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信州高遠美術館 特別展「竹久夢二展」が始まる
信州高遠美術館では、特別展「竹久夢二展」が始まりました。 会場には、竹久夢二の作品や資料など200点が展示されています。 竹久夢二は明治17年に岡山県に生まれ、17歳で上京。新聞や雑誌、児童書などの挿絵を手掛け、大正ロマンを象徴する画家と言われています。 夢二の描く美人画は「夢二式美人」と呼ばれ、黒く澄んだ瞳と線の細い体のラインが特徴だということです。 竹久夢二展は、来月24日(日) まで、信州高遠美術館で開かれています。
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伊那市民吹奏楽団 4月19日に第5回スプリングコンサート
伊那市民吹奏楽団は、4月19日に行う第5回スプリングコンサートにむけ練習に励んでいます。 伊那市民吹奏楽団は伊那市を中心に活動するアマチュア楽団です。 昭和51年に発足し、現在は10代から50代の50人が所属しています。 今月19日に5回目のスプリングコンサートを計画していて、春の花見にちなんだ曲や日本のポップスなど10曲を演奏します。 4日夜は、全員での合奏練習を行いました。 伊那市民吹奏楽団の第5回スプリングコンサートは19日(日)午後6時から伊那市のいなっせ6階ホールで行います。 入場は無料です。
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上伊那のほとんどの小中学校で入学式
上伊那のほとんどの小中学校で4日、入学式が行われ、新1年生が新しい学校生活をスタートさせました。 このうち伊那市の伊那小学校では、真新しいランドセルを背負った新1年生が保護者に手を引かれながら笑顔で登校していました。 今年度入学するのは、男子42人女子53人の合わせて95人です。 式では、在校生や保護者の手拍子の中どうどうと入場していました。 本多俊夫校長は、チューリップの歌をうたい「1人ひとりみんな違うけれどみんなかわいい。友達と仲良くしましょう」と話していました。 児童を代表して角智広くんは「分からないこと困ったことがあったら教えるので、心配しないでください。学校生活を一緒に楽しみましょう」と呼びかけていました。 この後各教室に戻った新1年生は、担任から名前を呼ばれると元気よく返事をしていました。 伊那小学校では7日火曜日から授業が始まり、14日からは給食がスタートします。
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弥生吹奏楽クラブ第25回定演
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブの第25回定期演奏会が、29日伊那文化会館で開かれました。 今回は25回の記念演奏会ということで、演奏会は1部から4部に分かれ開かれました。 スタジオジブリ作品のメドレーでは、主人公に扮した生徒たちが、歌も披露しました。 そのほかディズニーのメドレーや、吹奏楽コンクールの課題曲など14曲を披露しました。 演奏会には、クラブ員44人の他に、OB・OGも出演しました。 合同演奏では、弥生吹奏楽クラブ定期演奏会の定番曲となっているアルメニアンダンスパートワンを演奏しました。 この演奏会の模様は、5月にご覧のチャンネルで放送します。
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平賀図書館長に聞く
伊那市の伊那図書館長を31日付けで退任し4月から県立長野図書館長となる平賀研也さん。 伊那図書館長としてのこれまでの取り組みや成果、また新天地での抱負などについて話を聞きました。 平賀研也さん56歳。 東京出身で中央大学法学部を卒業。公益財団法人総合研究開発機構や車の輸入販売会社で勤務してきました。 平成13年、長男の小学校入学を契機に教育環境が優れているとして伊那市に移り住み平成19年に公募していた伊那図書館長に採用されました。 平成25年には図書館の先進的な活動を評価するNPO法人のライブラリーオブザイヤー大賞を受賞しています。 平賀さんは「みんなが集って交流し一緒に作り出していく場所が図書館。伊那谷自然環境ライブラリーや高遠ぶらりプロジェクトなどいろいろな事ができた」と8年を振り返りました。 今後新天地で平賀さんは「県内のみなさんと一緒に話をしながら、これからの公共図書館がどうあるべきか考え実現していきたい」と話していました。 平賀さんは4月から単身赴任の生活を送りますが週に1度は伊那に戻るということです。 任期は3年で最長5年まで延長できるということです。
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「伊那の大!大絵馬博覧会」創造館で
伊那市の有形文化財、仲仙寺の「千匹馬図(せんびきうまず)」など市内や木曽地域の様々な絵馬を集め展示した、「伊那の大!大絵馬博覧会」が、伊那市の創造館で開かれています。 大絵馬博覧会は、仲仙寺の開創1200年を記念して4月から行われる御開帳に合わせて、創造館が開いたものです。 会場には、50点以上が展示されていて、中には、縦が2m横が4メートルを超える大きな絵馬もあります。 こちらは、高遠藩主、内藤頼寧が牡丹を描いた絵馬です。 普段は見られない、仲仙寺の絵馬より古い、馬の不動尊、中川村の「銭不動」の絵馬です。 これは、祭りの際に各地から馬の仲介人が集まり、山が馬の色で真っ赤に染まったと言い伝えられています。 「伊那の大!大絵馬博覧会」は、6月22日まで、伊那市の創造館で開かれています。
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井月朗読劇 稽古はじまる
漂白の俳人井上井月の生き様や作品、風土などを朗読劇で表現する「コラージュ風狂のうたびと」の稽古が29日から始まりました。 稽古は、これから月に2回のペースで行われ、9月5日の本番をめざします。 今日は、朗読者として応募した10人のうち7人が初稽古に参加しました。 演出を担当する阿部裕吉さんの指導で、井月の俳句を詠みました。 7人は、会社員や主婦などで上伊那地域在住者です。 風狂のうたびとは、井月研究家で俳人でもある春日愚良子さんの脚本をもとにした朗読劇で、音楽や映像も加えます。 今後は子どもの演技者も加えていきます。 稽古に加え井月の足跡をめぐったり、映画ほかいびとの北村皆雄監督の講話も計画されています。 井月の朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」は、9月5日にいなっせで上演される予定です。
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伊那北高ジョイントコンサート
伊那北高校音楽部・吹奏楽部合同による第36回ジョイントコンサートが25日夜、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 コンサートでは音楽部の合唱班と弦楽班、吹奏楽部が演奏を披露しました。 1部・2部・3部に分かれ、サウンドオブミュージックのメドレーなどが演奏されました。 3部では、全員による生徒たちが作ったオリジナルのストーリーのミュージカルが披露されました。 人々が魂を失って街ににぎわいを取り戻すため、主人公たちが、やさしさの国、強さの国、笑いの国を訪れ、それぞれの国の王から石のカケラを集めるというストーリーです。 最後には、賑わいを取り戻した街で、全員が演奏を披露しました。 ジョイントコンサートは、12年生が参加していて、部の結束を深めるとともに、練習の成果を披露しようと開かれています。
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大型紙芝居 新作「ヤマトタケル伝説」完成
地域の民話を掘り起し、大型の紙芝居にして伝えている「糸ぐるま」代表の久保田文子さんは、15作目となる新作紙芝居「ヤマトタケル伝説」を制作しました。 26日、制作発表が行われ、長谷保育園の園児や地元住民が新作の紙芝居「ヤマトタケル伝説」を鑑賞しました。 久保田さんは長谷など地元に伝わる民話を題材に切り絵の紙芝居を作り伝えていく活動を35年前から行っています。 今回の作品は、山梨県北杜市に伝わるヤマトタケルが植えたとされる桜の伝説と、長谷でヤマトタケルが大蛇を退治したとされる伝説を、ひとつの物語として構成したものです。 長谷には、ヤマトタケルが倒した大蛇の血で赤く染まった川を「赤河原」と呼び、大蛇の首は熱田神社に祭られたとの伝説があります。 久保田さんは来月長谷中学校での上演を予定しているほか、山梨県の北杜市でも上演したいと話していました。
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特別展 内藤家の参勤交代 きょうから
江戸時代の高遠藩主・内藤家の参勤交代に関する資料を集めた特別展が25日から伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。 特別展「高遠藩内藤家の参勤交代」は、地域に残る参勤交代に関連する資料を通して、当時の武家社会について広く知ってもらおうと企画されました。 会場には、高遠町歴史博物館や図書館、個人が所蔵する資料76点が展示されています。 参勤交代は、大名が国と江戸を1年おきに行き来するもので江戸幕府により制度化されました。 1702年に内藤家の2代目が初めて高遠入りする時の様子を描いた絵図では、藩主の周りの家臣は、身なりなどきちんとしています。一方、行列の後ろでは、裸同然の人が暴れる馬を静止しながら引いています。 高遠から江戸まではおよそ200キロ。内藤家では、江戸時代の初めの頃は、中山道を使い片道6泊7日の行程で参勤交代を行っていました。しかし、3代目以降は、1日短い行程で行ける、甲州道中を使用していたという事です。 江戸幕府が定めた参勤交代の制度は、幕府の統制を図り、大名の財政を苦しめる物でしたが、江戸と全国への文化伝承に役立ったと考えられています。 この他に御堂垣外で宿泊するために置かれた本陣で使われた食器や食事の記録なども展示されえています この特別展「高遠藩内藤家の参勤交代」は、6月21日まで、高遠町歴史博物館で開かれています。
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井上井月を偲ぶ句会 俳句楽しむ
伊那市手良の住民有志は、思い思いの俳句を楽しむ、井上井月を偲ぶ句会を25日、中坪公民館で開きました。 句会には、6人が参加しました。 井上井月を偲ぶ句会は、今回で16回目で、3月10日の井月の命日にちなんで毎年3月に開いています。 これまでは優れた句を表彰していましたが、優劣をつけるのではなく研究に重点を置いて行こうと、去年から表彰をとりやめました。 句会にはあらかじめ提出してもらった、28の俳句を、俳人の春日愚良子さんが添削していきました。 「淡雪(あわゆき)やふきぼこ一ツ(ひとつ)おき土産」という句は「淡雪の中に蕗(ふき)んぼ顔出(かおだ)しぬ」と添削されました。 その理由について春日さんは、「淡雪やは、淡雪の中とし、おき土産も、顔出しぬとした方が雪の中に顔を出すフキノトウの様子がわかり易い」と話していました。 井上井月を偲ぶ句会は、その昔、井月が手良で句会を開いていたことから住民有志が行っているもので、年一回の句会の他、吟行なども行っています。
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信大農学部で卒業式
南箕輪村の信州大学農学部で23日卒業式が行われ249人の学生が新たな一歩を踏み出しました。 式では信州大学の山沢清人学長から代表の学生に卒業証書が手渡されました。 今年度卒業したのは学部生184人、修士課程61人、博士課程4人の、合わせて249人です。 式の中で山沢学長は「社会では柔軟な思考ができる独創的な人材が求められている。広い教養を持ちグローバルに活躍できるよう成長することを期待している。」とあいさつしました。 また卒業生を代表して機能性食糧開発学専攻の須田真人さんが誓いを述べました。 卒業生のうち3割が進学、6割が就職し就職先は食品や建設関連会社、公務員などとなっています。
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井上井月の本を北村会長が出版
井上井月顕彰会の北村皆雄会長は、漂泊の俳人、井上井月の生い立ちや普段の生活、幕末から明治にかけてどう生き抜いたかなどを、書いた本を18日に出版しました。 この日は、井上井月顕彰会が伊那市役所で、18日に、岩波書店から出版された本について記者会見を開きました。 出版したのは、伊那市出身で井上井月顕彰会会長で映画監督の北村皆雄さんです。 北村会長が書いた本、「俳人井月、幕末維新 風狂に死す)」は、井月の生活、明治維新の荒波をどう生き抜いたかなどを書いたものです。 この日は他に、映画「ほかいびと 伊那の井月」が4月と5月にヨーロッパ3か国で上映されることが報告されました。 公開されるのはフランス、ドイツ、イタリアで、字幕付きで上映されます。 上映後は、北村さんの対談や講演なども計画されているということです。 井上井月顕彰会は、「ヨーロッパにも俳句の文化があり、上映を通して、井月の魅力が伝われば嬉しい」と話していました。
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公立高校後期選抜合格発表
公立高校の後期選抜の合格発表が20日行われ、全日制では、県内で1万1,135人が合格しました。 このうち伊那北高校では、午前8時30分に合格者の受験番号が記された掲示板が運びだされました。 今年伊那北高校は、普通科200人の募集に対し217人が受験し、204人が合格、理数科は、4人の募集に対し7人が受験し4人が合格しました。 なお、再募集は、辰野高校商業科で8人、上伊那農業高校生産環境科で2人、生物化学科で11人、高遠高校普通科で24人、箕輪進修高校の普通科Ⅲ部と工業科Ⅰ部でそれぞれ若干名です。 伊那北高校の入学式は、4月6日に行われます。
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遺伝子組換え実験 体験
遺伝子の組換えや微生物の産業利用などバイオテクノロジーについて考える、信州大学農学部の公開講座が15日に開かれました。 講座には、高校生から一般まで8人が出席しました。 信州大学では、地域や一般の人に大学でどの様な授業が行われているのかを理解してもらおうと毎年公開講座を開いています。 今回は、農業や環境など農学分野でのバイオテクノロジーの利用として、遺伝子組換え実験を行いました。 出席した人たちは、千菊夫教授から、別々の2つの遺伝子を組み合わせる手順を教わりました。 その後、専用の機器を使い細胞を検査装置へと移していました。 信州大学農学部では、大学の研究の成果を広く知ってもらうおうと今後も公開講座を開くとしています。
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手描きぼかし染め入門 作品展
伊那市総合型地域スポーツクラブの講座の一つ、手描きぼかし染め入門講座の生徒の作品展が、伊那市の八十二銀行伊那市駅前支店で開かれています。 会場には、手描きぼかし染めの作品、30点ほどが並んでいます。 今年度の講座を受講した生徒5人の作品が並びます。 手描きぼかし染めは、着物や帯などに用いられる手描き友禅染を簡略化し現代的にアレンジしたもので、ハンカチ、バッグ、Tシャツなどが染められています。 講師を務める箕輪町の大橋 寿朗さんの作品は色彩のグラデーションで、花や風景を描き出しています。 19日は、いなっせで今年度の最終講座が開かれていました。 大橋さんは、国際美術大賞展で一昨年、文部科学大臣奨励賞を受賞するなど、中央で活躍する作家です。 地域の文化振興に役立ちたいと、2年前から地域スポーツクラブの講座で講師を務めています。 2年目になる生徒もいて、熱心に作品制作に取り組んでいました。 来年度の伊那市スポーツクラブの講座の受け付けは4月1日からで、受付は先着順だということです。 手描きぼかし染め講座の生徒による作品展は、4月16日まで、八十二銀行伊那市駅前支店で開かれています。
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82歳の現役ベーシスト 鈴木勲さんライブ4月に伊那市で
82歳の現役ジャズベーシスト、鈴木勲さんのライブが4月17日、伊那市のいなっせで開かれます。 ライブ主催者代表の百瀬江子さんが所属する伊那異業種交流研究会の例会に招待された鈴木さんは、19日夜、メンバーと交流し、来月のライブをPRしました。 82歳の現役ベーシスト鈴木勲さんは、昭和8年生まれ。 36歳の時に単身渡米し、1950年代から60年代にかけて活躍したニューヨークの有名ジャズバンド、「ジャズメッセンジャーズ」の一員としてアメリカ全土やヨーロッパなどで公演を行ってきました。 現在は神奈川県に住んでいて、伊那市でのライブは初めてとなります。 82歳の現役ベーシスト鈴木勲さんらによるライブは、4月17日(金)午後7時から、伊那市のいなっせ6階ホールで開かれます。 チケットは現在販売中で、全席指定、一般が3,000円となっています。
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中学校で卒業式 義務教育を終え巣立つ
上伊那のほとんどの中学校で18日、卒業式が行われ、9年間の義務教育を終えた生徒達は新たな一歩を踏み出しました。 上伊那では、飯島中学校を除くすべての中学校で今日、卒業式が行われました。 このうち、南箕輪村の南箕輪中学校では、男子79人女子87人の合わせて166人が卒業を迎えました。 式では、戸谷省吾校長から生徒1人ひとりに卒業証書が手渡されました。 戸谷校長は、「人には優しく温かく、自らは厳しく正しく健やかに、限りない未来に向かって新たな一歩を踏み出してほしい」と式辞を述べました。 池田結香さんは答辞で、3年間の思いでを振り返りながら、家族や友人に感謝の気持ちを述べました。 最後に卒業生は力強い合唱を披露し、中学校での思い出を胸に学び舎に別 れを告げました。 高校入試後期選抜の合格発表は、20日に行われます。
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柘植伊佐夫さんトークセッション
伊那市出身でNHK大河ドラマで人物デザインを手掛けた柘植伊佐夫さんのトークセッションが14日、伊那市の伊那図書館で開かれました。 これは、22日まで伊那図書館で開かれている柘植さんの展示会に合わせ開かれたものです。 伊那市芸術文化大使の柘植さんは、映画やテレビドラマで人物のヘアメークや衣装を総合的にデザインする人物デザイナーです。 トークセッションでは、制作の裏話などについて話し、伊那の風景と作品とのかかわりについても触れました。 会場にはおよそ50人が訪れ、柘植さんの話に耳を傾けていました。
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涅槃会法要 園児も参加
釈迦の命日に合わせて行われる涅槃会法要が16日、伊那市美篶の洞泉寺で行われました。 この日は美篶西部保育園の年中園児19人が伊那市の洞泉寺を訪れて涅槃会法要に参加しました。 洞泉寺では、小さなころから地域のお寺や行事に親しんでもらおうと、毎年園児たちを法要に招待しています。 涅槃会法要は、インドで2,500年前に亡くなった釈迦の命日に合わせて行う仏教の行事です。 1年に1度、釈迦の亡くなったときの様子を描いた掛け軸を飾り、釈迦をしのぶものです。 子どもたちは、絵に向かって手を合わせ、頭を下げていました。 横山凌雲(よこやまりょううん)住職は、「この世に生まれてきた皆さんも、自分を大事にし、友達も大切にしてください。」と園児たちに話していました。 法要が終わると、花の模様が入ったもちが全員に配られ、これを食べると1年間無病息災でいられるということです。
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伊那谷まあるい学校見学会
来月から伊那市高遠町のポレポレの丘にオープンする伊那谷まあるい学校の見学会が15日開かれました。 この日は県内外から教育関係者や子供連れの家族など3組がおとずれました。 まあるい学校は、元教員で伊那市在住の濱大輔さんが、一般的な学校とは別の学び方を選択できる新らたな教育オルタナティブスクールとして去年、プレオープンしました。 ここでは、子供達の自発性を尊重し、勉強や読書、外遊びなど、子供達が計画し、進めていく方針です。 参加した人達は、敷地の木を利用したブランコで遊んだり、図書館として利用している、モンゴルの移動式住居ゲルを見学しました。 まあるい学校では図書館とは別に、直径9メートルのゲルを8月までに建てメインの校舎として利用する計画です。
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小学校で終業式 6年生最後の通知票
上伊那の小学校では16日から3学期の終業式が始まりました。 このうち伊那市の伊那東小学校では全校児童が体育館に集まり終業式が行われました。 伊那東小学校6年杏組の教室では小学校生活最後の通知表が、担任の黒河内あけみ教諭から手渡されました。 終業式では、1年生と6年生の代表が、1年間の生活を振り返り、来年度への抱負を発表しました。 6年生の代表は、「運動会、音楽会、修学旅行と楽しい思い出が出来た。中学では、生活にメリハリをつけて頑張りたい」と話していました。 小林克彦校長は、「皆さんはこれまで多くの人の支えがあって成長してきた。これからは、困っている人にあたたかい手を差し伸べる努力をしてください」と話していました。 伊那東小学校ではあす、17日に卒業式が行われ、127人が慣れ親しんだ学び舎を巣立ちます。
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若手音楽家が楽器で子どもと交流
子どもたちがバイオリンやトロンボーンなどの楽器に親しむイベントが15日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 このイベントは県文化振興事業団による若手芸術家支援事業の一環として開かれたもので親子連れおよそ270人が集まりました。 イベントでは県内出身の若手音楽家5人と子どもたちが楽器を通して交流していました。 子どもたちは初めての楽器にとまどった様子でしたが、音が出ると嬉しそうにしていました。 若手音楽家たちは「子どもたちには気軽に音楽の楽しさを知ってもらいたい。」と話していました。
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「火山峠は日の出る山」
伊那市富県北福地の地名調査報告会が15日、北福地集落センターで開かれました。 報告会では駒ヶ根市との境の火山峠について日が出る山が由来とする説などが報告されました。 地名調査は伊那市教育委員会がその土地と人々の生活から生まれた地名を記録保存し後世に伝えていこうと実施しているものです。 15日は住民およそ50人が集まり富県北福地の地名を調査した6人がその結果を報告しました。 伊那市富県と駒ヶ根市との境の火山峠について、駒ヶ根市の光前寺から見て、この峠から夏至の日の出が見えるためという説が報告されました。 また近くに狼煙台の跡地があることからこの場所で火を焚いたためという報告もありました。 ほかに駒ヶ根市にまたがる高烏谷山について伊那市では「烏」と表記している一方で駒ヶ根市では「鳥」と表記していることから論議になったことがあるということです。 調査委員会では「北福地は歴史と文化は豊富だが記録は少なかったので意義があった」と話していました。
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新視象展
春の国画会展に出品している画家が作品を展示する新視象展が13日から伊那文化会館で始まりました。 会場には、国画会会員による特別出品も含め19点が飾られています。 常に新しい絵画の形を追求しようと平成15年に第一回作品展を開催し今回で9回目となりました。 油絵を中心に80号から600号までの大作が並んでいます。 出品者の1人で画家の小林修一郎さんは、「伊那ではめったにない充実した作品展だ」と話しています。
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伊那谷遺産 100件に
国土交通省天竜川上流河川事務所の人と暮らしの伊那谷遺産選定事業は、目標としていた100件に到達しました。 13日、駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で開かれた選定委員会で新たに3件が追加されトータル101件になりました。 伊那市高遠町の法華道、伊那市野底の柵立堤防、飯島町の隅之木碑です。 法華道は、高遠の荊口から入笠山の東斜面を通り、富士見町につながる全長22キロの道です。 道沿いには多くの古刹が並び、法華経伝来の足跡を今に伝える歴史の道でもあったことから法華道と呼ばれました。 伊那谷遺産選定を聞いた伊那市の北原厚さん。 芝平出身の北原さんは、古道復活に力を注いできました。 平成11年から10年以上にわたり藪を狩り続け、今では、多くの人がトレッキングを楽しんでいます。 また、野底の柵立堤防は古くから堤防が築かれ、壊されるたびに修復し、洪水を防いできた歴史を今に伝えています。 高遠藩の阪本天山は、深刻な財政難にもかかわらず、私財もなげうち堤防を築いたとされています。 特殊な工法で大型の柵のようであったことから柵立堤防と呼ばれました。 伊那谷遺産は、先人の営みを再確認して情報発信することで、防災教育や地域振興につなげようと、平成24年から選定作業がスタートしました。 選定委員会委員長の笹本正治信州大学副学長は、「伊那谷遺産選定は、日本で最も進んだソフト面からの防災へのアプローチだ」と話しています。
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東日本大震災から4年 3.11の今⑧ 高校生が見つめる被災地
「実際東北に行ってみてみると、まだ全然復興してなかったりして、苦しく生活している人がいっぱいいて、自分たちが忘れていっちゃいけないなって思いました」 伊那市の伊那西高校。 伊那西高校は、学校創立30周年を記念して去年8月に被災地の視察研修を行い、有志26人が岩手県大槌町(おおつちちょう)などを訪れました。 大槌町は津波や火事による被害が大きく、震災で人口のおよそ1割にあたる1,284人が亡くなりました。 視察研修を中心となって進めてきた前生徒会長の林瑠衣さんです。 林さんは、「老人ホームがここにあったんだよっていう場所は、まったく何もない状態で、ただの土地だけになっていたのが一番印象に残っています」と話していました。 視察で訪れた「子ども夢ハウスおおつち」。 震災で家族を失った子供たちが集まる場所です。 伊那西高校では、子ども夢ハウスの運営を支援しようと、全校でチャリティー人形を制作しました。 7月の文化祭と2月の芸術フェスティバルで、募金を行い、チャリティー人形は300円以上募金した人に贈られました。 集まった金額は合わせて8万8,327円に上ります。 去年11月には報告会が開かれ、全校生徒に被災地の様子を伝えました。 伊那西高校の生徒が見つめた被災地。 思いは、次の学年へと引き継がれます。
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高校入試 後期選抜
県立高校の一般入試にあたる後期選抜試験が11日、一斉に行われました。 県内ではおよそ1万2千人が受験に臨みました。 上伊那では全日制、定時制、多部制、合わせて8校で試験が行われました。 このうち、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、受付開始の30分ほど前から受験生が会場に向かっていました。 伊那弥生ヶ丘高校では普通科240人の募集に対し、250人が志願していて倍率は1・04倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで、上伊那の高校でもトラブル等はなかったということです。 12日は、辰野高校、高遠高校、箕輪進修高校、赤穂高校の定時制で面接試験が行われる予定です。 後期選抜試験の合格発表は20日金曜日となっています。
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そば発祥の地PR 振興会発足へ
伊那市の白鳥孝市長は、信州そば発祥の地伊那を市内外に向けさらに発信していこうと、来年度振興会を発足させる考えを示しました。 これは11日の、市議会3月定例会で議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は「信州そば発祥の地・伊那を来年度は総力をあげて発信していきたいと話し、市内のソバ店や生産者、流通業者などで作る、振興会を立ち上げたいと述べました。 上伊那産のソバ粉を使用する店舗に安定的に高品質の物を供給し他地域との差別化をはかり、ソバの街としての伊那の知名度を上げていきたいとしています。 振興会の発足は、来年度の早いうちをめざし、将来的にはソバ店の認証制度などを設けたいとしています。
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ALTと国際交流会
伊那市教育委員会のはなまる地域探検隊は、市内の小学校や高校のALTと交流する国際交流会を8日開きました。 交流会には、小学生を中心に20人ほどが参加しました。 ALTは、カナダやアメリカ、ジャマイカ出身の4人です。 日本の「だるまさんが転んだ」に似たゲームやチームに分かれて競うスプーンリレーを全員で楽しみました。 隊長の伊藤元郎さんは、「構えずに海外の人たちと触れ合うことで、子どもたちの視野が広がり一体感も生まれる」と話していました。 お昼には、ALTが持ち寄ったレシピをもとにタコスやパエリヤ、バナナフリッターをつくりみんなで味わいました。 はなまる地域探検隊は、発見、なかま、学び、ルネッサンスを合言葉に今年で14年になります。 交流会には、はなまる探検隊を卒業した大学生や高校生もボランティアにかけつけ、会場の設営ゆ配膳を手伝っていました。