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高遠北小3年生が高遠辛味大根の収穫
高遠北小学校3年生の児童が高遠特産品の「高遠辛味大根」の収穫作業を行いました。
19日は高遠町藤沢の伊藤正樹さんの畑5アールに植えられた高遠辛味大根およそ400本を収穫しました。
収穫は地元の特産品や農業に興味を持ってもらおうと行われたもので、高遠北小3年生は9月に間引き作業にも取り組みました。
高遠辛味大根は、保科正之が高遠そばの薬味として食べていたといわれています。
児童は収穫した大根を抱え、大きさごとに仕分けていました。
収穫した辛味大根は12月に学校で行われる高遠そばの試食で使われる他、地域のそば店や、直売所に出荷されます。 -
手作り講座で荒神箒づくり
囲炉裏の灰を集めるときなどに使われた箒、荒神箒を作る手作り体験講座が21日伊那市高遠町の旧馬島家住宅で行われました。
手作り体験講座は、高遠町公民館と高遠町民族資料館が行っているもので、21日は8人が参加しました。
荒神箒は、囲炉裏の灰を集めるときなどに使う手箒で、かまどを守る火の神、荒神さまが由来だといわれています。
参加者は、稲わらを束ねて針金で縛り、きれいな形になるように調節していました。
ある参加者は、「作ってみて昔の人の器用さがわかった。難しくて思うように作れないけれど面白い」と話していました。 -
学校太鼓交流会 子ども太鼓inいな
上伊那の小学生や中学生による学校太鼓交流会が24日伊那市のいなっせで開かれました。
学校太鼓交流会には上伊那の小学校などから11組が出演しました。
この催しはお互いの演奏を聴き、演奏の質を高めあってもらおうと上伊那教育会が毎年開いているものです。
このうち、西春近北小学校4年くぬぎ組は、32人が出演しました。
西春近北小では、毎年4年生が地域のアマチュア太鼓グループ小出太鼓で活躍している住民を講師に招き、太鼓に取り組んでいます。
交流会では講師が制作した曲に新たに挑戦しました。
ある保護者は、「太鼓をたたいている子どもが普段より大きく、立派に見えた」と話していました。 -
東部中「さくらプロジェクト」活動報告
東日本大震災で被災した、宮城県仙台市の高砂中学校へ、タカトウコヒガンザクラの苗木を贈った、伊那市の東部中学校の生徒と職員6人が28日、活動報告の為、伊那市役所を訪れました。
東部中の生徒や職員、保護者の代表16人は、今月15日に高砂中を訪問し両行の生徒らが一緒にタカトウコヒガンザクラの植樹を行いまいた。
今日は、植樹に参加した、生徒会の役員や、百瀬秀明校長ら6人が市役所を訪れ、久保村清一教育長に報告をしました。
高砂中学校の校門には、学校のシンボルとなる桜が2本ありましたが、東日本大震災で津波に会い、枯れてしまったという事です
東部中生徒会では、復興のシンボルにしてもらおうと、「さくらプロジェクト」を企画し、9月に全校でこのプロジェクトに取り組むことを決めました。
報告の中で、生徒達は「多くの人の協力があり実現できた、今回植樹した桜が復興のシンボルとなり、見る人たちを勇気づける物になってほしい」や。
「さくらプロジェクトは、高砂中との交流をつづけていく事が成功の形。自分たちは一歩を踏み出した、後輩たちにも引き継いでいきたい」と話していまいた。
この日は、白鳥孝伊那市長への報告も急遽おこなわれました。
白鳥市長は「さくらプロジェクトは、日本中が被災地を応援する中で、中学生が考え、実行した支援のありかたを形にした成果」と評価し、生徒たちの話を興味深げにきいていました。
東部中生徒会では、5日の全校集会で高砂中での植樹などを報告する事にしています。 -
第3回日本画院高遠展
第3回日本画院高遠展竏注。に生きる日本の心竏窒ェ28日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。
会場には日本画院の会員や一般の作品66点が展示されています。
全国の日本画家らでつくる一般社団法人日本画院は、現在約190人の会員がいます。
日本画院は地方で活動を見てもらい、日本画の普及につなげようと信州高遠美術館で展示会を開催していて、今年で3回目です。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは4作品が出品されています。
日本画院は、「日本画は自然とのふれあいや日常の中で気づいた美しさを表現している。身近なものから受ける情感を味わってほしい」と話していました。
日本画院高遠展竏注。に生きる日本の心竏窒ヘ来月16日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。
入館料は一般が500円、小中学生が150円です。 -
ふれあい昔の遊び
子ども達と地域の人たちが昔ながらの遊びを通じてふれあう「ふれあい昔の遊び」が25日箕輪町の木下公民館で行われました。
25日は150人ほどが参加し、メンコや折り紙など、昔ながらの遊びで楽しみました。
ふれあい昔の遊びは、子ども達に昔ながらの遊びを伝え、地域の人とふれあいの場を持ってもらおうと木下区青少年健全育成会などが毎年行っているものです。
調理室では昔のおやつ「やしょうま」を作りました。
やしょうまは、米の粉と砂糖をこねたおやつです。
食紅で色を付けたものを細長く伸ばし、順番に並べて模様をつくります。
ある子どもは、「綺麗な模様ができてすごいと思った。和菓子みたいな味でおいしかった」と話していました。 -
12月に拉致被害者救済を願うコンサート
北朝鮮による拉致被害者の救済を願い、12月に東京都で開かれるふるさとの風コンサートに、上伊那地域の60歳以上の愛好者でつくる合唱グループ ザ・シワクチャーズ伊那が出演します。
26日はいなっせで練習が行われました。
ふるさとの風コンサートは拉致問題の解決に向けた想いを合唱を通して発信していこうと政府拉致問題対策本部と法務省が初めて開くものです。
全国を対象に参加団体の募集があり、18団体が出演します。
ザ・シワクチャーズ伊那は上伊那地域の60歳以上の愛好者でつくる女性合唱グループで、伊那市の名誉市民故・・ス木東六さんの遺志をつごうと2007年に結成されました。
今回披露する曲は「落葉松(からまつ)」と、・ス木さんが作詞作曲をした「ニコライの鐘」の2曲です。
ザ・シワクチャーズ伊那の北沢理光代表は、「被害にあわれた家族の皆さんと同年代の団員が歌う想いを聴いてほしい」と話していました。
指揮・指導にあたる藤塚禮子さんは、「何か協力したいと思っていた。ちょうどいい機会を得られたのでその気持ちを歌いたい」と話していました。
ふるさとの風コンサートは、来月22日に東京都千代田区にあるイイノホールで開かれることになっています。 -
天野惣平さん作品展
伊那市高遠町芝平の美術家 天野惣平さんの作品展が、旭町のアートギャラリーミヤマで開かれています。
展示されているのは、作品に題名はありません。
車のフロントガラスを割ったもの、版画刷りの雁皮紙という和紙を木片に張り合わせた700のピースで形作られています。
ピースの制作に3ヶ月、会場で形を完成させるのに3時間かかりました。
制作したのは、伊那市高遠町芝平在住で造形・版画を中心に制作する美術家、天野惣平さんです。
天野惣平さんの作品展は、27日(火)まで、アートギャラリーミヤマで開かれています。 -
写真集団アルプ 第2回写真展
写真集団アルプによる第2回山岳写真展が、22日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
会場には、伊那谷を中心とする会員16人が県内の山岳を撮影した写真、51点が並んでいます。
写真集団アルプは、山岳写真協会に加盟するメンバーを中心としていて、もう少し気軽に作品発表できる場を作ろうと去年、会を発足させました。
作品は、春夏秋冬の順番に並べられています。
この展示会は、25日(日)まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
学校に食材を提供する農家などが給食を試食
箕輪町の箕輪中部小学校の給食に野菜を提供している農家などが19日、児童と一緒に給食を食べました。
19日は町内の農家や直売所から8人が訪れ、児童と一緒に給食を試食しました。
学校給食試食会は給食に野菜を納入している生産者などにどのように食材が使われているか見てもらい、給食について理解を深めてもらおうと、学校の栄養士や町などでつくる学校給食地域食材利用推進会議が開いたものです。
19日の給食に使われた野菜のうち、にんじんやだいこんなどは町内で生産されたものだということです。
児童は、「作物はどうやって出荷するのか」「作物にはどういう虫がつくのか」などと生産者に質問をしていました。
生産者は、「作ったものが使われている現場を実際に見ることができ、やりがいを感じた」と話していました。 -
特色ある学習・遊びに理解深める
伊那市の新山小学校PTAは、地域の自然を生かした特色ある遊びに理解を深めてもらおうと17日、親子を対象にした講座を開きました。
この日は、新山の森林で講座が開かれ、保護者や子どもおよそ30人が、森の中に設置された遊具で遊びました。
新山小学校では、少人数学級の特色を活かし、地域の自然を使った特色ある授業などを行っています。
森林内の遊具は、土地を所有する6軒の地区住民が協力して3年前に作ったもので、小学校でも総合学習や学年交流会で活用されています。
子ども達は、木に吊るされたブランコやターザンロープで自由に遊んでいました。
ある保護者は「自然が横にあっても触れ合う機会は少ない。自然との触れ合いは重要なので、授業でやってもらうの良いと思う」、参加した新山小の教諭は「自然の中にすぐに遊びにいけるのは新山小学校の特色。こういった場所を活用していきたい」と話していました。
この日はツリークライミングの体験も予定されていましたが、悪天候のため伊那市高遠町在住の全日本チャンピオン、宇治田直弘さんがデモンストレーションを披露していました。
この講座は、PTAの他に地元育成会や新山の保育園・小学校を考える会も協力していて、文化部の藤井誠部長は「新山地域の特色ある自然活動をPRする場として活用していきたい」と話していました。 -
春富中学校 創立65周年・統合50周年記念式典
伊那市の春富中学校の創立65周年と統合50周年の記念式典が17日行われました。
記念式典には、生徒や保護者、来賓など550人ほどが出席し、記念演奏などが行われました。
春富中学校は、今年で創立65周年、統合50周年になります。
65年前の昭和22年に春富中学校の学区内の富県・東春近・西春近でそれぞれ中学校が創立されました。
昭和38年に3校が統合し、春富中学校となりました。
村田正美校長は、「これからも社会に貢献できる人づくりができる場所であるよう取り組んでいきたい」と話していました。
生徒を代表して生徒会長の北原悠哉くんは「学校の歴史の深さを感じた。感謝の気持ちと春富の心を持ち続けていきたい」と話していました。
式典では、地域の住民と企業から募った寄付金835万円と、記念品として伊那食品工業から大型スクリーンが贈呈されました。 -
伊那ケーブルテレビ 地方の時代映像祭で選奨
伊那ケーブルテレビジョン制作の番組「木地師の伝承縲怩サの知られざる世界縲怐vが第32回地方の時代映像祭2012ケーブルテレビ部門で選奨を受賞しました。
17日、大阪府の関西大学で贈賞式が行われました。
地方の時代映像祭はNHKや日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟などが共同主催しているものです。
放送局部門、ケーブルテレビ部門など4部門があり、応募総数は222点でした。
受賞作品、「木地師の伝承」は西暦800年代の後半から、およそ1千年にわたり木の椀や盆を作るための木材を求め日本中の山を渡り歩いた木地師の歴史と足跡を取材した番組です。
なお今回の地方の時代映像祭入賞で伊那ケーブルテレビ制作の番組入賞は、3年連続となっています。
グランプリにはNHK仙台放送局制作の「NHKスペシャル イナサがまた吹く日縲恤頼ケる集落に生きる縲怐vが選ばれました。 -
青野恭典写真展「風わたる高嶺へ」
東京都在住の山岳写真家、青野恭典さんの写真展「風わたる高嶺へ」が、15日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、青野さんが撮影した、日本やヨーローッパなどの山岳写真52点が展示されています。
青野さんは現在74歳。山岳写真をライフワークにして30年で、現在は、国内の山を中心に年間100日程度山へ登り撮影をしています。
今回の作品展では、5千メートル以上の山々が連なるロシアの山岳地帯で撮影したモノクロ写真も展示されています。
青野恭典写真展「風わたる高嶺へ」は、来年3月24日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
まっくん食育応援団
南箕輪村の食生活改善推進協議会は、16日南部保育園で食育集会を開き、寸劇で栄養バランスの大切さを訴えました。
南箕輪村食生活改善推進協議会は、4年前からまっくん食育応援団として、村内各園を訪問しています。
ステージに現れたのは、村のイメージキャラクターまっくんと協議会のメンバーふんする栄養せんたいまっくんレンジャーです。
寸劇で栄養バランスの大切さや旬の野菜を紹介しました。
黄色は、エネルギーになるもの、緑は、体の働きを助けるもの、赤は体をつくるものなどと説明していました。
食生活改善推進協議会の倉田和子会長は、「早寝早起きを心がけ、朝ごはんをしっかり食べて保育園にきてください」と園児に呼びかけていました。
集会を盛り上げようと参加したまっくんは、今年もゆるキャラグランプリにエントリーしていて、最期に公表された順位は、10月末で45位と去年の最下位から大きくランクアップしています。
投票は16日午後5時に締め切られていて、最終的に何位になるか楽しみです。
結果発表は、今月25日に予定されています。 -
上農が宮城県石巻北高校の農産物を交流販売
東日本大震災で被災した、宮城県石巻北高校総合学科食農コースの生徒が作った農産物と、上伊那農業高校の生徒が開発した雑穀カレーなどの交流販売が24日伊那市のいなっせで行われました。
交流販売は24日開かれた全国の農業高校の代表者が集う日本学校農業クラブ全国大会クラブ員代表者会議に合わせ行われたものです。
会場では石巻北高校で生産された米のほか加工品の米粉パン、上農高校が開発した雑穀カレーなどが販売されました。
上農高校は、去年被災地支援として雑穀カレーを石巻北高校に届けたことをきっかけに、農産物を通じた交流を行っています。
石巻北高校では、今年4月に高校の農産物を販売する直売所を開設し、地産地消に取り組んでいます。
22日販売した雑穀カレーの収益は東日本大震災の義援金として送るということです。
日本学校農業クラブ全国大会クラブ員代表者会議は学校の活動を基に情報交換をし、クラブの発展を図るものです。
22日はおよそ160校から370人ほどが集まり、就農者を増やすにはどうしたらいいかなどについて意見交換をしました。 -
手良小学校で不審者侵入想定し訓練
不審者の侵入を想定した訓練が7日伊那市の手良小学校で行われました。
訓練は2階の4年生の教室に不審者が侵入したという想定で行われました。
伊那警察署の署員が扮した不審者が教室に入ると、児童はすぐに隣の教室に逃げ、教師が机を使い不審者が児童を追いかけるのを防ぎました。
校内放送で侵入が伝えられると、教室では鍵をかけるなどしていました。
不審者が1階の調理室に逃げ込むと、教師や連絡を受けて駆けつけたJA手良支所の職員らがサスマタなどを使い取り押さえました。
地域住民でつくる手良の子どもを守り育てる会が、有事の際には学校に駆けつけることになっていて、毎年行われる不審者対応訓練も地域住民が参加しています。
伊那警察署では「不審者から早く遠くへ逃げることが大事です。学校の外でも不審者を見かけたら近づかずにすぐ逃げるようにしてください」と注意を呼びかけていました。 -
伊那北保育園で秋のギャラリー
伊那市の伊那北保育園の園児の作品を展示する秋のギャラリーが開かれています。
園内には、未満児から年長までの園児90人が作った作品が展示されています。
伊那北保育園は、園児数の減少により空いている部屋を使い、保護者や地域住民に園児の活動を見てもらおうと作品を展示しています。
このうち年長園児は、地域の農家が作ったほおずきを使い、飾りをつくりました。
ほおずきは皮をむき、中身が見えるようになっていて、作るのに時間がかかったということです。
伊那北保育園秋のギャラリーは、22日木曜日まで伊那北保育園で開かれています。 -
明るい選挙啓発ポスターコンクールに池上さん入賞
平成24年度明るい選挙啓発ポスターコンクールに南箕輪中学校2年の池上美来さんの作品が入賞しました。
池上美来さんの作品は、全国で60人が選ばれる財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞に選ばれました。
ポスターコンクールには全国約13万人から応募がありました。
池上さんは14日塩尻市で開かれた明るい選挙推進県大会で表彰を受け、学校に戻り、柴俊春校長に受賞の報告をしました。
柴校長は、「自分のアイデアが全国で認められたことは自信になる。これを励みにしてほかのことにも自信を持って活動していってほしい」と話していました。 -
西箕輪中 いじめについて考える縦割り討論会
伊那市の西箕輪中学校の生徒は、いじめについて考える縦割り討論会を13日、開きました。
13日は、全校生徒182人が1年生から3年生までの縦割り班で「いじめや陰口がなくならない理由」をテーマに話し合いました。
西箕輪中生徒会では、2008年に「いじめに関するアンケート」を行ったところ、4分の1の生徒が校内にいじめがあると答えました。
これを受け、翌年から毎年討論会を開いている他、2010年にはいじめの廃絶などを盛り込んだ西箕輪中人権宣言を採択しました。
いじめや陰口がなくならない理由について、「自分では気づかないうちに悪口を言ってしまっている」「友達に流されて言ってしまう」などの意見が出ました。
およそ1時間話し合った後、体育館に移動して班ごとでた意見を発表しました。
生徒らは「いじめが起きないクラスの雰囲気作りをしていく必要がある」「普段から人の良い所を探すようにする」などとまとめました。
鈴木陸斗生徒会長は「今自分がすべきことをもう1度よく考え、西箕輪中からいじめや陰口をなくしましょう」と話していました。 -
竜北保育園で園児の作品などを展示
伊那市の竜北保育園で園児の作品などを展示した秋の作品展が12日から始まりました。
園内には、園児の作品などおよそ100点が展示されています。
竜北保育園では、園児の作品を保護者などに見てもらおうと初めて作品展を開きました。
このうちリズム室には年長園児の描いた等身大の自画像が飾られています。
竜北保育園秋の作品展は17日土曜日まで開かれていて、事前に申し込みをすれば誰でも見学ができるということです。 -
上伊那創造ものづくりフェア
小中学校の技術や家庭科の授業で作った作品を展示する上伊那創造ものづくりフェアが10日から伊那市のいなっせで始まりました。
フェアにはナップサックや写真立てなど上伊那の25の小中学校からおよそ200点が出品されました。
上伊那創造ものづくりフェアは、技術や家庭科の授業で行っている内容を知ってもらおうと、小中学校の教員で作る上伊那家庭科、技術・家庭科教育研究会が毎年開いているものです。
研究会は「子どもたちの作品を通して、ものづくりは生きる力をつける上で大切であることを感じてほしい」と話していました。
上伊那創造ものづくりフェアは、11日まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
若い感性で“ふるさと”に意見
南箕輪中学校の生徒が1年間学んできた総合学習の成果を発表する「わかたけ発表会」が5日、南箕輪村役場で開かれました。
この日は、3年生9人が意見を発表しました。
南箕輪中では、3年生全員が「私たちのふるさと南箕輪」をテーマに、総合学習を行っています。
村内の福祉や農家の高齢化、観光資源の活用法など、様々な意見が発表されました。
このうち細田柊登君は、まっくんバスの存在意義について意見を発表しました。
交通弱者にとって重要な交通手段であること、バスを乗り継げば村外にも行けるなど、調べてわかったことを説明し、最後にまっくんバスに乗って村外へ行くための活用案内を作ってほしいと提案していました。
発表を聞いた征矢鑑教育長は「どれも素晴らしい発表だった。みなさんの新しい感覚を村政に活かしていきたい」と話していました。 -
来夏に向けて朝顔の種取り
伊那市の富県小学校で、夏の間、グラウンドのネットいっぱいに広がっていた朝顔の種取り作業が9日、行われました。
総合学習の一環で朝顔を育てた4年生27人と、地域を朝顔でいっぱいにしようと活動している、富県朝顔街道青藍会のメンバー10人が作業を行いました。
子ども達は青藍会のメンバーと一緒にネットについた朝顔の蔓をとって種を取り出していました。
種は子ども達が育てて苗にして、来年同じ場所に植えるということです。 -
11月8日は「いい歯の日」竜西保育園で歯科指導
11月8日は、いい歯の日です。歯科衛生士を目指している公衆衛生専門学校の学生が伊那市の竜西保育園を訪れ、園児に歯の磨き方を指導しました。
この日は、伊那市荒井にある県公衆衛生専門学校の2年生15人が竜西保育園を訪れ、園児に歯の磨き方を指導しました。
公衆衛生専門学校では、11月8日のいい歯の日に合わせて歯科保健指導実習を行っていて、竜西保育園での実習は今年で2年目です。
歯ブラシの持ち方を全員で確認した後、学生らは、奥から手前に磨いていくように園児に指導していました。
専門学校の学生が台本を作った紙人形劇では、食べた後は歯を磨くこと、全部の歯をきれいに磨くこと、好き嫌いしないで食べることの3つの約束を守って健康な歯をつくりましょうと、園児たちに呼びかけていました。
公衆衛生専門学校では、「小さなうちから毎日の生活の中で虫歯予防を心がけてもらいたい」と話していました。 -
湯沢千春さん陶展
駒ケ根市在住の陶芸作家湯沢千春さんの作品展が7日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。
会場には茶碗や花器などおよそ50点が展示されています。
湯沢さんの作品は、釉薬に薬品を一切使わず植物の灰を使って手作りしているということで、制作時間の半分近くを釉薬づくりにかけているということです。
湯沢さんは、「陶器の温かみや草木の釉薬で作った柔らかい色合いを高遠の秋の風景と共に楽しんでほしい」と話していました。
湯沢千春 陶展は25日、日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
デジタル版安全マップ完成
箕輪町の箕輪北小学校の6年1組の児童は、通学路などで危険と感じる場所を、コンピュータを活用しまとめたデジタル版安全マップを完成させました。
6日は、町の関係者や町内の他の小学校の教諭の視察を兼ね、完成した安全マップの披露が行われました。
デジタル版安全マップでは、危険個所をデータ化する事により、情報の蓄積や、クラスや学校の枠を超え共有、写真なども簡単に地図上に表示できる仕組みとなっています。
マップの作成は、箕輪町が進めるセーフコミュティの一環で行われたものです。
子どもたちは、7月から製作をはじめ、信州大学の協力を得て、データ化をしました。
子供たちはグループ毎に分かれ、交通量が多い場所や、見通しが悪い場所など、マップ上にまとめた、50か所余りを発表していました。
町では、子どもの視点から見た危険個所と、大人が考える危険個所を比べ、今後の安全対策に活用していきたいとしています。 -
村民文化祭 作品展示やステージ発表
南箕輪村民文化祭が3日と4日に村民センターで開かれ絵画などの作品展示やステージ発表が行われました。
村民文化祭は毎年文化の日に合わせて、村文化団体連絡協議会が開いています。
会場の村民センターには、絵画や書、陶芸など趣味で作った作品およそ400点が展示されていました。
会場の一角には村内にある上伊那農業高校のコーナーも設けられ生徒が農業高校ならではの取り組みを写真などで紹介していました。
ステージ発表では男女共同参画の活動を行っているパートナーシップ南みのわが、「災害時におけるある避難所のエピソード」というテーマの寸劇を披露しました。
劇では増水している川の様子を見にいこうとしたり、避難所で酒盛りをはじめたりと、災害時にもかかわらず自分勝手な行動をする人に周りが困惑する様子が演じられ
ていました。
出演者は、多くの人が集まる場所ではルールを守って行動するよう、ユーモアを交えながら呼びかけていました。
ステージ発表には踊りや太鼓など40団体が出演し、日頃の文化活動の成果を発表していました。 -
井上井月を偲ぶ句会が六道の堤で吟行
伊那市手良の井上井月を偲ぶ句会による吟行が28日六道の堤で行われました。
吟行には井上井月を偲ぶ句会のメンバー8人のほか、井上井月顕彰会顧問で俳人の春日愚良子さんが参加しました。
井上井月を偲ぶ句会は毎年吟行を行っていて、今年で11回目です。
六道の堤には井月の絶筆とされる、「何処やらに寉(たず)の声聞く霞かな」の句碑があります。
場所を移した郷の坪常会所では、「名も知らぬ花咲き見えしつつみかな」「小雨降り六道つつみ秋深し」などといった句が詠まれていました。
ある参加者は、「じっくりと周囲を見て回ると思いがけない花があったりして、アイデアが浮かんで楽しい」と話していました。 -
伊那西小学校で熊について学ぶ会
学校付近で熊の目撃情報が多い伊那市の伊那西小学校は、熊について学ぶ会を31日開き、児童らが熊にあった時の対処のしかたなどを学びました。
31日は信州大学農学部の学生らが伊那西小学校を訪れ、3年生から6年生の児童とその保護者に熊の生態や会った時の対処のしかたを指導しました。
熊について学ぶ会は、学校の近くで熊の目撃が多いことから、熊との遭遇事故を防ごうと2年に1度開かれています。
児童は本物の毛皮や骨などを興味深そうに触っていました。
学生は「熊に会った時にはうつぶせになって首とおなかを守り、熊が逃げるのを待ちましょう」と児童たちに身を守るコツを教えていました。
児童たちは実際にその体勢になり対処方法を学んでいました。
ある児童は、「本物の毛皮に触れて楽しかった。想像よりごわごわしていて驚いた」と話していました。