-
伊那弥生ケ丘高校がコロナ対策でオンライン授業
伊那市の伊那弥生ケ丘高校は授業をオンライン配信で行っています。
オンライン授業は30日から始まり、1クラスを対面式とオンラインの2グループに分けて授業を行っています。
これは県教育委員会から通知されている、新型コロナ感染対策のガイドラインに沿って行われているものです。
授業の様子をオンライン配信し、自宅のグループはタブレット端末で授業を受けました。
藤澤幹彦教頭は「今回は休校ではなく生徒間の接触を控えた授業を求められている。公平に授業が受けられるように進めていきたい」と話していました。
オンライン授業は9月12日まで実施する予定です。
上伊那の県立高校でオンライン授業を実施しているのは31日までに、伊那弥生ケ丘高校のほかに伊那北高校と赤穂高校です。
-
高校生の就活 新型コロナに関する配慮への協力要請
伊那職業安定協会は来年春新規高校卒業者の就職活動の採用選考に関して県独自の新型コロナ感染警戒レベル5の状況下での配慮に関する緊急の協力要請を会員企業に行います。
31日はハローワーク伊那で記者発表が行われ、伊那職業安定協会の中山公良雇用管理委員長らが趣旨を説明しました。
協力要請は来年3月に卒業予定の新規高校卒業者の就職活動の採用選考に関する内容です。
20日に新型コロナの感染警戒レベルが全県で5に引き上げられました。
企業の採用選考が9月16日から始まることから、面接等での感染対策を行うことや濃厚接触者になった場合でも日程の変更やリモートでの面接に切り替えるなど採用選考に不利にならないような柔軟な対応を求めています。
高校の進路指導の教諭からの要望などを受け今回初めて会員企業約300社に対し文書を出しました。
なお新型コロナ感染拡大の影響から昨年度は採用スケジュールが一ヶ月遅れたということです。
-
伊那西小学校 オンライン学校見学
伊那市内への移住を検討している親子を対象としたオンラインでの学校見学が26日に行われました。
東京都や石川県など県外や県内東信地区の5組8人が参加し、伊那市の伊那西小学校をオンラインで見学しました。
学校敷地内にある「森の教室」に1・2年生の児童20人が集まり、用意された紙のキットでムササビ飛行機を作りました。
その様子が撮影され、配信されました。
紙のキットは事前に親子にも配られていて、画面を通して一緒に作っていました。
学校見学は自然豊かな教育環境を求めて移住を検討する人のために伊那市と伊那西小学校が企画したもので新型コロナ感染予防のためオンラインで行われました。
参加した親子は「自然のいい空気や、子どもたちがのびのびとしていていることが伝わってきた」と話していました。
伊那市は7月1日に伊那西地域を「田舎暮らしモデル地域」に指定していて、移住者に対する受入体制の整備や生活基盤の確立に向けた支援を行っています。
-
伊那拓本協会から伊那市に寄付
上伊那にある、松尾芭蕉の句碑の拓本をとる活動をしていた伊那拓本研究会が、19日伊那市に37,861円を寄附しました。
今日は、伊那拓本研究会会員の丸山輝子さんと向山光子さんが市役所を訪れ、笠原千俊教育長に寄附金を手渡しました。
伊那拓本研究会は、今年4月に亡くなった元会長の竹入弘元さんが、拓本の技術を学ぶために昭和63年に結成し、当時は32人の会員がいたということです。
研究会は、上伊那にある56の松尾芭蕉の句碑を拓本し、製本にすることで、文化を後世に伝えていくことを目的に活動してきました。
竹入元会長が亡くなったことから研究会を解散することとなり、残った活動資金37,861円を伊那市に寄附しました。
会員の丸山輝子さんは「寄附金は文化財保護などに使ってもらいたい」と話していました。 -
箕輪中部小で駒ヶ岳遭難 慰霊の日
1913年・大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳集団遭難の慰霊の日の行事が、26日、箕輪町の箕輪中部小学校で行われました。
箕輪中部小学校の前身となる中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳集団登山で、11人の生徒と教師が亡くなりました。
箕輪中部小学校では、毎年、遭難のあった26日に慰霊の日の行事を行っています。
例年は児童が家から花を持ち寄り手向けますが、新型コロナの影響で密を避けるため代表児童のみが献花をし、ほかの児童は、慰霊碑に手を合わせました。
箕輪中部小学校では、25日に集会を開き、遭難について事前に学習していて、それぞれが命の大切さについて考えたということです。
-
市内小中学校が感染レベル5で部活動実施せず
上伊那に新型コロナの県独自の感染警戒レベル5が発出されたことに伴い伊那市教育委員会は市内小中学校の部活動について8月29日まで原則として実施しないなど感染防止の取り組みをまとめました。
26日に市役所で開かれた市教育委員会定例会で報告されたもので、基本姿勢として子どもたちの命、健康を守ることを最優先課題としています。
新型コロナ感染拡大防止の取り組みについて8月29日まで部活動は原則として実施しないことや授業で児童生徒同士の接触機会を減らすよう工夫すること、オンライン授業と対面授業の併用などをあげています。
また、8月31日から始まる高校の体験入学は高校側と慎重に検討するとしています。
-
伊那市 通学路の危険か所を合同点検
伊那市や長野県、学校関係者などでつくる「伊那市通学路安全推進会議」は、千葉県で下校中の児童が犠牲となった事故を受け、通学路の合同点検を25日行いました。
25日は会議のメンバー13人が、市内の通学路3か所を点検しました。
西春近の県道南箕輪沢渡線の沢渡交差点付近です。
この場所は、道幅が狭く交通量も多い事から、歩道設置の要望が地元から出されています。
メンバーからは、「事故が起きないように早急な対応が必要だ」等の意見が出されていました。
笠原千俊教育長は「一つ一つ対策を積み上げ、通学路の安全確保につなげていきたい」と話していました。
市内の通学路のなかで216か所が学校から危険か所として挙げられていて、47か所が対策済となっています。
長野県教育委員会では千葉県の事故を受け、各市町村の教育委員会に対し、点検の実施と来年1月までの報告を求めています。
-
南部小 玄関で児童の健康チェック
南箕輪村の南部小学校は、県独自の感染警戒レベルが5に引き上げられたことから、児童玄関での健康チェックカードの確認を始めました。
朝児童が登校すると、児童玄関で、体温や咳の有無などを記入した健康チェックカードの確認が行われていました。
南部小学校では、感染拡大防止として、9月の授業参観を中止としたほか、9月中旬に予定されている修学旅行について延期を検討するということです。
-
上伊那の小中学校で2学期始まる
夏休みも終わり、上伊那の小中学校の多くできょう、2学期の始業式が行われました。
このうち、伊那市の伊那北小学校の3年1組の教室では夏休み明けの子どもたちが元気に出欠をとっていました。
伊那北小学校の夏休みは、先月22日から18日までの28日間でした。子どもたちは、夏休み中に行った研究と作った工作を一人一人発表していました。
中には、水に入れるとどの野菜が浮かぶかを調べた児童や、ボタンを押すと缶が出てくる自動販売機の模型を制作した児童もいました。
全校児童数323人の伊那北小学校では、新型コロナウイルス感染対策のため、各クラスに分かれて、テレビ会議システムを使って始業式が行われました。
2年・4年・6年の代表児童が、2学期に頑張りたいことを発表していました。
林 健司校長は、東京オリンピックの卓球で金メダルを取った伊藤美誠選手を紹介し、「伊藤選手は平常心を保つために口角を上げるようにしているそうです。みなさんも、怒っていることや大変なことがあっても口角を上げて、笑顔あふれる伊那北小学校にしましょう」と話しました。
伊那北小学校の2学期は87日間で、運動会や修学旅行など、多くのイベントが予定されています。
なお、伊那市では小中学校21校のうち17校で19日から、箕輪町では、箕輪北小が19日からでその他の学校は20日から、南箕輪村では23日から2学期が始まります。
-
親子で伝統文化を体感
盆踊りや人形芝居など6種類の伝統芸能を体験できるイベント「伊那谷地域伝統文化おやこ体験フェスタ」が7月31日に伊那市のいなっせで開かれました。
伊那市の歌舞劇団田楽座や地域住民でつくるNPO法人ふるさと芸能研究所が開いたもので、40組80人の親子が参加しました。
箕輪町の古田人形や下伊那郡阿南町に伝わる新野の盆踊りなど6種類の伝統芸能を肌で感じながら体験できます。
このうち、獅子舞は、田楽座の獅子舞を担当している杉幸司朗さんが子どもたちに動作の基本を教えていました。
子どもたちは、段ボール製の獅子頭をかぶって体を動かしていました。
杉さんは、「集中して参加してもらえた」と手ごたえを感じている様子でした。
会場では、地域の伝統芸能をまとめた動画も流されていて、獅子舞を体験した後に、羽広の獅子舞の映像に見入る参加者の姿もありました。
このイベントは、新型コロナで地域の祭りや行事が中止となる中で、子ども達が伝統文化に触れる機会を作ろうと開かれました。
-
ジュニア和楽器講座
子どもたちが和楽器に親しむジュニア和楽器講座が伊那市のいなっせで8日開かれました。
8日は、上伊那の小学生から高校生までの26人が箏、三味線、尺八のグループに分かれ体験しました。
尺八のグループは、音を鳴らすのに苦労している様子でした。
三味線のグループは、講師から三味線の持ち方や指の使い方を教わっていました。
箏のグループは、さくらさくらの曲を練習していました。
この講座は、文化庁の伝統文化親子教室事業の一環で、上伊那の和楽器の演奏者有志で作る「日本の音を未来に実行委員会」が開きました。
講座はあと7回開かれる予定で、来年1月には発表会が計画されています。
-
南箕輪村大泉でまんど作り
お盆の伝統行事まんど振りに使う、まんど作りが、南箕輪村大泉の神社で7日に行われました。
まんど作りには、大泉地区の住民60人が参加しました。
子どもたちは、大人に作り方を教えてもらいながら、あわせて130本を作りました。
まんどは、麦の藁を束ねたものに縄を結び、藁をねじりながら編んで作ります。
使った藁は、6月上旬に刈り取ったものです。
まんど振りは200年以上前から行われていると言われ、お盆の迎え火や送り火として行うものです。
大泉地区では、例年13日と16日にまんど振りを行っていましたが、今年は新型コロナの影響で、13日の迎えまんどのみ行います。
大泉まんどの会では「子どもたちには、先祖がいることで自分が生きていることを知ってもらい、先祖を大切にする気持ちを感じてほしい」と話していました。 -
七夕祭り さんよりこより
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で月遅れの七夕祭り「さんよりこより」が7日行われました。
美篶の下川手と上川手の境にある川手天伯社には、七夕飾りを手にした子ども達およそ70人が集まりました。
子ども達は円になり「さんよりこより」と唱えながら、川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを3周します。
笛の合図で、七夕飾りで鬼をめった打ちにしていました。
その昔、高遠の藤沢片倉にあった天伯様が洪水で富県桜井に流れつき、そのあと再び美篶川手に流されたことが縁で双方に天伯様を祀ったことが始まりとされています。
洪水を引き起こす鬼をたたくことで三峰川の氾濫が鎮まるとされ、およそ550年前から続いていると言う事です。
-
高遠町歴史博物館で「出征兵士と家族の肖像展」
伊那市の高遠町歴史博物館で出征兵士と家族の肖像展が開かれています。
展示されているのは第二次世界大戦で上伊那から出征した人達の写真や、戦時中に使用されたカメラなど67点です。
戦後シベリアに抑留された人が書いた記録や、出征する人の武運を願い贈られた寄せ書きもあります。
高遠町歴史博物館の職員は、「戦争を知らない世代にも、当時の様子を感じてもらいたい」と話していました。
この展示は22日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
入館料は一般は400円、高校生以下は無料です。 -
蜂追い大会 クロスズメバチの巣を探す
伊那市地蜂愛好会は、「地蜂」と呼ばれるクロスズメバチを追って巣を探す「蜂追い大会」を1日、鳩吹公園隣りの市民の森で開きました。
蜂追い大会には、およそ30人が参加しました。
事前に仕掛けておいたイカの切り身に、クロスズメバチが集まっていました。
蜂が運べるよう小さく切ったイカに目印をつけて掴ませます。
クロスズメバチが飛び立つと、一斉に追いかけていました。
見失わないように仲間同士声を出しあい、蜂の進んだ方向に向かって走ります。
畑の土手で蜂の巣が見つかりました。
1日は、10個の巣を探しあてたということです。
愛好会では、今年は3月~4月の気温が女王蜂にとって適温だったため、当たり年になるのではないかとみています。
見つけた巣は持ち帰り、秋のコンテストに向けて会員それぞれが育てることになっています。 -
高校生が学校紹介する冊子贈呈式
上伊那の高校11校を現役の高校生が紹介する冊子「Hi,」の贈呈式が7月14日に伊那市の西箕輪中学校で行われました。
7月14日は冊子を発行する郷土愛プロジェクトの傳田智子さんらが西箕輪中学校を訪れ、3年生代表の神有治さんと清水絢音さんに冊子を贈呈しました。
冊子を発行する郷土愛プロジェクトは上伊那の産学官組織で構成されています。
県の地域発元気づくり支援金およそ100万円を活用して2700冊を作成しました。
現役高校生や教師などが学校の魅力を中学生に伝える記事を作成し、今回初めて発行しました。
上伊那の公立、私立、通信高校の11校が紹介されています。
冊子の名前「Hi,」にはハイスクールのハイ、高みを目指す意味のハイ、ハイ!という言葉の響きから前向きに歩むという3つの意味が込められているということです。
傳田さんは「学校選びを偏差値だけでなく将来の自分がやりたいことを探すのに役立ててもらいたい」と話しました。
生徒は「高校の見所がまとめられていてわかりやすかった」と話していました。
冊子は上伊那にある中学校14校の3年生1900人と地域の人に配布されました。
-
高遠小学校6年が美術館で校外学習
伊那市高遠町の高遠小学校6年生が校外学習で信州高遠美術館で開かれている、木版画家の山岸主計など郷土出身の作家の作品を7月19日に鑑賞しました。
信州高遠美術館では、生誕130年記念山岸主計展が開かれています。
図工の授業で行う木版画の参考にしようと、児童31人は美篶出身の山岸主計の作品を鑑賞しました。
作品はスケッチのように、見た風景、印象をそのまま表現した多色刷りが特徴で会場にはおよそ120点が展示されています。
児童は「色が綺麗で、自分でも真似してみたい」と話していました。
他に高遠町在住で水彩画家の伊澤潔さんの作品も鑑賞しました。
里山の生き物や自然を描いた細密画です。
高遠小学校では児童たちに郷土作家の優れた作品を鑑賞し、表現方法を学んだり創作意欲を高めてもらいたいとしています。
-
伊那西生が活動発表
社会への奉仕活動などを行うインターアクトクラブがある高校がその活動を発表するインターアクト地区大会が24日、伊那市の伊那西高校で開かれました。
大会には伊那西高校のほか松商学園や東海大諏訪など県内10校が参加しました。
新型コロナの影響によりリモートで開催され実行委員会の伊那中央ロータリークラブの会員も発表を聞きました。
コロナ禍で気づいたあたりまえの日々の尊さに感謝しようと「Next Stageいまだからできること 3光見つめる・見つける・見つかる」をテーマに開かれました。
伊那西高校の生徒はコロナの影響により人と人との交流が減っているなかオンラインでお年寄りや目の不自由な人などに朗読を披露した取り組みについて発表しました。
伊那西高校インターアクトクラブ会長の佐藤愛菜さんは「新型コロナにより今までしてきたことができなくなったが何もできないわけではない。こういった状況だからこそできることを見つけ実行していきたい。」と話していました。
-
上島勝幸さんが母校に仙丈ヶ岳写真を寄贈
一般社団法人二科会写真部会員で長野市在住の上島勝幸さんが母校の伊那弥生ケ丘高校に仙丈ヶ岳を撮影した写真を1日に寄贈しました。
1日は上島さんが伊那弥生ケ丘高校を訪れ、画題「天に雲生む仙丈」の写真を寄贈しました。
上島さんは昭和57年度の卒業生です。
写真は去年11月に伊那市西箕輪から仙丈ヶ岳を撮影したものです。
題目の「天に雲生む仙丈」は伊那弥生ケ丘高校の校歌の歌詞にちなんで付けたということです。
現在57歳の上島さんは、34歳から本格的に写真を撮り始め、今年2月に二科会写真部の会員になりました。
上島さんの義父は伊那谷の石仏研究の第一人者でもあった竹入弘元さんです。
今年4月に亡くなった竹入さんが伊那弥生ケ丘高校でも教鞭をとっていたことも縁となりました。
今回寄贈した写真は2階の自習室に飾られました。
-
高校再編 伊那新校の校地選定11検討項目示す
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する新たな高校の場所について検討を進めてきた、伊那新校再編実施計画懇話会の校地検討部会は、選定する11の検討項目を27日示しました。
27日は伊那市の伊那合同庁舎で6回目の再編実施計画懇話会が開かれました。
会議では伊那市の副市長で校地検討部会の林俊宏部会長が選定方法について報告し了承されました。
統合する新たな高校は、伊那北か弥生のどちらかの校地を活用し、決定は長野県教育委員会にゆだねるとしています。
校地を選定するうえで
●敷地の広さや学校へのアクセス
●駅からの距離、通学時の安全性
●他の高校や地元企業との交流の利便性など
11の検討項目を挙げています。
また県教委に対しては「新校を早期に開校し、新たな学びの実現のため、施設や設備を充実させてほしい」と要望しました。
新校の場所については年度内に示される見通しです。
-
高校生がデザイン リンゴ飴パッケージお披露目
伊那北高校3年生の有賀もも花さんがデザインしたカモシカシードル醸造所のリンゴ飴のパッケージのお披露目会が6月29日学校で開かれました。
有賀さんがデザインしたリンゴ飴のパッケージです。
箱はリンゴをイメージした赤色の六角柱となっています。
素材は段ボールにし、コストを抑え、環境にやさしいものにしました。
きのうは、パッケージの製作に協力した企業の関係者などを招きお披露目会が開かれました。
有賀さんは、総合的な探求の課題研究で「食品パッケージデザイン」をテーマに研究に取り組んできました。
自分が考えたデザインを商品化できないかと考え、伊那市横山のカモシカシードル醸造所に連絡を取り、リンゴ飴のパッケージを作る事になりました。
大きさや素材などの打合せを重ね、伊那市狐島のアリマックス株式会社が実際に形にしました。
有賀さんがパッケージのデザインをしたリンゴ飴はカモシカシードルなどで販売されています。
-
第20回記念春陽会信州研究会展 開催
100年近い伝統がある公募展、春陽会の信州研究会展が、伊那市の伊那文化会館で28日から始まりました。
会場には、油絵を中心に45点飾られていて、上伊那からは伊那市の唐沢弥生さんの作品「舟でわたる」と、箕輪町の井上秀芳さんの作品「堰」が展示されています。
畳2枚ほどの大きさ、100号前後の大作が多いのが特徴で、1枚の絵を完成させるために、3か月から半年かかっているということです。
春陽会は1922年に始まり毎年春には東京六本木の国立新美術館で開催されている伝統ある公募展です。
研究会展はそこに出品する県内3地区の研究会が合同で企画したもので今年で20回の節目となりました。
今回の展覧会の代表で岡谷市の小林理一さんは「コロナ禍だが、こうした発表の場を設け、活気を取り戻していきたい」と話していました。
春陽会信州研究会展は来月1日まで伊那文化会館で開かれていて入場は無料です。 -
春富中学校で七夕ミニフェス
伊那市の春富中学校の文化系クラブの発表会、七夕ミニフェスが9日開かれました。
七夕ミニフェスは新型コロナの影響で活動が制限される文化系クラブの発表の場をつくろうとPTAなどが開いたものです。
ステージにあがった合唱部は迫力のある歌声を披露していました。
会場に設けられた客席は新型コロナ感染防止のため間隔をあけて設置されました。
また会場に来ることができない保護者などのために発表の様子は動画投稿サイトユーチューブで配信されました。
ステージのバックに飾られた絵画は七夕ミニフェスをイメージして美術部が描いたものです。
吹奏楽部の発表ではマーチングバンドのパフォーマンスも披露されました。
春富中学校PTAは「コロナ禍でもひたむきに部活動に取り組む生徒の姿を伝えることができた。」と話していました。 -
伊那弥生ケ丘高校の生徒 ビデオを同窓会に寄贈
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の生徒3人は、撮影から編集まで行った「クラブ活動紹介ビデオ」を同窓会に6月24日寄贈しました。
24日は同窓会館で「クラブ活動紹介ビデオ」を制作した弥生ケ丘高校3年生の3人が同窓会の下島典子会長にDVDを手渡しました。
紹介ビデオは生徒たちが撮影から編集まですべて行ったもので、吹奏楽部やダンス部など5つのクラブ活動の様子が収録されています。
同窓会の総会で鑑賞する予定でしたが新型コロナの影響で中止となったため、寄贈することにしました。
動画は同窓会のホームページで公開されています。
-
夏休みおいで塾 始まる
夏休み中の子ども達の宿題や、体験活動などを行う、夏休みおいで塾が伊那市の伊那公民館で26日から始まりました。
この日は、午前中に宿題を行いました。
勉強を見るのは市役所に務めている元小中学校の教諭です。
今年は新型コロナ対策として、定員を例年の120人から、92人に減らし行なわれています。
参加した子どもたちは、10のグループに分かれ、午前中は宿題を行い、午後は体験活動を行います。
この日の午後の体験活動ではシトラスリボン作りやニュースポーツ体験をしました。
伊那公民館の細江孝明館長は、「おいで塾を通して社交性、助け合いの精神、ルールを守った生活の3つを学んでもらいたい」と話していました。
伊那公民館のおいで塾は30日まで行われる予定です。 -
華道家元池坊の巡回講座
華道家元池坊の巡回講座が25日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
25日の講座にはおよそ90人が訪れました。
講師は京都の池坊中央研修学院の三浦大生さんが務め、いけばなのデモンストレーションを行いました。
講座は毎年、全国180ヵ所で開催しています。
三浦さんは「花をいけることは人と花が共存することです。花も人も美しくという理想を表現したものです」と話していました。
-
テキスタイルデザイナー 平沢健太さん作品展
布を使った作品を制作している宮田村出身で伊那市在住の平沢健太さんの作品展が、西春近のコーヒーショップで開かれています。
会場には、平沢さんが制作した布を使った作品が展示されています。
平沢さんは、現在26歳です。東京造形大学・大学院で6年間布に関するデザインを学びました。
東京で就職する予定でしたが、コロナ禍の影響で内定が取り消しとなり、地元に戻り、働きながら作品を制作しています。
こちらの作品は、70センチ四方のパネルに、スプレーなどで描かれた壁の落書きが表現されています。
ウールやビニールの紐を使い、二重織という技法で織られています。
こちらはオリジナルの柄がプリントされたシャツです。
タイトルは「右往左往」で、地元に戻ってきてからの自分の状況をデザインに落とし込んだということです。
平沢さんの作品展は西春近のコーヒーショップ「HARU COFFEE」で25日まで開かれています。
-
1学期終業式 あすから夏休み
上伊那の多くの小中学校で21日1学期の終業式が行われ、子供たちはあすから夏休みを迎えます。
このうち、伊那市の手良小学校では、1学期の終業式が体育館で行われました。
1、2年生の代表児童は、1学期に取り組んだことを発表しました。
浜田康敬校長は、「勉強やスポーツ、お手伝いなど努力する事が大切です。そして常に新しい事に挑戦するよう心掛けて下さい」と話していました。
1年生の教室では、子ど達が担任から初めての通知表を受け取っていました。
席に戻ると、通知表に書かれた担任からのメッセージなどを読んでいました。
子ども達は夏休みにやりたい事や目標を発表しました。
手良小の夏休みは、あすから8月18日までの28日間となっています。
伊那市、箕輪町、南箕輪村では25小中学校が明日から夏休みです。
-
小林研一郎さんコンサート 伊那文でパブリックビューイング
長野県の芸術監督で世界的指揮者の小林研一郎さん率いるオーケストラコンサートのパブリックビューイングが、4日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
パブリックビューイングは伊那文化会館大ホールで行われ、約200人が訪れました。
長野市のホクト文化ホールでのコンサートの様子をインターネット回線で伊那文化会館と結びました。
映像は、大ホールの横12メートル、縦6.7メートルの大型スクリーンに業務用プロジェクターで写し出しました。
音は、会館スタッフが工夫を凝らして、コンサート会場にいるような臨場感を作り上げました。
演目は、シベリウスのフィンランディア、サラサーテのツィゴイネルワイゼン、そして、ドボルザークの新世界で、演奏が終わるたびに会場からは、大きな拍手が送られていました。
長野市と伊那市のホールを結んだ今回のパブリックビューイングに関係者は、「今後に期待が持てる新しい取り組みだった」と手応えを感じている様子でした。 -
西藤選手からお礼の写真届く
箕輪町出身で東京オリンピックフェンシング代表の西藤俊哉選手へ応援メッセージや千羽鶴を送った箕輪北小学校に西藤選手からお礼の写真が届き20日お披露目されました。
大きく引き伸ばされた写真が披露されると児童からは歓声があがっていました。
箕輪北小学校は西藤選手の母校です。
千羽鶴はオリンピックでの活躍を願い1年生2クラスの児童が折ったものです。
日の丸に書いた応援メッセージは6年生の3クラスの児童が書いたものです。
写真には右手にフェンシングの剣、左手に千羽鶴を持ち、応援メッセージが書かれた日の丸と一緒に西藤選手が写っています。
日の丸には金メダルへの期待や箕輪町の名を轟かせてもらいたいという児童たちのメッセージが書かれています。
この写真はコピーされ全校児童が見ることができるように廊下に張り出されました。
給食ではオリンピック応援献立としてメダルの模様があしらわれたコロッケが出されました。
オリンピック応援献立ではほかにフェンシングのマスクをイメージしたうずらの卵や剣をイメージした春雨がのったフェンシング丼も出されました。
箕輪北小学校の玄関には児童会役員が企画し全ての児童が書いた応援メッセージも張り出されていて全校で西藤選手を応援していくとしています。