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観光客が農業体験でカカシ作りに挑戦
箕輪町が実施する、都市と農村の交流事業、グリーンツーリズムの一環で町を訪れている観光客が6月30日にカカシ作りを体験しました。
この日は、東京や愛知から訪れている9人が、地元農家から教わってカカシを作りました。
顔を取り付けた木の棒にワラを巻きつけ、それぞれ持ち寄った古着を着せるなどして思い思いのカカシを作っていました。 -
箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める箕輪町戦没者慰霊祭28日、箕輪町文化センターで行われました。
戦没者慰霊祭は箕輪町社会福祉協議会が毎年行っているもので、式には遺族などおよそ110人が出席し、戦没者に黙とうを捧げました。
箕輪町社会福祉協議会の伊藤皖之会長は、「英霊のため、戦争を語り継ぎ、町民一人ひとりが安心して過ごせる街に向けて前進していくことを誓います」と挨拶をしました。
また、参列者は602柱の戦没者に花を手向けていました。
箕輪町遺族会の千葉剛会長は、「祖国を憂い望郷の念を持ちながらも倒れていった602の御霊も安息していることと思います」と謝辞を述べました。 -
箕輪町図書館「聖職の碑」コーナー設置
箕輪町図書館では、中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳の遭難を題材にした小説「聖職の碑(いしぶみ)」の著者・新田次郎さんが、今年・生誕100年を迎える事から、特別展を企画しています。
箕輪町図書館の特別コーナーには、図書館が所蔵する新田次郎さんの作品40点が並べられています。
新田次郎さんは、現在の諏訪市で1912年に生まれました。
箕輪中学校の前身である中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳登山の遭難を題材にした小説「聖職の碑」の著者です。
聖職の碑は、1978年に映画化され、箕輪町でも撮影が行われました。
特別展では、新田さんの作品のほか、映画撮影中の写真、新田さんのサイン、映画のシナリオや、パンフレットも見る事ができます。
また、図書館では、映画聖職の碑の上映会も予定しています。
聖職の碑の映画上映は、7月8日(日)午後1時30分からを予定していて、参加は無料ですが申込みが必要となっています。 -
日本墨絵会 15回目の記念作品展
日本墨絵会の15回目の記念作品展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
日本墨絵会は、飯田、伊那、諏訪、甲府など6つの地域に教室があり、約100人が会員となっています。
作品展は、会員の技術向上を目的に毎年開かれていて、今年は、121点が展示されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内での主な受賞作品は、●無鑑査推薦に箕輪町の赤羽玉珠さんの作品「プルメリア ハワイの花」●日本墨絵会会長賞に伊那市の伊藤百合子さんの作品「凛然」●入選に南箕輪村の田中美穂子さんの作品「伊吹山」となっています。
墨絵は、紙の白と墨の黒を活かして、墨の濃淡やぼかしを使って描きます。
会では、「心に感じたものを表現した作品を見て欲しい」と話していました。
日本墨絵会の15回記念作品展は、来月1日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。 -
箕輪中学校生徒が松島保育園で交流
箕輪町の箕輪中学校の生徒は、家庭科の授業の一環として26日、近くの松島保育園を訪れ、園児と交流しました。
26日は、箕輪中学校の2年生38人が松島保育園を訪れ、4人ほどのグループに分かれ、年小から年長までの園児と交流しました。
箕輪中学校では、子供との接し方を学んでもらおうと、毎年家庭科の授業で保育園を訪れています。
生徒たちは、保育園児と一緒に運動遊びをしました。
一緒に準備体操をしたり、廊下で四つん這いなどのさまざまな歩き方をして遊びました。
参加したある生徒は、「友達と話すような言葉ではなく、わかりやすい言葉で接しないといけないので大変だった」と話していました。 -
都会の人たちがハーブの摘み取りを体験
都市と農村の交流事業として箕輪町が実施している、グリーンツーリズムの一環で23日、県外から訪れた観光客が、町内でハーブの摘み取りを体験しました。
この日は、東京や埼玉など県外から訪れた28人が、箕輪町中原でハーブや野菜を生産・出荷している農園「ナチュラルセンス」の圃場でハーブの摘み取りを体験しました。
箕輪町では、都市圏に住む人達に、「食・農・健康」をテーマに農村地域ならではの体験を企画し、足を運んでもらおうと、グリーンツーリズム事業を平成20年度から行なっています。
参加した人たちは、摘んだハーブをハーブティーで味わっていました。
ある参加者は「空気が美味しいしとても癒された」と話していました。
箕輪町のグリーンツーリズム事業は今年5年目で、箕輪町では「リピーターが増え、徐々に参加者も多くなってきた。事業をきっかけにして、箕輪町を多くの人に知ってもらいたい」と話していました。 -
箕輪町 読育ボランティア養成基礎講座
絵本の読み聞かせの基礎を学ぶ「読育ボランティア養成基礎講座」が、20日、箕輪町で開かれました。
講座は、箕輪町内のボランティアで組織する、読育ボランティアネットワークと箕輪町図書館が開いたものです。
初心者や、経験者に読み聞かせの基礎を学んでもらい、資質向上を図ることがねらいです。
講師は、飯田市の上郷図書館元館長の下沢洋子さんが努めました。
参加者は、それぞれ絵本を選び、持ち方やページのめくり方を教わりました。
下沢さんは、本が揺れると子供が話に集中できなくなるので、しっかり指で支える事、絵を隠さないようにページの下をつまんでめくる事などをアドバイスしていました。
下沢さんは、他に、「絵本を選ぶ時は、子供の人生に本当に必要な本なのかどうかを考えて欲しい」と話していました。
7月19日には、昔話を語る実践講座が開かれる予定です。 -
天体現象の写真展示会
5月21日の金環日食などを撮影した天文現象の写真展が箕輪町の箕輪町図書館で19日から始まりました。
写真は箕輪町図書館が住民から募集したもので、町内を中心に14点が集まりました。
金環日食でリング状になった太陽を撮影した作品や、箕輪南小学校で金環日食を観測した様子などが展示されています。
箕輪町図書館では、「幅広い年齢の方に見てもらい、少しでも科学や天文に関心を持ってもらいたい」と話していました。
天文現象の写真展は、箕輪町図書館で30日土曜日まで開かれています。 -
箕輪町商工会 サマープレミアム商品券限定販売
箕輪町商工会は、1万円で1万千円分の買い物ができる総額1,100万円分のサマープレミアム商品券を17日、限定販売し、40分で完売となりました。
午前9時の販売開始を前に、早い人で2時間前の午前7時に並ぶなど、箕輪町商工会館前には長い列ができていました。
プレミアム商品券は、夏と冬の年2回毎年販売されています。
価格は1セット1万円で、一般商店89店で使用することができる券が4枚、大型店でも使用可能な共通券が7枚入っています。
1人5セットまでの販売のため、家族で訪れたという人も多くいました。
商品券は1000セット限定の販売で、40分で完売しました。
町商工会では「町内で買い物してもらい潤いと活気がでればうれしい」と話していました。
次回は、10月に予定しています。 -
小平花木園でバラ見ごろ
箕輪町松島で植木などを販売している小平花木園でバラが見ごろを迎えています。
小平花木園には、鑑賞用として200株、150種ほどのバラが植えられています。
小平花木園の小平勝美さんは、販売用の植木などの他に、鑑賞用のバラも4年前から育てています。
小平さんは、「手はかかりますが、色や香りが華やかで楽しんで育てています」と話していました。 -
箕輪北小児童が浄水場を見学
箕輪北小学校の児童は、社会科の授業の一環として、長田にある箕輪浄水場を14日見学しました。
見学をしたのは、箕輪北小学校の4年生35人です。
箕輪北小学校では、毎年水道施設の見学を行っていて、14日は箕輪ダムと箕輪浄水場を見学しました。
汚れた水をきれいにする実験では、赤いチョークの粉が入ったビーカーに薬品を入れ、水の中の汚れを凝固させ、ろ過装置を使って水をろ過しました。
児童からは「きれい」「飲めそう」といった声が上がっていました。
実験の後、浄水場の施設を見学しました。
担任の伊藤達也教諭は、「いつも飲んでいる水がたくさんの人の苦労で家庭まで届いていることを実際に目で見ることができてよかった」と話していました。 -
松島区の親子 ポニーと触れあう
箕輪町松島の親子でつくる松島区スマイルクラブは11日、近くの牧場でポニーと触れあいました。
11日は、箕輪町一の宮のパカパカ塾に12組の親子が集まり乗馬体験や餌やりを行いました。
スマイルクラブは、未就園児を持つ松島区の親子の集まりで、月に2回いちご狩りやクリスマスなど季節に合わせた行事を行っています。
最初はポニーを恐がっていた子ども達も、慣れてくると進んで人参をあげていました。
ある母親は「餌やりや乗馬など、実際に動物に触れるのが初めての子が多く、いい経験になった」と話していました。 -
全国農業新聞の購読料の未徴収問題 今月中に支払いへ
箕輪町は、5月発覚した全国農業新聞の購読料の未徴収問題について、該当する各家庭に対しお詫びと購読料の納入をお願いし、今月中に全額を長野県支局に支払うとの考えを、11日、示しました。
これは11日に開かれた、箕輪町議会一般質問で、議員の質問に町が答えたものです。
この問題は、平成21年10月から今年3月まで、107人分の購読料165万3千円を、町から出向していた農業委員会の事務局職員が徴収していなかったものです。
町では「事務の在り方や、役場の仕事そのものに対し信頼を欠くことになったことを深くお詫びしたい。今後は信頼回復に努めていく」としています。 -
区の取り組み方が住民への浸透のポイントに
箕輪町が今年5月に認証取得した世界保健機関WHOのセーフコミュニティ。
この取り組みが、住民に浸透するためには今後の各区の取り組み方がポイントとなりそうです。
11日は箕輪町議会一般質問が箕輪町役場で開かれ、セーフコミュニティ認証後の今後の取り組みについての質問が出されました。
平澤豊満町長は、これからがスタートだとしたうえで、区の協力を呼びかけました。
箕輪町では、この件について区長会を開き、各区の理解と協力を求めたということです。
セーフコミュニティのモデル地区、北小河内のセーフコミュニティ推進協議会事務局長、藤森清治さんは、各区が取り組むにあたり大切なこととして、次のように話しています。
「自分の住む区をいかによくするか、今以上によくするかということ。それを次世代にどういうかたちで送っていくかが大事。まずプロジェクトを小さい単位でつくってあとはトップダウンとボトムアップの中でワークショップを重ねていく。このことは結果的に自分のためになりそれがだんだん世のため人のためになっていく。そう考えればあまり重荷にならずにまとまっていくと思う。ただ地道な努力はまず必要。」
モデル地区となった北小河内は平成18年7月豪雨で大きな被害があり、防災意識が高かったことなど地区がまとまる要素があったといいます。
町セーフティーコミュニティ推進室の向山静雄室長は、北小河内をモデルに各区の実情にあった取り組みに期待しています。
町ではセーフコミュニティの実践的な広がりには、各区の取り組みが欠かせないとして、セーフコミュニティ推進室を中心に協力していくとしています。 -
長松寺で落慶式
箕輪町長岡の長松寺で新しいお堂の完成にあわせ、9日落慶式が行われました。
落慶式では、花などでお堂を清めたあと、仏に魂を入れる儀式やお供えを行いました。
読経の中、54人の参加者らが一人ひとり焼香をして、お堂の完成を祝いました。
今回完成したのは、以前からあった十王堂を新築したものに、身寄りがない人などの供養を宗派を問わず受け付ける永代供養の納骨位牌堂が併設されたお堂です。
中には大きな数珠があり、子供に興味を持ってお参りをしてもらおうと設置しました。
山・ス義芳住職は、「地域の人たちがゆっくりお参りをして落ち着ける場所にしていきたい」と話していました。 -
進級目指して太鼓の講習会
全国各地の太鼓団体が加盟する日本太鼓財団は、進級試験に向けた講習会を9日、箕輪町文化センターで開きました。
日本太鼓財団は、レベルに応じて1級から5級まで区分けしていて、上の級に上がる際は進級試験を行っています。
講習会には県内外から21団体、76人が参加し、参加者のレベルごと5級から3級に分かれて指導が行われました。
講習会は、太鼓の技術向上と普及を目的に日本太鼓財団長野支部が開いたもので、1級の資格を持つ人たちが指導しました。
10歳以上が対象となっていて、講習会には小学生や中学生の姿も見られました。
初級者向けの5級の会場では、真上に上げた手を肘から落として太鼓を打つようにと叩き方の指導が行われていました。
ある小学生は「厳しくて大変だけどおもしろい。上達できるように頑張りたい」と話していました。
参加者の中には外国人の姿も見られました。
みのわ太鼓に所属するアメリカ人、ローレンさんは技術向上のために初めて参加しました。
ローレンさんは「細かく太鼓を叩く技術が難しくてまだできない。講師のみなさんが丁寧に教えてくれるので必ず上達したい」と話していました。
日本太鼓財団長野支部の三澤興宣理事長は「子どもの参加も多い。技術向上とともに交流も深めてもらい、それぞれの地域で太鼓を普及させてもらいたい」と話していました。
講習会は10日にも行われ、10日午後には進級試験が行われる予定です。 -
早寝早起き朝ごはん 大事だよ縲・
早寝早起き朝ごはん全国協議会のキャラバン隊は、8日箕輪町の長岡保育園で啓発活動を行いました。
みそしるちゃん、あさごはんまん、よふかしおになど、著名な漫画家がデザインしたキャラクターの着ぐるみが会場に入ってくると園児たちは、喜んだり怖がったりしていました。
この啓発活動は、PTAや企業、ボランティア団体などで組織する全国組織、早寝早起き朝ごはん全国協議会が行ったもので、上伊那地域では、去年から数えて3か所目になります。
協議会の事務局長をつとめている国立信州青少年自然の家の山本裕一所長は、「寝ている間に栄養が体の中をまわっているのできちんと寝て、朝ごはんをしっかり食べて大きくなりましょう」と園児たちに呼び掛けていました。
また、早寝早起きの大切さを伝える内容の紙芝居もあり、園児たちは、集中して見ていました。
会場には、保護者も集まり、きちんとした生活リズムの大切さをあらためて感じている様子でした。
キャラバン隊では、「早寝早起き朝ごはんの大切さを子どもたちはもちろんだが、保護者にも理解してもらえるよう活動していきたい」と話しています。 -
箕輪町福祉施設対抗風船バレー大会
箕輪町内の福祉施設対抗風船バレー大会が7日、箕輪町の長田ドームで開かれました。
風船バレー大会には町内にある8つの福祉施設が出場しました。
大会はゲームを通じて他の利用者との交流を深め、生きがいづくりにつなげてもらおうと、福祉施設の職員らで作る箕輪町福祉施設事業所連絡会が開いたものです。
1チームは利用者10人と職員2人の合計12人で、テニスネットをはさんで椅子に座ります。
30センチほどの風船を床につけないようにトスをして相手チームに返します。
1ゲームは5分間で5点先取したチームが勝利です。
出場した利用者らは今日に向けて1か月ほど練習をしてきたということです。
ベンチではおそろいの鉢巻やハッピなどを着て、自分のチームを応援していました。
箕輪町福祉施設事業所連絡会代表の関眞知子さんは、「大勢の参加があり、とても盛り上がった。利用者の方もイキイキとした表情で楽しんでいてよかった」と話していました。 -
箕輪中部小学校運動会
箕輪町の箕輪中部小学校で、2日に運動会が開かれました。
箕輪中部小学校では例年9月に運動会を開いていましたが、去年、体育館の工事があったため6月に運動会を開きました。
季節も良く、保護者も参加しやすい時期であることから教師や保護者に好評で、今年も6月に開くことになりました。
岡田誠校長は、「泥まみれ汗まみれになって練習してきた成果を十分に発揮してください」と話しました。
短距離走では、5・6年生は100メートル、3・4年生は80メートル、1・2年生は50メートルを走りました。
応援団は笛などを使い、走る児童を応援していました。 -
東箕輪地区保育園建設対策特別委員会設置
箕輪町議会は、おごち保育園と長岡保育園を統合する新たな保育園の建設場所などについて調査、研究などをする東箕輪地区保育園建設対策特別委員会を5日設置しました。
5日開会した箕輪町議会6月定例会に議員提出議案として提出され可決されました。
特別委員会は全議員の15人で構成され、新たに建設される東箕輪地区の保育園建設に関する研究や調査などを行います。
今議会の会期中に、委員会を開き委員長等を決め協議していくとしています。
5日開会した6月定例会には一般会計補正予算案など10議案が提出されました。
一般会計補正予算案は4300万円を追加するものです。
箕輪町議会6月定例会は18日までの14日間で11日と12日に一般質問が行われます。 -
箕輪町 3歳児保育料を7月から引き下げへ
箕輪町は、3歳児の保育料を7月から引き下げる方針です。
近隣市町村と比べて比較的高めだった料金が見直されることになりました。
1日は、町側が諮問した3歳児の保育料引き下げについて検討してきた審議会の松下勲会長が平澤豊満町長に原案通り答申しました。
箕輪町の保育料は、所得税の納税額などにより9つの階層に分かれています。
現行の3歳児保育料は、該当世帯が最も多い第7階層が月額2万8千円、第6階層が2万5千円、第8階層が2万9千円となっています。
今回の改定によりそれぞれ2万5千円、2万3千円、2万7千円となります。
全体では、平均で2パーセントの引き下げで、減額となる203人分の318万6千円は町が負担します。
松下会長は、「少子化が進む中でなんとか歯止めをしなければならない。そのためには、子育て環境を整備していくことが大切」
と述べ、町が諮問した減額案を評価していました。
原案通りの答申書を受け取った平澤町長は、「今回の改定で周辺市町村との格差はなくなる。さらに子育てしやすい箕輪町を目指していきたい」と話していました。
3歳児の保育料引き下げは、7月から実施されます。 -
消防広域化へ 7月3日に協議会初会合
上伊那地域の消防広域化を具体的に検討する協議会が7月に発足し、7月3日に伊那市役所で初会合が開かれます。
31日は、伊那市役所で、伊那消防組合議会全員協議会が開かれ、協議会の組織体制や委員構成、協議事項等の案が報告され、了承されました。
協議会は、設立準備会議を経て伊那市役所で7月3日に初会合が開かれる予定で、平成27年度中に広域消防の新団体発足を目指しています。
説明によりますと、協議会は任意の協議会で名称は「上伊那消防広域化協議会」です。
協議会では、構成する伊那消防組合と、伊南行政組合の市町村長や議員、オブザーバーとして県消防課長と上伊那地方事務所長を加えた18人で協議を進める計画です。
協議会では「広域化の方式について」や「消防本部の位置について」、「消防救急無線のデジタル化」など51項目について検討を行っていきます。
この他に、伊那消防署の移転新築について、平成25年度に用地取得し、平成26年度中に竣工する計画が報告され、了承されました。 -
追分公園ジャーマンアイリス見頃
箕輪町松島の追分公園のジャーマンアイリスが見頃を迎えています。
追分公園には、黄色やオレンジなど色とりどりのジャーマンアイリスが植えられ、見頃を迎えています。
公園横の、レストラン追分を営む丸山栄夫妻が、10年かけて株を増やしてきたということです。
31日は、レストランに訪れた客たちが、花を楽しんでいました。
ジャーマンアイリスは、6月中旬頃まで楽しめるということです。 -
関東農政局伊那西部支所 事務所開き
老朽化に伴い、今年度から24億円をかけ施設改修が進められる伊那西部地区農業用水。
12月の工事着工を前に、国の出先機関となる農林水産業関東農政局伊那西部支所の事務所開きが、29日に伊那市内で行われました。
この日は、関係市町村や土地改良区連合の関係者などおよそ40人出席し事務所開きをしました。
事務所では、職員3人が常駐し工事の積算や発注、監督業務を行います。
伊那西部地区農業用水は、安定的な農地確保を目的に、昭和47年から昭和62年にかけてつくられました。
水は、南箕輪村から湧水などを取水し伊那市西箕輪までポンプで汲みあげ辰野町から伊那市の西天より上段にある、およそ2500ヘクタールの農地に水を供給しています。
しかし、完成から25年以上が過ぎ、機器の耐用年数が過ぎている事や配管からの漏水など、水の安定供給に支障をきたしてきた事から改修工事の実施が決まりました。
この日、いなっせで開かれた開所式で、関東農政局の狩俣茂雄次長は、「施設改修の事務所としてだけではなく、中央と地方を結ぶ農政の拠点となるよう活用してほしい」と話していました。
伊那西部土地改良区連合の福澤良一理事長は「大きな財産を次の世代へ繋げられるよう、円滑に事業を推進してほしい」と話していました
改修工事は10年の計画で進められ、総事業費は24億円で、このうち3分の2は国が負担、残りを県や地元自体、関係する土地改良区で負担することになっています。 -
伊那広域シルバー人材 4年連続減収
公益社団法人・伊那広域シルバー人材センターの昨年度の契約金額は、前の年度より1400万円減のおよそ3億9800万円で、4年連続の減収となりました。
30日は、伊那市の伊那文化会館で総会が開かれました。
伊那広域シルバー人材センターは伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の会員で構成されていて、平成23年度末現在で675人が活動しています。
ピーク時の平成19年度には、およそ5億円を超える契約がありましたが、平成20年のリーマンショック以来、4年連続の減収となっています。
今回の総会では、任期満了に伴う理事の改選が行われ、互選で伊那市の伊藤裕偉さんが新理事長に選ばれました。伊藤さんは、「会員の減少、契約の減少を食い止める事がこれからの課題。先進地の例を参考に独自事業を考えていきたい」と話していました。 -
箕輪西小学校 ヒノキの苗を植樹
箕輪町の箕輪西小学校の児童は、30日、地域住民と一緒に、学校近くの区有林にヒノキの苗を植樹しました。
植樹は、子ども達が森に親しみ環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。
この日は、4年生19人と地元の住民などが参加し、上古田の区有林にヒノキの苗50本を植樹しました。
子ども達は、穴の中に苗を入れると、支柱に結びつけて土をかけ、最後に水をやっていました。
上古田区では、区有林の一部を、みどりの少年団の森として20年ほど前から子ども達に提供しています。
唐澤宏光区長は、「山に感謝し手入れをする人が減ってきている。木は自然に大きくなるわけではない事を学んで欲しい」と子ども達に話していました。
箕輪西小では、秋に間伐や枝打ちを体験する事になっています。 -
箕輪町上古田でアヤメが見ごろ
箕輪町上古田にある休耕田で、アヤメが見ごろを迎えています。
18アールの休耕田には、およそ2万株のアヤメが植えられています。
今年は5月に入ってから暖かい日が続いたため、例年より1週間ほど早く咲き始めたということです。 -
プロの漫画家と愛好家が交流
諏訪地方出身の漫画家、山田孝太郎さんと漫画愛好家の交流会が、27日箕輪町のカフェ・プラットで開かれました。
山田さんは諏訪清陵高校卒業後、東京造形大学に入学。
在学中の平成12年に漫画家としてデビューしました。
現在は月刊コミックアライブで「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」を連載中です。
交流会は山田さんの父親の友人でカフェ・プラットの経営者が企画したものです。
28日は山田さんのファンなど高校生およそ、15人が訪れ店内に飾られた作品を楽しんだり漫画に関する質問などをして交流していました。
訪れた人たちは、プロの漫画家山田さんの話を聞いたり作品に触れその世界観を味わっていました -
Eグループ保育園児とヘブンリーブルーの種まき
箕輪町上古田の住民有志でつくる「これからの農業林業を考えるEグループ」は25日、近くの保育園児と一緒にヘブンリーブルーの種を蒔きました。
Eグループは、遊休農地の解消や地域活性化などに取り組んでいて、8年前から青いアサガオ・ヘブンリーブルーを栽培しています。
25日は、上古田保育園の園児およそ60人と一緒に遊休農地に種を蒔きました。
Eグループの唐澤光範グループ長は「地域の人と関わりを持ちながら、命を大切にする心を養ってもらいたい」と話していました。
ヘブンリーブルーは、8月下旬から咲き始め、10月いっぱいまで見ごろということです。 -
第26回全日本小学生女子ソフトボール長野県大会
第26回全日本小学生女子ソフトボール長野県大会が26日と27日の二日間にわたって、箕輪町三日町の番場原運動場で開かれています。
大会には、県内の女子小学生のソフトボールチーム16チームが参加しました。
伊那市からはアルプスい縲怩ネちゃんクラブが参加し、キャプテンの梶原海愛さんが選手宣誓をしました。
大会副委員長で競技委員長の唐沢稔さんは「ソフトボールを通じて努力や信頼、感謝の気持ちを学んでいってください」と話しました。
試合はトーナメント形式で、明日準決勝と決勝が行われます。
優勝チームは8月3日に行われる全国大会に長野県代表として出場します。
アルプスい縲怩ネちゃんクラブは、一回戦で松代のチームと対戦し、12対13で惜しくも敗れました。