-
南小4年生のピザ窯小屋 ついに完成!
南箕輪村の南箕輪小学校の4年生が、ピザ窯を雨や風から守るために建設を進めてきた小屋が、12日に完成しました。
小屋づくりはこの日が最後の作業となりました。
児童は、それぞれが思い思いに作ったレリーフを、長野県建築士会上伊那支部のメンバーに教わりながら取りつけていました。
南箕輪小学校の4年生は、去年10月に総合学習でピザ窯をつくりその窯を雨や風から守るために今年2月から小屋の建設作業を始めました。
建築士会のサポートを受け、模型作りや製材の工程も学んできました。
レリーフの取りつけが終わり、小屋の周りの足場が外されると、完成を祝って記念撮影をしていました。
児童は「最初はどんな風になるのかわからなかったけど、とても立派なものが完成してよかった」と話していました。
11月20日には、児童とその保護者でピザを焼く予定で、それまでにピザ窯を一度崩し、小屋の中に組み直すということです。 -
上農吹奏楽部 第10回定期演奏会
南箕輪村の上伊那農業高校吹奏楽部の第10回定期演奏会が4日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、部員同士息の合った演奏を披露しました。
この日は、昭和・平成のヒットソングメドレーなど、全10曲が披露されました。
演奏中には、曲に合わせたダンスもあり、会場を盛り上げていました。
また、曲と曲の合間には、上農ならではの農産物抽選会もあり、当選した人に果物や野菜などが贈られました。
演奏会は、10回目を記念してOB・OGとの合同演奏もありました。
-
南中3年生 村の観光PRするポスター・動画を制作
南箕輪村の南箕輪中学校の3年生は総合学習の一環で、ポスターや映像など村の観光をPRする広告を作りました。
7日は3年生がグループごとに作成したポスターや映像などをスクリーンで上映し、互いの作品を鑑賞しました。
南箕輪中学校の3年生153人は、総合的な学習の時間に、「南箕輪村の広告大賞」と題して、村の観光をPRするポスターや映像作りに取り組んできました。
自分たちの村への郷土愛をはぐくみ、自分の気持ちを伝える力を高めてもらいたいと中学校が企画し、村教育委員会が協力しています。全体で30のグループに分かれて、6月から作品を制作してきました。
生徒は作品を見て、気に入ったものに投票したということです。
高得点を取った作品は、今後、村内の施設などで村のPRに役立てられるということです。
-
来春 公立高校募集定員発表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を、11日に発表しました。
募集定員は、上伊那の中学校卒業予定者数が今年度より95人減少することから、辰野高校の普通科と伊那弥生ケ丘高校でそれぞれ40人少なくなっています。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は、普通が今年度より40人少ない80人、商業が40人の募集です。
高遠高校は、普通120人の募集です。
-
第15回邦楽演奏会
箏や三絃、尺八の音色を楽しむ邦楽演奏会が10日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
演奏会は、2年に1度開かれていて、今年で15回目になります。
伊那三曲協会が開いているもので、会員およそ120人がグループごとに分かれて12曲を披露しました。
伊那三曲協会の春日英二会長は、「少ない練習時間の中で音合わせをしてきた。その成果を発揮して楽しんでもらいたい」と話していました。
-
文化の日 ウォールアートお披露目
伊那市荒井の丸紅伊那みらいでんき株式会社は、会社の入っている中心市街地のビルに設置したウォールアートを3日、お披露目しました。
「まぁるいみらい」をテーマに作品を募集したところ、市内の中学校や高校から11作品の応募がありました。
その中から選ばれたのが、伊那弥生ケ丘高校1年で美術部の小松風花さんの作品です。
カラフルな風船は人の個性とテーマの『まぁるい』を、青空は平和な社会を表現したということです。
小松さんは「風船のひもが束になっている所に手をもっていき、写真を撮ってみてほしい」と話していました。
丸紅伊那みらいでんきは、電力小売り事業を目的に、2018年に大手商社の丸紅によって設立され、伊那市も出資しています。
みらいでんきでは「中心市街地に人が集い、活性化につなげたい」と話していました。 -
伊那市発祥の笛ユカイナでコンサート
伊那市発祥の木の笛「ユカイナ」などを使って演奏活動をしているグループ「ユカイナ・ソナタ」のコンサートが9日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
第一部は子ども向け、第二部は大人向けに開かれました。
第一部では、演奏に合わせて絵を描いたり、童謡を演奏するなど、子どもにも楽しめるコンサートになっていました。
ある観客は「穏やかな音色で日頃の疲れが消え、とても癒されました」と話していました。
-
伊那西小学校創立70周年を祝う
伊那市の伊那西小学校の創立70周年記念式典が、9日行われました。
記念式典には、児童や学校関係者、地域住民が出席し、70周年を祝いました。
伊那西小学校は、1950年昭和25年に開校しました。
当時の児童数は296人でした。
昭和43年には水車小屋を建設。昭和55年に校舎の改築を行いました。
今年度は創立70周年を記念して森のステージを建設しました。
式典では、スライドでこれまでの活動を振り返りました。
二木栄治校長は、「子どもたちのために森を拓いて力を尽くした先人の思いを忘れてはいけません。小学校は今でも地域の人たちの心のよりどころとなっています」と話していました。
児童を代表して児童会長の清水開君は、「地域の皆さんに支えられて歩んできた伊那西小の歴史がこれからもずっと続いてほしい」と話していました。
また9日は、校内で伊那西地区総合展が行われ、地域住民や児童の作品が展示されました。
伊那西てらすでは70周年を記念して、通学区の4区3常会すべての地区の食材を使った伊那西ガレットが900円で販売されました。
昼時には、訪れた人たちが味わっていました。
伊那西ガレットは、住民有志でつくるグループが企画したもので、販売は今年で3年目になります。
-
伊那西小で学校の森・子どもサミット
伊那市の伊那西小学校で、全国の教育関係者を対象にした、学校の森こどもサミットが2日、開かれました。
伊那西小の体育館には、教育関係者などおよそ300人が集まり、小学校の授業で学校林を使った森林学習の事例発表を聞きました。
東京都八王子市の小学校教諭井戸しのぶさんは、「学校の敷地にある森林を学習に取り入れることで、授業以外でも発見する力や、問題を解決しようとする力を養うことができる」と発表していました。
今年で6回目となるサミットは、学校林を使った森林学習について理解を深めようと、国土緑化推進機構や林野庁などが教諭や学校関係者などを対象に、全国各地で開いています。
-
箕輪北小児童 台風リンゴ販売
箕輪町の箕輪北小学校の3年2組の児童は台風19号で被害にあった果樹園のリンゴを7日ベルシャイン伊北店で販売しました。
3年2組の児童が販売したのは、リンゴ学習を行っている箕輪町沢の果樹農家 髙田知行さんの畑で収穫されたものです。
販売開始の午前10時には、およそ20人が並び、さっそくリンゴを手にとり買い求めていました。
3年2組では6月から髙田さんの協力のもと、リンゴ学習を行ってきました。
しかし、先月の台風19号により髙田さんの畑では木が倒れ、収穫前のリンゴおよそ3トンが落下する等被害があったという事です。
被害を知った子供たちは、何か手伝いができないかと考え、髙田さんのリンゴを売ることにしました。
おとといから選別や袋詰めを行い、準備をしてきたという事です。
「台風リンゴ」と命名し、一袋一キロ入り500円で、およそ200袋用意しました。
袋の中には、子ども達が書いた料理のレシピを入れました。
販売開始から30分。最後の一袋が売れました。
売り上げの一部は、3年2組のクラス活動にも活用されるという事です。
-
「小さな親切」作文表彰式
「小さな親切運動・作文コンクール表彰式」で、伊那市の美篶小学校の児童が最優秀賞を、伊那市高遠町の高遠中学校の生徒が優秀賞を受賞しました。
この日はそれぞれの学校で表彰式が行われ、「小さな親切」運動上伊那支部の馬渕務支部長から表彰状が贈られました。
美篶小学校6年の福澤琉偉君は、県内468の応募があった小学校の部で、県知事賞につぐ最優秀賞を受賞しました。
福澤君は、シャボン玉の液をこぼして泣いていた女の子に、手作りの液を作って喜ばせてあげたことを書きました。
高遠中学校2年の吹越晴さんは、4,102の応募があった中学校の部で、優秀賞を受賞しました。
吹越さんは、バスの停留所に座布団が敷かれていた親切さに感動したことを書きました。
馬渕支部長は、「親切には勇気が必要です。子ども達にはその大切さを学んでほしい。」と話していました。 -
伊那中 初のEnglish Day
伊那市の伊那中学校は、生徒達に身近に英語を感じてもらおうと、校内での会話を英語で行う取り組み「English Day」を7日初めておこないました。
職員室に入る時も、廊下での会話も、給食や校内放送も英語が基本です。
この取り組みは、外国人とのコミュニケーションを積極的に行い、自分の考えを英語で伝える力を養っていこうと、職員の発案により企画されました。
また7日は、塩尻市の東京都市大塩尻高校に交換留学している生徒7人が訪れ、生徒達と交流しました。
留学生が教室に入ってくると、英語の歌で歓迎しました。
グループ毎に分かれると、留学生は自分の国の文化などについて紹介しました。
伊那中の生徒は、好きな音楽や食べ物について質問していました。
伊那中学校では今後もEnglish Dayを継続して行っていきたいとしています。
-
西町区みんなの作品展
伊那市西町の区民による作品展、みんなの作品展が8日から西町公民館で開かれます。
みんなの作品展は、区民の身近な発表の場として毎年開かれていて今回で14回目です。
会場には60人程が出品した作品98点が並んでいました。
中には西町公民館で開かれている教室の生徒たちの作品も出品されています。
この西町区みんなの作品展は、8日(金)から10日(日)まで、伊那市の西町公民館で開かれます。
-
南小4年ピザ窯小屋作り完成間近
南箕輪村の南箕輪小学校4年1組の児童は6日、ピザ窯の小屋作りで屋根と外壁の板張り作業をしました。
小屋は完成が近づいています。
この日は、小学校敷地内にあるピザ窯を、雨風から守る小屋の屋根と外壁の板を釘で打つ作業をしました。
屋根は、水漏れを防ぐため少しずつ段にしながら釘を打っていました。
外壁に使う木材は、隙間ができないように並べて釘を打っていました。
ピザ窯を守る小屋の外壁のデザインは、クラス投票で1位になったものだということです。
小屋作りは、建築士会上伊那支部の協力を得て、木の伐採や木材加工から行っているものです。
今後は、外壁の塗装をして完成だということです。
-
南箕輪村 小中学生交流音楽会
南箕輪村の南箕輪小学校で5日、村内の小中学生による交流音楽会が開かれました。
この日は南箕輪小学校の6年生と南部小学校の6年生、南箕輪中学校の3年生による交流音楽会が開かれました。
音楽会では、各校やクラスごとに、息の合った合奏などが発表されました。
-
箕輪町 令和元年度功労者表彰式
箕輪町で3日、功労者表彰式が行われ、地方自治や芸術、社会福祉に功績のあった6人が表彰されました。
伊那プリンスホテルで行われた功労者表彰式では、6人が白鳥政徳町長から表彰状を受け取りました。
地方自治振興功労を受賞したのは小林伸陽さん、下原甲子人さん、向山章さん、小島常男さんです。
芸術文化振興功労を受賞したのは柴登巳夫さん、社会福祉功労を受賞したのは唐澤光子さんです。
式辞で白鳥町長は「箕輪町の発展にこれまで尽力していただいたことに敬意を表します」と感謝を述べました。
受賞者を代表して、地方自治振興功労を受賞した小林伸陽さんは、「今後もそれぞれの分野で地域の発展に貢献していきたい」と謝辞を述べました。
-
秋の叙勲 根橋一成さん
秋の叙勲、喜びの声。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の、伊那市、箕輪町、南箕輪村からは1人が受賞しました。
教育功労で瑞宝双光章を受章した、元公立養護学校長で南箕輪村沢尻の根橋一成さんです。
叙勲を受けて…「どうして表彰されたんだろうなあ そういう気持ちが強いですね」
南箕輪村沢尻の根橋一成さん78歳。
23歳から県内の小中学校で理科の教諭として46歳まで23年間務めました。
その後は、定年退職するまで伊那養護学校と松本の寿台養護学校で校長を務めました。
4人兄弟の長男として生まれ、両親から厳しく躾られたことから、自分の行いについて深く考えるようになったということです。
養護学校では…「この子どもたちをどうやって育てたらいいかということを思いましたね。どうして接すればいいかと。これからやらなきゃいけないことは、この子どもたちにどういう仕事に就いてどんな働く場所を見つけたらいいかということが問題だと、養護学校へ行ったときに言われましたね。」
「私としてはどの子にも公平にやってきたつもりですけれど、場合によっては、子どもたちに何かあったときには怒るときがあるじゃないですか。これはこうだぞって。それを言ったときには、自分としてはちょっとこれで良かったかなあと。もっと子どものことを聞いて分かって、そうしてからいろいろ叱ったり話せば良かったなあと思いますね。」
寿台養護学校を退職したときに贈られた寄せ書きです。
一つ一つの言葉を丁寧に眺めながら、当時を懐かしく振り返っていました。
根橋さんの座右の銘は、「春風を以って人と接し、秋霜を以って自ら慎む」です。
根橋さんはその座右の銘の通り、「子どもや周りの人には優しく、自分には厳しく教師としての人生を全うしたことが評価されたと思う」と話していました。
-
松島深澤鎮火社 無火災願う
箕輪町松島の深澤公園にある神社で3日、火災予防と家内安全を願う例大祭が行われました。
この日は松島区の地域住民や消防団員など100人が参列し、火伏せの神が祀られている深澤鎮火社で神事を行いました。
参列者の代表は、神主に続き玉串を供えました。
また、秋葉三尺坊が祀られているお堂では、大般若転読祈祷が行われました。
松島区では、大正5年に大火災がありました。
火伏せの術を身につけた僧侶、秋葉三尺坊の像を神輿に乗せ、区内の商店街を歩いたバチがあたったとされ、以来毎年11月に例大祭が行われているということです。
秋葉三尺坊・深澤鎮火社奉賛会の松田篤会長は「歴史ある例大祭を今後も続けていきたい」と話していました。
-
高遠高校吹奏楽部 初の定期演奏会
平成8年に創部した伊那市の高遠高校吹奏楽部の初の定期演奏会が3日ニシザワいなっせホールで開かれました。
高遠高校吹奏楽部は平成8年から活動しています。
この定期演奏会は、支えてくれた地域の人達や家族に感謝の気持ちを伝えようと初めて画しました。
3日は定期演奏会に向け練習をしてきたクラシックやポップスなど15曲を披露しました。
-
伊那映画祭で戦争テーマに作品上映
1日から伊那市内で行われている伊那VALLEY映画祭。最終日の3日は戦争の記憶をテーマに作品が上映されました。
3日目の3日は、「戦争の記憶」がテーマで、後藤俊夫監督が制作した映画「いのちありて」や伊那ケーブルテレビジョンの番組などが上映されました。
「いのちありて」は、伊那弥生ケ丘高校の前身・伊那高等女学校の学徒動員について記録した2011年制作のドキュメンタリー映画です。
伊那高女の当時4年生だった33回生は、太平洋戦争末期の昭和19年8月に、名古屋の航空機工場に学徒動員されます。
昭和20年3月、工場への爆撃があり、生徒の一人飯島米子さんが亡くなりました。
「いのちありて」は、学徒動員された伊那高女33回生の証言をもとにまとめられています。
映画祭には、伊那高女の33回生、岸本 多恵子さんら3人が訪れ、作品に見入っていました。
上映後、後藤監督と、作品について言葉を交わしていました。
伊那VALLEY映画祭は、地域の文化や歴史を見つめなおそうと今年初めて行われ、伊那谷ゆかりの作品が上映されました。
-
高遠小で 「早寝早起き朝ご飯」キャラバン
早寝早起き朝ご飯を推進し、子どもたちに健やかに成長してもらおうと活動するキャラバン隊が、31日、伊那市高遠町の高遠小学校を訪れました。
この日は高遠小学校の1・2年生が早寝早起き朝ご飯の大切さを学びました。
イメージキャラクターの着ぐるみ3体も登場し、子どもたちから歓声が上がっていました。
早寝早起き朝ご飯キャラバン隊は、文部科学省が行っている事業で、南信地域では、国立信州高遠青少年自然の家が、希望のあった学校を巡回しています。
「朝ご飯をしっかり食べると元気に過ごせる」「睡眠をとると勉強がしっかりできる」などの○×クイズが出され、子どもたちが回答していました。
自然の家の職員は、「夜更かしをしないで、しっかり身体を動かして、早寝早起き朝ご飯を心がけてほしい」と呼びかけていました。
-
新山小稲ワラ 国技館の土俵に
伊那市の新山小学校5年生が育てた白毛餅の稲ワラが、大相撲の本場所の土俵に使われる事になりました。
30日は飯島町で大相撲の土俵用の米俵を作っている南信州米俵保存会の酒井裕司代表が、稲わらを引き取りに新山小学校を訪れました。
新山小の5年生は、今年、総合学習の時間に白毛餅を育ててきました。
5年生をサポートしてきた南箕輪村の企業が米俵保存会と知り合いだった為、ワラを提供する事になりました。
ワラは今年収穫したもので1.2トントラック山盛り分の量になりました。
米俵保存会によりますと新山小のワラは、来年1月の初場所で国技館の土俵に使われるという事です。
-
箕輪中学校で林業について授業
箕輪町の箕輪中学校1年生の生徒は30日、上伊那林業振興協議会から林業についての話を聞きました。
この日は、箕輪中学校1年生の生徒が、上伊那林業振興協議会のメンバーからカラマツの間伐について話を聞き、苗木に触って確かめていました。
上伊那林業振興協議会は、林業に携わる個人などで活動していて、子どもたちに上伊那産の木の良さを知ってもらおうと、地域発元気づくり支援金を活用して、30日の授業を開きました。
授業では、実際に間伐で使うチェーンソーのエンジンをかけ、音の大きさや迫力などを生徒に伝えていました。
メンバーは、「授業を通して林業について少しでも理解してもらいたい」と話していました。
この日は箕輪中学校に地元産のカラマツを使った学習椅子が40脚贈られたということです。
-
県立歴史館 「土偶展 国宝土偶~縄文文化の多様な個性~」
千曲市の長野県立歴史館で国宝の土偶5点を展示する「土偶展 国宝土偶~縄文文化の多様な個性~」が開かれています。
N国宝の土偶5点が一堂にそろうのは、東京とパリの展示会に次ぐ3回目の事です。
初日となった25日は関係者らが出席しオープニングセレモニーが行われました。
笹本正治館長によりますと、この展示会の開催を4年前から準備してきたという事です。
展示解説では笹本館長が茅野市棚畑遺跡からほぼ完全な形で出土した「縄文のビーナス」をはじめ、青森県風張1遺跡の珍しい姿勢を模った「合掌土偶」を紹介しました。
ケースに入った土偶は、360度、様々な角度から眺めることができ、訪れた人たちは縄文時代の造形力や表現力を間近で感じていました。
長野県立歴史館開館25周年特別企画 「土偶展 国宝土偶」は11月10日までです。
期間中には講演会を予定している他11月23日からは後期企画展、「中部高地の土偶」を開催する予定です。
-
橋爪さん東日本大震災支援コンサート
伊那市出身のクラリネット奏者・橋爪恵一さんらによる東日本大震災の被災地を応援するコンサートが、27日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。
伊那市出身の橋爪さんのクラリネットと、ピアノ、バイオリンのアンサンブルコンサートです。
橋爪さんは、妻のしおみ・えりこさんとともに、宮城県石巻市の呉服店で、津波で被災し泥だらけになった着物を使って、3.11の記憶を伝える活動をしています。
被災した着物は、何度も洗ってステージの衣装にリメイクしています。
端切れは、50センチ四方のパッチワーク作品に使われています。
呼びかけに応じて、日本全国や海外からも作品が集まり、2700点を超えたということです。
橋爪さんらは来年完成予定の石巻の文化ホールの緞帳にパッチワークを役立ててほしいと活動しています。
会場では、コンサートの観客が参加するパッチワークの制作も行われていました。
このコンサートの収益金は、活動資金に充てられるということです。
-
唐澤義雄前教育長が文部科学大臣表彰を受賞
箕輪町の前の教育長、唐澤義雄さんは、小学生の英語学習やICT教育を推進したことが評価され、文部科学大臣表彰を受賞しました。
23日は、唐澤さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。
唐澤さんは、現在68歳です。
昭和50年に信州大学人文学部を卒業後、県内の中学校で社会の教諭として教育に携わりました。
伊那市の春富中学校や東部中学校で校長を務め、平成24年3月に退職しました。
その年の4月からは、箕輪町の教育長に就任し、2期7年にわたり教育行政に携わりました。
白鳥町長は、「行政も含めて教育や文化などの整備に力を入れてくれた」と感謝していました。
-
伊澤修二を顕彰 記念音楽祭
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二を顕彰する音楽祭が26日、伊那市の伊那文化会館と高遠町文化体育館で行われました。
今年で33回目となる伊澤修二記念音楽祭では東京芸術大学シンフォニーオーケストラの演奏に合わせて東部中学校と高遠中学校の合唱団が伊那市の歌などを歌いました。
音楽祭は高遠町出身で東京芸術大学の前身となる東京音楽学校の
初代校長を務めた伊澤修二の功績を称えようと行われたもので33回目となります。
高遠町文化体育館では高遠北小学校の児童による音楽劇や高遠小学校の児童による合唱が披露されました。
伊澤修二記念音楽祭の模様は高遠町文化体育館で行われた第1部を来月23日から、伊那文化会館の第2部を30日から放送します。
-
ハロフェスいな2019 26日(土)開催
伊那商工会議所青年部主催の「ハロフェスいな2019」が、26日(土)に伊那市のセントラルパークで開かれます。
ハロフェスでは午前11時から先着500人限定で「まち歩きスタンプラリー」が行われます。
伊那市駅付近から伊那北駅付近にあるおよそ80の協力店舗へ行き、スタンプを押してもらうと、菓子がもらえます。
スタンプを全部集めると、ハロフェス特製のシールがもらえます。
また、午後1時半から仮装コンテストが行われます。
大賞を受賞すると、テーマパークのチケットなど豪華景品が用意されています。
ハロフェスいな2019は、26日(土)の午前10時から午後3時まで、伊那市のセントラルパークで開かれます。
参加費は無料です。 -
第2次子ども子育て支援事業計画 策定へ
伊那市子ども子育て審議会が16日市役所で開かれ、来年度からの第2次支援事業計画策定に向けたスケジュールが確認されました。
16日は、市役所で審議会が開かれ、林俊宏副市長から委員ひとりひとりに委嘱状が手渡されました。
審議会では来年3月までに、保育サービスや支援事業などを促進し、ニーズに応えていく為の子ども・子育て支援事業計画の策定を行います。
策定する第2次計画は来年度から5年間を計画期間とします。
審議会では、他に児童数の減少する地域での保育の在り方についても検討を行う予定で、次回の会議は11月下旬から12月上旬に開かれます。
-
まほらいな市民大学と大学院 入学式
伊那市が開催する生涯学習の場、まほらいな市民大学の22期生と大学院6期生の入学式が8日、いなっせで行われました。
今年度は47人が市民大学に入学しました。
最高齢は80歳の男性で、最年少は56歳の女性です。
市民大学の修了生が対象の大学院には、今年度10人が入学しました。
最高齢は76歳の女性3人で、最年少は62歳の女性です。
市民大学は、健康や芸術、人権など、6つの分野を2年間かけて学びます。
式辞で、学長の白鳥孝市長は「健康を第一に、学習を通して人との繋がりをより広げてほしい」と話しました。
入学生代表として、平澤孝典さんは、「新たな仲間と様々な分野の学習に挑戦していきたい」と話していました。