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地元での就職考える「かみいなシゴトフェス」
年末に帰省する学生に地元での就職を考えてもらう、かみいなシゴトフェスが28日伊那市のいなっせで開かれました。
会場にはおよそ50の企業が出展し担当者が学生に会社案内をしていました。
かみいなシゴトフェスは地元の企業を知り就職を考えてもらおうと上伊那広域連合などが行ったもので保護者や友人同士で気軽に参加できるものとなっています。
企業の担当者と学生の間に机はおかず膝と膝を突き合わせて話をすることで互いの距離感を縮める工夫もされています。
上伊那広域連合によりますと県外の大学などに進学した学生が地元に戻る割合は4割に満たないということで、県外で就職した人が数年後、地元で再就職するUターンにも力を入れていきたいとしています。
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入野谷などで使用食器 みはらしの湯で販売
伊那市観光株式会社は、今年12月1日で休館となったゼロ磁場の宿・入野谷などで使用していた食器の販売を、26日から、西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯で行っています。
ロビーには、今年12月1日をもって休館となった伊那市長谷のゼロ磁場の宿・入野谷で使用されていた食器や、そのほかの伊那市観光が運営する施設で使用しなくなった食器などが販売されています。
価格は100円からと廉価での販売となっています。
入野谷は、旧長谷村時代の1998年に建設されましたが、ゼロ磁場ブームが去ると利用者が減り、赤字が続いていました。
累積の赤字を増やさないため、伊那市は、入野谷を当面の間休館とし、民間などで新たな引き受け手を探しています。
みはらしの湯によると、食器は、家族の人数分などまとめて購入する人が多いということです。
ロビーに並んでいる以外にも、倉庫にはまだ様々な種類の器があり、順次入れ替えていくということです。
この食器の販売は、在庫がなくなるまで行われます。
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伊那商工会議所女子会プロジェクト知事表彰
長野県の平成30年度地域発元気づくり支援金事業で、伊那商工会議所女子会プロジェクトが行った、健康経営トライアル事業が知事表彰事業に選ばれ、4日に伊那合同庁舎で表彰状が伝達されました。
この日は、伊那合同庁舎で平成30年度の地域発元気づくり支援金事業の優良事例が表彰される、地域づくりフォーラムが開かれました。
上伊那地域振興局の佐藤公俊局長が、伊那商工会議所女子会プロジェクトのメンバーに表彰状を手渡しました。
女子会プロジェクトは、地域発元気づくり支援金事業で、健康経営トライアル事業を行いました。
女性の目線で職場の健康を考えようと健康セミナーや、ウォーキングイベントを行ったことが、健康経営優良法人認定企業の増加につながり、女性の意見も多く取り入れたことが評価されたということです。
伊那商工会議所女子会プロジェクト代表の平澤きよ美さんは「これからもそれぞれの立場で地域の為に励んでいきたい」と話していました。
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10月の有効求人倍率1.5倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、9月を0.02ポイント上回る1.5倍でした。
月間有効求人数は3,770人、月間有効求職者数は2,517人で、10月の月間有効求人倍率は1.50倍でした。
県は1.53倍、全国は1.57倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として、前の月の判断を据え置きました。
また、来年3月卒業予定の新規高卒者の就職内定率は、10月末現在で86.9%となっています。
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来年の伊那まつり9月12日・13日に開催の案
毎年8月の第1土曜日と日曜日に開催されている伊那まつりについて、来年は東京オリンピック・パラリンピックの開催を考慮して、9月12日(土)と13日(日)に行うとする案が、21日に実行委員会に出されました。
12月13日に開かれる伊那まつり委員会で、開催するかどうかも含め最終決定されます。
この日は伊那市防災コミュニティセンターで伊那まつり実行委員会が開かれ、来年の開催日程について事務局から提案がありました。
例年、伊那まつりは8月の第1土曜日と日曜日に行われていますが、来年は東京オリンピックが7月22日から8月9日まで、パラリンピックが8月25日から9月6日まで開催されることから、日をずらして9月12日と13日に行うとする案が出されました。
東京オリンピック・パラリンピックでは、地方からも多くの警察官や警備員の動員要請が出されると予想され、伊那まつりへの協力が得られない可能性を考慮しての案だということです。
今回の案は、来月13日に開かれる伊那まつり委員会に出されることになっていて、開催するかどうかも含めた最終的な決定がされる見通しです。
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伊那西部・西春近・西箕輪 来年度からドアツードア乗合タクシーへ移行
伊那市地域公共交通会議と伊那市地域公共交通協議会の会合が18日、市役所で開かれ、来年度から伊那西部、西春近、西箕輪地区のお手軽乗合タクシーを、ドアツードア乗合タクシーへ移行することが報告されました。
ドアツードア乗合タクシーは、AIによる自動配車システムで、目的地までの最適な経路を通り、利用者のニーズに合った運行を行うものです。
委員19人が参加した会合では、来年度のバスやタクシーの運行計画について伊那西部、西春近、西箕輪の3地区を、現在のお手軽乗合タクシーから、ドアツードア乗合タクシーに移行することが報告されました。
伊那市は、本格運行に向け、実証実験を行っていて、今月1日から15日までの10日間を西春近地区、18日から30日までの11日間を伊那西部、西箕輪、旧市街地北部を対象として検証を進めています。
西春近地区では、172件の利用があり、複数が乗車する乗合は50件、乗車人数は252人で、乗合の割合は約3割でした。
この結果について白鳥孝市長は、18日に開かれた定例記者会見で「前回の実証実験よりも広いエリアで利用されている印象を受ける。利用状況も良い数字だ」と話しました。
報告を受け、会合に参加した人たちからは、「利用者が高齢者のためアプリで予約ができていない」「一般のタクシー利用との線引きが必要だ」などの意見が挙がっていました。
3地区のドアツードア乗合タクシーの運行について、今後は、実証実験の結果を踏まえ、来年1月に運賃などを協議するということです。
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信大3年福田さん 飲食業に挑戦!
信州大学農学部3年の福田渓樹さんはJR伊那市駅北側のグルメ横丁に「ジビエ居酒屋きくちゃん」を昨夜オープンしました。
長崎県出身の福田さんは、釣りやきのこ採りなど山の遊びが趣味で、大学1年のときにはワナの狩猟免許を取得しました。
伊那市猟友会の会員で捕獲した鹿やイノシシは自宅で調理し、大学の友人に振る舞ってきました。
1年前からは、ジビエ料理を提供する伊那市長谷のざんざ亭でアルバイトをしながら調理法について学んできたという事です。
より多くの人に、山の魅力を伝えたいと、今回グルメ横丁内にあるチャレンジショップでジビエ居酒屋を開業する事にしました。
開店直後には早速客が訪れ、玉ねぎと赤ワインのソースがかかった鹿のハーブローストや、福田さんオリジナルのクルミ入りタルタルソースで食べる鹿のカツを味わっていました。
チャレンジショップは山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトが起業や出店のきっかけにしてもらおうとJR伊那市駅北側のグルメ横丁に整備したものです。
木曜日から土曜日まではタレントの成美さんがスナックを営業しています。
ジビエ居酒屋きくちゃんは水曜日の営業で、時間は午後6時から10時となっています。ただし12月の11日と25日は店をお休みするということです。
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消費税率引き上げで先行き懸念
アルプス中央信用金庫は消費税率引き上げの影響についてその調査結果をまとめました。
調査結果からあるしんでは個人消費の冷え込みなどから先行きを懸念する企業が多いとしています。
調査はアルプス中央信用金庫が取引先199社に対し行ったものです。
消費税率が8%から10%に引き上げられたことによる売り上げの影響についてどちらともいえないが36.3%、減少するが28.4%影響はないが14.8%となっています。
業種別でみると小売業では減少するが56.3%と最も多くどちらともいえないが21.8%影響はないが6.3%となっています。
これらからあるしんでは個人消費の冷え込みや駆け込み需要の反動も見込まれ先行きを懸念する企業が多いとしています。
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自転車活用推進協議会初会合
自転車を活用して観光やまちづくりなどについて考える自転車活用推進協議会の初会合が6日、伊那市役所で開かれました。
この日は、市の職員や自転車の普及活動に取り組んでいる人など18人が集まり、自転車の活用法についてのプレゼンテーションが行われました。
出席者からは、「自転車で訪れる場所への多機能水洗トイレの整備、看板などの多言語対応などが重要だ」との声が上がっていました。
他には、「車以外の移動手段は非常に少なく、電動アシストの自転車を広めることで高齢者の利用者の増加も見込める」などの意見も出ていました。
協議会は、自転車を使ってサイクリストの増加による地域振興や、健康増進、安全なまちづくりなどを目指してつくられたものです。
委員の任期は2年で、今年度中に自転車活用推進のための計画を策定します。
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役員改選で新会頭に唐木さん
伊那商工会議所の臨時議員総会が1日伊那市内で開かれ任期満了に伴う役員改選で新しい会頭に唐木和世さんが選任されました。
唐木さんは現在68歳で廣瀬建設工業株式会社の社長です。
2013年から伊那商工会議所副会頭を2期6年務め、筆頭副会頭として南アルプス観光魅力創出プロジェクト特別委員会などを担当してきました。
臨時議員総会では3人の副会頭も選任されました。
副会頭は再任で株式会社BISO社長の吉澤文男さん。
新任で清野建設株式会社社長の栗原敦司さん。
新任で伊那ケーブルテレビジョン株式会社社長の向山賢悟さんです。
また専務理事には伊藤正さんが再任されました。
正副会頭の任期は今月1日から令和4年10月31日までの
3年間となっています。
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伊那谷の味を高級ラーメンで
伊那谷で獲れた自然の恵みをふんだんに使った1杯2,000円のラーメン「南アルプス中華そば」が8日、東京銀座NAGANOで販売されました。
伊那市で獲れた鹿の肉や、上伊那産の小麦「ハナマンテン」とそば粉を使った麺で仕上げたラーメン、野菜やキノコをワンプレートにして添えた「南アルプス中華そば」です。
価格は1杯2,000円、100食限定で販売されました。 -
伊那バス 100周年感謝で寄付
15日で創業100周年を迎える伊那市の伊那バス株式会社は、地域への感謝を込めて上下伊那の10市町村に総額180万円を寄付しました。
8日は藤澤洋二社長ら3人が各市町村をまわりました。
伊那市役所では、白鳥孝市長に寄付金50万円を手渡しました。
伊那バスは、大正8年、1919年の10月15日に創業しました。
開業当初は、6人乗りの乗り合いバス3台で、伊那町から高遠町までの9キロを運行しました。
その後貸し切りバスや高速バス、タクシー事業や観光事業などを開始し、10月15日には100周年を迎えます。
白鳥市長は、伊那バスの100周年を記念して作られた冊子を見ながら、説明を受けていました。
藤澤社長は「地域のみなさんのおかげで100周年を迎えることができた。これからもみなさんのお役に立てるよう頑張っていきたい」と話していました。
伊那バスは伊那市の他、上伊那7市町村と大鹿村、松川町にも寄付金を手渡したということです。 -
8月の月間有効求人倍 1.49倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は、7月を0.03ポイント下回る1.49倍でした。
月間有効求人数は3,895人、月間有効求職者数は2,609人で、8月の月間有効求人倍率は1.49倍でした。
県は1.57倍、全国は1.59倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として、前の月の判断を据え置きました。 -
ナガノパープルプリン 限定販売
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で「おもてなしプリン」の新商品「ナガノパープルプリン」の販売が始まっています。
村内で採れたブドウのナガノパープルを使ったおもてなしプリンの新商品です。
2種類のジュレとプリン、カラメルの4層になっています。
ジュレにはハチミツとブランデーが入っていて大人向けの味付けにしました。
このジュレが村内産のナガノパープルをフレッシュにし、プリンと一緒に食べた時に爽やかな後味になるという事です。
おもてなしプリンの空き瓶で置物を作っている飯島町の好村有香さんに、新商品を試食してもらいました。
ナガノパープルプリンは1つ450円です。
ナガノパープルが採れる間の期間限定販売で、大芝の湯によりますと10月中旬までだという事です。
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消費税10%に 混乱緩和へ各店対応
1日から消費税率が10%に引き上げられ、合わせて酒類と外食を除く飲食料品を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されました。
これまでに比べ複雑になることから、大型店や小売店では買い物客の不安をなくそうと対応に追われています。
1日から全国一斉に消費税率が10%になりました。
今回の増税では、飲食料品の税率を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されたほか、中小店舗でキャッシュレス決済をすると最大5%分のポイントが還元される制度も導入されました。
伊那市日影のベルシャイン伊那店では、ニシザワ系列12店舗で使うことができるキャッシュレス決済カードの対応に追われていました。
カードに金銭をチャージし、カードを使って買い物をすると、総額の5%がキャッシュバックされるシステムです。
千葉稔専務は「消費者のみなさんが高くなるのは避けたいのが店舗側の想い。多くの人に使ってもらいたい」と話していました。
一方で、総菜などを購入し店内で食べるイートインは税率が10%となりますが、自己申告のため判断が難しいということです。
南箕輪村の大芝高原味工房内にあるガレットカフェは、店内で食べるイートインも持ち帰りもできますが、これまでと変わらず内税で対応します。
楠好延店長は「企業努力でなんとなして、今まで通り地域の美味しい野菜の味を今までと同じ値段で食べてもらいたい」と話していました。
伊那市西箕輪にある農業公園みはらしファーム・とれたて市場でもこれまで通り内税を継続します。
みはらしファームでは「今後は様子を見ながら、一部商品だけ値段を変更するなど、対応を考えていきたい」と話していました。 -
い~なちゃんカードで買い物 10%還元
伊那市の商店主らでつくる伊那市コミュニティーカード協同組合は、10月1日から、い~なちゃんカードで買い物すると10%分を還元するサービスを始めます。
30日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれ、10%還元について北澤利文理事長が説明しました。
内容は、い~なちゃんカードを使って、市内の加盟店で買い物をした場合、決済金額の10%分が還元されるものです。
期間は、10月1日から、来年6月30日までです。
現在、加盟店は79店舗で、このほかに市役所など5つの公共施設で使用することができます。
カードは、店頭でも作ることができ、即時発行できるということです。
また、期間中は通常300円かかる発行費用も無料になるということです。
9月30日現在、カードの発行枚数はおよそ8,400枚で、昨年1年間い~なちゃんカードによる買い物の総額は、およそ2億円だということです。
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ラッピングバスで夏秋いちご「恋姫」PR
伊那バス株式会社のアグリ事業部門が生産販売している夏秋いちご「恋姫」をPRするラッピングバスの運行が28日から始まりました。
昼過ぎにラッピングバス第一号の便が伊那バスターミナルに到着しました。
28日はターミナルで出発式が行われ関係者がラッピングバスの運行を祝いました。
バスに描かれている夏秋いちご「恋姫」は信州大学農学部で開発されたもので甘みや香りの強さが冬のいちごに勝るとも劣らないということです。
2015年から伊那バスのアグリ事業部門が生産、販売していて主に都市部の高級青果店や菓子店、ホテルなどで扱われているということです。
社内は座席のヘッドカバーにいちごの絵が描かれています。
デザインは伊那市の友好提携都市、新宿にキャンパスがある宝塚大学で芸術について学んでいる学生や卒業生が考えたものです。
高級感とインパクトをコンセプトに遠くからみても一目でいちごと分かるようにしたということです。
このラッピングバスは毎日1便アグリ事業部が新宿を往復することになっています。
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古田の里 赤そば花まつり開催
箕輪町の上古田公民館では、地元のそば粉を使って打ち立てのそばを提供する「古田の里 赤そば花まつり」が、28日から始まりました。
赤そばはもちもちとした食感と粘り気があり、噛むほどに風味が出るのが特徴です。
赤そばは900円、白そばは500円で提供されていて、赤そばが人気を集めていました。
このまつりは、観光スポットとなっている箕輪町上古田の赤そばの里の花の見ごろに合わせて行われていて、16回目です。
そば打ちを行っているのは、「信州箕輪そば打ちの会」のメンバーと地元有志、合わせて20人ほどです。
公民館の前では、地元野菜の直売所が開かれ、箕輪西小学校の児童たちが販売をしていました。
「古田の里 赤そば花まつり」は、あすの午後2時まで行われていて、2日間で合わせて900食を提供する予定です。 -
赤そばの里 花が満開
箕輪町上古田の赤そばの里では、濃いピンク色に色づいた花が見頃を迎え、多くの人で賑わっています。
広さおよそ4.2ヘクタールの畑には、高嶺ルビーという品種の赤そばの花が一面に広がっています。
現在満開となっていて、天候に恵まれた26日も県内外から多くの人が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。
赤そばの里は、上古田の住民有志でつくる「古田の里赤そばの会」が管理をしています。
会によりますと、天候にもよりますが、花は来月上旬まで楽しめるということです。
今週末の28・29日には、花まつりが行われ、上古田公民館でそばが提供されます。
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伊那の企業が臓器モデル共同開発
伊那市の有限会社スワニーと伊那食品工業株式会社は、医師が手術の練習などに使える臓器モデルを共同開発しました。
こちらが、共同開発した肺のモデルです。
実際の臓器に近い質感の特殊な素材でできていて、電気メスで切ることができ、煙が出ます。
この臓器モデルは、伊那中央病院の医師の要望の元、スワニーと伊那食品工業が2年がかりで共同開発しました。
開発に協力した呼吸器外科の髙砂敬一郎医師です。
スワニーはCTのデータを基に、血管のモデルや、素材を流し込む樹脂型を担当。
伊那食品工業は電気メスで切ることができる素材の開発を担当しました。
これまで病院では、簡易的なモデルや動物の臓器を使ってのシミュレーションが行われていましたが、より実物に近く、管理しやすいものを、という要望があったということです。
現在は東京の企業を通じて肝臓のモデルの販売が始まっていて価格は9万円からです。
今後も医療現場の要望を受け、改良・開発を進めていきたいとしています。
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赤そばの里オープン
高嶺ルビーという品種の赤そばを育てている箕輪町上古田の赤そばの里が14日オープンしました。
14日はオープニングセレモニーが行われ、テープカットでオープンを祝いました。
広さ4.2ヘクタールの畑には「高嶺ルビー」という品種の赤そばが植えられています。
畑は上古田の住民有志でつくる古田の里赤そばの会が管理していて、今年は8月3日に種をまきました。
現在は4分~5分咲きで、20日~25日に見ごろを迎えそうだということです。
14日は県内外から観光客が訪れ、花を見たり写真を撮ったりしていました。
赤そばが味わえるそば処の営業も今日から始まりました。
14日はオープンを記念して限定100食が無料で振る舞われました。
9月28日と29日には赤そば花まつりが行われ、上古田公民館でそばの提供が行われます。
赤そばの花は10月上旬まで楽しめるということです。
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い~なちゃんカードプリペイドで10倍
伊那市の商店主らでつくるコミュニティーカード協同組合は、キャッシュレス決済を推進しようと、い~なちゃんカードのプリペイド機能で買い物をするとポイントが10倍となるセールを14日から18日まで行います。
い~なちゃんカードのプリペイド機能で1,000円をチャージした場合、通常5ポイントもらえますが、期間中は25ポイント付きます。
支払いでは1,080円で10ポイントのところ50ポイントつき、チャージ・支払いあわせて通常の10倍セールとなっています。
ポイントは1ポイント1円として使うことができます。
消費増税を前にキャッシュレス決済を多くの人に知ってもらおうと企画したものです。
ポイント10倍セールは14日から18日までで、増税後の来月1日からはプリペイド機能を利用した人を対象にした還元セールも計画しています。
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伊那JCがリレーマラソン10月20日開催
伊那青年会議所は、100人の小学生がバトンをつなぎ42.195キロを走るリレーマラソン大会を来月20日に開きます。
青年会議所では、小学生の参加を募っています。
11日夜は、伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開き、リレーマラソン大会の概要を説明しました。
リレーマラソンには、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村から、小学生100人を募ります。
伊那市陸上競技場で行われ、1周400メートルのトラックを100メートルずつ走り、42.195キロをバトンでつなぐというものです。
保護者は応援で子どもたちの挑戦をサポートし、参加者全員で思いをつないでいくことを目的としています。
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3町村職員がサイクリングコース試走
箕輪町、辰野町、南箕輪村の職員は、来月12日(土)に開く、サイクリングイベントのコースを11日、テスト走行しました。
この日は、3町村の職員9人が、イベントで走るモデルコースを自転車で走りました。
コースは、辰野町の辰野駅をスタートして観光スポットを巡り、南箕輪村の北殿駅を目指す、全長28キロのルートです。
3町村でつくる上伊那北部観光連絡協議会が作成したもので、点在する観光スポットを自転車でつなぎ、広域的な観光づくりを目指します。
この日は、辰野町在住の地域おこし型サイクリングガイド団体代表の小口良平さんが案内役をつとめました。
職員は、コースを走りながら安全かどうか、立ち寄るスポットは楽しめるか、などを確認していました。
今後は、18日(水)に意見交換会を開き、コースの改善に活かすということです。
このサイクリングイベントは、来月12日(土)に予定されています。
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AIタクシー・ドローン物流 来年度本格運用
伊那市は人工知能AIによる自動配車タクシーの本格運用と、ドローンによる配送サービスを来年度から実施します。
これは11日開かれた伊那市議会9月定例会の中で議員の質問に白鳥孝市長が答えたものです。
AI自動配車タクシーのサービスは伊那市の西箕輪と西春近地区で行う計画です。
市では11月にそれぞれの地区で実証実験を行い、来年度、地域公共交通の一部に組み込み、本格運用を始めるとしています。
白鳥市長は「ゆくゆくは高齢者や障がい者のニーズをカバーできるよう、整備していきたい」と話していました。
また、ドローンによる商品の配送サービスも伊那市長谷地域を対象に来年度運用を始める計画で、道の駅南アルプスむら長谷を中核に展開していくとしています。
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キャッシュレス決済セミナー
来月の消費税率引き上げに伴う、キャッシュレス化を進めようと伊那商工会議所は事業者を対象にしたセミナーを10日伊那市内で開きました。
セミナーには市内の個人事業主など8人が参加しました。
講師は、塩尻市の中小企業診断士の中村剣さんが務めました。
セミナーではスマートフォンを利用したQRコード決済の種類や必要な機器について話しをしました。
手軽に導入できるものとしては、店舗の情報を印字したQRコードを準備し、客のスマートフォンで買い物金額を入力するとキャッシュレス決済が行えると紹介していました。
中村さんは「レジ導入の補助や、ポイント還元など店、お客にとってもメリットがあるので、まずはトライする事が大切だ」と話しました。
ある参加者は「東京では徐々にキャッシュレス決済が普及していると聞いている。先を見据えて準備しておきたいです」と話していました。
伊那商工会議所では、12月にキャッシュレス決済後の会計や決算処理に関するセミナーを開く計画です。
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薪を背負い 西駒山荘目指す
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に薪を運ぶ登山レース「西駒んボッカ」が8日に行われました。
スタート地点となっている伊那市の鳩吹公園では、受付を済ませた選手が薪をリュックに詰めていました。
薪は一束が3キロで、3キロ部門は1束、15キロ部門は5束をリュックに詰めていました。
準備を済ませた選手たちは午前6時30分の合図で一斉にスタートしました。
今年のレースには男性154人、女性59人のあわせた213人がエントリーしました。
スタートからおよそ5キロ地点の桂木場です。
トップの選手はスタートから30分後にここを通過し、登山道へと入っていきました。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として平成25年に始まりました。
レンガ数が目標に達したことから3年前から薪を運ぶ大会にリニューアルしました。
参加者たちは薪を背負い、ゴールの西駒山荘までのタイムを競いました。
レース総合1位となったのは安曇野市の別府総平さんでタイムは1時間59分55秒でした。
15キロの部の優勝争いは接戦となりました。
薪をリュックから全て出した時点でゴールとなります。
結果は、2位でゴール地点に到着した群馬県の亀里幸雄さんが逆転し、1秒差の2時間58分52秒で優勝しました。
運ばれた薪は西駒山荘に設置された薪ストーブで使用することになっています。 -
企業を知る 人材ふれあいフェア
住民が楽しみながら地域の企業を知る人材ふれあいフェアが7
日南箕輪村の南信工科短期大学校で行われました。
フェアは地域企業の技術や製品を知ってもらおうと南信工科短大振興会などが開いたものです。
会場には上伊那をはじめ、下伊那や諏訪の企業のほか経済団体など52のブースが設けられました。
長野県リニア整備推進局のコーナーではリニアのミニチュアが用意されました。
子どもたちは担当者から磁石の性質を生かして走るリニアの原理を学んでいました。
箕輪町商工会工業部会のロボットプログラミング体験コーナーではタブレットを利用したプログラムでLEGOブロックを組み立てたり遠隔操作で動かしたりしていました。
長野県建設業協会伊那支部は屋外に大型重機を展示し子どもたちが試乗していました。
またミニショベルを使ったボールすくい体験も行われていました。
人材ふれあいフェアの主催のひとつ南信工科短大振興会では地域の人材が地域で学び活躍する風土を育みたいとしています。
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南信に外国人を ゲストハウス今月オープン
箕輪町の地域おこし協力隊員として活動するルーカス尚美さんが古民家を再生した、外国人向けゲストハウスの内装が完成し、9月中旬にオープンを予定しています。
箕輪町長岡にあるゲストハウスは、長岡を英語にして「ロングヒルズ」と名付けられました。
空き家を再生させた建物の中には風呂やトイレも完備され、表記はすべて英語になっています。
最大6人が宿泊できるゲストルームは全面畳張りで、日本ならではの雰囲気を味わうことができる空間になっています。
土蔵を改装したこのスペースは、カフェやバーとしてゆっくり過ごすことができます。
箕輪町地域おこし協力隊員のルーカス尚美さんと、夫のクリスさんが、南信地域に外国人向けの宿泊施設が少ないことに目を付け、2017年から作業を進めてきました。
この日はオープンを前に、帰省で箕輪を訪れていた夫が外国人の夫婦を招き、ゲストハウスで巻き寿司づくりをしました。
オープン後もこうした日本ならではの体験を提供する予定です。
この日体験をしたアメリカ人の男性は「建物もとても綺麗で風情もある。水も、空気もおいしいし最高です」と話していました。
ルーカスさんは「ただ来てもらうだけでなく、外国人のみなさんと地元のみなさんをつなぐ、そんな場所になってほしいし、夫婦でそんな役割を担えたら」と話していました。
9月中旬のオープンで、一泊朝食付き5,000円を予定しています。
外国人向けの宿泊施設検索サイトのみの掲載予定ですが、事前の相談があれば日本人でも泊まることができるということです。 -
協力隊「アクティビティガール」に松元さん
伊那市は、女性をターゲットに、自然を活用した観光に力を入れていこうと、新たに1人の地域おこし協力隊を任命しました。
新たに地域おこし協力隊に任命されたのは、鹿児島県出身の松元麻希さん34歳です。
9月2日に伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から委嘱書が手渡されました。
松元さんは山岳雑誌の出版社に勤めていた経験があり、南アルプスなどにもよく来ていたということです。
伊那市では、女性目線での山岳観光やアウトドアを通じた地域の魅力発信する「アクティビティガール」として松元さんを協力隊に任命しました。
松元さんは「自然好きな人にはたまらない自然があるのが伊那市。女性目線で発信していきたいです」と話していました。
白鳥市長は「得意とするアウトドアを、女性の視点から盛り上げていってもらいたい」と話していました。
松元さんの任期は、9月1日から1年更新で、最長で2022年9月1日までの3年間となっています。