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プロドライバー事故防止コンクール 表彰伝達式
県内の運送会社やバス会社などを対象とした第45回プロドライバー事故防止コンクールで伊那警察署管内の4事業所が表彰されました。
7日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
優秀受賞事業所に、伊那バス株式会社、ジェイアールバス関東株式会社中央道支店、ヒロモト観光バス株式会社が選ばれました。
優良受賞事業所には高遠観光タクシー有限会社が選ばれました。
コンクールは、プロドライバーが安全運転や接客マナーを競い、一般ドライバーの模範となって、安全で快適な交通社会の実現をめざすもので、県内から760事業所が参加しました。
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南アルプスの開拓者偲ぶ 長衛祭
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプス北沢峠で17日行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など100人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、伊那市長谷出身で南アルプスで登山道の整備や山小屋の建設など開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。
17日は長衛祭に合わせ、本格的な登山シーズンを前に南アルプス北部地区の開山祭も行われました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
長衛祭では長谷小学校の児童10人も参加し、合唱を披露しました。
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南アルプス林道バスが北沢峠まで運行
本格的な夏山シーズンを前に、伊那市長谷の南アルプス林道バスの全線運行が15日から始まり、北沢峠までが開通しました。
始発の午前8時5分の便には、伊那市や県外からの登山客、茨城県の自衛隊員ら17人が乗車しました。
4月25日から、歌宿までの運行が始まりましたが、4月に降った大雨で斜面が崩落したことから安全対策工事で5月8日から5月26日まで全面運休となりました。
また今月2日の大雨で3日に全面運休となり、4日からは通常運行となっています。
北沢峠まで開通した15日は天候が悪く霧がかかっていて道中の景色を楽しむことはできませんでした。
途中の林道には高山植物のムシトリスミレやタカネバラを見ることができました。
花は今月下旬まで見られるということです。
終点の北沢峠は標高2,032メートルにあり、仙流荘前からおよそ1時間かかります。
今シーズンの南アルプス林道バスは14日までにおよそ1,100人が利用しているということです。
去年の同じ日まではおよそ1,800人でした。
南アルプス林道バス営業所によりますと、減少した理由として、運休が続いたことが影響しているということです。
戻りのバスには2人の登山客が乗車をしました。
バスの運行は11月15日までを予定していて、仙流荘前から北沢峠までの運賃は1,150円となっています。 -
伊那まつり おまつり広場 出店説明会
8月5日に開催される伊那市の伊那まつりのおまつり広場の出店説明会が12日市役所で開かれました。
出店説明会では、伊那まつり実行委員会の担当者から今年の飲食や物品販売の出店が並ぶおまつり広場について説明がありました。
1日開催となる今年の伊那まつりでは、これまで伊那市役所で行われていた「遊ingビレッジ」は無く、市民おどりの区間近くでおまつり広場を開催します。
場所は、セントラルパーク、いなっせ北側広場、伊那橋、伊那バスターミナルの予定です。
このうち、セントラルパークは荒井商工会と伊那青年会議所、いなっせ北側広場は伊那商工会議所青年部が出店する予定です。
一般の希望者は伊那橋と伊那バスターミナルに出店可能で、店舗数は15店舗程度です。
時間は午後3時から10時までの予定です。
実行委員会では「参加者と一緒に新たな形の伊那まつりを作っていきたい」と話していました。
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三峰川フォーラムが4年ぶりに開催
河川環境保護などに取り組む三峰川みらい会議は「三峰川フォーラム」を11日に4年ぶりに伊那市役所で開きました。
11日は関係者や一般などおよそ50人が参加しました。
フォーラムでは天竜川上流河川事務所の竹内昭浩流域治水課長が三峰川の水害と治水について講演しました。
全国で大雨による土砂災害や洪水が発生していることについて竹内さんは「河川整備基本方針・河川整備計画の改訂として気候変動を踏まえた計画の見直しが必要だ」と話しました。
11日はほかに白鳥孝伊那市長が講演をしました。
多目的ダムとして国が美和ダム上流部に建設を計画していたものの、事業見直しにより現在建設が止まっている戸草ダムについて説明しました。
白鳥市長は「美和ダムだけでは今後の災害に対応できなくなる。県や国に建設再開を働きかけたい」と話しました。 -
MEGAドン・キホーテUNY伊那店 オープン
東京都に本社を置くUDリテール株式会社は、伊那市西町のアピタ伊那店を業態転換し、総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY伊那店」を6日オープンしました。
開店時間の午前8時前には約80人が店の前に並んでいました。
MEGAドン・キホーテUNY伊那店は、アピタ伊那店を業態転換しリニューアルオープンしたものです。
売り場面積は約9,000平方メートルで、県内のドン・キホーテで最大級です。
ファミリー層をターゲットに、3階の子ども服・おもちゃは全国のドン・キホーテでも最大級の品ぞろえだということです。
子どもが遊べるスペースなどを設けた「時間消費型」の店舗だということです。
2階は、日用品や衣料品などがあります。
1階の食品売り場では、精肉コーナーや鮮魚コーナーを充実させたほか、店内で焼き上げるピザショップ「トロリスタ」があります。
6日は、午前中から多くの買い物客が訪れていました。
営業時間は午前8時から午前0時までとなっています。
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4月の有効求人倍率 1.3倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は、前の月を0.23ポイント下回る1.3倍となりました。
1.3倍台となるのは2021年7月以来1年9か月ぶりです。
4月の月間有効求人数は3,403人、月間有効求職者数は2,611人で、月間有効求人倍率は1.3倍となりました。
全国は1.32倍、県は1.48倍です。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている」と判断を下方修正し、「物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
ハローワーク伊那では「4月は例年求職者が増える傾向にあることが主な要因で、大きな悪化とはとらえていない」と話していました。
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大芝高原まつりが4年ぶりに開催
南箕輪村の大芝高原まつりが4年ぶりに開催されることが昨夜開かれた実行委員会で決定されました。
24日は大芝高原まつり実行委員会が村役場で開かれ、委員およそ40人が出席しました。
会議では開催の可否について協議が行われ、8月26日(土)に開催することが承認されました。
また花火大会は、30分間を予定していて村内外の団体や企業から寄付金を募り開催されます。
大芝高原ではアカマツの松枯れが進んでいることから、花火による火災のリスクを避けるため、打ち上げは大芝公園野球場から行われます。
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有料入園者数 個人は増・団体は減
今シーズンの伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は10万5千6百人でした。
昨シーズンと比べ個人は1万8千人増加しましたが、桜の時期が早まった事で団体客は3千6百人の減少でした。
これは伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで24日開かれたさくら祭り反省会で報告されました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は開花宣言後の3月26日から散り終わりの4月9日までの15日間で有料入園者数は10万5,661人でした。
このうち個人は9万7千人で昨シーズンと比べ個人は1万8千人の増加でしたが、団体客は8千100人で3千600人の減少となっています。
記録が残る1983年以降で今年は、開花・散り終わりとも最も早かった事が影響し、ツアー日程と桜の時期がずれてしまったという事です。
市では今シーズンのさくら祭りについて「飲食の制限の解除により本来の花見の光景を取り戻す事ができた。多くの観光客が街中で買い物や食事を楽しむなど、一定の経済効果と賑わいの創出につながった」としています。
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ピン芸人みほとけさんとコラボ 高遠の石仏PR
仏像好きピン芸人でYouTuberのみほとけさんと伊那市観光協会がコラボレーションし、高遠の石仏をPRする動画を制作しました。
こちらが今回制作した動画です。
ピン芸人みほとけさんと、一般社団法人高遠石工研究センターの熊谷友幸さんらが伊那市高遠町にある石仏を巡りました。
みほとけさんは、自称「お寺・仏像研究家」として、年間100以上の寺を訪れYoutubeなどで発信しています。
今回、伊那市観光協会が高遠石工や高遠の石仏をPRしようとみほとけさんとのコラボを依頼しました。
撮影は4月上旬に行われ、現在1本が公開されています。
動画は、みほとけさんのYoutubeチャンネル「みほとけちゃんねる」で公開されています。
近日中にあと2本公開される予定です。
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経ヶ岳バーティカルリミット 4年ぶりに開催
南箕輪村の大芝高原を発着に、標高2296mの経ヶ岳山頂を折り返す「経ヶ岳バーティカルリミット」が20日4年ぶりに行われました。
全長21キロのロングコースには332人が出場し、標高2,296mの経ヶ岳山頂を目指してスタートしました。
20日は晴天に恵まれ、給水所では参加者が水分補給をしたり、果物などを受け取っていました。
経ヶ岳バーティカルリミットは、県内外に村の魅力を発信しようと実行委員会が開いています。
新型コロナの影響で2019年以降は中止となっていましたが、今回4年ぶりに開催されました。
大会の結果、ロングコースは、塩尻市の藤 飛翔さんが2時間24分8秒で優勝しました。
20日はほかに、全長12キロのショートコース、セラピーロード内を走るキッズコースの2種目も行われ、エントリーした約650人が新緑の中を駆け抜けました。
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シーズンの安全を祈願 入笠山開山祭
登山シーズンを迎え、伊那市と富士見町にまたがる標高1,955mの入笠山で開山祭が20日行われました。
開山祭は、伊那市と富士見町でつくる入笠山観光連絡協議会が毎年この時期に行っていて、20日は70人程が参加しました。
新型コロナウイルスにより2020年以降は規模を縮小し神事のみ行ってきました。
今年は4年ぶりにコロナ以前の形にもどし、諏訪アルプホルンクラブも演奏を披露しました。
伊那市の伊藤徹副市長は「環境保全に努めながら、入笠一帯を活用し、発展させていきたい」と挨拶しました。
南アルプスの最北部にある入笠山登山口へは、富士見町側からはゴンドラリフト、伊那市側からは車道が通じているため、比較的登りやすい山とされています。
登山口からは、およそ30分で山頂に着きます。
20日は雲がかかってしまい、富士山や八ヶ岳、南アルプスなどの山々を眺めることはできませんでした。
入笠山では、様々な山野草を楽しむことができ、今月下旬からスズランが開花するという事です。 -
伊駒アルプスロードの早期事業完成を要望
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が19日、伊那市役所で開かれ早期事業完成などの要望を決議しました。
総会には伊那市、駒ヶ根市、宮田村の関係者およそ40人が出席しました。
期成同盟会の会長の白鳥孝伊那市長は「朝夕の勤務時間帯の渋滞の解消や緊急輸送道路としての役割が期待される」と挨拶しました。
伊駒アルプスロードは伊那市美篶青島から駒ヶ根市赤穂までの11.6キロを結ぶものです。
総会では早期事業の完成にむけた要望決議案が承認されました。
その後、国や県の関係者に要望書が手渡されました。 -
大芝高原の魅力や課題を意見交換
森林空間のこれからの活用方法について民間事業者からアイディアや意見を募る、森林サービス産業オープン・ラボが17日に南箕輪村の大芝高原で開かれました。
17日は、県内外の森や山に関する事業者など29人が参加しました。
参加者は村の職員の説明を聞きながら、大芝高原内にある施設やみんなの森を視察しました。
その後、森の学び舎で森、施設、教育の3グループに分かれて大芝高原の魅力や課題について話し合いました。
それぞれのグループでは、大芝のアカマツを使った木工体験教室を開いたらどうか、若い人に来てもらうために写真映えするスポットをつくったらどうかなどの意見が出されていました。
このオープン・ラボは林野庁の森林空間を健康や観光などの分野で活用する新たなサービス産業、森林サービス産業の取り組みを進めるために、公益社団法人国土緑化推進機構が開いたものです。
県内では南箕輪村以外に、きのうは上松町で、きょうは須坂市でも開かれました。
村では、きょう出された意見を今後の森づくり実施計画の参考にしていきたいとしています。
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南アルプスジオパーク協議会 実行計画策定
伊那市、飯田市、大鹿村でつくる南アルプスジオパーク協議会は、ジオパーク推進や普及のための活動内容を示した実行計画を、今年度新たに策定しました。
9日は、南アルプスジオパーク協議会の総会が伊那市役所で開かれ、実行計画の策定や今年度の事業計画案が承認されました。
南アルプスジオパークは、地質学的に貴重な価値を持ち、それを観光などに活かす取り組みを行うエリアを認定する、日本ジオパーク委員会から、去年4回目の再認定を受けました。
再認定審査の際、実行計画を策定するよう指摘があったことから、2018年に策定した基本計画に基づき、保全や教育、情報発信など8つの分野の取り組みを示した実行計画を新たに策定しました。
これまで取り組んでいたガイド養成や啓発チラシの配布に加え、今年度は新たにフォトコンテストの開催や、推進活動を行う団体への助成金の交付を行う計画です。
実行計画の期間は、2025年度までの3年間となっています。
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制限のないGW 県内外から観光客
今年のゴールデンウィークは、新型コロナによる行動制限がなく、マスク着用のルールも緩和されています。
上伊那の観光地にも、県内外から観光客が訪れています。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームです。
名人亭では、愛知県から訪れた3世代の家族がそば打ちを体験していました。
上伊那産のそば粉を使い、そば打ち名人にやり方を教わりながら楽しんでいました。
みはらしファームによりますと、今年に入り県外からの観光客が増加しているということです。
来場者はコロナ禍前の2019年と比べ、今年3月には7割ほどに回復していて、このGWはさらなる客入りに期待しています。
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インボイス制度 免税事業者3割が方針未定
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査で、インボイス制度について、免税事業者のうち3割近くが対応方針を決めていないと回答しています。
特別調査によると、今年10月のインボイス制度開始に向けた企業の対応について、「課税事業者」のうち「既に登録申請を行った」は77.3%、「まだ登録をしていない」が19.2%、などとなっています。
一方「免税事業者」のうち「既に登録を行った」は0%、「近いうちに登録を行う予定」が52.9%、「登録は行わない予定」が11.8%、「まだ方針は決めていない」が29.4%でした。
なお今年1月~3月の今期の業況は、良かったとする企業は20.2%、悪かったとする企業は36.4%で、業況判断指数はマイナス16.2で去年10月から12月の前期と比べ6.9ポイント上昇しました。
調査は、アルプス中央信用金庫が取引先193社に対し行ったものです。
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元気づくり支援金 上伊那の41事業が内定
長野県令和5年度 地域発元気づくり支援金の上伊那の採択事業が内定しました。
41件で、およそ6,400万円となっています。
令和5年度の元気づくり支援金には34団体から42件、およそ7,100万円の要望がありました。
このうち内定した事業は41件、およそ6,400万円です。
伊那市からは、伊澤修二記念音楽祭事業に740万円、リニア中央新幹線開通を見据えた誘客事業に360万円、伊那バラフェスタ事業に200万円などとなっています。
箕輪町からは、2050ゼロカーボンみのわ推進事業に440万円、地域周遊「おもてなしパスポート」事業に150万円などとなっています。
南箕輪村からは、みなみみのわ森の音楽祭事業に310万円、大芝高原でのスケートボードのスクール開催・一般開放事業に240万円などとなっています。
県では、2次募集は予定していないということです。
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大芝高原 炭キャビア26日発売
南箕輪村開発公社は、豊丘村の日本料理店と協力し、大芝高原のアカマツの炭を使った「炭キャビア」を開発し、26日から販売します。
こちらが炭キャビアです。
チョウザメの卵を、大芝高原のアカマツの炭と混ぜた塩で漬けたものです。
1瓶10グラム入りで税込み7,000円です。
24日は村開発公社の原賢三郎社長と、チョウザメの養殖や商品の調理を行った豊丘村の割烹安藤の池野大樹さんが商品をお披露目しました。
村開発公社では、松枯れが進む大芝高原のアカマツを有効活用しようと、食用の炭を使った商品を開発していて、池野さんに声をかけました。
キャビアの材料は池野さんが養殖したチョウザメの卵と大鹿村の山塩、大芝高原のアカマツの炭で、すべて県内産です。
なお、2021年に、池野さんが養殖したオスのチョウザメが大芝湖に放たれ話題となりました。
炭キャビアは1瓶7,000円であすから販売されます。
商品は大芝高原味工房と大芝の湯で購入できます。
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伸和コントロールズ新入社員 板山露頭で研修
伊那市内に工場がある、精密機器製造業の伸和コントロールズ株式会社の新入社員は、高遠町の板山露頭で、地元について学ぶ研修を18日に行いました。
この日は、新入社員9人が、板山露頭を訪れました。
ジオパークガイドの伊東基博さんから話を聞きながら、中央構造線を観察したり、遊歩道を散策しました。
展望台に到着すると、中央構造線が通る場所の説明を受けました。
この研修会は、新入社員に、親睦を深めながら地域のことを知ってもらおうと開いていましたが、新型コロナの影響で4年ぶりとなりました。
この日はほかに、杖突峠や高遠城址公園も訪れたということです。
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上伊那産業振興会 リニア中央新幹線を体感
上伊那産業振興会は、リニア中央新幹線の整備計画に理解を深めようと、試乗会を14日に開きました。
14日は、上伊那の商工団体や行政の関係者などおよそ30人が山梨県のリニア実験センターを訪れました。
試乗したのは、2020年8月から試験走行を始めたL0系改良型の車両です。
改良前のものと比べ、先頭車両の形状を変えたことにより空気抵抗が13%下がった他、車内は静粛性が増し、座面の乗り心地も良くなっているということです。 -
日本発条(株)が学用品などを寄付
神奈川県横浜市に本社を置く、ばね製造業の日本発条株式会社は伊那市内の小中学校で活用する学用品など、あわせて950万円分を寄付しました。
17日は、伊那市役所で贈呈式が行われ、日本発条株式会社の茅本隆司社長から白鳥孝市長に目録が手渡されました。
寄付は、八十二銀行「地方創生・SDGs応援私募債」を活用するもので、600万円分の学用品と寄付金250万円、またこれとは別の企業版ふるさと納税100万円をあわせた950万円分となっています。
茅本社長は「伊那市には工場がありお世話になっている。子どもたちの学校生活に役立ててほしい」と話していました。
白鳥市長は「小中学校の教育環境の充実につなげたい」と感謝していました。
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萱野高原 開山祭
箕輪町の萱野高原の開山祭が16日行われ、関係者がシーズン中の安全を祈願しました。
開山祭には、町観光協会や地元の関係者などが参加し、今シーズンの安全を祈願しました。
16日は開山祭に合わせ、箕輪太鼓保存会が演奏を披露しました。
萱野高原は標高1,200メートルにあり、町内を一望することができます。
キャンプ場が人気で、GW中の予約がすでに埋まってきているということです。
料金はテント1張り2,000円で、電話で予約を受け付けています。(電話:0265-79‐2822)
町観光協会の唐澤荘介会長は「この場所の素晴らしい環境を守ってくれている地域の人たちに感謝し、より多くの人が訪れるようにしていきたい」と話していました。
現在、萱野高原ではソメイヨシノが満開となっていて、GWにはミズバショウが楽しめるということです。
萱野高原キャンプ場の営業は17日から11月上旬までです。
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伊那公園 ボンボリ点灯
3日に伊那公園のボンボリの点灯式が行われました。
公園内に約300基あるボンボリに明かりが灯されました。
伊那公園には約400本、10種類以上の桜が植えられています。
ボンボリの点灯は23日(日)までで、時間は午後6時から9時までとなっています。
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電気の自給自足を体験する施設20日にオープン
伊那市横山に、電気を自給自足するオフグリッド生活を体験できる施設「EcoFlow House」が今月20日にオープンします。
4日はメディア向けの内覧会が開かれ、施設が公開されました。
電力会社に頼らず電力を自給自足する「オフグリッド」を体験できる施設です。
屋根にはソーラーパネルが設置されていて、1日あたり3人家族が使用する目安の12キロワットアワーを発電できます。
施設内には宿泊エリアがあります。
冷蔵庫や食洗器などの家電が設置されています。
オフグリッドはインフラのない場所でも電力が使用できるもので、環境保全や災害対策としても関心が高まっているということです。
この施設は、東京都の電力技術開発を行う企業が整備したものです。
建物は、2年ほど前から横山のアクティビティスポットASOBINAの倉庫として利用されていた場所をリノベーションしました。
運営・管理はASOBINAも協力して行うということです。
この施設の宿泊には運営会社の蓄電池などの商品の購入が必要です。
定員は大人4人で、料金は無料です。
オープンは20日の予定です。
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高遠城址公園ライトアップ始まる
伊那市高遠町の高遠城址公園では夜桜のライトアップとプロジェクションマッピングが行われています。
ライトアップは29日から始まりました。
桜雲橋はピンク色のライトを照らし演出しています。
昨夜は桜の写真を撮る人の姿が見られました。
桜雲橋下の堀の池には桜がうつり、人気スポットとなっています。
問屋門ではプロジェクションマッピングで桜の花びらなどの映像が地面に投影されています。
訪れた子どもたちは投影された花びらを追いかけたりして楽しんでいました。
ライトアップは午後6時から10時までで、散り終わりまで行われます。
30日の高遠城址公園の桜は7分咲きとなっています。
民間気象情報会社のウェザーニューズによりますと満開は4月3日を予想しています。
また高遠ダムでも29日から祭りを盛り上げようと、桜色のライトアップが行われています。
ダムには桜をイメージした映像が投影されています。
ライトアップは午後6時から10時までで、散り終わりまで行われます。 -
1月の有効求人倍率 1.67倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.15ポイント下回る1.67倍となりました。
1月の月間有効求人数は3,764人、月間有効求職者数は2,258人で、月間有効求人倍率は1.67倍となりました。
全国は1.35倍、県は1.57倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが見られるものの、一層着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き物価上昇等などの影響を注視する必要がある」としています。
また、新規高卒者の1月末現在の就職内定率は90.5%となっています。
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箕輪町商工会 スタンプラリー抽選会
箕輪町商工会の参加店舗で買い物をするとスタンプがもらえるスタンプラリーの抽選会が、7日、産業支援センターみのわで開かれました。
7日は抽選会が開かれ、箕輪町商工会商業部会の山口元樹副部会長らが抽選箱から応募用紙を引いていました。
「春よ来い!お店に恋!!スタンプラリー」は、箕輪町商工会の約120の参加店舗で買い物をするとスタンプがもらえるもので、3つたまると1回応募できます。
期間は2月1日から23日で、1,316枚の応募がありました。
当選本数は200本で、1等には箕輪町産コシヒカリ20キロと加盟店で使えるポイントあわせて3万円相当が当たりました。
山口副部会長は「店を知ってもらい、足を運んでもらうきっかけにしていきたい」と話していました。
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伊那まつり 8月5日の1日開催が決定
伊那市の今年の伊那まつりは8月5日の1日開催となることが27日決まりました。
27日の夜は伊那まつり実行委員会が開かれ、今年の伊那まつりの実施方針や組織の改編について承認されました。
今年の伊那まつりは、8月5日(土)の1日開催で、市民おどりを中心に実施します。
2日目の花火大会は行わず、花火実施の詳細については今後決めていくとしています。
組織については、最高決定機関だった「伊那まつり委員会」は廃止とし、伊那まつり実行委員会で決定していくこととなりました。
まつりの詳しい内容については、今後事務局会議や各専門委員会で検討していく予定で、実行委員会では「新たな伊那まつりの在り方を構築するべく試行錯誤する第一歩としていきたい」としています。
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新産業技術促進へオンライン工場見学
伊那市は、ものづくりの現場での新産業技術の導入促進を目的に、製造業者を対象にしたオンライン工場見学を2月22日、市内で開きました。
見学会には、製造業者や市の関係者など40人が参加しました。
見学したのは新潟県燕市にある富士通フロンテックの新潟工場です。
富士通フロンテックは富士通のグループ会社で伊那市と富士通がワ―ケーションパートナーシップ協定を結んでいることから、見学会が実現しました。
工場では、作業工程が記された管理シートをデジタルデータに変更するなどスマート化を進めたことで、本社からも在庫管理や作業の進捗などができるようになったという事です。
富士通の担当者は、スマート化により、1人あたりの生産効率は、以前とくらべ1・5倍に向上したと説明していました。
市では、生産性や収益性の向上を目的に、市内の製造業のスマート化を推進していて、今回は企業からの要望を受け、見学会を開催しました。