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長田保育園 新しい保育室が完成
箕輪町の長田保育園の未満児と年長児の新しい保育室が完成し、20日、竣工式が行われました。
新しい保育室は、木造平屋建て、延べ床面積は約130平方メートルで、園舎とテラスでつながっています。
未満児室と年長児用の保育室の2部屋があり、棚やトイレ、水道なども備えられました。
長田保育園では、園児数が増加したことから、昭和59年からこれまで、プレハブの保育室を設置して対応してきましたが、より良い環境で保育を行えるようにと、今回改築が行われました。
総事業費は、約2,800万円となっています。
この日は、新しく完成した保育室で、竣工式が行われました。
平澤豊満町長は、「建物は完成したので、ひと味違う箕輪の子が育つよう、中身を充実させていただきたい」と話していました。
来年1月からこの保育室を使うことになっている年長園児は、関係者の前で歌を披露し、感謝の気持ちを伝えていました。 -
高遠北小児童が高遠辛味大根の試食
伊那市の高遠北小学校の3年生は、自分たちが収穫した辛味大根で高遠そばを19日試食しました。
19日は3年生10人が伊那市職員から指導を受けてそばを打ちました。
高遠北小3年生は、地域の特産品や農業を学ぼうと社会科や総合学習の時間に辛味大根の収穫などを行ってきました。
高遠そばは、辛味大根、焼き味噌をあわせたからつゆに麺を付けて食べるのが特徴です。
19日は、めんつゆにすりおろした辛味大根を入れて味わっていました。
そば打ちを指導した伊那市の職員は、「これをきっかけに子ども達が地元のそばや辛味大根に興味を持ち、次の世代に受け継いでいってほしい」と話していました。 -
新山学校 5年生がしめ飾り作り
伊那市の新山小学校の児童は18日、正月用のしめ飾りの作り方を地域の人から教わりました。
18日は、5年生3人が近くに住む橋爪由美さんからしめ飾りの作り方を教わりました。
新山小では、毎年5年生が白毛餅作りを行っていて、収穫した後の藁を使ってしめ飾りを作っています。
児童らは、「右手を手前に引くようになうと良い」と橋爪さんからアドバイスを受けながら、40センチほどの束をなっていました。
最後に、鯛やおかめ、小判などの縁起物の飾り付けをして完成です。
橋爪さんは「お金を出せば何でも買える時代だが、手づくりの良さを感じてもらい、伝統を次の世代に伝えていってほしい」と話していました。 -
干支にちなんだ山車飾りを設置
来年の干支「蛇」にちなんだ山車飾りが17日箕輪町の木下駅前に設置されました。
17日は山車を制作した木下山車飾保存会のメンバー10人ほどが設置作業を行いました。
設置された山車飾りは「安珍と清姫」です。
和歌山県にある道成寺に伝わる伝説で、清姫が恋をした若い僧・安珍に裏切られ、悲しみのあまり大蛇になり安珍を追うという内容です。
山車では、釣鐘の中に隠れた安珍を襲う場面が作られました。
顔は発砲スチロール、胴体はホースを使って作ったということです。
木下山車保存会は毎年1月に行われる南宮神社の初祭りで山車飾りを奉納しています。
来年は1月12日と13日に行われ、境内に5つの山車飾りが設置されます。
木下山車飾保存会が制作した安珍と清姫は、17日から来年1月13日までライトアップされるということです。 -
い~な音楽祭
伊那市内の合唱団などが出演するい縲怩ネ音楽祭が16日伊那文化会館で開かれました。
音楽祭には23団体、およそ670人が出演しました。
い縲怩ネ音楽祭は、伊那市などが2001年から開いているもので、今年で12回目です。
ある参加者は、「毎年この音楽祭への出演を励みに練習しています。練習通りに歌え、よかったです」と話していました。 -
ポーラ☆スター新体操発表会
伊那市と塩尻市の新体操教室、ポーラ☆スターの発表会が16日伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれました。
発表会では3歳から高校3年生までのおよそ120人が日頃の練習の成果を披露しました。
ポーラ☆スターは伊那市と塩尻市に教室があり、合同で発表会を開いていて、今年で21回目です。
個人のほか、団体では保護者が参加しての演技もありました。
代表の橋爪みすずさんは、「去年20回を迎え、今年は初心に帰り、1回目のような気持ちで挑んだ。子どもたちが一つのことに夢中なり成長していく姿を見守っていきたい」と話していました。 -
長谷中学校生徒会が義援金届ける
伊那市長谷の長谷中学校の生徒会役員が文化祭などで集めた東日本大震災への義援金を11日長谷総合支所に届けました。
11日は生徒会長の西村清剛くんが長谷総合支所の池上忍次長に義援金4万337円を手渡しました。
長谷中学校生徒会では、去年から東日本大震災の被災地で役立ててもらおうと義援金をおくっています。
今年は文化祭の来校者に募金を呼びかけたほか、造園委員が育てたパンジーの苗を文化祭や道の駅南アルプスむらで販売し、その売り上げを義援金としておくることにしました。
伊那市に昨日までに集まった東日本大震災への義援金はおよそ7,200万円となっています。
義援金は、伊那市を通して日本赤十字社から東日本大震災の被災地におくられるということです。 -
舎羅の会 第4回合同展
県内9つの木彫教室でつくる舎羅の会の第4回合同展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはおよそ70人の木彫作品210点が展示されています。
県内9か所の木彫教室でつくる舎羅の会は、2年に1度成果を発表しようと合同発表会を開いています。
ある会員は、「作品の中にこめられた作者の熱意や苦労を感じとってほしい」と話していました。
舎羅の会第4回合同展は、18日火曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
来年度から「地域の科学」導入へ
高遠高校将来像検討委員会の専門部会が7日に開かれ、来年度から地域を教材として活用する「地域の科学」を授業に取り入れることが報告されました。
この日は高遠高校で2回目の専門部会が開かれ、高校の関係者や校外の有識者などおよそ30人が出席しました。
高遠高校将来像検討委員会は、定員割れが続いている高遠高校が、県が策定する第2期高校再編計画の廃止対象になる可能性が高いことから、学校の存続を目的に設置されました。
専門部会では、今すぐに始められることとして、PR活動や文理進学コースの充実など8項目について意見を出し合いました。
その中で「文理進学コース」の充実については「進学を目指す生徒と就職を目指す生徒が混在している。それぞれの希望にあった指導ができる環境が必要」といった意見などが出されていました。
また、地域の教材化・地域との連携について石城正志校長から、ジオパークなど地域の自然を活用した「地域の科学」という授業を来年度から始めることが報告されました。
石城校長は「実際に現場に出向き実地で学ぶことができる授業。高遠高校の新たな魅力として発信できれば」と話していました。
来年1月には、石城校長が上伊那郡内の中学校に出向き、学校のPRをすることも計画されているということです。 -
木下山車飾 制作進む
箕輪町の木下山車飾保存会は、来年1月の南宮神社の初まつりに飾る山車飾りの制作に追われています。
作業は、11月下旬から毎日行われていて、13日は、30人ほどが集まり人形を飾る舞台を作りました。
人形の制作作業は、中ほどまで進んでいます。
今回飾る山車は、木曽義仲が神社で戦勝を祈願するシーン、幕末・無血開城する江戸城の大奥の様子、平家一門の滅亡を語る耳なし芳一の話、来年の干支蛇にちなみ、清姫が大蛇となり釣鐘に隠れて安珍をおそうシーン、蛇の船に乗った七福神、その他に、子ども達が制作する一寸法師の、合わせて6つです。
人形は発泡スチロールで顔を、体はワラで作ります。
目玉は、電球やピンポン玉などで表現、鎧も手づくりです。
木下山車飾りは、明治初頭に高遠から木下に養子に来た青年が提案した事から始まり、以来商店、常会・青年会などが中心となり盛大に行われてきました。
戦後、経済状況の変化などで、規模は縮小していましたが、昭和54年に、保存会が発足。昭和63年には、箕輪町の民族無形文化財に指定されました。
保存会の山車飾りは、来年1月12日・13日に行われる南宮神社の初祭りで披露されます。
安珍と清姫の大蛇は、木下駅前に今月17日から展示される予定です。 -
第51回上伊那高校美術展
上伊那地区の8つの高校の美術部員の作品が並ぶ、第51回上伊那高等学校美術展が、13日から伊那文化会館で始まりました。
会場には、上伊那8校の美術部員100人の作品161点が並んでいます。
今年は、例年と比べ30号以上の大作のほか、陶芸などの立体作品も増えたということです。
この美術展は、唯一、全国コンクールにつながっていて、今回の出展作品の中から選抜された14点が県の高校美術展に、更にそこで選抜された作品が全国大会に出品できます。
高遠高校の美術部顧問は、「上伊那地区の高校の作品が一堂に会する機会。他校の活動を見ることでレベルアップにもつながっている」と話し、来場を呼びかけていました。
この作品展は、16日(日)まで開かれています。 -
上伊那医師会付属准看護学院の実習室完成
上伊那医師会付属准看護学院実習室の竣工式が12日伊那市狐島の上伊那医師会館で行われました。
実習室は鉄骨平屋建てで、延べ床面積は189平方メートル、総事業費は約5千600万円で、全額を国の補助金である地域医療再生基金で賄いました。
実習室にはベッド10床を入れることになっていて、1学年の定員40人が一度に実習できます。
竣工式には23人が参加しました。
実習室の増築は、上伊那地域医療再生計画に基づき看護師不足の解消のため行われたものです。
上伊那医師会の北原敏久会長は、「引き続き上伊那の看護職員不足への対応を考えていきたい」と話していました。
実習室は、12日から使用されました。 -
J-plusがグランプリ
平均年齢40歳以上のバンドがその腕前を競うおやじバンドフェスティバルが9日、長野市で開かれ、伊那市からエントリーしたJ-plusがグランプリに輝きました。
J-plusは伊那市の松澤純一さんをリーダーとする平均年齢44.2歳の4人組のバンドです。
今のメンバーで活動するようになって今年で17年目。
これまで様々なコンテストに出場してきましたが、グランプリは今回がはじめてだということです。
おやじバンドフェスティバルは県内で平均年齢が40歳以上のバンドを対象に開かれ、今年で3年目です。
今回は、52バンドがエントリーしテープ審査と予選を勝ち残った10組が本選ライブに出場しました。
審査は来場者の投票で行われ、J-plusが最多得票数を獲得しました。
実行委員会によりますとこれまで3回開かれたおやじバンドフェスティバルの出演延べ数は180バンド。
今回エントリーした52バンドの平均年齢は49.5歳だということです。 -
上伊那誌自然編の改訂増補版を刊行へ
上伊那教育会は、地域の歴史や自然についてまとめた上伊那誌自然編の改訂増補版を、新たに刊行します。
上伊那誌自然編は、各市町村と上伊那教育会が調査・研究を行い、昭和37年に刊行しました。
50年がたち、時間の経過により新しい事実が判明したり、現状とそぐわない内容がでてきたため、10月に開かれた教育会の総会で改訂増補版の刊行を決めました。
改訂増補版は、これまでのものより一回り大きいA4サイズでおよそ1,000ページを予定しています。
上伊那教育会では、平成29年度の刊行を目指していて、現在は地質や気象、動植物に詳しいおよそ60人を編纂・刊行委員に委嘱し、具体的な調査・研究を進めています。
9日は、刊行のPRを兼ねた講演会が伊那市の創造館で開かれました。
地質学を専門とする飯田市在住の理学博士松島信幸さんは「およそ40年前の宅地造成の際に伊那市西町で小黒川断層が見つかった。現在目にすることはできないが、こうした調査を進める必要がある」などと話しました。 -
5人のパパが絵本んお読み聞かせ
伊那市の男性5人でつくるパパ,S絵本プロジェクト伊那によるイベントが9日、南箕輪村の村民センターで開かれました。
パパ,S絵本プロジェクト伊那は、医師、小学校教諭、幼稚園の先生、市の職員、本屋とそれぞれ別の仕事をしている5人組グループで、休みの日に読み聞かせを行っています。
2004年に結成し、現在は県内外で活動しています。
9日は、サンタクロースとトナカイに扮したメンバーが絵本10冊を読んだ他、歌を歌いました。
訪れた母親は「ユーモアがあってお腹の底から笑えた。子どもも集中して聞いていたので来てよかった」と話していました。
会場には、親子連れおよそ100人が訪れ、休日のひと時を楽しんでいました。 -
保育園児が平和教育
12月8日の開戦記念日にあわせ、旧陸軍伊那飛行場の跡地に建っている上の原保育園で7日、年長児を対象にした平和学習会が開かれました。
講師は、近くに住む伊那飛行場研究の第一人者久保田誼さんです。
上の原保育園では、伊那飛行場跡地に建設されていることもあり、子どもの時から戦争を考えるきっかけにしてもらおうと、昨年度から年長園児を対象にしたこの平和学習会を開いています。
久保田さんは、小さな子ども用に親しみやすい画面構成で話をしました。
「戦争の時には、ここに飛行機の練習場があったんだよ」と久保田さんが話すと、子どもたちからは「え縲怐vといった驚きの声があがっていました。
学習会は、1時間近くありましたが、子どもたちは、集中力を切らさず話に耳を傾けていました。
板山ひとし園長は、「難しい話だが、やるのとやらないとでは全く違う。こんな場所にも戦争の跡が残っていることを少しでも知ってもらいたい」と話していました。
上の原保育園では、保育士を対象に伊那飛行場の学習会も開いていて、板山園長は、これからもずっと続けて平和の大切さを子どもたちと一緒に学んでいきたいとしています。 -
手良歌会が歌集「山あぢさゐ」を出版
伊那市手良の短歌の愛好家で作る手良歌会の歌集「山あぢさゐ」が出版されました。
8日は手良憩いの家で歌会が開かれ、手良歌会の会員など16人が参加しました。
公民館教室、手良歌会は5年に一度歌集を出版していて、今回で4回目の発行です。
歌集には、講師の宮脇瑞穂さんによる短歌「初夏の通り雨に手良の里 山あぢさゐは色を増したり」のほか、会員の作品などおよそ400首が掲載されています。
手良歌会代表の向山文昭さんは、「歌を続けていくことで、それぞれの生活の変化を残していくことが大事」と話していました。
歌集は180部出版され、希望者に1,000円で販売されます。 -
荒井区住民がしめ縄作りを楽しむ会
伊那市の荒井区公民館によるしめ縄作りを楽しむ会が8日いなっせの荒井区事務所で開かれました。
8日は荒井区の住民などおよそ40人が参加しました。
しめ縄作りを楽しむ会は、手作りのしめ縄で新年を迎えてもらおうと荒井区公民館が毎年開いているものです。
参加者は、家族で協力するなどしてしめ縄をつくっていました。
形が出来上がると、押し切りという道具を使って藁の長さを切り揃えました。
押し切りは農家で家畜のえさとなる藁を細かく切るのに使われる道具です。
切り口がまっすぐになるため、はさみを使うよりもきれいに揃えられるということです。
ある参加者は、「しめ縄を買うのは簡単だが、伝統を受け継いでいくのは大切だと思った。上手に作れるようになるまで毎年通いたい」と話していました。 -
伊那小2年森組にアルパカがやってきた
児童が自発的に課題学習に取り組む総合的学習の時間。
伊那市の伊那小学校では、いくつかのクラスが動物を飼っています。
そんな伊那小学校に、珍しい動物が仲間入りしました。
茶色いモコモコの毛、ツンと立った耳、この動物は・・・アルパカです。
アルパカは、南アメリカ大陸原産でラクダ科の動物です。
4日は、栃木県内の牧場から2頭のアルパカが伊那小学校に来ました。
名前は「タビ」と「いふ」です。
アルパカを飼うことになったのは、2年森組。
森組では、総合的学習の時間にこれまでサワガニなど小さな生き物を飼っていましたが、もっと大きな動物を飼ってみたいという思いから、全員で話し合いアルパカを飼うことになりました。
4日は、タビといふの入学式が行われました。
森組では、飼育環境や与える餌などを事前に学んでいて「餌の量を同じにする」「ビニールを食べさせないように気を付ける」など、児童全員で12の約束を誓いました。
本多俊夫校長は「命を預かることは難しいこと。1人ひとりが真剣に取り組んで下さい」と話し、タビといふの入学を許可しました。
小学校でのアルパカの飼育は、全国で3例目ということです。 -
箕輪南小学校 しめ縄作りで地域と交流
箕輪町の箕輪南小学校の児童は、6日、地域のお年寄りとしめ縄を作って交流しました。
箕輪南小学校では、毎年この時期、地域の人と交流しながら伝統的な生活の知恵を学ぼうと交流会を開いています。
この日は、5、6年生の児童31人が、地域のお年寄りからしめ縄の作り方を教わりました。
お年寄りは、足でしっかり押さえるようになどとアドバイスをしながら子供たちに作り方を指導していました。
3本のタレと呼ばれる部分が完成すると、横縄に通し、最後に飾りをつけて完成です。
この日作ったしめ縄はそれぞれ持ち帰り、家に飾るということです。 -
子どもの体に触れて育てるワークショップ
伊那市のNPO法人山の遊び舎はらぺこによる第5回子育てを考える集いが1日西春近のくぬぎの杜ホールでひらかれました。
ワークショップには、50組ほどの親子が参加しました。
野外保育所を運営するNPO法人山の遊び舎はらぺこは、毎年子育てに関する講演会やワークショップを開いていて、今年で5回目です。
ワークショップでは、東京都在住の整体師山上亮さんが、子どもの体に触れて育てる子育て法について指導しました。
子どもが甲高い声で騒いでいるときは、目や神経の緊張が原因の時があるとして、「頭の上の部分に手を当てると緊張が緩む」など、触れ方を指導していました。
ある参加者は、「触れることで子どもとのコミュニケーションができよかった。家でも実践したい」と話していました。 -
第17回書晋展
伊那市在住の書家による作品展、第17回書晋展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、書晋会の会員15人の作品、90点が展示されています。
伊那市に住む書家でつくる書晋会は、書道を通して地域の芸術文化の振興をはかろうと活動していて毎年この時期に作品展を開いています。
会場には、漢字、かな、てん刻など多彩な書が並んでいます。
こちらの作品は、漢字一文字を作品にする「一字書」と呼ばれるもので、「輝」の文字が、縦横、およそ3mの和紙に書かれています。
書晋会会長の泉石心さんは、「いろいろな流派の書を一度に見られる作品展。バラエティーに富んだ作品を楽しんでもらいたい」と話していました。
第17回書晋展は、9日(日)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
古田人形芝居 定期公演
箕輪町の伝統芸能「古田人形芝居」の定期公演が1日、箕輪町文化センターで行われました。
定期公演は、上古田に伝わる人形芝居を多くの人に見てもらおうと毎年12月に開かれています。
住民有志でつくる古田人形芝居保存会が今回披露したのは「御所桜堀川夜討縲恤ル慶上使の段縲怐vです。
物語は、平安時代末期の僧兵武蔵坊弁慶が、主人のために自らの娘を手にかけなければならないという話です。
豪傑無比の弁慶が、大粒の涙をこぼしながら娘の首をもって帰るシーンでは、お捻りが飛んでいました。
公演では他に、箕輪西小学校の古田人形クラブと箕輪中学校の古田人形部による人形芝居も披露されました。 -
伊那フィル第25回定演
伊那フィルハーモニー交響楽団の第25回定期演奏会が、2日、伊那文化会館で開かれました。
演奏会には、伊那谷を中心とするメンバー50人と、エキストラ30人の、合わせて80人が出演しました。
チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」と、 ショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」の2曲を演奏しました。
再来年春に、伊那フィルは、バレエ教室と共演する予定で、それに向けて、今回初めてバレエ組曲に挑戦しました。
団員は、今年6月から、月に3回程度の練習を重ねてきたということです。
演奏会には、およそ900人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。
この演奏会の模様は、12月30日からご覧のチャンネルで放送します。 -
「伊那町めぐりの歌」体験ツアー
大正時代に作られた「伊那町めぐりの歌」の歌詞に出てくる場所を訪ねる体験ツアーが5日行われました。
ツアーはCDの発売にあわせ伊那まちの再生やるじゃん会が行ったものです。
総合学習で中心商店街の活性化に取り組んでいる伊那小学校5年正組の児童が参加しました。
伊那町めぐりの歌は、伊那小を出発し市内をめぐり歩く内容です。
ツアーでは通り町や伊那部宿、春日神社など歌詞に出てくる場所を歩きました。
やるじゃん会は、児童によるガイドなども考えていきたいとしています。 -
芸術団体一同に 伊那市民芸術文化祭
伊那市の芸術文化団体が日頃の成果を発表する、伊那市民芸術文化祭が1日・2日の2日間伊那市のいなっせで開かれました。
伊那市民芸術文化祭はNPO法人伊那芸術文化協会が開いているもので今年で9回目となります。
会場のいなっせには、生け花やちぎり絵、ネイルアートなど様々なジャンルの作品約200点が並べられました。
このうち、お茶席体験のコーナーでは、お茶が無料でふるまわれ、訪れた高校生らが、作法を教わっていました。
また、ステージ発表では子供たちによるダンスや、日本舞踊などなど2日間で18団体が出場し日頃の成果を披露していました。
伊那芸術文化協会では、「展示、ステージとも充実したものになった。
来年も、地域で活動する人たちの発表の場として、さらに充実させていきたい」と話していました -
上伊那のハーモニカ愛好者が演奏会
上伊那地域のハーモニカ愛好者が集う演奏会が1日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
1日は教室や個人37組が演奏を披露しました。
演奏会は、愛好者同士の交流の場にしようと去年から実行委員会が開いているもので、「ハーモニカが上伊那の多くの皆さんに広まってほしい」と話していました。 -
書道香瓔会信州地区展
かな書道の全国的な組織、香瓔会の信州地区展が11月30日から伊那文化会館で始まりました。
兵庫県に本部を置く香瓔会の県内の会員は、300人で、今回は、そのうちのベテラン70人ほどが100点を飾っています。
会場には、かな作品を中心に調和体と言われる読むことができる書が並んでいて、主に短歌や和歌、俳句が題材になっています。
たて2メートル40センチ、横3メートル60センチの屏風に手すき和紙の色紙をはったこの作品は、60人の合作です。
会場には、香瓔会同人で伊那の支部長をつとめる池上信子さんの80歳の傘寿を祝う記念コーナーも設けられています。
漢字やかなに取り組み、大きな作品から小さな作品へと変化し、調和体により井月作品に取り組む現在までの池上さんのここ20年間の代表作が並びます。
映画「ほかいびと」で詠まれた句をすべて書きました。
池上さんは、「過去のものを後世に伝えるために読むことができる書に書き換えたものもある。
書道を通じて地域社会に還元し貢献していきたい。」と話しています。
県内では、4回目となる香瓔会信州地区の展示会は、12月2日までで、2日最終日には、香瓔会会長の榎倉香邨さんの講演会が午後1時半から予定されています -
新山小児童が五平餅作り
伊那市の新山小学校の児童は29日、地域の郷土食、五平餅づくりに挑戦しました。
29日は、新山山野草等保護育成会の女性部4人が新山小を訪れ、五平餅作りを指導しました。
五平餅づくりに挑戦したのは、4・5・6年生11人です。
29日は、新山に伝わるクルミ・山椒・ネギの3種類の味のみそを作りました。
女性部のメンバーは、「餅を丸めるときには、しっかりと握らないと形がくずれる。」「もちを串に刺すときは、向きを交互にすると串からおちにくい」などとアドバイスしていました。
みそを塗った五平餅は、屋上に用意しておいた炭火で焼きました。
子どもたちは、焼きたての五平餅を味わっていました。
新山小学校では、子どもたちに、地域の食文化に関心を持ち、地域の人達が郷土食を大切に伝承していることを知ってもらいたいとしています。 -
伊那フィル本番直前 練習に熱
伊那フィルハーモニー交響楽団は、12月2日の本番を目前に控え練習に熱が入っています。
25日は、富県ふるさと館で練習が行われ、午後1時半に弦楽器のメンバーが、午後5時には、管楽器・打楽器のメンバーも加わり、午後9時半までみっちりと練習が行われました。
東京の早稲田フィルハーモニー管弦楽団をメインにオーケストラの指揮者として、また、ヴァイオリン奏者として活躍する長野県出身の征矢健之介さんが今回の演奏でも指揮を務めます。
演奏するのは、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」とショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」です。
団員らは、何度も繰り返して練習していました。
伊那フィルハーモニー交響楽団の第25回定期演奏会は、12月2日(日)午後2時縲怐A伊那文化会館で開かれます。
入場料は全席自由の500円で、楽団は、多くの来場を呼びかけています。