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上伊那一斉に入学式
上伊那8市町村の全ての小学校と中学校で4日入学式が行われ、小学校では1,750人、中学校では1,870人が新たなスタートを切りました。 このうち箕輪町の箕輪西小学校には、13人が入学しました。 入学式で、新一年生は、在校生や保護者の拍手に迎えられて入場しました。 松島ゆかり校長は、「箕輪西小の自慢は、あいさつと仲良し。あいさつは魔法の言葉でみんなと仲よくなれます」と話しました。 このあと児童会長の唐澤依織里さんが「学校にははじめてのことがたくさんあります。わからないことがあったらいつでも聞いてください」と新入生たちに呼びかけていました。 新1年生たちは、保育園で練習してきた歌を元気に歌い、学校生活をスタートさせていました。 式の後、教室では、担任から名前を呼ばれると元気に返事をしていました。 担任からは、交通事故にあわないよう気をつけることや規則正しい生活のリズムを習慣づけるよう話がありました。 4日は、上伊那8市町村全ての小学校と中学校で入学式が行われ、小学校には1,750人が、中学校には、1,870人が入学しました。
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田植えシーズン前に種籾の発芽作業
田植えシーズンを前に、箕輪町のJA上伊那水稲育苗施設では、種籾を発芽させるための作業が、連日、行われています。 施設では、4月9日からの播種作業を前に、3月下旬から、連日、種籾を発芽させるための作業が行われています。 籾は、60度ほどで10分間温めて殺菌したあと、1週間水につけます。 それを28度に保たれた部屋に、24時間入れて発芽させます。 発芽させた後は、脱水機にかけて乾燥させ、は種作業を行うまでの間保管します。 こちらの施設では、これまで辰野町、箕輪町の田んぼの苗を作ってきましたが、今年からは宮田村の一部も担当するようになりました。 扱う籾は、袋にして3200袋、およそ13トンで、育苗箱にして7万5千枚ほどになります。 今年も、夏が暑いことが予想されることから、暑い時期の出穂を避けるため、 今年は全体的に作業を1週間ほど遅らせています。 JA上伊那の職員によると田植えのピークは、5月20日前後になるということです。
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絵画教室の作品展「八本の絵筆展」
宮田村を拠点に活動している絵画教室の作品展「八本の絵筆展」が、3日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 伊那、駒ヶ根、箕輪、宮田に住む10人の作品、41点が展示されています。 講師の小木曽章八さんの名前から「八本の絵筆」という会の名前を付けました。 絵画の全国コンクールなどへの出品に挑戦している仲間で、全員の作品を集めて展覧会を開くのは今回が初めてです。 伊那市西箕輪に住む三澤栄さんは、足跡をテーマにした作品を展示しました。目には見えない人の足跡を空想の世界で表現したということです。 箕輪町長岡に住む柴光子さんは、畑でみかけた蝶々をテーマにした作品を展示しました。地球は全ての生き物のためにある事を表現したということです。 八本の絵筆ではそれぞれが自由に題材を選んで制作していて、「一人一人の個性を楽しんで欲しい」と話していました。 八本の絵筆展は、8日(火)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪町消防団 新団長 市川一人さん任命
箕輪町消防団の任命式が1日文化センターで行われ市川一人さんが新しい団長に任命されました。 式では最初に平澤豊満町長から市川団長に任命書が手渡されました。 続いて市川団長から、階級が移動する団員58人と新入団員34人に任命書が手渡されました。 市川団長は、「団長となり身の引き締まる思い。安全かつ快適に活動できる環境を作り、団員の出動率を上げていきたい。」と話しました。 団員に対しては「消防団員として緊急出動の義務を忘れず、幹部団員、新入団員とも自覚を持ち活動してほしい。」と訓示しました。 今年度の箕輪町消防団の団員数は定員450人となっています。
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新年度スタート KOA㈱34人入社
新年度がスタートした4月1日、上伊那の企業では入社式が行われ、新入社員が社会人としての一歩を踏み出しました。 このうち、KOA株式会社は、本社がある箕輪町木下のパインパークで入社式を行いました。 今年入社したのは、男性27人、女性7人の、合わせて34人です。 式で、花形忠男社長は「してもらう幸せ・できるようになる幸せ・してあげる幸せの3つを大切に、一緒に会社の未来を創っていきましょう」と話しました。 向山孝一会長は「失敗を恐れずに、社員としての責任と義務を常に心がけて第一歩を踏み出してください」と話しました。 新入社員は、「明るく元気に頑張ります」「地域に貢献できる社会人になりたい」などと1人ずつ決意表明をしました。 新入社員は、15日まで研修を行い、実習を経て6月1日から正式に勤務先に配属されることになっています。
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増税前に駆け込み給油
消費税増税の前日となる31日は家計の負担を少しでも減らそうとガソリンスタンドで駆け込み給油の列ができていました。 箕輪町のセルフ方式のガソリンスタンドでは給油待ちの車が列をつくりスタッフが車の誘導にあたっていました。 ここでは6台の車が一度に給油できますが、車は道路にまで並んでいました。 ガソリンは消費税増税に加え、地球温暖化対策税も上乗せされるダブル増税で1リットル当たりおよそ5円の値上げとなります。 31日は消費税増税を前にガソリンスタンドのほかホームセンターなどにも多くの人が訪れまとめ買いをする人の姿が見られました。
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県道与地・辰野線沿いにハナモモ植樹
県道与地辰野線の整備を行っている「信州みのわ花街道推進協議会」は29日、ハナモモの苗を植えました。 29日は、会員およそ50人が県道与地辰野線の辰野境から伊那境までの8キロに、ハナモモの苗およそ30本を植樹しました。 会では、協働の街づくりの一環として10年前から整備活動を行っていて、現在道路脇にはハナモモが1,260本植えられています。 毎年多くの人が花を見に訪れていて、近年では大型バスで来る観光客も増えているということです。 会員らは植樹の他に、消毒をしたり肥料を与えたりしていました。 花の見ごろは4月下旬ということです。 会では、見ごろに合わせてウォーキングのイベントなどを計画しているということで、多くの人に見てもらいたいと話していました。
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JR飯田線 活性化を
リニア中央新幹線とのアクセスや観光資源としての活用も見込まれるJR飯田線の活性化に取り組んでいこうと、JR飯田線活性化期成同盟会が28日発足しました。 28日駒ヶ根市のアイ・パルいなんで開かれた設立総会には、上伊那地域や飯田下伊那地域の市町村や県、経済団体の関係者などが参加しました。 JR飯田線活性化期成同盟会は、リニア中央新幹線のアクセス路線としてや伊那谷を縦断する貴重な観光資源としての活用も見込まれる飯田線の活性化に取り組んでいこうと、沿線自治体や商工会議所が発起人となりました。 設立総会で、会長には、白鳥孝伊那市長が選任されました。 白鳥市長は、「リニアが通るチャンスを活かしたい。2つのアルプスがある伊那谷を走る魅力を存分に活かして地域一丸となって取り組みたい。」とあいさつしました。 期成同盟会では来年度フォーラムやシンポジウムの開催、国やJR東海への要請活動、利便性向上に関する調査・研究、電車通勤の促進などの事業を行います。
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伊那ケーブルテレビ 番組審議委員会開催
伊那ケーブルテレビの自主放送番組について意見をきく番組審議委員会が、27日、開かれました。 この日は、今年度の番組審議委員会が伊那ケーブルテレビで開かれ、伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が参加しました。 委員会では、放送している主な番組についてや、年間の特別番組の計画が説明されたほか、番組の視聴が行われました。 委員は、「ニュースは良く見ており、身近な情報が良く分かる」「もっと視聴者に見てもらえるようなインパクトのある告知をしたほうが良い」などの意見が出されていました。 向山公人社長は、「番組コンクールで入賞するなど、評価を頂いている。加入者サービスも順次グレードアップを図りたい」と話していました。
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箕輪町グリーンツーリズム推進協議会
都市と農村の交流で、農業振興を目指す箕輪町グリーンツーリズムの、今年度の健康ツアーと農業体験ツアーの参加者は、前の年よりも減少したことがわかりました。 26日は、箕輪町役場で箕輪町グリーンツーリズム推進協議会の会議が開かれ、今年度の事業報告などが行われました。 報告によりますと、田植えやリンゴの収穫などの農業体験ツアーには、今年度841人が参加し、前の年度に比べ247人減少しました。 農業体験と健康プログラムを組み合わせた健康ツアーの参加者は、195人と前年度に比べ7人増加しました。 箕輪町では、平成22年度から、都市と農村の交流で農業振興を目指すグリーンツーリズム事業を実施しています。 平澤豊満町長は、「今年度は天候の影響でりんごの収穫が中止になるなどして、人数は減ってしまったが、リピーターも増えてきているので今後も工夫をして交流人口を増やしたい」と話していました。 会員からは、「楽しんでもらうことが一番だが、農家としてはどうしても口を出してしまう」といった意見や「ヘルシー料理でおもてなしと言っても全7品のうち、4品がなす料理では困る」などの意見が出されました。 協議会では、来年度の活動方針について、田んぼは家族で参加出来る、泥遊びを追加し、赤そば体験は信州大学農学部井上直人教授による講座などを計画していると報告しました。
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みのわ健康アカデミー9期生卒業
箕輪町がシニア世代を対象に行っている健康教室「みのわ健康アカデミー」の今年度受講生の卒業式が25日行われました。 卒業式では、平澤豊満町長から受講生の代表に卒業証書が手渡されました。 みのわ健康アカデミーは、在宅での筋力トレーニングやウォーキングなどを中心に生活習慣病予防や介護予防を目指します。 今年度は箕輪町内の男性22人、女性23人の合わせて45人が受講し平均年齢は64.4歳でした。 平澤町長は「今日は新たな健康づくりの出発点。卒業後もアカデミーで行ってきた運動とコミュニケーションを実践し、生涯現役で頑張って下さい」と話していました。 卒業生を代表して麻野員伯さんと唐澤敬治さんは、「アカデミーで得た知識と経験を忘れず、卒業後も仲間と楽しみながら健康づくりをしていきたい」と話していました。 卒業生の中にはアカデミーに参加した事で、ウエストが8センチ細くなったり、体重が7.3キロ減った人がいたということです。
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おごち保育園で最後の卒園式
箕輪町内9つの保育園で25日、一斉に卒園式が行われました。 来年度、長岡保育園と統合し東みのわ保育園となるおごち保育園では、最後の卒園式が行われました。 式では、統合に当たり職員が作詞した「おごち保育園の歌お別れバージョン」を園児全員で歌いました。 おごち保育園は、昭和30年に開園し、これまでに1,419人の園児が卒園しました。 来年度、長岡保育園と統合し東みのわ保育園となるため、おごち保育園での卒園式は最後です。 おごち保育園での保育は8月中旬までで、東みのわ保育園の開園は、お盆明けの8月18日を予定しています。 井澤恵美子園長から卒園する園児14人に保育証書が手渡されました。 証書を受け取った園児は、将来の夢を発表しました。 井澤園長は、「自分の力を信じて新しいことに挑戦してください」と園児に呼びかけました。 箕輪町では25日、9つの保育園でおよそ230人が卒園しました。
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西光寺で延命地蔵尊 例祭
箕輪町沢の西光寺で延命地蔵尊の例祭が21日行われました。 西光寺の延命地蔵尊は、「延命長寿のお地蔵さん」として親しまれています。 21日は、五穀豊穣、子孫繁栄などにご利益があるとされる延命地蔵に感謝し、お祈りをしようと例祭が行われ、仏教会や地域の代表などが手を合わせました。 西光寺の延命地蔵は、今から260年ほど前の寛延4年、1751年に高遠石工の向山重左衛門が彫ったもので、平成14年に町の文化財に指定されています。 像が大きく気品があり、重左衛門が生涯に製作した100体ほどの石仏の中でも傑作とされています。 例祭では、法要が営まれ、仏教会の15人が、地蔵菩薩に関する御詠歌を歌い奉納しました。 西光寺では、「様々なご利益があるこのお地蔵さまをもっとPRして、多くの人たちに知ってもらいたい。」と話しています。
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箕輪町景観計画策定委員会 発足
景観行政団体への移行を目指す箕輪町で、景観計画を策定するための委員会が19日夜発足しました。 一般公募5人を含む19人が、平澤豊満町長から委員に委嘱されました。 箕輪町では、優良な景観を守る仕組みを作ろうと、来年8月の景観行政団体への移行を目指しています。 委員会は、移行のための景観計画を検討します。 計画は、景観の基本理念や、地域ごとの方針、建物や看板の高さ、色彩といった基準などをさだめるものです。 委員会では、町民対象に行われたアンケートの結果も示されました。 それによると、山岳景観やパノラマ景観を町の特徴と考えていることがわかりました。 アンケートは、去年の8月から9月にかけて、箕輪町民、2500人を対象に行われ、1341人から回答がありました。 箕輪の景観の特徴についての問いに対しては、複数回答で、南アルプス、中央アルプス等の山岳景観が、66.2%でもっとも多く、次いで、市街地、田園地帯を一望できるパノラマ景観が、59.7%となっています。 あまり好ましくないと感じるものはとの問いには、特にないが38.5%、となっていて現在比較的優良な景観が保たれていると感じていることが分かりました。 箕輪町では、来年1月に景観計画の策定を、8月に景観行政団体への移行、10月に景観条例の施行を目指します。
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ふるさとの四季フォトコンテスト 最高賞に山崎さん
箕輪町観光協会が主催する「ふるさとの四季フォトコンテスト」の表彰式が18日役場で行われました。 最高賞の推薦に選ばれたのは、箕輪町大出の山崎朝男さんの「みのわ花街道まつり」です。
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5月12日を「箕輪町安全安心の日」に制定
箕輪町はWHO世界保健機関からセーフコミュニティを認証取得した5月12日を「箕輪町安全安心の日」に制定することを決めました。 17日は平澤豊満町長が町議会のなかで「安全安心の日」宣言をしました。 箕輪町では平成24年5月12日にWHO世界保健機関からセーフコミュニティの認証を取得しました。 これは安全安心な町づくりを住民と行政が協働で行うもので国内では9つの自治体が認証されています。 安全安心な町づくりを推進する町セーフコミュニティ推進協議会条例制定案も今議会で可決されています。 今後は毎年5月12日に近い日曜日などに式典などを開き、意識の定着を図っていくということです。
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箕輪町新図書館 JA箕輪町支所に
箕輪町の新しい図書館の建設用地が松島のJA上伊那箕輪町支所がある場所に決まりました。 JAの機能を残すなど町の賑わいづくりの核となる施設を目指します。 これは17日箕輪町役場で開かれた町議会全員協議会で平澤豊満町長が明らかにしたものです。 選定理由については、中心市街地の活性化につなげるための施設にすることなどを挙げています。 JA上伊那から、4,000から5,000平方メートルの用地を取得する計画で今の建物は取り壊しを前提としています。 図書館以外に隣接する建物を建設しJAの事務所や会議室を設けるほか、町商工会の事務所、カフェレストランなども入れる計画です。 図書館の延床面積は1,500から2,000平方メートルを想定していて100台ほどの駐車スペースを確保するとしています。 事業費は用地取得を含めて10億円ほどを見込んでいて、任期付き専門職員の公募も行います。 平澤町長は新しい図書館について、町のシンボルとなるような施設にしたいとしています。
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富岡町を語る会in箕輪
東日本大震災の被災地で、原発事故により避難生活を強いられている福島県双葉郡富岡町の住民が体験などを話す「富岡町を語る会in箕輪」が15日、箕輪町文化センターで開かれました。 これは、避難している人達の思いや現状を知り、地域での支え合いや人との繋がりの大切さについて考えるきっかけにしてもらおうと、有志でつくる実行委員会が開いたものです。 今年2月の富岡町の様子です。 富岡町は、事故があった福島第一原発から10キロほどの場所に位置します。 帰宅困難区域となっている場所もあり復興はほとんど手つかずで、住民は全国各地への避難生活を余儀なくされています。 富岡町社会福祉協議会の青木淑子さんは「天災と人災が町を襲った。国からは、原発事故に関して本当に必要な情報が得られなかった」と話しました。 海岸から500メートルの場所に住んでいた三瓶容子さんは「窓から見た津波は真っ黒で、ごつごつした海の底が見えていた。住んでいた場所はねずみが繁殖していて、戻ることができたとしても今までのように生活できるか分からない」などと話していました。
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想像力UP 模様の中から自由な発想で絵を描く
紙にうつし取った木や石の模様からイメージして絵を描くイベントが9日箕輪町の地域交流センターで開かれました。 このイベントは、「偶然の出会いをアートにする」をテーマに、箕輪町郷土博物館、図書館、公民館の三館連携講座の一環で開かれたものです。 今回の講座には親子づれなど9人が参加し、用意された木や石に紙をあて鉛筆で模様を写しとったり、絵の具が付いたビー玉を紙の上で転がし線を書いていました。 講師は、木彫家でみのわ芸術会の中澤達彦会長が務め「石の側面からも違った模様が取れるやビー玉はゆっくり転がすと曲線ができる」などとアドバイスしていました。 模様を写し終えると、参加した人たちは、紙を眺めながらイメージを膨らませていました。 中澤さんは、「大人になると、経験した知識からイメージし物事をとらえてしまう。偶然できた模様から発想力を高め、子供達が持つ潜在的な能力を引き出してほしい」と話していました。
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東京五輪 フェンシング事前合宿誘致へ
箕輪町の平澤豊満町長は、2020年に開かれる東京オリンピックに向けて、フェンシング選手団の事前合宿誘致に積極的に取り組みたいとの考えを示しました。 11日開かれた箕輪町議会一般質問の中で平澤町長が議員の質問に答えたものです。 箕輪町では1978年のやまびこ国体でフェンシング会場になって以来、盛んに競技が行われています。 小学生向けのクラブがある他、中学校では部活としてフェンシングが行われています。 箕輪中学校のフェンシング部出身の選手の多くは高校に進学後、国体に出場するなどの活躍をしています。 また、箕輪町でフェンシングの全国大会が6回開かれています。 平澤町長は「フェンシングの街として全国的に定着してきている。競技や練習が出来る環境も整っている」とし、積極的に事前合宿誘致に取り組んでいきたいとしています。
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公立高校後期選抜試験 実施
公立高校後期選抜試験が11日、県内の高校で一斉に行われました。 県内ではおよそ1万2,600人が受験に臨みました。 上伊那では、全日制の7校と多部単位制の箕輪進修高校の合わせて8校で試験が行われました。 このうち、伊那市の伊那北高校では、塾の講師などに励まされながら受験生が会場に向かっていました。 伊那北高校は、普通科が200人の募集に対し192人が志願していて倍率は0.96倍、 理数科は、4人の募集に対し15人が志願していて倍率は3.75倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで、 上伊那の高校でもトラブル等はなかったということです。 合格発表は20日木曜日です。
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町の新図書館 検討委員会設置へ
箕輪町の平澤豊満町長は、移転新築する計画の町図書館について、 専門職員を中心にソフト事業などについて考える検討委員会を設置するとの考えを示しました。 これは10日町役場で開かれた町議会一般質問で示されたものです。 平澤町長は、箕輪町として特色のある図書館にするため知識のある専門職員を公募しソフト事業について考える検討委員会を設置するとしています。 専門職員は5年を目途とした期限付き職員として公募します。 町ではその専門職員を中心に図書館事業などソフト面を検討し箕輪町にふさわしい図書館づくりを進めていくとしています。 また用地については候補先の所有者と協議中で返答があれば今議会中にも報告するとしています。
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箕輪町交通少年団入退団式
箕輪町内の小学5、6年生でつくる箕輪町交通少年団の入退団式が8日箕輪町の松島コミュニティセンターで行われました。 式では、6年生68人が退団し、4年生76人が入団しました。 唐澤利夫団長は、卒団する6年生に「交通安全のリーダー的存在としての活動に感謝している。中学でも活躍してほしい」と話していました。 各小学校の6年生の代表者が感想文を発表しました。 このうち、箕輪中部小学校の浅井英雄(ひでお)君は、「事故防止の手紙を配ったら笑顔で答えてくれて嬉しかった。運転手に直接呼びかけることで、事故防止につながったと思う」と話しました。 箕輪町交通少年団では、交通安全を呼びかける手紙の配布や成人式で飲酒運転防止を呼び掛ける活動などを行っています。
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教育テーマに阿部知事と意見交換
「子育てと学校教育」をテーマに阿部守一長野県知事が住民と意見交換をするタウンミーティングが8日、箕輪町の文化センターで開かれました。 タウンミーティングは小中学校のPTAや保育園の保護者会などでつくる実行委員会が開いたもので、地域住民およそ300人が参加しました。 阿部知事は、教育制度について「国の関与は最小限にし、住民に選ばれた市町村長が責任を持てる仕組みに変えていかなければならない」と話しました。 教員の不祥事について住民から意見が出されると、知事は、「職員に対する責任が県と自治体に分かれてしまっていることが問題。この仕組みを変えていく中で、長野県の教育に対する信頼を回復していきたい」と話しました。
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早春の花 雪割草展示会
早春に花を咲かせる雪割草の展示会が8日と9日の2日間、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には、中南信の愛好家でつくる信濃雪割草愛好会の会員が育てた300鉢が展示されています。 花の中心部が白い「底(そこ)白(じろ)」や花びらが重なった「千重(せんえ)」など、さまざまな種類の花が並びます。 会場内では販売も行われ、市場に出ている価格よりも安く購入することができます。 会では、「たくさんの種類があるので、自分の好きな花を見つけて楽しんでほしい」と話していました。 雪割草展示会は、9日まで松島コミュニティセンターで開かれています。
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クラフト作家 柴和彦さん木の渓流魚展
箕輪町のクラフト作家、柴和彦さんによる木の渓流魚展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、流木などで作った、アマゴやニジマス、カジカなど、200点が展示されています。 渓流釣りが趣味の柴さんは、大好きな魚を作品にしようと、5年ほど前から制作を始めました。 毎年個展を開いていて、今年はモモンガやアマゴを狙うカワセミなど、魚以外のものにも挑戦しました。 柴和彦さんの「木の渓流魚展」は、10日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪西小学校 6年生に感謝する会
卒業を間近に控えた6年生に感謝する会が、6日、箕輪西小学校で開かれました。 5年生の児童が手作りした花のアーチをくぐって6年生が入場しました。 この日は学年ごと発表が行われ、5年生は、感謝の気持を俳句にして発表していました。 発表のほかにも、手作りのお守りや首飾りなどが6年生にプレゼントされました。 最後に6年生は、お礼に歌を披露しました。 将来、別々の道を歩んでも、同じ故郷の空の下に、また集まろうという思いを込めて唄ったということです。 箕輪西小学校の卒業式は、15日(土)に行われます。
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第8回南信地区会員展 9日まで
長野県水墨画協会が主催する第8回南信地区会員展が6日から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。 会場には南信支部の会員の作品104点が展示されています。 審査の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の有賀妙子さんが優秀賞、箕輪町の日野源七さんが奨励賞を受賞しました。 作品展は、6日から9日まで伊那文化会館で開かれます。
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農閑期を利用してむしろ作り
箕輪町富田の安藤国男さんは農閑期を利用して、わらで編んだ敷物、むしろを作っています。 安藤さんは、子どもの頃父親からわら細工を教わり、今でも草履やわらじ、暮れになるとしめ飾りなどを作っています。 むしろは、10年ぶりにもう一度作ってみようと始めたもので、昔の道具を使い新たにむし織機をつくりました。 なった縄を何重にも巻きつけ、横からわらを通し、はたおりと同じ方法で織っていきます。 完成したむしろは秋に、そばの実やまめなどの天日干しで使うということです。 安藤さんは、「むしろは水分を吸収するので使い勝手が良い」と話していました。 むしろ作りは、3月いっぱい行われます。
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伊那中央病院 経営改革プランまとまる
伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合は平成30年度までに新たに北棟を増築することや日帰り人間ドックの受診者数を年間、現在160人から4000人などとする目標をまとめました。 2日の夜は、伊那中央病院運営審議会が開かれこれらを盛り込んだ経営改革プランが示されました。 プランは、平成26年度から平成30年度までの5年間を計画年度としています。 それによりますと、日帰り人間ドックが受診できる健診センターや手術前の患者が入院前に検査を行う術前検査センター、不足している更衣室や休憩室などを備えた北棟を平成30年度までに増築する計画です。 日帰り人間ドックは、平成24年度現在、年間160人ですが平成30年度には4000人を目標とし、諏訪赤十字病院と同程度にしたいとしています。 人間ドックの充実により、専門的な健診によるがんの早期発見や、上伊那医療圏からの受診者流出をくいとめ、住民ニーズに応えていきたいとしています。 また、がん発見のための高精度な画像診断装置PET―CTを導入し、高度医療の充実を図るとしています。 北棟増築のスケジュールは、4月病院内でプロジェクトチームを立ち上げ進めていくとしています。 これらを盛り込んだ経営改革プランは3日、了承されました。