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地価公示竏宙ノ那市ではいなっせ付近が6・1%マイナス
国土交通省は23日、平成21年1月1日現在の地価公示価格を発表した。
県内の地価の状況は、商業地は17年連続、住宅地は12年連続下落。下落幅も拡大している。
調査は全国の約2万8227カ所で実施。県内では45市町村341地点で行われた。
エリア内の各市町村で下落幅の最も大きい地点は、次の通り。
伊那市は、荒井の「いなっせ」付近の商業地が1平方メートル当り、8万1800円から7万6800円と6・1パーセントマイナス。
箕輪町は、松島の中心市街地商店街の商業地が、1平方メートル当り、4万8500円から4万6千円と5・2パーセントマイナス。
南箕輪村は、沢尻の住宅地が、1平方メートル当り、2万2900円から2万2400円と2・2パーセントマイナスとなっている。
県全体では、商業地が17年連続下落し、前の年と比べ4・2パーセントマイナス、住宅地が、12年連続下落し、前の年と比べ、マイナス3・1パーセントとなっている。 -
定額給付金申請の受け付け始まる
南箕輪村で18日から、定額給付金の申請受け付けが始まった。村役場には多くの人が申請に訪れ、職員が対応にあたっていた。
定額給付金の指定口座への振り込みは毎月8日、18日、28日の3回で、南箕輪村では初回の振り込みが4月8日になるという。
伊那市では、19日に申請書を各家庭に発送することにしていて、受け付けは来週から、振り込みは4月中頃を予定している。
箕輪町では17日から受け付けが始まっていて、初回の振り込みは28日が土曜のため27日を予定している。
定額給付金の申請の受け付けは、それぞれの自治体の申請受付開始日から6カ月間となっていて、各市町村では早めの申請を呼びかけている。 -
箕輪町交通少年団 入退団式
箕輪町交通少年団の入退団式が14日、松島コミュニティセンターで行われ、卒団する54人を送った。
式には、全団員173人が参加した。
あいさつで中村善男団長は、「交通少年団で学んだルールやマナーを守って、これからも事故のないよう過ごしてください」と話した。
このあと、各小学校の卒団生の代表が感想文を発表した。
箕輪中部小の藤森登生君は、「僕たちのこれまでの活動で、少しでも事故が減ってくれていたらうれしい。これからも交通安全に協力していきたい」と話した。
箕輪町交通少年団は、町内の小学5、6年生が事故防止を呼びかける手紙の配布や新成人への飲酒運転防止の呼びかけなどを行っている。
新年度は81人が入団し、4月11日から活動が始まる。 -
ながたの湯改修へ
オープンから10周年を迎えた箕輪町のながたの湯は来年度、リニューアルする。
16日開いた箕輪町議会全員協議会で、設計業者による改修案の報告があった。
平成10年12月にオープンしたながたの湯は、より利用者に喜んでもらえる明るい施設にしようと改修工事をする。
改修案では、露天風呂の拡大や内装の張り替え、利用客の多い女湯の脱衣所と洗い場の拡大などが挙がっている。
町では、工事期間を今年の5月中旬から7月20日までを見込んでいて、6月中旬から7月中旬の間の数日間、工事に伴い休業する予定。 -
日本風景街道交流会
国の日本風景街道に登録している伊那市など近隣の4つの風景街道協議会のメンバーが15日、一堂に集まり、初めての交流会を伊那市のいなっせで開いた。
伊那市、箕輪町、大鹿村、木曽郡の風景街道協議会のメンバー約60人が参加した。
日本風景街道は、地域の自然や歴史、文化など地域資源を活用した景観づくりを進め、地域の活性化につなげてもらおうと国が進めている。
今回は、伊那市の信州伊那アルプス街道協議会の呼び掛けで、街道のつながっている近隣市町村4団体が初めて集まった。
交流会ではワークショップが開かれ、参加者が5グループに分かれて互いの活動内容や課題について意見交換した。
ワークショップが終わると、それぞれ話し合いの結果を発表した。
PRの方法について話し合ったグループは▽活動を地域に広く知ってもらうために、地域住民を対象にしたバスツアーを企画する▽マスコミへの積極的な広報活動の必要性がある竏窒ニ発表した。
景観づくりについて話し合ったグループは、「花の色など地域でテーマカラーを決め、その色に合った景観づくりをしていってはどうか」と発表した。
交流会についてある参加者は、「とても刺激になった。これからも交流会を続けて、お互いの活動をよりよいものにしていきたい」と話していた。 -
箕輪町の卒業生に花束届く
卒業を間近に控えた箕輪町の卒業生に16日、町と友好交流推進協定を結ぶ静岡県浜松市の庄内地区から花束が贈られた。
庄内地区から交流協会の役員が訪れ、今年度の小中学校の卒業生約680人分の花束を卒業生代表に渡した。
交流協会の藤田芳信さんは、「皆さんが大きくなったとき、大きな花を咲かせる人になってほしいとの願いを込めた。ぜひ卒業の記念にしてほしい」と話した。
花束を受け取った箕輪東小学校の大貫翔太君は、「中学では難しいこともたくさんあると思うが頑張りたい」と話した。
また、箕輪中学校の寺平怜央君は、交流事業の一環で庄内地区を訪れたことを振り返り、「これからも二つの町が交流を深めていくためには、ぼくたちのような若い世代が積極的に交流していくことが大切だと思う」と話した。
この花束は、それぞれの卒業式で卒業生一人ひとりに贈られるという。
卒業式は中学校が17日、小学校が18日に行われる。 -
箕輪西小ボラ委員会がごみ箱寄贈
箕輪町の箕輪西小学校ボランティア委員会は12日、分別ができるごみ箱を箕輪町に贈った。委員会の役員3人が町役場にごみ箱を届けた。
委員会は3年前から、エコ活動でインクジェットプリンタ用の使用済みインクカートリッジを集めていて、役場にも回収箱を置いている。
インクカートリッジはベルマークの点数に交換され、これまでに運動会用のテントを購入できたという。
今回、回収に協力してくれている町の人たちにお礼をしようと、ごみ箱を贈ることにした。
委員長の釜屋良美さんは、「町のエコ活動に役立ててください」とあいさつした。
平澤町長は、「町がきれいになるように使いたい」と話していた。
贈られたごみ箱は、役場庁舎内で使うという。 -
箕輪町写真コンテスト審査会
推薦は小林謙久さん(伊那市)の「家族で楽しむ!」箕輪町の観光スポットや地域の行事などを題材にした写真コンテストの審査会が12日、箕輪町文化センターであった。
このコンテストは、写真を撮ることで箕輪町の自然や文化を知ってもらい、観光振興に役立てようと箕輪町観光協会が毎年行っている。
審査は町の関係者が行い、配色や構図などを作品ごと確認していた。
今年は、箕輪町や県内を中心に東京、神奈川、愛知など県外を含め32人から122点の応募があった。
作品は、上古田の赤そば、松島のイルミネーション、中曽根の桜、もみじ湖などが多く寄せられたが、今年は、無量寺の豆まきや八乙女の水路橋など、より地域に親しみのある行事や文化を捉えたものが例年より増えたのが特徴。
審査の結果、最優秀賞となる推薦には、伊那市の小林謙久さんの作品「家族で楽しむ!」が選ばれた。早朝の上古田スケート場の様子を撮影したもので、朝の太陽の光を上手く利用し、人物を立体的に写し出した点などが評価された。
入賞作品は、町のパンフレットや広報誌に掲載し観光PRに活用されるほか、23日から4月3日まで箕輪町役場正面玄関に展示する。 -
カワウ一斉駆除
天竜川漁業協同組合は8日、カワウの一斉駆除を箕輪町の天竜川で実施した。
カワウの駆除は天竜川漁業協同組合が、ウグイを守るために5年前から実施している。
この日は箕輪町猟友会のメンバーおよそ40人の協力のもと、カワウ8羽を駆除。メンバーは2班に分かれ、50メートルから100メートル置きに立ち、カワウを狙い撃った。
箕輪町猟友会の小林弘人会長は「会員の高齢化や減少は進んでいるが、猟友会にしかできない仕事もある。少しでも世の中の役に立つよう協力していきたい」と話していた。
カワウの駆除は、2月16日縲・月31日まで実施する。 -
不況に困窮する人たちの生活を考える緊急集会
上伊那医療生活協同組合は8日、不況により生活に困っている人や医療、福祉などについて考える集いを、箕輪町の木下公民館で開いた。会場には組合員や職員など約150人が集まった。
集会の中で、不況の影響で生活に困っているブラジル人などを支援しようと発足した上伊那医療生協SOSネットワークが活動や今後の支援について報告をした。
SOSネットワークによると、派遣会社から解雇された後、数か月離職票をもらえないため、雇用保険を受けられないケースや、子供を学校にかよわす事が出来ないでいる親がいるなど、問題は深刻化しているという。
また、親が生まれた国に帰りたくても、子どもが日本語しか話せないケースもあり、日本での生活を続けるしかない家庭もあるという。
上伊那医療生協SOSネットワークの水野耕介さんは「年度末を迎える3月以降、事態はより厳しくなるだろう」とし、「日々の食事がとれず、本当に困っている人が増えている。民間レベルでの支援の輪を広げ、行政もこの局面に対し生活保護や就学支援など柔軟に対応してほしい」と訴えた。 -
箕輪町議会3月定例会一般質問
緊急地域雇用創出事業の一環として臨時職員の募集を行っている箕輪町の平澤豊満町長は9日、今後も、庁内業務のワークシェアリングを進め、積極的に人材を採用したいとする考えを示した。
これは9日の町議会3月定例会の一般質問で示されたもの。
箕輪町では緊急地域雇用創出事業の取り組みとして、2月末から3月始めまで、新年度から採用する臨時職員を募集してきた。結果、12職種、25人程度の募集に対し、43人の応募があり、平澤町長は「今後、面接などを行い、採用していく」と話した。
また「町民のみなさんに、町政に参加してもらえるのであれば、採用段階で落とすのではなく、積極的に拾い上げて行きたい」とし、今後も、庁内のワークシェアリングで雇用創出を進めたいとする考えを示した。 -
家づくり無料勉強会
家づくりに必要な情報などを知ってもらおうと勉強会が7日、箕輪町地域交流センターで開かれた。
これは、家づくりの情報を提供し相談に応じているNPO日本良質住宅協会が無料で開いた。
上伊那では初開催で、40人余が参加した。
講師を務めた生命保険会社の井上憲一さんは、契約について、仮契約でも法的に有効になるため軽い気持ちでサインしないこと、銀行で融資を受ける場合は金利の交渉をすることなどを勧めていた。
この勉強会は、8日は伊那市の伊那商工会館で午後1時から開く予定。 -
花桃せん定作業
箕輪町の上古田公民館周辺で7日、地域住民が育てている花桃のせん定作業が行われた。
作業をしたのは、箕輪町の県道与地辰野線を花街道にしようと活動している「西部花街道をつくる会」。
会員約40人が、上古田出身で農業改良普及員の経験がある唐澤長嘉さんに教わり、花桃25本をせん定した。
唐澤さんによると、せん定のポイントは木の形を三角形にすることで、これにより日当りが良くなり、花がたくさん咲くという。
会員は、遠くから木を見て、さらに近くで枝を見て、形などを意識しながら枝を切っていた。
唐澤弘三会長は、「せん定をして、よりよい花を咲かせるようにしたい」と話していた。
県道与地辰野線沿いには、およそ1500本の花桃が植えられていて、花が楽しめるのは4月下旬ころからという。 -
箕輪北小の西藤俊哉君 フェンシング国際大会3位
箕輪北小学校5年の西藤俊哉君は、ドイツのハレ市で開かれたフェンシングの国際大会小学生の部で3位に入賞した。
西藤君と父親でコーチでもある繁さんが5日、役場を訪れ、大会の結果を平澤豊満町長に報告した。
大会は1日までの2日間ドイツのハレ市で開かれ、日本、ドイツ、ハンガリーの3カ国から41人がエントリーした。
西藤君は、胴体の部分を突くフルーレの種目に出場した。
6人総当たり戦の一次、二次予選を勝ち上がり決勝トーナメントに進んだ。
決勝トーナメントでは、優勝した山形県の6年生と当たり惜しくも9対7で敗れた。
西藤君は、「外国人選手は突くスピードも速く、良い経験になった」と話していた。
平澤町長は、「はじめての国際大会で素晴らしい結果が残せてよかった」と話し、今後の活躍に期待していた。 -
箕輪三日町で土砂崩落
箕輪町三日町の県道19号伊那辰野線、通称「竜東線」の一部で6日、土砂崩落が発生した。
土砂崩落が起きたのは、箕輪町三日町、竜東線の番場原公園近く。土砂は道路約10メートルにわたって流れ込んでいて、流木も混ざっている。
道路を管理する伊那建設事務所によると、土砂崩落によるけが人はいないという。
伊那建設事務所では、現場を全面通行止めにして撤去作業に当たっていて、7日朝、安全が確認でき次第通行止めを解除する予定。
土砂の流出箇所、原因については現在調査中。 -
定額給付金の発送準備進む
国の定額給付金支給の関連法案が可決されたことを受け、自治体では申請書の発送に向けた準備が進められている。
そのうち南箕輪村では、定額給付金の申請に関する案内のコピー作業など発送に向けた準備が始まってた。
定額給付金の申請書の発送時期は、南箕輪村が10日、箕輪町が今月中ごろを予定している。 -
母子健康手帳デザイン増える
箕輪町が配っている母子健康手帳のデザインが増え、3日から自由に選べるようになった。
町の母子健康手帳のデザインはこれまで1種類だったが、今回2種類増やした。
これは、今年度の職員の業務改善提案で金賞となった提案の一つであること、担当課職員の中で手帳を選べる満足感があるといいのでは竏窒ニいう意見があったことなどから実施した。
デザインは、今年1月に役場の女性職員を対象に7種類の中からアンケートを行い、上位2種類を採用した。
手帳のデザインは、従来のものと合わせて3種類になる。
この母子健康手帳は、町の住民で妊娠の届け出に来た人に選んでもらい、保健福祉課健康づくり支援係の窓口で渡す。
担当係では、「子どもの大事な成長の記録。世界に一冊しかない、その子だけの母子健康手帳にしてほしい」と話している。 -
箕輪町の小中学校給食費値上げ
箕輪町内の小中学校は来年度から、材料費高騰により給食費を1食当たり20円値上げする。
町教育委員会によると、給食費の値上げについては、2月に町内すべての小中学校PTAに報告したという。
給食費は、1食あたり20円の値上げで、小学校が270円、中学校が300円となる。
これまでは、調味料の調整や果物の回数を減らすなど工夫し対応してきたが、特に穀類、卵類、乳製品の値上がりが影響している。
町では、栄養価の維持や内容の充実を図ることが困難であることや、安心安全な食材として国産品の活用を進めることなどの理由で、今回の値上げに踏み切ったという。
町内小中学校の値上げは、消費税率が3%から5%にアップした平成11年以来10年ぶりとなる。 -
伊那友の会が鍋帽子作り
婦人向け雑誌「婦人之友」愛読者で作る伊那友の会は28日、鍋を保温するための鍋帽子作りの講習会を箕輪町の南小河内公民館で開いた。地域住民15人が参加した。
布と綿で作る鍋帽子は、かぶせておくだけで抜群の保温効果が得られ、料理で火を使う時間の短縮ができるという。
そのため省エネや二酸化炭素削減にもつながるとして、伊那友の会では普及を目指している。
主催した伊那友の会のメンバーは、「省エネだけでなく、手作りの良さを知るきっかけにもなればうれしい」と話していた。 -
箕輪町公民館合同閉講式
箕輪町公民館が開く学習講座の講演会と閉講式が27日、箕輪町文化センターであった。
箕輪町にある養泰寺の内藤真彦住職が講演した。
仏教の教えについて講演した内藤住職は、「人間には欲が必要。しかしそれを野放しにしてはきりがない。何事も腹八分目にして、上手にコントロールすることが大事」と話した。
箕輪町公民館では、大人を対象にしたふきはら大学、ふきはら大学院、ふれあい学級、おやじ学級を開いている。
各講座では、町についてや健康、料理などを学んできた。
講座のあと、閉講式が行われ、ふきはら大学院とふきはら大学を卒業する14人に証書が贈られた。
桑沢昭一副町長は、「仲間と学びあうのは大事なこと。これからも仲間作りや学習に励んでください」と祝辞を述べた。 -
箕輪町長が学校で講演
箕輪町の平澤豊満町長は26日、母校の箕輪北小学校で講演した。
この講演会は、箕輪北小が先輩達の話を聞こうと初めて企画したもので、第1期卒業生の平沢町長が招かれた。
この日は、高学年210人が話を聞いた。
平沢町長は、当時は給食がなく弁当で、算数の問題を早く解けた人から弁当が食べられたエピソードなどを紹介した。
また、小学校で出された問題を覚えていて、子どもたちにも出題していた。
平沢町長は、「楽しく競争しながら一生懸命考えた。勉強はいやなものと思わず、楽しむことが大切」と話していた。
子どもたちは、「丁寧な話で昔のことがよく分かりました」と話していた。 -
箕輪町議会議員報酬3%減額
箕輪町議会は26日、4月から町議会議員の報酬を現在より3%減額することを決めた。この日開いた町議会全員協議会で決定した。
今月13日に答申した特別職報酬等審議会では、「町議会議員の報酬は現在のまま据え置く」とされた。
しかし町議会では、経済情勢の悪化を受け、多くの町民が厳しい状況にあることから、今回、議員報酬を月額で3%減らすことにした。
これにより議員の報酬年額は、現在の272万円より約8万円少ない264万円になる。
また議長の報酬は、現在の380万円から約11万円減額の369万円。副議長は現在の303万円より約9万円減額の294万円、委員長は現在の291万円より約8万円減額の282万円になる。
削減額の合計は年額で約128万円。
町議会3月定例会で報酬額に関わる条例を改正し、4月から適用する予定。 -
箕輪中学生模擬議会
議会に対する理解を深めてもらおうと26日、箕輪町役場で中学生模擬議会が開かれた。
町議会が中学校に呼びかけて行ったもので、来年度に生徒会の役員になる箕輪中学校の2年生21人が議場に入り、そのうち10人が、ごみ問題や町の活性化などについて質問した。
質問者の一人、太田若菜さんは、「部活の帰りで遅くなった時、道が暗くて怖い」と話し、通学路に街灯を設置するよう提案した。
平澤町長は、「現在、優先順位を見ながら防犯灯の設置を進めている。具体的な提案があったので、必要があれば設置の対象としたい」と答えた。
平澤町長は、「みなさんの意見は、活気あるまちづくりに必要。今後もぜひ町にいろいろ提案してほしい」と話した。
また、生徒会長の土井ゆいさんは、「一人の町民として、町をよくするためにどうすればいいかを考えることができた。今後に生かしていきたい」と話した。 -
不法滞在逮捕
伊那警察署などは26日、伊那市、箕輪町、辰野町で、不法滞在のタイ人とフィリピン人3人を摘発した。
伊那警察署の発表によると、摘発されたのはタイ人の男1人、女1人、フィリピン人の女1人で、年齢は34歳から43歳。
不法滞在の期間は短い者で13年10カ月、長い者で22年。
伊那署では、伊那市などの住宅に不法滞在の外国人が住んでいるとの住民からの通報を受け、入国管理局と合同で摘発した。 -
定額給付金対策室設置
箕輪町は、定額給付金の支給に対応する対策室を設置する。
町によると、対策室は新たに採用する臨時職員が事務を行う。人材派遣でチーフスタッフ1人を雇用し、事務職3人とポルトガル語などの通訳者1人を臨時職員として募集するという。
臨時職員の募集は25日から始まっている。
対策室は3月初旬に役場の1階に設置する予定。
平澤豊満町長は25日開かれた定例会見で、「対策室はワークシェアリングの延長として、外部委託によるアウトソーシングでやりたい」と話した。 -
箕輪町緊急地域雇用創出事業で臨時職員募集
箕輪町は、緊急地域雇用創出事業の一環で、新年度の臨時職員を募集している。
今回、町で募集するのは一般事務、介護職員、給食調理員など11の職種20人程で、いずれも4月から6ヶ月を雇用期間としている。場合によっては半年間期間を延長し1年の勤務も認められる。。
町緊急地域雇用創出事業にかかわる一般事務の募集は、失業者に限られていて60歳未満が対象。
町によると、募集初日の23日で約40件近くの問い合わせがあったという。
募集期間は3月6日までで、履歴書と「町への提言」をテーマにした小論文などが必要となる。
町では、気軽に問い合わせをして欲しいと呼びかけている。 -
上伊那総合・生活科教育研究会がほうき作り
上伊那の小学校の教諭が22日、研修の一環で、地域のお年寄りからほうきの作り方を学んだ。
参加したのは上伊那教育会の有志でつくる総合・生活科教育研究会の小学校教諭21人。
会では、年に2回研修会を設け、情報交換や体験活動をしている。
今回は、地域に伝わる技術を学ぼうと、箕輪町上古田の唐澤昭さんにお願いして、ほうきの作り方を教わった。
作ったほうきは「荒神ぼうき」と呼ばれる小さな手ぼうきで、昔は囲炉裏の回りを掃除するのに利用していた。
唐沢さんによると、しっかり紐を結ぶのが肝心で、これができていると形が崩れず、丈夫なほうきになるという。
ある教諭は「見た目では簡単に出来そうだったが、作ってみるとなかなか大変で地道な作業だった」と話していた。
上伊那総合・生活科教育研究会の赤羽康徳会長は、「教科書には載っていないことを教員が自ら体験することで、子どもの気持ちをより深く理解できるようにしたい」と話していた。 -
町総合福祉計画策定案まとまる
箕輪町総合福祉計画策定委員会は23日、今後3年間の町の福祉計画を平澤豊満町長に報告した。
策定委員会の登内嘉夫委員長らが役場を訪れ、計画書を平澤町長に手渡した。
町はこれまで、高齢者や障害者の福祉計画を個別に策定してきたが、重複する部分を削り、より分かりやすいものにしようと、初めてこれらの計画を一つにまとめた総合福祉計画を策定した。
計画では▽障害者の自立支援を助け、気軽に社会参加できるよう移送サービスの充実を図ること▽障害者の生活基盤を整えるためのグループホームの数を現在の1カ所から複数に増やすこと竏窒ネどを挙げている。
登内委員長は、「第3者委員会を設け、計画の進展を見守っていきたい」と話していた。
平澤町長は、「町でも最大限の力を入れ、多様化する福祉のニーズに応えていきたい」と話していた。
この日示された総合福祉計画は、3月の町議会全員協議会に報告し来年度から実施する。 -
箕輪町木下で天神様祭り
学問の神様にこの一年の学業成就を祈る天神様の神事が22日、箕輪町木下区上の段常会にある天神様を祭る社で行われた。
木下区青少年健全育成会では毎年、区の小中学生を対象に天神様祭を行っている。
天神様は学問の神様とされる菅原道真のことで、命日の2月25日に合わせ各地で祭りが行われている。
集まった子どもたちは、頭を下げ、手を合わせて学業成就を祈っていた。
育成会の倉田進会長は、「一生懸命勉強することで道真公のように立派に成長し、地域や日本の未来を担う大人になってほしい」と話していた。 -
洋ランの展示会
箕輪町富田のガーデン和らぎで21日から、洋ランの展示会が始まった。
展示会は、上伊那の愛好家で作る洋らんの花を咲かせる会が毎年開いているもので、今年で8回目。
会場にはシンビジウムやカトレアなど会員60人が育ててきた30種類の洋ラン、260点が展示されている。
会では、冬が暖かかったため、例年に比べて花の咲く時期が早まり、展示会に合わせるのに苦労したという。
会場には多くの人が訪れ、色とりどりの花を一つずつ見て回っていた。
洋らんの花を咲かせる会の平松生男会長は、「さまざまな種類の花が見事に咲いている。会場に足を運んで自分の好きなランを見つけてください」と来場を呼びかけていた。
この洋らんの展示会は22日。