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上伊那工業交流プラザ
上伊那の製造業を全国にPRするために企業同士の理解を深めようと、今年9月に「上伊那工業交流プラザ」が開催される。
交流プラザは、上伊那8市町村の商工団体が組織を立ち上げ、合同で事業を行う初の取り組み。
22日は伊那商工会館で記者会見が開かた。
H19年度の県工業統計調査によりますと、上伊那の工業出荷額は約8,700億円、松本、長野に次いで県下第3位となっている。
8市町村の商工団体は、この実績を全国に発信し、上伊那の製造業のブランド化を図りたい考え。
その前段階として、お互いの企業を知り交流をする機会を設け、具体的な方策を探っていこうとプラザを企画した。
上伊那工業交流プラザは9月11日に、伊那商工会館を会場に行われる。
上伊那から13の企業が参加し、それぞれが会社の特長や得意分野などをプレゼンテーション方式で発表する。
交流プラザは9月の第1回を含め来年の秋までに3回の開催を予定していて、新たに参加する企業を募っていくという。 -
TMO事務所開所式
箕輪町の中心市街地活性化に取り組む「みのわTMOネットワーク2004」は20日、空き店舗対策として年間を通して利用する事務所の開所式をした。
事務所は松島の国道153号沿い、町役場入口の交差点近くで、会員らが集まり開所を祝った。
TMOは今年度、年間を通して空き店舗対策に取り組む。
空き店舗を借りた事務所は、1階が情報スペース、2階が貸出用のイベントスペースで、町民に憩いの場として利用してもらう。
TMO代表幹事長の原敏章さんは、「地域の方といろいろな企画を通してふれあい、温かい付き合いを呼び戻したい」とあいさつした。
事務所の利用については、8月中旬ころまでに詳細が決まるという。
またこの日は、TMOが取り組んでいるイルミネーションの点灯式も行われた。
イルミネーションは、昨年中心市街地に飾った龍。地域を明るく照らそうと、これから毎日点灯するという。 -
土用の丑 本番モード
19日日曜は土用の丑の日。伊那市内のうなぎ屋では、早くも注文が殺到し、本番を迎えている。
伊那市山寺の塚原信州珍味では、毎年この時期、うなぎで大忙し。
土用の丑も年々分散化が進んでいるということで、今年は、15日頃から注文が入り始め、すでに本番モードに突入している。
17日は、朝から晩まで3人体制で、ひっきりなしに入ってくる注文に対応していて、1日で80キロ、400人分を売り上げた。
一人前は、1,400円、使っているうなぎは浜松産という。
ピークは19日で、9人体制で臨むという。
長い不況が続いているが、今年は、いつもの年より、注文の入りがいいという。
調理場には、香ばしいうなぎの蒲焼の香りが立ち込め、従業員たちは、煙に包まれながら、さばいたり、串にさしたりと作業に汗を流していた。 -
【カメラリポート】防水施工チャンピオンで優勝 井出順徳さん
6月、千葉県の幕張メッセで開かれた技能コンテスト、第1回防水施工チャンピオンに伊那市高遠町の井出順徳さんが出場し優勝した。
防水施工技術の知識と経験を競うこのコンテストで初代チャンピオンとなった井出さんを取材した。 -
伊那まつり大行燈 設置
伊那まつりで使われる大行燈2基が、10日市役所正面玄関前に設置された。
大行燈は、まつりを盛り上げようと、平成14年7月に制作された。
市民踊りの際に西町の春日公園下交差点とJR伊那北駅交差点に設置される。
それまでの間は、まつりムードを盛り上げようと市役所に設置されている。
10日は、市役所職員らが、1時間ほどかけて組み上げ、2基の大行燈が完成させた。
伊那まつりの市民踊りは、8月1日土曜日に予定されている。 -
マツタケで通年観光
伊那市観光がマツタケ育成に取り組み伊那市観光は市の通年観光の一環として、富県新山のマツタケ山を借り、地元の協力を得てマツタケの育成に取り組む。この取り組みについて伊那市観光専務の白鳥孝副市長は。「マツタケづくりを市の観光事業のひとつとして育てていきたい」としている。
白鳥副市長は、「市内にはマツタケの育成に適した山があり、歴史的にみても産地としてPRすることができる」としている。
新山で50年にわたりマツタケを育て、この計画に協力する藤原儀兵衛さんは、マツタケづくりで大事なことは、山に手を入れることと自然環境を守ることだと話す。
藤原さんは、「山づくりは少なくとも5年はかかる。じっくり取り組んでいきたい」と話している。
伊那市観光では昨年、高遠さくらホテルでマツタケを使った定食を提供したところ、利用者からの反応が良かったとして、今年もメニューに加える予定だ。
白鳥副市長は、「観光としてマツタケを売り出すとともに、地域の産業づくりや森林整備にもつなげていきたい」としている。 -
JA職員が浴衣姿で窓口対応
七夕の7日、JA上伊那の職員が浴衣姿で窓口対応した。
このうち伊那市の東春近支所では、7人の職員が浴衣姿で接客を行った。
東春近支所では初めての取り組みで、ある職員は「お客さんから凉しげで良いと好評です」と話した。
また7日は七夕ということで訪れた人たちにお菓子がプレゼントされた。 -
南アルプス北部地区山岳救助隊訓練
夏山シーズン本番を迎え、南アルプス北部地区山岳救助隊は7日、伊那市長谷黒河内の岩場で訓練を行った。
夏山での万が一の事故に備え、隊員同士の意思疎通を図る事などを目的に毎年この時期に訓練を行っている。
南アルプス北部地区山岳救助隊は民間や行政など78人で組織されている。
7日は17人が参加し、基礎となる命綱の結び方を確認したり、高さおよそ15メートルの岩場を登るなどした。
また、滑落を想定し、負傷者を背負って岩場を登ったり、上から負傷者を引き揚げる訓練も行った。
隊員達は、声を合わせてロープを引っ張ったり岩場を何回も登ったり降りたりして訓練していた。
南アルプス北部地区山岳救助隊が管轄するエリアでは平成20年度、遭難が2件、けが人が3人で、いずれも命には別状はない。
平成21年度に入ってから遭難などは発生していない。
救助隊では今後、ヘリコプターと連携しての訓練などを予定している。 -
南箕輪村商工会のプレミアム商品券のデザインが決まる
南箕輪村商工会が今月26日に発売するプレミアム商品券のデザインが決まった。
まっくんプレミアム商品券のデザインは、ブルーを基調に村のマスコットキャラクター「まっくん」と大芝高原の写真を使用。また、偽造防止の目的で右下に透かしが入っている。
南箕輪村商工会では、同券を総額2400万円分発行する予定。
プレミアム率は20%で、利用者は1万円で1万2千円分の商品券を購入できる。
商工会によると、2日までに村内のスーパーやコンビニ、ガソリンスタンドなど90の事業者が参加登録しているという。
まっくんプレミアム商品券は26日午前9時から、南箕輪村役場で販売する。 -
5月求人倍率0.27倍
過去最低記録更新5月の上伊那の月間有効求人倍率は0.27倍で、2月から4カ月連続で過去最低を更新した。
伊那公共職業安定所によると、5月の求人倍率は4月の0.31倍を0.04ポイント下回る0.27倍となった。
県平均は0.39倍、全国は0.44倍で、上伊那は上田の0.24倍に次いで、県内で2番目に低い数字となっている。
月間有効求職者数は前の月より131人少ない5671人、月間有効求人数は前の月より267人少ない1555人。
新規求職者数は954人で、昨年11月以来6カ月ぶりに千人台を下回ったが、今年になってからパートでの求人の比率が高くなっているため、正規の職探しは難しい状況が続いているという。
伊那職安では、依然として製造業の求人数が少ないことが主な要因とみていて、「先が読めず、大変厳しい状況だ」としている。 -
伊那経営フォーラム
人との絆をテーマにした伊那経営フォーラムが27日伊那文化会館で開かれた。
フォーラムは会社経営のあり方について考えようと伊那青年会議所が開いたもので、会場にはおよそ千人が集まった。
フォーラムでは世界でホテル・チェーンを展開するザ・リッツ・カールトン・ホテル日本支社の高野登支社長が「絆が生まれる瞬間」と題して話をした。
高野さんは、「結果が出ている会社はトップが現場で働く人を大切にしている。また現場もトップの考え方に関心をもっている。先輩が後輩を上司が部下を大事にし育てるのが日本の社会であり日本の会社。」と話し利益追求だけでなく、人との絆を大切にする、日本的経営の大切さを強調した。
会場に集まった人たちは、海外の一流ホテルで経験を積んだ高野さんの話に熱心に耳をかたむけていた。 -
伊那市観光株主総会
伊那市観光の株主総会が26日開かれた。平成20年度の全体の経常損益は1千万円の赤字だったが、赤字額は前年度より2千万円解消した。
伊那市観光は現在、高遠さくらホテルやみはらしの湯など、伊那市内にある7つの宿泊・観光施設の運営をしている。
平成20年度、第12期の売上高は約9億3千万円で、経常損益は1千万円の赤字だった。 -
箕輪町プレミアム商品券発行
箕輪町は8月2日から、プレミアム率20%のプレミアム商品券を発売する。
箕輪町役場で22日、記者会見が開かれ、平沢豊満町長と箕輪町商工会の黒田重行会長から内容が報告された。
商品券は発行総額8400万円で、千円券12枚つづりのセットを1万円で販売する。購入限度額は1人3万円まで。
箕輪町商工会では、平成16年から毎年8月に10%引きのプレミアム商品券を販売してきたが、経済不況の中、さらに10%上乗せした20%引きプレミアム商品券の発売を決定した。
プレミアム分の1400万円のうち1300万円は町が、残りの100万円は商工会が負担する。
町負担分の1300万円については、国からの地域活性化・経済危機対策臨時交付金をあてる。
8月2日から11月30日まで箕輪町産業会館での販売を予定している。
利用可能な店舗は、商工会員640社のうち協賛する店舗で、今後募集する。 -
伊那で働き、伊那で暮らす「UIターンシンポジウム」開催
「伊那で働き、伊那で暮らす」をテーマにしたUIターン・シンポジウムが20日、伊那市役所であり、約100人がUIターンについて考えた。
シンポジウムは、伊那で働くUIターン者に、喜びや苦労、課題などについて意見発表してもらうことで、魅力ある地域づくりや企業立地のあり方を模索しようと開いた。
伊那市出身で三洋グラビア勤務の三澤慎吾さん、南箕輪村出身でルビコン勤務の堀みずほさん、兵庫県出身で伊那食品工業勤務の落俊行さん、大阪府出身でフォレストコーポレーション勤務の栗崎彩子さんの4人がパネリストを務めた。
またコメンテーターとして伊那商工会議所副会頭でサン工業の川上建夫社長と産業立地を担当している伊那市の白鳥孝副市長が出席した。
パネリストのうちUターンの三澤さんは中小企業で働くことについて「トップとの距離が近く受ける影響は大きい。地域を支えているのは中小企業だと考えて自分も中小企業で働こうと決めた」と話した。
同じくUターンの堀さんは「若い頃は都心にあこがれていたが、都心で働いてみて地元長野の良さに気付いたことは大きかった」と話した。
Iターンで伊那に住む落さんは、地域自治について「区、組がなかったら、ほとんど地域の情報も入ってこなかったので、区、組があってよかった」と話をした。
同じくIターンで伊那の会社に就職した栗崎さんは、「就職活動するときに女性でも第一線に出て働ける職場がいいと思っていた。今そのように働けている」と話した。
シンポジウムではほかに現在UIターンで伊那市で働いている人から、これからUIターンをする人たちへのメッセージも紹介された。
「車があれば生活する上で不便なことはない。アウトドアや自然を楽しみながら生活したい人は満喫できる所」など、自然環境の良さを挙げているものが多くあった。
ほかにUターン者は「30歳を過ぎてからでも戻ってくるのは遅くない」。またIターン者は、「地域にすぐ溶け込むことはできなくても、その地域が持つものをできる限り受け入れることが必要だ」としている。 -
南箕輪村出身加藤道彦さん 村商工会で講演
南箕輪村商工会の研修会が16日夜、商工会館で開かれ、南箕輪村出身で現在京都府で経営コンサルタントをしている加藤道彦さんが講演した。
研修会は事業に役立つ知識を学んでもらおうと村商工会が毎年開いているもので、商工会員約60人が参加した。
講師を務めた加藤さんは現在61歳で、下着メーカーのワコールで役員を務めるなど40年近く働き、定年後の現在は京都府で経営コンサルタントをしている。
加藤さんは、京都には大企業だけでなく、創業100年を超す中小企業が何社もあることをあげ、「長期計画をもつ経営者が多く、立ち上げ当初の信念や目標を大事にしている企業が長く続いている」と説明した。
加藤さんは、「自分の企業はこれだけは負けないというものを見つけて、そこに関して絶対に負けないよう貪欲になることが大切」と呼びかけていた。 -
「伊那市の良さは自然環境」
Uターン、Iターン就職者アンケート結果まとまる伊那市の良いところは「自然環境」、課題は「道路交通網の整備」というアンケート結果が出ている。
伊那市がUターン、Iターン就職者を対象に昨年9月から10月にかけて実施した調査で、伊那市を中心とした主要な14事業所のUターン、Iターン就職者253人から回答を得た。
伊那市に来て良かったことの第1位は「自然環境」で、UIターン者3割が回答している。
続いて「住みやすさ」「子育て環境」となっている。
一方伊那市に来てがっかりしたことの第1位は「道路交通網関係」で、良かったことと同様それぞれ3割近くが回答。続いて「都会的でないこと」と続いている。
伊那市にIターンした理由としては、「やりたい仕事だった」などと仕事がキーワードとなっているのに対し、Uターンした理由については「家の事情」「ふるさとだから」などと仕事とは直接関係なかったことが浮き彫りになっている。
伊那市は、このアンケート結果を20日に開くUIターンシンポジウムで報告する。
シンポジウムは20日午後3時から伊那市役所多目的広場で開く。 -
南箕輪村商工会 プレミアム商品券発売へ
南箕輪村商工会は、7月26日にプレミア率20パーセントの「まっくんプレミアム商品券」を発売する。
南箕輪村商工会館で15日、記者発表が行われ、商品券の発売日などが示された。
商品券発行総額は2400万円で、千円券12枚つづりを1万円で販売する。
プレミアム商品券は、村が企画し、賛同した商工会が村の補助プレミアム分400万円などを受けて実施する。
購入対象者は、村内在住の15歳以上の人で、一人当たり5セットまでの購入制限を設ける。
利用は7月26日の発売日から11月30日まで。
商品券の取扱いがをきる事業者は、商工会会員やJAなどで、商工会では17日から参加事業者も募集する。 -
企業のためのアイデア講座
箕輪町商工会は10日夜、新しい企業展開に役立ててもらおうと、企業のためのアイデア講座を町地域交流センターで開いた。経営者や従業員など40人が参加した。
長野市で国際特許・商標事務所をひらいている弁理士の綿貫隆夫さんが、「ひらめき人間になろう」と題して話した。
綿貫さんは、「真の創造性は、既存の要素の新しい組み合わせ」と説明し、「人間としていい生き方をしている精神状態だと、いいアイデアが出る。ひらめきには集中とリラックスというメリハリが大事」と話していた。
このアイデア講座は3回シリーズで8月まで開く。 -
街なかめぐり観光プロジェクトが上伊那8市町村でスタート
駅を中心に徒歩やバスを組み合わせ、気軽に街なかをめぐる観光コースの作成が上伊那8市町村で始まる。それに先立ち、街なかめぐり観光プロジェクトが12日、伊那市の県伊那合同庁舎で開かれ、8月をめどにコースを決定することが決まった。
上伊那地方事務所の上原卓商工観光課長は、「上伊那地域は県内でも観光の弱い地域。地域と一緒になってコースを作成することで、地域資源の再認識にもつながる」とあいさつした。
JR飯田線の駅を起点、終点とし、徒歩や路線バスを組み合わせた日帰りコースで食堂や土産品店も掲載する。
7月15日の分科会で案を発表し、その後、実際にコースを巡るなどして検証。8月に最終版を決定する。
ホームページやパンフレットに掲載するほか、チラシを作成し、拠点となる駅にも置く予定。
商工観光課では、「市町村ごとのコースを上伊那で1本化して発信することで魅力が高まると思う」と話している。 -
箕輪町商工会が農商工連携事業着手へ
箕輪町商工会は今年度、工業技術や経営力を農業に生かす新しい事業、農商工連携事業に取り組む。
箕輪町は、農業・工業・商業の均衡のとれた発展を目指している。
その中で近年、農業を工業的な技術で支援することや、観光・商業と併せて振興していくことが必要になっているという。
そこで箕輪町商工会は、独自に連携事業に取り組むことを決めた。
計画では、これから商工会の会員を対象に事業プランを募集し、夏ごろまでに事業を決める。
事業を提案した会員が、町内の畑で作物を栽培し、その作物を使って研究開発を進める。
畑は、箕輪町が大出地区に広さ約7アールの畑を確保した。
今後、商工会で栽培用にビニールハウスも建てる予定という。
商工会は今年度、この事業の実験補助運営管理費として50万円を予算に盛り込んでいて、今後、相談に応じるなど側面的な支援をしていくという。 -
伊那倫理法人会が「朝礼が企業を変える」をテーマに経営講演会
明るく活気あふれる企業づくりを目指す伊那倫理法人会による経営講演会が8日夜、伊那市の伊那商工会館であった。「朝礼が企業を変える」をテーマに、社会保険労務士法人田畑事務所が、朝礼風景を実演した。
実演では、あいさつなどの基本を確認したほか、社団法人倫理研究所が発行している啓発本『職場の教養』を全員で読み、感想を言い合った。
田畑事務所では、全員が集まる昼休みに朝礼をしており、語り合うことで社員相互の理解を深めているという。
伊那倫理法人会の大槻晃会長は、「企業活性化のために朝礼が見直されてきている」と、朝礼の大切さを強調していた。 -
箕輪エコエコ研究会発足
箕輪町内の異業種の経営者などで組織する、自然エネルギーを活用した新商品の開発を目指すグループ「箕輪エコエコ研究会」が4日夜、発足した。
箕輪町産業会館にメンバーが集まり、新組織立ち上げに向け組織の名称決定や役員の選出などをした。
メンバーは、平成18年から、太陽光や農業用排水など自然エネルギーを活用した商品の開発研究をする「箕輪ブライトプロジェクト」として活動してきた。
今年3月に3年間の活動を終えたが、より完成度の高い装置の開発や新分野の研究を進めようと、新組織を立ち上げることになった。
名称は、エコロジーとエコノミーをかけ、語呂がよいことから、「箕輪エコエコ研究会」に決まった。
新会長には、アルミ加工などを手掛けるバンブーの竹内眞治社長が選ばれた。
竹内さんは、「このグループは有志の集まり。遊び心を持ち、物作りを楽しみたい」と話していた。
会では新規会員の募集を行っていくほか、今年の秋頃から新規事業に取り組む計画をしている。 -
プレミアム商品券完売
伊那市で5月30日から販売された総額3億3千万円のプレミアム商品券が、発売2日で完売した。
同商品券は、伊那商工会議所、伊那市商工会、JA上伊那が発行したもので、1万円で千円のプレミアムがつくというもの。
伊那商工会議所では「予想以上に早い完売となった。これを契機に消費者には買い物をしてもらい、各店も誘客につなげてもらいたい」と話している。
今回販売したプレミアム商品券は、加盟店538店舗で使うことができる。
有効期限は10月31日まで。 -
いーな伊那プレミアム商品券発売
伊那市内538の店舗で使える「いーな伊那プレミアム商品券」の販売が30日、始まった。
商品券は市内9カ所で販売され、このうち、いなっせ屋外広場に設けられた特設会場では、販売開始の午前10時におよそ100人が列を作った。
列の先頭に陣取った伊那市荒井の酒井一雄さんは、折りたたみいす持参で朝6時58分に到着したという。
プレミアム商品券は、千円券11枚つづりで、1万1千円分を1万円で購入できる。
1人20万円まで購入することができ加盟店538店舗で利用できる。
いなっせ特別会場での販売は30、31日のみで、6月1日以降は伊那商工会館など市内8カ所で販売する。
この商品券の有効期限は10月31日まで。売り切れ次第販売を終了する。 -
伊那市観光協会総会
伊那市観光協会の平成21年度の総会が29日、伊那市役所で開かれ、予定している誘客事業などについて確認した。
伊那市観光協会は合併して3年目。
本年度は、誘客部会、おもてなし部会など3つの部会が中心となり、旧市町村の枠を取り払い「パノラマ伊那市」をキーワードに観光事業に取り組む。
本年度も昨年度同様、ボランティアガイドの養成に力を入れるほか、さくらまつり、高遠城下まつりなど各種誘客イベントの開催や保科正之に関する事業などにも取り組み、木曽などとの広域連携事業も視野に入れる。
会長の小坂樫男伊那市長は、「木曽とも連携して広域観光ルートにしていきたい」とあいさつした。
また保科正之大河ドラマ化については、「生誕400年にあたる2011年は無理でもその後のドラマ化には手ごたえを感じている」と述べた。 -
4月有効求人倍率 過去最低
4月の上伊那の月間有効求人倍率は0.31倍で、2月から3カ月連続で、過去最低を更新した。
伊那公共職業安定所の発表によると、4月の上伊那の求人倍率は、3月の0.37倍を0.06ポイント下回る0.31倍となった。
県内平均は0.41倍で、上伊那は上田、飯山に次ぎ3番目に低い数字。
伊那公共職業安定所によると、上伊那地域には製造業が多く、その製造業の求人が依然として少ないことが関係しているという。
また、月間有効求人数は、前の月より166人少ない1,822人、月間有効求職者数は前の月より356人多い5,802人となっている。
伊那職安では、4月は3月で定年や契約終了となった人が新たに登録するため、毎年求職者数が増えやすい月だが、今回の求人倍率低下の要因は景気不振が大きいとしている。
伊那職安への登録者数は、5月に入り減少傾向にあるということだが、職安では「景気回復となる材料がないため依然として先が読めず、楽観視できる状況ではない」としている。 -
大芝高原「味工房」 順調な滑り出し
今年3月にリニューアルオープンした南箕輪村の大芝高原「味工房」が順調なスタートをきった。
27日に大芝荘で南箕輪村開発公社の昨年度の事業報告が行われた。
それによると、味工房の4月の売上は440万円で去年4月の264万円を大きく上回った。
特にオリジナルジェラートの売上が好調で、前年比8割増の約147万円となっている。
村開発公社は売上好調の理由として、喫茶コーナーやウッドデッキを設置したことにより、その場ですぐに食べられるようになったこと、地元食材を使った商品の充実、足湯との相乗効果などをあげている。
大芝荘の山崎文直支配人は「不況の影響で訪れる人が減っている中、明るい材料。夏場の営業時間延長などより充実したサービスの提供に努めたい。」と話している。 -
伊那広域シルバー人材センター 初の減収
伊那広域シルバー人材センターの昨年度の収益は、世界同時不況の影響を受け、設立以来、初めて、前年度よりも下回る結果となった。
これは、27日に開かれた伊那広域シルバー人材センターの今年度の総会で報告された。
伊那広域シルバー人材センターは、設立して19年目、これまで右肩上がりに増収を続けてきた。
しかし、昨年度は、世界同時不況の影響が去年9月頃から出始め、6%程度、額にして3150万円ほど減収の4億7100万円、特に民間企業からの受託が減少していて、前の年と比べ、13%、4000万円減の2億8000万円となった。
一方、一般家庭からの受託は増え、8パーセント、額にして860万円ほど増収の1億1500万円となっている。
三澤(みさわ)満男(みつお)理事長は「こんなときこそ、お互いの連携を大切に、生きがいの持てる人材センターにしていく必要がある」と話した。 -
上伊那地域観光戦略会議
どんぶり街道プロジェクト 情報交換の場設置など提言上伊那地域の観光について考える上伊那地域観光戦略会議は22日、伊那商工会館で開き、検討を終了するどんぶり街道プロジェクト分科会から提言が報告された。
諏訪から下伊那の間にある9つのどんぶり会は、事業規模や認知度などにばらつきがあり、単独での活動には限界もある。
分科会の提言では、まずは団体の相互理解のため、情報交換の場を設けることを挙げている。
その後、今年9月頃までに「天竜どんぶり街道」として組織を立ち上げ、各会のパンフレットの店舗への設置、ホームページの相互リンクなどを行い、情報発信することなどを提案している。
将来的には、その組織の活動により、どんぶりを地域の名物として定着させたい考え。
この案は、6月に各地域のどんぶり会に提言することになっている。
また会議では、観光客に街中を歩いてもらう手法を検討する分科会についての提案も承認した。 -
高校新卒者就職内定率99・5%
伊那公共職業安定所は、平成21年3月末現在の高校新卒者の就職状況をまとめた。
まとめによると、伊那西高校、伊那養護学校高等部を含む上伊那10校の高校卒業者の就職内定率は99・5%となっている。
これは前年同月と比べ0・2ポイント下回っているものの、県平均の97・1%と比べると2・4ポイント上回っている。
3月末現在、管内の求人数586人に対し上伊那10校の求職者数は364人、求人倍率は1・61倍で、362人の就職が内定している。
これについて伊那公共職業安定所は、「学校が危機感をもって就職活動にあたったこと、また職安との情報交換など連携してきたことが、よい数字につながったのではないか」と話している。