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信州大学農学部で「観光立県長野」の再興に向けた学官連携推進会議
県と信州大学農学部は10日、「観光立県長野」の再興に向け、大学と県との連携を図るため、学官連携推進会議を同学部内食と緑の科学資料館「ゆりの木」で開いた。「学」として信州大学のほか、長野大学、松本大学、諏訪東京理科大学、信州豊南短期大学の観光や教育を専門とする教授らが、「官」として環境省、県、伊那市の職員ら約20人が出席。意見を交わしあった。
県では、観光客や観光消費額の減少などに対応するため、08年度から5年間に取り組む主な観光施策や達成目標を盛り込んだ「観光立県長野」再興計画を策定しており、今年2月には同計画を具体化していくためのフリーディスカッションを開催。話し合いの場を広げ情報発信を図るため、県内の大学でもちまわりでテーマを変え会議を開くこととなった。
第1回目の信州大学農学部では「ニューツーリズム その可能性と学官の関わり」をテーマに意見交換を行なった。
事例発表として信州大学農学部森林科学科講師の中堀謙二さんが同学部でのヴァンデルンク(森林散策会)の取り組みについて、伊那市長谷総合支所産業振興課の池上直彦課長が「子ども農村留学」への取り組みについてそれぞれ発表。
意見交換では「従来型の観光教育じゃあ駄目だということがわかってきている。福祉や環境などいろんな形のカリキュラムを盛り込んでいかなくては」「農村が特別なイベントを行わなくても観光が成り立つというところにどうやって落としていくか」など活発な意見が交わされた。 -
上伊那電気主任技術者協会総会
上伊那電気主任技術者協会は10日、第30回通常総会を伊那市美篶の信州伊那セミナーハウスで開いた。上伊那に在住、事業所勤務の電気主任技術者など約40人が出席。施設・工場などの見学会実施や「やさしいエネルギー利用研究会」、技術研修会の開催などを盛り込んだ08年度事業計画・予算案などのほか、新役員人事を承認した。任期1年。
総会に先立って研修会を開き、日立産機システム空圧システム事業部の「空調圧縮機の基礎と省エネ」、中部電力長野支店の「電力情勢について」を聴いた=写真。
同会は電気設備の保安管理技術向上と情報交換を目的に79年に発足。近年は省エネルギー、環境活動にも力を入れている。現在の会員は63人。
主な役員は次の皆さん。
▽会長=川上国男▽副会長=岩崎和彦、山下良一、西村隆一、浅野真司、広田誠一▽会計=下島岩男、武田忠 -
秋の味覚、新サンマ早くも入荷
宮田村町三区の生鮮スーパー「こいち」に10日朝、秋の味覚を代表するサンマが早くも入荷した。前日に北海道根室・花咲港で水揚げされた初物を空輸で直送したもので、さっそく店頭に並ぶと品定めする買い物客の姿がみられた。
初物とあって卸値は1キロ2500円ほどと高値だが、同店は1尾490円と卸値と同程度の価格で提供。
サンマは比較的近海で獲れるため、原油価格高騰の影響を現在までは大きく受けていないといい、前林善一社長は「今年は比較的、型も大きい」と話す。
同店にはこの日、6キロが入荷。漁が最盛期を迎える8月末から9月に向けて入荷量も増え、徐々に値段は下がっていく。 -
リニア建設促進上伊那地区期成同盟会総会
リニア中央エクスプレス建設促進上伊那地区期成同盟会(会長・小坂伊那市長)の総会が10日、伊那市生涯学習センターであった。東京縲恆蜊繧汲ヤリニア中央新幹線計画で、甲府から茅野、伊那、飯田を通過するBルートの早期建設に向けた運動の展開を決議した。
JR東海は2月下旬、南アルプスを貫くルートを想定し、水平ボーリングによる地質調査を開始。5月、上伊那の商工団体から同盟会にBルート実現に向けて県・国の関係機関へ働きかけるよう要望が出された。
小坂市長は「南アを貫通して最短距離で結びたいとしているが、そうなると地域への波及効果はない。ただ経済効率を求めるのが果たしていいのか疑問を感じる」とBルート推進を強調した。
本年度事業として▽Bルートによる早期建設のための要望活動▽上伊那地区内駅設置の実現を図るための活動竏窒ネどを挙げた。リニア中央新幹線建設促進のため、住民の意識高揚を図るパンフレットを独自に作成する。
総会には上伊那8市町村や議会、商工団体などから約50人が出席し、事業計画などを協議。役員改選では、会長の小坂市長らを再任した。任期は2年。
決議は県、国などに対して、それぞれ要請する。
8月には、伊那市で長野県協議会の総会が開かれる。 -
県産端材有効利用の新商品開発へ
建具や家具などを製造する際に出る木材の端材を有効利用し、魅力ある新たな商品を開発、生産、販売していこうとする新事業が本年度、伊那商工会議所の支援で始まる。伊那商議所としては初の取り組み。
上伊那地方一帯はカラマツなどをはじめとする木材資源が豊富なことから、木材加工・製造業関連の事業所が多い地域特性があるが、近年の住宅着工件数の減少などの影響もあり、特に中小規模の建具製造事業者は軒並み苦しい経営を強いられている。
端材の利用による新たな商品の開発、生産に取り組むことにより、こうした事業者が持っている職人技ともいえる専門技能の有効活用ができるとともに、各事業所の経営の安定化と地域産業の活性化を図る。併せて、端材は木製品の製造過程で必ず出る上、現状では燃やすか捨てるしかないが、商品化の取り組みにより、地球環境保全の効果も見込める。
事業は地域の資源を活用した新事業展開や新商品開発などを支援する事業を行う団体を対象とした「県地域産業活性化基金事業」に採択された。助成金は150万円。
助成金はニーズ調査、商品のデザイン研究、ピーアールなどに充てられる。伊那商議所は信州大農学部の教授やデザイナーなどの協力を得て、年内をめどに新商品を開発したい考え。「売れる物を開発し、安定供給できる体制をつくって、ゆくゆくは伊那の特産品として県外にもアピールしていきたい」としている。 -
ぺアーレ伊那落札はワイド
伊那市山寺の測量・設計コンサルタント会社「ワイド」(斎藤庸道社長)は7日、社会保険庁の外郭団体・社会保険健康事業財団の方針によって売却が決まり、9月30日で閉鎖とされていた伊那市西町の伊那社会保険健康センター「ぺアーレ伊那」の土地、建物を7200万円で購入する契約に調印した。相手方は施設を所有する独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」。引渡しは10月1日。同社はペアーレの事業を継続していく方針を明言している。斎藤社長は「講座の見直しなども考えている。多くの人が健康的でより楽しい生活を送れるような、皆に愛される施設づくりを目指していきたい」と話している。
同社は存続を要望する地元住民らの声に応えるとともに、経営は十分に可能と判断して6月25日の入札に参加した。最低価格は5700万円に設定されていた。
同社は77年「ワイド測量設計株式会社」として設立。業績拡大に伴い、東京、諏訪、駒ケ根、北海道、長野などに次々に支店、営業所を展開してきた。97年、社名を「株式会社ワイド」に変更。現在の資本金は3150万円。
ペアーレ伊那は95年4月開設。鉄筋3階建て、延べ床面積約1800平方メートル、敷地面積約2900平方メートル。温水プール、トレーニングルーム、各種教室などを備えている。07年度は健康づくり講座、教養文化講座合計で約100講座・330教室を運営。延べ約8万7千人が利用した。年度収支は少なくとも02年度以降黒字を続けている。 -
全国初の紅(あか)そばサミット9月27、28日開催
「紅い花のそば『高嶺ルビー』で実を結ぶ地域の和」をテーマに、全国初の「紅(あか)そばサミット」が9月27、28日、中川村文化センターなどで開かれる。
8日、中川村望岳荘「いろり」で初の実行委員会(会長・信大氏原暉男名誉教授)が開かれ、富永朝和中川赤そば花まつり実行委員長や村、箕輪町、タカノ(宮田村)など委員10人が集まり、実行委員会組織を固め、開催日程、内容などを検討した。
目的は紅そばを栽培している全国各地の人々が一堂に会し、それぞれの活動や成果について発信し、情報、意見交換する中で、交流を深め、まち作りの手段とする。
初日(27日)は午前9時30分から、文化センターで紅そばサミット。実行委員長あいさつ、引き続き、基調講演。氏原会長が「高嶺ルビーの開発の経過」、富永副会長が「紅そばによる地域活性化」について話す予定。
また、参加者代表による栽培報告(パネルディスカッション)を行う。
午後1時から関係者による交流会、試食会もある。
2日目(28日)は中川村、箕輪町、茅野市などの「赤そば花まつり」イベント会場を視察する。
サミット会場には、全国的な名店、秋田県すがや、富山県ごっつお館、島根県一心房などに出店を依頼する考え。
サミット会場では300食分のお食事割引券の配布も検討している。
予算総額は178万6千円、県の元気づくり支援金148万6千円、タカノ寄付30万円を予定。
今後、実行委員会や運営委員会などで細部を煮詰めていく考え。 -
駒ケ根ソースかつ丼会、15周年記念でイメージソングCDを披露
駒ケ根市内の飲食店などでつくる駒ケ根ソースかつ丼会(下平勇会長)は7日、15周年記念式典を駅前ビル「アルパ」で開き、15周年に合わせて制作したソースかつ丼テーマソング「恋するソースかつ丼」を初披露した=写真。15周年記念イベント実行委員長の池上博康さん(割烹いわたや店主)は「良いものができた。今後、同CDは市内の加盟各店で流したり、PR活動に活用していきたい」と語った。
今回制作したテーマソングは、過去にふるさとCM大賞で使用した歌をベースに3番まで考案。作詞・作曲、歌い手とも市内在住者で、作詞・作曲は福沢明さんが、歌は宮下庸子さん、林めぐみさんが担当した。
テーマソングはソースかつ丼ができるまでの過程や栄養が豊富なことなどをユーモラスな音楽で歌い上げており、初めてこの歌を耳にした出席者も「なかなか良い歌だね」などと話ながら聞き入っていた。
記念式典では下平会長が「平成5年に設立してから食によるまちおこしに取り組み、本年で15周年を迎えた。その間地元のみなさまからはさまざまな立場でご支援いただき、名物料理として育てていただいた。15年という歴史を踏まえ、まちおこしと店おこしを肝に銘じ、今後もたゆまぬ進化をし続けたい」と語った。 -
【記者室】ソースかつ丼元祖論争の行方
伊那谷の名物の一つにソースかつ丼がある。伊那と駒ケ根にそれぞれの飲食店でつくる別の組織があるが互いの交流はなく、独自に活動を続けている。
周囲からは両者が対立しているように見えたためか、当事者を差し置いて両市の間で元祖論争が起きたこともあった。だが両方の会長に別々に話を聞いたところ、いずれも「どっちが最初か竏窒ネんてどうでもいいこと。ただおいしいかつ丼で喜んでもらいたいだけ」と異句同音に話していた。
県が今年策定した「観光立県長野再興計画」の中に、上伊那「どんぶり街道プロジェクト」(仮称)が新たに登場した。これを機会に同じ(少し違うかもしれないが)かつ丼を作る仲間として共同歩調を取るのもいいかもしれない。(白鳥文男) -
2年ぶり復活の名水地ビール「伊勢滝の風」、発売記念パーティーで乾杯
宮田村の酒販店が共同企画した名水地ビール「伊勢滝の風」が4日、2年ぶりに発売を開始した。村内では飲み放題の記念パーティーを開催。約130人ができたてのビールをグラスに注ぎ、・ス復活・スを祝った。
標高1900メートルにある伊勢滝近くの湧き水を使用。村内でも秘められた名水として評判だが、一昨年の豪雨災害で林道が通行不能となり、採水ができず昨年は醸造を断念した。
今年は6月に酒販店活性化委員会ら関係者が現地で採水。新田区の南信州ビールで醸造を進めてきた。
パーティーでは参加者全員で乾杯し、ゴクリと一杯。町一区の女性は「おいしい水を飲んだ時のような・スサン・スとした後味が素晴らしい。伊勢滝に行ってマイナスイオンを浴びているような爽快感です」とグラスを空けていた。
伊勢滝の風は村内7店舗(入田細田酒店、喜多屋酒店、正木屋酒店本店、同バイパス店、伊東酒店、スーパーこいち、Aコープ宮田店)で販売。330ミリリットル瓶500円で、3千本限定。問い合わせは入田細田酒店(85・2105)まで。 -
小売業売上高ランキングでニシザワが8位
企業・経済調査会社の東京商工リサーチが発表した07年度(07年4月縲・8年3月)の県下小売業ランキングでスーパーのニシザワ(荒木康雄社長、本社伊那市)が8位にランクインした。上位30位以内は上伊那で唯一。南信ではほかにキラヤ(本社飯田市)が21位に入った。
ニシザワの07年度売り上げは220億4700万円(前年度比1・5%増)。これまでも03年度7位、04、05年度8位、06年度9位と、毎年上位に入っている。
1位はスーパーのエス・エス・ブイ(本社長野市)で、売上高は766億800万円(前年度比5・1%減)だったが、08年7月1日に西友に吸収合併されたため、来年度はランキングから姿を消すことになる。
上位10社は次の通り(カッコ内は本社所在地)。
(1)エス・エス・ブイ(長野市)(2)ツルヤ(小諸市)(3)アップルランド(松本市)(4)マツヤ(長野市)(5)綿半ホームエイド(長野市)(6)エプソンダイレクト(松本市)(7)ながの東急百貨店(長野市)(8)ニシザワ(伊那市)(9)西源(松本市)(10)モリキ(長野市) -
ニシザワ箕輪ショッピングタウンオープン
箕輪町三日町の国道153号線バイパス沿いに4日、ベルシャイン箕輪店を中心としたニシザワ箕輪ショッピングタウンがオープンした。午前9時のオープン前には、ベルシャイン箕輪店前に長蛇の列ができた。
同ショッピングタウンにはベルシャイン箕輪店のほかに、ニシザワ直営の南信地区最大規模の書店「TSUTAYA」やテナントとしてゲームセンターの「SAINT」などがある。
買い物客らは「ここに大きな店ができて便利」「バイパスが早く伊那までつながってくれると」「近くに本屋がなかったから助かる」と話していた。 -
名水地ビール「伊勢滝の風」、2年ぶり4日に発売開始
宮田村の酒販店が共同企画した名水地ビール「伊勢滝の風」が4日、村内7店舗のみで発売を開始する。当日は飲み放題の発売記念パーティーを村内で開催。2日は醸造する新田区の南信州ビール駒ケ岳醸造所でビン詰め作業があり、初回出荷分の500本を準備した。
標高1900メートルにある村内でも評判の湧水を使用。昨年は一昨年の豪雨災害の影響で採水ができず、2年ぶり3回目の醸造となった。
6月初めに関係者が協力して採水し、仕込みを開始してから約1カ月。
順調に発酵熟成し、「華やかな香りを残しつつ、キレのあるのどごしが味わえる。伊勢滝の水を感じられるビールに仕上がった」と、同醸造所の竹平考輝所長も太鼓判を押す。
千リットルの限定発売で、価格は330ミリリットルビン一本500円。4日午後6時半からは、オードブルなども用意してJA宮田支所で発売記念パーティーを開く。
会費は2千円で、チケットは「伊勢滝の風」を取り扱う7店(入田細田酒店、喜多屋酒店、正木屋酒店本店、同バイパス店、伊東酒店、スーパーこいち、Aコープ宮田店)で販売中。
問い合わせは入田細田酒店85・2105まで。 -
北川製菓の洋菓子が全国菓子大博覧会で名誉総裁賞
北川製菓(本社駒ケ根市)の洋菓子「ドゥスールカスタード」が、寛仁親王が名誉総裁を務める4年に1度の全国菓子大博覧会で名誉総裁賞(技術部門)を受けた。北川浩一社長は「品質が評価されてうれしい」と喜んでいる。
ドゥスールカスタードはカスタードクリームの入ったソフトケーキ。
賞味期間は60日と長いが、柔らかな食感を損なうことなく作りたての味わいが楽しめる人気商品で、スーパーやコンビニ、キヨスクなどで販売している。
同博覧会は全国の菓子に関連する組合が開き、今回は兵庫県姫路市であった。同製菓は初出展で、数ある全国の名菓を抑えて快挙を成し遂げた。
先日発売を開始した焼きドーナツに続き、もち入りアンドーナツなど新製品の開発も次々と進んでおり、「受賞を契機に今後も開発型の企業としてまい進していく」と北川社長は話した。 -
ニシザワ箕輪ショッピングタウン4日にオープン
箕輪町三日町の国道153号バイパス沿いに、ベルシャイン箕輪店を中心としたニシザワ箕輪ショッピングタウンが4日、オープンする。1日、しゅん工式があり、地権者、工事関係者、町関係者ら約40人が出席し、完成を祝った。
ショッピングタウンは、ベルシャイン箕輪店のほかに、ニシザワ直営の南信地区最大規模の「TSUTAYA」、テナントとしてアミューズメントパーク「SAINT」などがある。商圏は箕輪町南部、南箕輪村、伊那市北部を見込む。
伊那市に本社を持つ総合小売業「ニシザワ」(荒木康雄社長)が展開するベルシャインは5店舗目。アメリカンスタイルの鉄骨造り平屋建てで、売り場面積は3300平方メートル。天井は6・5メートルと高く、ゆったりとした空間を作り出している。従業員は約100人。
安心・安全を意識し「原材料は国産」「食品添加物は不使用」などにこだわった食品をはじめ、日用品、衣料品、生活関連商品をそろえる。
4日は午前9時から。6日までオープニングイベントとして、花ポットや紅白まんじゅうなどを先着500人にプレゼントする。
ベルシャイン箕輪店の営業は午前10時(日曜日9時半)縲恁゚後10時。年中無休(臨時休業あり)。
問い合わせは、同店(TEL98・8111)へ。 -
【輝く!経営者 その後 ネクストエナジー・アンド・リソース 伊藤敦社長】
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社
◆駒ケ根市中沢4753竏・
◆2003年12月設立
◆資本金4000万円
◆従業員9人
◆TEL0265・87・2070
◆FAX0265・87・2071
◆URL www.nextenergy.jp/
◆本紙の長期連載企画「上伊那・輝く!経営者」で04年7月に紹介。
「このまま環境破壊が続いたら地球はどうなってしまうんだ。自分にはいったい何ができるんだ」。熱帯雨林の乱伐の実態を知ったことがきっかけで高まった地球環境保護への思いから、居ても立ってもいられずに03年、会社を設立。ビジョンに「自然エネルギーにより、2031年までに原子力発電所1基分に当たる電力量約100万キロワットを供給する設備を普及させる」を掲げ、自然エネルギーのパイオニアとしてさまざまな事業に挑戦してきた。
この間の4年半、環境問題に対する社会の意識は大きく様変わりし、同社の事業の柱も設立当時の風力発電と小水力発電から太陽光発電へと大きくシフトしてきた。環境保護が国際社会の最優先課題となりつつある現代にあって、時代の最先端を走る企業の取り組みはどんなものか。そして、伊藤社長が見据えるこの地球の未来とは竏秩B -
駒ケ根商工会議所が永年勤続従業員を表彰
駒ケ根商工会議所(山下善広会頭)による第54回永年勤続従業員表彰式が25日、同所であり、勤続5年から20年までの205人に対し、山下会頭から表彰状が手渡された=写真。
長年業務に従事し、企業や地域の発展に貢献してきた永年勤続者を表彰するもので、本年は昨年の54人から大きく増加し、205人が表彰を受けた。
勤続40年で表彰された駒ケ根自動車産業の下平光男さん(60)は「私たちが今日まで勤めさせていただけたのも、上司や会社の同僚など、みなさまのおかげ。気持ちを新たにして、これからも職務に励みたい」と語った。
勤続20年以上の表彰者は次のみなさん。
【勤続40年】小林幸子(伊藤電工)伊藤満彦、今井和男、大前一雄(以上北沢電機製作所)下平光男(駒ケ根自動車産業)松崎勝二、宮沢正平(以上天竜精機)北原二三男(ナパック)
【勤続30年】山口高志(伊藤電工)青木茂、下島民雄、中塚秀夫(以上北沢電機製作所)唐沢満、増山民治(以上天竜精機)林芳文(ナパック)水野隆志(富貴屋建設)熊崎繁(松井自動車工業)
【勤続20年】太田和幸、佐々木富子(以上伊勢喜)小出裕徳(伊那醤油)小林裕司、下平栄治、竹村隆明、中村清子、牧田泰明、松崎修(以上北沢電機製作所)太田千恵子、竹村美智子(以上北平製作所)福沢みつ江(キョウリツ)樋屋清美(久保田織染工業)池上勝彦(セイビ社)気賀沢久夫(拓伸電機)加藤隆司、宮下幸男(以上竹花工業駒ケ根支店)宮脇薫(天竜精機)長谷川茂夫(トリオ精密)田中孝之(中坪建築所)久保田操(長野デラップス)有賀浩昭、熊谷英一、早川政博、原明宏(以上ヤマウラ) -
イナリサーチがジャスダックに上場
医薬品非臨床試験受託、食品試験受託、脱臭装置設計・販売のイナリサーチ(中川博司社長、伊那市)は25日、ベンチャー・新興企業向けのジャスダック証券取引所に上場した。公募株式数は5800株、売り出し株式数は300株で価格は18万円。株式発行による資金は9億2548万円で、研究施設の建設などに5億3470万円、土地購入に3億9078万円を充当する。
中川社長は「医薬品開発がグローバル化、高度化する中で、国際的に通用する、より高度な技術を持つ会社として生まれ変わらなければならない時が来た。今後も技術の研さんに励み、信頼性の向上を図るとともに、信頼される医薬品等研究開発のパートナーとしてより一層の充実を目指したい」としている。
同社は74年設立。資本金2億円。08年3月期(予想)の連結売上高は32億4900万円(前期比13・6%増)、経常利益は3億2800万円(同62・3%増)。
医薬品非臨床試験事業では、医薬品開発企業の委託を受け、マウス、ラット、ウサギなどの実験動物や細胞を用いて医薬品候補物質に対する安全性や有効性を確認する業務を行っている。食品業界を対象とした臨床・非臨床試験も行っているほか、実験動物施設の運営を通して培った空気対策のノウハウを生かし、脱臭システムを設計、販売している。 -
宮下建設安全衛生大会
伊那市の宮下建設(宮下金俊社長)は20日、08年度安全衛生大会を同社で開いた。社員と宮下建設協力会の約150人が、安全衛生管理計画や事故防止対策などを確認し、1年間の無事故・無災害を誓った。
同社は昭和50年代から安全衛生大会を実施。近年は、7月の全国安全週間に向けた準備期間中の6月20日を大会日と定めている。
08年度の安全衛生管理計画などを説明。安全管理の基本理念は「安全は全てに優先する」。安全目標に重大災害・休業災害ゼロ、衛生目標に生活習慣病の予防を掲げる。重点項目は▽三大災害の撲滅▽安全教育の徹底▽安全点検制度の確立と点検の励行▽作業環境の整備-。下請に関しては▽総合的安全衛生管理の推進-を挙げる。
宮下社長は、07年度に休業4日以上の災害が2件発生したことに触れ、「一瞬の気の緩みや集中力が無くなったときに災害を起こしてしまう。一つひとつの安全に対する配慮の積み重ねが無事故、無災害につながる」として安全管理の取り組みを呼びかけた。
協力会の宮下守会長は「安全安心の職場環境確保が第一。安全対策の認識を深めてほしい」とあいさつした。 -
初の農産物加工施設検討委員会
中川村は19日夜、役場で第1回農産物加工施設建設委員会があった。施設建設は09年度に農山漁村プロジェクト支援交付金を活用する予定。初会議では今までの経過を確認し、建設場所や施設概要について話しあった=写真。
この中で、JA中川支所の松沢文昭支所長は「チャオ内に移転を前提に、農産物直売所たじまファームのあり方について検討している。ファームの後に加工施設というのも1つの案」との考えを示した。
チャオに隣接する現農産物加工施設は91年に建設。8グループ個人、JA委託加工が利用しパンやジュース、ジャム、漬け物などを加工してきた。管理は06年からJA上伊那に委託。
しかし、施設は手狭で、廊下がないため、どこかの部屋を必ず通ることになり、衛生的に良くない。衛生面からは1加工品1部屋が原則-など課題が多く、95年から農産物加工施設利用者会議が視察研修などを行いながら、研究検討してきた。
10回にわたる会議の結果は、施設の建設の方向性は一致しているものの、運営方法や施設内容は結論が出ていない。
検討委員会は村議会、農業振興審議会委員、農村女性マイスターなどで10人で構成。初会議では委員長に桃沢時江さん(村議)、同副に富永和典さん(農業経営者会議長)を選び、利用者会議で出された意見、課題を踏まえ、委員からは「運営の核となる人材が必要」「販路の開拓が課題」などの意見が出された。
松沢支所長は「だじまファームをチャオ内に移転することを前提に、そこを基点にして、加工販売、観光発信基地など、プロジェクト会議で総合的に検討している。ファームの後に加工施設が入ることも1案」と話した。
今後、検討委員会は施設概要、運営形態を検討し、プロジェクト支援交付金の活性化計画を作成。09年1月末までに県活性化計画を経て、国に提出する。順調にいけば、7月には着工の運びとなる。 次回は7月15日の予定。 -
伊那市観光株主総会
みはらしの湯、羽広荘、高遠さくらホテルなど7施設を経営する第3セクターの伊那市観光(社長・小坂樫男市長)は19日、株主総会と取締役会を西箕輪の羽広荘で開いた。第11期(07年4月縲・8年3月)決算報告、第12期(08年4月縲・9年3月)事業計画、取締役選任など計6議案をいずれも原案通り承認した。小坂社長、白鳥孝専務はいずれも再任。
11期の連結決算は、売上高9億4367万円、経常損失3090万で、赤字幅は前期比で3591万円改善された。
12期の連結収支は、売上高9億6958万円、経常利益は260万円の黒字を見込む。
収支改善のため、みはらしの湯、さくらの湯、仙流荘、入野谷の各施設の入浴料金は8月1日から現行の500円を600円に値上げする。一方で、割安な7枚つづりの回数券を3千円で販売するほか、ポイントカードに20ポイントたまると500円分の食事ができるサービスを導入するなど、利用者の利便性向上を図る。
夏季に利用が集中する仙流荘は、今冬の営業成績などを勘案し、場合によっては冬期間の休業も検討していく方針。 -
「常和の命水」が四ツ星
伊那市山寺の建設業「織建」が設立した、水製造・販売の有限会社「いすゞ」(織井常和代表)の南アルプスの深層水「常和の命水(ときわのめいすい)」が、「最新ミネラルウォーター完全ガイド」(大和文庫)で「四ツ星」として紹介された。
「最新竏秩vは、生命の水研究所の松下和弘所長が書き下ろした。全国に千種以上あるといわれる市販のミネラルウォーターの中から136種を選択。「カラダにいい水・脳にいい水」として▽油分をとかす力が高い▽酵素活性を高める▽水分子の集団が小さい竏窒フ3点から、総合的に三ツ星縲恁ワツ星で判定した。五ツ星は13、四ツ星は34、三ツ星は89で、そのうち県内は四ツ星が1、三ツ星が2だった。
命水は、信州大学と民間企業の共同研究で「老化促進やがん化にかかわるとされる活性酸素の消去機能が極めて高いと思われる」と認められ、「酵素活性」の点では五ツ星だった。
昨年6月に宝島社が発行した「食品のカラクリ5 からだに良い水」でも全国53選の一つに入っており、織井代表(69)は「飲んだ人から、体の調子がよくなったと手紙をいただく。水が見直される時代で、健康に良い水が伊那市にあるとPRになれば」と話した。
命水は、織井代表の自宅敷地内の地下100メートルからくみ上げ、非加熱ろ過充填したもの。05年6月から富県の「いすゞ」のほか、中・北信の大型店、インターネットで販売している。
問い合わせは、「いすゞ」(TEL0265・77・9113)へ。 -
KOA感謝祭
KOA(向山孝一社長)は14日、1年間の活動を報告する地域社会報告会と日ごろの感謝の気持ちを地域に伝える感謝祭を箕輪町のKOAパインパークで開いた。向山社長がKOAの原点や理念などについて語ったほか、社員が手づくりの屋台を並べて、訪れた人を温かくもてなした。
向山社長はKOAの主体として「株主様」「お客様」「社員、家族」「地域社会」「地球」の5つを挙げ「互いの信頼関係を築いていくことが経営の使命」と話した。人間社会の今後のあり方については「持続可能な発展をしていくためには、人類が限界点にいる今こそ、大きな意識改革が必要だ」と述べた。
この1年のKOAの活動として、社員と家族の健康づくりと環境への取り組みを挙げ、KOAの呼び掛けで始まったリサイクルシステム研究会が諏訪湖・天竜川水系の健康診断を10年間継続した結果としてデータブックをまとめたことや、オフィス用コピー用紙の循環システムが順調に展開していることなどを報告した。
マツが生い茂る広い敷地内には社員手づくりの五平もち、そば、ローメン、焼き鳥、菓子などのほか、電子工作、木工教室、バザーなど約20の屋台がずらりと立ち並び、家族連れで訪れた人たちが食事やゲームなどを楽しんだ。
特設ステージでは伊那市の歌舞劇団「田楽座」の踊りや芸、社員でつくるバンド「KOMS」(コムス)の演奏などが披露され、会場の雰囲気を盛り上げた。 -
伊那ソースかつどん会のぼり製作
伊那市内の飲食店18店舗でつくる「伊那ソースかつどん会」(平沢保夫会長)は・スメニューにソースかつ丼がある店・スをアピールするのぼりを新たに製作した。加盟各店舗は12日、真新しいのぼりを一斉に店頭に出した。
平沢会長は「のぼりを見て、かつ丼を食べようかな竏窒ニいう気になってくれればうれしい。ソースかつ丼がさらに認知され、伊那の名物として定着していってほしい」と話している。
のぼり旗は縦180センチ、横45センチ。鮮やかな赤色の地に白字で「ソースかつ丼」と染め抜かれ、イメージキャラクターのかつ丸君も描かれている。150枚作った。
同会は権兵衛トンネル開通を機に06年5月、ソースかつ丼を伊那名物としてアピールしていこうと発足した。 -
ティービーエムが村に100万円寄付、小学校などにプロジェクター購入
伊那市西箕輪の伊那インター工業団地に新工場が完成した発電用タービンブレードなど製造のティービーエム(山田益社長)は10日、本社がある宮田村に100万円を寄付した。宮田小学校と村民会館にプロジェクター各1台購入し、善意は教育振興に使われる。
山田社長らが役場を訪問。清水靖夫村長に目録を手渡し「多いに活用してもらえれば」と話した。
プロジェクターは画像などを大画面に再生する機器で、今回の寄付で導入したのは高照度の最新機種。
清水村長は「子どもたちをはじめ村の教育に活用でき本当にありがたい」と感謝した。 -
エコアクション学ぶセミナーに23事業所参加
宮田村と村商工会は9日、中小企業を主な対象にした環境経営システム「エコアクション21」の認証取得推進を図ろうと、初の合同セミナーを役場で開いた。村を含め製造業や建設業など村内23事業所が参加。審査に携わる専門家から制度の仕組みや取り組み方法の説明を受け、先行導入する村内の製造業者から経緯や課題など聞いた。村は「環境保全は避けて通れない課題。行動に移すきっかけにしたい」と期待する。
エコアクションは環境省が策定し、ISO14001などに比べて初期投資や維持コストが抑えられる。
村は地球的環境配慮の面から推進を重点施策に掲げるが、商工会工業部会に実施したアンケート調査では、取得に関心がある一方で制度そのものの理解が図られていない現状も浮き彫りになった。
セミナーでは審査人の丸田安尉さん=伊那市=が、制度の概略やメリット、費用面を含めた認証登録までの流れを解説。
村内で唯一、認証登録を受けるキョーシン精工(新田区)の長崎紀夫社長は、環境が社会的な要件となり導入したことを説明し、取り組み状況にふれた。
会場ではエコアクションの地域事務局を務める県産業環境保全協会の職員も加わり、個別相談にも応じた。
村などは今後、取得希望の事業者が複数あれば集団コンサルティングなども活用して推進を図りたい考え。
住民福祉課の担当者は「単独では難しくても数社が集まれば負担も減らせ情報交換もできる。一緒に取り組んでいければ」と話す。 -
伊那食品工業創立50周年記念ガーデンパーティー
寒天製造メーカーの伊那食品工業(本社伊那市西春近、井上修社長)の創立50周年記念ガーデンパーティーは7日、本社一帯のかんてんぱぱガーデンで盛大に開いた。仕入先や販売先、地元など関係者1800人、900社を招き、全社員400人余が感謝の気持ちを込めてもてなした。
50周年の記念事業として、さらなる「研究開発型企業」を目指し、地上5階地下1階建ての研究棟(R&Dセンター)を本社敷地内に建設。創立50周年記念碑も建立した。R&Dセンターには研究開発部門を移転。1階は今後、健康パビリオンとして一般開放を予定する。
記念パーティーは、「日ごろお世話になっている方々に、ガーデン内を散策してゆっくり過ごしていただきたい」と計画。R&Dセンター内でフルート演奏や備前登龍窯渡辺節夫作陶展、R&Dセンター周辺で和太鼓演奏や野点、よさこい鳴子踊り、かんてんぱぱホールで木下五郎彫鍛金展や弦楽コンサート、唐木さちさんの生け花展示など多彩な企画で歓迎。地元産を基本にした食事やデザートでもてなした。
同社は1958年に創業し、寒天の通年生産を目的に業務用粉末寒天の製造を開始した。寒天のトップメーカーとして業務用寒天、業務用ゲル化剤、「かんてんぱぱ」ブランドの家庭用製品、業務用食材などを製造する。95年に本社と研究所を現在地に新築移転。06年に「第40回グッドカンパニー大賞」(社団法人中小企業研究センター)で最高賞のグランプリを受賞した。 -
伊那テクノバレーリサイクルシステム研究会が環境大臣賞受賞
地球環境保全の推進のため多年にわたり顕著な功績があったとして、伊那テクノバレーリサイクルシステム研究会(会長・向山孝一KOA社長)は11日、環境大臣の地球環境保全功労者表彰を受ける。表彰は6月の環境月間に合わせたもので、受賞者は全国で110件(52団体、58人)、県内では3件(2団体、1人)。表彰式は11日に東京都港区のホテルで行われる。
同研究会は90年、循環型社会の構築を目指し「産業廃棄物等の適正処理についての研究会」として7社10人で発足した。93年に現在の名称となり、リサイクルグループ、システムグループ、天竜川水系生産革新グループ(後にリデュースグループに改称)に分けて活動を展開。「天竜川水系診断」、「親子で水質調査」、事業所を対象とした河川敷の清掃活動「天竜川水系ピクニック」などを継続的に開催してきたほか、伊那谷ブランドのリサイクルペーパー実現に向け、37の事業所や官公庁などを対象にコピー用紙を回収、再生、購入する「INAコピー用紙循環システム」の試行に取り組んでいる。07年度はエネルギーグループを新設し、08年度事業として「KIDS自然エネルギー活用コンテスト」の実施を計画している。
調査や研究の結果は報告書や講習会などを通じて地域企業に周知、啓蒙を図ってきた。現在の会員は上下伊那地域の20社28人。 -
あるしん人事異動
アルプス中央信用金庫(大沢一郎理事長)は6日、同日付定例人事異動を発表した。
移動は次の通り(カッコ内は旧職)。
▽統合リスク管理室長委嘱・常勤理事(業務推進部長委嘱・常勤理事)大森正秋▽審査部推進役(宮田支店長)梅津義雄▽総合企画部主任調査役(総合企画部長)吉沢誠▽監査部主任調査役(監査部副部長)桜井康雄▽人事部主任調査役(管理法務部長)倉沢益巳▽管理法務部長(管理法務部副部長)小松秀樹▽業務推進部長(飯島支店長)小出玄之▽総合企画部長(総合企画部副部長兼証券課長)田中稔▽箕輪支店次長(本店営業部次長兼営業推進課長)小林裕治▽審査部次長兼代理業務課長(信大前支店次長)山崎敏宏▽宮田支店長(南箕輪支店長)伊藤俊宏▽福岡支店長(伊那東支店長)中村稔▽伊那東支店長(人事部次長兼人事課長兼研修課長)湯沢彰一▽南支店長(審査部次長兼代理業務課長)白鳥和幸▽南箕輪支店長(小野支店長)竹入豊▽管理法務部次長(箕輪支店次長)池上淳一▽小野支店長(宮木支店次長)田畑直樹▽ナイスロード支店長(伊那北支店次長)宮沢茂樹▽人事部副部長兼人事課長兼研修課長(ナイスロード支店長)赤羽司▽飯島支店長(南支店長)倉田昌伸▽監査部次長兼監査課長(監査部次長)北原康成▽総合企画部次長兼経理課長兼経営企画課長兼証券課長(総合企画部次長兼経理課長兼経営企画課長)酒井勝美▽本店営業部次長兼営業推進課長(本店営業部次長兼融資課長)中村健一▽宮木支店次長(いほく支店次長)平出正彦▽本店営業部次長兼融資課長(辰野支店次長)原英則▽赤穂東支店次長(中川支店次長)石田透▽いほく支店次長(赤穂東支店次長)鹿野庄衛▽伊那北支店次長(赤穂営業部次長兼融資課長)地田俊彦▽辰野支店次長(高遠支店次長)唐沢武志▽赤穂営業部次長兼融資課長兼営業事務課長(総合企画部課長代理)桐山文仁▽高遠支店次長(本店営業部課長代理)北條崇博▽中川支店次長(中川支店支店長代理)下平芳徳▽信大前支店次長(辰野支店支店長代理)漆戸稔▽本店営業部推進役(人事部推進役)田中由典▽事務部課長代理(本店営業部課長代理)小林健次▽総合企画部課長代理(システム部課長代理)伊藤勉▽本店営業部課長代理(事務部課長代理)八木啓一郎▽本店営業部課長代理(宮木支店支店長代理)酒井重三▽箕輪支店支店長代理(本店営業部課長代理)伊東敏樹▽本店営業部課長代理(箕輪支店支店長代理)原和彦▽箕輪支店係長(箕輪支店)田中学▽上片桐支店係長(上片桐支店)池上史彦▽宮木支店係長(宮木支店)原伸一朗▽辰野支店係長(春近支店)熊谷康寿一▽辰野支店係長(辰野支店)尾名高裕志▽中川支店係長(中川支店)瀧沢貴史▽赤穂営業部係長(システム部係長)下島早苗▽本店営業部係長(システム部係長)春日美穂▽統合リスク管理室(システム部)数野智弘▽業部推進部(システム部)桑沢篤▽本店営業部(システム部)高坂一幸▽中川支店(赤穂東支店)宮沢弘行▽飯島支店(総務部)滝沢弘行▽春近支店(本店営業部)加納宏幸▽箕輪支店(竜東支店)春日直樹▽総務部(飯島支店)冨永崇紀▽宮木支店(箕輪支店)中村洋一▽箕輪支店(システム部)丸山恵▽春近支店(信大前支店)加藤友子▽春近支店(箕輪支店)原広子▽福岡支店(赤穂営業部)市瀬かおり -
伊那食品工業50周年で寄付
1958年設立の伊那食品工業(塚越寛会長、井上修社長)は今年50周年の節目を迎えることから、感謝の意を込めて伊那市に500万円を寄付した。6日、塚越会長と井上社長が市役所を訪れ、小坂樫男市長に目録を手渡した=写真。塚越会長は「何に使ってもらってもいいのだが、できれば高遠藩主でもあった江戸時代前期の大名、保科正之公の生涯をNHKの大河ドラマにするための啓発活動などに使ってほしい。ドラマになればこの地が有名になり、商業的な恩恵も期待できる。それで地元が潤うことが、ひいては市民の皆さんへの恩返しになるのではないか」と話した。
小坂市長は「3年後は保科公の生誕400年に当たる。そのタイミングで大河ドラマにできるよう、頑張りたい」と答えた。
7日には関係者などを招いての50周年記念パーティーを同社敷地内のかんてんぱぱガーデンで開く。
同社は「かんてんぱぱ」のブランドで知られる寒天製品のトップメーカー。資本金9680万円。売上高174億円(06年度)。