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上島勝幸さんが母校に仙丈ヶ岳写真を寄贈
一般社団法人二科会写真部会員で長野市在住の上島勝幸さんが母校の伊那弥生ケ丘高校に仙丈ヶ岳を撮影した写真を1日に寄贈しました。
1日は上島さんが伊那弥生ケ丘高校を訪れ、画題「天に雲生む仙丈」の写真を寄贈しました。
上島さんは昭和57年度の卒業生です。
写真は去年11月に伊那市西箕輪から仙丈ヶ岳を撮影したものです。
題目の「天に雲生む仙丈」は伊那弥生ケ丘高校の校歌の歌詞にちなんで付けたということです。
現在57歳の上島さんは、34歳から本格的に写真を撮り始め、今年2月に二科会写真部の会員になりました。
上島さんの義父は伊那谷の石仏研究の第一人者でもあった竹入弘元さんです。
今年4月に亡くなった竹入さんが伊那弥生ケ丘高校でも教鞭をとっていたことも縁となりました。
今回寄贈した写真は2階の自習室に飾られました。
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高校再編 伊那新校の校地選定11検討項目示す
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する新たな高校の場所について検討を進めてきた、伊那新校再編実施計画懇話会の校地検討部会は、選定する11の検討項目を27日示しました。
27日は伊那市の伊那合同庁舎で6回目の再編実施計画懇話会が開かれました。
会議では伊那市の副市長で校地検討部会の林俊宏部会長が選定方法について報告し了承されました。
統合する新たな高校は、伊那北か弥生のどちらかの校地を活用し、決定は長野県教育委員会にゆだねるとしています。
校地を選定するうえで
●敷地の広さや学校へのアクセス
●駅からの距離、通学時の安全性
●他の高校や地元企業との交流の利便性など
11の検討項目を挙げています。
また県教委に対しては「新校を早期に開校し、新たな学びの実現のため、施設や設備を充実させてほしい」と要望しました。
新校の場所については年度内に示される見通しです。
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高校生がデザイン リンゴ飴パッケージお披露目
伊那北高校3年生の有賀もも花さんがデザインしたカモシカシードル醸造所のリンゴ飴のパッケージのお披露目会が6月29日学校で開かれました。
有賀さんがデザインしたリンゴ飴のパッケージです。
箱はリンゴをイメージした赤色の六角柱となっています。
素材は段ボールにし、コストを抑え、環境にやさしいものにしました。
きのうは、パッケージの製作に協力した企業の関係者などを招きお披露目会が開かれました。
有賀さんは、総合的な探求の課題研究で「食品パッケージデザイン」をテーマに研究に取り組んできました。
自分が考えたデザインを商品化できないかと考え、伊那市横山のカモシカシードル醸造所に連絡を取り、リンゴ飴のパッケージを作る事になりました。
大きさや素材などの打合せを重ね、伊那市狐島のアリマックス株式会社が実際に形にしました。
有賀さんがパッケージのデザインをしたリンゴ飴はカモシカシードルなどで販売されています。
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第20回記念春陽会信州研究会展 開催
100年近い伝統がある公募展、春陽会の信州研究会展が、伊那市の伊那文化会館で28日から始まりました。
会場には、油絵を中心に45点飾られていて、上伊那からは伊那市の唐沢弥生さんの作品「舟でわたる」と、箕輪町の井上秀芳さんの作品「堰」が展示されています。
畳2枚ほどの大きさ、100号前後の大作が多いのが特徴で、1枚の絵を完成させるために、3か月から半年かかっているということです。
春陽会は1922年に始まり毎年春には東京六本木の国立新美術館で開催されている伝統ある公募展です。
研究会展はそこに出品する県内3地区の研究会が合同で企画したもので今年で20回の節目となりました。
今回の展覧会の代表で岡谷市の小林理一さんは「コロナ禍だが、こうした発表の場を設け、活気を取り戻していきたい」と話していました。
春陽会信州研究会展は来月1日まで伊那文化会館で開かれていて入場は無料です。 -
春富中学校で七夕ミニフェス
伊那市の春富中学校の文化系クラブの発表会、七夕ミニフェスが9日開かれました。
七夕ミニフェスは新型コロナの影響で活動が制限される文化系クラブの発表の場をつくろうとPTAなどが開いたものです。
ステージにあがった合唱部は迫力のある歌声を披露していました。
会場に設けられた客席は新型コロナ感染防止のため間隔をあけて設置されました。
また会場に来ることができない保護者などのために発表の様子は動画投稿サイトユーチューブで配信されました。
ステージのバックに飾られた絵画は七夕ミニフェスをイメージして美術部が描いたものです。
吹奏楽部の発表ではマーチングバンドのパフォーマンスも披露されました。
春富中学校PTAは「コロナ禍でもひたむきに部活動に取り組む生徒の姿を伝えることができた。」と話していました。 -
伊那弥生ケ丘高校の生徒 ビデオを同窓会に寄贈
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の生徒3人は、撮影から編集まで行った「クラブ活動紹介ビデオ」を同窓会に6月24日寄贈しました。
24日は同窓会館で「クラブ活動紹介ビデオ」を制作した弥生ケ丘高校3年生の3人が同窓会の下島典子会長にDVDを手渡しました。
紹介ビデオは生徒たちが撮影から編集まですべて行ったもので、吹奏楽部やダンス部など5つのクラブ活動の様子が収録されています。
同窓会の総会で鑑賞する予定でしたが新型コロナの影響で中止となったため、寄贈することにしました。
動画は同窓会のホームページで公開されています。
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夏休みおいで塾 始まる
夏休み中の子ども達の宿題や、体験活動などを行う、夏休みおいで塾が伊那市の伊那公民館で26日から始まりました。
この日は、午前中に宿題を行いました。
勉強を見るのは市役所に務めている元小中学校の教諭です。
今年は新型コロナ対策として、定員を例年の120人から、92人に減らし行なわれています。
参加した子どもたちは、10のグループに分かれ、午前中は宿題を行い、午後は体験活動を行います。
この日の午後の体験活動ではシトラスリボン作りやニュースポーツ体験をしました。
伊那公民館の細江孝明館長は、「おいで塾を通して社交性、助け合いの精神、ルールを守った生活の3つを学んでもらいたい」と話していました。
伊那公民館のおいで塾は30日まで行われる予定です。 -
華道家元池坊の巡回講座
華道家元池坊の巡回講座が25日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
25日の講座にはおよそ90人が訪れました。
講師は京都の池坊中央研修学院の三浦大生さんが務め、いけばなのデモンストレーションを行いました。
講座は毎年、全国180ヵ所で開催しています。
三浦さんは「花をいけることは人と花が共存することです。花も人も美しくという理想を表現したものです」と話していました。
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テキスタイルデザイナー 平沢健太さん作品展
布を使った作品を制作している宮田村出身で伊那市在住の平沢健太さんの作品展が、西春近のコーヒーショップで開かれています。
会場には、平沢さんが制作した布を使った作品が展示されています。
平沢さんは、現在26歳です。東京造形大学・大学院で6年間布に関するデザインを学びました。
東京で就職する予定でしたが、コロナ禍の影響で内定が取り消しとなり、地元に戻り、働きながら作品を制作しています。
こちらの作品は、70センチ四方のパネルに、スプレーなどで描かれた壁の落書きが表現されています。
ウールやビニールの紐を使い、二重織という技法で織られています。
こちらはオリジナルの柄がプリントされたシャツです。
タイトルは「右往左往」で、地元に戻ってきてからの自分の状況をデザインに落とし込んだということです。
平沢さんの作品展は西春近のコーヒーショップ「HARU COFFEE」で25日まで開かれています。
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1学期終業式 あすから夏休み
上伊那の多くの小中学校で21日1学期の終業式が行われ、子供たちはあすから夏休みを迎えます。
このうち、伊那市の手良小学校では、1学期の終業式が体育館で行われました。
1、2年生の代表児童は、1学期に取り組んだことを発表しました。
浜田康敬校長は、「勉強やスポーツ、お手伝いなど努力する事が大切です。そして常に新しい事に挑戦するよう心掛けて下さい」と話していました。
1年生の教室では、子ど達が担任から初めての通知表を受け取っていました。
席に戻ると、通知表に書かれた担任からのメッセージなどを読んでいました。
子ども達は夏休みにやりたい事や目標を発表しました。
手良小の夏休みは、あすから8月18日までの28日間となっています。
伊那市、箕輪町、南箕輪村では25小中学校が明日から夏休みです。
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小林研一郎さんコンサート 伊那文でパブリックビューイング
長野県の芸術監督で世界的指揮者の小林研一郎さん率いるオーケストラコンサートのパブリックビューイングが、4日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
パブリックビューイングは伊那文化会館大ホールで行われ、約200人が訪れました。
長野市のホクト文化ホールでのコンサートの様子をインターネット回線で伊那文化会館と結びました。
映像は、大ホールの横12メートル、縦6.7メートルの大型スクリーンに業務用プロジェクターで写し出しました。
音は、会館スタッフが工夫を凝らして、コンサート会場にいるような臨場感を作り上げました。
演目は、シベリウスのフィンランディア、サラサーテのツィゴイネルワイゼン、そして、ドボルザークの新世界で、演奏が終わるたびに会場からは、大きな拍手が送られていました。
長野市と伊那市のホールを結んだ今回のパブリックビューイングに関係者は、「今後に期待が持てる新しい取り組みだった」と手応えを感じている様子でした。 -
西藤選手からお礼の写真届く
箕輪町出身で東京オリンピックフェンシング代表の西藤俊哉選手へ応援メッセージや千羽鶴を送った箕輪北小学校に西藤選手からお礼の写真が届き20日お披露目されました。
大きく引き伸ばされた写真が披露されると児童からは歓声があがっていました。
箕輪北小学校は西藤選手の母校です。
千羽鶴はオリンピックでの活躍を願い1年生2クラスの児童が折ったものです。
日の丸に書いた応援メッセージは6年生の3クラスの児童が書いたものです。
写真には右手にフェンシングの剣、左手に千羽鶴を持ち、応援メッセージが書かれた日の丸と一緒に西藤選手が写っています。
日の丸には金メダルへの期待や箕輪町の名を轟かせてもらいたいという児童たちのメッセージが書かれています。
この写真はコピーされ全校児童が見ることができるように廊下に張り出されました。
給食ではオリンピック応援献立としてメダルの模様があしらわれたコロッケが出されました。
オリンピック応援献立ではほかにフェンシングのマスクをイメージしたうずらの卵や剣をイメージした春雨がのったフェンシング丼も出されました。
箕輪北小学校の玄関には児童会役員が企画し全ての児童が書いた応援メッセージも張り出されていて全校で西藤選手を応援していくとしています。
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マザーグースパッチワークキルト展 かんてんぱぱホールで開催
伊那市や辰野町などで教室を開いている、マザーグースパッチワークスクールの作品展が、14日から伊那市のかんてんぱぱホールではじまりました。
展示されているのは、タペストリーやポーチなどおよそ85点です。
綿を布に挟んで柔らかい感触にするパッチワークキルトの作品は、ほとんどが手縫いで、約1年間かけて1枚の作品を完成させているということです。
1部の作品は販売されていて、訪れた人が作品を手に取り購入していました。
マザーグースパッチワークスクールは、伊那市や辰野町の教室におよそ30人の生徒が通っていて、2年に1度かんてんぱぱホールで展示会を開いています。
代表で辰野町の村上光子さんは「作者のエネルギーを感じながら、作品を鑑賞してもらい、買い物も楽しんでほしい」と話していました。 -
伊那西高校 東ティモール選手団に千羽鶴と応援メッセージ動画贈呈
伊那市の伊那西高校の生徒は、東ティモール選手団に千羽鶴と応援メッセージ動画を贈りました。
14日は伊那西高校で贈呈式が行われ生徒会役員12人が、新型コロナウイルス感染症対策のため代わりに受け取りに来た伊那市の職員に手渡しました。
伊那西高校は東ティモール選手団を応援したいと生徒会が中心となって千羽鶴とメッセージ動画を制作しました。
千羽鶴は全校生徒420人が一人3羽ほど折りました。
リボンには「がんばれ、東ティモール」と英語で書いたメッセージもつけました。
動画はおよそ3分間で、英語研究クラブと9つの運動クラブの応援のメッセージが入っています。
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南箕輪村中部保育園の園児 ブルーベリー狩り
南箕輪村中部保育園の園児は神子柴の観光農園で15日、ブルーベリー狩りを楽しみました。
15日は中部保育園の年長園児2クラスの47人が神子柴にある田中實さんの農園でブルーベリーを摘み取りました。
ブルーベリー狩りは村で採れるおいしい農産物を味わってもらい、地産地消の推進を図るために南箕輪村営農センターが企画したものです。
田中農園では10年ほど前から毎年シーズンに合わせて園児を受け入れています。
ブルーベリーは5種類ほどが植えられています。
園児たちは、大きくて甘そうなブルーベリーを選んで採っていました。
ブルーベリー狩りは村内の保育園全てで行われる予定です。
田中農園のブルーベリー狩りの受け入れは8月上旬までを見込んでいます。
一時間の食べ放題は中学生以上の大人が1,000円で、3歳以上の子どもは500円です。
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小中学校が東ティモールの選手を応援
新型コロナ感染防止対策として、東ティモール選手団と市民の交流イベントは中止となりましたが、市内の小中学校では、選手たちを応援しようとビデオメッセージの制作が行われています。
このうち伊那東小学校は全ての学年でクラスごとに応援メッセージを収録し、30分ほどの動画にして東ティモールの選手団に贈ります。
14日6年蘭組では、選手団に向けた応援メッセージと合奏を収録していました。
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かんてんぱぱホール 一水会郷土作家展 作品入替
伊那市のかんてんぱぱホール、アートギャラリーで開かれている常設展、一水会郷土作家展の作品の入替が行われました。
今回は全ての作品を入れ替え、風景画、人物画など40点が展示されています。
出展したのは南信一水会の会員15人です。
一水会郷土作家展は去年1月から開かれていて、今回で4回目の作品入れ替えになります。
作品は、年に3回から4回入れ替わり、次の入れ替えは10月頃を予定しています。
一水会郷土作家展はかんてんぱぱホール、アートギャラリーで午前9時から午後5時まで開かれていて入場は無料です。 -
箕輪南宮神社 鹿頭奉納神事
箕輪町木下の南宮神社に伝わる「鹿頭奉納の神事」が11日に行われました。
新型コロナウイルス感染防止の為、子ども達による鹿頭行列を中止し担当区と神社の役員のみで実施しました。
11日は、伊那市の大泉新田や大萱、箕輪町の富田、南箕輪村の大泉の各区長や神社総代およそ30人が神事を行いました。
鹿の頭に見立てた飾り5つを手に持ち、太鼓やほら貝にあわせ境内を歩いていました。
例年は保育園児と小学1年生が、この飾りをかぶり境内を歩く鹿頭行列が行われていましたが、新型コロナにより2年連続で中止となっています。
鹿頭行列は、およそ460年前の大干ばつの時に雨乞いで雨が降ったことに感謝し、鹿を神様に献上したことが始まりとされています。
名前に「福」「大」「富」が付く伊那市、箕輪町、南箕輪村の地区が担当し、天竜川より東側の福島と福与、西側の大泉、大泉新田、大萱、富田が交代で行っています。
今年は西側の大泉、大泉新田、大萱、富田が担当しました。
境内を3周すると神前に鹿頭を供えました。
来年は、東側の2区が担当します。
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古民家でほうき作り講座
古くから伝わる、ほうき作りの講座が1日箕輪町上古田の古民家で開かれました。
ほうき作りは伝統技能を学んでもらおうと箕輪町公民館が開いたもので住民8人が参加しました。
昭和の時代の農家の雰囲気を味わってもらおうと上古田の古民家が会場となりました。
講師を務めたのは上古田で長年ほうき作りを行っている唐澤正成さんで材料となるほうき草の縛り方について説明していました。
唐澤さんは「ほうき草を固くしばることで丈夫で長持ちするほうきができます。」と話していました。
戦後間もないころは農閑期の冬に農家がほうき作りをしていたということです。
参加者は唐澤さんのアドバイスを受けながら長さ30センチほどの手ぼうきを作っていました。
ほうき作りの講座はあと2回開かれることになっていて手ぼうきを4つ組み合わせ、柄のついたほうきを完成させるということです。
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9日から若手作家の個展
長野県ゆかりの若手作家3人の個展、トライアルギャラリーが9日から伊那文化会館で始まります。
伊那市出身の清水恵さんは透明水彩画約30点を出品します。
県内の風景を透明感のあるタッチで表現しています。
作品は特殊な絵の具を使った透明水彩で自分自身が感じた自然の姿を感じたままに表現しているということです。
下諏訪町出身で伊那市の会社に勤務する笹川寛司さんは写真約60点を出品します。
主に県内で撮影した動物や花をデジタルプリントしたもので見慣れた風景の中にある一瞬をとらえた作品が並べられています。
南箕輪村出身の大林佐和子さんは油彩画や木版画およそ40点を出品します。
子どものころのわくわくする心を忘れず作品づくりに取り組んできたということです。
若手作家3人によるトライアルギャラリーはあすから18日まで伊那文化会館で開かれます。
10日には3人の作家が作品解説をするギャラリートークが行われます。 -
町役場に西藤俊哉選手を応援する寄せ書きボード設置
箕輪町沢出身で東京オリンピックフェンシング競技日本代表の西藤俊哉選手を応援する寄せ書きボードが箕輪町役場に設置されています。
町役場1階ホールには西藤選手を応援する寄せ書きボードや等身大パネルなどが設置されています。
ボードには「夢に向かってGO!!」や「みのわの星!!頑張ってください」など60個ほどのメッセージが書かれています。
ボードの他に、西藤選手が2017年の世界選手権で銀メダルを獲得した時に使っていた道具も飾られています。
これは西藤選手が中学生の時はコーチで、2017年の国体ではチームメイトだった箕輪町役場の河西遼太さんが中心となり設置したものです。
西藤選手のオリンピック出場が決まり、フェンシングのまちみのわを知ってもらうキッカケを作ろうと設置することにしました。
西藤選手は箕輪町沢出身の24歳で、現在は東京を拠点に練習しています。
西藤選手が出場する東京オリンピックフェンシング競技男子フルーレの個人戦は7月26日(月)に、団体戦は8月1日(日)に行われる予定です。
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2年ぶり 伊那北高校ペン祭
2年ぶりとなる、伊那市の伊那北高校の文化祭「ペン祭」が行われています。
今年のペン祭のテーマは「キタ充」です。
コロナ禍の中でもリアルを充実させ、上を向こうという思いが込められています。
今日は体育館で部活動の発表が行われました。
書道部は、曲にのせて、書道パフォーマンスを披露しました。
去年のペン祭は、新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりの開催です。
今年は一般公開はありませんでしたが、発表の様子は、保護者向けにインターネットでライブ配信されました。
ペン祭は4日までで、4日はクラブ発表と閉祭式が行われます。
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伝統芸能体験フェスタ開催へ
伊那市の歌舞劇団田楽座や地域住民でつくるNPO法人ふるさと芸能研究所は、盆踊りや人形芝居など6種類の伝統芸能を体験できるイベント「伊那谷地域伝統文化おやこ体験フェスタ」を7月31日にいなっせで開きます。
2日は田楽座でふるさと芸能研究所の中山ねむか理事長がイベントについて説明をしました。
伝統文化体験フェスタは、新型コロナにより地域の祭りや行事が中止となる中で、子ども達が伝統文化に触れる機会を作ろうと開かれます。
田楽座による太鼓や獅子舞、伊那節振興協会による盆踊り、箕輪町の古田人形芝居保存会などが開く6つのワークショップで指導を受ける事ができます。
この他に田楽座による公演もあります。
会場ではまた、伊那ケーブルテレビが制作した地域のイベントをまとめたビデオも上演される予定です。
伊那谷地域伝統文化おやこ体験フェスタ」は今月31日にいなっせで開かれます。
参加費は親子一組3千円で、予約が必要で、ワークショップの申し込みは先着順となっています。
申し込み電話78-3063(9時~午後5時) -
長谷中学校が甘辛おかずダレ「元気だで」を商品化
伊那市長谷の長谷中学校が作っているラー油「長谷の太陽」の搾りだねを使った甘辛おかずダレ「元気だで」が商品化されました。
こちらが新商品の甘辛おかずだれ「元気だで」です。
1つ税込750円です。
180グラム入っています。
ラー油は唐辛子にねぎやにんにくを混ぜて作るため辛いですが、おかずダレには麹を使っているため角がなくなりまろやかな味わいになっているということです。
ご飯のお供や万能調味料として使えます。
28日は関係者が商品発表会を長谷中学校で開きました。
「元気だで」は、長谷中学校の生徒が作っているラー油「長谷の太陽」から出る搾りだねを有効活用したいと長谷中学校から地域に呼びかけたところ、農業法人ファームはせや伊那市地域おこし協力隊などがそれに応え、農産物加工施設の「気の里工房」で製造することになりました。
去年道の駅「南アルプスむら長谷」にある食堂「すずな」で「元気だで」をソースカツ丼のお供として提供したところ商品として購入したいという声が寄せられたことから今回発売に至りました。
28日は長谷中学校2年生7人が完成した「元気だで」を試食していました。
今後、生徒たちにはパッケージのデザインを考えてもらう予定だということです。
「元気だで」は南アルプスむら長谷で、1人2つまで購入できます。
7月1日から限定100個で販売する予定です。
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ICTが信州プロレスに売り上げの一部を寄付
伊那ケーブルテレビジョンは2020年9月に長野市で行われたプロレスイベントを収録した番組の売り上げの一部を28日に実行委員会に寄付しました。
28日は伊那ケーブルテレビの向山賢悟社長がイベント実行委員会事務局長で信州プロレス代表のグレート☆無茶さんに10万円の目録を手渡しました。
向山社長は「地域が大変な中、元気と勇気を与えてくれる無茶さんらしいイベントの開催をありがとうございました」とあいさつしました。
イベントは台風災害やコロナの影響を受ける地元の復活を願い、2020年9月に長野市のビックハットで開催された「長野元気復活総力祭」の中で行われました。
伝説のプロレスラーを招いてのイベントには元プロレスラーのアントニオ猪木さんも登場し、会場を盛り上げました。
伊那ケーブルテレビでは、その模様を収録して全国に番組を販売し、21局が購入。
今回はその売り上げの一部を寄付したものです。
グレート☆無茶さんは「寄付金は次回のイベント開催に有効に使わせていただきます」と話していました。 -
南信工科短大 オープンキャンパス
南箕輪村の南信工科短大のオープンキャンパスが19日行われ、高校生やその家族などが、設備や概要の説明を受けました。
この日は、今年度4回あるオープンキャンパスの1回目で、南信を中心に23人の生徒を含む47人が参加しました。
参加者は、説明を受けながらキャンパス内を見学して回りました。
南信工科短大は県立の短期大学校で、機械システム工学科と電気システム工学科の2つの学科があります。
参加者は、旋盤加工などの基本的な実習ができる設備や、最先端の機械制御関連の装置などを見て回りました。
また、卒業生や在校生が総合課題で制作した装置も見学していました。
南信工科短大の担当者は、「設計や生産技術を担う即戦力となり、地域の企業から求められる人材を輩出している」と説明していました。
オープンキャンパスは、今年度あと3回開かれる予定で、次回7月31日(土)は模擬授業も行われる予定です。
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高遠小5年生 アイガモ農法に挑戦
伊那市高遠町の高遠小学校の5年生は、アイガモを使って田んぼの草などを管理するアイガモ農法にチャレンジしています。
17日は、子どもたちがアイガモを田んぼに放ちました。
学校近くにある7アールの田んぼでは、今月8日に植えた苗が育っています。放たれたカモは、さっそく、雑草を食べていました。
子どもたちは、おいしい米を育てる方法を研究し、アイガモ農法に挑戦することにしました。カモが雑草や虫を食べてくれるほか、動くことで土をかき混ぜてくれるのでおいしい米ができるということです。
アイガモ農法を知った子どもたちは、卵を取り寄せ、4月下旬から26日かけてふ化させました。教室の隣の部屋で、世話をして育ててきました。死んでしまったものもいましたが、15羽を田んぼに放すことができました。
田んぼの周りにはネットを張りカモが逃げられないようにしているほか、カラス除けのテープも張り巡らせました。
獣に食べられてしまわないように、毎日、夕方は教室に連れ帰り、朝になると田んぼに連れてくるということです。
米を収穫した時には、カモを料理して一緒に食べることも当初目標にしていましたが、食べるのはかわいそうという子どももいて意見が割れており、これからクラスでどうするか考えていくということです。 -
南箕輪小学校で聖火トーチ巡回
南箕輪村の南箕輪小学校の児童は東京五輪の聖火リレーに使われたトーチの実物を15日に手にしました。
15日は南箕輪小学校の1年生から3年生の各教室に聖火リレーのトーチとユニホームが順番に回りました。
このうち1年生の教室ではトーチが届くと児童たちは一人ずつ順番にトーチを持ちました。
このトーチとユニホームは南箕輪村出身で東京都在住の森下美沙さんが南木曽町で聖火ランナーを務めたときに使用したものです。
ふるさとの南箕輪の子どもたちにトーチに触れてもらおうと村に貸し出しました。
16日は4年生から6年生と特別支援学級を回るということで、その後21日からは南部小学校、25日からは南箕輪中学校を巡回する予定です。 -
7月11日に「高校再編を考えるシンポジウム」
住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会は「高校再編を考えるシンポジウム」を来月11日に開きます。
15日に高校再編を考える上伊那の会代表代行の久保田逸巳さんが伊那市役所で記者会見を開き概要を説明しました。
シンポジウムは長野県教育委員会が進める高校再編統合計画についてその内容を確認し地域住民の立場から考えを発表しようと開かれるものです。
久保田さんは高校再編について「学級数を提示しての論議にするべきだ」と話していました。
高校再編を考えるシンポジウムは来月11日、午後1時から伊那市の防災コミュニティセンターで開かれます。
パネラーは赤穂高校同窓会長の小原勇さん、駒ヶ根工業高校同窓会長の鈴木正志さんら4人が務め入場は無料、定員は60人となっています。
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伊那新校の目指す学校像について意見交換
県立高校第2期再編にともなう5回目の伊那新校再編実施計画懇話会が14日、伊那合同庁舎で開かれ目指す学校像などについて意見交換が行われました。
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校の再編統合について議論する懇話会は長野県教育委員会が開いたもので両校の関係者など約20人が出席しました。
懇話会では産学官協働で地域の人材育成に取り組んでいる郷土愛プロジェクトの活動が報告されたほか、新校が目指す学校像について意見が出されました。
次の懇話会は7月27日に予定されていて伊那新校の具体的な学びについて意見交換が行われます。