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ピスコ 工業用地5,200㎡南箕輪村から取得
工場の自動化機器を製造する株式会社ピスコは、南箕輪村から工業用地5千2百平方メートルを1億2千9百万円で取得しました。 27日は、株式会社ピスコで工業用地の引き渡し式が行われました。 取得した工業用地は、南箕輪村塩ノ井の5千2百平方メートルで価格は1億2千9百万です。 ピスコでは、食品や医療など新規分野の開拓や製造拠点増強に向け工場敷地内に新たな工場を年内に建設します。 工場建設により、駐車場スペースが不足することから今回南箕輪村から用地を取得しました。 引き渡し式で、唐木一直村長は「工業用地取得により新たな雇用確保や人口定着につながるよう期待している」と話していました。 ピスコの山崎清康会長は「国内でのモノ作りに挑戦し続け、社会や地域に貢献していきたい」と話していました。
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イナリサーチ離職予定者 再就職支援協議
伊那地区雇用対策推進協議会が27日ハローワーク伊那で開かれ、伊那市のイナリサーチの離職予定者の再就職支援などについて協議しました。 協議会は、上伊那の市町村や商工団体などで組織し、雇用情勢の実態や関係機関との情報交換の場として開かれています。 会議は冒頭のみ公開されました。 今回は、イナリサーチが業績の悪化により希望退職者40人を募ったことを受け開かれました。 希望退職には社員の2割にあたる38人が申し出て、2月に離職することになっています。 ハローワーク伊那とイナリサーチによりますと、希望退職する38人のうち再就職支援を受けるのは35人で、伊那市が19人、箕輪町が4人、南箕輪村が5人となっています。 現在は、会社が本人の希望を聞き、再就職先を見つけているということです。 ハローワーク伊那の百瀬晃所長は「本人の状況を聞きながら、専用の窓口の設置や、管内企業によるミニ面接会など対応していきたい」と話していました。
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アルプス中央信用金庫 景況調査
アルプス中央信用金庫が行った中小企業の景況調査によりますと、去年10月から12月までの業況について「新興国経済の減速の影響などがみられるものの、穏やかに回復しつつある」としています。 景況調査は、上伊那を中心とした取引先210社に対しアンケートを行ったものです。 景気が良かったとする企業は18.6%、悪かったとする企業は40.4%で、好転から悪化を差し引いた業況判断指数はマイナス21.8となりましたが、前期より3.1ポイント改善しています。 来期の業況判断指数は、マイナス36.9となっていて、今期より15.1ポイント悪化するとみています。 また、今年1年の経営見通しについては、良いと答えた企業の割合は13.9%、悪いと答えた企業の割合は半数以上の51.9%となっています。
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「ゼロ磁場の秘水」気の寺弘妙寺で祈願
伊那市長谷でミネラルウォータの販売を行っている株式会社プラーナ零磁場は大寒に合わせて、21日、気の寺とされる高遠町の弘妙寺で年頭祈願を行いました。 伊那市長谷の分杭峠直下からくみ上げた「ゼロ磁場の秘水」です。 商品を仏前に備え、田中勲雄住職が読経を行いました。 ゼロ磁場の秘水には、「大願成就」「恋愛成就」などと書かれたタグがつけられています。 以前はパワースポットとして知られる分杭峠までタグを持っていき社員のみで願掛けを行っていましたが、3年前からは弘妙寺で行っています。 この日は、プラーナ零磁場の社員7人が、田中住職の読経に合わせて商品を購入する人達の健康などを祈願しました。 取締役の木下護さんは「水を飲んで体調を整え、それぞれの願いを叶えてほしい」と話していました。 タグのついた「ゼロ磁場の秘水」は、長谷のプラーナ零磁場の店頭や、インターネットで販売しているという事です。
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南箕輪村ご当地メニュー審査会 グランプリ決定
南箕輪村観光協会は、地元の食材を使ったご当地メニューの審査会を11日、村保健センターで開きました。 グランプリには、中村光宏さんが考案した「リンゴと洋なしのガレット」が選ばれました。 グランプリを受賞した中村光宏さんが考案した「リンゴと洋なしのガレット」です。 地元でとれたりんごと洋ナシを、パイ生地で固め焼き上げたものです。 季節に合わせた地元の果物を使い、簡単に作れる点が評価されたということです。 南箕輪村観光協会は、村を代表するご当地メニューの商品化を目指して、去年10月から2か月間レシピを募集しました。 村内外13人から33点の応募があり、審査を経て9人の10点で最終審査が行われました。 最終審査では、考案者が料理の説明をし、唐木一直村長など10人が審査しました。 村観光協会会長の唐木村長は「それぞれ工夫を感じるレシピ。今後、地元事業者と話し合い料理の商品化を進めていきたい」と話していました。
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みはらしの湯で設備故障 臨時休業
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯で、15日濾過タンクと循環ポンプが故障し、現在臨時休業となっています。 復旧のめどはまだついていないということです。 みはらしの湯を運営する伊那市観光㈱によりますと、きのう午後4時頃から濾過タンクと循環ポンプが故障したということで、施設は現在臨時休業となっています。 復旧の見通しはたっておらず、早くても19日以降になる見込みだということです。 なお、羽広荘と温泉スタンドは通常通り営業しています。 伊那市観光㈱では「お客様にご迷惑をかけてしまい、大変申し訳ありません。早く再開できるよう準備を進めたい」と話していました。
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よしもと新喜劇 伊那で2月20日に公演
伊那市商工会議所青年部は、2月20日の2月例会でよしもと新喜劇による公演を企画しました。 16日にはチケットの先行販売が行われます。 13日は伊那商工会議所青年部の交流委員会のメンバーが伊那商工会館で記者会見を開きました。 青年部では、毎年2月に笑いをテーマにした例会を開いています。 交流委員会の清水功委員長が新喜劇のファンだったことから今回初めて新喜劇を招きました。 新喜劇には8人の座員が出演するほか、バラエティーショーでは4組のお笑い芸人によるコントなどが披露されます。 公演は、20日(土)の午後1時からと午後4時半からの2回伊那文化会館で行われます。 16日午前10時から、伊那商工会館大ホールで座席指定ができるチケットの先行販売があります。 一般販売は17日からで、伊那商工会館や青年部の各事業所、チケットぴあで購入できます。 SS席が5,000円、S席が4,500円などです。
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伊那木材センターで初市
長野県森林組合連合会 伊那木材センターで、住宅などに使われる木材の初市が13日行われました。 伊那木材センターの敷地には、上伊那や諏訪地域で伐採されたヒノキやアカマツなど1700立方メートルが並べられました。 初市には、建築業者や製材業者など30社が参加し入札前には木材の太さやフシなどを確認していました。 中には、辰野町の生産森林組合の役員も訪れ販売されている木材の樹種や太さなどを調べていました。 13日は正午から入札が行われ、参加した業者はお目あての木材の順番になると価格を書き入れた紙を担当者に手渡していました。 初市は約250件の入札が行われ、落札額は去年並みだったということです。
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上伊那の企業で仕事始め
上伊那地域の企業の多くが5日、仕事始めとなりました。 仕事始め式ではトップが訓示し新たな1年のスタートを切りました。 伊那市東春近に本社を置くビル総合管理業の株式会社BISOでも5日、仕事始め式が行われました。 式では正社員およそ50人を前に吉澤文男社長があいさつしました。 吉澤社長は「今年は前進できるよう物事をプラスに考えて躍進する年にしてほしい」と呼びかけました。 式では他に各部門長などがそれぞれ今年1年の目標を発表していました。 BISOでは、今年一年「住みよい環境づくり」をテーマに信頼される企業を目指していきたいとしています。
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伊那スキーリゾート 27日にオープン
雪不足のためオープンが延期となっていた伊那市西春近の伊那スキーリゾートが一部滑走可能となり、27日、今シーズンの営業が始まりました。 雪不足のため今月18日のオープンが延期となっていましたが、20日前後にスノーマシーンで雪を作り、ゲレンデの一部で滑走可能となりました。 例年は20日頃にオープンしていて、1週間ほど遅い営業開始だという事です。 雪は少なめですが、愛知や大阪から団体客も訪れ久しぶりの雪の感触を楽しんでいました。 現在は第二リフトの運行とナイターの営業は見合わせていますが、今月30日をめどに全面営業を行いたいとしています。
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通算60回の伊那まつりに向け検討
平成29年に、伊那まつりの前身勘太郎まつりから通算60回を数える伊那まつりに向けて、名称や企画などを検討するプロジェクトチームの初会合が17日、伊那市役所で開かれました。 17日は、各種団体の代表者ら23人が出席しました。 2年後の平成29年に行われる伊那まつりは、これまで通りいけば45回ですが前身の勘太郎まつりの15回を加算すると60回となります。 平成26年の伊那まつり委員会で、2年後の伊那まつりを通算60回とすることを決めています。 これを受け、記念事業などを検討するプロジェクトチームが設置されたものです。 プロジェクトチームのリーダーに、伊那まつり事務局長の小池真一さんが選任されました。 次回1月21日の会議で、まつりの名称やコンセプト、テーマ、記念事業などについて意見交換をすることになっていて、一般からの委員も公募する計画です。
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南ア エコ、ジオ4市町村が連携し観光客獲得へ
伊那市は、南アルプスエコパークやジオパークに関わる県内の市町村と連携し、アプリの開発やモデルコースの作成などを行い、観光客の増加を狙います。 15日は高遠町地域協議会が開かれ、事業の概要や予算等について市から説明がありました。 事業は、今年度から平成31年度までの5年間を予定し、南アルプスのエコパーク、ジオパークに関わる伊那市や飯田市、富士見町、大鹿村が広域連携し行います。 地域のビューポイントや歴史文化、食などを地域住民の協力のもと調査し、それらをデータ化します。 集めたデータを活用し、おすすめコースの設定やルート案内、中国語や英語によるガイド機能を持った、携帯端末用の観光アプリを作る事にしています。 事業は、国の地方創生に関わる補助金を活用し、5年間の事業費はおよそ2千2百万円です。 伊那市では今回の事業による成果目標として、南アルプスエリアの観光客数を平成30年は平成25年と比べ3%増加のおよそ95万人と定めています。
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人口減少と経済損失について講演
伊那市の伊那商工会館で経営セミナーが8日開かれ、南信の商工会議所で広域専門指導員をしている藤田柳治さんが、人口減少による地域の経済への影響について講演しました。 経営セミナーには、上伊那の経営者およそ30人が参加しました。 この日は、南信地域で経営者に専門的なアドバイスなどを行っている藤田柳治さんが「地域の人口減少による経済損失」について講演しました。 上伊那地域の今年1月の人口は18万5,225人で、10年後には約1万人、20年後には約2万4千人が減少すると言われています。 県の家計調査によりますと、平成24~26年年度の1人あたりの1か月の平均消費支出額は10万68円で、これを伊那市の人口減少推移に当てはめると、5年後の2020年の消費支出は約13億円減少することが見込まれるということです。 藤田さんは、人口減少により暮らしや経済に大きく影響が出るとみていて、「製造業が盛んなこの地域は、後継者の育成や女性の人材確保が必要になる」と話します。 藤田さんは「数年後を見据えて地域でどのようなことができるか、各機関が連携して人材確保や教育などに取り組む必要がある」と話しました。
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みのわふるさと便を発送
箕輪町観光協会が地域の特産、りんごに小学生のメッセージを添えて全国に発送するふるさと便の発送作業が4日行われました。 箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場で作業が行われました。 地域の特産、りんごのふじが詰まった段ボール箱に箕輪町観光協会長の白鳥正徳町長のあいさつ文と町内の小学生が書いた絵や町を紹介する便りが入れられます。 遠方の親族や友人知人におくる人が多く、今年度は、りんご5キロ入りが107箱、10キロ入りが55箱で、長いもも5キロ入りで115箱の申し込みがありました。 小学生から寄せられた絵や便りは152点で、カラーコピーしてひと箱に6点ずつ入れられました。 箕輪町観光協会では、「箕輪のこの時期の旬の味をメッセージとともに味わってもらいたい」と話しています。
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「おもてなし」テーマに 伊那経営フォーラム
良い経営、良いまちづくりとは何かを学ぶ、伊那経営フォーラムが、21日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 伊那青年会議所などでつくる実行委員会が2005年から毎年開いていて、今回で11回目です。 この日は、グローバル時代における「おもてなし」とはをテーマに伊那食品工業㈱の塚越寛会長など3人が講演しました。 パネルディスカッションでは、日本女性第一号の樹木医で、はままつフラワーパーク理事長の塚本こなみさんと石川県の旅館、加賀屋の相談役、小田偵彦さんを交え、おもてなしをテーマにパネルディスカッションが行われました。 実行委員長の黒河内貴さんは「リニアが開通し多くの人が訪れる時代は目前。この地域がどう変わっていくべきか学んで考えるきっかけにしたい」と話していました。 フォーラムの模様は、来年1月にご覧のチャンネルで放送します。
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第2回上伊那地域おもてなし向上セミナー
地域をあげた観光客へのおもてなしの気運を高めようと、「第2回上伊那地域おもてなし向上セミナー」が、18日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 市町村や商工団体、観光、交通事業者などでつくる上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会が開いたものです。 セミナーでは、長野市の七味唐辛子メーカー、㈱八幡屋磯五郎社長の室賀豊さんと、アメリカ出身で上山田温泉の旅館、亀清の若旦那タイラー・リンチさんが講演しました。 室賀さんは、商品開発に必要なものとして、ストーリー、デザイン、話題性、素材をあげ、2008年から店舗でのおもてなしの取り組みを始めました。 タイラー・リンチさんは、「映画などで空手や芸者、侍にあこがれて日本に来る欧米人でも、今の日本の本当の姿に触れる事を求めている」と話していました。 実行委員会の川上健夫会長は「魅力ある地域になるためにも、個人や企業、団体、それぞれのおもてなし向上につなげていきたい」と話していました。
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南ア林道バス 過去3番目に多い利用者数
伊那市営南アルプス林道バスの今シーズンの営業が、15日で終了しました。 今シーズンは、去年より2,869人多い5万3,757人が利用し、過去3番目に多い数字となりました。 林道バスの運行は15日で終了となりました。 今年は4月25日から15日まで205日間営業し、そのうち1.5日は台風の影響で運休しました。 今シーズンの南アルプス林道バスの利用者は5万3,757人で、昨シーズンより2,869人増加しました。 南アルプス林道管理室では、「今年は梅雨明けから8月中旬まで天気が良かったのが一番の要因。」としています。 ジオ・パーク、エコ・パークも徐々に定着していて関連する客が増え始めているほか、若者向けのイベントもあり、女性や若者客が増加傾向にあるということです。 今シーズンの利用者数は、過去3番目に多く、合併以降では1番多い数字になったということです。
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秋の味覚コラボ 西春近新そば&きのこ祭
伊那市西春近のそば打ち愛好者でつくる春近そばの会と伊那スキーリゾートのきのこ王国がコラボレーションした、西春近新そば&きのこ祭が14日行われました。 提供されたのは、西春近産の新そばと、5種類のきのこを使った天ぷら、きのこ汁などです。 西春近新そば&きのこ祭は、地元のそば打ち愛好者でつくる春近そばの会ときのこ王国がコラボレーションして初めて開かれました。 会場では春近そばの会の会員がそば打ちを披露し、注目を集めていました。 そばは500円、天ぷらは200円で提供され、訪れた人たちが秋の味覚を楽しんでいました。 この新そば&きのこ祭は、信州そば発祥の地伊那をPRしようと行われた5週連続そばイベントの一つで、最終イベントとなりました。
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住宅模型の部材を準備
28日に行われる建築士会のイベント「造って学ぼう!建築木造構造模型」の準備が12日夜伊那市のいなっせで行われました。 イベントでは、1/20の木造住宅の模型をつくります。 この日は、イベントを行う県建築士会上伊那支部青年女性委員会のメンバーが部材の加工などの準備に追われていました。 「造って学ぼう!建築木造構造模型!」は、28日に伊那市西春近の住まいDEPOで行われます。 建築を身近に感じてもらい将来の職業選択の際のきっかけにしてもらおうというもので、当日は模型づくりのほかに建築図面の読み方などの指導もあります。 青年女性委員会の辻井俊恵委員長は、「当日は、楽しみながら、老若男女に建築に触れてもらい、若手建築士のアピールの場にもしたい」と意気込んでいます。
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上伊那圏域に移住相談窓口設置へ
地方創生について意見交換や協議を行う上伊那地域戦略会議が6日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、上伊那圏域に移住相談窓口を設けることや就職準備合宿を行うことなどが確認されました。 会議には、上伊那の8市町村長や県の職員などおよそ50人が出席しました。 会議では、地方創生の上伊那地域の広域的な連携施策について、移住相談窓口、仮称「楽園信州移住相談センター上伊那支部」を設置し、相談の受付や情報提供を一本化することが確認されました。 設置期間は未定ですが、職員を1人配置し、各市町村の情報提供などを行います。 また、県外から来た学生を対象にした「就職準備合宿」も実施することが了承されました。 商工団体や企業と協力して、移住体験セミナーや、UIJターン就職相談会などを行う計画です。 伊那市の白鳥孝市長は「県内には信州大学の各学部が良いバランスで点在している。県外から来た学生を確保し就職に結びつける取り組みを県全体で取り組む必要がある」と話しました。
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いなかっぷローメン メガ盛り登場
電子レンジで気軽に調理できるインスタントのローメン「いなかっぷローメン」に、メガ盛りが登場しました。 電子レンジで調理できる伊那カップローメン1人前630円。 そしてこちらが、2人前が入った伊那カップローメンメガ盛り990円です。 いなかっぷローメンは、カップに麺やマトン、ソース、キャベツを入れてレンジで調理すれば簡単にローメンが食べられるという商品で、去年4月から販売されています。 開発・販売しているのは、ラーメン大学伊那インター店を経営している有限会社コマックスで、これまでに7000食を販売しました。 「もっと多く食べたい」「おかずとして家族で食べたい」といった声を受けて、2人前が入ったメガ盛りを今回発売しました。 メガ盛りは、大きめのお皿に移してレンジで調理します。 メガ盛りの開発にあたり、コマックスでは、上限50万円の国の小規模事業者持続化補助金を活用し、パッケージデザインや冷蔵庫の増設などに充てました。 いなかっぷローメンメガ盛りは、ラーメン大学伊那インター店で販売しているほか、来週からはベルシャイン伊那店の店頭にも並ぶ予定だということです。
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業況判断 3期ぶりに明るさ
アルプス中央信用金庫がまとめている伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによりますと、7月から9月の業況判断は前期より改善し、3期ぶりに明るさが見えたとしています。 あるしんレポートによると、7月から9月の業況判断指数は、マイナス24.9と、4月から6月の前期より3.4ポイント改善し、3期ぶりに明るさが見えたとしています。 前期に比べ、製造業では悪化が強まりましたが、不動産業・建設業・小売業・サービス業は、水面下ながら改善したとしています。 10月から12月の見通しでは、総合的に見ると、今期に続いて改善し、厳しさが和らぐ見通しだということです。
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来春開校 南信工科短大推薦入試
来年4月に開校する南信工科短期大学校の推薦入学試験が、5日、伊那市のいなっせで行われました。 控室では、1期生を目指す高校生が、担当者から説明を受けたり、参考書を読むなどしていました。 この日は、機械・生産技術科と電気・制御技術科の前期推薦入試が行われました。 前期には、高校の学校長の推薦を受けた中南信を中心とする高校生17人が受験しました。 工業科だけでなく、普通科からの志望もあるということです。 試験は、面接と面接試問で行われました。 前期推薦入試の合格発表は、11日を予定しています。 後期推薦入試は、12月19日、前期一般入試は、来年2月5日、後期一般入試は、3月17日を予定しています。 なお、南信工科短大では、来月5日に、短大予定地の伊那技術専門校で、入試説明会を開きます。
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1.29倍 リーマン以前に回復
9月の月間有効求人倍率は、8月を0.09ポイント上回る1.29倍で、リーマンショック以前の水準に戻しました。 新規求人数は、1,424人。 新規求職者数は、648人で、9月の月間有効求人倍率は、8月を0.09ポイント上回る1.29倍でした。 県の1.26倍、全国の1.24倍を上回り、リーマンショック以前の2008年の1.37倍に次ぐ数字となりました。 ただ、派遣会社が上伊那に集中していることや4か月以上雇用する割合がさほど高くないことから警戒感もぬぐえていません。 ハローワーク伊那では、「雇用情勢は、一部に厳しさが見られるものの、着実に改善が進んでいる。」とコメントし、8月の判断を上方修正しました。 なお、新規高卒者の9月の内定率は、67.6%で前の年を4ポイント上回っています。 ハローワークでは、企業の採用意欲の高まりと、少子化に向けた人材確保対策が進んでいるものとみています。
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伊那プレミアム商品券 期限31日まで
20%のプレミアがついたい~な伊那プレミアム商品券の有効期限が31日に迫りました。伊那商工会議所では、早めの利用を呼び掛けています。 伊那商工会議所によりますと、10月20日現在、89%の回収率となっています。 い~な伊那プレミアム商品券は、伊那商工会議所・伊那市商工会・JA上伊那が7月初旬に販売したものです。 総額4億5千万円分が販売され、1人上限10万円でおよそ3800人が購入しました。 利用できる店舗は、市内478店舗で、利用した店舗の分類では、大型店が46%、JA上伊那が13%、小売り・建設・サービスなどそのほかが41%となっています。 プレミアム率が高かったこともあり、家電製品、自動車、旅行などに利用されたケースが目立ったということです。 伊那市内では、過去に、平成21年に2回、24年に1回、合わせて3回、プレミアム商品券の販売を行っています。 過去3回の平均的な回収率は99.7%となっています。 なお、箕輪町プレミアム商品券の使用期限は12月25日で、10月22日現在の回収率は83.6%、南箕輪村のまっくんプレミアム商品券の使用期限は来年1月25日で、10月28日現在の回収率は62%となっています。
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中央アルプス国定公園化へ 研究部会設立
伊那市の伊那合同庁舎で27日、中央アルプス山岳観光協議会臨時総会が開かれ、中央アルプスの国定公園化を目指すため研究部会を設立することが決まりました。 臨時総会には、上下伊那の市町村職員や観光団体など24人が出席しました。 研究部会の名称は「中央アルプス国定公園化研究部会」とし、現在県立自然公園に指定されている中央アルプスの国定公園化を目指します。 今年5月に開かれた総会で、駒ヶ根市から「国定公園化を進める研究をしてほしい」との提案があり、今回部会を設立することになりました。 研究部会設立により、県が主体となって動植物の他、観光客数や交通などの調査を行い、研究部会と議論を進めながら2年後の国定公園申請を目指します。 国定公園の選定基準では、「自然を守るだけでなく、多くの人にも利用してもらうこと」が要件となっていることから、山岳観光のあり方なども含めて議論を進めていくということです。 研究部会では、平成29年度中の申請を目指して、今年度中に1回目の会議を開く予定です。
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伊那市推奨みやげ品 5品が新たに登録
新たに伊那市観光協会の推奨みやげ品に認定された5品の登録証授与式が19日伊那市役所で行われました。 19日は、推奨みやげ品審査委員会の伊藤正審査委員長から新たに認定された4事業者に登録証が手渡されました。 新たに登録されたのは、みはらしぶどう園1号園の「デザートジャム」。 株式会社菓匠shimizuの「伊那谷古代餅」。 JA上伊那の「果実ゼリー」のふじりんごとブルーベリー。 塚原川魚店(かわうおてん)の「ざざむし田舎炊(いなかだき)」の5品です。 審査は、伊那らしさや安心・安全などを基準に先月行われました。 伊那市観光協会が認定する伊那市の推奨みやげ品は、今回の5品を加えて98品目となりました。
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障害者対象の就職・雇用相談会
身体・知的・精神などの障害者を対象にした就職・雇用相談会が、15日、伊那市のいなっせで開かれました。 相談会は、ハローワーク伊那が毎年開いています。 今年は去年より5社少ない16の事業所が、求職者は、11人少ない80人が参加しました。 障害者の法廷雇用率は、平成25年度に1.8%から2%に引き上げられました。 去年6月1日現在の伊那管内の実雇用率は1.9%ですが、達成企業割合は56.5%となっています。 26年度の障害者の新規求職申込件数は283件、就職件数は161件で、どちらも精神障害者が増加しています。 参加した40代の男性は、「本命の会社から、ここで働くのは難しいと言われ現実は厳しいと感じた。」 40代の女性は、「交通手段が自転車しかなく、条件があう企業がない。」と話していました。 ハローワーク伊那の百瀬 晃所長は、「障害者の個々の特性を理解し、その特性に合った職場や仕事を作ることにより雇用を進めることができる」と話し、企業に理解を求めていました。
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箕輪町郷土博物館の電気機関車ED19を模型に
東京の鉄道模型専門店、ムサシノモデルは、箕輪町郷土博物館にある電気機関車ED19を忠実に再現した模型を製作するため、部品の測定や写真撮影を15日に行いました。 ムサシノモデルの茂木喜順社長ら4人が箕輪町郷土博物館を訪れ、ED19の部品の長さを測る作業や写真撮影を行いました。 45分の1と80分の1の2つのサイズの模型を作ります。 設計図の残っていない車両を忠実に再現するため、人の入れない所はカメラを差し入れて写真で確認します。 大正15年に製造されたED19はアメリカから輸入された電気機関車で、昭和35年から15年間飯田線を走っていました。国内に6台あったという事ですが残っているのはこの車両のみです。 ムサシノモデルによりますと過去50年間で4社ほどが模型を作っている人気の車種だという事で、茂木社長は「どのメーカーよりも緻密で再現性の高いものを作りたい」と意気込んでいます。 ムサシノモデルでは、早ければ再来年の始め頃に模型を完成させ販売を始めたいとしています。 1台40万円ほどの価格設定で、箕輪町郷土博物館に1台寄贈する予定です。
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信州そば発祥の地伊那 そば振興会発足
信州そば発祥の地伊那をPRしようと、伊那市内のそば店やそば打ち愛好者、生産者の有志が、7日夜、そば振興会を発足させました。 この日は伊那市役所で設立総会が開かれ、そば店の店主や、愛好会の代表など18人が出席しました。 会長には、発起人の一人で高遠そばの会の飯島進さんが選ばれました。 飯島会長は「伊那に来てもらっておいしいそばを食べてもらいたいという気持ちは同じ。そば店、愛好会、生産者が一体となって盛り上げていく会にしていきたい」と挨拶しました。 総会ではほかに、会の名前を、「信州そば発祥の地 伊那 そば振興会」とすることや会則などが決まりました。 5週連続のそばイベントが市内で開催されるなど、官民挙げての取り組みがされる中、 振興会は、「信州そば発祥の地 伊那」のブランドイメージを確立させようと発足しました。 会ではそばの品質向上や、伊那固有の玄そば在来品種の復興などに取り組んでいきたいとしています。 会員からは、「地元産の原材料を確保するのが難しい。流通システムを確立してほしい」「駅前で観光客がそばを食べられるような店があるといい」などの意見が出されていました。 振興会には、そば店や愛好会など、26の店舗や団体が加盟することになっています。 また、総会では、今月18日から始まる5週連続のそばイベントのスタンプラリーについて報告されました。 スタンプを集めると、市内のそば店で飲食すると抽選で5000円分の食事券などが当たります。