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たべりこ1周年 20日まで感謝祭
20日で一周年を迎える箕輪町のにこりこキッチンたべりこで1周年記念感謝祭が行われています。 感謝祭では、特別メニューとしてそばを使った巻きずしやちらしずし、花が入ったゼリーや野菜のケーキなど、特別メニューが登場しました。 にこりこキッチンたべりこは、箕輪町で採れた野菜を使った料理が並ぶバイキング形式のレストランで、みのわ振興公社が運営しています。 オープンから今年3月末までの来店者数は1万7,252人で、1日の平均は72人となっています。 また18日は箕輪町商工会青年部による餅レンジャーが登場し、箕輪産のもち米を使って餅つきをしました。 箕輪町の白鳥政徳町長がレッドに変身し、一緒に餅をついていました。 1周年記念感謝祭は20日まで行われます。 19日も餅つきが行われるほか、午前11時からマグロの解体ショーもあります。
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箕輪町の2025年の人口目標 2万4,800人に
今後10年間の町の在り方を示す箕輪町第5次振興計画を策定している、みらい委員会は、少子化対策や移住定住施策などにより2025年の人口を、現在より760人少ない2万4,800人にとどめるという目標値を、16日に決定しました。 4回目のみのわ未来委員会が役場で開かれ、第5次振興計画の人口目標値を決定しました。 箕輪町では、今年4月現在の人口2万5,560人がこのまま減少し続けると、2025年には2万4,102人まで減少すると推計しています。 目標では、少子化対策や移住定住施策を行う事により減少幅を減らし、2万4,800人とするとしています。 町の暮らしやすさを確保する事によって、女性一人が生涯に産む子供の数を現在の1.48人から1.8人、UターンやIターンによる転入者の増加数を年間48人、10年間で480人と算出し、目標値としました。 みらい委員会では、8月22日に第5振興計画について町民に知ってもらうための中間報告会を開く予定です。
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みのわ祭り「会場変更」意見多数
来年以降のみのわ祭りの在り方について検討する、2016みのわ祭りの未来を考える委員会が9日地域交流センターで開かれ、出席した各種団体の代表からは、会場の変更を求める意見が相次いで出されました。 委員会は、みのわ祭りの運営やイベント参加団体等で構成され、昨夜はおよそ40人が出席しました。 今年5月に初めての委員会が開かれ、来年以降のみのわ祭りの会場や運営について実行委員会から諮問されました。 みのわ祭りの会場は、平成10年以降バイパスや中心市街地、現在の松島の工業団地と4回変更しています。 出席者からは、「現在の場所では狭く、祭りに一体感が無い」といった意見が出され、中心市街地や役場周辺、松島駅東側など新たな会場案が出されました。 運営については「町や区の積極的な関与が必要」「手筒花火をもっと全面に押し出しては」などの意見が出されていました。 次回の委員会は8月に開き、今回出された会場案について検討を行います。
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箕輪町総合教育会議の初会合 教育大綱について協議
箕輪町は、教育委員会の制度改正に伴った、箕輪町総合教育会議の初会合を6月29日に開き、今年度の教育大綱について協議しました。 今年4月の教育委員会制度改正に伴い、教育委員長と教育長を一本化し、総合教育会議は原則白鳥政徳町長の招集で開かれることになりました。 この日は、初めての総合教育会議が箕輪町の箕輪北小学校で開かれ、今年度の教育大綱が話し合われました。 大きな軸は、これまでの箕輪町教育委員会が掲げる、「学校づくり」「学習指導」「心豊かでたくましい子どもを育てる」「教職員の研修」の4つで構成されます。 話し合いでは、白鳥町長から「少子化時代にふさわしい教育を取り入れたい」と意見が出されました。 これに対し委員からは、「学校教育だけでは難しいが、地域の魅力を小さいうちから指導することは良い」などの意見が出ていました。 教育大綱は10月に開かれる2回目の会議で白鳥町長が案を示すことになっています。
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劇団「歩」第10回定期公演
箕輪町文化センター付属劇団歩の第10回定期公演が、11日から箕輪町文化センターで始まりました。 2003年に旗揚げ公演を行った劇団歩の定期公演は、今回で10回目となりました。 今回の作品「あの、愛の一群たち」は、主人公の高校教師ふねが、東京での生活に疲れ居場所を求めて故郷へ戻ってくるシーンから始まります。 演出を手掛けた飯島岱さんは、祈る事で生きてきた日本人の心の深層を、祈る女集団「風の宮」で表現しました。 主人公ふねは、風の宮や故郷の人々と触れ合う中で、今の時代を生きていく上で大切なものを見つけ出すというストーリーです。 今回は、箕輪中学校の吹奏楽部も、町の鼓笛隊の役で特別出演しました。 劇団歩の第10回定期公演は、12日も午後1時から箕輪町文化センターで行われます。 なお、公演の模様は、8月にご覧のチャンネルで放送します。
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元気づくり支援金2次分内定
県が地域の特色ある取り組みを支援する元気づくり支援金の2次分が内定し、9日公表されました。 13の事業で、1,143万円です。 上伊那医療生協の外国人学校とのスポーツ交流大会に30万円、伊那市の伊那地域活性化事業「井月テキスト」に57万円、南箕輪村のVC長野トライデンツとのまっくんバレーボール教室に73万円、箕輪町の自然エネルギー普及事業に124万円、伊那経営フォーラム実行委員会のインバウンドおもてなしフォーラムの開催に74万円、伊那谷は子育てバレー実行委員会の交流イベントに191万円、伊那谷花卉生産者若手会の伊那谷発届け東北へ笑顔の花プロジェクトに69万円などとなっています。 2次分には、14の団体から1,543万円の要望がありました。
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箕輪町の源泉くみあげポンプ故障
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯などに温泉をくみ上げている源泉ポンプが故障し、10日から臨時休業しています。 施設を運営している箕輪振興公社によりますと、9日の午前11時頃異常を知らせるアラームによりポンプの故障に気づいたということです。 ポンプは、地下1500メートルから源泉をくみ上げていて、設置から6年が経過しています。 温泉の供給ができないことから、箕輪振興公社では、ながたの湯と近くにある温泉スタンドを10日から17日まで臨時休業とし、ながた荘は、沸かし湯で対応します。 ポンプの取り換えが必要で大規模な修理になるということです。 臨時休業となったながたの湯では、職員が訪れた利用客の対応に追われていました。
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森林税 里山資源活用に重点
森林税を活用して行う施策について住民の意見を聞く上伊那地域会議が8日、伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、委員に委嘱されている関係する団体の代表など10人が出席しました。 今年度は、新たに里山活用推進リーダー育成事業として、里山資源を活用し活動する地域づくりの取り組みに重点を置く考えです。 この他、有害鳥獣捕獲等事業では、年々被害額が減少傾向にありますが、被害額に現れない高原植物の食害対策など、ニホンジカの捕獲促進にも力を入れるとしています。 また、塩尻市に建設が進められている木質バイオマス発電施設などについて、製材用、発電用の木材の供給量が示されました。 3月に木材加工や木材チップ製造施設が完成し4月から稼働しています。 今年度の製材用の木材供給量は、5万立法メートルで、上伊那地域に多いアカマツも供給されており、今後更に増える見込みです。 平成29年度には、発電施設が完成する予定で、発電用木材の供給量は、10万5千立法メートルとしています。 会議では、市町村の申請により配分される総額1,210万円の森林づくり推進支援金の上伊那の分配案が示されました。 伊那市は、松くい虫の被害木の処理などに400万円、箕輪町も松くい虫対策などに140万円、南箕輪村は、大芝高原関連などに97万円が配分されることが承認されました。 森林税は、平成20年度から導入されていて、間伐や里山の集約化などが進められ、税収規模は、毎年6億円ほどです。
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木下北保育園 七夕送り
箕輪町の木下北保育園で8日、七夕送りの行事が行われました。 木下北保育園では、7月に入り、願い事を書いた短冊などを飾りつけた笹を、七夕飾りとして園内に飾っていました。 この日は、園児96人で七夕送りの行事として笹を燃やしました。 七夕飾りに火がつけられると、園児達は短冊に書いた願いが叶うよう、手を合わせていました。 山下いち子園長は「昔から続く行事を大切に、子供達に伝えていきたい」と話していました。
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箕輪町で子ども用品リユース会開催
使わなくなった子ども用品を再利用してもらうリユース会が7日、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。 箕輪町では、子育て世代の経済的な負担や環境への負担を減らそうと毎年リユース会を開いています。 会場には、衣類やおもちゃ、ベビーカーなどおよそ2,000点が並びましたが、開始から30分程でほとんどの物が無くなったということです。 子ども用品リユース会は、秋にも開かれる予定です。
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伊北環境行政組合 施設無償譲渡へ
箕輪町八乙女の不燃ごみ処理施設・クリーンセンター八乙女を管理運営する伊北環境行政組合は、平成29年3月に解散し、上伊那広域連合に移管される計画です。行政組合議会で施設の上伊那広域連合への無償譲渡について報告されました。 3日は、伊北環境行政組合議会全員協議会が、箕輪町役場で開かれ、行政組合の上伊那広域連合への移管が報告されました。 現在上伊那広域連合では、不燃ごみ・粗大ごみなどを箕輪町のクリーンセンター八乙女に集約し、上伊那全体で処理を一本化する方針で進めています。 それに伴い、クリーンセンター八乙女は平成29年4月に広域連合に移管され運営されます。 クリーンセンター八乙女の移管について、有償譲渡が検討されてきましたが、これまでに、広域化にともなう有償譲渡の例は全国でもないこと、施設の残存価値はほとんどないことから無償譲渡する方針が示されました。 伊北環境行政組合は、平成29年3月31日解散予定で、4月から上伊那広域連合に移管されます。
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プロの美容師が伊那養でカット
箕輪町に本社がある松島美容室は6日、伊那市の伊那養護学校に通う子ども達の髪の毛を、無料でカットしました。 松島美容室は、上伊那地域5店舗で営業しています。 地域に貢献しようと中高生の職場体験学習の受け入れや、キャリア教育などを積極的に行っています。 定休日のこの日は、およそ20人の美容師が伊那養護学校を訪れ、80人の子ども達の髪の毛を、無料でカットしました。 無料カットは、毎年行われていて今年で6年目。今年度は秋と冬にあと2回予定しています。 子ども達は希望通りに好みの髪型にカットしてもらっていました。 松島美容室では、「イベントを通して地域の子ども達を育成し、将来的には地元で就職してもらえるよう活動を続けていきたい」と話していました。
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社会を明るくする運動 上伊那北部地区大会
第65回社会を明るくする運動・青少年健全育成推進上伊那北部地区大会が5日、箕輪町文化センターで開かれました。 大会には、箕輪町や辰野町からおよそ180人が参加しました。 この大会は、箕輪町と辰野町の関係団体でつくる青少年健全育成推進委員会が開きました。 昨年度の県の作文コンテストで優秀賞を受賞した箕輪北小5年の松見すみれさんが、作文を朗読しました。 また、大会では、箕輪中部小の岡田誠校長が講演しました。 岡田さんは、「心豊かな良い子を育てるためには学校・家庭・地域が連携し、子どもを勇気づけたり、成長を共感しあうことが必要」と話していました。
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伊那ビデオクラブコンクール表彰式
伊那ビデオクラブの作品コンクール表彰式が、5日伊那市のいなっせで行われました。 伊那市長賞には、河野ひさしさんの作品「桜咲く高遠 中学生のおもてなし」が選ばれました。 高遠中学校の生徒たちの観桜期の対応をとらえました。 伊那ケーブルテレビ賞には、市川東明さんの作品「上高地河童橋を訪ねて」が選ばれました。 後藤監督賞には、赤羽仁さんの作品「最後の大般若法要」が選ばれました。 また、伊那ケーブルテレビ放送部門では、河野ひさしさんの作品「伊那の被爆柳」が優秀賞に選ばれました。 伊那ビデオクラブの赤羽仁会長は、「心ゆさぶられる作品が多かった」とあいさつ。 伊那ケーブルテレビの向山公人会長は、「今後も地域振興や活性化に貢献してもらいたい」と期待しました。 映画監督の後藤俊夫さんは、「どこに出しても恥ずかしくない作品ばかりだった」と講評しました。 今回入賞した17の作品は、今後伊那ケーブルテレビで放送する予定です。
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白鳥箕輪町長 子育て世代と意見交換会
箕輪町の子育て世代と、白鳥政徳町長との意見交換会が、2日、松島保育園で開かれました。 意見交換会には松島保育園に通う園児の保護者を中心に20人ほどが参加しました。 箕輪町ではこれまで、PTA代表との意見交換をしてきましたが、今年度から、広く子育て世代の意見を直接聞こうと、この会を開いています。 意見交換会では「子育てしやすい街とは」をテーマにワークショップが行われました。 「こどもが遊べる遊具のある公園がない」「夫の給料だけで生活しなければならないので、保育料が安くなると助かる」「送り迎えできる時間で勤務できる仕事がほしい」などの意見が出されていました。 箕輪町では、人口減少社会を迎える中で、子育て支援はもっとも重要な施策と位置付けています。 今回出された意見は、町の第5次振興計画に反映していきたいとしています。 子育て世代との意見交換会は、7日に東箕輪保育園で、14日に木下南保育園で開催予定で、だれでも参加できます。
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箕輪町の洋画家 向山さん個展
箕輪町木下の洋画家、向山和秋さんの個展が伊那市の伊那図書館で24日から始まりました。 会場には、人物画を中心に、1年以内に描き上げた作品41点が飾られています。 作品は、6号から300号と様々で、そのうちのほとんどが女性をモデルにした人物画です。 向山さんは、現在66歳。 50歳まで瓦職人でしたが、退職後の趣味として油絵を始めました。 美しく内面の輝く女性を限りなく追及して、日々描いているということです。 向山さんは、似顔絵も得意としていて、これまでに3万人以上の女性と子供を描いたということです。 この日も職場体験で取材に訪れていた、高遠中学校の生徒の似顔絵を描いていました。 向山和秋さんの個展は、7月4日土曜日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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箕輪太極拳の会 全国大会出場報告
箕輪町の箕輪太極拳の会は、は、11日(土)に東京都で開かれる、第32回全日本武術太極拳選手権大会への出場を7月1日、白鳥政徳町長に報告しました。 この日は、箕輪太極拳の会の向山初美代表ら7人が箕輪町役場を訪れ、全国大会出場の報告をしました。 箕輪太極拳の会は、上伊那の太極拳教室に通う生徒でつくる会で、週2回練習しています。 メンバーは、箕輪町を中心に上伊那在住者で構成された10人で、平均年齢は65歳です。 全国大会出場は、今回で2回目です。 大会では、10人全員で演武する集団の部に出場します。 白鳥町長は、「良い成績を残せるよう、楽しんで来て欲しい」と激励していました。 大会は、11日(土)に東京都の東京体育館で開かれることになっています。
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平成26年度 2億7,000万円の黒字見込み
伊那中央行政組合全員協議会が29日伊那市役所で開かれ、伊那中央病院の平成26年度の決算は見込みで2億7,000万円の黒字となることが報告されました。 報告によりますと伊那中央病院の平成26年度の収入は116億1,000万円。 支出は113億3,000万円で2億7,000万円の黒字となっています。 平成25年度の黒字額3億6,000万円より9,000万円の減額となりましたが伊那中央病院は平成21年度から6年連続の黒字となる見込みです。 患者数は入院が平成25年度より819人多い、118,448人。 外来が9,569人多い210,687人となっています。
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箕輪町福与鹿垣常会 金山神社社殿再建
箕輪町福与の鹿垣常会(ししがきじょうかい)に江戸時代から農機具の神様として祀られる、金山(かなやま)神社の社殿が完成し28日、神事が行われました。 この日は、社殿の完成を祝い、鹿垣常会の住民およそ70人が参加して神事が行われました。 金山神社は、箕輪町福与の鹿垣常会に、江戸時代から農機具の神様として祀られていて、住民からは金山様と呼ばれ、親しまれています。 完成した神社の祠(ほこら)を囲う社殿は、平成24年3月の強風で倒壊してしまい、その後社殿をどうするか常会で何度も話し合いをして来たということです。 住民からは、「長年先人たちが守り神として信仰してきた神様をこのままにしておくことはできない」「なんとか再建したい」などの意見が出されたということです。 今年4月に金山様建設委員会を立ち上げました。 再建にかかる費用、170万円を鹿垣常会24戸で出し合うことなどを決め、社殿が完成したものです。 鹿垣常会では、「新たな社殿が完成し、伝統文化を後世に引き継いで行きたい」としています。
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町・村消防団 ポンプ操法大会
箕輪町消防団と南箕輪村消防団のポンプ操法大会が28日、開かれ、各部門の優勝チームが決まりました。 箕輪町役場で開かれた大会には、町内6つの分団から18チームが参加し、早朝から積んできた練習の成果を発揮していました。 結果、自動車ポンプの部は、三日町・福与の第5分団が優勝。 小型ポンプの部は下古田、上古田、富田、中曽根の第2分団が、ラッパ吹奏の部は、松島、中原の第3分団が優勝しました。
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箕輪町プレミアム商品券販売
箕輪町は、1万円で1万2千円分の買い物ができるプレミアム商品券の販売を、27日、町文化センターで行いました。 早い人は午前4時過ぎに並ぶなど早朝から長い列ができ、午前9時の予定時間を35分早めて販売を開始しました。 商品券は、1万円で1万2,000円分の買い物ができる一般販売分と、1万円で1万3,000円の買い物ができる子育て応援分の2種類です。 発行総額は2億円で、町発足60周年に合わせて町と商工会が行いました。 一般販売分は、一般商店と大型店共通のものが8枚と一般商店のみで使えるものが4枚の12枚綴りで、1人3セットまで購入することができます。 子育て応援分は、中学生以下の子どもがいる世帯が対象で、子どもの人数分購入することができます。 商品券が使えるのは町内の163店舗で、使用期間は27日から12月25日金曜日までとなっています。 なお27日は、1億5千万円分にあたる1万2,500セットを用意し7,360セットが売れたということです。 次は、8月9日日曜日に販売されることになっています。
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箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人たちの霊を慰める戦没者慰霊祭が25日、箕輪町文化センターで行われました。 戦没者慰霊祭は箕輪町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。 箕輪町では、明治時代の西南戦争から太平洋戦争にかけ兵士として出征した人のうち602人が犠牲となっています。 箕輪町社会福祉協議会の平井克則会長は「過去の戦争を謙虚に反省し、再び戦争の悲劇を繰り返さないよう、次の世代に平和の尊さを語り次いで行くことが、私たちの責務」と式辞を述べました。 箕輪町遺族会の柴宮勇一会長は、「戦後70年の節目を迎え、犠牲者の死を無駄にする事が無いよう不戦の誓いを新たに、平和を守っていきたい」と話しました。
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箕輪の養蚕農家 出荷に向け準備
上伊那に残る数少ない養蚕農家 北條寛さんの作業小屋では来月の出荷に向け、蚕が繭をつくる最終段階に入っています。 箕輪町松島にある北條さんの作業小屋には、数センチ毎に仕切られたマブシと呼ばれる繭をつくるための箱が並べられています。 今月4日から育てている蚕は23日に糸を出す時期が近づいた事から、桑を与え育てているカゴから、マブシへと移されました。 北條さん宅では、年間に3回蚕を育てていて、約500キロの繭を出荷しています。 出荷された繭は、着物などになり、東京の百貨店で販売されています。 上伊那には、昭和30年代に1万3千戸以上の養蚕農家がありましたが、今年JAに出荷しているのは、北條さんを含め2戸のみとなっています。 蚕はこれから繭をつくりその中でサナギになります。 この時期の蚕は春蚕(はるご)と呼ばれ、一番大きな繭になるということで、7月3日に出荷を予定しています。
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箕輪写友会写真展
箕輪町在住の写真愛好家で作る箕輪写友会の写真展が22日から、箕輪町文化センターで開かれています。 箕輪写友会は、箕輪町在住の14人が会員で、「みんなで風景写真を撮りたい」と発足し今年で13年です。 会場には、会員の近作が2点ずつ合わせて28点、展示されています。 今年は、地元上伊那の風景写真が多く展示されています。 こちらの作品は富士山を6時間かけて撮影した1枚です。 星の動きが弧を描き、直線は、飛行機の航路だということです。 第19回箕輪写友会写真展は、28日(日)まで箕輪町文化センターで開かれています。
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飯田線と天竜まったり散歩
辰野町、箕輪町、南箕輪村が連携し天竜川沿いを歩くウォーキングイベント、飯田線と天竜まったり散歩が20日行われました。 イベントには県内を中心に137人が参加しました。 JR辰野駅がスタートで、伊那松島駅までの10キロのコースか、北殿駅までの15キロのコースを歩き、飯田線に乗って辰野駅まで帰ります。 箕輪町のみのわ天竜公園では、地元の名産品などを販売する出店が並び、参加者が一休みしていました。 飯田線と天竜まったり散歩は、辰野町、箕輪町、南箕輪村の3町村でつくる上伊那北部観光連絡協議会が行ったもので、今年で3回目です。 町村のイメージキャラクターも登場し、参加者と写真を撮影していました。 上伊那北部観光連絡協議会では、「三町村を繋ぐ天竜川沿いの景色をまったりと楽しんでほしい」と話していました。
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みのわ未来委員会 人口推計検討
2015 地方創生総合戦略に基づき町の将来像について検討するみのわ未来委員会が18日、町役場で開かれ、パターン別での人口推計について検討しました。 3回目となるみのわ未来委員会に、人口推計の資料が示されました。 現在箕輪町の人口は2万5560人で、2040年の推計が産出されています。 パターンは3種類で、最も減少率が高いのが、県のデータから算出したもので、2040年には2万1340人に減少すると算出。 次が、国立社会保障人口問題研究所の推計で、2万1806人に減少。 Uターン率を15%上昇させ、合計特殊出生率を1.8に達すると仮定した箕輪チャレンジ型に取り組んだ場合、2万2612人に減少するとしています。 委員からは、「医療費無料化年齢の引き上げや保育料の引き下げなどで他地域との差別化を図ることが必要」「初めに減少ありきではなく、増加させる目標設定をしてほしい」という意見がある一方で、「必ずしも人口減少は悪いことではないと受け止め、適正な人口・年齢層のバランスがよい住みよい地域づくりが必要」といった意見も出されていました。 また、みらい委員会で検討するために、箕輪町が行ったアンケート結果も示されました。 町内の20歳~39歳の3千人を対象に行ったアンケートでは、41.7%が未婚。 理想的な子どもの数は2人と考えている人が半数を占めることなどがわかりました。 また、町内の17歳225人を対象に行ったアンケート調査では、47.1%が「一度は、町外に出てもいずれは戻りたい」と考え、町外で暮らしたい理由としては、52%が「地元では高校卒業後の進学先が不足」、45%が「希望する職業につけない」と回答しています。 みのわ未来委員会では、次回、どのような人口推計で戦略を立てていくのかを決定する考えです。
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箕輪町 さくらんぼ狩り20日開園
箕輪町大出山口のJA上伊那が運営するサクランボ園で、20日からサクランボ狩りがスタートします。 サクランボ園は、箕輪町大出山口にある箕輪果実選果場八乙女直売所の東側にあります。 25アール13棟のハウス内に、200本が植えられています。 佐藤錦や紅秀峰など4種類を食べ比べることができます。 管理しているのは、18年前からサクランボ栽培を手掛ける関善一さんです。 こちらの圃場での栽培は、JA上伊那と契約し6年になります。 実が多く付き、条件が整ったため、今年からサクランボ狩りを受け入れることになりました。 圃場では、子どもたちでも手に届く場所にも、実がたわわに実っています。 JA上伊那では、この一帯・8ヘクタールを、果物の収穫が体験できる農園として整備を進めていて、他にもブルーベリー・桃・ブドウ・梨・リンゴを栽培しています。 そのトップを切ってサクランボ狩りがスタートします。 サクランボ狩りは、30分食べ放題で、大人2,000円、子ども1000円、3歳以下は無料です。 予約制で、JA上伊那箕輪支所営農経済課(電話79-0636)で受け付けています。 サクランボ狩りの受け入れは20日(土)から7月11日までとなっています。
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上伊那トップを切って 箕輪南小でプール開き
上伊那の小学校のトップを切って箕輪町の箕輪南小学校で17日プール開きが行われ子供達は水の感触を楽しんでいました。 17日は全校児童98人がプールサイドにあつまりプール開きが行われました。 子供達は、注意事項や安全祈願を終えると、シャワーを浴び水の感触を楽しんでいました。 上伊那ではこの日南小を含め3つの小学校でプール開きが行われました。 箕輪南小では、今日から泳げるよう、2週間前に掃除を行い、水を張り、準備をしてきました。 宮下徳雄校長は「一生懸命、泳ぐことに力をそそぎ、良いシーズンにしてほしい」と話していました。 箕輪南小では、8月下旬まで週3日程度水泳の授業を行うという事です。
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西駒登山前に袋式トイレ説明会
7月に西駒登山を予定している箕輪中学校で、西駒山荘で使用する「袋式トイレ」の説明会が16日に行われました。 この日は2年生280人が、西駒山荘管理人の宮下拓也さんからトイレの使用方法について説明を受けました。 袋式トイレは山の環境を守るために使われるもので、山荘の営業終了後にヘリで降ろし処分します。 平成9年に南アルプスの北岳の水場でし尿が原因と思われる大腸菌が検出されたという報道があったことから、西駒山荘では平成13年から袋式のトイレを使って処理を行っています。 宮下さんは「袋式は嫌なイメージがあるかもしれないが、我慢をすると体調にも大きく関わるので安心して使って有意義な登山にしてください」と話しました。 箕輪中学校では、7月23日と24日に登山を予定していて、2日目の下山途中に西駒山荘で休憩することになっています。
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伸和コントロールズに紺綬褒状
神奈川県川崎市に本社を置き伊那市高遠町に主力工場を構える機械装置製造メーカー伸和コントロールズは、公共のために私財を寄付し地域発展に貢献したとして、国から紺綬褒状が贈られました。 12日は、高遠さくらホテルで伝達式が行われ、白鳥孝市長から幸島宏邦社長に褒状が手渡されました。 伸和コントロールズは、平成16年に長野事業所開設20周年を記念し通年観光型のバラ園「しんわの丘ローズガーデン」をオープンさせました。 敷地内には170種類2,100本のバラが植えられています。 また、去年6月にはローズガーデンの整備費用として伊那市に1千万円を寄付していて、紺綬褒状はこれらの功績が認められたものです。 白鳥市長は、「バラを通じた地域おこしに協力していただきありがたいです」と感謝していました。