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信州もみじ湖発電所 起工式
長野県が、箕輪町の箕輪ダムに建設する水力発電所「信州もみじ湖発電所」の安全祈願祭と起工式が、きょう現地で行われました。
18日は、長野県や箕輪町、地元の関係者が集まり、安全祈願祭と起工式が行われました。
箕輪ダムは、県が管理していて、今回、水力発電所を建設することになりました。
ダムの下流に建設される予定です。
発電所の最大出力は、199キロワットで、年間の発電量は310世帯分に相当します。
また、箕輪東小学校在籍中に、「信州もみじ湖発電所」の名称を考えた箕輪中学校1年の根橋諒介君も会場を訪れ、プレートの除幕式が行われました。
信州もみじ湖発電所は、2021年4月の運転開始を予定しています。
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町文化センターでレザークラフト講座
箕輪町公民館は、革で小物などを作るレザークラフト講座を17日、町文化センターで開きました。
箕輪町を中心に、近隣の市や町から8人が参加しました。
講師は、伊那市西春近で革工芸の工房を営む酒井昭子さんです。
見本を参考に、革のペン立てや小物入れを作りました。
参加者は、刻印と呼ばれる専用の工具で革に模様をつけたり、穴をあけたりしてデザインしていました。
ペン立ての形になるよう両端を留め、台座を作ったり、着色をしていました。
今回作った作品は、11月に開かれる町民文化祭に出品されます。
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MINOWAさんかくフェスタ
男女共同参画社会について理解を深める箕輪町のイベント「MINOWAさんかくフェスタ」が13日、箕輪町文化センターで開かれました。
会場では仕事体験コーナーが設置され、美容や製造業などのブースが並び親子が企業の担当者から仕事について学びました。
箕輪町内で起業している女性達は砂を使ったインテリアや似顔絵など自身の仕事を紹介していました。
また電子部品会社のブースでは、子ども達が基盤を組み立て、時計を作っていました。
箕輪町は女性が働きやすい、住みやすいまちづくりを目指していて、幅広い年代に男女共同参画について理解を深めてもらおうと、この催しを初めて開きました。
町では来年度までに、町が設置する審議会の委員や区の役員の女性の割合を3割にすることを目指しています。
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鹿頭行列 奉納
箕輪町の南宮神社に伝わる雨乞いの神事、鹿頭行列の奉納が14日行われました。
子どもたちが鹿の頭に見立てた飾りを被り境内を3周します。
およそ450年前の大干ばつの時に、雨乞いで雨が降ったことに感謝し、鹿を神様に献上したことが始まりとされています。
名前に「福」「大」「富」が付く伊那市・箕輪町・南箕輪村の地区が担当し、天竜川より東側の福島・福与と西側の大泉・大泉新田・富田・大萱が交代で行っています。
今年は西側の大泉・大泉新田・富田・大萱が担当しました。
子どもたちは、頭にかぶった鹿の頭を重そうにしながらも、地区に伝わる伝統行事に触れていました。
来年は、伊那市の福島と箕輪町の福与が担当します。
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あおぞらレストラン
箕輪町・南箕輪村・辰野町のシェフによる食のフェス「あおぞらレストラン」が14日、箕輪町の古民家箕澤屋で行われました。
あおぞらレストランは、食を通して伊那谷の自然の豊かさを知ってもらおうと、箕輪町地域おこし協力隊の三浦俊幸さんが初めて企画したものです。
今回は「カレー」をテーマに、箕輪町や南箕輪村にある3つの飲食店などが出店しました。
辰野町の地域おこし協力隊は、最新の機器を使って冷やしカレーそばを作る体験型のコーナーを設けました。
雑穀が入ったキーマカレーにカレー風味のチキンを使ったハンバーガーなどが提供され、昼時になると多くの人が訪れ、料理を味わっていました。
あおぞらレストランは、15日も午前11時30分から午後3時まで行われます。
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箕輪町社会福祉総合センター 耐震基準下回る
箕輪町は、松島にある社会福祉総合センターの耐震診断の結果を11日公表しました。
この建物は現在の耐震基準を下回っていて、震度6強程度の地震に対して倒壊又は崩壊する危険性があるという結果でした。
耐震診断は3月に実施され結果は震度6強程度の地震が発生した場合、1階部分は倒壊の危険があり、2階部分は倒壊の危険性が高いというものでした。
また今回の診断で壁にアスベストを含んでいることも確認されたという事です。
箕輪町社会福祉総合センターは、町民体育館の西側にあり昭和48年に建てられました。
耐震基準は昭和56年以前の現在とは異なる基準で建築されたものです。
箕輪町では当面の間利用を継続する予定で、建物の在り方については、今後、検討するとしています。
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全日本レディースソフトテニス大会出場挨拶
8月27日から愛知県で開かれる全日本レディースソフトテニス決勝大会に長野県チームとして出場する箕輪町の2人が、9日、町役場を訪れ、白鳥政徳町長に健闘を誓いました。
大会に出場するのは、池上京子さんと、守谷美幸さんです。
2人は、5月に安曇野市で開かれた県予選大会で、それぞれペアで優勝を果たし、全国大会出場を決めました。
この大会は、年代別のペア5組10人を1チームとし出場するもので、池上さんは50代の部に、守谷さんは40代の部に出場します。
大会は8月27日から3日間、愛知県で開かれることになっています。
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犯罪から児童を守る方法を学ぶ
犯罪から子どもを守るための講演会が8日南箕輪村役場で開かれました。
講演会は伊那市、箕輪町、南箕輪村の放課後児童クラブ支援員を対象に村などが開いたもので約20人が参加しました。
講師は長野県伊那警察署スクールサポーターの唐澤髙弘さんで性犯罪について話をしました。
唐澤さんは「性犯罪の発生は登下校時が全体の80%を占めている」として見守り隊など地域住民の協力の必要性を訴えていました。
また子どもに危険を予測する力をつけてもらうために「犯人の手口などを教え身を守る訓練をしなければならい。」と話していました。
唐澤さんによりますと昨年度伊那署管内で発生した性犯罪はおよそ55件でそのうち小学生の被害は16件だったということです。
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箕輪西小4年生とうもろこしの種植え体験
箕輪西小学校4年生の児童は8日、箕輪町の上古田公民館近くの畑でとうもろこしの種植え体験をしました。
この日は、箕輪西小学校4年生18人が、地域住民の指導を受けながら、とうもろこしの種を植えました。
種は、地域住民から提供されたものです。
児童らは、間隔が均等になるよう列を作りながら丁寧に植えていました。
間隔を均等にすることで、草刈りなど管理がしやすくなるということです。
箕輪西小4年生は、総合学習の授業として、とうもろこしの種植えから生長の観察、収穫まで行います。
今回植えたとうもろこしは、収穫したあと9月末に上古田の赤そばの里で開かれる赤そば祭りで販売するということです。
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県宝に指定 箕輪の土器見学
箕輪町郷土博物館は、去年県宝に指定された「顔面把手付土器」などを見学する歴史講座を、6日に開きました。
講座には20人が参加し、博物館の職員から説明を受けながら、遺跡の跡地や博物館を見学しました。
沢保育園・国道153号バイパス沢上交差点付近からは、およそ30年前に丸山遺跡が発掘されました。
遺跡からは、人の顔をかたどった把手がついた「顔面把手付土器」が発掘されました。
祭りなどで使われたと思われるこの土器は、去年9月に長野県宝に指定されました。
参加者は、3か所の遺跡を巡りました。
博物館の見学で参加者は、各遺跡から発掘された土器を見て、独特な模様などから縄文時代の
歴史を感じていました。
箕輪町郷土博物館によると、現在、県内ではおよそ160点の縄文土器が県宝に指定されていて、そのうち4点が町内から出土した土器だということです。 -
クマの目撃情報相次ぐ
上伊那では、6月から7月にかけてクマの目撃情報が相次いでいて、市町村では注意を呼び掛けています。
このうち、箕輪町大出の国道153号付近の林では、3日午後3時頃にクマの目撃情報が寄せられました。
その後、役場の職員や伊那警察署の署員などが捜索を行いましたが、発見には至らなかったということです。
7日になって、午後4時現在、目撃情報はないということです。
町では、クマと遭遇しないために笛や鈴、ラジオなど音の出るものを身に付けること。
山へ入る場合は、2人以上で行動すること。
万が一出会ってしまった場合は、背中を見せて走ったり大声を出したりせず、後ずさりしながら静かに立ち去ることなどを呼び掛けています。
箕輪町産業振興課
79‐3111(内線161) -
出産前の母親対象 教室
今年10月から12月に出産を予定している箕輪町の母親と家族を対象にした「こんにちは赤ちゃん教室」が2日、町保健センターで開かれました。
教室では、4か月健診で訪れていた赤ちゃんと触れ合いながら、出産を経験した母親から話を聞きました。
参加者は、出産前と後での生活の変化や、赤ちゃんの成長について質問していました。
昼には、栄養士から食事についてアドバイスを受けた後、妊娠中の母親が必要とする栄養が含まれた料理を食べました。
献立は、梅干しと白いりごまのごはんや、アサリと野菜のスープ、ほうれん草のチキンローストなど5品で、塩分を控えた味付けになっています。
こんにちは赤ちゃん教室は、出産を控える母親とその家族を対象に、妊娠中の過ごし方や出産・育児について学んでもらおうと箕輪町が開いたもので、町内から15人が参加しました。
この日の教室には父親も3人参加しました。
8か月~9か月の妊婦に相当する8.5kgの重さをお腹につけて、妊婦の大変さを体験しました。
箕輪町のこんにちは赤ちゃん教室は、出産予定日に合わせて4つの教室が開かれていて、随時参加者を募集しているということです。
【問い合わせ】
箕輪町役場健康推進課健康づくり支援係
電話79‐3111(内線120) -
大祓の神事で茅の輪くぐり
箕輪町の箕輪南宮神社で半年間の罪やけがれを清める大祓の神事が30日行われました。
大祓の神事では氏子や神社を訪れた人たちが茅の輪をくぐり半年間のけがれを清めあとの半年も無事に過ごせるよう祈っていました。
茅の輪くぐりは茅という草で編んだ輪のなかを8の字に3度くぐる夏越しの祓えの儀式のひとつです。
毎年6月30日に各地の神社で厄払いや無病息災を願い行われて
います。
境内では訪れた人たちがおみくじを引いたりお守りを買い求めていました。
おみくじは水に浸すと運勢が浮き出てくるというものです。
お守りは社殿改築のために新たに作られたもので縁起のよい「大」「福」「富」の文字が入り2,000円で売られていました。
箕輪南宮神社では「伝統行事に人々が集い、人の輪ができ日本人が大切にしてきた心がつながってほしい」と話していました。
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箕輪西小みどりの少年団が表彰
箕輪町の箕輪西小学校は、みどりの少年団の活動が評価され、国土緑化推進機構の全日本学校関係緑化コンクール 学校林等活動の部で国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
28日は箕輪西小学校の児童会の正副会長や地元の森林保護に携わるみんなで支える森林づくり上古田団地推進協議会や西山会のメンバー、田中早苗校長らが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。
箕輪西小学校は1982年にみどりの少年団を組織し、西山会の指導のもと、毎年4年生がキノコの菌打ちや間伐、植樹作業などの活動を行っています。
これまでの活動が評価され、全日本学校関係緑化コンクールで特選、準特選に次ぐ国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
箕輪西小の田中早苗校長は「ふるさとを大切にする気持ちを大事にしてほしい」と話していました。
白鳥町長は「この取り組みを後輩にもつなげていけるようがんばってください」と児童らに呼び掛けていました。
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箕輪町戦没者の霊を追悼
日清・日露戦争から太平洋戦争にかけての犠牲者を追悼する戦没者慰霊祭が27日、箕輪町の文化センターで行われました。
慰霊祭には遺族60人を含む、およそ100人が出席し、最初に黙とうをささげました。
慰霊祭は、町内出身者で戦争の犠牲になったおよそ600人を追悼しようと、箕輪町社会福祉協議会と箕輪町が、毎年行っています。
社会福祉協議会の平井克則会長は「終戦から74年がたつ今、戦争の悲惨さが忘れさられないように、若い世代に語り継いでいく必要がある」と話しました。
参列者は祭壇に献花をし、手を合わせていました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「赤紙1枚で招集され、戦死した人たちを忘れてはいけない。
これからも戦争体験を伝えていきたい。」と話していました。
慰霊祭では、箕輪町で活動をしている「オカリナ・コカリナサークル ルイーネあかね」による
演奏も行われました。
箕輪町遺族会によると、高齢化により慰霊祭への出席者数は年々減少しているということです。 -
里山管理の基礎を学ぶ
上伊那地域振興局は、里山管理の基礎を学ぶ講習会を箕輪町の番場原公園で24日、開きました。
この日は、地域住民や、山を管理する住民あわせて50人余りが参加しました。
講習会は、森林税を活用し、身近な里山の管理方法を学んでもらおうと、上伊那地域振興局が開きました。
講師を務めたのは、長野県林業総合センターの小山泰弘さんです。
参加者たちは始めに、森林を外から見て、木の育ち方の違いなどを学びました。
その後、参加者たちは木のそばに近づき、森林の為に残すべきものと木材にしてよいものの見分け方を学び、森林の管理の基礎について理解を深めました。
地域振興局では、今後も定期的に里山整備の講習会を各地で予定しているということです。
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グレイスフル箕輪 義援金寄付
箕輪町上古田の老人福祉施設・グレイスフル箕輪は、4月に行われた花街道まつりで集めた義援金を、北海道の地震の被災地に送ります。
25日は、グレイスフル箕輪の利用者3人が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
施設の利用者は、花のキーホルダーや匂い袋などを作り、4月14日に行われた第9回花街道まつりで販売したということです。
グレイスフル箕輪では、利用者が楽しく作ったものを少しでも被災地の復興に役立ててもらおうと、売上金2,150円を寄付しました。
その売上金は、去年発生した北海道胆振東部地震の被災地に送られるということです。
白鳥町長は「確実に被災地に届けます。これからも元気に頑張ってください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して被災地に送られます。
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町ふるさと納税 件数・金額増
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件、金額はおよそ5,700万円で、件数・金額ともに前の年度より増えたことが分かりました。
箕輪町によりますと、平成30年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件で、前の年度より42%増えたということです。
寄付金額はおよそ5,700万円で、17%増えています。
人気の返礼品は、コシヒカリ・ソーセージセット・梨・そばなどでした。
総務省の通達により、町は平成29年度から、返礼割合を寄付額の3割以下にし、資産性の高いものは除外するなどの見直しをしたたということです。
現在は、農産物を中心に取り扱っています。
きょう役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長は「効果的な広報をしたことや、農産物を返礼品として扱ったことが寄付の増加に繋がった」と分析しています。 -
17歳「箕輪に愛着感じる」増加
箕輪町が町内の17歳を対象に毎年行っている町民意識・生活実態調査で、今回の調査では「町に愛着を感じている」「町での生活に満足している」との回答が増えていることが分かりました。
調査は、町内の平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれの男女249人を対象に去年12月に行ったもので、103人から回答を得ました。
「箕輪町にどの程度愛着を感じていますか」との問いに「強く感じる」「ある程度感じる」と答えたのは合わせて77.6%で、前回と比べ9.7ポイント増えています。
「箕輪町での生活に満足していますか」に「かなり満足」「まあまあ満足」と答えたのは80.5%で13.5ポイント増加しました。
また、「今後も箕輪町で暮らし続けたいですか」に「暮らし続けたい」「一度外に出ても帰りたい」が合わせて65.4%で、5.7ポイント増加しています。
町ではこれらの要因について、「この学年から、中学校で箕輪町の歴史や文化を学び地域の課題を考える学習を取り入れたため、町への愛着度が上がったのではないか」としています。
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土砂災害危険箇所パトロール
6月の土砂災害防止月間にあわせて伊那建設事務所などは20日、災害の危険が予想される箇所をパトロールしました。
jこの日は、辰野町・箕輪町・南箕輪村の土砂災害の恐れがある箇所を伊那建設事務所や町村の職員らが点検しました。
このうち箕輪町では、三日町にある澄心寺の裏山をパトロールしました。
澄心寺は明治元年の大雨による土砂崩れで寺が全壊した過去があり、平成25年に堰堤が設置されました。
川の近くには根が浅い針葉樹が生えていて、災害発生時に土砂と共に流れやすいということで、
出席者からは「堰堤の増築が必要だ」という意見が出されていました。
土砂災害危険箇所パトロールは、大雨などによる土砂災害を未然に防ごうと毎年この時期に行われています。
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箕輪町 交通死亡事故ゼロ500日達成
箕輪町は、今年4月28日に交通死亡事故ゼロ500日を達成しました。
19日は、伊那合同庁舎で長野県交通安全運動推進本部顕彰伝達式が行われました。
伝達式では、上伊那地域振興局長で、長野県交通安全運動推進上伊那地方部の佐藤公俊部長から白鳥政徳町長へ表彰状が手渡されました。
町では、平成29年12月14日に交通死亡事故が発生して以来、今年4月28日までの500日間交通死亡事故ゼロが続いています。
町は、交通事故を減らす取り組みとして反射材着用の啓発や街灯の設置などを行っています。
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箕輪写友会の写真展
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の写真展が、17日から町文化センターで始まりました。
会場には、会員14人の作品28点が並べられています。
上伊那を中心に県内外で風景を撮影した作品です。
箕輪写友会では、月に1回写真を持ち寄って勉強会を開いています。
この時期と秋の文化祭の2回写真展を開いていて、今回で23回目になります。
箕輪写友会は、「会員の力作が揃っている。たくさんの人に見てほしい」と来場を呼び掛けています。
写真展は23日(日)まで、町文化センターで開かれています。
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総合学習でみのわ天竜公園を清掃
箕輪中学校の3年生が総合学習の一環で14日みのわ天竜公園の
清掃活動を行いました。
箕輪中学校3年1組の生徒約30人が公園内の清掃活動を行いました。
生徒らは総合学習の一環で地域について学んでいて町内の公共施設などの清掃活動を行うことを決めました。
今後は町図書館や駅舎の清掃を行うということです。
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「買い物に困っている」55世帯
箕輪町の民生委員は町内の買い物弱者に関する調査結果をまとめました。
それによりますと町内で買い物に困っている世帯は55世帯あることが分かりました。
これは14日箕輪町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
町の民生委員は4月から5月にかけて75歳以上の高齢者のみで車などの移動手段がなく外出に支障があると思われる1010世帯について調査しました。
このうち買い物など外出に困っていると回答した世帯は55世帯だったということです。
そのうち41世帯は町の中心部の沢、松島、木下在住だということです。
この結果について白鳥町長は「思っていたより外出に支障がある世帯は少なかった。今後はAI自動配車サービスを活用できるか検討していきたい。」と述べました。
また買い物弱者支援として移動販売を行っていましたが現在は営業を休止している泰成運輸の移動販売車については「復活は難しい」との見通しを示しました。
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農産物直売所「にこりこ」 JAが運営主体に
箕輪町の白鳥政徳町長は、大出の農産物直売所「にこりこ」の運営を、JA上伊那が受託したことを、13日明らかにしました。
これは、この日開かれた箕輪町議会一般質問の中で、議員の質問に白鳥町長が答えたものです。
にこりこは、箕輪町大出にある農産物直売所で、現在、町振興公社が運営しています。地元でとれた野菜や土産品などを販売しています。
箕輪町は、JA上伊那に「にこりこ」の運営の委託を申し入れ、協議を進めてきたということです。
JA上伊那からは、施設が老朽化していることや、敷地面積が狭いことなどから、改築の要望が出されているということで、箕輪町では、施設の全面改築を含め検討していくということです。
また、 、白鳥町長は、2027年の長野国体について、フェンシング競技を箕輪町で開催したいとの考えを示しました。
ただ、開催の条件として、1つの会場で競技場を8面確保することがあげられていますが、町内にはそれを満たす施設がないということです。
白鳥町長は、「半年くらいの間に、施設をどうするかの結論を出したい。施設確保の可能性を提示すれば、国体誘致の内示がもらえると思う」と話していました。
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伊那北高三井さん 全国大会へ
伊那北高校3年の三井涼平さんは、ソフトテニスの県大会・男子ダブルスで優勝し、6月に北海道で開かれる全国大会に出場します。
この日は、箕輪町長岡の三井さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長にあいさつをしました。
全国大会のハイスクールジャパンカップに出場するのは、三井さんと辰野町の坂田陸也さんのペアです。
4月に開かれた県大会の決勝戦では、上田千曲高校とのフルセットまで及ぶ接戦を制しました。
大会では負けないという強い気持ちをもってプレーし、勝つことができたということです。
三井さんは「1戦1戦集中して、楽しんでプレーしてきたい」と話していました。
三井さんが出場する全国大会「ハイスクールジャパンカップ」は19日から北海道で開かれる予定です。 -
少年野球箕輪大会 16チーム熱戦
上伊那地域の少年野球16チームが参加する「少年野球箕輪大会」が9日、箕輪町の番場原運動場で開かれました。
開会式では、箕輪タイガースの主将 清水結君が選手宣誓をしました。
箕輪少年野球連盟が主催するこの大会には、加盟する6チームに加え、招待された伊那市・駒ケ根市・辰野町の10チームが参加しA・B2つのブロックに分かれてトーナメントで優勝を争いました。
試合では、ベンチのメンバーから大きな声援が送られていました。
大会の結果、Aブロックの優勝は箕輪町の守屋スネークス。Bブロックの優勝は南箕輪村の南小ドラゴンズでした。 -
箕輪南小学校 プール清掃
箕輪町の箕輪南小学校の児童は6日、学校のプール清掃をしました。
1・2年生30人が、たわしやスポンジを使ってプールの汚れを落としました。
この日は1日かけて全校児童で清掃を行ったということです。
6日の伊那地域の最高気温は、午後3時4分に、8月上旬並みの31.1度を記録し真夏日となりました。
箕輪南小学校では、19日にプール開きが行われます。
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JA上伊那がお粥ポットを市町村に贈呈
JA上伊那は5日、電子レンジでお粥(かゆ)が作れるお粥ポットとお米割引券を箕輪町に贈りました。
5日は、JA上伊那の地区理事征矢(そや)和夫(かずお)さんと女性理事唐澤(からさわ)やち子(こ)さんが箕輪町役場を訪れました。
JA上伊那では、上伊那食卓愛の運動の一環で毎年管内の8市町村にお粥ポットとお米割引券を贈っています。
今年度は、箕輪町にお粥ポット100点、お米割引券200枚を贈りました。
箕輪町では、4か月検診の時に第一子にお粥ポットとお米割引券を、第二子からはお米割引券を渡すということです。
上伊那8市町村では合わせて675個のお粥ポットと1500枚のお米割引券が贈られました。 -
箕輪町 受動喫煙防止条例議案提出
箕輪町議会6月定例会が4日に開会し、受動喫煙防止条例の制定など14議案が提出されました。
受動喫煙防止条例は、町民の健康と快適な生活を守り、健康寿命を延ばすことを目的に定めるものです。
病院、児童福祉施設、集会所等の施設の管理権原者は、受動喫煙の防止のための環境整備に努めなければならないなどとしています。
具体的な罰則等はなく、喫煙を制限するものではありません。
可決されれば、7月1日から施行される計画です。
県内で受動喫煙防止の条例を制定している市町村は他になく、松本市が7月1日からの施行を予定しています。
町では条例の制定に向けて、今年4月1日から小中学校の敷地内を全面禁煙としています。
議会では他に、4,040万円を追加する一般会計補正予算案が提出されました。
主な事業は、プレミアム商品券事業に717万円、農業の担い手を支援する事業に1,500万円などとなっています。
町議会6月定例会は、13日と14日に一般質問、21日に委員長報告と採決が行われます。