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作家×コスプレイヤー 宇宙語る
ノンフィクション作家で科学ジャーナリストの松浦晋也さんとコスプレイヤーで造形家のあきのさんの人工衛星をテーマにしたトークショーが21日伊那市創造館で開かれました。 架空の世界を描いた作品の再現が趣味で、コスチュームを自作し、自ら身に着けることによって表現しているあきのさん。 小惑星探査機はやぶさのイラストをもとに製作したコスチュームは、会場に訪れた子どもの心を捉えていました。 2人は、人工衛星や宇宙開発などをテーマに話しをしました。 日本は有人の宇宙開発はしないのかとの質問に対し松浦さんは「技術はあるので、あとは国の政策しだい。アメリカは、集中投資をするが、日本でそういった環境をどうやって作るかが課題」と答えていました。 一方あきのさんは、「とにかくはやぶさが好きで、コスプレは一つの表現でアピールの方法。このやり方で宇宙開発への関心を広げていきたい」と話していました。 あきのさんは、はやぶさが2010年6月に帰還する前から自作のはやぶさコスチュームでの活動を始めています。 現在は各地の科学館などで行われる宇宙関連展示の解説員としても活躍しているということです。
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公立高校後期選抜 合格発表
公立高校後期選抜の合格発表が、20日、県内一斉に行われました。 県内の公立高校では全日制・定時制など合わせて1万2666人が受験し、1万1707人に喜びの春が訪れました。 このうち、伊那市の伊那北高校では、午前8時30分に合格者の受験番号が張られた掲示板が運び出されました。 多くの受験生や保護者が合否を確認しようと高校を訪れていて、それぞれが自分の番号を確認していました。 伊那北高校の普通科・理数科の後期選抜にはあわせて207人が受験し、全員が合格しました。 上伊那では、全日制で942人の募集があり、932人が受験、うち907人が合格しています。 上伊那の公立高校で再募集を行うのは、全日制で、辰野高校普通科が11人、商業科が5人、高遠高校普通科が11人、赤穂高校普通科が5人、商業科が8人となっています。
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小学生が石に絵を描くトールペイント体験
伊那市の富県ふるさと館で地域の小学生が、拾った石に絵を描くトールペイントを19日、体験しました。 富県公民館は、長期休み中の子ども達の居場所づくりを目的に富県公民館が春と夏の年2回おいで塾を富県ふるさと館で開いています。 19日は、富県小と新山小の1年生から5年生までの児童30人が、石に絵を描くトールペイントで文鎮を作りました。 講師は、富県絵手紙サークルのメンバーがつとめ、「トールペイントは、アクリル絵の具を使い、なるべく水分を少なくするところがポイント」と子どもたちに説明していました。 参加した子どもたちは、思い思いの絵を石に描いていました。 おいで塾は、毎年縦割りの班ごと課題に取り組んでいて、なかなかうまくできない下級生は、上級生のまねをして描いていました。 富県公民館は、地域の人にはサークル活動の一環として指導役になってもらい、子どもたちには学校で体験できないことを学ぶ場所として活用してほしいと話しています。
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希望胸に 中学校で卒業式
伊那市、箕輪町、南箕輪村の中学校で18日一斉に卒業式が行われ義務教育を終えた生徒たちが新たな一歩を歩みだしました。 このうち南箕輪中学校では男子80人、女子74人の合わせて154人が卒業を迎えました。 式では柴俊春校長から1人1人に卒業証書が手渡されました。 式辞で柴校長は「人には優しくあたたかく、自らは厳しく正しく、という学校目標をこれからの指針とし弱い心に負けず歩んでください。」とはなむけの言葉をおくりました。 卒業生代表の伊東さくらさんは答辞で「みんなで過ごした時間が大好きでした。そしてこの生活が当たり前の光景でした。だからこそ別れがつらいです。けれどこれからはそれぞれの道に進んでいかなければなりません。自分の道を力強く歩んでいきましょう。」と述べました。
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高遠武家屋敷跡に解説板
長野県埋蔵文化財センターは、伊那市高遠町の東高遠若宮武家屋敷跡に遺跡解説板を14日設置しました。 東高遠若宮武家屋敷は、若宮地区にあります。 埋蔵文化財センターは、平成17年度から18年度にかけて今から170年前の建物跡を調査しました。 この地区には、9件の藩士宅があったということです。 そのうち小松家住宅跡では、建物の柱を支える礎石が7つの部屋を形作るように配置されて発見されました。 これは文献に描かれていた高遠藩士小松純八の屋敷間取り図と一致したということです。 現存する県の宝、旧馬島家住宅跡については、曳移転工事にともない基礎部分の調査が行われました。 部屋の床下からじちん地鎮や産育儀礼に関する遺構が発見され、高遠焼の土管もみつかりました。 解説板は、地域の文化財を知り、興味を持ってもらおうと埋蔵文化財センターが建てているもので、県内では、千曲市の平安時代の役所の遺跡に続く2番目の設置となりました。 14日は、当時発掘調査を担当した職員による説明会も行われ、地域住民が興味深そうに話に聞き入っていました。 センターでは、「絵島が高遠に流されて300年、高遠焼が生まれて200年の今年、この解説板を建てることにより、馬島家や小松家についてもより理解が深まってもらえると思う。」と話していました。
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西春近自治協議会 権現山の紙芝居を制作
伊那市の西春近自治協議会は、地域の資源を見つめ直し後世に伝えていこうと権現山を題材にした紙芝居を制作し、地元の小学校などへ贈りました。 この日は西春近自治協議会の加納義晴会長と制作を進めてきた心のやすらぎ部会の辰野哲洋部会長が西春近北小学校を訪れ、鈴木孝敏校長に紙芝居を手渡しました。 紙芝居はB4版の全14場面で、主人公のごんじいさんの案内で孫二人が登山をするストーリーです。 権現山の歴史や自然、西春近の住民と山との関わりについて紹介されています。 8部制作し、権現山登山をしている、西春近の北小学校、南小学校、東春近小学校に贈り、西春近公民館、東春近公民館、伊那図書館にも寄贈しました。 西春近北小学校では、毎年6年生が権現山に登山をしていて、紙芝居は、登山の前の学習や朝読書の時間に活用していくということです。 西春近自治協議会では、15日(土)午前10時から、西春近公民館で上演会を開くことになっています。
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高遠高校 中高一貫校検討へ
高遠高校将来像検討委員会の委員長を務める、伊那市の白鳥孝市長は高遠高校に付属中学を設置し中高一貫校とした場合の導入効果などについて検討、研究する必要があるとの考えを12日示しました。 これは12日、開かれた伊那市議会3月定例会の中で議員の質問に答えたものです。 高遠高校は定員120人に対し平成19年度から今年度まで7年連続で定員割れとなっています。 議員からは「定員割れが続くと、県教育委員会が進める再編計画で存続が難しくなる。地域高校として存続していくためにも中高一貫校について検討を進めるべき」との質問がありました。 白鳥市長は「県内では、これまで進学校としての中高一貫校が設置されてきた。高遠高校は、特色あるコース制度による学びや地域との連携を軸足においている。導入効果について検討と研究を進めたい」と答えていました。 この件に関し白鳥市長は、将来像検討委員会で協議するのが望ましいとしています。
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公立高校後期選抜試験 実施
公立高校後期選抜試験が11日、県内の高校で一斉に行われました。 県内ではおよそ1万2,600人が受験に臨みました。 上伊那では、全日制の7校と多部単位制の箕輪進修高校の合わせて8校で試験が行われました。 このうち、伊那市の伊那北高校では、塾の講師などに励まされながら受験生が会場に向かっていました。 伊那北高校は、普通科が200人の募集に対し192人が志願していて倍率は0.96倍、 理数科は、4人の募集に対し15人が志願していて倍率は3.75倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで、 上伊那の高校でもトラブル等はなかったということです。 合格発表は20日木曜日です。
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伊那小6年正組 伊那まち案内ラストツアー
総合学習の一環で伊那市の中心商店街の活性化に取り組んできた伊那小学校の6年正組の児童は、活動のまとめとして、伊那まちを案内するラストツアーを8日行いました。 ツアーでは、「満ぷくコース」や「お得なサービスコース」など、7つの班に別れ、それぞれ4店舗を紹介しました。 伊那小6年正組は、4年生の時から中心商店街の活性化に取り組んでいます。 6年になってからは毎月案内ツアーを行っていて、今回で最後となります。 児童は、おすすめの商品や店の歴史などを紹介していました。 タウンステーション伊那まちには、児童による店の紹介コーナーが設けられ、あすまで飾られます。 ツアーには保護者など25人が参加し、町歩きを楽しんでいました。
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伊那小学校6年礼組 「御子柴艶三郎」卒業公演
農業用水の掘削に命をかけた地域の偉人、御子柴艶三郎の功績を、演劇を通して伝えてきた伊那小学校6年礼組の児童は、3年間の集大成となる卒業公演を1日、伊那文化会館で行いました。 神子柴艶三郎の功績を多くの人に伝えようと、4年生の時から自分たちで台本をつくり、地域の公民館などで公演を行ってきました。 この日は、その集大成となる卒業公演が行われ、会場は満席となりました。 命をかけて井戸を掘り起こす事を神に誓った艶三郎が、水神となるため自害するシーンになると、観客も息を飲んで見守りました。 礼組では、卒業までに艶三郎について自分たちでまとめたパンフレットを市内の公民館や図書館に配布するということです。
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クラフト作家 柴和彦さん木の渓流魚展
箕輪町のクラフト作家、柴和彦さんによる木の渓流魚展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、流木などで作った、アマゴやニジマス、カジカなど、200点が展示されています。 渓流釣りが趣味の柴さんは、大好きな魚を作品にしようと、5年ほど前から制作を始めました。 毎年個展を開いていて、今年はモモンガやアマゴを狙うカワセミなど、魚以外のものにも挑戦しました。 柴和彦さんの「木の渓流魚展」は、10日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪西小学校 6年生に感謝する会
卒業を間近に控えた6年生に感謝する会が、6日、箕輪西小学校で開かれました。 5年生の児童が手作りした花のアーチをくぐって6年生が入場しました。 この日は学年ごと発表が行われ、5年生は、感謝の気持を俳句にして発表していました。 発表のほかにも、手作りのお守りや首飾りなどが6年生にプレゼントされました。 最後に6年生は、お礼に歌を披露しました。 将来、別々の道を歩んでも、同じ故郷の空の下に、また集まろうという思いを込めて唄ったということです。 箕輪西小学校の卒業式は、15日(土)に行われます。
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新山小できのこの菌打ちを体験
伊那市の新山小学校の児童が2月26日、キノコの菌打ちを体験しました。 今年の秋には収穫ができるものもあるということです。 この日は、新山小学校の児童が、地元住民でつくる「新山山野草の会」の協力で、シイタケやナメコ、クリタケの菌打ちを体験しました。 「新山山野草の会」が、子供たちに地域の人との関わり合いの中で、地元の文化にふれてもらおうと企画したものです。 用意されたのは、ナラの木とクルミの木およそ30本です。 最初に上級生が菌を打ちつけるための穴をドリルであけていました。 下級生は穴に合わせて長さ1センチほどのキノコの菌を、金槌や木槌で打ちつけていました。 菌を打ちこんだ木からは、ナメコが一番早く成長するということで、今年の秋には収穫できるそうです。 とれたキノコは、給食などで味わう計画です。
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公立高校後期選抜志願者数第2回目予定数調査発表
長野県教育委員会は、11日に行われる公立高校後期選抜試験の2回目の予定数調査をまとめ、4日発表しました。 伊那北高校理数科は3.75倍、普通科は0.96倍となっています。 それでは上伊那8校の志願状況をお伝えします。 辰野普通は61人で0.85倍、商業は16人で0.80倍となっています。
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伊那市内最大規模 竜東保育園完成
施設の老朽化などにより建て替えが進められていた、市内最大規模となる、伊那市狐島の竜東保育園が完成しました。 1日は竣工式と施設見学会が行われ、地域住民に園舎が開放されました。 新しい竜東保育園は、鉄筋コンクリートの2階建てです。 保育室は全部で10室あり、壁には杉が使用されています。 定員は220人で、市内最大です。 ペレットボイラーが導入されていて、未満児室には床暖房が入っています。 太陽光発電パネルも設置され、発電した電力は売電し、保育園の運営費にあてられます。 総事業費は6億8千万円で、主に合併特例債で賄います。 竜東保育園の建て替えは施設の老朽化や伊那市の保育園整備計画に基づき行われました。 平成27年度から、伊那東保育園が閉園となり、竜東保育園と伊那北保育園に統合されます。 新しい園舎での保育は、準備が整い次第今月から始まる予定です。
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美篶小学校児童が上原獅子舞クラブの獅子舞を観賞
伊那市の美篶小学校の児童は、27日、地域の文化を学ぶ社会科の授業で、地元の上原獅子舞クラブの獅子舞を鑑賞しました。 酔っぱらったひょっとこが眠っている獅子を起こし一緒に戯れる様子を表現したクラブオリジナルの獅子舞「楽獅子」が披露されると、子ども達は身を乗り出して見ていました。 地域の暮らしや文化を学ぶ社会科の授業の一環で、美篶小学校が上原獅子舞クラブに依頼したものです。 上原獅子舞クラブは、公民館の倉庫から古い獅子頭が見つかった事がきっかけで昭和55年に発足しました。 昔の資料が残っていなかったため、伊那市富県の歌舞劇団、田楽座に協力してもらいながらオリジナルの舞やお囃子を作りました。 初代会長の橋爪弥六さんは「大きくなったら一緒に獅子舞をやりましょう」と子ども達に呼びかけていました。
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高校入試後期選抜 志願者数 全日制1.05倍
長野県教育委員会は3月11日に行われる、公立高校後期選抜試験の志願受付締め切り後の集計結果を26日発表しました。 上伊那の普通科では、伊那弥生ヶ丘と箕輪進修の普通Ⅰ部、Ⅱ部が1倍を超え他の学校では1倍を下回っています。 辰野高校普通科は52人で0・72倍、商業科は18人で0・9倍となっています。
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箕輪中学校生徒会が模擬議会で町長に質問
箕輪中学校の生徒が、平澤豊満箕輪町長に質問する、中学生模擬議会が26日、箕輪町役場で開かれました。 模擬議会は町政に関心を持ってもらおうと町議会が開いたもので、箕輪中学校の生徒会役員、33人が参加しました。 模擬議会の議長は生徒会議長の深澤綾美さんがつとめました。 議員席には21人が座り、そのうち代表の10人が一般質問をしました。 このうち宮澤希さんは長野県教育委員会の中学生のスポーツ活動指針である朝部活の原則廃止について「朝部活がなくなることで勉強の成績が上がるとは思えない。最後は自分たちのやる気の問題だと思います。朝部活廃止に反対です」と述べました。 これに対し平澤町長は、「何かをやめたら、何かが良くなるとは私も思わない。」と答えていました。 唐澤義雄教育長は「意見を参考に学校や近隣市町村の部活の状況やあり方をこれから検討していきます。」と答弁していました。 参加した中学生は模擬議会を通して、町政の一端に触れていました。
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第6回 伊那映像祭
伊那ビデオクラブの第6回伊那映像祭が23日伊那市のいなっせで開かれ、訪れた人たちは、会員が制作した映像を通して南アルプスや地域の魅力に触れました。 第一部は、南アルプスと伊那山地、その神秘と魅力と題した25分の作品が上映されました。 南アルプスの中央構造線エリアジオパークにスポットをあて、構造やなりたちを紹介しながら自然やその魅力に迫りました。 第2部は、会員がこれまでに制作した16作品が上映されました。 地域や人をテーマにしたものや、農業が抱える問題に切り込んだものもあり、来場者は会員の力作に見入っていました。 伊那ビデオクラブの武田忠芳会長は、「南アルプス国立公園指定50周年の今年、映像を通してすこしでも理解を深めてもらえればうれしい。」とあいさつしました。 伊那ビデオクラブは、今年結成21年目で会員は、20人。 県内でも屈指のクラブとして活動していて、映像祭は今回で6回目をかぞえます。
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身近な材料で手作り雛人形
身近にある材料を使って手作り雛人形を作る催しが23日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 体験会は、実際に自分たちの手で作る雛人形のあたたかみを感じてもらおうと、箕輪町郷土博物館が開いたものです。 この日は、町内を中心に子どもからお年寄りまでおよそ35人が参加しました。 雛人形の材料は木綿やフェルト、千代紙の3種類から選ぶことができ、手のひらサイズの人形を作ります。 木綿のハギレを使った雛人形づくりでは職員から指導を受けながら、針と糸で丁寧に重ねて縫っていました。 千代紙の雛人形は紙を重ねる幅などに気を遣いながらのりで貼り付けていました。 早い人は1時間程度で完成させ、作った雛人形は部屋などに飾るということです。
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中村不折につづけ 書道展始まる
伊那谷縁の画家・書家として知られている中村不折の精神を後世に引き継いでいこうと初めて開かれるイベント「中村不折につづけ子どもたちのかきぞめ書道展」が22日から、伊那文化会館で始まりました。 会場には、上伊那地区と松川町の小学校5、6年生の作品が展示されています。 書道展は、伊那文化会館の開館25周年記念事業の1つとして、アルプス中央信用金庫、上伊那書道協会と合同で今回初めて開かれたものです。 冬休みの課題として書いた書き初めをクラスごと3作品ずつ募集し、合わせて399点が集まりました。 審査の結果、最高賞の中村不折賞には赤穂南小学校6年の中嶋健瑠君の作品が選ばれました。 アルプス中央信用金庫理事長賞には、高遠小学校6年の小松優斗君の作品が選ばれました。 上伊那書道協会会長賞には、高遠北小学校6年の斉藤桂さんの作品が選ばれました。 伊那文化会館館長賞には、伊那東小学校6年の平澤菜々子さんの作品が選ばれました。 審査員特別賞には、伊那養護学校6年の漆戸貴大君の作品が選ばれています。 実行委員会では、「日本の伝統文化である書き初めについて再認識するとともに、郷土の偉人をいつまでも忘れず、後に続く人を育てていきたい」と話します。 書道展は、3月2日日曜日まで伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。
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坂下神社で天神様祭り
学業成就を願う天神様祭りが22日、伊那市の坂下神社で行われました。 22日は、坂下区の小学生およそ30人とその保護者合わせて50人ほどが集まりました。 坂下神社の境内には、勉学の神様「菅原道真」が祀られています。 伊藤光森宮司は「同じところに生まれ同じ時代を生き同じ学校に通う仲間達と仲良く生活してください。神様は皆さん一人ひとりを見守っていてくれています」と話していました。
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伊那市美篶小学校 学習発表会
児童がクラスやクラブ活動で取り組んできた学習を発表する会が18日、伊那市の美篶小学校で開かれました。 この日は、地区の関係者や保護者を学校に招き、全校児童がそれぞれ1年間取り組んできた活動の発表を行いました。 金管バンドクラブは、来月6年生が卒業するため、71人最後の発表となりました。 3年2組は、駒ヶ根市の青年海外協力隊と交流したことがきっかけで、世界各国の食生活について調べ、発表しました。 バングディッシュでは毎日カレーが食べられていることや、マサイ族は牛の血を飲むという内容の演劇を披露すると、聞いていた児童は驚いていました。 ある児童は「うまく発表ができて良かった。他のクラスがどんなことをやってきたのか分かった」と話していました。 保護者は「1年間を通して子どもの成長が見れた。どの発表にも工夫が感じられて良かった」と話していました。
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上伊那農業高校課題研究発表会
上伊那農業高校の3年生による、1年間の学習の成果を披露する課題研究発表会が、20日、伊那市のいなっせで開かれました。 発表会は、卒業を前に、研究の集大成の場として毎年開かれています。 上農高校には4つの科それぞれに各科に専攻やコースがあり、全部で11コースあります。 この日は、11あるコースの中から選抜された代表生徒が発表しました。 そのうち、生物科学科の西垣(にしがき) 優里(ゆり)亜(あ)さんは、実験用のマウスのケージの消臭について研究しました。 普段は、ケージの床敷きには、紙くずを使用しているということですが、身近なもので床敷きを代用したところ、もみがらが一番消臭できたとしました。 また、消臭効果のあるよもぎを入れたところ、無臭に近くなったとしています。 上伊那農業高校では、「1年間研究を進めることは、この先、就職するにしても、進学するにしても役に立つ。」と話していました。
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劇団クラーク地方主催 第5回戯曲を読む会
演劇用の台本を声に出して読む「戯曲を読む会」が16日、伊那市の伊那図書館で開かれました。 これは、箕輪町を拠点に活動している「劇団クラーク地方」が主催したもので、今回で5回目です。 この日は、上伊那在住の劇団員や一般から18人が参加しました。 今回読み合わせを行った戯曲は、東京都出身の劇作家、岸田國士さんの「秘密の代償」です。 参加者は、読み手を変えながら同じ場面を繰り返し読み合わせ、ストーリーや雰囲気の違いを楽しんでいました。 ある参加者は「自分と同じ台詞でも他の人が読むと、声質や言葉の発し方で違う人物に感じておもしろかった」と話していました。 次回の「戯曲を読む会」は、4月中旬を予定しているということです。
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長野県シニア大学伊那学部の卒業式
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が17日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。 今年度卒業するのは、2年間の課程を修了した36期生102人です。 シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりのために長野県長寿社会開発センターが行っているもので、ボランティア活動や健康づくりなど2年間で130時間のカリキュラムがあります。 今年度の卒業生の平均年齢は69.2歳で最高年齢は82歳です。 寺井直樹学部長は、「長寿社会を明るくするために、主体的に社会の担い手となることを期待します」と激励しました。 卒業生を代表して有賀一喜さんは、「2年間で学んだ知識を活かして、充実した人生を送っていきたい」と話しました。
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成果を広く一般に伝えようとリーフレット制作
伊那市の伊那小学校6年礼組は、4年生の時から総合学習で農業用水の掘削に命をかけた地域の偉人、御子柴艶三郎について学んできました。 学習のまとめとして、成果を広く一般に伝えようとリーフレットを制作します。 伊那小6年礼組は4年生から御子柴艶三郎について、地域住民などに話を聞くなど調査をしてきました。 そこで知り得た知識を多くの人たちに知ってもらうにはどうしたら良いかを19日に話し合いました。 児童からは「卒業まであと20日になり、大きな事はできない。各小学校に手作りリーフレットを置いてもらってはどうか?」 「伊那市長や伊那市教育委員長にこれまでの活動を伝え、力を貸してもらってはどうか?」などの意見が出されていました。 これに対する反対意見もあり活発な話し合いが行われていました。 その結果、リーフレットを制作し、「公民館や他の小学校の図書室に置いてもらい、市長や教育委員長に話しを聞いてもらう」ことにしました。 礼組は艶三郎を題材にした演劇を3月1日に卒業公演として演じます。 この日は、それに向けた稽古も行われました。 稽古には、演劇に詳しい阿部(あべ)裕(ゆう)吉(きち)さんも駆けつけ、艶三郎の動きや、声の強弱について指導していました。 卒業公演は3月1日(土)に、伊那文化会館で行われます。
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西箕輪保育園園児にプレゼント
いーな雑穀ネットワークや伊那地域アマランサス研究会は、アマランサス絵画作品展に応募した、伊那市の西箕輪保育園園児に17日、らくがき帳をプレゼントしました。 この日はアマランサス研究会の根本和洋研究部会会長ら4人が保育園を訪れ、年長園児ひとりひとりに手渡しました。 作品展は、研究会などが幼い頃から雑穀に親しみ、関心を持ってもらおうと開いているものです。 西箕輪保育園ではアマランサスの種をまき、育てた様子を年長、年中園児が描き、104点応募しました。 研究会の根本さんは、「アマランサスはとても栄養価の高い食べ物です。しっかり食べて、アマランサスのように大きくなってください」と話していました。 園児はプレゼントのお礼に歌を歌っていました
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親子で科学の楽しさに触れる
工作を通して科学の楽しさに触れる科学のおはなし会が9日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 この催しは理科離れしている児童に科学の楽しさを知ってもらおうと箕輪町図書館が開いたもので会場には22組およそ70人の親子が訪れました。 講師は科学の楽しさを伝える活動をしているNPO法人ガリレオ工房の土井美香子さんが務めました。 風船を使って音の振動を感じる実験では子どもたちが風船に耳をあて、音が伝わる仕組みを学んでいました。 他に紙コップと糸を使い音が伝わる実験も行われ、参加した親子が楽しみながら科学に触れていました。 箕輪町図書館では科学の楽しさを知り、それらの本を読むきっかけにしてもらいたい。」と話していました。
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一水十日会展 はじまる
伊那谷在住の一水会展出品者でつくる一水十日会の作品展が14日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。 会期は27日までとなっています。 会場には、去年の一水会に出品した42作品が並んでいます。 100号の大作が22点、小品が20点です。 一水会は、昭和11年、西洋絵画伝統の写実を守り、技術を重んじる芸術を目指そうと設立された団体です。 一水十日会は、その一水会展に出品経験のある11人が所属していて、作品展は今回で5回目。 県内の風景画を中心に写実的な作品が並んでいます。 一水十日会展は、27日までかんてんぱぱホールで開かれています。