周辺に及ぼす影響は、適切な保全措置を講ずることで最小化できるとしています。
公告にあわせ、地元富県などで説明会が開かれ、アセス準備書に示されている、大気や騒音などの17項目の予測・評価した結果の概要が示されました。
広域連合は、県の技術委員会や知事意見などを踏まえて必要があれば修正し、4月下旬には評価書をまとめる予定です。 -
重大ニュース(3) 新伊那消防署は富士塚北側
老朽化に伴う新しい伊那消防署庁舎の移転新築は、伊那市の富士塚グラウンド北側とすることが決まりました。
用地については、旧上伊那農業高校定時制グラウンド、美篶工業団地、伊那中央病院周辺、富士塚グラウンド周辺の4か所が候補地にあがっていましたが、利便性、立地性、経済性など27項目による評価で富士塚グラウンド周辺に決まりました。
敷地面積はおよそ8,000平方メートル、事業費はおよそ18億5千万円としていて、平成27年度中の供用開始を目指します。
消防本部の位置についても新しい伊那消防署と併設して設置するとの案が示されています。 -
箕輪中学校トイレの改修費用など補正予算案が可決
箕輪町議会臨時会が27日、開かれ、箕輪中学校のトイレの改修費用などを盛り込んだ一般会計補正予算案が可決されました。
この日開かれた町議会臨時会に、一般会計補正予算案が提出され、可決されました。
内訳は、中学校のトイレ改修費用に、約1億3千万円、長岡区の県道沿いに耐震性の防火水槽を設置する費用に700万円などとなっています。
中学校のトイレの改修は、校内10か所にあるトイレを和式から洋式に改修し、障害者用のトイレを1か所設置するものです。
この日の議会では、ほかに、ながた自然公園に隣接する山林売買の仮契約が締結されたことから、財産取得についての議案が提出され、可決されました。 -
箕輪町内の店を紹介 ガイドマップ完成
箕輪町商工会は、町内の小売店や専門店を掲載したガイドマップを初めて作製し、27日から配布を始めました。
ガイドマップは2種類あり、「みのわのお店ガイドマップ」は、地元の商店の魅力を発信し足を運んでもらおうと作製したもので、町商工会に加盟する162店舗が紹介されています。
各店舗、写真入りで、店の特徴やPRポイントが添えられています。
全97ページで業種別に掲載され、地図で店の位置も確認できます。
また、「箕輪町飲食店ガイドマップ」には、町内の飲食店53店舗が紹介されています。地元産の食材を使用している店は、「地産地消推進宣言の店」を表示するマークが印されています。
「みのわのお店ガイドマップ」、「箕輪町飲食店ガイドマップ」は、それぞれ5千部作成され、公共施設や駅などに置くということです。 -
箕輪進修 クリエイト工学3年生研究成果発表
箕輪町の箕輪進修高校のクリエイト工学科の3年生は、26日、一年間授業で取り組んできた、課題研究の発表を行いました。
クリエイト工学科では、機械と電気について学び、3年になると、テーマを決めグループ毎に課題研究を行っています。
今年は、銅版加工から、コンピュータゲームの制作など、9組が研究の進め方や結果などを発表しました。
このうち、マイコン制御について研究をしたグループは、黒い線の上を走るようプログラムしたマイコンカーを走らせ、その仕組みなどについて説明しました。
発表を聞いた生徒から、車を作るうえで工夫した点はとの質問が出されると、研究を行った生徒は、「多くの機能をつけると、その分、車を動かすプログラムや制御回路が複雑になる。
スームーズに車を動かすために、まず、プログラムをシンプルにする事を心がけた」と答えていました。
クリエイト工学科の3年生のうち9割が地元の製造業を等への就職を、1割が進学を希望しているという事です。 -
松島音頭 DVD収録し配布へ
箕輪町の松島区は、地域に伝わる民踊「松島音頭」を復活させようと、踊りを収録したDVDを地域に配ります。
25日は、松島区の加藤壽一郎区長が箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長にDVDを手渡しました。
DVDには、松島音頭とその振り付けの他、与地の伊那節などが収録されています。
松島音頭は、昭和22年に地元の青年会が中心となって作った踊りです。
当時は、区の集会があるたびに踊っていたということですが、次第に踊られなくなっていました。
復活を願う住民の声を受け、区では今年の6月から制作に取り掛かりました。
踊りを覚えている人を何人も集め、歌や振り付けを思い出しながら再現したということです。
制作費はおよそ20万円で、全額町の交付金で賄っています。
区では、DVDとブルーレイディスクあわせて82枚を作製していて、町内の全ての小中学校の他、商工会や公民館などに配布するということです。 -
箕輪町図書館でオルゴールコンサート
箕輪町の箕輪町図書館で初めてのオルゴールコンサートが、23日、開かれました。
この日は、箕輪町図書館に今年4月に完成した世代間交流室でコンサートが開かれました。
演奏したのは、辰野町在住の北原昇さんです。
北原さんは、下諏訪町のオルゴールメーカーに勤務し部品の製造などに携わっていましたが
2年前に退職、現在は、オルゴールの魅力を伝えようと各地でコンサートを開いています。
今日は、1990年代から2000年の始め頃に製造されたものを使い、クリスマスにちなんだ曲など25曲を演奏しました。
北原さんは「金属が奏でる生の音色を楽しんでほしい」と話していました。
箕輪町図書館では、こうしたイベントを定期的に開き、普段図書館を利用しない人に足を運んでもらえるきっかけにしていきたいということです。