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愛来里で夏祭り
箕輪町大出の農産物直売所ふれあい市場愛来里で、盆花の格安販売など「愛来里の夏祭り」が開かれている。
愛来里では毎年この時期に盆花を格安で販売している。
今年はそれに合わせ、さらに親しめる店づくりをしようと、「愛来里の夏祭り」と題してさまざまなサービスを実施している。
このうち1袋100円でビニール袋野菜詰め放題のコーナーでは訪れた人たちが袋いっぱいに、ナスビやジャガイモを入れていた。
ほかには特製のシソジュースやスイカが無料で振る舞われていた。
今年7月から公募により店長となった戸田真理子さんは、多くの人に足を運んでもらえる直売所を目指し、試行錯誤の毎日を送っているという。
新しいアイデアで集客を図ろうと行われている企画「愛来里の夏祭り」は16日まで。 -
上古田保育園の園児がカレー作り
箕輪町の上古田保育園の園児たちが11日、カレー作りに挑戦した。
年長園児10人が、カレーの具となるジャガイモの皮むきなどをした。
ジャガイモは園の畑で育て、今月初めに自分たちで収穫した。
中には、初めて包丁を使う園児もいて、子どもたちはしっかりと包丁を握り、ぎこちない手つきで野菜を切っていた。
切った野菜は給食室でほかの具材と一緒に煮込み、出来たカレーは、年長園児がとりわけて全員で食べた。
子どもたちは自分たちの切った野菜の入ったカレーを味わっていた。 -
箕輪町サッカー協会社団法人に
箕輪町サッカー協会は、法人格を取得し、一般社団法人として新たなスタートを切る。
10日は、協会の小松良輝会長ら3人が、箕輪町文化センターで、記者会見を開いた。
協会によると、一般社団法人設立に向けた、申請書類を今日、法務局に提出、2・3日中に承認される見通しだという。
協会では、これまでサッカーイベントやフットサル大会、冬場に中学生を対象としたサッカー教室の開催等を行ってきた。
今回、一般社団法人となる事により、会計の明朗化を図り、これまで企業や一般からの寄付の他、各種補助金を活用し発展的な運営をしていきたいとしている。
今後の目標について、小松会長は、「競技普及に向け、天然芝の専用グランドを町内に整備したいと」と話している。 -
グレイスフル箕輪で夏祭り
箕輪町の老人福祉施設グレイスフル箕輪で8日、夏祭りが開かれた。
夏まつりは、利用者やその家族に祭りの雰囲気を楽しんでもらい、また、地域に開かれた施設にしようと、毎年開かれている。
祭りの雰囲気を味わってもらおうと、焼き鳥やラーメン、ヨーヨーすくい等の店が出され、訪れた人たちを楽しませていた。
また、演芸発表では、手品や踊りの愛好家の発表が行われた。
このうち、初めて祭りに参加した、信州豊南短期大学津軽三味線部のメンバーは、祭りにちなんだ曲や、津軽じょんがら節など4曲を披露した。
会場からは、手拍子とともに、掛け声も飛んでいた。 -
ながたの湯リニューアルオープン
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯が8日、リニューアルオープンした。
この日は記念式典が行われ、テープカットでリニューアルオープンを祝った。
ながたの湯は今年開業10周年を迎え、これまで以上に利用者が過ごしやすい温泉施設にしていこうと改修工事が行われた。
利用者のおよそ7割が女性客ということで「女性にやさしい施設」をコンセプトに改修したという。
全面改築の露天スペースにはこれまでの浴槽に加えて浅い浴槽を新設した他、ウッドデッキも新設され、景色が楽しめるようになっている。
また女湯の洗い場が5つ増設された他、女子更衣室のロッカーが40人分追加されるなど、ゆったりできるスペースが作られた。
日帰り温泉ながたの湯は、大人500円、小学生以下300円で午前9時45分から午後9時30分まで営業。 -
カメリポ
手筒花火カメリポ
L 箕輪町
○R 夏の夜空を彩る花火。
今年も箕輪手筒会による手筒花火が25日、天竜公園で行われました。
みのわ手筒会はまちづくりの活性化につなげとうと平成14年に発足しました。
会員40人のうち4人が女性です。
このうち今年で会に入り6年目の向山恵さん。
向山さんは、手筒会のメンバーがハッピを着ている姿に憧れて会に入りました。
VTR思い
花火大会当日、悪天候の中準備が進められていました。
唐澤会長VTR
心配された雨もあがり花火大会が始まりました。
天竜公園では仕掛け花火など9つのプログラムが行われ、訪れた人たちは花火を楽しんでいました。
最後は、手筒花火で締めくくりです。
向山さんも男性に交じって花火を上げます。
また向谷さんは手筒花火を通して多くの人達に笑顔や感動を与えていきたいと話していました。 -
箕輪町議会臨時会
補正予算可決箕輪町議会臨時会が3日開かれ、町が提出した約11億5千万円の一般会計補正予算案が全会一致で可決された。
今回の一般会計補正予算案は、国の地域活性化・公共投資臨時交付金等の決定により提出された。
主な事業は▽ながたの湯西側に人工芝の屋内スポーツ施設を整備する事業に3億9千万円▽役場庁舎や中学校、町内5つの小学校に太陽光発電設備を導入する事業に4億1千万円▽中学校に柔道や剣道専用の武道場整備事業に1億円竏窒ネど。
会期延長によりこの日再開した本会議の委員長報告で、福祉文教常任委員会の寺平秀幸委員長は、屋内スポーツ施設整備事業について、交付金の使われ方のさらなる説明責任を果たすこと、幅広い種目に対応する施設にすることなどを町に求めた。 -
箕輪町プレミアム商品券発売
箕輪町商工会などによるプレミアム商品券が2日、町産業会館で発売された。
朝5時過ぎから商品券を買い求める人たちの列ができた。
販売開始は午前9時を予定していたが、長い行列ができる人気ぶりだったことから30分早め、8時30分から販売を始めた。
発売された商品券は20%のプレミアムがつき、1セット1万円で1万2千円分の買い物ができる。
町商工会では6年前から10%のプレミアム商品券を発売していたが、20%は今回が初めて。
購入の上限は1人3万円となっていて、総額8400万円の商品券は約4時間で完売となった。
商品券は2日現在、町商工会に加盟する135店舗で使うことができ、加盟店舗は随時募集している。
使用期限は11月30日まで。 -
高校生が農家体験実習
農業高校の生徒が農家での体験を通じて技術を学ぶ先進農家体験実習が行われている。
実習は、農作業を体験することで、農業の楽しさや苦労を学んでもらおうと上伊那農業改良普及センターが毎年行っている。
上伊那では今年、上農高校から14人、長崎県の諫早農業高校から1人の計15人が、それぞれ目標を持って農業実習に取り組む。
実習は27日から始まり、箕輪町の酪農家根橋英夫さん宅では、上伊那農業高校の大槻洋介くんと諫早農業高校の井川和雅くんが実習している。
二人は根橋さんに教わりながら、牛の餌やりを体験していた。
先進農家体験実習は8月2日まで行われ、高校生たちが各農家で寝泊まりしながら技術を学ぶ。 -
箕輪町消防団県出場激励会
箕輪町消防団第6分団は、ポンプ車操法の部で8月2日に開かれる県大会に出場する。
29日、箕輪町の長岡グラウンドで激励会が開かれ、箕輪町の代表として出場する長岡区と南北小河内区の第6分団のメンバーがポンプ車操法を披露した。
町消防団は、19日に伊那市役所で開かれた上伊那消防ポンプ操法大会のポンプ車操法の部で、出場チーム中唯一減点なしという好成績で優勝し、県大会出場を決めた。
平澤豊満町長は「日ごろの練習の成果が発揮できれば優勝も期待できる。頑張ってください」とメンバーを激励した。 -
みのわ振興公社経営方針説明会
7月から新組織になった箕輪町のみのわ振興公社で、今期の経営方針説明会が28日、ながた荘で開かれた。年1回開いている説明会で、委託も含む社員51人が出席した。
みのわ振興公社は、ながた荘、ながたの湯、ながた自然公園、かやの山荘を経営している。
7月から新組織になり、支配人に取締役の西村比呂志さんが就任している。
西村支配人は、「今後、新しいことに積極的に取り組む。ハードルを皆で乗り越え、がんばってやっていきたい」とあいさつした。
公社社長の平澤豊満箕輪町長は、「おもてなしの心を十二分に持ち、新体制の中で支配人を中心に一丸となって盛りたててほしい」とあいさつした。
西村支配人は、元気よくあいさつすること、お客様に笑顔で対応することなどを従業員に求めていた。 -
【カメラリポート】みのわ手筒会 向山恵さん
夏の夜空を彩る花火。
今年もみのわ手筒会による手筒花火が25日、箕輪町の天竜公園で行われた。
みのわ手筒会は、まちづくりの活性化につなげようと平成14年に発足した。
会員40人のうち4人が女性だ。
このうち今年で会に入り6年目の向山恵さんは、手筒会のメンバーが法被を着ている姿に憧れて会に入った。
「ただ法被に憧れてしまったので、花火はその次だった。力仕事などできないこともあるけれど、できることを自分で見つけてやったりして、花火を打ち揚げられるので、その充実感はある」 -
みのわ祭り納涼花火大会
25日に予定されていた、みのわ祭りの納涼花火大会が順延により26日夜に行われ、夜空に迫力ある大輪の花が咲き乱れた。
25日に実施されたみのわ祭りは、途中降り出した雨により町民踊り以降のスケジュールが中止となった。
花火大会は1日順延され、26日夜7時50分から打ち上げられた。
今年は、222の企業や個人から協賛があった。
7号玉やスターマインなど1000発の花火が番場原グラウンドから打ち上げられた。
また、午後8時30分からは天竜公園で、みのわ手筒会による、手筒花火や仕掛け花火などが行われた。
小雨の中、会場には多くの人達が訪れ花火を楽しんでいた。 -
平和を願い戦争を語り継ぐ会
戦争体験者の話を聞く「平和を願い戦争を語り継ぐ会」が23日、箕輪町の箕輪中学校で開かれた。
箕輪町遺族会が中学3年生を対象に開いたもので、辰野町宮木の長久寺住職、岩波昭賢さんが講演した。
岩波さんは現在82歳。16歳のとき海軍飛行予科練習生になった。
辰野町を出発する日、校長先生が言った「死ぬな」という声が今でも耳に残っていること、戦地で機銃掃射に遭い、あと10センチずれていたら死んでいたかもしれないことなどを話した。
終戦を知ったときは、「生きて帰れると思ってうれしかった」という。
岩波さんは、「人間は鉄砲を持つと使いたくなる。非常にもろいもの。鉄砲なんか持ってはいけない。戦争放棄を死に物狂いで守らないといけない」と語りかけていた。 -
上伊那ポンプ操法大会
上伊那の消防団一を決めるポンプ操法とラッパ吹奏大会が19日、伊那市役所駐車場で開かれ、ポンプ車操法の部で箕輪町が、小型ポンプ操法で南箕輪村が優勝した。
大会には上伊那8市町村の代表チームが出場し、日ごろからの練習の成果を発揮した。
箕輪町代表としてポンプ車操法の部に出場した第6分団の選手は、規定タイムより早くホースを延長するなど機敏な行動を見せ、出場チームの中で唯一プラス加点の結果で優勝した。
また、南箕輪村代表で小型ポンプ操法の部に出場した第4分団は、全員が正確な動作をし、見事優勝した。
ラッパ吹奏大会は辰野町が優勝し、それぞれの部門の優勝消防団は8月2日に須坂市で開かれる県大会に出場する。 -
TMO事務所開所式
箕輪町の中心市街地活性化に取り組む「みのわTMOネットワーク2004」は20日、空き店舗対策として年間を通して利用する事務所の開所式をした。
事務所は松島の国道153号沿い、町役場入口の交差点近くで、会員らが集まり開所を祝った。
TMOは今年度、年間を通して空き店舗対策に取り組む。
空き店舗を借りた事務所は、1階が情報スペース、2階が貸出用のイベントスペースで、町民に憩いの場として利用してもらう。
TMO代表幹事長の原敏章さんは、「地域の方といろいろな企画を通してふれあい、温かい付き合いを呼び戻したい」とあいさつした。
事務所の利用については、8月中旬ころまでに詳細が決まるという。
またこの日は、TMOが取り組んでいるイルミネーションの点灯式も行われた。
イルミネーションは、昨年中心市街地に飾った龍。地域を明るく照らそうと、これから毎日点灯するという。 -
赤そば畑に電気柵設置
箕輪町上古田の地域活性化グループは18日、イノシシによる被害から赤ソバを守ろうと、畑の周囲に電気柵を設置した。
グループのメンバーやJA上伊那の職員、上古田区民ら約50人が参加して作業した。
グループでは上古田区の地域活性化のため、遊休農地に赤ソバの種を播き、赤そばの里づくりを目指している。
上古田区はイノシシ被害の多い地区でもあり、赤ソバが踏み荒らされるなど農作物への被害が出ている。
そのイノシシへの対策として、県からの補助金を利用して今回初めて赤ソバ畑約140アールの周囲に電気柵を設置することになった。
電力供給にはソーラーバッテリーを使い、グループのメンバーが管理する。
グループの唐澤光範会長は、「多くの人の協力で設置することができた。電気柵の効果が出ればうれしい」と話していた。
赤ソバは8月に収穫するという。 -
みのわ手筒会 打ち上げ練習
みのわ祭りで手筒花火を披露する箕輪手筒会は17日、箕輪中学校のグラウンドで打ち上げ練習をした。
この練習には、子ども達にも楽しんでもらおうと3年前から松島保育園の園児が招待されている。
箕輪手筒会は地域の活性化を目的に平成14年に発足、毎年みのわ祭りで手筒花火を披露するほか、全国各地でも活動をしている。
本番より規模は小さいものの、手筒花火を間近で見た園児たちはその迫力に大きな歓声を上げていた。
手筒会の唐澤修一会長は、「練習の成果を子ども達に見てもらえた。本番ではさらに感動してもらえるような煙火を揚げたい」と話していた。
25日のみのわ祭りでは、午後8時30分からみのわ天竜公園で手筒花火や仕掛け花火が披露される。 -
箕輪南小で皆既日食観察へ準備
太陽が月の影に隠れる皆既日食が22日に起きる。日本の陸地では46年ぶりに観察が可能となる。
箕輪町の箕輪南小学校では、日食現象を観察しようと準備が進んでいる。
1年生の教室では17日、担任の元島智子教諭が、子どもたちに太陽が欠けて見える日食現象について説明した。
また学校の一室では、町の職員がコンピューターやプロジェクターの準備をした。
南小では、22日に全校児童で日食の観察を行うほか、インターネット回線を使い、東京・日比谷公園の観察会とライブカメラで結び、500人の子どもたちと交流する。
またインターネットを活用し、中国の上海や鹿児島県の奄美大島など国内外5カ所での日食も観察する。
町の職員は、「貴重な自然体験を肌で感じてほしい。あとは、当日晴れることを祈るだけ」と話していた。 -
中体連など壮行会
箕輪町の箕輪中学校で17日、中学校体育連盟の長野県大会などに出場する選手の壮行会が行われた。
箕輪中学校からは、県大会に5つの運動部、全国大会にフェンシング部、南信大会に吹奏楽部と合唱部が出場する。
生徒代表の市川沙綾さんは、「出場は誇らしいことです。皆さんの健闘を祈っています」と激励の言葉を送った。
選手を代表して女子バスケットボール部部長の田辺夢佳さんは、「悔いが残らないように精いっぱいがんばってきます」とあいさつした。
大会は18日から始まる。 -
みのわTMOネットワーク
空き店舗対策に取り組みへ箕輪町の中心市街地活性化に取り組む「みのわTMOネットワーク2004」は、15日開いた会議で、今年度は年間を通して空き店舗対策などに取り組むことを確認した。
この日の会議では、今年度の事業説明が行われた。
TMOはこれまで、イルミネーション事業を中心に活動してきた。
空き店舗対策は、イルミネーションの期間中に行っていたが、今年度は年間を通して取り組む計画。
中心市街地の空き店舗に事務所を設けて、イベントや情報発信の場として町民に利用してもらうという。
この事務所は、7月20日に開所を予定している。
またイルミネーションは、過去3年間の集大成として凝縮した形で行うという。
期間は11月14日から来年1月9日までの予定。
TMO代表幹事長の原敏章さんは、「活力ある、人が集まる街づくりのために協力して活動していきたい」と話している。 -
新聞紙で買い物袋作り
箕輪町消費者の会は15日、リサイクルに役立ててほしいと、新聞紙で買い物袋を作る講習会を町地域交流センターで開いた。
リサイクル運動に取り組んでいる同会では、ごみを少しでも減らすために今回の講習会を計画した。
箕輪町を中心に約30人が参加して、買い物袋作りに挑戦した。
袋は新聞紙5枚を使い、袋の形に折って糊づけしたあと、同じく新聞紙で作った持ち手をつけて出来上がった。
参加者は、カラー刷りした新聞紙を使って袋作りを楽しんでいた。
参加したある女性は、「身近なもので手軽に作ることができるので、とてもいいと思います」と話していた。 -
みのわ祭りポスター表彰式
箕輪町で今月25日に行われるみのわ祭りのポスターコンクール表彰式が14日、町役場で行われ、祭り実行委員会の唐澤修一会長が入賞者に表彰状と副賞を贈った。
ポスターの図案に採用されたのは箕輪北小学校6年の勝野紗瑛さん。「バックの花火をいろいろな形にしたり、カラフルにして工夫した。皆に見てもらえるのがうれしい」と話した。
うちわの図案に選ばれたのは箕輪北小学校5年の下平杏奈さん。「もみじちゃんを工夫して男の子にした。皆がうちわを持って踊ってもらえるのがうれしい。自分も持ってあおぎたい」と話した。
唐澤会長は、「2人の絵が祭りに活気をつけてくれている。盛り上げて頂いて感謝しています」とあいさつした。
今年のコンクールには、小学生を中心に昨年より18点多い66点の応募があった。ポスターは千部、うちわは4500本作られている。 -
箕輪町南宮神社例大祭で鹿頭行列
鹿の頭の形をした飾りをかぶり雨乞いをする伝統行事鹿頭行列が12日、箕輪町南宮神社の例大祭で行われた。
400年以上昔、日照りに苦しんでいた旧箕輪郷の人々が雨乞いが叶ったお礼に鹿の頭を奉納したことが始まりといわれている。
鹿頭行列は、昔箕輪郷だった地区を天竜川の東と西に分け、その中で地区名にめでたい文字を含む地区によって1年交代で行っている。
今年は西側にある伊那市西箕輪の大泉新田、大萱、箕輪町の富田、南箕輪村の大泉の4地区が行った。
年長から小学2年生までの稚児が踊りを奉納した。
鹿の頭は3キロほどあるということで、子どもたちは親に支えられながら太鼓に合わせて歩いていた。
来年は、天竜川の東側の箕輪町の福与と伊那市の福島が行う。 -
高齢者訪問アドバイザー委嘱式
高齢者の交通安全に対する意識向上を図ろうと伊那警察署で13日、高齢者訪問アドバイザーの委嘱式が行われた。
各地区の交通安全協会のメンバー37人が集まり、依田公雄署長から委嘱状を受け取った。任期は2年。
今回伊那署が新たに設けた高齢者訪問アドバイザーは、直接高齢者宅を訪問して交通安全の知識を伝える。
伊那署ではこれまでも、高齢者クラブで交通安全教室を開いてきたが、クラブに所属しないお年寄りも増えていることから今回の制度を設けた。
アドバイザーの一人、中村喜男さんは、「それぞれの地域で高齢者の事故がなくなるよう努めたい」と話した。
今年に入ってから7月12日までに、伊那署管内では235件の交通事故が発生していて、内95件が高齢者による事故となっている。 -
ミノワオールスター
全日本一般男子ソフトボール大会に出場箕輪町のソフトボールチーム「ミノワオールスター」が、8月に山梨県で開かれる全日本一般男子ソフトボール大会に出場する。
チームの代表3人が13日、箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に出場あいさつをした。
ミノワオールスターは、長野県大会で優勝し、全日本大会の出場権を獲得した。
同大会への出場は3年連続4回目。
メンバーは30代から40代を中心にした31人で、全日本大会のために、箕輪町早起きソフトボールリーグの所属チームの中から集まっているという。
全日本では過去3回ベスト8になっていて、今年の大会では「ベスト4に入りたい」と話していた。
全日本一般男子ソフトボール大会は8月8日から10日まで山梨県で開催。ミノワオールスターは8日、高知県代表と京都府代表の勝者と対戦する。 -
子どもたちが乗馬に挑戦
箕輪町松島地区の子供たちが11日、乗馬に挑戦した。
この日は松島地区の子供およそ30人が乗馬などを体験できる町内の「パカパカ塾」を訪れ、協力し合いながらポニーに乗った。
この催しは、子どもに野外でさまざまな体験をしてもらおうと箕輪町公民館松島分館が企画したもの。
初めて馬に触る子どももいたが、パカパカ塾に通う子どもから馬との接し方などを教わり、乗馬を楽しんだ。
催しでは他に子どもたちが一晩、パカパカ塾にテントを張って泊まり、野外での夕食作りなどを体験した。 -
みのわ祭り 踊り一体化で講習会開催要望2倍に
みのわ祭りまであと2週間。今年は、ワクワクソングと天竜音頭が一体化されることを受け、去年の2倍、のべ50回の踊り講習会が各地区で開かれている。
9日夜は、富田公民館で講習会が開かれ、区民30人が集まり、インストラクター3人から指導を受けた。
これまでみのわ祭りでは、若い人がワクワクソング、中高年が天竜音頭と、踊りにより参加者の年齢層が分かれていた。
実行委員会では、世代を超え、祭りを楽しんでもらおうと、踊りの時間を区切っていたこれまでのスタイルから、全参加者が2つの踊りを交互に踊るスタイルに変更する。
踊りを一体化する方針が決まってから、実行委員会には、参加団体から講習希望の問い合わせが寄せられ、10日現在、講習会は昨年の2倍、のべ50回開かれる計画だ。
富田区の踊り連は、昨年まで、天竜音頭だけ参加していた為、急遽、ワクワクソングの講習会を開いた。
殆どの人が、わくわくソングを踊るのが初めてで、一連の動きや全体の振り付けや、踊りのコツを教わっていた。
実行委員会では、13日に午後7時半から町民体育館で踊り講習会を開催する他、祭り前日の24日まで、箕輪町専用チャンネルで、講習ビデオを放送する計画。 -
相田みつを美術館長相田一人さん講演会
書家で詩人だった相田みつをさんの長男、相田一人さんの講演会が9日、箕輪町の箕輪中学校で開かれた。
社会を明るくする運動青少年健全育成推進大会として開いたもので、全校生徒と保護者、地域住民らおよそ千人が講演を聞いた。
相田一人さんは、相田みつを美術館の館長を務めている。
講演では、父・相田みつをさんが作った詩「いのちの根」を紹介し、父親の人生観について話した。
相田さんは、「うまくいかないことのほうが多いのが人生。詩の中には何度も耐えるという言葉が出てくる。耐えることで命の根が深くなるというのが父の人生観」と話した。
さらに、「最近はキレるという言葉の時代になったと思う。これでは命の根は深くならない」とも話していた。 -
南宮神社例大祭に向け鹿頭踊り練習
箕輪町木下の南宮神社例大祭に奉納する鹿頭踊りの練習が8日夜、今年の当番地区になる南箕輪村大泉で行われた。大泉の西部地区館に役員ら15人が集まり、太鼓や踊りを練習た。
鹿頭踊りは、450年続く雨乞いの踊りで、箕輪町の無形文化財に指定されている。
天竜川の東西地区が1年ごとに交代で担当し、布などで作った鹿頭をかぶった子どもたちが、役員と一緒に太鼓の音に合わせて境内を3度回る。
練習では太鼓の打ち方や、行列を作って部屋の中を回り歩く速さなどを確認していた。
役員らは、「いい世の中になるように一生懸命奉納したい」と話していた。
今年の鹿頭踊りには25人の稚児が参加を予定している。
南宮神社例大祭は12日に行われる。