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郷土ゆかりの作家の作品展
上伊那教育会が所蔵する伊那谷ゆかりの作家の作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」が17日から伊那市創造館で始まりました。
今回は「野鳥が描かれている日本画」をテーマに、8人の作家の作品11点と、関係する資料が展示されています。
こちらは1872年生まれ伊那市小沢出身の日本画家小坂芝田の作品です。
2羽の鴨が着水する様子が描かれています。
それぞれの作品の近くには、描かれている鳥の写真も展示されています。
写真は、上伊那教育会が編纂し今年6月に刊行された上伊那誌自然篇改訂増補版のために撮影されたものです。
このほか、題材になっている鳥のはく製も展示されています。
この展示会は、12月2日まで伊那市創造館で開かれています。
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郷土を学ぶ中学生の発表会
伊那青年会議所は、今年度、地域の歴史や文化を学ぶ中学生を応援しています。
16日は伊那商工会館で発表会が開かれ、伊那市と箕輪町の中学生が授業や部活での取り組みを発表しました。
16日は、伊那中学校3年3組と長谷中学校2年生、箕輪中学校古田人形部の生徒が発表をしました。
伊那中3年3組は、9月に中心市街地の交流人口700人を目指し「勘太郎」をテーマに行ったイベント、伊那フェスについて発表しました。
長谷中2年生は、中尾歌舞伎を応援する「中尾歌舞伎ファンクラブ」の活動について紹介し、オリジナルグッズを披露しました。
箕輪中古田人形部は、古田人形芝居の歴史や、人形の動かし方などを紹介しました。
お互いの発表を聞いた中学生は「活動をPRすることが地域の伝統を守る一つの方法になることが分かり、参考になった」などと感想を発表していました。
この発表会は、地域の歴史や伝統文化を学ぶことで、中学生に地域に愛着を持ってもらおうと伊那青年会議所が今回初めて行ったものです。
伊那青年会議所の網野俊輔理事長は、「みなさんが大人になっても地域を盛り上げる活動にかかわっていってほしい」と話していました。
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伊那北高校フィールドワーク
地域の課題をテーマに総合的な学習をしている伊那市の伊那北高校の1年生は、16日、現地に出向いて聞き取り調査をするフィールドワークを行いました。
伊那市長谷の中尾座では、中尾歌舞伎保存会の松田元伸さんから聞き取り調査を行いました。
文化伝承をフィールドワークのテーマに選んだ29人は、場面転換をするための回り舞台や楽屋を見学しました。
伊那北高校の1年生は地域の課題をテーマに総合的な学習を行っています。
フィールドワークを行うのは今回が初めてで、今日は人口流出、自然と災害、環境・森林保全など7つのテーマ別に調査を行いました。
生徒らは芝居で着る衣装やかつらも身につけて体験していました。
伊那市の中心市街地です。ここではシャッター街をテーマに選んだ生徒が、街を歩いて店の様子を調査しました。
1年生は来月、地元企業から講師を招きパネルディスカッションを行うほか、来年2月には学習のまとめとして課題発表会を開く予定です。
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伊那能 出張講座
17日に伊那市の伊那文化会館で開かれる「第27回伊那能」を前に、小学生を対象にした出張講座が東春近小学校で16日に開かれました。
伊那能に出演する能楽師や狂言師が東春近小学校を訪れ、演目を披露しました。
出張講座は、小学生に日本の伝統芸能に触れてもらおうと伊那能実行委員会が初めて開いたものです。
能楽師の坂井音隆さんが、能の表現方法を説明しました。
能は言葉ではなく動きで感情を表現するという事で、悲しい感情を表す仕草を全員で体験しました。
坂井さんは「想像力を働かせて登場人物の心の動きを読み取りながら鑑賞しましょう」とアドバイスしていました。
伊那能実行員会では「能楽を身近に触れながら楽しさや奥深さを知ってもらいたい」と話していました。
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高校再編 中高生の声取り入れへ
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、より広く意見を集めるため、中高生を対象にした地域懇談会を開く考えを、13日に示しました。
上伊那地域の高校再編について検討を進める、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会の会議が13日にいなっせで開かれ、中高生を対象にした懇談会を開催するとした案が示されました。
再編に関係する世代の意見を反映させようと開催するもので、上伊那地域の中学校15校・高校8校の生徒会長と参加希望生徒50人程度を予定しています。
委員同席のもと、参加者を中心に意見を交わすワークショップ方式で行う計画です。
またこの日は、より議論を深めるため会議の回数を予定より3回増やすとした今後のスケジュールも示されました。
今年度中に再編案をまとめる予定でしたが、年度をまたいで検討をする可能性もあるとしています。
高校再編の検討の延長については、今後、上伊那広域連合の正副連合長会に諮るということです。 -
独立開校60周年の節目を祝う
箕輪町の箕輪西小学校の独立開校60周年記念式典が9日に行われ児童による古田人形芝居の上演や学習発表が行われました。
式典では箕輪西小学校古田人形クラブが人形芝居を披露しました。
箕輪西小学校がある上古田地区では町指定無形文化財の古田人形芝居が地区住民でつくる保存会により受け継がれています。
保存会からの指導を受けた児童たちは巧みに人形を操っていました。
学年ごとに行われた発表では1年生が校歌の歌詞に合わせて描いた絵を披露しながら校歌を歌いました。
かつて箕輪西小学校は箕輪中部小学校の分教場で4年生までは今の西小に通い5年生になると中部小まで通っていたということです。
1959年昭和34年に箕輪中部小学校から独立し箕輪西小学校となりました。
式典に出席した保護者や地元住民は独立開校60年の節目を児童とともに祝っていました。
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長野県高齢者作品展 入賞者を表彰
今年9月に佐久市で開催された信州ねんりんピック「長野県高齢者作品展」で伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは5人が入賞しました。
14日伊那市の伊那合同庁舎で表彰式が行われました。
伊那市の高林千尋さんは奨励賞を受賞しました。
作品は日本画でタイトルは「釣りする親子」です。
伊那市の宮脇智明さんは佐久市長賞を受賞しました。
作品は彫刻でタイトルは「もう、チョットで、とどくかな」です。
南箕輪村の高橋修司さんは長野県老人クラブ連合会会長賞を受賞しました。
手工芸の部の切り絵でタイトルは「夏祭り」です。
伊那市の福澤久子さんは奨励賞を受賞しました。
手工芸の部の衝立でタイトルは「梅花繚乱」です。
伊那市の中山清子さんは佐久市長賞を受賞しました。
写真でタイトルは「はい、どーじょ!!」です。
信州ねんりんピック「長野県高齢者作品展」は6つの部門があり県内から208点の出品がありました。
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給食甲子園の献立 生徒が味わう
12月8日から東京都で開かれる「全国学校給食甲子園」の本大会に伊那市の長谷中学校が出場します。
13日は、生徒がそのメニューを給食で味わいました。
この日は長谷中の給食に、大会にエントリーするメニューが出され、生徒が味わいました。
アマランサスともちきびが入った「雑穀せんべい汁」、地元の野菜を使った「旬野菜の彩り和え」、長谷中の生徒が作ったラー油を使った「長谷の太陽の巻物」など、生徒のアイデアを元に、栄養教諭と調理師が作った地元の暮らしに密着したメニューです。
全国学校給食甲子園は、学校給食の充実を図り多くの人に関心を持ってもらおうとNPO法人21世紀構想研究会が2006年から毎年開いていて、第1回大会では長谷中が優勝しています。
今年は全国から1701校が出場し、長谷中は3回の予選を勝ち抜いて、来月8日の本大会に出場する12校に選ばれました。
給食を食べた生徒は「春巻きがおいしかった」「いつも美味しい給食を出してくれているので、大会でも頑張って欲しい」と話していました。
栄養教諭の原真理子さんは「第1回の優勝校なのでプレッシャーはあるけれど、頑張ってきたいです」と話していました。 -
井月初の句集「まし水」解説
井上井月顕彰会の竹入弘元副会長は、井月が編集した最初の諸家俳句集「まし水」について説明をしました。
11日は伊那市内で顕彰会の理事会が開かれ理事会の前に竹入副会長が説明をしました
諸家俳句集は、井月自身の句は最後の一句のみで、他は弟子や知人などの句を集めたものです。
井月の初の句集はこれまで、江戸時代後期の1863年に出された「越後獅子」だとされてきました。
竹入さんによりますと「まし水」はそれよりも1年早い1862年に出された最初の句集だという事です。
作品数は173句と他の句集の半分ほどで手始めに作ったのではないかと話していました。
「まし水」については、9月に発刊された新編・漂泊の俳人井月全集に掲載されています。
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観客を魅了 伊那フィル定期演奏会
伊那フィルハーモニー交響楽団の第31回定期演奏会が11日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那フィルハーモニー交響楽団は、市内を中心におよそ60人で活動していて、毎年この時期に定期演奏会を開いています。
今年は、チャイコフスキーの代表作のひとつ、交響曲第6番「悲愴」を演奏し、訪れた人たちを魅了していました。 -
ウズラの餌代に 切り絵作品販売
伊那市の伊那中学校の特別支援学級の生徒達は、学校で飼育しているウズラの餌代などを捻出する為に、自作した切り絵の封筒や便箋を伊那市のいなっせ北側にあるコミュニティーカフェ・セジュールで販売しています。
9日は、商品を販売しているセジュールで生徒達が切り絵を披露しました。
セジュールでは現在、生徒達の作品展が開かれていて実演はその一環で行われました。
これは、生徒達が飼育しているウズラをモチーフにした切り絵の封筒です。
インターネットの動画投稿サイトを視聴した事をきっかけに6月からウズラの飼育を始めました。
今は4羽を育てていて、餌を与えたり砂遊び用の砂を交換するなど、平日はもちろん休日も登校し世話をしています。
餌代や砂代は月に4千円かかる為、生徒達は授業で学んだ切り絵で商品を作り販売する事にしました。 -
長谷中給食自給率向上へ
伊那市の長谷中学校は、学校給食での長谷産農産物の活用率の向上について考える検討会を、10月26日に開きました。
26日は、長谷中学校で学校関係者や農家、国から派遣された地産地消コーディネーターなどあわせて23人が出席し会議が開かれました。
昨年度、長谷中の給食で使われた長谷産の食材は全体の7%で、学校では50%を目標としています。
平成27年度までは地元農家で作る「麦わら帽子の会」が食材を提供していましたが、高齢化により解散し、年々長谷産活用が少なくなっています。
出席者からは、「安定して食材を提供していくのは責任が重く、農家への負担が大きい」「鳥獣被害の少ない学校の周りに給食用の畑を作ったらどうか」といった意見が出されていました。
農林水産省では、学校給食への地場産物の安定的な供給体制の整備支援として地産地消コーディネーターの派遣を行っていて、長谷中学校は今年度その事業に採択されています。
検討会は今年度中にあと2回開かれ、改善策をまとめることにしています。
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富県小学校で全校児童が焼き芋楽しむ
伊那市の富県小学校で8日、全校児童が焼き芋をして楽しみました。
学校内にある畑ではたき火が行われ、子どもたちがアルミホイルに包んだサツマイモを熾きに投げ入れました。
富県小学校では毎年、全学年がそれぞれサツマイモを栽培していて、全校児童で焼き芋を楽しんでいます。
1時間ほど経つと、芋が焼きあがります。子どもたちは、ホイルから芋を取り出していました。
体育館に集まり、全員で給食です。
出されたトン汁に入っているダイコン・ニンジンなどの野菜はすべて富県小学校の子どもたちが育てたものです。自宅から持ってきたおにぎりとともに、焼き芋やトン汁を味わいました。
子どもたちは、学年を超えた縦割り班で、給食を楽しんでいました。
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秋の叙勲 北原康弘さん
2018年秋の叙勲。
消防団員として長年地域の防災に携わり、消防功労で瑞宝単光章を受章した伊那市高遠町山室の北原康弘さん(65)の喜びの声です。
受章した今の気持ちは・・・
「長く消防をやっていて、こういう章を受けるとは思わなかった」
伊那市高遠町山室の北原康弘さん65歳。
20歳の時に消防団に入団し、56歳までの36年間、地域防災のために尽力しました。
実際の火事現場での体験について・・・
「山火事や人家の火事がまわりにあった。水をかけても消えないということで、無線を使いながら指示を出した覚えがある」
退団までの2年間は、三義分団長として指揮をとり、団員の安全確保に力を注ぎました。
心掛けてきたこと・・・
「事故を起こさないように、徹底した指導を先頭に立ってやった覚えがある」
これからを担う若い人達には「自分の地域は自分たちで守る」という精神を引き継いでもらいたいと話します。
後輩団員に伝えたいこと・・・
「(団員それぞれが)機関を動かせるよう訓練し、安全な街づくりを重点に活動してほしい」 -
指導者らの力作並ぶ 書晋展
上伊那の書道の指導者らでつくる書晋会の「第23回書晋展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで6日から始まりました。
上伊那の書道教室の指導者らが、毎年作品展を開いていて、会場には書のほか、篆刻、刻字、硯など、会員12人の作品およそ80点が並んでいます。
小林二葉さんの作品は、長野市にある樹齢1200年の桜を見て詠んだ句を書にしたためたものです。
表具師をしている元木真静さんの作品は、銀箔を貼った屏風を丸めて作品に仕上げたものです。
書晋会では「様々な手法の作品が並んでいるので楽しんでもらいたい」と話していました。
第23回書晋展は、12日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています -
南箕輪村 村民文化祭
南箕輪村の文化団体の発表の場、村民文化祭が、3日・4日の2日間、行われました。
村民センターでは、公民館活動で制作した作品展示や、ステージ発表が行われました。
作品展示では、ちぎり絵や陶芸作品など村民が取り組んできた作品が展示されていました。
センターの2階では、公民館活動で表千家を学ぶメンバーとわくわくクラブで茶道を学ぶ子どもたちがお点前を披露していました。
訪れた人たちは作法を教わりながら、お茶を楽しんでいました。
体験した子どもたちは、「緊張したけれど、伝統に触れられて面白かった」と話していました。
ステージでは、村内で活動する36団体が篠笛や合唱など様々なジャンルの発表を行いました。
主催した南箕輪村文化団体連絡協議会の原 俊朗会長は、「村内で活動する文化団体が一堂に会して心の交流につなげたい。村の一体感、まとまりが醸成されればうれしい」と話していました。
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小倉 孝一さん集大成の彫像展
南箕輪村北殿の小倉孝一さんは、長年趣味で制作してきた彫像の集大成となる展示会を開きました。
展示会は、南箕輪村の北殿公民館で3日・4日の2日間にわたり開きました。
小倉さんは、現在86歳。小学校の教諭として勤める傍ら、25歳から趣味として彫像を始めました。
粘土で像を作り、型を取って石膏を流し込んで作る彫像は、体力が必要なため、彫像の制作活動は60歳で終えました。
作った像は100体を超えていて、今回は集大成として、お気に入りの作品30点ほどを選んで展示会を開きました。
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キャリア教育フェス初開催
伊那市内のすべての中学2年生が企業や地域団体のブースを巡る「伊那市中学生キャリア教育フェス2018」が2日伊那市民体育で開かれました。
実行委員会によりますと、市単位で行うキャリア教育のイベントは全国初だという事です。
開会式は市内全ての中学2年生650人と出展者などが参加し行なわれました。
最初に中学校の校旗を持った生徒が順番に入場し、その後、荒井の獅子舞や狐島の長持ちが披露され、会場を盛り上げました。
また、今回のイベントのテーマ「未来につなげる一つの出会い」が発表されました。
開会式が終わると、生徒達は出展した企業や地域団体など94ブースを見学しました。
春富中の保護者で作る団体は、夢がかなった事を前提に祝う「予祝」(よしゅく)で生徒達にエールを送りました。
ドローンスクールのブースではシミュレーターを使った操縦体験をしました。
酪農家で作るグループのブースでは子牛が牛乳を飲む器具を使って搾乳体験をしました。
製造業のブースでは、担当者から説明を聞きながら金属の加工を実際に行ったり、アルミとコップ使い電気を貯める仕組みについて学んでいました。
伊那市ではこれまで中学校単位でキャリア教育のイベントを行ってきました。
より多くの中学生に地域の未来について考えてもらおうと、今回は全国で初めて市内の中学校全てが参加するキャリアフェスを開催しました。
伊那市では来年度以降も同様のキャリア教育フェスを開催していきたいとしています。
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特別支援 児童生徒の作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と伊那養護学校に通う児童や生徒の合同作品展が2日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、絵画や段ボールで作った作品など児童と生徒の作品およそ700点が展示されています。
作品展は、子ども達の発表の場と地域の人に障害者に対する理解を深めてもらおうと毎年開かれていて今年で45回目です。
ガラス瓶の周りに紙粘土を使って作った花瓶や、ハロウィンの時に作った壁飾りなどが並べられています。
伊那養護学校の教諭は「多くの人に見てもらい、子ども達の表現を受けとめてもらいたいです」と話していました。
作品展は、6日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那市で中部連合音楽会
伊那市内の小学6年生が音楽を通して交流する中部連合音楽会が、伊那文化会館大ホールで31日に開かれました。
音楽会には市内15の小学校の6年生が参加し、学校ごと合唱を披露しました。
このうち伊那北小学校の6年生94人は福島県の中学生が震災後に作詞した「群青」という曲を歌いました。
音楽会は日ごろの練習の成果を発表し音楽を通して学校どうし親睦を深めようと毎年開かれています。
主催した中部教職員会では「歌詞の意味を考え気持ちをひとつにして取り組んできた成果を発表し、小学校時代の良い思い出をつくってもらいたい」と話していました。
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高遠文芸賞 募集開始
「高遠」をテーマにした小説やエッセイ、旅行記などを初めて全国から公募する高遠文芸賞の募集が、11月15日から始まります。
31日、高遠文芸賞実行委員会のメンバーが記者会見を開き概要を説明しました。
高遠文芸賞の募集はあすから来年3月末まで行われます。
審査員は長野県立歴史館の笹本正治館長と、高遠町出身の小説家、島村利正の研究者で長野高校教諭の六川宗弘さんらが務めます。
入賞作品は伊那市の製本所、美篶堂が製本し入賞者に賞品として渡されます。
実行委員会では「寄せられた作品をもとに人から人へ伝わる本を作りたい」と話していました。
応募方法など記載されたチラシは市内の図書館などに置かれるほか、環屋で電話による問い合わせも受け付けています。
環屋 電話94-2251(木曜日定休)
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南箕輪小児童 どんぐり拾い
南箕輪村の南箕輪小学校の1年生は、大芝高原みんなの森で24日、どんぐりを拾いました。
1年生約120人が、大芝高原のみんなの森でどんぐりを拾いました。
畑に撒いて苗にし再びここへ植樹するための、クヌギやコナラの実です。
この日は大芝高原の環境整備を行っている大芝親林(しんりん)自然保護の会のメンバーや信州大学農学部の学生なども一緒に拾いました。
村では、松くい虫対策として高原内の一部で広葉樹への樹種転換を進めて、今年で7年目になります。
この日拾ったどんぐりは農学部で来年春まで保存され5月に子ども達が一緒に畑に撒きます。
その後2~3年かけて80センチほどに成長させた苗を再び大芝高原に植える計画です。
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池坊家元の講師が巡回講座
池坊家元の講師が全国を巡回し、最新の生け花情報を紹介する講座が、伊那市のいなっせで28日に開かれました。
講師は池坊中央研修学院の豊田光政さんが務め、デモンストレーションを行いました。
巡回講座は華道家元池坊が全国約180か所で開催しています。
会場には上伊那で教室を開いている指導者や一般など250人が集まりました。
デモンストレーションでは、秋アジサイを使った生け花が紹介されました。
豊田さんは「素朴に植物の美しさを引き出して生けましょう。洋花も時代考証の必要がなければ使っても構いません」とアドバイスしていました。
池坊伊那支部では「新しい技術やアイディアを吸収し今後のステップアップに繋げていきたい」と話していました。
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伊澤修二記念音楽祭 功績を顕彰
現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を顕彰する「伊澤修二記念音楽祭」が27日開かれました。
第一部は高遠町文化体育館で、高遠町を中心に小中高校生が出演しました。
オープニングファンファーレとして、高遠小学校お囃子クラブがオリジナルの「高遠コヒガンばやし」を演奏しました。
東京芸大音楽学部の佐野靖教授のアイデアを元にお囃子クラブが作曲しました。
高遠北小学校の5年生は音楽劇「じごくのそうべえ」を披露しました。
綱渡り中に足を滑らせ地獄行きとなった軽業師のそうべえが生き返ろうとする物語です。
高遠高校は、明治時代につくられた上伊那の地理や歴史を歌った曲「上伊那地理歴史唱歌」を披露しました。
伊澤修二は伊那市高遠町出身で、東京音楽学校、現在の東京芸術大学の初代校長を務め、現代音楽教育の基礎を作ったとされています。
音楽祭は、昭和62年に東京芸大の創立100周年を記念して開かれ、今年で32回目となります。
第2部は、伊那文化会館で開かれ、東京芸大シンフォニーオーケストラの演奏に合わせ、市内の中学生合唱団が歌声を披露しました。
演奏会の模様は、第1部は11月17日から、第2部は24日から、ご覧のチャンネルで放送します。
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加藤さん夫妻作品展
去年11月にドイツから伊那市美篶に移住した彫刻家の加藤邦彦さんと画家の温子さん夫妻の作品展が高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
彫刻家の邦彦さんは木彫や石彫作品67点を、画家の温子さんは油彩画や石版画57点を展示しています。
2人は愛知県出身で1976年にドイツへ渡りました。自然をテーマに創作活動を続け、ヨーロッパ各地で個展を開いてきたという事です。
こちらは邦彦さんがドイツ産のブナの木を使って制作した作品です。深海に住む動物と水滴が融合したイメージを表現したという事です。
こちらは温子さんの油彩画です。植物の現在、過去、未来が表現されています。
2人は4年前に信州高遠美術館で個展を開きました。その時に自然豊かな場所で芸術活動をしたいと伊那市に移住を決め、現在、美篶に暮らしています。
加藤邦彦さん・温子さんの移住帰国展は12月2日まで信州高遠美術館で開かれています。
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組曲「仁科五郎盛信」児童が演奏
伊那市の東春近小学校で音楽会が26日に開かれ6年西組の児童は高遠城での武田軍と織田軍の戦いをテーマにした組曲「仁科五郎盛信」を演奏しました。
この曲は伊那市の音楽家伊藤聡さんが作曲したものです。
幼い頃、祖父から聞かされた盛信の話を題材に高遠城での戦いや騎馬が駆け抜けるシーンなどをイメージして作りました。
原曲は20分ありますが、今回は小学生でも演奏できるよう6分に編曲しました。
伊藤さんと東春近小学校の音楽教諭が親しい事から6年西組の児童が演奏する事になりました。
子ども達は、音楽会に向け9月から練習を始め、高遠城の戦いについても勉強してきたという事です。
音楽会では1年生から6年生までの各クラスや学年ごとの発表、PTAによる合唱なども行われました。 -
長谷の給食が甲子園決勝へ
来月東京で開かれる給食甲子園の決勝に出場が決まった長谷学校給食共同調理場の調理師と栄養教諭が26日長谷中学校で出場報告をしました。
出場報告をしたのは原真理子栄養教諭と調理を担当する柿木美幸さん、伊藤由美さんの3人です。
給食甲子園はNPO法人21世紀構想研究会が行っているもので全国から1701件の応募があり決勝の12件に選ばれました。
予選では地場産物を使いその特色が生かされているかが審査され
たということです。
長谷学校給食共同調理場では長谷中学校と長谷小学校に給食を提供していて給食甲子園出場は今回が2回目です。
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公立高校募集定員発表
長野県教育員会は、来年度の公立高校の生徒募集人員を、25日に発表しました。
今年度と人数が変わった学校はありません。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野普通は120人、商業40人の募集です。
高遠高校は普通120人の募集です。
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第5回北彩の会展示
上伊那のメンバーでつくる絵画教室「北彩の会」の第5回作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ホールで開かれています。
会場には、北彩の会のメンバー12人による作品45点が並んでいます。
国画会会員の画家・北原勝史さんが指導する教室で、それぞれが自分の好きなモチーフを描いています。
生涯学習の教室を提供していたペアーレ伊那の絵画教室が始まりで、現在はぶぁんて・あんで週に1回学んでいます。
北彩の会の作品展は、30日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
山田姉妹と女声合唱グループ エーデルワイス
テレビやラジオに出演しているソプラノデュオ、山田姉妹と地元の女声合唱グループエーデルワイスのジョイントコンサートが22日伊那市のいなっせで開かれました。
山田姉妹は神奈川県出身で姉の山田華さんと妹の麗さんは二卵性の双子です。
共に音楽大学の声楽科を卒業後テレビやラジオに出演している
ほかコンサートを開くなど音楽活動を行っています。
ジョイントコンサートでは地元の女声合唱グループエーデルワイスも澄んだ歌声を披露しました。
指揮者の横山奏さんは2012年に伊澤修二記念音楽祭で伊那を
訪れて以降、伊那の合唱グループの指揮を務めるなどして交流が
続いています。
横山さんは今月14日に開かれた東京国際音楽コンクール指揮者部門で2位入賞を果たしています。
山田姉妹・エーデルワイスジョイントコンサートには満席となる
約300人が訪れ澄んだ歌声に耳を傾けていました。