-
コマレンジャー同好会 スマホキャラバン
駒ヶ根工業高校の生徒でつくる正義のヒーローに扮したコマレンジャー同好会は、スマートフォンの正しい使い方を紹介するスマホキャラバンを19日南箕輪村の南箕輪中学校で行いました。 コマレンジャーがインターネットウイルスに扮した悪役を倒すショーが披露されました。 コマレンジャー同好会は、正しいスマートフォンの使い方を紹介するスマホキャラバンの活動を行っていて、長野県のサイバーボランティアにも任命されています。 スマートフォンがウイルスに感染すると電話帳のデータが盗まれたり位置情報が特定される危険性があると紹介しました。 不正アプリをダウンロードすることで感染する可能性があるとして、信頼性のあるダウンロードサイト以外からはアプリを取得しないよう呼び掛けていました。 会場には、南箕輪中学校の全校生徒525人が集まり、高校生の話に耳を傾けていました。
-
将棋ブームで教室も人気集める
14歳でプロ棋士となった藤井聡太四段が注目されている将棋ブームで、伊那市で開かれている教室には、今年に入り去年を上回る人数の子どもたちが通っています。 22日、伊那公民館で開かれた教室には、上伊那を中心に24人の子どもが参加しました。 日本将棋連盟のプロ棋士、田中悠一五段を講師に迎え指導対局を行いました。 教室は日本将棋連盟上伊那支部が毎月第2第4土曜日に開いています。 1回の教室の平均参加人数は、去年は15人だったという事ですが、今年に入り22人に増え、問い合わせも増えているという事です。 教室は伝統文化の継承と普及を目的とした文化庁の支援事業の一環で、参加費は無料となっています。
-
ICT活用授業を市長が視察
全ての教室で情報通信技術ICT環境が整った伊那市の西箕輪中学校の授業を21日、白鳥孝伊那市長が視察しました。 西箕輪中学校ではパソコンと電子黒板機能付きプロジェクター、映像に書き込みのできるカメラが全ての普通教室に導入されこれらを活用した授業が行われています。 21日はICT機器の導入効果を確認しようと白鳥市長が授業を視察しました。 伊那市教育委員会ではメリットとして、プロジェクターに映し出された説明の保存が可能となり後から何度も見ることができることや授業展開が早くなること、動画による説明が可能となることなどをあげています。 ICT機器導入の予算は1,800万円で今年の夏休み中に長谷中学校や新山小学校など市内6校で整備していくということです。 またその効果を検証し順次全校の普通教室に導入していくということです。
-
書道芸術院役員の作品並ぶ
東京を拠点に全国に13の総局と支局がある公益財団法人書道芸術院の役員作品展が伊那市の伊那文化会館で20日から開かれています。 会場には漢字やかな、刻字など様々な分野の作品合わせて145点が並べられています。 造形性を追求する前衛と呼ばれる分野の作品は伝統的な書の概念を離れて構成や墨の色、線を見せる書です。 現代文や詩を題材にした現代詩文のこの作品は理事長の辻本大雲さんが書いたもので、漢字とかなの調和が図られ読みやすい書として親しまれているということです。 作品展は書道芸術院創立70周年記念として甲信越支局が開いたもので会場では会員や一般が訪れ熱心に作品に見入っていました。 書道芸術院役員作品展は入場無料で23日まで伊那文化会館で開かれています。
-
前田さん こども館に蒸気機関車の絵画寄贈
南箕輪村のこども館に、村在住で伊那美術協会会長の前田博さんが18日絵画を寄贈しました。 南箕輪小学校の学童クラブの子どもたちが見守る中、絵画の除幕が行われました。 縦1メートル66センチ横2メートル65センチのアクリル画で、塩尻市の奈良井宿にある「C12形蒸気機関車」が描かれています。 寄贈したのは南箕輪村中込在住で伊那美術協会会長の前田(まえだ)博(ひろし)さんです。 この絵は3年ほど前に描かれたもので、こども館の建物が蒸気機関車をモチーフにしていることから寄贈しました。 こども館の清水道直館長は「この絵の前が子どもたちの笑顔で一杯となるようにしていきたい」と話していました。
-
ミュージカル「あしながおじさん」出演者が初練習
8月に伊那文化会館で上演されるミュージカル「あしながおじさん」で、プロの役者と共演する地元出演者の初めての練習が8日に伊那市内で行われました。 上伊那を中心に6歳から34歳までの20人が出演します。 歌とダンスのオーディションで選ばれたメンバーで、今日は初めての練習です。 本番では孤児院で暮らす子供などの役で歌とダンスを披露します。 東京のミュージカル制作会社で地域の出演者の指導を担当している林真悠美さんのレッスンを受け、オープニング部分の振り付けを行いました。 林さんは、物語を説明しながら場面ごとの表情や動きを指導していました。 練習は8月2日まで行われます。 ミュージカルあしながおじさんは8月9日に伊那文化会館で上演されます。
-
上伊那PTA連合会研究集会 初の分科会で連携高める
上伊那PTA連合会の研究集会が2日に箕輪町文化センターで開かれ、教育問題について意見を交わしました。 上伊那地域の小中学校52校から、保護者や教諭およそ220人が出席しました。 この日は、スマホ・携帯、PTAの組織運営、家庭教育の3つの分科会に分かれて意見を交わしました。 このうちスマホ・携帯の分科会では、長野県警サイバー犯罪対策室の西村周二さんが、実際に発生した犯罪事例を紹介しました。 大学生が、SNS上にバイト先の冷蔵庫に入っている写真を投稿し話題になった事案について西村さんは「本人は最初は軽い気持ちでやったというが、事件後、ネット上では住所や名前、家族構成まで明らかになってしまった。ネット上では思いもよらない大きな波紋が広がる」と話していました。 研究集会は、上伊那PTA連合会が毎年開いているもので、会の質や連携を高めようと、今回初めて分科会が開かれました。 連合会の小野文久会長は「こういった機会は少ない。議論を深めて保護者、教育指導者の研鑽の場になればうれしい」と話していました。
-
新山小学校でドラゴン踊り練習
伊那まつりの市民おどりに参加する新山小学校の児童とその保護者は12日、合同でドラゴン踊りの練習をしました。 新山小学校の児童と保護者は毎年富県連で伊那まつりの市民おどりに参加しています。 12日はドラゴン踊りインストラクターの根橋恵さんを講師に招き約80人が振り付けを練習しました。 根橋さんは「全員の動きが揃うときれいに見えます。体全体を使って大きく動くことを心かげてください。」とアドバイスしていました。 全校児童は36人でそのうち始めて踊りに参加する1年生は11人います。 新山小学校では伊那まつりのほか運動会でもドラゴン踊りを披露するということです。 伊那まつりの市民おどりは8月5日に行われ101連、6,500人が参加する予定です。
-
雨乞いの神事 鹿頭行列奉納
箕輪町の箕輪南宮神社で町無形文化財の雨乞いの神事、鹿頭行列が16日奉納されました。 鹿頭行列は箕輪南宮神社夏の例大祭に合わせて行われたものです。 鹿頭をかぶった子どもたちが境内を練り歩き五穀豊穣を願いました。 鹿頭行列は1558年永禄元年の大干ばつで村人が雨乞いをしたところ雨が降りそのお礼に鹿75頭を奉納したのが始まりとされています。 天竜川をはさんだ旧箕輪郷の東西6地区が毎年交互に行っていて今年は西側の大泉、大泉新田、大萱、富田の4地区が担当しました。 子どもたちは保護者に付き添われながら太鼓とほら貝の音に合わせて境内を周りました。 来年の鹿頭行列は天竜川の東側、福与と福島が担当します。
-
学生が製造業者からものづくりへの思い聞く
長野県南信工科短期大学校の学生が地域の製造業者からものづくりに対する思いを聞く講演会が14日開かれました。 話をしたのは伊那市富県で製品設計を行っている有限会社スワニー社長の橋爪良博さんで、ものづくりに関わる地元企業が授業の中で話をするのは今回が初めてです。 講演ではスワニー開発の金型を造る期間とコストが従来の6分の1で済む「デジタルモールド」と呼ばれる技術を紹介しました。 橋爪さんは製造業の拠点が海外にシフトしていくなか日本で、ものづくりができる方法を考えたとしたうえで「今は製品の移り変わりが早い多様消費型の時代で大量にものを作れない。技術で仕事を生み出し頼ってもらえる会社にしていきたい。」と話していました。 講演が終わると学生たちが実際にスワニーの製品を手にとりものづくりの技術の一端に触れていました。 講演会は地元企業でつくる南信工科短大振興会などが開いたもので学生約40人が話を聞きました。 振興会では企業との交流会や見学会のほか技術研修なども企画していて南信工科短大を地域の人材が学び社会で活躍できるための教育の拠点としていきたいとしています。
-
ICT活用の教育を推進
箕輪町総合教育会議が12日、箕輪中部小学校で開かれ情報通信技術ICTを活用した教育の進め方について意見交換しました。 総合教育会議は町教育委員会が開いたもので白鳥政徳町長、唐澤義雄教育長、町教育委員など12人が出席しました。 平成25年度に県からICT教育のモデル校に指定された箕輪中学校ではタブレット端末140台が導入され授業で活用されています。 委員からは「話し合いの中で育つ思考力を養う授業ができればよい」「地域の中にはICT教育に取り組んでいることを知らない人もいるのでPRも必要だ」といった意見が出されていました。 町教育委員会では、生徒が主体的に話し合いまとめたものを発表、評価する授業を実践するほか公開授業により外部の意見を聞き、ICTを活用した教育を推進していくとしています。
-
伊那市西町の旧井澤家住宅で二胡の演奏会
伊那市西町の旧井澤家住宅で中国の伝統楽器、二胡の演奏会が12日に開かれました。 伊那部宿を考える会が開いた演奏会です。 伊那市内で二胡の教室に通っている12人が、映画音楽や歌謡曲、民謡などを演奏しました。
-
洋画家の大作並ぶ「第3回信州創展」
上伊那在住の洋画家の大作を展示した「第3回信州創展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。 展示会を開いているのは、伊那市、駒ヶ根市、辰野町、南箕輪村在住の洋画家7人でつくる創の会です。 2013年から1年おきに開いていて、今回で3回目になります。 会場には前回の展示会からこれまでに制作した近作25点が並んでいます。 メンバーは50代から80代で、中央の展覧会に出展経験があるメンバーの大作を、一堂に集めて展示する機会にもなっています。 事務局をつとめている伊那市美篶の坂本勇さんは、三峰川堤防のコスモスを描きました。 枯れかけてもなお存在し続けようとする力強さを表現したという事です。 創の会では、「会派を越えてお互いに刺激しあい、地域にもその影響が広がっていけばうれしいです」と話していました。 第3回信州創展は14日(金)まで伊那文化会館で開かれています。
-
東京芸術大学の学生が高遠高校で演奏披露
東京芸術大学音楽学部の学生2人が、3日、伊那市高遠町の高遠高校を訪れ、フルートとピアノの演奏を披露しました。 演奏したのは、フルート専攻の田村桃子さんと、ピアノ専攻の松本佳子さんの2人です。 東京芸大では、学生が全国各地の学校などに出向きミニコンサートや演奏を指導する活動に取り組んでいます。 高遠町出身で東京芸大の初代校長を務めた伊澤修二が縁で、高遠高校では年に2回行われています。 3日は、芸術コース音楽専攻と合唱部の生徒25人が演奏を聞きました。 授業の最後には、生徒が歌を披露しました。 ある生徒は、「感情を音だけで表現していてすごい。合唱でも1つひとつの言葉を大切にして表現できるようにしていきたい」と話していました。
-
南箕輪村こども館竣工
子育て支援・相談を始め、子どもたちが遊び・学び・交流できる南箕輪村の複合施設「こども館」が完成しました。 6日は竣工式が行われました。 式では、村の関係者などがテープカットを行ったほか、南箕輪小学校の6年1組の児童も参加し、くす玉を割って竣工を祝いました。 館のコンセプトは山と汽車で、入り口はSL車両のようなデザインとなっています。 式では、デザインにちなんで、6年1組の児童が「線路は続くよ どこまでも」を歌いました。 竣工式の参加者に、完成したばかりのこども館が公開され、子どもたちが早速、いろいろな部屋をのぞいたり、遊んだりしていました。 子ども館は役場北側に建設されました。総事業費は4億9,300万円、敷地面積は3,400平方メートル、延べ床面積は1,400平方メートルです。 妊娠期から18歳までのすべての子どもたちをサポートするための複合施設で、施設は3つのゾーンに分かれています。 子育て相談室や託児室、おむつが変えられる授乳室などがある子育て支援ゾーン、高い天井と木のぬくもりが感じられる遊戯室や創作室、学習室、学童クラブなどがあるこども体験ゾーン、多目的室や研修室などの村民交流ゾーンです。 外にはトンネルがある山付きの庭もあり、子ども館全体を眺めることができます。 こども館のオープンは18日(火)です。開館時間は、午前8時30分から午後6時30分まで、休館日は、基本として日曜日と祝日です。 夏休みには、将棋教室や映画会、工作など様々なイベントを企画しているということです。
-
高遠高校振興会総会 地域づくりの核となる学校づくりを
伊那市高遠町の高遠高校振興会総会が5日に開かれ今年度も地域と連携した教育活動を実施していく事などが報告されました。 高遠高校で総会が開かれ、地域と連携して生徒が取り組む教育活動について報告がありました。 今年度は新たに、福祉コースで「高遠町バリアフリーマップ」を作成するほか、文理進学コースで「高遠検定」を創設するという事です。 長野県教育委員会は、今年3月に新たな教育の推進と県全体の高校再編計画の基本理念を盛り込んだ「学びの改革 基本構想」を策定しました。 来年度以降に旧通学区ごとに具体的な検討を進め個別の再編計画を策定する計画です。 振興会会長の白鳥孝市長は「地域に根差した活動を発展させ、なくてはならない学校となるようあり方を考えていきたい」と話していました。
-
西駒登山を前に中学生が市長から山の魅力学ぶ
今月末に西駒登山を控える伊那中学校の2年生は4日、白鳥孝市長から山の魅力などについて教わりました。 伊那市が、開かれた市政の推進を目的に行う「市長と語りた伊那」の一環で行われました。この日は、2年生およそ120人が、登山の経験が豊富な白鳥市長から話を聞きました。 白鳥市長は、標高が100メートル上がるごとに気温が0.6度下がることなどを説明し「過酷な環境でもきれいな花を咲かせる高山植物を見たり、仲間と助け合ったりしながら登ることが登山の魅力です」と話していました。 ある生徒から「西駒ケ岳で絶滅したコマクサが、持ち込まれたことで復活したのは良いことですか」との質問があがると、白鳥市長は「別の場所から持ってきて植えることが良いこととは言えないけれど、この花しか食べない虫もいる。生態系を守っていくためには、今は残しておかなければならない」と答えていました。 ある生徒は「山の上は不便なことも多いと思うけど、登ってみないとわからない魅力がたくさんあることがわかった」と話していました。 伊那中の西駒登山は、27日から2日間行われる予定です。
-
戦争の体験を後世に 箕輪町で手記朗読会
箕輪町郷土博物館は戦争の体験を後世に伝え平和について考える機会にしようと、「戦争体験手記朗読会」を2日に開きました。 箕輪町で活動している朗読ボランティアグループ「せせらぎ会」のメンバーが手記を読み上げました。 朗読会は戦争の体験を後世に伝えていこうと毎年開かれているもので訪れた町民が耳を傾けました。 箕輪町松島出身で数年前に亡くなった元特攻隊員の男性が平成21年に残した手記には、人間魚雷、回天の操縦訓練の様子などが記録されていました。 敵の戦艦を沈めるために人間が操縦して体当たりする魚雷で、脱出装置がないため生還する事ができない特攻兵器です。 手記を書いた男性は、出撃前に終戦をむかえたという事です。 朗読会ではほかに東京から疎開してきた小学生の日記や、開拓団として旧満州に渡った女性の手記が朗読されました。 箕輪町郷土博物館では、戦争の体験を語れる世代が少なくなる中、朗読を通して次世代に伝えていきたいと話していました。
-
伊那ビデオクラブ作品コンクール表彰式
伊那ビデオクラブ作品コンクールの表彰式が伊那市のいなっせで1日に行われ、伊那市長賞に富県の吉澤豊さんが選ばれました。 吉澤さんの作品は、地元富県に、漂泊の俳人井上井月の碑が建立された様子をまとめた「せいげつパワー」です。 吉澤さんに表彰状などが贈られました。 吉澤さんは「130年前の井月からパワーをもらった。伊那ビデオクラブもさらにパワーアップして活動を続けていきたい」と話していました。 伊那ケーブルテレビジョン賞には、地域の行事や風景などを4K撮影した竹内上男さんの作品が選ばれました。 映画監督の後藤監督賞には、台風の被害でりんごが落とされ落胆する農家の気持ちを伝えた武田忠芳さんの作品が選ばれました。 今回は、ビデオクラブの会員14人から20作品の応募がありました。 平成9年から始まったコンクールは今年で20回目となり、これまでで517作品が寄せられています。 赤羽仁会長は「風景や伝統、人物など地域の記録として大事にしていきたい」と話していました。 コンクールを共催している伊那ケーブルテレビジョンの向山公人会長は「長い歴史の積み重ねの中で努力し技術の向上を図られている皆さんが放送に色どりを添えてくれています」と話していました。 入賞作品は後日、伊那ケーブルテレビで放送予定です。
-
信州農林科学振興会 助成金贈呈式
若手研究者や留学生などを支援する公益財団法人信州農林科学振興会の教育研究助成金の贈呈式が1日、南箕輪村の信州大学農学部で行われました。 贈呈式では、助教2人に研究助成金が20万円ずつ、留学生2人に教育助成金42万円と36万円が贈呈されました。 信大OBでつくる信州農林科学振興会は、長野県の農林業の振興につなげようと、伊那中央ロータリークラブなどの協力を得て助成金を贈っています。 信州大学学術研究院の荻田佑助教は「さらに研究活動に力を入れ、信州の学術の発展に寄与していきたいです」と謝辞を述べました。 振興会の辻井弘忠理事長は「研究の筋道を開くきっかけになることを願っています」とあいさつしました。
-
伊那谷ブラス VOL.4
上伊那の音楽団体に所属する金管奏者・打楽器奏者でつくる伊那谷ブラスのコンサートが25日に駒ヶ根市文化会館で開かれました。 コンサートは今年で4回目で、伊那市・駒ヶ根市の市民吹奏楽団など5団体からおよそ40人が出演しました。 家族や友人、一般などが見守る中、迫力ある音色を会場に響かせていました。 今回演奏したのは、金管アンサンブルのために作曲・編曲された楽曲など10曲ほどです。 去年12月から月1回行ってきた合同練習の成果を披露しました。 伊那谷ブラスの北条嵩博団長は、「さらに練習を重ね、地域の人に感心されるようなステージを作りあげられるように精進していきたい」と話していました。 このコンサートの模様は7月22日からご覧のチャンネルで放送します。
-
起業家から生き方考え方学ぶ
中学生が地域で会社を立ち上げた起業家から話を聞き生き方や考え方を学ぶ学習が30日伊那市の伊那中学校で行われました。 この学習は起業家の話を聞くことで中学生活や自分の将来に役立てようと行われたものです。 2、3年生の生徒およそ250人が伊那谷で起業している24人からそれぞれの思いを聞きました。 また興味を持った仕事をしている人とディスカッションする時間も設けられ生徒が質問していました。 生徒の「夢は何ですか」との問いにある起業家は「地域を活気あるものにすることです。」と答えていました。 伊那中学校では「地域で起業した人の生き方や考え方を聞くことで今後に役立ててもらいたい。」と話していました。
-
高遠高校3年生を対象に企業の求人票勉強会
伊那市高遠町の高遠高校で、就職を希望する3年生を対象に、企業の求人票の見方についての勉強会が、22日に開かれました。 3年生103人のうち就職を希望する59人が勉強会に参加しました。 講師は駒ヶ根市の中央アルプス観光株式会社の人事担当者の伊東俊弘さんがつとめました。 伊東さんは、求人票の情報から会社を選ぶ際に気を付ける点などを説明しました。 最初にチェックすべきところは補足、特記事項の記入欄だという事です。自由に記入できるこの欄は人材を探している人事担当者が熱意をもって書いているのでしっかり読むようにとアドバイスしていました。 高遠高校では昨年度、就職を希望する生徒40人全員が内定をもらい、そのうち39人が上伊那地域の企業に、1人が県外の企業に就職したという事です。 高遠高校では、企業の情報を良く知り自分にあった企業に就職できるよう、引き続き指導を続けていくという事です。
-
金属造形作家 角居康宏さん
長野市に住む金属造形作家、角居康宏さんは、金属を溶かして作品を制作する過程を25日一般に公開しました。 どろどろに溶けたアルミが、墓標をイメージした木枠の中に流し込まれていきます。 石川県金沢市生まれの角居さんは、現在長野市の善光寺門前にアトリエを構え活動をしています。 秋に信州高遠美術館で作品展を予定していることから、そこで発表する作品の一部を25日に制作し、その過程を一般に公開しました。 バーナーで熱した炉に1本5キロのアルミの塊が入れられていきます。 700度を超えるとアルミが溶け出し、液体状になります。 それをふたりがかりで地面の中にセットされた木枠の中に流し込んでいきます。 木枠が燃えることによりアルミに墨がつき、深みが出る作品になるということです。 この日制作した作品は、いったんアトリエに持ち帰り、切削や研磨などの手を加え、10月の作品展に並びます。 角居康宏鋳金展は、10月21日から信州高遠美術館で開かれます。
-
伊那北 弥生 伊那西高校で文化祭一般公開
伊那市の伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、伊那西高校の文化祭の一般公開が、24日と25日の2日間行われています。 伊那北高校の文化祭ペン祭 のテーマは、きらきらとした様という意味の「燦(さん)」です。 ペン祭では、卒業生有志による作品展「第19回薫ヶ丘美術展」が同時開催されています。 30代から80代の作品40点が展示されています。 生徒とOBの交流の場として毎年展示会を開いていて、洋画や日本画、書などの作品が並んでいます。 プロの洋画家で伊那北高校出身の大森祥吾さんが南アルプスを描いた作品も展示されています。 薫ヶ丘美術展の関係者は、3年後の伊那北高校開校100周年に伊那文化会館で記念の美術展を生徒と合同で企画しているという事です。 一般公開は25日までで、生徒がデザインし市内の菓子店が作ったオリジナルケーキの販売も行われます。
-
特別支援学級の児童 オリジナルソング「笑顔いっぱい!」披露
伊那市の西春近北小学校の特別支援学級の児童達は自分たちで作詞した「笑顔いっぱい!」を23日開かれた音楽会で初めて披露しました。 23日は、西春近北小で音楽会が開かれ、学年ごとに合唱や合奏を披露しました。 特別支援学級の子ども達は、ステージに上り「笑顔いっぱい!」を披露しました。 去年初めて音楽会に出た事がきっかけとなり、より絆を深めたいとの思いから、自分たちのオリジナルの歌作りが始まったという事です。 作詞は、児童13人が作文を書き、その中から言葉をつなげていったという事です。 作曲は、伊那養護学校の久保田治彦教諭と、久保田さんといっしょに音楽活動をする赤羽三和さんが行いました。 今後は、福祉施設や地域のイベントなどでこの歌を披露していく予定です。
-
「地域によさこい踊りの輪を」 出前講座スタート
曲に合わせて鳴子を鳴らして踊る「よさこい踊り」の市民グループによる出前講座が19日夜、伊那東小学校の体育館で開かれました。 小学生やその保護者、およそ20人が参加して、伊那の歴史や文化、方言などが盛り込まれたオリジナル曲「かぜ吹け伊那の谷」に合わせて練習をしました。 子ども達は、初めて手に持つ鳴子の鳴らし方や、手足の動かし方を教わっていました。 指導するのは、去年1月に伊那市に初めて誕生したよさこいチーム「伊那よさこい青龍」のメンバーです。 多くの人によさこい踊りの楽しさを知ってもらおうと企画したもので、県の元気づくり支援金が活用されています。 参加したある子どもは「むずかしいところもあるけれど、とても楽しい」と話していました。 伊那よさこい青龍の小松恵代表は「よさこいの楽しさを知ってもらいたいし、合わせて地域の素晴らしい方言なども知ってもらいたい」と話していました。 出前講座は、市内の小学生や保護者を対象に、来年3月頃まで毎月第1・第3月曜日に伊那東小の体育館で開かれます。
-
南信工科短大 オープンキャンパス
開校2年目となる、長野県南信工科短期大学校のオープンキャンパスが17日に行われました。 オープンキャンパスには、14組30人が参加しました。 参加者は校内を見学し、職員から学校の概要や設備の説明を受けました。 南信工科短大には、2年間の専門課程と半年間の短期過程があり、専門課程には機械・生産技術科と電気・制御技術科があります。 就職状況について職員は、「今年度1期生が卒業となるためまだ実績はないが、146件の求人があり、そのうち約50%が南信の企業です」と紹介していました。 参加したある高校生は「新しい学校なので、設備も整っていて内容もとても良いと感じました」と話していました。 次回8月5日のオープンキャンパスでは、模擬授業を行う予定です。
-
交通安全子供自転車大会伊那地区大会
児童の自転車事故防止活動の一環で交通安全協会などが毎年開いている「交通安全子供自転車大会」の県予選となる伊那地区大会が17日、伊那市民体育館で開かれました。 伊那市内で唯一自転車クラブがある富県小学校の4年生から6年生11人が大会に参加しました。 伊那地区大会は、安全走行に関する知識と技能を身につてもらおうと伊那交通安全協会や伊那警察署などが開いています。 富県小学校自転車クラブは安協のメンバーなどに指導を受けながら4月から週3回朝の実技練習を行い、今月は毎日放課後も練習をしてきました。 走行テストでは、信号待ちの仕方や安全確認の仕方などの試験が行われ、伊那警察署の署員が点数をつけていました。 富県小学校は去年の県大会で3位入賞となりました。今年はさらに上の順位を目指そうと、これまでクラブ活動のなかった9月から3月の期間も練習を行ってきたという事です。 大会の上位5人は、来月松本市で開かれる県大会に出場する事になっています。
-
東京芸術大学音楽学部の学生 中学生に演奏指導
東京芸術大学音楽学部の学生による楽器の演奏指導が17日と18日の2日間、伊那市内の中学校で行われています。 市内5つの中学校吹奏楽部の指導を東京芸術大学音楽学部の学生30人が行っています。 このうち伊那中学校には12人が訪れました。 吹奏楽部の生徒41人が楽器ごとに分かれ指導を受けました。 学生は、持ち方や姿勢、息の使い方など演奏の基本から指導していました。 伊那市では、旧高遠町出身で東京芸術大学の初代校長をつとめた伊澤修二の縁で芸大と交流を行っています。 毎年秋に記念音楽祭を行っていて、この交流もその事業の一環です。 次回は12月に同じ器楽講習会が予定されているほか、今年は初めて高遠囃子保存会にお囃子の指導を行う事になっています。