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箕輪町沢上出店のベイシア農地転用許可
箕輪町沢上に出店を計画している大型の総合スーパーマーケット、ベイシアの出店予定地が19日、農地から建設可能な土地として許可されました。
18日に長野市で開かれた県の農業会議で話し合われた結果を受け、箕輪町農業委員会が決定したものです。
ベイシアは群馬県を拠点とする大型スーパーで、県内でも11店舗出店しています。
計画では、箕輪町沢上の県道伊那・箕輪線沿いに、面積およそ6千280平方メートルの店舗を出店することになっています。
今回の農地転用許可について箕輪町の平沢豊満町長は、「反対などあったが、ここまできたら事業者、地権者が協力して、地元住民が納得する店を作ってほしい。」と話しています。 -
箕輪町で無形文化財「おさんやり」
箕輪町の南小河内区に伝わるお盆の伝統行事で、町の無形民族文化財に指定されている「おさんやり」が、16日に行なわれました。
おさんやりは、区内を流れる、「大堰」(おおせぎ)が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったといわれています。
夕方、白い服を身に纏った、地区の男達が、およそ600キロの舟を担ぎ上げると、お舟の巡航がはじまります。地区の災いを舟にのせ、地区外へ運び出すものとされ、2時間かけ地区内を練り歩きます。
日が沈み、暗くなると、おさんやりもクライマックスを迎えます。
男達は、広場に置かれた、舟を担ぎ上げると、木の回りを3周し、その後、左右に揺らしながら、舟を壊しました。
舟の破片は、玄関に飾ると、厄除けになると言われ、集まった人達は1年間の無事を祈りながら、破片を拾い集めていました。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪町でウィルス肝炎検査
箕輪町は、町主催の健康教室で、血糖値の検査をした人を対象に、ウィルス肝炎の検査を行う。11日開かれた、臨時町議会で、報告されたもので、110人が検査を申し込んでいる。
箕輪町では、満65歳の人を対象に健康教室を開いて、平成18年4月から平成20年5月まで、糖尿病の早期予防の観点から、血糖値の測定をおこなってきた。
測定の際、血液を採取するための器具の使用方法が、本来、針と共に、キャップを個人毎、交換しなければならなかった。
しかし、箕輪町では、針は交換していたが、キャップは、アルコール消毒をして複数の人に使用していたということで、感染症を発症する恐れがあると言われている。
箕輪町では7月上旬までに、対象者340人を訪問し、謝罪と説明をし、検査を希望する110人に対し、無料で肝炎検査を行う。
箕輪町は、「住民の皆さんを不安にさせ申しわけありませんでした。2度とこの様な事が起こらないよう再発防止努めたい」としている。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
赤そば、豊作祈り種まき 箕輪町上古田
赤そばの里として知られる箕輪町上古田の畑で10日、種まきが行われた。古田の里赤そばの会のメンバー10人が参加し、トラクターで4.2ヘクタールの畑を耕し、種を蒔いた。
用意されたのは、高嶺ルビーとよばれる品種の赤そば・200キロ。
上古田の畑では、もともとトウモロコシなどの作物を育てていた。しかし猪などにより食い荒らされてしまうため、9年前から鳥獣対策で赤そばを植えるようになった。
広大な面積に赤そばが咲き乱れるとあって、絶好の撮影スポットと、カメラ愛好者らが集まるようになり、口コミで情報が広がった。
中箕輪ソバ組合が管理を行ってきましたが、3年前から古田の里赤そばの会が管理するようになった。
会では、花の見頃にあわせて9月20日から10月10日までの20日間、花祭りを開く予定で、農作物の販売などの出店を出店する。
赤そばの会の唐澤清光会長は、「今年は、初日に赤そばの試食を行う予定。地域の活性化につながるよう、そばまんじゅうといった加工品の生産も行いたい」と話していた。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪進修高2部生徒、半数が3年間で卒業を希望
08年度から多部制単位制としてスタートした箕輪進修高校の2部に通う生徒のうち、半数が3年間での卒業を希望していることがわかった。6日開かれた学校評議員会で荒井和人校長が報告した。
2部に通う生徒は41人で、4年間が基本となっていまるが、22人の生徒が3年での卒業を希望しているという。
学校では2年に進級するときにあらためて、希望を聞き、1部への移動ができるよう、対応していきたいとしている。
評議会では他に、部活動を充実させるべきといった意見や、女子の制服も検討してほしいといった意見が出された。
学校では様々な生徒の要望に答えながら魅力をアピールしていきたいとしている。 -
箕輪進修高校3カ月
箕輪進修高校が校名を変更し、多部・単位制へと移行して一学期が終わった。上伊那で初の多部・単位制高校として軌道に乗りつつあるが、改善点なども見え始めている。
県教育委員会の高校改革プランにより、4月から多部・単位制へと移行した箕輪進修高校。同校の多部・単位制は、一日4時間の定時制で、所属するクラスによりそれぞれ授業時間がI部(午前9時縲・2時半)、II部(午後1時20分縲恁゚後4時50分)、III部(午後5時20分縲恁゚後8時50分)の3つに分かれており、4年間で卒業となる。ただしI部には午後3時までの授業が、II部には午前10時50分からの授業が設けられており、それを受けると、1日6時間授業が可能となり3年間で卒業ができる。
多部・単位制1期生として普通科I部に69人、II部に41人、III部に12人とクリエイト工学科I部に40人が所属。クリエイト工学科は箕輪工業高校の総合工学課の授業内容を引き継いでいる。
職員は66人(校医、薬剤師を除く)。教職員はそれぞれ所属を「全日制、多部制・単位制I、II部」と「定時制、多部制・単位制III部」に分かれ指導。
授業料は1単位1620円というシステムになっている。
部活動にはI部の生徒を中心に162人中66人が参加。
またI部では全生徒が、II部では半数の生徒が6時間授業を受け、3年間での卒業を考えている。
同校によると多部・単位制は現状では軌道に乗りつつあるが、日課時間に修正を加えるべき点もあるとのこと。修正ポイントは、下校時間とJR電車の運行時間が合わない生徒がいることなどで職員による「多部・単位制運営委員会」を中心に検討し、改善を考えている。
II部の生徒は、「登校時間の電車も空いているし、時間にゆとりがあっていい」と話していた。また帰宅については「帰りの電車は、授業が終わってから急げば間に合うけど、みんなだいたい次の電車に乗ってる」とのこと。その間は自分の勉強を進めたり、部活に出るなどして調整している。「自分によく合っていて通いやすいと思う」と話していた。 -
プレミアム商品券8月3日発売
箕輪町商工会とみのわTMOネットワーク2004は3日、町共通の「10%お得なプレミアム商品券」を発売する。
同商品券の販売は、町外で買い物をする傾向が進む中で、個人消費の喚起と現金の町外流出を防ぎ、地域商業の活性化を図るのが目的で、今回で5回目となる。前回は当日に80%が売れ、期間終了までにはほぼ完売となった。
販売は総額2200万円分。額面千円の商品券11枚入り1セットが1万円で、1人10セットまで。
8月3日午前9時から正午まで商工会館前で販売。4日以降は商工会窓口で販売する。
町内登録店舗での商品券使用期間は8月3日縲・0月13日。
問い合わせは町商工会(TEL79・2117)へ。 -
伊那毎日新聞休刊へ
伊那毎日新聞は31日付の発刊をもって休刊する。1955(昭和30)年2月の創刊から53年余。地域とともに歩んだ半世紀の歴史に幕を下ろす。
伊那毎日新聞は、伊那市本町で産声を上げ、以来社屋を伊那市西町区、南箕輪村と移転。1999年に現在地の伊那市室町に移ってからは、紙面のカラー化などを図るとともに、内容の充実に積極的に取り組んできた。
01年には、「地元の課題は世界にも共通する課題」を合言葉に、公共事業や教育、環境などの問題を通じて「真の豊かさ」について考えてみよう竏窒ニ、伊那毎日新聞社製作のケーブルテレビ番組「いなまいニューススタジオ」がスタート。紙面と映像が連携する新しいスタイルで、公共事業の決定プロセスの不透明性や矛盾などを指摘した。
02年には、県会でのダム論議を背景に「いなまいテーブル」を作成。ダム問題を「財政」「環境」「生活」「産業」「景観」「決定プロセス」など多面的視点で検証する“判断の枠組み”を提供した。「いなまいテーブル」のパンフレットは上下伊那のほぼ全戸に配布。いま問題にされている戸草ダム建設計画中止を議論する際に十分応用できる。
03年から05年にかけては「上伊那・輝く経営者キャンペーン」を展開。産学官でつくるキャンペーン推進委員会の事務局を伊那毎日新聞社が務め、上伊那で輝いている中小企業経営者約100人を紙面、映像、単行本で紹介した。さらに、05年からは、戦後の上伊那経済を牽引してきた大手企業の優れた経営者・創業者を上伊那の「産業史」「経営史」として後世に残す企画も展開している。
読者参加でつくる各種カラー企画や人物紹介も好評で、郷土愛醸成につながる、との声も多かった。
最近では広域ごみ処理施設建設計画の詳細な報道などが住民の関心を集め、伊那毎の記事が注目されている中での残念な休刊となってしまった。 -
夏祭り 熱気舞う
駒ケ根市の夏祭り「KOMA夏!!第6話“JUST FINE”竏昼蘒P根は元気なんです竏秩vと「ゆかたまつり」が26日、中心商店街であった。熱気あふれるダンスパレードが市街を練り歩き、中学生バンドや駒ケ根太鼓の演奏など、さまざまな催しがあり、多くの人たちでにぎわいを見せた=写真。
午後6時にはダンスパレードがスタート。一般市民らでつくる17チームが参加し、テーマソング「GO OVER」に合わせて華麗な動きを披露。それぞれこの日のために準備してきた個性的な衣装を身にまとい、沿道の観客らの声援を受けながら汗を流した。
そのほかにも、中学生による屋台などが、訪れた人たちを楽しませた。 -
みのわ祭り開幕花火のスイッチを押す人決定
みのわ祭り実行委員会が募集していたみのわ祭り(26日)の開幕式で開幕スイッチを押す人と手筒花火の点火者が決定した。
今回のみのわ祭りでは、開幕式(午後2時半縲・でのテープカットに代わり、15区の代表者がスイッチを押し、15区で一斉に祭りの開幕を告げる花火が打ち上がる(各区2発ずつ)。
代表者は実行委員会へ寄せられた応募の葉書から抽選。代表者には子どもが多く、兄弟で一緒にスイッチを押す区もある。
また手筒花火(午後8時20分縲・のスタートを切る点火者には、親子で応募した箕輪町長岡の柴透浩さん、竜輝君、同町木下の丸山政治さん、2008成人式実行委員会を代表し石沢正法さんが決まった。
みのわ天竜公園でのフリーマーケット(午後2時半縲・には5人、8ブース(1ブース3メートル×3メートル)が出店する。
開幕スイッチを押す区の代表者は▽沢=漆戸祐輝▽大出=佐藤孝哉▽八乙女=那須野美子▽上古田=唐沢光範(Eグループ会長)▽下古田=柴尚玖▽富田=赤沼優香▽中曽根=小林ひかり、勇輝▽中原=田中まみ▽松島=青柳いつき▽木下=小沢朋輝▽三日町=大島幸典▽福与=神戸伸一▽長岡=上田洸斗、快斗▽北小河内=平出琢磨▽南小河内=井沢伶央竏秩B -
箕輪ブライトプロジェクトが天竜川護岸に夜間照明設置
箕輪町の事業者有志でつくる「箕輪ブライトプロジェクト」(小池茂治会長)はこのほど、同町のみのわ天竜公園付近の天竜川護岸に太陽光発電による夜間照明2台を設置した。
同プロジェクトは、3年前に発足。自然エネルギー活用の廉価な照明装置の開発に取り組んできた。
試作を重ね完成した市販品にはすでに受注があり5日から組み立てを開始している。
天竜川護岸に設置した太陽光発電照明は、試作機と市販品(太陽光1号機)を1台ずつ。いずれもポールの頂上部に10ワットの太陽光パネルを備え、暗くなると自動点灯。コントローラーで照射時間をプログラムできる。
照明を設置するとメンバーからは「ようやくついた」「悲願達成」と喜ぶ声が上がった。
同照明は日暮れから4縲・時間点灯する。
太陽光1号機は1台25万円(開発記念特別価格19万5千円)。
問い合わせは、箕輪町商工会内事務局(TEL79・2117)へ。 -
みのわ手筒会が松島保育園児に花火を披露
箕輪町のみのわ手筒会(唐沢修一会長)は18日、箕輪中学校グラウンドで同町の松島保育園児やその家族に打上げ花火や手筒花火を披露した。
昨年、みのわ祭りでの花火の練習を兼ね松島保育園の夏祭りに花火を披露したところ、「ぜひ、またやって欲しい」と好評。今年は、手筒花火、打上げ花火、ナイアガラなど7プログラムを行なった。
園児たちは間近で繰り広げられる、花火の数々に「かっこいい」「すご縲怩「」と歓声を上げていた。
「子どもたちの夏の思い出になれば」と唐沢会長。みのわ祭り(26日)では今回よりもスケールの大きな花火を披露するとのこと。
みのわ祭りの打上げ花火は番場原第2グラウンドで午後7時40分から。手筒花火はみのわ天竜公園で午後8時20分から。 -
箕輪西小学校でカレー会
箕輪西小学校はこのほど、「カレー会」を箕輪町の萱野高原で開いた。全校児童が参加し、4月に植えたジャガイモを使いカレーを作って食べた。
全校児童で自分たちの住んでいる場所や学校を高原から眺めてもらおうと、例年のながた荘での飯ごう炊さんの代わりに企画。3縲・年生のキャンプに1、2年生が合流し、縦割りグループの青空班ごと飯ごうで米をたき、カレーやサラダを作った。
炊事場では野菜を切ったり皮をむいたり、「こういうの片付けて」と何をすればいいのかと見ている年少児童に年長児童の声。
かまどではうちわであおって火を起こし、鍋や飯ごうの様子を見守った。
児童たちは食事を作る間にもトカゲやオオムラサキを見つけ目を輝かせたりと自然に親しんでいた。 -
みのわ祭り実行委員会
今月26日のみのわ祭りを前に、15日夜、最後のみのわ祭り実行委員会が箕輪町役場あった。事務局からイベント、出店、協賛金などの最終報告があった。
各種イベントには74団体2737人が参加し、前年の69団体2383人を上回った。また出店も41店舗と前年の36店舗を上回った。
午後2時30分に始まる開幕式はテープカットに代わり、一般公募から選ばれた町内15区の代表者15人が祭り開幕の合図となる花火点火のスイッチを押す。町内15区のグラウンドなどで花火が上がり、町民に祭りの開幕を知らせる。続くオープニングパレードは、鼓笛隊、子どもみこし、長持ちが会場を行進する。
ステージは国道153線バイパスの北(松島交差点)と南(箕輪町交番入口交差点)に2カ所設け、並行してイベントが進行。「自由な表現の場」として飛び入り参加もできる。バイパス北側では「みのわ御棒サ!」(丸太引きレース、午後3時縲・、「みのわ太鼓保存会」(太鼓演奏、午後6時15分ころ縲・が、南側では「活進術峰丈流護身武道」(演舞の披露など、午後2時40分縲・、「コカリナサークルあかね」(コカリナの演奏、午後3時縲・、「ESCOLA ALGODAO DOCE」(ブラジルの伝統的な踊り、午後3時20分縲・、「箕輪中部小2年1組」(手作り太鼓の演奏、午後4時半縲怐E午後5時10分縲・、「箕輪進修高校軽音部」(音楽演奏)が出演。
踊りは「動員のお祭り」との声から参加を区の自主性にゆだねたものの約2千人が参加。ワクワクダンシング(午後3時40分縲・、箕輪天竜音頭民謡流し(午後5時20分縲・。
みこしのスタートは午後6時15分からで、終了はそれぞれの団体の自主性にゆだねる(最終午後8時)。
また昨年まで商工会役員が中心となって事業者を回り集金していた花火の協賛金だが、今年は個別訪問をやめて納付書とお願い文章を送る形をとった。「任意」による集金にこだわった今回の形に、「本当に集まるのだろうか」と懸念の声もあったが約575万円(前年約755万円)が集まった。企業だけでなく個人からの協賛も多かった。
打上げ花火は番場原第2グラウンドで午後7時40分から打上げ開始。今年はアナウンスをはさまずに次々と花火を打ち上げていく方式に変更。煙火店3社がそれぞれテーマを設け、花火を打上げる。
また、みのわ天竜公園での手筒花火(午後8時20分縲・は一般公募から選ばれた2人が点火式で点火する。 -
箕輪町グリーンツーリズム推進協議会準備会
「食」「農」「健康」をテーマに都市住民との交流を広げ地域の活性化を図る「箕輪町グリーンツーリズム」の東箕輪地域を中心とした計画を進める協議会の設立準備会が14日、町役場であった。農業委員会、ボランティアグループ、区や町関係者など54人が出席し、推進協議会の設置や運営方法を承認、正副会長を選出した。
グリーンツーリズムの全体構想策定にさきがけ、国の農村漁村活性化プロジェクト支援交付金を利用し、東箕輪を中心とした「長野県箕輪町・健康GT(グリーンツーリズム)活性化計画」(08縲・1年)を進める。交付金の対象は、国から山村振興地域に指定された地域で、東箕輪が指定されている。
計画にはヘルスロード(田園セラピーロード)や農林水産物処理加工施設の整備、体験型交流の推進計画などを盛り込む。総事業費は4億1120万円で、そのうち2億510万円は国の交付金が充てられる。
推進協議会には「遊休荒廃農地調査・解消」「鳥獣防止施設設置」「ヘルスロード整備・健康増進」「都市農村交流」「農産物加工・健康メニュー開発」「炭焼き体験」の6分科会を設ける。町は分科会のメンバーを募集していく方針。
会長は元長野県果樹試験場長の柴寿さん、副会長は上伊那農業協同組合地区代表理事の市川隆男さんが就任した。
柴会長は「グリーンツーリズムは総論的には大変バラ色的なものだが、どのような担い手が具体的にどのようにかかわって、金銭的にどのように流用していくかを考えると大変厳しいものがあると思う。達成するためには全員の協力と各会の支援がないと前に進まない。みんなで知恵を出し合い、構想が実現できるような形にしていきたい」とあいさつした。 -
箕輪町ふるさと大使委嘱式・懇談会
箕輪町はこのほど、ふるさと大使の委嘱式を箕輪町長田のみのわ温泉ながた荘で開いた。00年に委嘱した大使6人に、今回新たに11人を追加。式の後は、懇談会で交流を深め合った。
同大使に選任されたのは、町外で活躍している町出身者や、町に関係のある人、町に思い入れのある人など。
平沢豊満町長はあいさつの中で「一人でも多く箕輪町のファンになっていただき、またファンを広げていただこうという趣旨で、選任させていただいた。この地域と他の地域との交流を太く、広く、深くすることが箕輪町の発展につながると思う」と話していた。
新しく大使の委嘱を受けた愛知県在住の中京箕輪会副会長の丸山睦治さんは「りんごの木のオーナーをさせていただいているが、りんごをお裾分けしたら、ぜひ自分もオーナーになりたいと言われ、りんごの木のオーナーになっていただいた。そんなちょっとしたことが私の務めかと考えている。少しでも何かの役に立てばということでがんばっていきたい」と、静岡県在住の庄内地区箕輪町交流協会の中山憲次さんは「来れば来るほど、帰りたくなくなる町。すごく情が深い、人を大切にしてくれる」とそれぞれ話していた。 -
箕輪町木下泉沢の住民がフラワーロードづくり
箕輪町木下区泉沢の住民有志ら約30人がこのほど、地区内の道路をサルビアとマリーゴールドを植えたプランターで飾り、「フラワーロード」をつくった。
フラワーロードは箕輪進修高校の南側を東西に走る道路の西側500メートルほどの区間。
同道路は箕輪進修高生のほか、箕輪中部小学校や箕輪中学校の児童・生徒も通学に利用しており、地域有志らが「学生たちに登下校の際に花を楽しんでもらいたい」と、道路を花で飾ることを企画。会費を出し合ってサルビアとマリーゴールドを900本購入した。
JAも協力しプランターに花を植え替え、道路の両端に置き、「フラワーロード」の看板を2カ所に設置した。 -
木下南宮神社例大祭で鹿頭踊り奉納
箕輪町木下の箕輪南宮神社で13日、例大祭があり、町無形文化財になっている雨乞いの鹿頭踊りを奉納した。
400年以上続く鹿頭踊りは雨ごいのため鹿頭を奉納したのが始まり。今は、わらや布で作った色鮮やかな鹿頭をかぶった子どもたちが、太鼓の音に合わせて境内で輪になって3度回って踊りを奉納する。
今年は箕輪町の福与と伊那市の福島が当番で、各地区から10人ずつ合計20人の子どもが鹿頭を身に着け、保護者に付き添われて神社に向かって行列を作って歩き、境内を円を描くように3周した。
遷座祭では、42歳の厄年の男性12人がみこしを担いで区内を練り歩いたあと、ご神体を三日町の秋宮へ移した。 -
みのわ祭りポスターコンクール表彰式
みのわ祭り実行委員会はこのほど、「みのわ祭りポスターコンクール」の表彰式を箕輪町役場で開いた。図案がポスターに採用された山辺翔君(箕輪北小学校4年)と名越彩音ちゃん(同)に、唐沢修一会長から賞状と3千円分の図書券が贈られた。
ポスターとうちわの図案は4月26日縲・月26日までの1カ月間一般から募集。52人48点と昨年の5倍ほどの応募数があった。ポスターは千部、うちわは5千枚を作った。
唐沢会長は「うちわはほのぼのとしたお祭りに対する表情が一番よく出ていた。ポスターはオレンジ色で、はっきりわかりやすくてお祭りに行きたいな、夏祭りだな、という図案になっている」と公評。
翔君は折り紙を張って花火を表現するなど工夫。時間をかけて図案を考えた。
町中に張られているポスターを見たときは「ちょっと恥ずかしいけど、うれしかった」とのこと。
彩音ちゃんは「とてもうれしかった」と採用の報告を聞いたときの感想を話す。大変だったのは「細かいところに色をつけるとき」。
2人とも今回のみのわ祭りが「楽しい祭りになって欲しい」と期待していた。
みのわ祭り実行員会ではフリーマーケットの参加者などを募集している。
問い合わせは、箕輪町役場内みのわ祭り実行員会事務局(TEL79・3111)へ。
募集要項は次の通り
◇みのわ祭りフリーマーケット参加者募集▽販売品目=リサイクル品(古着、古本など)、家庭で不用になった贈答品、食器、家庭用品、手芸品など(食品、法律で売れないもの、フリーマーケットのために仕入れたものは販売禁止)▽ブース=1ブース3メートル×3メートル▽参加無料。高校生以下は出店に際し保護者が同伴。募集締め切り=7月22日(20ブースになり次第締め切り)
◇祭り開始の合図として15区で一斉に打上げる花火の発射スイッチを押す人(15人)、みのわ天竜公園での「手筒花火」の点火式で点火する人(2人)募集▽応募締め切り=22日(当日必着)▽応募方法=官製はがきに希望する花火名(開幕・手筒のどちらか)、氏名、年齢、住所、区名、当日つながる携帯番号を明記し、箕輪町役場産業振興課内みのわ祭り実行委員会事務局〒399竏・695(住所不用)へ応募する
##写真(たてよこ) -
あんざんコンクール
日本珠算連盟と同伊那支部(伊藤正会長)は12日、08年あんざんコンクールを伊那市の商工会館で開いた。各地の珠算教室などに通う伊那市、箕輪町、辰野町、南箕輪村の小学2年生縲恍・w生52人が参加し、学年別に掛け算、割り算、見取り算の暗算能力を競った。
終了後に行われた表彰式で各部の上位入賞者に賞状とトロフィーが贈られた。伊藤会長は「無限の可能性を鍛えるため、暗算は非常に大事。しっかり勉強して、将来この地域で活躍してくれることを期待する」と述べた。
上位は次の皆さん。
▽小学2年の部(1)小沢昌輝(箕輪中部小)(2)小沢朋輝(同)(3)小原彩季(西箕輪小)▽小学3年の部(1)伝田智宏(西箕輪小)(2)遠山快晴(美篶小)(3)鈴木麻修(伊那東小)▽小学4年の部(1)小沢奈々(箕輪中部小)(2)高岡明歩(南箕輪小)(3)松田真依(辰野西小)▽小学5年の部(1)唐沢希(伊那北小)(2)戸田和輝(南箕輪小)(3)神田朋美(伊那東小)▽小学6年の部(1)有賀友哉(箕輪中部小)(2)宮沢ひなの(南箕輪小)(3)加藤綾乃(同)▽中学・高校の部(1)沢島里奈(箕輪中1)(2)伝田真由香(西箕輪中1)(3)鈴木一朗(同) -
大出山口介護予防拠点施設引き取り検査
箕輪町はこのほど、同町大出の長田保育園南隣りに新築した大出山口介護予防拠点施設の引き取り検査をした。同施設を訪れた平沢豊満箕輪町長ら関係者は設計業者の説明を受けながら、施設の内外を確認。その後、大出区へと管理委託した。
大出山口介護予防拠点施設は、老朽化した大出山口集会所を取り壊し、高齢者の介護予防拠点として、また園児と高齢者の異世代交流の場として、国の補助金や地元の負担金などにより建設。総事業費は約4600万円で、そのうち3550万円を国が補助。泉設計事務所が設計、浅川建設工業が工事を請け負い、今年2月後半に前施設を取り壊し、3月から施設の建設に取りかかった。
敷地面積約915平方メートル、延べ床面積約199平方メートルで、鉄骨平屋建て。玄関にはスロープ、廊下には手すりを設けるなどバリアフリーになっている。
部屋は2つの研修室と調理室、畳敷きの相談室、管理室があり、研修室は間仕切りを外すことにより約76平方メートルの大広間に変わる。
大出区では20日に同施設のオープニングセレモニーを予定。翌日から利用を開始する。 -
みのわ町スイミングプール営業開始
箕輪町の「みのわ町スイミングプール」が12日、オープンした。12、13日は無料開放。
初日は午前中から町内の小中学生などが、さっそくプールを利用。部活仲間や兄弟で来た子どもたちもおり、うきわでのんびり浮かんだり、鬼ごっこをしたりと元気に水遊びを楽しんだ。
営業期間は12、13日、19縲・1日、26日縲・月18日の29日間。午前9時縲恁゚後5時。外気温、水温が満たない時、天候の悪化などによる閉場がある。 -
消毒用噴霧器、軽四貨物自動車が全焼
12日午前10時50分ころ、箕輪町松島の赤羽栄治さん(80)方庭先駐車場で赤羽さんと、知人で同町に住む73歳男性が消毒用噴霧器にガソリンを給油したところ、ガソリンが漏れ、赤羽さん宅のボイラーから引火。消毒用噴霧器と近くにあった軽四貨物自動車1台に延焼し、いずれも全焼した。
消火にあたった73歳男性が右腕に軽いやけどをした。 -
箕輪町国際交流協会日本語教室で外国人向け防災講習会
箕輪町国際交流協会は5日、町内外在住の外国人を対象にした日本語教室で防災講習会を開いた。同教室の生徒や講師は町職員から地震や水害など災害についての説明を受け、避難場所を確認したあと、地震体験車に乗り、大地震を体験した。
地震を体験したことのない外国人にも地震の恐さを体験してもらい、いざという時に地震に対応できる心構えを持ってもらうのが目的の同講習会。
まず町文化センターで町職員が「地震」と「水害」の危険性について説明。
「・スひなん・スという言葉を覚えておいてください。放送で・スひなん・スという言葉が出たら逃げること。またこれだけは持っていかなくてはならないというものをいざという時に持ち出せるよう、普段から準備しておくこと」と災害に対する心構えを促した。
また避難場所の記載された地図を配り、身近な避難場所を確認し記入する時間も設けた。
その後、母国語教室と合流し、箕輪消防署へ。
順番に地震体験車に乗り、発生が想定されている東海地震や過去に起きた新潟県中越沖地震など、大地震を体験。
地震体験車に乗るのが初めての外国人も多く、「すごい」「恐いです。こんなに揺れるとは思わなかった。確められてよかった」などと感想を話していた。
子どもたちは、乗る前は恐がっていたものの、いざ乗ってみると平気な様子。「おもしろかった」と喜ぶ子どもをいた。 -
ニシザワ箕輪ショッピングタウンオープン
箕輪町三日町の国道153号線バイパス沿いに4日、ベルシャイン箕輪店を中心としたニシザワ箕輪ショッピングタウンがオープンした。午前9時のオープン前には、ベルシャイン箕輪店前に長蛇の列ができた。
同ショッピングタウンにはベルシャイン箕輪店のほかに、ニシザワ直営の南信地区最大規模の書店「TSUTAYA」やテナントとしてゲームセンターの「SAINT」などがある。
買い物客らは「ここに大きな店ができて便利」「バイパスが早く伊那までつながってくれると」「近くに本屋がなかったから助かる」と話していた。 -
田園セラピーロード効果分析調査
箕輪町は2日、町が進めるグリーンツーリズム事業の一環の「田園セラピーロード」整備に向けて、同道の効果分析調査をした。50代以上の町職員15人が田園セラピーロード整備予定区間を歩き、そのうち7人の歩行前と歩行後の脳活性化状況や免疫機能などを測定。測定結果から科学的に田園セラピーロードの健康増進への効果を分析する。
田園セラピーロードは、地域住民らが委員会をつくり景観の保全などに取り組んでいる「東山山麓(ろく)歴史コース」(北小河内縲恤泓^)の一区画で北小河内の無量寺から長岡の長松寺までの6キロ区間を予定。コース近辺には国重要文化財の無量寺の阿弥陀如来座像をはじめ、県指定天然記念物の宮脇のハリギリ、ふるさと歴史小図書館、上の平城跡などがあり、景観と歴史文化を楽しみながら歩き健康増進を図る。
町から今回の分析調査の依頼を受けた大脳の活性化の研究に取り組む信州大学教育学部の寺沢宏次教授は「運動とコミュニケーションが脳にとってとても重要。子どもや高齢者が運動をする契機になれば」と話していた。 -
国民安全の日に合わせ箕輪町安協執行部員らが信号機清掃活動
1日の国民安全の日に合わせ、箕輪町交通安全協会執行部員、町交通安全推進協議会事務局員らが役場付近の交差点2カ所の信号機の清掃をした。
「制服を着て活動する姿を見せることによって、交通安全や防犯意識の啓発につながれば」と町安協の中村喜男会長。
国道153号線の「役場入口」交差点の歩行者用信号機12個と同線「松島駅入口」交差点の歩行者用信号機8個を、一つひとつ雑巾で奇麗に拭いた。
「役場入口」交差点は05年から歩行者分離式に、今年3月から完全なスクランブル交差点へと移行。移行後から現在まで交通事故は起きていない。 -
箕輪町図書館講演会「絵本・おはなしについて」
箕輪町教育委員会主催の町図書館講演会「絵本・おはなしについて」は30日、町文化センターで開いた。上郷図書館長の下沢洋子さんを講師に、日ごろ読み聞かせなどをしている町民15人が、質の高い絵本を選ぶポイントなどを学んだ。
「かさじぞう」の3種類の絵本を見比べ、瀬田貞二著「絵本論」の中で絵本の特質について学んだことを基に、子どもにとってどの絵本がいいのか、グループで話し合った。
下沢さんは、「昔話は再話でないといけない」とし、再話になっている1冊を選び、地蔵を最初から6体描かない、俵などを全て描かずに断ち落としにすることでどっさりという感じを表現している-などの絵の解説文を紹介した。
また「昔話は筋を楽しんでいく」と、3冊の文章だけを並べ比較したものを読み、違いも学んだ。
下沢さんは「質の高い本当にいいものを、子どもだからこそ読んで与えてあげてほしい」と話した。 -
向山和秋洋画展展
箕輪町の洋画家向山和秋さん(59)は第2回油彩画展「天女たちの競艶」を4日まで伊那市中央の中部電力伊那営業所ギャラリー「ふれあい」で開いている。女性や風景を大胆な筆致で描いた作品20点が展示されている。
フィギュアスケートの女性選手の姿を描いた『ビールマン・スピン』『飛天』など女性をテーマにした作品と、『天上の地平線』『師弟』など、山や海などの自然をテーマにした作品が並ぶ。いずれも力強い色彩と大胆な構図が特徴的で、迫力ある作品に仕上がっている。
50歳から油彩を学び、昨年は風景画展を開いた向山さんは「最近は風景画より女性の美しさを素直に表現できたらと心を凝らしている。自分の頭の思考とは別に、右腕が勝手に動き出す妙を自分で堪能している」という。
入場無料。午前8時30分縲恁゚後5時10分。 -
ニシザワ箕輪ショッピングタウン4日にオープン
箕輪町三日町の国道153号バイパス沿いに、ベルシャイン箕輪店を中心としたニシザワ箕輪ショッピングタウンが4日、オープンする。1日、しゅん工式があり、地権者、工事関係者、町関係者ら約40人が出席し、完成を祝った。
ショッピングタウンは、ベルシャイン箕輪店のほかに、ニシザワ直営の南信地区最大規模の「TSUTAYA」、テナントとしてアミューズメントパーク「SAINT」などがある。商圏は箕輪町南部、南箕輪村、伊那市北部を見込む。
伊那市に本社を持つ総合小売業「ニシザワ」(荒木康雄社長)が展開するベルシャインは5店舗目。アメリカンスタイルの鉄骨造り平屋建てで、売り場面積は3300平方メートル。天井は6・5メートルと高く、ゆったりとした空間を作り出している。従業員は約100人。
安心・安全を意識し「原材料は国産」「食品添加物は不使用」などにこだわった食品をはじめ、日用品、衣料品、生活関連商品をそろえる。
4日は午前9時から。6日までオープニングイベントとして、花ポットや紅白まんじゅうなどを先着500人にプレゼントする。
ベルシャイン箕輪店の営業は午前10時(日曜日9時半)縲恁゚後10時。年中無休(臨時休業あり)。
問い合わせは、同店(TEL98・8111)へ。